以下の内容はhttp://labaq.com/archives/50940754.htmlより取得しました。


2008年03月13日 09:42

サルを1000円で買います

 
サル

むかし昔、ある男がある村に現れ、村人たちに言いました。

「猿を一匹1000円で売って欲しい」と。

サルは村では珍しくもなく、そこら中にいたので、村人たちはさっそく森へ捕まえに行きました。

村人たちが捕まえた何千匹ものサルを男は一匹当たり1000円で購入し、そのうちサルの数が少なくなってきたので、村人たちは捕まえに行かなくなりました。

そこで男はサルの値段を一匹当たり2000円にすると発表しました。この新しい発表により村人たちはまたサルを捕まえに行きました。

しばらくするとサルの数がさらに減ってきたので、村人は捕獲をやめました。

すると男の申し出は2500円へと吊りあがりました。しかしサルの数はかなり減ってきているので、捕まえるどころか見つけるのさえ難しくなっていました。

とうとう男は値段を5000円にまで吊り上げました。

しかしながら、男はビジネスのために町へ出向かなくてはいけなくなったので、彼のアシスタントが代わりにサルを買いつけることになりました。

男が留守の間に、このアシスタントは村人たちにこう言いました。

「今まで彼が集めてきたこの多くのサルを、あなたたちにこっそり3500円で売りますから、明日彼が戻ったら、それらを5000円で売るといいでしょう」

村人たちはそれぞれお金を出し合って、そのすべてのサルを一匹3500円で買いました。

しかしその後、村人たちは男もアシスタントも二度と見ることはなく、ただサルだけはそこらじゅうにあふれていました。

これで少し株式市場のことをわかっていただけたかもしれません…

How.......より

正しい本質をついてるかはともかく、ちょっと面白い例えだったので拾ってみました。

今現在も、本来は景気の低迷や高騰で消費が減り、価格が落ち着くはずの原油や食料市場が、投機マネーの流入で高騰する一方ですね。

しわ寄せは大多数の一般市民に来るわけですが、投機によってぼろ儲けしている側が支配層側なので、規制もままならない感じです。

マスコミがアテにならないなら、ネット上で批判のムーブメントでも起きないものでしょうか…


posted with amazlet on 08.03.13
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