5月10日にロシア・モスクワで、老朽化した天然ガスのパイプラインが爆発しました。
最大300メートルという巨大な火柱が上り、深夜の市街地が明るく染まったそうです。。
5月10日にロシア・モスクワで、老朽化した天然ガスのパイプラインが爆発しました。
最大300メートルという巨大な火柱が上り、深夜の市街地が明るく染まったそうです。。
巨大な炎と共に辺りに立ち込める白煙。
遠目からみるとまさに閃光。
駆けつける警察官と警察犬。
ビルがミニチュアに見えるほどの高い火柱。
これほどの火災ですが、翌日の段階ではけが人が5人出たものの死者は出ていないそうです。
騒然としながら見守る市民。縦に伸びた影が、炎の明るさを示しています。
モスクワの過去数十年で最悪の火災だそうですが、他の地域に延焼しなかったことが不幸中の幸いでした。
まるで舞い上がる昇竜のよう。
これだけ燃えているのに、野次馬が冷静に観察しているあたりがロシアらしいと言うか…。
天然ガスの引火もあり得えそうなこんな状況で、避難もせずに近くで観察するなんて、恐ろしくてできません。
当日はナチスドイツの降伏を記念した「勝利の日」の祝賀行事が行われた直後だったため、テロの可能性も疑われましたが、原因は老朽化した施設の技術的な問題だとのことです。
ロシアではエネルギー施設の老朽化が進み、今後の課題となっているそうです。
火災現場の映像はこちら。
Huge gas explosion in Moscow (29 photos+1 video) より