107 ： ◆DAZiCeQp.w 2014/12/19(金) 01:23:36 ID:D9jve6eo


　　　　　　二人の少女が海の上で正座していた。その光景は驚くほどシュールだ

　　　　　　その上に浮かぶのは巨大な宇宙戦艦らしき何かで、彼女たちの前では犬耳はやした美女に
　　　　　　　脇に手を通して抱きかかえられた青年が少女達を叱責している

　　　　　　何処までも何処までも、シュールでどうしようもない光景であった

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾ、|　　 　 　 ／,.´￣二ﾌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, ―,ゝﾔ´￣｀'　´二≧＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／, イ　/´ﾊ.:.:.:.､:,:.´.:ヽ:ヾ￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　/.:.:ｲ´ｲ.:.:ﾚﾑﾊヽ.:ﾊ.:ﾊ.:.:ハ ト、
　　　　　　　　　　　　　　　　　|∠ ‐ ＾x'仍ﾘ｀ .佗ﾘ ﾊ八リヽ:.!
　　　　　　　　　　　　　　　　　∨　　　N　　 ', ｀´ﾊくヽ ∨/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ン`iーｧ个'^`　 ｔ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　{/｀V7`j　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾊ　　　/介ヽ　　ハ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 r{　'.　　 Y{jツ　 /ノ {、　　　　　　　あ、あの……そろそろ冷たいし寒いんだけど……
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　丶} 　 j｣ l｣　/′　{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |＿　ヽ　　　　 { ＿　j
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀丁｀ {　　o　　厂 /`
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾊ 　 i. 　 　 /　 i{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　.　 {　 o　i　　ハ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　∧　ト .　 j　 /　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　{　 ＿.}　V o./ 厶-- {
　　　　　　　　　　　　　　　　　　jイ斗/ 　 ﾏ/,　｀Y＝ﾐヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　lｲ　 {j_{ﾙ^个{ﾉ}jﾙ　　 }}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　`ヽ.　 　 　 !　　　 _. ｨ'┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `廴 ::::: 人 :::::　 ノ’
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣　 　 ￣

114 ： ◆DAZiCeQp.w 2014/12/19(金) 01:27:19 ID:D9jve6eo



　　　　理由は極めて単純だ。お友達に危険なオモチャを向けてはいけません。それに尽きる

　　　　とはいえ、軽く言ってはいるが、方や傷口を焼く圧縮光の剣を持ち、方や反物質弾頭まで精製していた

　　　　普通に子供の喧嘩の領域は第一宇宙速度で突破しており、普通に現職の軍歴も長い魔術師が
　　　　　血相変えて母艦を招集するレベルだった

　　　　そんな二人を怒声一つで大人しくさせ、あまつさえ正座させて説教しているのだ

　　　 　 　 　 　 ..: ; ; ;.:.. .. .: .:; ∩　;: .:,　;'"｀:..,'" 　 _＿__　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 _　-‐=ﾆ ￣-‐=ﾆニ=-‐　　￣
　 　 　 　 　 　 　 .; (＼ ;.:. ., ,:, | |　;:..,' ;':/〉　,， -‐…￢＝=ミト　.　　　　／)　 　　_　 -‐=ﾆニ　ﾆ=-‐ 　￣
｀>､　　　　　　　_＿__＼＼rﾍ　∪ ;.:/ .:〈/／　　　　　　　　 　 ｀ヽ ＼ ／　(-‐(＼ニ=-‐　 ￣
:. :.⌒>､　.:: ´:＞‐…‐-守ト､'"''"~"'ヾ,,'／／ .:;' 　;:. :.　　　　　　 __`寸ヽ、 -‐=ミＹ__　　／〉
`'≪:.. .:えV⌒ヽ;:. .::;:;'"''ﾞ`寸ﾑ　　　 んへ　　／) ;:. :._　-‐=ニ￣_.:　: Vハ(//jL_´　 ｀くくf‐- ､
.　　 ｀ん７　　　 `ヾ､;:　:.'　 Vハ　　　 ⌒ア´／-‐=ニ ﾆ=-‐　　 .:　:.　:V∧ﾚﾊ仍ﾊ屶Lj＼)｀ヽ＼
　 　 彑7⌒ﾆ=‐-=ﾆ;:. :.　　　Wﾊ　　　　　⌒⊇=ｰ ∠￣＼,ｨ》 .:'　:　.:,:ｨfVﾊ イ>､'＿jﾚ゛　 　 　 ）)
　 　 {幵r‐--､ _＿__:　:.　　　}幵}　　　　　⌒∋=-└‐=ミ､ 「イ》:...:彡'´　i幵　 》vj《^Tﾍ、 　 ／´
　　　Ⅷl `ー=ﾆ ￣.:.　:.　　　仄7　　　　　　　)≧=f⌒Y刀 jﾚ'´ 彡'_＿ 　}幵∠ (_x_ﾌ[ｨ=ミ＿｀ﾟ*｡
　　　 Ⅵ、.;: ( ／.: ..:..　:. 　 ∧y′　　　　　ｰ=ニ三‐-￣￣￣三┴＝==仄jﾌ7} }＝i＝ｰｉ-'…┘8
.　　 　 ﾏk.:;:　)／⌒)　 :. ,ｨ ∨　　　　 ,;'"ー=ニ三　　￣￣三Ξ:,　‐- .:彑7《ト､　 r》　　ﾟ*ｏ｡o*ﾟ
　　　　　＼ ､　.: ／ )　:.　 ｲ　　　　.;'":..＼＼　　　￣　　‐-=ﾆ:;:.,　　　∧V/＾'┘　^ﾊ　　　 　 　 　 _＿　　 　 :
　　　　　　 ｀　‐-≠=≦'"''"'' '''ｉ'' i'"〈ﾍ:.　.:＼)　(＼　;. ＼)‐-:;. :..　　 仁y/　　　　 　 ト､‐-　　,ｨ'彡''"´__　 　 i 　:
　　 　 　 ..;:´　／／.:'"''ｰ'"'∩.:ii　ii　.:vﾍ:.　 .:; :.. ＼＼　;. 　,:.　　 ／　ｲ´　　　　　 　 ﾄvﾍ　 　 》　彡'"´　　　 i　 i
　　　　　..;. 　(／;' :.　　 　 .:| | :ii　ii　 ..:vﾍ:.　　　｀:.. ＼)　 　　 ／ イ7　 　 　 /ｌ　　　 `Ｖ 》,　/ 彡'"´　‐-) ヽ |　:i　 :
　　　　 　 .:;..,;:.;:';'..　　 　 ..:'∪ :ii　ii　　..:vﾍ:.　　　　‐-=ニ　-=≦　ﾑj　　 　 ,'/|　　　 　 〉_〉/ 彡'"＼ーく⌒ヽ,＼ｊ　 !
　　　　　　　.;:':.　　　　　 .:'　　.:ii　ii　 　 .:Ｖ〉ヽv‐y'　　气⌒ヽ　　　厶　0　///|　　　　/ _〉‐ﾉ　 v　　)＼ く⌒)>､`､ i
　　　 　 　 .;':.　　　　　　.:':. 　 .:ii　ii 、ヽi i､_＿_) {　　 ／ 气　 ＼　 ｰﾊ>､////| 0 _ ィ_jｰ'T´ 　　} ／　　 Ｖ⌒ヽ　'ﾊj
　　　　　 .;:':.　　　 　 　 .:':.. ..　.:ii　ii　＼| |　_＿)_ﾍ,／　/　　气　 ＼/ｰy'＼|＼|ヽ/ヽ'　／　　　/　 　 　 /'⌒ヽ)'　} }
　　　 　 ,:':.　　 　 　 　 .:':.　 　 :iｉ　iｉ:.´　 ､ ､ー‐-ﾍへ /＿＿＼｀¨ /》‐/　‐-　　-‐　　　⌒ヽイ　　 　 ／､＿,ノ　 //
　　　　.;':.　　　　　　　 .:':. ..:ﾆ=‐ｉ´ ii:.　 　 ＼>Y(⌒´　)>､　　　　 /ｰy7 …‐‐‐---‐…=≦　　|　　,ｨく　f⌒ヽ)ヽ　 ﾞ
　 　 ..;':.　　　　　　　　.:'.; '"´ 　:ii　iｉ:.　　　　 ＼>≫=彡')≫ ,､_　乂ン　　　　　＼　　／　　￣イ⌒＞=ﾐﾄ､ 　く／

116 ： ◆DAZiCeQp.w 2014/12/19(金) 01:31:03 ID:D9jve6eo




　　　　　そんな彼。改めて母艦に呼び出された折り、菓子折持って二人の頭を押さえて下げさせながら
　　　　　　ほぼ90°に近い角度で頭を下げた彼を、一体何物だと母艦の人間達は心底恐れた

　　　　　ただの大学生だと言って、誰が信じようか

　　　　　されど、一人ジェダイオーダーと一人宇宙艦隊の第一次直上開戦を止めたのは、本当にただの
　　　　　　大学生なのだから恐れ入る

　　　　　まぁ、本人には何の自覚も無い訳だが


　　　　　　 　 　 　 　 　 　 _,,..-―‐-..,,_
　　　　　　　　　　　　 ,,-''"　　　　　　　｀ヽ、
　　　　　　　　　　　／　　　　　　　 　 　 　 ＼
　　　　 　 　 　 　 /　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ
　　 　 　 　 　 　 ,' 　 　 　 　 　　　　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　 ｌ　　　 _ノ　　　　 　　 ヽ_　　　　 ',‐-、　　　　　　　　あ、あの、ほんとうちの子がご迷惑を
　　　　　　　,-''"|　 　ｰt:::ﾃ≧　　　　≦r::ﾃｰ　　　lヽ .'.,
　　　　　 　 l l'´.',　 　 ｀¨¨／ 　 　 　 ヽ¨¨´　 　 .,'　 ヽヽ_　　　　　　　こ、これつまらない物ですけど……
　　　　　　 / |　 .'., 　　　（　　　 .,、　　 ）　　 U /　 .／ 　ヽ、
　　　 　 　/　＼ 　ヽ、　　 ｀￣ ´ ｀ ￣´　　　／　／　　_,,..-'
　 　 　 　 {　　　｀''-‐"ヽ-..,,__　　　　　 __.／￣￣´ .,,..イ　∨
　　　　　 /.T ‐-..__　　　 ＿.ヽ￣￣￣／,..-――‐'"　/　　∨
　　　　r┘　',.　　　￣￣　 〈￣＼ .／イ´　　　　　　 /　/　 ∨
　　　　| ヽ-、',　　　　　　　/　　　　　 .ヽ　　　　　　/／　　　∨


122 ： ◆DAZiCeQp.w 2014/12/19(金) 01:36:50 ID:D9jve6eo


　　　　厳密な保護者はどちらも余所に居るが……こんな風にした責任の帰結する先を保護者と言うなら、
　　　　　確かに保護者に相違なかった

　　　　そんなこんなもありつつ、青年と最上位責任者が暫く菓子折をはさんで頭を下げ合ったりしたが、
　　　　　母艦を招集した少年の懸念はどうにかぬぐい去られた

　　　　あれを生身で止めに入ったら蒸発する　そう考えて母艦を呼んで、介入の時間をずらした彼こそが
　　　　　今回の戦いのMVPであろう


　　　　　　　　　　　＿　　　 _　　_
　　　　　　　　　￣　＼: :＼/ヽ/: :ヽ
　　　　　　　　　／￣: :ヽ/ x≦≧=ヽ、
　　　　　　　　 〃: : : : /=‐‐／: : : : ヽヽ
　　　　　　　　 { /: :/ / ― i: : : : : : : : i }
　　　　　　　　 |!: :// i: : ／l: : : : : : : : :.l　　　　　　　　　あ、いえ、別に迷惑だなんて……
　　　　　　　　　ﾘ / /',: : : :l: : : : : : : : : l
　　　　　　　　　 /: :ﾄ ヽ: : l: : : : : : : : :.:.l　　　　　　　　　「いえいえ、警察機構を呼び出させたようなものですから、
　　　　　　 　 　 i: : i　l ｉヽl: : : : : : : : : : l　　　　　　　　　　　本当に申し訳ない……」
　　　　　　　　　 ヽ/　l l /: : : : : : : : : : : !
　　　　　　　　　　/_ --/: : : : : : : : : : : : :',＿　　　　　　　　そんなことは、あの、それにこういう物はちょっと……
　　　　　　　　　〃:.:.:.:/: : : : : : : : : : : : : ∧:.:.:.ヽ
　　　　　　　 r/:.:.:.:.:.:/: : : : : : : : : : : : : : :.∧:.:.:.iヽ　　　　「いえ、ほんっと気持ち程度の物ですから、みなさんで
　　　　　　　{ l:.:.:.:.:.:/: : : : : : : : : : : : : : : : :∧:.:.',_ﾉ　　　　　休憩時にでも召し上がってください、お願いします」
.　　　　　　　 l:.:.:.: /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :∧:.:.l
.　　　　　　　 l:.:.:./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ∧:.:i　　　　　　ですけど、業務規定的にー……
.　　　　　　　 l:.:/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:∧:l
.　　　　 　 　 l:/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.∧ｌ
.　　　　 　 　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :∧


126 ： ◆DAZiCeQp.w 2014/12/19(金) 01:42:18 ID:D9jve6eo


　　　　　とりあえず、誰かが物理的な意味で蒸発したり、船が吹っ飛んだり地殻を揺るがすダメージを及ぼす事もなく
　　　　　　争いは終結したのだが……

　　　　　その後の事は、青年としてはいまいち分からない事だった

　　　　　あれである、あのしゃべる謎のフェレットが呼んだ救援とやらが、やっとこ押っ取り刀で駆けつけたのである

　　　　　そこで、船の中で非正規の魔法使い……というより、ミッドチルダ的に戸籍も無い少女と異世界人の少女は
　　　　　　色々な説明を受けさせられた。曰く、非管理世界で魔法を使っちゃいけないだとか、その辺りの話だ

　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ､_
　　　　　　　　　　 -―‐-､＼ヽ、
　　　　　　　 　 ￣.＞ー-､ ヽ}　ｒ‐-ｖ-―-　、
　　　　　　　 　 ／.:　　　　　　　　　　 　 　 :.＼ ,､ィ´￣.＼
　　 　 　 　 　 '／／.:　／.: 　　　　　　　 　 、彡Ｙヽ￣｀ヽ:.＼
　　　　　 　 ／ イ.:　／.:　/.:　　　　 　 　 　 :.∨,ﾊ__ >　　 ＼:.＼
　　　　　 ／／ /.: /.: 〃/.:　//.: /l｜　　 :ヽ. :.Ｖ }'　　　　 　 ＼:.ヽ
　 　 　 ./ ./　　! .:ﾊ:. /.:/.: ./メ､/人|匕人::.｜ﾊ.:,' 　 　 　 　 　 Y :.ﾍ
　　 　 /ハl　　 ∨ ｌ,｜ !:::./ ○　　 　 ○　ヽｲ//　　　　　　　　 |ハ }
　　　　　 　 　 　 　ﾘハﾍ:;'.""　　 　 　 """Y'「）　　　　　　 　 　 　 ﾉ
　　　　 　 　 　 　 　 　 〈:.ﾄ 、 　r―‐､　　 ｲﾉ´
　　　　　　　 　 　 　 　 .从　＞､￣￣_ イ　|'　　　　　　　　え？　次元管理局？　あー、あれ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　_ｒト三 トﾊ､
　　　　　　　　　 　 　 　 ,r＜´　 Ｖ ＾ Ｖ　 ｀ヽ、　　　　　　　ユーノ君から聞いた、司法立法行政軍事、全部一括で
　　　　　　　　　　 　 　 ∧　　 　 ∨∨　　 　 ｀>、　　　　　　支配するとかいう究極の独裁そし……「こらっ！」
　　　　　 　 　 　 　 　 ∧ ﾍ　　　　∨ 　 　 .／ , ﾍ
　　　　　　　　　　 　 ./　V:∧_ ／7＼ ／　Y 　 ',　　　　　あいたぁ！？


135 ： ◆DAZiCeQp.w 2014/12/19(金) 01:49:59 ID:D9jve6eo


　　　　　さて、色々やらかしはしたけれど、魔法を使う人間として結界を張ったりの善管注意義務は
　　　　　　果たしていたし、非管理世界の人間であっても罪にどうこう、というのは謎のフェレット含めてないらしい

　　　　　だが、ここで　良かったね、じゃあもうお兄さんに迷惑かけちゃだめですよ　とならないのが
　　　　　　ややこしいところである

　　　　　色々管理しなきゃいけない彼らとしては、お話聞いたり仕事をしなければならんのである

　　　　　だからまぁ、船に滞在して事件の概要の調書とったり、今後の身の振りを聞く事になるのであるが……


　 　 　 　 　 　 , イ: :￣: :|: : : : |:＼＼　|≠__ ヽ: : : :＼: :ヽ、: : : : : : :',
.　　　　　　 ／ _ -ァ ´￣|: : : : |ヽ ´: : : : : : : : ｀ヽ: : : ＼:/∧: : : : : : :ｉ
　　　　 　 /／　／: : :／:|: : :／: : : : : :,､: : : : : : : ＼: : : ＼: :|',: : : : : :|
　　　　　/　　 /: : ／／ .!: :/: : : : : :{: :ｉ ヽ: ヽ: : :|: : ',ヽ: : : ＼: ', : : : : |
　　　　　　　 /: :/ /: : : ,': /: : /: :!: :!: {　 ヽ: }ヽ: :|: : ｉ: ＼: : : :＼ｉ: : : : :|　　　　　えー、まぁ、条文的にも判例的にもお嬢さんの
　　 　 　 　 // 〃: :/: :/: :{: : .{: :ｲ: |',: ',　　}才丁￣｀ヽ/|ヽ: : : : ヽ、: : |　　　　　　行為は正当防衛と緊急避難と解釈できますし、
.　　　　　　〃 //: :,': :./: : ｉ:ｌ: 斗 丁| ヾ､　 V〃笊芋㍉ }/:＼: : :ヽ:＼: :|　　　　　　　別に管理局としてどうこうは……
　　　　　　/　　ｉ: :/|: /: : : ', ´:{ ',斥气ヽ　　　　ト′:::}〃|: : |∧: : :ヽ: ヽ|
　　　 　 　 　 　|: { |:/: : :./:ヽ: 〃ト:::::う　　　　 .辷zzﾉ 　| : |: |:|∨: :ヽ: ヽ　　　　　　「えっ！？　法律あった……いひゃい！
　　　　 　 　 　 Ⅵ. ,': : : ,'ヽ: :ヽ｀ ヽ＞′　　 　 　 　 　 ｉ: : |: |:|: ∨: :ヽヽヽ　　　　　　おにーひゃん、いひゃい！」
　　　 　 　 　 　 　 ｉ:: : /: :{＼|:.ﾍ　　 　 　 、　 　 　 　 /|: : |: ||: : ∨: :} ヽ ヽ
　　　 　 　 　 　 　 |: : ｉヽ: ',　|: : :ﾄ　　　　　っ　 　 　 ｲ !: : :!: :|| : :|∨: :ｉ　ヽ　ｉ　　　「ちょっと黙ってなさい！」
　　　　　　 　 　 　 |: : !　ヾ､ |: : :|　＞ 、　　　 　 ／ |_.|: : :,' : ||: : :|:∨:.}　　ヾ､
　　　　　　　　　　　!: :{ 　 　 .|: : |　　 　.r＞_-_＜r::＾:|/: : /: : || : : |: ∨ｉ　　　　　　　いえ、気にしてませんので、その辺で……
.　　　　　　 　 　 　 ',: ｉ. 　 　 |: : |　　 ／ }::::::::::::::::::::::/: : /､: : :||: : :|: :}: }
　 　 　 　 　 　 　 　 ｉ !　　　 .| : | 　 /　|/::::::::::::::::::://: :/ ｌ:.｀ヽ||: : :|: |/
　　　　　　　　　　　　ヾ､　　　!: :|r´/ 　 |:::::::::::::::::://: :/　 |:.:.:.:.:｀ヽ､| | |
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,､r´:.|: | /　　 .|::::::::::::::://／　　 |:.:.:.:.:.:.:.:.／ヽ 、
　　　　　　　　　　　　　r´　|:.:.:.Ⅵ　 , .ヘ|:::::::::::/／＼　　　|:.:.:.:.:./　　　　｀ヽ
　　　　　　　　　　　　 ｉ ヽ　|:.:.:.レ´:.:.:.|　 |:::::::/　　 / ＼　 .|:.:.:.:.:ｉ　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　 |　 ヽ|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|　 |:::/　　 /:.:.:.:.:.:.＼|:.:.:./　　　／

141 ： ◆DAZiCeQp.w 2014/12/19(金) 01:54:06 ID:D9jve6eo


　　　　　　一番厄介なのは、この一人ジェダイオーダーだ

　　　　　　戸籍もないし、母親はどこに居るかも分からんと来ている上に、次元犯罪者の疑いもある

　　　　　　まずネグレクトで親をしょっぴけよ　と思うのだが、労働年齢の引き下げが頭のねじを数本どころか
　　　　　　　全部飛ばしている勢いの世界なので、そうもいかんのだ

　　　　　　タンクトップの美女は、これを機に母親と縁を切れとがなり立てるし、当人は泣きそうになるし、もう
　　　　　　　しっちゃかめっちゃかである。むしろ、少女に　新規エピソード見るまでおうち帰りたくない　とか
　　　　　　　　泣きつかれる青年が一番大変だった

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,，=＝=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿,，=-く　／≧=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:.／　 ヽ　 /⌒ヽヽ: :｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀¨7　／　/　.{　　　 ＼￣｀
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /／ 　 /　　 ＼　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 〃　　 ./,，=＝=-＼ 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　/′ 　 ∧: : : : : : : : :入
　　　　　　　　　 . 　 　 　 　 /　　 .／:＼`ー─‐.y⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 /|: : : :.:.＼: : ／: : : : ',　ヽ 　 　‘，
　　　　　　　　　 . 　 　 　 /　　 / .|: : : : : : : : : : : : : : :,ﾊ　 ‘， 　　',
　　　　　　　　　　　　　　/　 .// r'＾i: : : : : : : : : : : : :./: :l__
　　　　　　　　　 . 　 　 / 　 〃　l: :.|: : : : : : : : : :.:.／.′′',　 ',
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　　　　　　　　　　　　 ∧ ヽj: l: : : : : : : : : :. :.:./／/: : : : : : :|:.:',:.V}　 /
　　　　　　　　　 .　　/: : ＼}: |: : : : : : : : : :.／´ :/: : : : : : : :: :.／/／
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148 ： ◆DAZiCeQp.w 2014/12/19(金) 01:58:53 ID:D9jve6eo



　　　　　妙に重い身の上話を聞いていると、船が非正規アクセスを受けたと俄に騒がしくなる

　　　　　通信回線がどうこうとCICが騒がしくなり、士官共がばたばた慌ただしく走り始める

　　　　　えっ！？　普通に通されちゃったけど、ここCICだったの！？　と驚愕する青年や砲兵の少女を余所に
　　　　　　事態は風雲急を告げながら進行していく

　　　　　クラックされたらしいメインモニタに、妙に扇情的な服を着た妙齢の女性が映ったのだ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┏━┓
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┏┛
　　　　　　　　　 ,. --- ､__,. : : ￣￣: : : ､　　・
　　　　　　　　／⌒＞: : : : : : : : : : :､: : ､:ヽ、,. : ―- ､
　　　 　 　 　 　 ／:／:,: :/:/: {: :,:l--､V: :V: V⌒>ヽ: : ヽ
　　　　　　　　 /:／': :/:/-:{: ∧: :}_、:,l|: }､}: :|_〉'　　∨: :}
　　　　　　　　 {/':,': /:{:{:,ｨ-､{　∨　V }: ,:.ﾄ､:}　　　　|: :ｲ
　　　　　　　　 /: :{人:从{{　} 　 乂_ﾉ /ｲ: | }/　　　　}:/ﾘ
　　　　　 　 　 {: :/乂＼:}ゝ'　　　 ⊂⊃': /ｲ　　　　 /
　 　 　 　 　 　 ,: {　　/:人⊃ ( ヽ　　/: /　　　　　　　　　　　……作戦行動中の船なんだよね？
　　　　　　　　　＼　 {:/　 ｀　=-r-= {: ∧
　　　　　　　　　　 　 ﾘ　　 　 ／} 　/V　 ｀ヽ　　　　　　　　　無線封止とかは……
　　　　　　　　　 　 　 　 r-＜_,/_r/　　 ／ ∧
　　　　 　 　 　 　 　 　 /||:|　{==ﾐ'　　,..::://⌒}　　　　　　　　「もういいから、じっとしてなさい。ね？」
　　　　　　　　　　　　 / ,||:|__,| ／　／／ｲ　　|＼
　　　　 　 　 　 　 　 /　∧ニ｣＼／／イ　　　 　 }
　　　　　　　　　　　 {　 {　 /介 ー '　　| 　 　 　 /

153 ： ◆DAZiCeQp.w 2014/12/19(金) 02:04:30 ID:D9jve6eo


　　　　　　レオタードにマントという痴女スタイル。娘の各所を削ったスク水マントスタイルから逆算するに
　　　　　　　まごう事なき母親である

　　　　　　センスまで遺伝するのか？　とかいうどうでもいい疑問を差し置いて、妙に重い身の上話は続く

　　　　　　クローンがどうだの、母さんはダークサイドに落ちているだの、頭が痛くなるような話題だった

　　　　　　ただ、砲兵の少女が　クローン　という単語に惹かれて、目をきらきらさせながら一人ジェダイオーダーを
　　　　　　　見つめていたのは、完璧な余談である

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 -.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ.ｰ---‐ヽ:ヽ,
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＞:.:.:. ∧:.:.:ｰ=＝=..､
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／:.:.:.:.: /:.:.∨:"ヾ､:.:.::.:.:ヽ
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /:.:/:.:.:.:./:.:.:.:.,:.:,:.:.:.:.:ヽ:.:.:.',:.',
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 i:./:./:.:./:.::.:.:.:ﾙﾊ:.:.:.:.:.:.:､:.:.i:.:!
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 i/i:.i.:.:/:.i:.:i:廴__ i:.:.:.:.:.:.:.ﾊ:.j:.:!　　　　　　　　　フェイト、何をしているの
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 Ⅵ:.i:i:.:Ⅵ ﾏぅ ﾙ人:.:i:Ⅳ:.!:.i
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 V ト:.:.:.ヾ　　, 　 ﾚｲ:.:. |:.j　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＿／i:.:.:.:.:.i＼ --　／:.:.:.:|:ﾊ_,.. -‐-､
　　　　 　 　 　 　 　 　 ,. .＜: : : : :.:i:.:.:.:.:.i.j=＞.＜=i:.:.:.:.i￣: : : : : : ＞.､
　　　　　 　 　 　 ,...＜::::::::::::＞-‐-ﾉ:.:.:.:.:j/ ｀ ― ´ !:.:.:.:j‐/:／‐-､::::::::::::＞..､
　　　　 　 -.=::≦:::::::::::::::::／: : : ／:.:.:.／ ー-　 -一ヽ:.:.＼:.: :. :. : :Y::::::::::::::::::≧:=.-
　　　　　　 　 　 ￣￣￣i: : : :／: : : : :i:.＼　　 　 　 ／ヽ: : ヽ: : : :.:| ￣￣￣
.　　　　　　　 　 　 　 　 i : ／::::::〉: : : :〉:::::＼_ヽ_ ／:::::::::}: : :.}::＼: :i
　　　　　　　 　 　 　 　 ;／::::::／: : :／::::／:/ーr‐Y:i:::::::::i: : : ＼::ヽj
　　 　 　 　 　 　 　 　 /::::i::: 〈: : :.:/:::::::::::::/i. 　j　.j:::i::::::::::＼: : : i:::∧
　　　　　　　　　　 　 /::::::::::::: ＼: i:::::::::::::/∧..人 /i:::i::::::::::::::}: :./:::: ∧
　　 　 　 　 　 　 　 /:::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::/:::j∧ . / .i::::i::::::::::::ﾙﾚ:::::::::::∧
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　　 　 　 　 　 　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::i二{: : }二!:: ｉ::::::::::::::::::::::::::::::::∧

157 ： ◆DAZiCeQp.w 2014/12/19(金) 02:10:36 ID:D9jve6eo



　　　　　フォースの導きに目覚めちゃった娘と、最初からお脳が良い具合にトんでしまっている母親

　　　　　これで会話が成立したなら、ある意味において奇跡的である

　　　　　とまぁ、そんなこんなで売り言葉に買い言葉の押収だ。失敗作がどうの、お前なんか娘じゃ無いだの、
　　　　　　色々とそんなことを言っていたのだが……

　　　　　その会話を聞いて……


　　　　　　　　　　　　　 ∧__ ‐ '' ´￣￣｀ｰ-、
　　　　　　　　　　　, -‐´へ、 、　　　　　　　ヽ- 、
　　　　　　　　　 ∠,　　　　 7　i　　　　　　　　　　i
　　　 　 　 　 　 ／　　　　 Ι .|　　　　　　　　　 │　　　　　
　　　　　　　_,／_,/ .| i　　.i i|　.|　　　　　　　　　　|
　　　　　　　 ￣/ i　|λ　 |ﾉi　.|か　　　　 　 　 　 |
　　　　　　　 　 |/| い ｀i./ ﾉ　/リ　　　　　　　　　 |
　　　　　　　　　　| |/　 ´ /　/　　　　　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　ヽ｀τ /　λ　 　 　 　 　 　　　　.|
　　　　　　　　　　　ヽ｀y　 / ｀ヽ 　 　 　 　 　 　 　 |＿ ,,
　　　　　　　　　　,ｨ'⌒￣￣￣ﾉ　　　　　　 　 　 　 .|　　,二ﾆ=-、
　　　 　 　 　 , ／ 　　　　　　 i　　　　　　　 　 　 　 レく,＿＿,,、ヽ、
　　　　_ -‐ ´　,＿,-t‐zー―-| 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　｀ヾ!
　　,. :'"'''''"￣　　＿|／　　　 |　　　　　　　　　　　　 i＼
　'´´　　　　　 ／　　　 　　　.|　　　　　　　　　　　 　 i　.＼
　　　　　　　 / 　 　 　　　　,ﾉ　　　　　　　 　 　 　 　 i　　 i
　 　　　　　./　 　 　 　　　/ 　　　　　　　　　　　　　　ヽ、 |
　　　　　　 |　　　　　　　./　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ |
　　　 　 　 |　　 l, 　 　 ./ 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ヽ、

162 ： ◆DAZiCeQp.w 2014/12/19(金) 02:16:08 ID:D9jve6eo



　　　　　　青年がガチで切れた。それはもう超新星爆発の勢いでキレた。多分、どこかの全裸で走って
　　　　　　　最後に野郎同士で熱い抱擁をかましたあいつよりキレた

　　　　　　そう、多分誰も覚えてないだろうが、この青年もネグレクト被害者である。だからこそ
　　　　　　　砲兵の少女を砲兵にしちゃった諸悪の根源たりえたのだが……

　　　　　　そんな人物の前で、堂々とネグレクト宣言しちゃったもんだから、それは手袋を投げるのと同義だった

　　　　　　普段より数段低い声で、腹式呼吸の大きく張った声で大喧嘩の始まりだ





　　　　 ／.:￣￣￣￣￣ ＼
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: : : :;;（(_(|)_））ﾉ::::ﾉヽ:::（ (_(|)_) ）;;:::　　 |
: : : : : 　　⌒ _ﾉ　"''"´　 　　 ﾞﾞ　　　 　l
: : : : : : . . （　　　 j　　　 ）　　　 　 　_人_人_
＼: : : : : : :. {ｰ-‐'´｀ｰ-‐/'′　　　／|　ｷﾞ　|
　　ヽ: : : : : :{ｿﾍﾉ' ―ｰ_（　: : : :ｰイ＜　ﾘ　 {
: ーｲ : : : : : : ￣￣￣”^　　　　　　　|　ｯ　 ゝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　へwへイ

168 ： ◆DAZiCeQp.w 2014/12/19(金) 02:20:57 ID:D9jve6eo



　　　　　マッドな母親からしたら、大した力も無い一般人が騒いでいるだけに過ぎなかったのだろう

　　　　　その一言が飛び出してくるまで

　　　　　手前の娘をまともに育てられない奴が、別の娘生き返らせたってどうせまた死なすだけだろうが！
　　　　　　よしんば死ななくてもネグレクトか構い過ぎかでひねくれるだけじゃボケが！！

　　　　　あんまりな物言いだが、頭が過熱して理性がとんでいる青年にはストッパーなど無い。そして、
　　　　　　言われた側は当然怒る



　'⌒l}了ヽ: : ／: : : // : : /: : |: : : }: : :ヽ: : ＼: : : ＼: : : ヽ
　ｘ-ｧ'＿/: :/: : : : // -‐/ :‐/|､: :ハ　: :|: : }: :＼: : : ヽ : : l
　　/　ﾉ | : ｌ: : : : /ｲ: : :/斗=ﾐﾄ: / -}‐ ､|: /: : : : ヽ: : : ｌ＼|
　 ,'　 　 | : |:: : : : : |:／〃　f:ﾟj /　　ｧ=ﾐ|/: : : : : : :',: : :|
　 |　　 /: ハ: : : ヾ:|　 ヾ　　¨　 　 　 fﾟj }　/ : : : : ﾊ : j
　 |　 ,ｲ: : : _:`ﾄ＼: :＼　 　 ....　 　 　 ¨ ﾘ:/ : イ: :∧l: /
　 |／ ∨:./⌒|: : :|￣人　ヽヽ　 　 　 ../ｲ＜　j:イ : ∨
　　　　 ヾ{｛　.|: : :|　(0::）　　　　　　　　│ │　 | : : l
　　　　　　＼ﾑ: :小　　　 　 　 　__　 　 八: |　　| : : |　　　　　……すごい、やる夫兄さんが本気で怒ったの
　　　　　　 　 ﾍ: :.ヽ ＼ 　 　 　 ｀´　／l: : : |　　| : : |　　　　　　はじめて見た
　　　　　　　 　 ＼: ＼　　　､. ＿_／　│: :│　/ : :,′
　　　　　r-=ﾆﾆ.土＼:_ヽ＿/____　　　 /: : :/　/: : /
　　　　　ヽ ＿＿　￣｀ー──- ﾆ二≦:／　/ :／
　　　／￣　　　　¨二.＿　　　　　　　∠、　 '´
.　　/／￣￣｀ヽ　　　　　ミ＝-　　_/´　 ヽ
　　l'´　　　　　　＼　　　　　　　　′　 　 ∧
　　|　　　　　 　 　 ∨　　　　 　 　 　 　 ∧ |


172 ： ◆DAZiCeQp.w 2014/12/19(金) 02:26:19 ID:D9jve6eo




　　　　　売り言葉に買い言葉パート２だ

　　　　　つってきたザリガニとか拾ってきた猫と同じ領域で語られて、マッドマザーはキレた

　　　　　それに最初っからキレていた青年は怒鳴り返し、終わりの無い口舌の刃での斬り合いが始まった

　　　　　完全においていかれたCICの面々は、呆然とそれを眺めるだけだったのだが……

　　　　　ふと思い立った少女は、ぽんと手のひらを叩き、慕った青年と母親の仁義なき口喧嘩を見て
　　　　　　思考がオーバーフロウしかけていた少女に声をかけ、一計を案じた


　　　　　　　　　　　 |＼　　　　　　　　　　 ＿
　　　　　　　　_, -￣ ヽ|　―― ＿_　　 ／　/
　　　　　　　｀ ｰｰ-ｧ‐ 　 　 　　　　` ､/, -､'
　　　　　　　 /　/／ 　// |　∧/ﾘ/ﾘ.ヽ ￣ ＼
　　　　　　　 ￣/　l !{ ﾚ┼l‐l 　 l┼|‐.|､ｰ--‐`
　　　　　　　　　＼!ﾍ∧　●　　　●　|　|　|　 |
　　　　　　 　 　 |　 |ヽ}⊃　､_,､_, ⊂⊃　|ﾊ|　 |　　　　　あわわわわわわ…………
　　　　　　 　 　 |　 | 八　　 {　 }　　　|　|.ノ|　 |
　　　　　　 　 　 |　 | lr'⌒)､._￣_ (⌒ |　|　 |　 |　　　　　って、え？　な、何？
　　　　　　 　 　 |　 ｌ/ヾ三} ''i.|.i''",彡 !　|　 |　 |
　　　　　　 　 　 |　 |ｌ　　 ﾉ -山-l　　ﾍ　|　 | 　|
　　　　　　 　 　 |　 | ゝｰ' く_./ ヽ._>＿_ j　/　　|

176 ： ◆DAZiCeQp.w 2014/12/19(金) 02:31:04 ID:D9jve6eo



　　　　口論は延々と続く。主題はとびとび、最早ただの雑言の応酬と化しつつあるが……

　　　　腹痛めた訳じゃ無くても、手前が産んだ事に違いはないだろうが

　　　　だの

　　　　娘と認めてないにせよ、人間をそんな風に使える奴に母親ができるか！

　　　　といった、突かれると痛い所にクリーンヒットを入れられつつ時間は浪費されていった。

　　　　やっとこ思考が追いついたのか、そろそろ止めねばと察した艦長があることに気づく

　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　 ／: : : : : : : : :＼　　　　　＿_　　　　　　　 ＿_
　　　　　　 〃: : : : : : : : : : : : ヽ　. ＜: : : : : : ヽ ,、 〃: :--｀ヽ
　　　　　 ./: : : : : : :.／: : : :.｀ヽ/＼: : : : : : : : :./: : /: :/ヽ: : : ヽ
　　　　　,′: : : : ／: : : :./: : : /:l: : :＼: : : : : /: : :/: :ヽ{: : : ＼: :',
　　　 　 .: : : : : /: : : : :./: : : :.{:l:.l: : : :: ヽ: : /: : :/// /‘，: : : ‘，}
　　　　/: : : : :./: : : : :./: : : :.λ',: : : : : :r ./: : :/廴 /}: : }l: :ヽ: :.}
　　 　 i: : : : :./: : : : :/: : : : :/ ヽ: :ヽ: : { /: : :/{ ,圷 / ／ ｌ ｌ }}: :.!
　　　　l: : : :./: : : : :/: : : : :/　　‘，: :／ i: : /.ヽ｀ゞ《 /|: : ｉ} /ｉ:/
　　　　l : :.:/: : : : :/: : : : :/　　　 ゝ/　　{: :/ｉ　　 　 > |: : |〃/
　　　　ｉ: : ,′: : :./: : : : :/　　 /:.:.:｀ヽ、　i: {:|　 -／　 i: : :!
　　　　ｌ: :/: : : :./: : : : :/　 ／:::::::::::::ヽ＼ｌ ｌ ｌ--´　 　 }: :/　　　　　あれ……？　あの子達は？　副長？
　　　　|:/: : : :./: : : : :/ 　/:::::::::::::::::::::::＼l l:.l　　　　 / /
　　　　/: : : :./: : : : :/　〃::::::::::::::::::::::::::::::l l l　　　　〃　　　　　　「えっ？　あ、そういえばさっき執務管殿を
　　　 /: : : :/: : : : :./ /ヽ:::::::::::::::::::;==､::::::||ﾘ　　　 /　　　　　　　　　引っ張ってどこかに……」
　　 ./: : : :/: : : : :./ /:.:.:.ヽ＿:::::::〃　 ヽ:::::|',
　　/: : : :/: : : : :./　{:.:.:.:.:.:.:.:.|ヽ::::ヽ___ノ::::::|:.ﾍ
　 /: : : /: : : : : /　 i:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｉ:.＼:::::::::::::::::/:.:.ﾍ
. /: : :./: : : : : :/　　|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:',:::::::::::::i:.:.i:.:.‘，
/: : :./: : : : : :/　　 .|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.∨::::::::|:.:.|:.:.ﾉ
: : : ,′: : : :./　　　 |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.｀￣:.:.:. |´

180 ： ◆DAZiCeQp.w 2014/12/19(金) 02:34:39 ID:D9jve6eo



　　　　　　何処に行ったのだ　と周囲の人間がざわつき始めた瞬間

　　　　　　モニターの向こうに白い戦闘服の少女の姿が現れ……自分の魔力収束杖を振り上げたかと思うと、
　　　　　　　口角に泡を飛ばしながら叫んでいたマッドの頭に振り下ろした

　　　　　　いい音が鳴る。しかも、狙ってか狙わずか先端の角がトップスピードに乗ったところでインパクトしたのだろう

　　　　　　コンソールに頭をたたきつけながら女は昏倒した



　 　 　 　 　　　　＼＼「!
　　　　　　　 　　ｒ､j ＼ｒﾆヽ
　　 　ト､　　　　 ＼　ヽ ＼＼,. -、
　　 　',　＼　　　「:::ァ-ｰﾍ,.ヘ､Ｙﾉｽ
　　　　＼　 ' , _ ｊイ::::::::::::::'ｙｧ　＞ｧ'ヽ
　　　　　 ,＞､ヽ ,. ゝ―-､//／／ニﾆヽ ,＿＿
　　　　ｊﾆ-―ｔｙ′　　　　　　　　　　　 ＼＼ ＿｀フ
　　 ／ィ''ｱ´ /　　　// /ﾊ　 　　 ､￣ヽ､ |＼＼
　 / /　ｙ′,ｲ::ｨ　 7!7,ｲ/　!　l |　　＼　＼ 　 ＼＼　　　　　　　,.へ、
　 |/　 / ／,.〈 ｌ ﾄｲｆﾋ7`　 ﾊｲ/!　　ﾄ､',､　 ト､.　　＼＼　　,.ﾍ　/　 /
　 |､　 !ク　 ⌒| |　 　　,　代},ｲ/! /　|ﾄ､ヽト､＼　 　 ＼＼{　}‐ﾄ-く、　　　　　いよっこら……
　 ヽ＼{､＿　　vﾄ、 {_ｱ　　,ｲ| | ﾚ′,ﾄ､ ＼　 ＼＼ 　 ｌ! ＼）)　}　__ ＼
　　 ＼二Z ヾ/＞ 'ト-‐ ｧ' ｧﾘ/　_, " ﾉ `ー'　　 ＼＼　＼　｀Ｙ /‐-｀､ ',
　　　　　＼ /　>､　Y^Y ∠＼'"　 ／ 　 　 　 　　 ヽ ＼　｀Yi　ｌ:::::::::::l　|
　　　　　　 }y　L,::ヽｨｧ'"::::_}　ヽ／　　　　　　　　　 }　　}　 Lﾚﾍ、_,ノ　,'!
　　　　　　/　　〈_::::ｨ::ﾄ、::::::）ﾍ, ＼　　　　　　　 　 ﾉｲ /　　 　　_ノ　 //
　　　　　/ 　　　 ,ｲ ,::.',ゝ┬'＝' ＿ゝ、 　 　 　 　 　//　　　　　|　ーｒ"
　　　　/二ﾆﾆ::ﾆ､７ーﾍ;::::'ー‐'':::::::::: }　　　　　　　　　　　　　　＼　 ',
　　　　 ヾ､::::::〈　　　　　 'ー''ア´:::,. '　　　　　　　　　　　　　　 　　＼_!
　　　　　　　ー-=､　　　　　＞‐＜
　　　　　　　　　ζ　　　 ／　 ,. イ＼
　　　　　　　　 〈￣ﾄ､ _,.入,.イ　　　　 ＼


187 ： ◆DAZiCeQp.w 2014/12/19(金) 02:40:09 ID:D9jve6eo



　　　　　成し遂げたぜ　とでも言いたげに額の汗を拭う少女と、唖然とするCICの面々

　　　　　まぁ、ざっくり言うと、母親の気が盛大にそれていたので、それを良い事に砲兵の少女が
　　　　　　ジェダイオーダーをそそのかして道案内させ本拠を強襲。道中の困難は黒衣の少年に押しつけて
　　　　　　　警報にも気づかないほど頭に血が上っていたマッドをたたきのめした
　
　　　　　そういうことだ。敗因が何かと言えば　何でこの人達、悠長に変身してるところ見てるの？　とか
　　　　　　言っちゃう人間相手に隙を見せたところである

　　　　　ちなみに、妨害に出てきた猫耳はやしたのは犬耳はやしたのが止めたとかなんとか

　　　　　　　　__＿__
.　　 　 　 　 　 ﾍ｀ヽ::::::＞.､-::―::-..,　　　　 ／|
　　　　　　　　　ﾑ＜::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ 　/ 　 !
.　　　　　　 　 /::::::::::::::::::/:!:::::/::::::::::::::::::∨　∠.._
　　　　　　 ,.イ:::::::／:::__/i_|:::∧__/::::ﾍ:::::ﾍﾍ:＼´ヾヽ、
.　　 　 　 /::/:::／!::::::::/ |八ﾉ　∨ﾍ￣|:!:!::ｌ::｝　|　 ヾ:ﾍ
　　　　　 i::/ ﾚ' ﾚ∨:V三三 　　三三:|从ﾉｲヽﾉ　　 }::｝
　　　　　 |:{　　　 ∨/ ,,,,　　　　　,,,,.　|::!　}′　　　 i:/　　　　　　　　　ふぅ……思ったよりチョロいの
　　　　　 ヾ、　　　|｛　　　　　　 　 　 |ﾘ,ノ　　　 　 /
.　　　　 　 　 　 　 |/ ＞....⊂⊃_....,.ィ i/　　　　　　　　／>
　　　　 　 　 　 　 ／｀ ┬ヽ::∠∠イ｀ヽ、　　 　 　 ／／
　　　　　　　　　　ヽｰ┤|:::::仆､:::::j {ｰｖ-ヽ　　　.／／
　　　　　　　　 　 /　 /__,イ八ト┘__>　 〈　　／／
.　　　　　　　 　 〈.....//￣´人 ｀￣├く＞!／／
　 　 　 　 　 　 　 ７´ヽ,／ 　 ＼_ノヾ:::::::j／
　　　　　　　　　／｡　//　 「:|　ヽﾍ／ し′
　　　　　　　　　＼ヾ// く｀ヽ、 ,／／ ｡＼
　　　　　　　〔￣i l:γ⌒ヽヾ .Y ／__〉〉_／
　　　 　 　 　 ｀l l l 乂__ソ ﾉﾉﾉ'´|￣:|´
.　　 　 　 　 　 ヾ ヽ二二彡ソ　乂ノ
　　 　 　 　 　 　 ｀ ー 一 ´

193 ： ◆DAZiCeQp.w 2014/12/19(金) 02:45:09 ID:D9jve6eo



　　　　　これにより、現地民の協力により次元犯罪者拿捕　という一文に様々な意味を滲ませた事件が終わった

　　　　　ワンセンテンスに関係各所の苦笑いとか苦渋とか苦虫とか色々と滲ませた報告書だが……

　　　　　一応、空気読まない奴が一番強い　と読む物に思い知らせる　PT事件　はこれにて幕となった

　　　　　実にどうしようもない上に頭の悪い幕引きであった……



　　　　　　　　　　　＿　　　 _　　_
　　　　　　　　　￣　＼: :＼/ヽ/: :ヽ
　　　　　　　　　／￣: :ヽ/ x≦≧=ヽ、
　　　　　　　　 〃: : : : /=‐‐／: : : : ヽヽ
　　　　　　　　 { /: :/ / ― i: : : : : : : : i }
　　　　　　　　 |!: :// i: : ／l: : : : : : : : :.l
　　　　　　　　　ﾘ / /',: : : :l: : : : : : : : : l　　　　　　えっと……ひ、ひとまず解決……で、いいのかな……？
　　　　　　　　　 /: :ﾄ ヽ: : l: : : : : : : : :.:.l
　　　　　　 　 　 i: : i　l ｉヽl: : : : : : : : : : l
　　　　　　　　　 ヽ/　l l /: : : : : : : : : : : !
　　　　　　　　　　/_ --/: : : : : : : : : : : : :',＿
　　　　　　　　　〃:.:.:.:/: : : : : : : : : : : : : ∧:.:.:.ヽ
　　　　　　　 r/:.:.:.:.:.:/: : : : : : : : : : : : : : :.∧:.:.:.iヽ
　　　　　　　{ l:.:.:.:.:.:/: : : : : : : : : : : : : : : : :∧:.:.',_ﾉ
.　　　　　　　 l:.:.:.: /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :∧:.:.l
.　　　　　　　 l:.:.:./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ∧:.:i
.　　　　　　　 l:.:/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:∧:l
.　　　　 　 　 l:/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.∧ｌ
.　　　　 　 　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　眠いのでこの辺で


200 ： ◆DAZiCeQp.w 2014/12/19(金) 02:51:23 ID:D9jve6eo
余談、見た目は青年的にかなりドストライクであった

おやつみー・…

222 ： ◆DAZiCeQp.w 2014/12/19(金) 10:30:36 ID:D9jve6eo
やる夫氏は、母親に捨てられた過去から３０代の女性におびえと憧れ両方抱いている……
そのせいで、そっちに興味が向きやすい……

ゆがんだ形でのマザコンだなぁ……
尚、当人は顔も覚えてなければ声も忘れてしまい、家には祖母が怒って処分したため写真もない模様……
唯一残った記憶は、キャリーバックを握る指輪の嵌まった手と、頭をなでる感覚、そしてシャネルの夜間飛行の香り……