建物の維持というのは結構大変なもので、経済状態が不安定になると維持費の捻出も厳しくなります。
伝統ある建物でも売りに出したり、貸し出したりしながら、なんとかその様相を保っていくというのが常ですが、イギリスでなんとスーパーマーケットとして利用されている教会が登場したそうです。
建物の維持というのは結構大変なもので、経済状態が不安定になると維持費の捻出も厳しくなります。
伝統ある建物でも売りに出したり、貸し出したりしながら、なんとかその様相を保っていくというのが常ですが、イギリスでなんとスーパーマーケットとして利用されている教会が登場したそうです。
テスコという大手スーパーマーケットが最近オープンした新しい店舗は、なんと古い教会を改装したという、非常にユニークなものとなっています。
元々はメソジスト教会だったというこの建物の変貌ぶりに、当然ながら意見は二分しているようです。
イギリスでは社会から見捨てられた教会の建物が増えつつあるため、今後この大手スーパーが同様の店舗拡大をしていくのか気になるところではあります。
反対派は当然ながら教会を商品化することを不浄だと考え、賛成派は利用されていない教会が他のことに使われるのならば、十分価値があることだと考えているようです。
ここで聖職者を務めていたボブ・マッキンリー牧師は、普通ではないこの教会の変貌を残念に思っているようですが、一旦売買が終わればもう教会側のコントロールはできないとの考えを示しています。
一方、スーパーマーケットの内装としては、ステンドグラスがあったりと、建物そのものが教会のために非常にユニークな造りとなっており、結構人気を博しているそうです。
日本で言うと神社や仏閣がスーパーになったというところでしょうが、面白くはあるものの、違和感も拭いきれません。
伝統ある建物が生き残るため、全く別のものとして維持・転用されるのは時代の流れということでしょうか。
Unholy conversion as church becomes a Tesco