アメリカのストライキは激しい印象がありますが、フロリダ州にあるヒルトンホテルの全従業員が立ち去るハプニングが起きました。
宿泊客が自分の部屋にすら戻れない異常事態に陥ったそうです。
宿泊客「自分の部屋に入れないんだけど!?」ヒルトンホテルの全従業員が立ち去り、警官が受付に立つ異常事態に
（credit:Reddit/malmal3k）
受け付けにいるのは、なんと駆けつけた警察官たち。
宿泊客はチェックインもチェックアウトも出来ず、自分の部屋にすら入れない大混乱で、通報が入ったとのこと。
フロリダ州ボイントンビーチにあるヒルトンホテルでのハプニングですが、いったい従業員たちに何があったと言うのでしょう。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●ヒルトンで2年働いたが、超絶に組織的で、自分の課の内容ではない終わりのない研修がある。この会社はお金以外に必要な全てが与えられる。
↑4年働いた。私も泡が消えるように辞めた。悪夢だった。
↑ソフトウェア開発部門に応募しようとした。応募さえも組織的で、20ページくらいのフォームに特大な回答ボックスがあり、「経験」「いろいろな状況のときにどうするか」「なぜここに働きたいのか？」などが書いてあった。
面接はそのためにあるんじゃないのか？ もうそこで働くのが想像つかない。ロボットのような人々がロボットのような会社に勤めて、給料は相場の半分ってイメージを持った。
↑ヒルトンは首尾一貫して、働きたい会社ランキングの上位に入ってる。
●従業員が完全に職場を立ち去るのを聞いて、自分は満足している。過去に同僚が去るのを見て「自分もそんな勇気があったらいいのに」ど思った。
自分の立場で考え、それに気づき、ひどい扱いを受けたくないと思ってもいいんだ。
●もう世の中は従業員がみんな去ったっていい頃合いだ。経営者は従業員が奴隷でないと知る必要がある。
●高校のときマクドナルドに働いていたけど8人全員で辞めた。理由はオーナーがベルトをしないことを理由に1人をクビにしたからである。制服についてばかげているくらい厳しかった。
●「チェックインありがとうございます。お客様の予約については、セキュリティを最高にアップグレードされ、全部屋に懲罰用のステンレス柵がほどこされています。レンガビューか有刺鉄線ビューのどちらがお好みですか？」
●なるほど、ひどい扱いをされた従業員は出ていってしまうんだな。そして警察が呼ばれ、宿泊について助けてくれる？ それは知らなかった。
↑これは運用コストを下げる方法だ。
↑次はサブウェイで従業員が辞めて、警官たちが「どの種類のチーズですか、温めましょうか？」って想像している。
↑パンデミック中の老人ホームでしてほしい。
↑おそらく警官がそこにいる唯一の理由は、ホテル営業中にスタッフなしの状況は違法だから。
きっと誰か来て閉鎖する手続きをしているか、宿泊客が他のホテルに行けるようにしている。
●ヒルトンのフロントデスクは悪名高いほどに報酬が低い。ホテルで最悪の仕事である。
●投稿者はそのホテルに泊まっているの？
↑（投稿者）そう。ルームキーが動かなくなり、自分の部屋に入れなくなった。他の宿泊客3人についても同じ。他にチェックインをしようとしてる客もいる。
●じゃあ警察がカウンターで仕事？
↑（投稿者）（笑）
彼らはシートにある番号に電話して、そのリストは「予約をしてはいけない」リストだと気づいたばかり。
●警察はまだいるの？
↑（投稿者）1人去ったがまだ5人いる。
●なぜ従業員は去ったの？
↑（投稿者）全くわからない。給料に不満、客に不満、上司に不満だと思う。
強盗や誘拐、閉じ込められるなど、セキュリティを懸念して警察が出動しているようです。
宿泊客には大迷惑ですね。
