I met my love in the days of the spring
Summer he gave me a gold wedding ring
Autumn he built me a house made of stone
Winter he left me to live there alone
ある春の日に愛する人とめぐり逢ったの
夏には、金の結婚指輪をくれた
秋には、石造りの家を建ててくれた
冬には、わたしをひとりぼっちにして行ってしまった
I'll bank the fires from the dark bogs of peat
Love's full of waiting and love's bitter-sweet
Spring will be coming and brooks they will sing
I'll still be wearing my gold wedding ring
わたしは真っ黒い泥炭から生まれた火を埋(い)ける*1
愛は忍耐強いもの、また甘くて苦いもの
春が来て、小川がせせらぎ歌う頃になっても
わたしはきっと金の結婚指輪をはめたままでしょう

*1 bankには「炭火を長持ちさせるために灰などをかぶせる」という意味がある。
夫の帰りを信じて火を絶やさぬように家を守っているともとれるし、心に灯した火を絶やさぬことを誓っているともとれる。
泥炭は化石燃料の一種。その名の通り泥を乾かして採取する。


text & tune: Harry Sukman(1912 – 1984)、Peggy Lee(1920 – 2002) 

夫が行ってしまった理由は定かではない。出稼ぎに行っているともとれるし、出征したともとれるし、突然死したともとれる。夫婦生活が破綻して出て行った説もあるが、その場合元妻が結婚指輪つけっぱなしでいいもんなんだろうか。そもそも家を作ったのは自分なんだから、自分は出て行かないで妻叩き出せばすむよね?というわけで、この説はあまりあてはまらないように思える。


NHKEテレの「23:55」のおやすみソングの一つ、「明日を作る工場」のBGMとしても知られる。


姉妹作に当たる「夢をつくる工場」でも、ペギーの歌う曲《あんたんちのお庭でなんか遊びたくない》が使われている。


収録アルバム: 貝がら
貝がら
ペギー・リー
MCAビクター
1999-11-03


おまけ:ペギーは歌手としてだけではなく作詞作曲の才能にも恵まれていた。もっとも意外に思われるだろうペギーの曲は、ディズニー「わんわん物語」のシャム猫の歌。声優もこの人。


収録アルバム:わんわん物語 オリジナル・サウンドトラック
シャムネコのうた / 何てこと
Walt Disney Records
2019-02-22




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