I've covered every little highway
And I've been climbing every hill
あらゆる小路を巡り歩き
あらゆる山を登ってきた
I've been looking high
and I've been looking low
Looking for my Shanghai Lil
あちらを探し
こちらも探す*1
僕の上海リルを探して*2
The stars that hang high over Shanghai
Bring back the memory of a thrill
上海の上空にかかる星たちが
あのときめきを想い出させる
I've been looking high
and I've been looking low
Looking for my Shanghai Lil
あちらを探し
こちらも探す
僕の上海リルを探して
I learned to love her
The little devil
was just a butterfly
彼女に惚れてることに気づいてしまった
あの小悪魔は
まるで蝶々のよう*3
But you'd discover
something on the level
Shining in her eye
皆が見つけたのは
目の高さにある何か*4
彼女の瞳で輝くものだけ
Oh, I've been trying to forget her
But what's the use, I never will
ああ、彼女を忘れようとしたんだ
けれど無駄だった、できっこない*5
I'll be looking high
and I'll be looking low
'Till I find my Shanghai Lil
あちらを探し続け
こちらを探し続けるだろう
僕の上海リルを見つけ出すまで
*1 high and lowは直訳すると「高く低く」だが、「山を越え谷を越え」転じて「あちらこちら」を意味する慣用句。本当に山を越えたり谷を越えたりはしてない。
*2 LilはLillyの愛称とも取れるが、Little(Li'l。おチビさん)のことでもある。つまりこのリルは男に使えなくもない。1932年公開の映画「上海特急」でマレーネ・ディートリッヒ演じる悪女「上海リリー」へのオマージュもあるかもしれない。
*3 「蝶々夫人」の影響か、欧米の人々はアジア系美少女に蝶々を感じるらしい。そして日本人と中国人の区別つかん奴が山ほどいるらしい。我々もフランス人とドイツ人の区別つかないしお互い様だが。
*4 on the levelは「平地」「水平」「本気」「本当」「同規模」「同レベル」とか色々な意味がある。とりあえず「目の高さにある何か」と訳したが、「何かだけが見つかった」とかいう意味かもしれない。
*5 what's the useで「何に使うのそれ? →使えないよねそれ=無駄」という意味の慣用句。
text: Al Dubin(1891-1945)
tune: Harry Warren(1893-1981)
1933年のレビュー映画「フットライトパレード」の劇中劇の歌として初出。当時の上海はイギリス、フランス、アメリカ、日本の租界(外国人居留地)があり、「魔都」「東洋のパリ」などと呼ばれ、中国最大の金融都市として繁栄し、様々な人種のるつぼとなっていた。
中国と縁深い日本でもこの曲は気に入られ、日本人歌手によって様々な日本語訳で歌われた。
ディック・ミネによる訳詩
I've been looking high/and I've been looking lowを「ある時は空を駆け ある時は汽車に乗り」って意訳するの好き
1951年、この歌をオマージュした津村謙による「上海帰りのリル」という歌が発表され、ヒットした。
Dick Robertson, Gene Kardos & His Orchestra
収録アルバム: We Call It Jazz!, Vol. 53
CDのみ
Bring back the memory of a thrill
上海の上空にかかる星たちが
あのときめきを想い出させる
I've been looking high
and I've been looking low
Looking for my Shanghai Lil
あちらを探し
こちらも探す
僕の上海リルを探して
I learned to love her
The little devil
was just a butterfly
彼女に惚れてることに気づいてしまった
あの小悪魔は
まるで蝶々のよう*3
But you'd discover
something on the level
Shining in her eye
皆が見つけたのは
目の高さにある何か*4
彼女の瞳で輝くものだけ
Oh, I've been trying to forget her
But what's the use, I never will
ああ、彼女を忘れようとしたんだ
けれど無駄だった、できっこない*5
I'll be looking high
and I'll be looking low
'Till I find my Shanghai Lil
あちらを探し続け
こちらを探し続けるだろう
僕の上海リルを見つけ出すまで
*1 high and lowは直訳すると「高く低く」だが、「山を越え谷を越え」転じて「あちらこちら」を意味する慣用句。本当に山を越えたり谷を越えたりはしてない。
*2 LilはLillyの愛称とも取れるが、Little(Li'l。おチビさん)のことでもある。つまりこのリルは男に使えなくもない。1932年公開の映画「上海特急」でマレーネ・ディートリッヒ演じる悪女「上海リリー」へのオマージュもあるかもしれない。
*3 「蝶々夫人」の影響か、欧米の人々はアジア系美少女に蝶々を感じるらしい。そして日本人と中国人の区別つかん奴が山ほどいるらしい。我々もフランス人とドイツ人の区別つかないしお互い様だが。
*4 on the levelは「平地」「水平」「本気」「本当」「同規模」「同レベル」とか色々な意味がある。とりあえず「目の高さにある何か」と訳したが、「何かだけが見つかった」とかいう意味かもしれない。
*5 what's the useで「何に使うのそれ? →使えないよねそれ=無駄」という意味の慣用句。
text: Al Dubin(1891-1945)
tune: Harry Warren(1893-1981)
1933年のレビュー映画「フットライトパレード」の劇中劇の歌として初出。当時の上海はイギリス、フランス、アメリカ、日本の租界(外国人居留地)があり、「魔都」「東洋のパリ」などと呼ばれ、中国最大の金融都市として繁栄し、様々な人種のるつぼとなっていた。
中国と縁深い日本でもこの曲は気に入られ、日本人歌手によって様々な日本語訳で歌われた。
ディック・ミネによる訳詩
I've been looking high/and I've been looking lowを「ある時は空を駆け ある時は汽車に乗り」って意訳するの好き
1951年、この歌をオマージュした津村謙による「上海帰りのリル」という歌が発表され、ヒットした。
Dick Robertson, Gene Kardos & His Orchestra
収録アルバム: We Call It Jazz!, Vol. 53
CDのみ


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