やる夫は巡礼の旅に出るようです 「本集め」
174 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:00:06 ID:5DewLW.Q
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/ ― ‐ ……そういや大河
/ ( ●) ) このスレでは、英雄伝説お約束の「本集め」やってねーけど
| (__ノ、_) やったほうがよかったのかお?
\ `_⌒
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/: : : : :/ |: | : : : : : / 弋 |ヽ : : : : ハ : : : l ん?
l: : : : :∧ ヘ、: |∨:/ _, へ| ヤ: : : : }: : : :| そんなことまでやってたら
__ |: :∧: ヘ オ示へ \! '示ラ壬>}: : ∧:| : : : l 100話あっても足りないんじゃね?
| ゚ .|| ∨ |\{ 弋リ ' 弋ソ' l: ノ : ゙}: : : : |
. | .|| | : |`i , }': : : ノイ: : : :| だいたい、フリーで配信されてるじゃん
| .|| |: : !: ゝ , - 、 イ-ニ ' i : |: : : :ゝ わざわざ集める意味あんの? ほれ
/ニ⊃=,', ノ: : :| : : :>  ̄ ィ´i: : :/ : : リ : | : : : : \
とニ⊃ || /: : : :_l: : : :l , -i ´ ト / : : / : : l : : : : : : \
( ィ-ア‐'.|| , ': : : : ,イ ヘ: : : ! ノ .∨ : : /` ・‐ 、: : : : : : : :ヽ
. (_ィ|____|| /: : : : :/ 7 ヘ : | / : : / メ、: : : : : : : : ヽ
\ ノヘ,、 ( : : : : / '-, ヘ: ヘ ̄`lコニ7 : : / ノ´ マ: : : : : : : :ハ
(ヘ リ.、. \ : / i' ヘ ∧ ヘ/i' 弋|: : :( キ ( ヤ: : : : : : :ノ
Y` ー' \ ∨ ! ( l.}: :)ノ||.o.トl: : :ハ | ) マ: : : :/
\ \人 ! ) (: :/ ノ'| .| マ: : ハ| ( l .ヤ:/
`、 ゙i i ( ∨ノ | .| }: : :リ| ). ! |'
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/ ─ヽ .─ \
| (●) (●) .| ん? どれどれ……
\. (__人__) /
( ヽ ___ ././
.\ \| .,レ゛/
.\旨 爻ン
175 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:00:33 ID:5DewLW.Q
┌──────────────────────┐
──┤. セイバイ! 第1話 ~アタシとアッチャ~ ├────────────────────────
└──────────────────────┘
アタシが「セイバイ」って呼ばれてる理由、知ってる?
いろいろあるけど、アクニンを冷たいヒトミで
バッサバッサと退治しちゃうからかな♪
アタシの剣サバキってチョーイケてるし!
誰も捕らえきれないもん♪
男のコにまじってワザ競い合ってもぜんぜん負けてない。
でも、そんなアタシが、たった一人、ライバルって認めた男のコがいたんだ。
それが、アイツ…アッチャってコ…。
アタシたちの噂がオーサマたちの間に広まるまっちゃってさ。
アタシたちが出会うまで、コワイモンなんて、なかったんだけどな…。
──────────────────────────────────────────────────
____
/::::::─三三─\
/:::::::: ( ○)三(○)\
|::::::::::::::::::::(__人__):::: | ケータイ小説!!
. \:::::::: |r┬-| /
ノ:::::::::::: `ー'´ \
176 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:00:51 ID:5DewLW.Q
┌─────────────────────┐
──┤. セイバイ! 第2話 ~ケットウ♪~ .├─────────────────────────
└─────────────────────┘
アタシとアッチャがハジメテ会った日、覚えてる。
確か真っ暗ヤミの新月だった。
アタシはトルマリン子爵とかいうチョーイケてない貴族サマに雇われて、
決闘に借り出されちゃった。
相手は、これまたブサメンのヒスイ男爵のガーネットって長男。もうサイアク!
なんかガーネットがトルマリンをディスったんだって。知らないよそんなの。
貴族ってウザくってさ、決闘するって決めたのに、自分たちじゃやらないの、ヒドくない?
アタシがトルマリンのダイリで、アッチャがガーネットのダイリだったんだ。
お互いの貴族サマが後ろに控えてる中で、アタシ達は向かい合ったんだ…。
二人の目にサツイがピカッ!って走った時、剣を抜く音が響いた。キラーン♪
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/ ̄ ̄ ̄\
/ ─ ─ \
/ (○) (○) \
| \ (__人__) / | ……キラーン♪……
\ | `⌒J´ | /
/ \
177 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:01:27 ID:5DewLW.Q
┌───────────────────┐
──┤. セイバイ! 第3話 .~タバコ~. .├───────────────────────────
└───────────────────┘
ピカ、ビューン!月が照らすアタシの剣がカーブして襲い掛かる!!
アッチャの剣はストレート、ズバッ!!
アタシ、はじめて、カンジちゃった…やだ、カッコイイ…。
だって、アタシのゲキ速の剣、ハジメテ止められちゃったんだもん…。
でも、アッチャだってビックリしてたと思うな。アタシのこと。
…でも、バレちゃったみたい…。アタシの剣って、チョーうらんでたんだよね、あいつを…。
(あ、アッチャのことじゃないよ♪)
キン!キン!キン!激しくぶつけ合って、混じりあうアタシとアッチャの吐息…。
トルマリンはちょっとビビってたと思う。ガーネットのことなんか忘れちゃってさ。
アタシとアッチャのプレイを見て、ちょっとイっちゃってるカンジ?。
でも、ガーネットは、そしらぬ顔でタバコふかしてた。
まさか、あんなコトするなんてさ…。アタシもアッチャも気づいてなかった…。
──────────────────────────────────────────────────
____
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/ \
| \ ,_ | あ、あれ? 「月が照らす」……?
/ u ∩ノ ⊃―)/ 2話でたしか「新月」って……
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| | ※原作どおりです。スイーツ(笑)
\ /___ /
178 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:01:54 ID:5DewLW.Q
┌───────────────────┐
──┤. セイバイ! 第4話 ~ビュン!~ ├───────────────────────────
└───────────────────┘
アタシとアッチャの激しいプレイは、突然終わりを告げた。
アタシのテクで、アッチャのアソコにキメにいった、はずだったのに…。
ビュン、グサッ。キーン!アタシは剣を飛ばされた。
アタシの腕に、突然ナンか刺さったの!ビクン!跳ね上がるアタシの肉体(カラダ)…。
アッチャはそれを見逃さなかったんだ…。アタシは死んだ。そう思った。
でも、アッチャはフィニッシュしなかった。
アッチャは、ナニをビュン!て後ろの林に投げちゃったんだ。
「ギャー」声がした。クロスボウを持ってた男が倒れて死んでた。
あ…私この男にヤラレちゃったんだ…。
刺さってるブツを、ゆっくりと肉体(カラダ)から抜くアタシ。
チョーイタい。肉体(カラダ)も、精神(ココロ)も。
でも、立ち上がるアタシ。
憎い。ガーネットが仕組んだんだ。これ。
ガーネットをブッ殺そうとしたアタシを止めたのは、アッチャだった。
そう、ガーネットはもうおわり。シンセイな決闘を汚したから。
もう爵位とかハクダツされて、社交界から退学だってさ。
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/ ─ ─ \
/ -=・=- -=・=- \ これ、決闘中ですよね?
| (__人__) U | なんかレ〇プシーンぽいけど
\ ` ⌒´ /
179 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:02:12 ID:5DewLW.Q
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──┤. セイバイ! 第5話. ~アタシのマチ~ ├──────────────────────────
└────────────────────┘
激しかった夜、もう終わりみたい…。
アタシはボロボロになった肉体(カラダ)を引きずって、グレイタウンの街を歩いてる。
そう、ここが、アタシのマチ。
王国のクズ共がたむろする街。
もうだれも「グレイタウン」なんて呼ばない。スラムだよ、ただのスラム。
アタシが「セイバイ」って呼ばれるようになってから、住み着いたんだ。ココに。
ボロい屋敷が見えてきた。廃墟。クズ共が勝手に住み着いてるだけ。アタシもそう。
だって、お金、ないんだもん。なんだって売るんだ。エンコーだって、さ…。
あ、アタシはしてないよエンコー。だって剣の腕がサイコーだもん♪
でも、今日、その剣で負けちゃった…。
「今のアタシには、こんな街がマッチング…」テヘッ、オヤジギャグ♪まいっちんぐ♪
イタッ、やっぱりまだ腕が、痛い、イタイ、いたいよ…。
あ、私を迎えに来てくれたんだ、シロ…。
いつも元気で、まっすぐだよね、シロは。
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____
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/ _ノ ヽ、_.\
/ (●) (●) \ 貴族とか王族とかに名をとどろかせてる剣士が
| (__人__) | スラム街にすんでるとか……。
/ ∩ノ ⊃ / 設定に無理がないかお?
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| | ※でも原作どおりですしおすし。
\ /___ /
180 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:02:33 ID:5DewLW.Q
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──┤. セイバイ! 第6話. ~ア・ク・ム~ .├───────────────────────────
└────────────────────┘
ローソクの影。ユラユラ揺れてる…。キラーン。そして短刀に反射する。
何度も、何度も何度も繰り返されてきた、夢、ユメ、アクム。
これはユメだ、ってわかってるんだ、アタシ。
見たくない。もう見たくないのに。でも目が離せない。
影が。影がかげがカゲが。襲ってくる。
「逃げろ!」叫び声。何度も聞いた。ユメノナカデ…。
ビシャッ!血。壁に飛び散る。血。
アタシの大事な人の血。そしてその顔。どんどん生気がなくなっていく。
死体のそばでボーゼン。幼いころの、アタシ。
さっきの決闘の後に言ってた、アッチャの言葉が響く。
『剣に秘めた憎悪は、自分を食い潰すぞ。』
そして子供のアタシが、大人のアタシに戻る。「セイバイ」に。
キッと結んだ唇。金髪。
そして、倒してきた相手をミンナ震え上がらせてきた、冷たい聖緑の瞳。
「違う!」
叫ぶアタシ。その叫び声で、アタシは悪夢から覚める。
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/_ノ ヽ\
/ ( ●) (●)、
/::::::::⌒(__人__)⌒\ どうやら>>1が改変に飽きてきたようです
| |r┬-| | ここらへん原作とほとんど一緒
\ `ー'´ /
⊂⌒ヽ 〉 <´/⌒つ
\ ヽ / ヽ /
\_,,ノ |、_ノ
181 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:02:57 ID:5DewLW.Q
┌───────────────────┐
──┤. セイバイ! 第7話 ~招待状~ .├───────────────────────────
└───────────────────┘
汗びっしょりのアタシ。
シロが心配そうに見つめてる。四日も眠ってたんだって、アタシ。ニコッ、笑って見せる。
こんな小さな男のコが、一睡もせずに、ずっと看病してくれてたんだ…。
ホッとしたシロが、寝る前に見せてくれた、小さなフクロ。それと手紙…。
あたしが眠ってる間に届いたんだって。
袋の中にはジュエル。キレイ…。トルマリンって貴族からのプレゼントだった。やるじゃん、貴族サマ♪
でも…アタシが気になったのは、もうひとつの手紙だった。
ドキ、ドキ、ドキ。ヤダ、とまんないよぅ…。読み続けるたびに高鳴る胸…。
LOVE LETTER?ううん、もっとステキなもの。
オーサマの前でやる、御前試合ってヤツの、招待状。
ずっとこの日を待っていた。
だって、この日のために、剣士なんかやってたんだから…。
アタシは、ずっとアソコに隠しておいた剣を取り出した。
「この剣で、もう、全部、終わりっ」
──────────────────────────────────────────────────
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/⌒ ⌒\
/( ―) (―)\
/::::::⌒(__人__)⌒:::::\ んー? 急展開っぽいけど、インパクトないお……
| |
\ /
182 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:04:55 ID:5DewLW.Q
┌───────────────────┐
──┤ セイバイ! 第8話 ~シアイ~ ├───────────────────────────
└───────────────────┘
トパーズっていうオーサマの前でやる御前試合に、
国中からツヨソーな剣士が集まってきてた。
そんな中でも、アタシとアッチャは注目の的♪
この前の決闘が大ヒョーバンだったんだって。
ヒトが、バッサバッサ切り倒されてくのを悦んで見てる貴族サマたち…。
ヤダ…気持ち悪い…でも。アタシも、同じなんだよね…。
だって、そうやってヒトを切り裂いて、決勝で向かい合ったのが
アタシとアッチャなんだから…。
これに勝ったら、一級剣士って呼ばれるようになるんだって。
ナニソレ?ゼンゼン興味ない。
ヒッ、ヒッ、フーッ。アタシは呼吸を整える。
アッチャを、この男を倒せば、アタシの剣士としての人生は、終わるんだから…。
──────────────────────────────────────────────────
/ ̄ ̄ ̄\
/ \
/ ─ ─ ヽ
| (●) (●) | 一応ツッコんでおくと、それはラマーズ呼吸法
\ ∩(__人/777/
/ (丶_//// \
183 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:05:10 ID:5DewLW.Q
┌───────────────────┐
──┤. セイバイ! 第9話 ~死・愛~ ├───────────────────────────
└───────────────────┘
アタシは剣を抜く。ビュン!ビュン!ビュン!って襲い掛かる!アッチャに!
突きまくる!アタシ突きまくってる!!アタマに2回!おヘソに1回!!
こんなサイクルで、何度も何度も!ビクンビクン!
最初はビックリしてたアッチャだけど、すぐにバレちゃった。単純な前後運動だ、って…。
ただ単に繰り返すだけ…。前に、バックに、前に、バックに、ズン! ズン! ズン! …って。
スゴイハヤイ動きだけど、繰り返すだけだもん。
もっと緩急つけたりさ、グラインドしたり、腰使ったり、体位を変えたりしなきゃ、イクわけない。
だから、アッチャも、淡々と作業するだけってカンジ。肉体(カラダ)は反応してるけど、シラけてる。
… と 誰 も が 思 っ て た だ ろ う な 。
どうしようもない往復運動の最後、おヘソを狙った! と見せかけてアタシは、
グニリャウン!チョーありえない角度で手首をグニッてして、剣先をアッチャのアタマに向けた!
アッチャも、気づいた。このフェイント。でも、対応できない。肉体(カラダ)が往復運動に慣れきってたから。
突然口元に突きつけられたアレを見つめて…アッチャは何もできなかった…。
そして、無言で、剣を捨てて、両手を挙げた。コーサンだ!
──────────────────────────────────────────────────
____
/ \
/三_',!`zx二 \
/ ´ー¨‐` ´ー¨‐'' \
| (__人__) | ……なんか今度は逆レ〇プっぽくなってるんだけど
\ ´ニニ` ,/
/⌒ヽ ー‐ ィヽ
184 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:05:25 ID:5DewLW.Q
┌──────────────────────┐
──┤ セイバイ! 第10話 ~セイバイ!!~ ├───────────────────────────
└──────────────────────┘
アタシはゼンゼン動かずに、オーサマが近づいてくるのを待ってたんだ。
「お前マジスゲーし!男ならキューテイ剣士にもなれたジャン!ったいねー(笑)
っていうかその剣見せてみ!スゲー剣!ナニソレ!?…って、おい」
オーサマ、やっと気づいた。バカじゃね?
「…聖剣ジャンか…」
昔さ。この剣でのしあがった剣士が、いたんだ。
でも、あんまりスゴすぎて、オーサマたちにチヤホヤされたあげく、
オーサマたちのいけない秘密を知っちゃった。
だから、おさだまりに、殺されちゃったんだ。この男、トパーズ国王に。
殺された剣士ってのが、アタシのパパ。
兵士たちも、ヤバイ!って気づいたんだけど、遅いよ。
アタシは聖剣を、ありえない速度で、オーサマのノドモトに押し当てた。
アタシは、ここで、オーサマをセイバイしなくちゃいけないんだ。
パパのカタキを…。
…でも、ふと思った。
アレだけチョーシコイてたこの男が…よく見ると、スッゴイジジイで、
アタシにおびえてオシッコ漏らしてガタガタ震えてるのを、見てさ。
『剣に秘めた憎悪は、自分を食い潰すぞ。』
って、アッチャの言葉を思い出したら、なんか。
どーでもよくなっちゃった。
アタシはオーサマのこと、すごく憎いけど、
たぶんここでオーサマ殺したら、アタシ、すっごく憎まれるだろうな、誰かに。
アタシはどーでもいい。覚悟してるもん。
でもたぶん、その憎しみ…シロとかに、襲い掛かるんだろうな…。
やーめたっと。
アタシは聖剣をしまった。
ボーゼンとして、誰も、動かなかった。アッチャも…。
アタシは、とめられることもなく、この場を去った。
これで、ようやくアタシは、セイバイから、解放されるのかな…?
女剣士 セイバイ! ~完~
──────────────────────────────────────────────────
____
/_ノ ヽ、\
/( ●) (●).\ なんというありきたりな展開……
/ (__人__) u. \ これじゃスイーツ(笑)にだって売れねーお
|ni 7 ` ⌒´ . |n
l^l | | l ,/) U l^l.| | /) ……ああ原作批判じゃないお、うん、ホント(棒
', U ! レ' / . . | U レ'//)
{ 〈 ノ /
..i, ."⊃ rニ /
."'""⌒´ `''""''''
185 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:05:39 ID:5DewLW.Q
∩_
〈〈〈 ヽ
____ 〈⊃ }
/⌒ ⌒\ | |
/( ●) (●)\ ! !
/ :::::⌒(__人__)⌒:::::\| l んで、全部集めたら剣と交換だっけかお?
| |r┬-| | /
\ ` ー'´ //
/ __ /
(___) /
/: : : : : : : : : : : : :/: : : : : : :⌒´: : : : : : : : :ヽ\
. /: : : : : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :'; : \
. ,′ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : }: : : : : : : : : :i : : : ヽ
. : : : : : : : : : : / : : : : : : : : : : : : : : :/ : : : : : : : : : | : : : : :
!.: : : : : : : : : :/ : : : : : : : : : : : : : : :/ : : : : : : : : : : | : : : : :|
. | : : : : : : : : :/ : : : : : : : : : : : : : : '´: : : : : : : : : : : :j: : : : : :!
|: : : : :/: : : ;': : : : : : : : : : : : : :/: _∧: : : : : : : : :/: : : : : :|
| : : : / : : : |.: : : : : : : : : : : :/ : :/ : : } : :  ̄:/ : :/: : : :|
|.: : :/ : : : : レ/: : : : : : : : /_/:/_ー' ∨ : /j:∧_:/: : : :ハ
. |: : /.: : : : : :/.: : : : : : : :〈 弋;じ刀 ̄ |/ マじ万イ: : : /: : '
j: :/.: : : : : :/ : : : : : : : : : \ , , , , , , , ∨:∧: : :|
/ /: : : : : : ;' : : : : : : : : : :\ :\ }:/:∧ :│
. / / : : : : : : | : : : : :/ : : : : : ∧ ̄ /: :/ l : |
/ / : : : : :/ : | : : : :/\ : : \ : : ∠) イ: :./ :| :/ んまあ、すぐ最強武器手に入るから
/: : : : : : : /: :八: : :/: : : :\_:_:_\ >=─‐、── ´ /: : / |/ どーでもいいんだけどね
/ :/: : : : : : /: : : : :\{: : : : : |/ `ヽ /: /
'´ : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : イ ! ,/'´
: : : : : : : : : : ′ : : : : : : : : : : :│ │
: : : : : : : : : :i : : : : : : : : : : : : : :| ′
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iニーヽ /─ ─ \
iニ_  ̄ ̄/(●) (●) \
⊂ノ ̄ ̄| (__人__) u | ……それについては本編のだーいぶ先をお待ちください
⊂ ヽ∩ `ー´ _/
'、_ \ )
\ \ / /|
|\ ヽ / |
186 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:05:57 ID:5DewLW.Q
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/ ∠ .. `ヽ `ヽ
/ / し' Vハ
. / / }iメ}
/ / / / ヽ Vハ!
レ'| / / / ヽ \ __ \ _i }メト.
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だだだだだ誰ですか!!!
こここここんな話作ったのは!!!!
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V |i| """ _ /! l.|
/ |i{ r-- -‐‐ ' \ /lル| ハ!
/ |iト‐┬‐‐‐ヘ ___ _X__ メ、| / リ
 ̄ ̄ / |l| l|  ̄ ̄lH>ー'.ノ \_〉'
/ 从ノル' (ノ|  ̄ 〉
ー‐‐┐ |____ _.メJ
| / し'
レ'
<―――‐-->、 \l\ li
\ `ヽ\ i.ヘ. ,
_ , -‐'"´ ̄` `ヽ ヘ /!
\ ヘ / l
_ ,≧ _ ゛ i
< r――- ヽヽ、 , l
`ミ、 l `゙´ `ヽ'"' ̄フ┐ !
ヽ i `Yl
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去年お前が公式で「むくりなう」とか
散々つぶやいてたからじゃないのか?
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トヽ,. l /
i ´ l l /
l ト、 ' /
_ l ヘ ,r―┐ /
i';;;;;;;`ヽ、 ヽ. \  ̄ ̄ / '"`ヽ、 、
r‐┴―-、;;;;;`゙ヾ,,、_.\ / ヽノ
/::/::::::::::::::: ̄ヽ、_;;;`i_` ̄´i"\
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///::::::::::::: ̄::::`:ヽ:、:::::::::| l::::::`>
※エイプリルフールですw 現時点で「朱紅」のキャストなんて考えておりませんw
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/ ― ‐ ……そういや大河
/ ( ●) ) このスレでは、英雄伝説お約束の「本集め」やってねーけど
| (__ノ、_) やったほうがよかったのかお?
\ `_⌒
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r:´: : : `: ‐-. . 、
__|: : : : :_:_: : : : : : `: ヽ.、
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, ': : : : : : : : : : : : : : :ヽ ヽ: : : : : :ヽ
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__ |: :∧: ヘ オ示へ \! '示ラ壬>}: : ∧:| : : : l 100話あっても足りないんじゃね?
| ゚ .|| ∨ |\{ 弋リ ' 弋ソ' l: ノ : ゙}: : : : |
. | .|| | : |`i , }': : : ノイ: : : :| だいたい、フリーで配信されてるじゃん
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/ニ⊃=,', ノ: : :| : : :>  ̄ ィ´i: : :/ : : リ : | : : : : \
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\ \人 ! ) (: :/ ノ'| .| マ: : ハ| ( l .ヤ:/
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| (●) (●) .| ん? どれどれ……
\. (__人__) /
( ヽ ___ ././
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175 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:00:33 ID:5DewLW.Q
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──┤. セイバイ! 第1話 ~アタシとアッチャ~ ├────────────────────────
└──────────────────────┘
アタシが「セイバイ」って呼ばれてる理由、知ってる?
いろいろあるけど、アクニンを冷たいヒトミで
バッサバッサと退治しちゃうからかな♪
アタシの剣サバキってチョーイケてるし!
誰も捕らえきれないもん♪
男のコにまじってワザ競い合ってもぜんぜん負けてない。
でも、そんなアタシが、たった一人、ライバルって認めた男のコがいたんだ。
それが、アイツ…アッチャってコ…。
アタシたちの噂がオーサマたちの間に広まるまっちゃってさ。
アタシたちが出会うまで、コワイモンなんて、なかったんだけどな…。
──────────────────────────────────────────────────
____
/::::::─三三─\
/:::::::: ( ○)三(○)\
|::::::::::::::::::::(__人__):::: | ケータイ小説!!
. \:::::::: |r┬-| /
ノ:::::::::::: `ー'´ \
176 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:00:51 ID:5DewLW.Q
┌─────────────────────┐
──┤. セイバイ! 第2話 ~ケットウ♪~ .├─────────────────────────
└─────────────────────┘
アタシとアッチャがハジメテ会った日、覚えてる。
確か真っ暗ヤミの新月だった。
アタシはトルマリン子爵とかいうチョーイケてない貴族サマに雇われて、
決闘に借り出されちゃった。
相手は、これまたブサメンのヒスイ男爵のガーネットって長男。もうサイアク!
なんかガーネットがトルマリンをディスったんだって。知らないよそんなの。
貴族ってウザくってさ、決闘するって決めたのに、自分たちじゃやらないの、ヒドくない?
アタシがトルマリンのダイリで、アッチャがガーネットのダイリだったんだ。
お互いの貴族サマが後ろに控えてる中で、アタシ達は向かい合ったんだ…。
二人の目にサツイがピカッ!って走った時、剣を抜く音が響いた。キラーン♪
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/ ̄ ̄ ̄\
/ ─ ─ \
/ (○) (○) \
| \ (__人__) / | ……キラーン♪……
\ | `⌒J´ | /
/ \
177 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:01:27 ID:5DewLW.Q
┌───────────────────┐
──┤. セイバイ! 第3話 .~タバコ~. .├───────────────────────────
└───────────────────┘
ピカ、ビューン!月が照らすアタシの剣がカーブして襲い掛かる!!
アッチャの剣はストレート、ズバッ!!
アタシ、はじめて、カンジちゃった…やだ、カッコイイ…。
だって、アタシのゲキ速の剣、ハジメテ止められちゃったんだもん…。
でも、アッチャだってビックリしてたと思うな。アタシのこと。
…でも、バレちゃったみたい…。アタシの剣って、チョーうらんでたんだよね、あいつを…。
(あ、アッチャのことじゃないよ♪)
キン!キン!キン!激しくぶつけ合って、混じりあうアタシとアッチャの吐息…。
トルマリンはちょっとビビってたと思う。ガーネットのことなんか忘れちゃってさ。
アタシとアッチャのプレイを見て、ちょっとイっちゃってるカンジ?。
でも、ガーネットは、そしらぬ顔でタバコふかしてた。
まさか、あんなコトするなんてさ…。アタシもアッチャも気づいてなかった…。
──────────────────────────────────────────────────
____
/ \
/ \
/ \
| \ ,_ | あ、あれ? 「月が照らす」……?
/ u ∩ノ ⊃―)/ 2話でたしか「新月」って……
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| | ※原作どおりです。スイーツ(笑)
\ /___ /
178 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:01:54 ID:5DewLW.Q
┌───────────────────┐
──┤. セイバイ! 第4話 ~ビュン!~ ├───────────────────────────
└───────────────────┘
アタシとアッチャの激しいプレイは、突然終わりを告げた。
アタシのテクで、アッチャのアソコにキメにいった、はずだったのに…。
ビュン、グサッ。キーン!アタシは剣を飛ばされた。
アタシの腕に、突然ナンか刺さったの!ビクン!跳ね上がるアタシの肉体(カラダ)…。
アッチャはそれを見逃さなかったんだ…。アタシは死んだ。そう思った。
でも、アッチャはフィニッシュしなかった。
アッチャは、ナニをビュン!て後ろの林に投げちゃったんだ。
「ギャー」声がした。クロスボウを持ってた男が倒れて死んでた。
あ…私この男にヤラレちゃったんだ…。
刺さってるブツを、ゆっくりと肉体(カラダ)から抜くアタシ。
チョーイタい。肉体(カラダ)も、精神(ココロ)も。
でも、立ち上がるアタシ。
憎い。ガーネットが仕組んだんだ。これ。
ガーネットをブッ殺そうとしたアタシを止めたのは、アッチャだった。
そう、ガーネットはもうおわり。シンセイな決闘を汚したから。
もう爵位とかハクダツされて、社交界から退学だってさ。
──────────────────────────────────────────────────
____
/ \
/ ─ ─ \
/ -=・=- -=・=- \ これ、決闘中ですよね?
| (__人__) U | なんかレ〇プシーンぽいけど
\ ` ⌒´ /
179 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:02:12 ID:5DewLW.Q
┌────────────────────┐
──┤. セイバイ! 第5話. ~アタシのマチ~ ├──────────────────────────
└────────────────────┘
激しかった夜、もう終わりみたい…。
アタシはボロボロになった肉体(カラダ)を引きずって、グレイタウンの街を歩いてる。
そう、ここが、アタシのマチ。
王国のクズ共がたむろする街。
もうだれも「グレイタウン」なんて呼ばない。スラムだよ、ただのスラム。
アタシが「セイバイ」って呼ばれるようになってから、住み着いたんだ。ココに。
ボロい屋敷が見えてきた。廃墟。クズ共が勝手に住み着いてるだけ。アタシもそう。
だって、お金、ないんだもん。なんだって売るんだ。エンコーだって、さ…。
あ、アタシはしてないよエンコー。だって剣の腕がサイコーだもん♪
でも、今日、その剣で負けちゃった…。
「今のアタシには、こんな街がマッチング…」テヘッ、オヤジギャグ♪まいっちんぐ♪
イタッ、やっぱりまだ腕が、痛い、イタイ、いたいよ…。
あ、私を迎えに来てくれたんだ、シロ…。
いつも元気で、まっすぐだよね、シロは。
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____
/ \
/ _ノ ヽ、_.\
/ (●) (●) \ 貴族とか王族とかに名をとどろかせてる剣士が
| (__人__) | スラム街にすんでるとか……。
/ ∩ノ ⊃ / 設定に無理がないかお?
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| | ※でも原作どおりですしおすし。
\ /___ /
180 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:02:33 ID:5DewLW.Q
┌────────────────────┐
──┤. セイバイ! 第6話. ~ア・ク・ム~ .├───────────────────────────
└────────────────────┘
ローソクの影。ユラユラ揺れてる…。キラーン。そして短刀に反射する。
何度も、何度も何度も繰り返されてきた、夢、ユメ、アクム。
これはユメだ、ってわかってるんだ、アタシ。
見たくない。もう見たくないのに。でも目が離せない。
影が。影がかげがカゲが。襲ってくる。
「逃げろ!」叫び声。何度も聞いた。ユメノナカデ…。
ビシャッ!血。壁に飛び散る。血。
アタシの大事な人の血。そしてその顔。どんどん生気がなくなっていく。
死体のそばでボーゼン。幼いころの、アタシ。
さっきの決闘の後に言ってた、アッチャの言葉が響く。
『剣に秘めた憎悪は、自分を食い潰すぞ。』
そして子供のアタシが、大人のアタシに戻る。「セイバイ」に。
キッと結んだ唇。金髪。
そして、倒してきた相手をミンナ震え上がらせてきた、冷たい聖緑の瞳。
「違う!」
叫ぶアタシ。その叫び声で、アタシは悪夢から覚める。
──────────────────────────────────────────────────
____
/_ノ ヽ\
/ ( ●) (●)、
/::::::::⌒(__人__)⌒\ どうやら>>1が改変に飽きてきたようです
| |r┬-| | ここらへん原作とほとんど一緒
\ `ー'´ /
⊂⌒ヽ 〉 <´/⌒つ
\ ヽ / ヽ /
\_,,ノ |、_ノ
181 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:02:57 ID:5DewLW.Q
┌───────────────────┐
──┤. セイバイ! 第7話 ~招待状~ .├───────────────────────────
└───────────────────┘
汗びっしょりのアタシ。
シロが心配そうに見つめてる。四日も眠ってたんだって、アタシ。ニコッ、笑って見せる。
こんな小さな男のコが、一睡もせずに、ずっと看病してくれてたんだ…。
ホッとしたシロが、寝る前に見せてくれた、小さなフクロ。それと手紙…。
あたしが眠ってる間に届いたんだって。
袋の中にはジュエル。キレイ…。トルマリンって貴族からのプレゼントだった。やるじゃん、貴族サマ♪
でも…アタシが気になったのは、もうひとつの手紙だった。
ドキ、ドキ、ドキ。ヤダ、とまんないよぅ…。読み続けるたびに高鳴る胸…。
LOVE LETTER?ううん、もっとステキなもの。
オーサマの前でやる、御前試合ってヤツの、招待状。
ずっとこの日を待っていた。
だって、この日のために、剣士なんかやってたんだから…。
アタシは、ずっとアソコに隠しておいた剣を取り出した。
「この剣で、もう、全部、終わりっ」
──────────────────────────────────────────────────
____
/⌒ ⌒\
/( ―) (―)\
/::::::⌒(__人__)⌒:::::\ んー? 急展開っぽいけど、インパクトないお……
| |
\ /
182 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:04:55 ID:5DewLW.Q
┌───────────────────┐
──┤ セイバイ! 第8話 ~シアイ~ ├───────────────────────────
└───────────────────┘
トパーズっていうオーサマの前でやる御前試合に、
国中からツヨソーな剣士が集まってきてた。
そんな中でも、アタシとアッチャは注目の的♪
この前の決闘が大ヒョーバンだったんだって。
ヒトが、バッサバッサ切り倒されてくのを悦んで見てる貴族サマたち…。
ヤダ…気持ち悪い…でも。アタシも、同じなんだよね…。
だって、そうやってヒトを切り裂いて、決勝で向かい合ったのが
アタシとアッチャなんだから…。
これに勝ったら、一級剣士って呼ばれるようになるんだって。
ナニソレ?ゼンゼン興味ない。
ヒッ、ヒッ、フーッ。アタシは呼吸を整える。
アッチャを、この男を倒せば、アタシの剣士としての人生は、終わるんだから…。
──────────────────────────────────────────────────
/ ̄ ̄ ̄\
/ \
/ ─ ─ ヽ
| (●) (●) | 一応ツッコんでおくと、それはラマーズ呼吸法
\ ∩(__人/777/
/ (丶_//// \
183 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:05:10 ID:5DewLW.Q
┌───────────────────┐
──┤. セイバイ! 第9話 ~死・愛~ ├───────────────────────────
└───────────────────┘
アタシは剣を抜く。ビュン!ビュン!ビュン!って襲い掛かる!アッチャに!
突きまくる!アタシ突きまくってる!!アタマに2回!おヘソに1回!!
こんなサイクルで、何度も何度も!ビクンビクン!
最初はビックリしてたアッチャだけど、すぐにバレちゃった。単純な前後運動だ、って…。
ただ単に繰り返すだけ…。前に、バックに、前に、バックに、ズン! ズン! ズン! …って。
スゴイハヤイ動きだけど、繰り返すだけだもん。
もっと緩急つけたりさ、グラインドしたり、腰使ったり、体位を変えたりしなきゃ、イクわけない。
だから、アッチャも、淡々と作業するだけってカンジ。肉体(カラダ)は反応してるけど、シラけてる。
… と 誰 も が 思 っ て た だ ろ う な 。
どうしようもない往復運動の最後、おヘソを狙った! と見せかけてアタシは、
グニリャウン!チョーありえない角度で手首をグニッてして、剣先をアッチャのアタマに向けた!
アッチャも、気づいた。このフェイント。でも、対応できない。肉体(カラダ)が往復運動に慣れきってたから。
突然口元に突きつけられたアレを見つめて…アッチャは何もできなかった…。
そして、無言で、剣を捨てて、両手を挙げた。コーサンだ!
──────────────────────────────────────────────────
____
/ \
/三_',!`zx二 \
/ ´ー¨‐` ´ー¨‐'' \
| (__人__) | ……なんか今度は逆レ〇プっぽくなってるんだけど
\ ´ニニ` ,/
/⌒ヽ ー‐ ィヽ
184 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:05:25 ID:5DewLW.Q
┌──────────────────────┐
──┤ セイバイ! 第10話 ~セイバイ!!~ ├───────────────────────────
└──────────────────────┘
アタシはゼンゼン動かずに、オーサマが近づいてくるのを待ってたんだ。
「お前マジスゲーし!男ならキューテイ剣士にもなれたジャン!ったいねー(笑)
っていうかその剣見せてみ!スゲー剣!ナニソレ!?…って、おい」
オーサマ、やっと気づいた。バカじゃね?
「…聖剣ジャンか…」
昔さ。この剣でのしあがった剣士が、いたんだ。
でも、あんまりスゴすぎて、オーサマたちにチヤホヤされたあげく、
オーサマたちのいけない秘密を知っちゃった。
だから、おさだまりに、殺されちゃったんだ。この男、トパーズ国王に。
殺された剣士ってのが、アタシのパパ。
兵士たちも、ヤバイ!って気づいたんだけど、遅いよ。
アタシは聖剣を、ありえない速度で、オーサマのノドモトに押し当てた。
アタシは、ここで、オーサマをセイバイしなくちゃいけないんだ。
パパのカタキを…。
…でも、ふと思った。
アレだけチョーシコイてたこの男が…よく見ると、スッゴイジジイで、
アタシにおびえてオシッコ漏らしてガタガタ震えてるのを、見てさ。
『剣に秘めた憎悪は、自分を食い潰すぞ。』
って、アッチャの言葉を思い出したら、なんか。
どーでもよくなっちゃった。
アタシはオーサマのこと、すごく憎いけど、
たぶんここでオーサマ殺したら、アタシ、すっごく憎まれるだろうな、誰かに。
アタシはどーでもいい。覚悟してるもん。
でもたぶん、その憎しみ…シロとかに、襲い掛かるんだろうな…。
やーめたっと。
アタシは聖剣をしまった。
ボーゼンとして、誰も、動かなかった。アッチャも…。
アタシは、とめられることもなく、この場を去った。
これで、ようやくアタシは、セイバイから、解放されるのかな…?
女剣士 セイバイ! ~完~
──────────────────────────────────────────────────
____
/_ノ ヽ、\
/( ●) (●).\ なんというありきたりな展開……
/ (__人__) u. \ これじゃスイーツ(笑)にだって売れねーお
|ni 7 ` ⌒´ . |n
l^l | | l ,/) U l^l.| | /) ……ああ原作批判じゃないお、うん、ホント(棒
', U ! レ' / . . | U レ'//)
{ 〈 ノ /
..i, ."⊃ rニ /
."'""⌒´ `''""''''
185 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:05:39 ID:5DewLW.Q
∩_
〈〈〈 ヽ
____ 〈⊃ }
/⌒ ⌒\ | |
/( ●) (●)\ ! !
/ :::::⌒(__人__)⌒:::::\| l んで、全部集めたら剣と交換だっけかお?
| |r┬-| | /
\ ` ー'´ //
/ __ /
(___) /
/: : : : : : : : : : : : :/: : : : : : :⌒´: : : : : : : : :ヽ\
. /: : : : : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :'; : \
. ,′ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : }: : : : : : : : : :i : : : ヽ
. : : : : : : : : : : / : : : : : : : : : : : : : : :/ : : : : : : : : : | : : : : :
!.: : : : : : : : : :/ : : : : : : : : : : : : : : :/ : : : : : : : : : : | : : : : :|
. | : : : : : : : : :/ : : : : : : : : : : : : : : '´: : : : : : : : : : : :j: : : : : :!
|: : : : :/: : : ;': : : : : : : : : : : : : :/: _∧: : : : : : : : :/: : : : : :|
| : : : / : : : |.: : : : : : : : : : : :/ : :/ : : } : :  ̄:/ : :/: : : :|
|.: : :/ : : : : レ/: : : : : : : : /_/:/_ー' ∨ : /j:∧_:/: : : :ハ
. |: : /.: : : : : :/.: : : : : : : :〈 弋;じ刀 ̄ |/ マじ万イ: : : /: : '
j: :/.: : : : : :/ : : : : : : : : : \ , , , , , , , ∨:∧: : :|
/ /: : : : : : ;' : : : : : : : : : :\ :\ }:/:∧ :│
. / / : : : : : : | : : : : :/ : : : : : ∧ ̄ /: :/ l : |
/ / : : : : :/ : | : : : :/\ : : \ : : ∠) イ: :./ :| :/ んまあ、すぐ最強武器手に入るから
/: : : : : : : /: :八: : :/: : : :\_:_:_\ >=─‐、── ´ /: : / |/ どーでもいいんだけどね
/ :/: : : : : : /: : : : :\{: : : : : |/ `ヽ /: /
'´ : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : イ ! ,/'´
: : : : : : : : : : ′ : : : : : : : : : : :│ │
: : : : : : : : : :i : : : : : : : : : : : : : :| ′
____
/ \
iニーヽ /─ ─ \
iニ_  ̄ ̄/(●) (●) \
⊂ノ ̄ ̄| (__人__) u | ……それについては本編のだーいぶ先をお待ちください
⊂ ヽ∩ `ー´ _/
'、_ \ )
\ \ / /|
|\ ヽ / |
186 名前:1 ◆yoBp.qYgVw [] :2011/04/01(金) 00:05:57 ID:5DewLW.Q
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/ __ _ X>'´ `丶. __ _
/ ∠ .. `ヽ `ヽ
/ / し' Vハ
. / / }iメ}
/ / / / ヽ Vハ!
レ'| / / / ヽ \ __ \ _i }メト.
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だだだだだ誰ですか!!!
こここここんな話作ったのは!!!!
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V |i| """ _ /! l.|
/ |i{ r-- -‐‐ ' \ /lル| ハ!
/ |iト‐┬‐‐‐ヘ ___ _X__ メ、| / リ
 ̄ ̄ / |l| l|  ̄ ̄lH>ー'.ノ \_〉'
/ 从ノル' (ノ|  ̄ 〉
ー‐‐┐ |____ _.メJ
| / し'
レ'
<―――‐-->、 \l\ li
\ `ヽ\ i.ヘ. ,
_ , -‐'"´ ̄` `ヽ ヘ /!
\ ヘ / l
_ ,≧ _ ゛ i
< r――- ヽヽ、 , l
`ミ、 l `゙´ `ヽ'"' ̄フ┐ !
ヽ i `Yl
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去年お前が公式で「むくりなう」とか
散々つぶやいてたからじゃないのか?
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トヽ,. l /
i ´ l l /
l ト、 ' /
_ l ヘ ,r―┐ /
i';;;;;;;`ヽ、 ヽ. \  ̄ ̄ / '"`ヽ、 、
r‐┴―-、;;;;;`゙ヾ,,、_.\ / ヽノ
/::/::::::::::::::: ̄ヽ、_;;;`i_` ̄´i"\
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///::::::::::::: ̄::::`:ヽ:、:::::::::| l::::::`>
※エイプリルフールですw 現時点で「朱紅」のキャストなんて考えておりませんw
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