以下の内容はhttp://labaq.com/archives/51084087.htmlより取得しました。


2008年08月22日 20:49

自由の女神の建築風景はこうなっていた…19世紀に撮影された写真

 
自由の女神の建設風景TOP

自由の象徴でありニューヨークの象徴でもある世界遺産、自由の女神像

アメリカ合衆国の独立100周年を記念してフランスから贈呈され、マンハッタンの南、リバティ島で1886年に完成しました。

フランスで一度仮組みされた後、214個のパーツに分解し、ニューヨークへ運ばれたそうです。

パリで建築、仮組みされたときの写真がありましたので、ご紹介します。

自由の女神の建設風景01

1878年、パーツを作成するパリの工場(こうば)風景。これを見に30万人が訪れたそうです。


自由の女神の建設風景03

写真は1880年のもの。


自由の女神の建設風景02

1883年にはパリの公園で頭部が展示されたそうです。


自由の女神の建設風景04

1883年。着々と胴体が組みあがり、手には松明(たいまつ)が。


自由の女神の建設風景05

1884年。


自由の女神の建設風景06

見事な自由の女神像が完成。これからバラしてニューヨークへと運ぶわけです。


自由の女神の建設風景07

顔のパーツだけ見ると、自由とはちょっと不機嫌な感じです。


自由の女神の建設風景08

裏側。


自由の女神の建設風景09

足のパーツ。


自由の女神の建設風景10

ニューヨークで組み上げられたときのイラスト。

台座の資金には国民の寄付が集められ、1886年に堂々完成しました。雨が降っていたにもかかわらず、除幕式には100万人以上が集まったと言います。

設計したのはフランスの彫刻家、フレデリク・バルトルディ。彼は巨大な像を造るにあたり最先端の鉄骨技術が必要と考え、後にエッフェル塔を設計するギュスターヴ・エッフェルに内部設計を依頼しました。

参考:19世紀に撮影されたエッフェル塔ができるまでの写真13枚

あまり知られていませんが、正式名称は
「世界を照らす自由」"Liberty Enlightening the World"
と言うそうです。

現在 9.11テロ事件の影響で、頭部展望台へ登れないのは残念ですね。

Statue of Liberty Construction, NYPL Digital Gallery | Results より

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