こちらは1月10日の早朝に撮影されたアリゾナ州スノーフレークの空。
天変地異の前触れかと思う光景ですが、大麻(マリファナ)の栽培施設と天候が原因でした。
撮影者はこの栽培施設の職員カーラ・スミスさん。通勤前に自宅を出たら、このような光景だったのだとか。
施設では栽培促進のために紫色のLEDライトが常についており、雪が降ったこの日は低空に雲や霧が立ち込めていました。
カーラさんは「これほど空が紫色に染まったのは初めて見た」と述べており、気象条件などが重なった結果だったようです。
ちなみに紫色のLEDライトの使用は大麻栽培に限った事ではなく、植物育成用として一般的だとのこと。
「led植物育成ライト」でGoogle画像検索するとこのような結果に。
光合成に良いとされる光の波長は植物の種類や環境に依存しますが、基本的には赤と青が有効。そのため赤+青=紫が効率的とのことです。
自宅の観葉植物に紫LEDを照射すれば育ちが良くなるのでしょうが、癒しの観点からだとビジュアル的に台無しになってしまうかもしれませんね。