以下の内容はhttp://labaq.com/archives/51891921.htmlより取得しました。


2017年12月22日 12:24

「編み物好きの母がアルツハイマーになった…作品を並べたら進行度がはっきりわかった」反響を呼んでいた写真

 

編み物でわかる祖母のアルツハイマー進行度00
アルツハイマー(脳が萎縮していく病気)の診断を受けたという、海外のお母さん。

その後も彼女は趣味の編み物を続けましたが、2年ほどで続行不可能になったそうです。

病気の進行度や恐ろしさがよくわかる、作品の変化をご覧ください。

The Progression of Alzheimer's Through My Mom's Crocheting

編み物でわかる祖母のアルツハイマー進行度01
左上から、だんだんとクオリティが下がっていく編み物。

やがて模様は崩れ、形も維持できなくなり……。たった1〜2年の変化だそうで、アルツハイマー病の怖さが伝わってきます。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●わお、本当にお気持ちを察します。そしてとてもつらい現実が、コンセプトとして視覚化されているのがすごいと思う。

↑本当だね。

●両親の家系は、どちらもアルツハイマーを持っている。父親には2人の兄弟とともに症状が出ている。アルツハイマーは遺伝要素もあると読んでから、自分も同じことになるのかと不安を覚えた。両親ともにあるので特に。

●これは本当にグッときた。数か月前に祖母をアルツハイマーで亡くしたけど、その進行は本当に速く、たった1年で普通の状態から完全な病気になった。最後は介護施設に入ったけど、2週間も経たないうちに他界した。

↑恐るべき速さだね。

●間違いなくこれは、自分が恐れるもののひとつ。自分を構成しているすべてが、徐々に消えていくということだから。うちの家系にもアルツハイマーがある。気持ちがとてもわかる。

↑うちの家系にもある。家族の2人ほどが、だんだん家族から離れて自分の殻に閉じこもっていくのを見たよ。

●思い出は作れる間に作っておくべきだってことだね。

●心を失うのは最も恐れていることだよ。死ぬことより怖いと思っている。

●これは痛ましい。

↑最後の空いた場所(右下)が自分には響いた。

●うちの祖母もアルツハイマーだった。大好きなおばあちゃんだったよ。

●共有をありがとう。

●お気持ちをお察しします。興味があるので他の例も探してみた。
編み物でわかる祖母のアルツハイマー進行度02

↑1996年は信頼できないな。

●びっくりするほど自分を悲しくさせた。

●これは美しいほどに唖然とさせる。

(投稿者)
みんなの親切なコメントや言葉にありがとう。これは以前にFacebookでも投稿したことがあって、そのリアクションに驚きました。
今回は彼氏が掲示板への投稿を勧めてくれました。母が病気に屈服していくところをよく語っていたけれど、初期の編み物を見ると、どれくらい母が大丈夫だったのかよくわかりました。
この正方形の編み物たちが、彼女の1〜2年の進行を表しています。(初めて診断されたのは母が54歳、私が22歳のとき)。
いつ編み物をできなくなったかはしっかり覚えていないのですが、しばらくは正方形が作れていました。やがて円になり、そして小さなものになり、いつしかバッグにかぎ針と毛糸を入れるだけになっていました。
みなさんや医師にも驚かれていますが、母が最初に診断を受けてからもう12年ほど生活しています。(家庭で愛情を持った世話されているからだとよく言われます。介護士と父親は本当によくやってくれています)
現在は全く口を利けず、自分の面倒は一切みられません(食事、お風呂、着替え、付き添いなしに歩行など)。
ですが身体的には健康なのです。歯ぎしりをしきりにするので、歯科的な問題はあります。夏からホスピスにいますが、医師たちは数か月から数年は生きられるかもしれないと言っています。
母が話せなくなってから2〜3年、そして私を誰かわからなくなってからもう5〜6年になります。
他の大勢の家族が、似たような体験をしたり影響を受けたりしていることも知りました。
皆さんのメッセージや暖かいお言葉に感謝します。


患者本人はもちろん、家族にも大きな負担のかかることだけに、治療薬の進歩・発展を期待したいところです。

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