タイ・バンコクの「フライングチキンレストラン」はその名の通り、丸焼きチキンが空をぶっ飛ぶお店だ！
独特のパフォーマンスが噂となって、タイ国内にとどまらず、各国のテレビ番組でも取り上げられている。




▲店頭には勇ましい鶏が並ぶ




お店はかなり広い。席数はゆうに100席を超えるだろう。
個室カラオケも10室以上あるので、ふらっと行って入れないことはまずあるまい。
店舗中央に横たわるのは「フライングチキン」がとりおこなわれる鋼鉄の花道。





カタパルトのような発射台と一輪車がスタンバイされている。





ジロジロ眺めていたらスタッフのおばちゃんに手招きされた。
地面に固定された一輪車に乗せられて……





チキンの模造品を持たされた。 サービス精神のある陽気な店だ。





おしぼりがカチカチに凍ってる。
3月で35℃超えのタイでは嬉しい気配りだ。





料理は普通にウマい。なんかすっぱ辛いサラダ。

チキン、発射！

そうこうしてるうちにチキンの準備が出来たようだ。
パフォーマーのスタッフが2人、雑談しながらニヤニヤ出てきたぞ！

チリリン！チリリン！！

カタパルトにセットされる丸焼きチキン。
鐘を叩いて、観衆の注目を集めるおじさん。期待感、高まる。

フライングチキン！！
本物は車の事故に遭ったので代役だそう。#タイ別視点ツアーの下見 pic.twitter.com/9jpYgslJPZ

— 松澤茂信 (@matsuzawa_s) 2019年3月27日

……あれ？ 一輪車も動かないし、意外と地味だ……！？

キョトンと突っ立っていたらスタッフが近づいてきて
「一輪車の凄腕パフォーマーが交通事故で休んでる。今日は代役」
と教えてくれた。





「へー、そうなんだ」と納得していたら、いきなり、フライングチキンに火をつけるスタッフさん。
いや、めちゃくちゃ燃えてるじゃないか！

フライングチキンは燃える#タイ別視点ツアーの下見 pic.twitter.com/nLbiPi2Tgx

— 松澤茂信 (@matsuzawa_s) 2019年3月27日

飛ぶわ、燃えるわ、散々な目に合わされてぞ、このチキン！





チキンは皮がパリパリで、お肉もよく焼けてる。
ぴり辛ソースにつけて食うとうまい。





食事をしてたら、鳥のおもちゃを持ってきてくれた。潰すと「ガーーーーッ」と鳴くやつだ。至れり尽くせりの鳥三昧だぜ。





どこかの席で丸焼きチキンが注文されるたび、パフォーマンスがおこなわれる。
この日2回目の空飛ぶチキンは少年が受け手。一輪車もしっかり漕いでたし、タイミングもぴったり。やるじゃないか、少年！