681 :
◆KcxXifcWsc:2011/07/12(火) 19:01:36 ID:lqjFsf4Q
ネ , '. .
,..ヒニゝ、 :;:, .:.
_,. -‐'"~ パチパチ… . . .:', .:.
、-─'''"~__,,,..〟-‐''"个`';ー-, 、..::... . . .':::;:, .:.
`ー=ニ二! |^'│ . ':;:. :::. . ..:.:λ:: :: .;;.'; ::,)、::.:;.:,:;.:
,.__|,∩_|ェェ|,∩..':;ヾ::.:ソ)人ノ 从:. ソ)ノ ):.: .;,.'
;r、 {ニlニlヨ=!ー'''','二二ニ.::V (ソ ヘ (::.:.:'.,; :. .
,.,.r;:ゞ゙ヾ;,:ゞヾ`ゞ> _,,..〟-‐‐"ー''''' ̄ ̄_,,..〟-',:; .::) て:;;':.
;:;ゞ《ゞ;':;ヾ:ゞ;ヾ-;ソ ‐ニ;゙----──''''''''''"""~ _,,,,,,....:.(ノ (::..
、_ゞヾ;;/ヘFゞヾ;:'`  ̄ ̄|| ̄〒─i'''''"""| . . .::::) ,ゞ.:.
、`)'~ヾ;;ゞ';;゙ゞ;ヾ;'ゝ iョェェ||ェョ;||ョェョ|ェョェ==|F.;: . .:::: .:ソ (: :.
;ヾ;iiゞ<ノ;ゞヾ-'、、_ '==i‐_‐‐__‐_',,' . . .::.: :::..::..:( ):::...
|r''ゞ-ヾ´;ゞゞ;《ヾi |「--i ─┬──i─┬─‐||─┼─|─┼-┤
;;ゞヾ;ゞ';''/ゞヾ;;ヾ`、、 ||. | | | ! || |||||||| | .|
ゞ、-;::='‐'>ゞ''ヾ_ ヾ'" iョョ;llョェョ'ェョェョェョェョェョェョェョェョェョェョ_||||||||_,」__|_,,.
ヾ| | `ヾゞ;'ゞ';ゞr;、ri、,,rl~ヽ|======================ll========i
;;| |-=ゞ゙;ヾヾ、=''""二`"^"^ー──────────亠---------------'
/:/ ̄``';ー-、=-、 r-、 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二
;|-''ヽー'─''''''''' `''"二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─
;|─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二
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金閣寺が炎上したのは1950年7月2日、三島事件より20年前のことである。
原因は見習い僧侶による放火だった。
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682 :
◆KcxXifcWsc:2011/07/12(火) 19:01:52 ID:lqjFsf4Q
_,,.、、、、、.,,_
/.:::::::::::::::::::..`ヽ、
/ .:::::::::::::::::::::::::::::::. '、
| :::::::::::::::::::::::::::::::::,ヘ{ツ
| ::::::::::::::::::::::::,ィゥ ノ j
|::::::::::::::::::::::( |.! ;{
.|::::::::::::::::::rリ`l,〉 j}゙ 人間は美を思い続けると
}:::::::::::::::ノ゙ l /. ;この世で最も邪悪な暗黒に出会っってしまんだろうな…
,xァ''ー'゙'` '、 /
/ ー`¨`''''ー-- 、」゙'′_
''^ーァ 、_____  ̄ /
`>'、, '''"´ ̄ ̄_二ヽ、
/ / ヽ
,' , / ゙、
l / __ !
l, l く,_ 、 |
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犯人は動機として、
「世間を騒がせたかった」や「社会への復讐のため」などと供述した。
しかし実際には諸事情から、、厭世感情からくる複雑な感情が入り乱れていた、と言われている。
三島はその「複雑な感情」を、
「自分の吃音や不幸な生い立ちに対して金閣における美の憧れと反感」とし、
それゆえに放火したと分析した。
その分析に基づいた小説が「金閣寺」である。
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683 :
◆KcxXifcWsc:2011/07/12(火) 19:02:11 ID:lqjFsf4Q
____
,.-‐ ´ ` 、
/ \
' ヽ
/ ',
/ ',
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i .:/ ヽ ',
| .:/ \ i
| ' |
j/ |
/ ヽ 掃除でもしようかな……
,' ',
/ ゝ
/ ヽ
/ / ',
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/ l
/\ /l
/:::::::::::\ /:::::|
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/: /: /:: /:\::::::::::::::::`ー-、 /::::::::/: : /
从ノ//: /:`ヽ::::::::::::::::::::::`ー- 、 /:::::::::/: /: /
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さて、京都というと、東京や鎌倉と並んで、文人とかかわりの強い土地柄である。
例えば以前も書いたが、谷垣潤一郎の墓は法然院にあるし、小説家も多く住んでいる。
そして当時、この女性作家も京都に住んでいた。
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684 :
◆KcxXifcWsc:2011/07/12(火) 19:02:31 ID:lqjFsf4Q
/ _______ \ \
. / ハ _ ..-‐・・・7 :. :. :. :. :. :. : √. :. ̄:ヽ ヽ.
/ レ´7 :. :. :. :. : / :. :. :. :. ' :. :.ノノ: ハ '.
′ ! :〃 :. :. :. :../ :. :. :. :. '⌒ヽ +:. /:. .| |
.i |〃:. :. :. :. 〃 :. :. :. :. 〆:. :. :.ノ:._:. :.〃:....:| |
. i |:.+:.(( :..ム_-‐='「 ̄'干i:ー―ト、 ̄ヽ:ー┤ |
i | ..イ ,..千ハ∧ ! | ト、 ハ∧ ∧ ミz - |
| レ′/イ /升小 、i ノ '/ィァテミV、, ) ト、! !
| -=彡' ! |,ィてVi!ミ f0::::::ハ Vイ ハ!\ |
| / 从| '〃し::::oハ iハ::: ○ ハ|| |
| ∧ | 从 iハ:::(⌒ ゝ-‐' ,, i! l: |
| ∨| ! `ー_ ’ i! |: | あれ、なんだろ、この手紙……
| ',| ! , i! |: |
| |ハ、 ,イ 人; |
人 | ヽ.ト、 ,_、 イ /!: : :! |
′ ', ト、 \i> イ }|イ!: : :! |
! ::!: レ' ヽ ヽ:. \>‐- __ .. '´ ノ /| !! : | |
| ::|: | ヽ. ヽ :.\‐--一… ¨ .:..| !! :∧ ヽ.
! ::|: | \ ヽ-、ヽ. /:. :.! !ト ヽ. ヽ
ノ :::!: | 〉 i / :...>=≡了:):. ! !|ノ\! i| '.
. / | \ /:! i′((_))_\〃 :. :.! !\_ノヽ! !
/ | ∧:! |:. :. :. :. ¨ 7:\:. :..| | ゝ- '| i
| ! i! ト、:. :. :. :./ .:i : ヽ/| | ! ! !
| \ー'| | \ /__:f⌒:y:从: |! | | ヽ.
ノ ヽ.! | ヘ: : ゝ-イ/ :. ヾ. ! | \
/ i! | ヘ: :|:/ :. :. :. | ! ∧ .
,.へ i! |、 / :. :.`ハ :. :. :.リ ノ ハ '.
/:.:.:.| \ ! | \./:. :. .:/ ! ∧:. :...:!/ ∧ |
/:.:.:.:∧ ヽ. ノ 人:. :.ヽ :. /: ! !〉:. 人 /:.:.:ハ |
/:.:.:.:./!:.ハ 、 z彡 '⌒) )、:. :. /:: ! / :./ ヽ /:.:.:/.::.! |
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瀬戸内晴美。のち出家し法名寂聴。
このスレでは法名の寂聴で通す。
当時京都に住んでいた彼女は、書庫を掃除していたとき、
ふと、1通の手紙を見つけた。
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685 :
◆KcxXifcWsc:2011/07/12(火) 19:02:52 ID:lqjFsf4Q
, -――‐- 、 っ っ つ
/イ´ ̄ ̄ ̄ `ヽ\ っ っ つ
/ //_____//| ヽ っ っ つ
| |/ イイ∧/V\lミ{ |
j }':{ノ `ヽリレ|:l | あーっ!!!!!!!
/,リ:l.> < .|::l i|
l' |::l⊃ 、_,、_, ⊂⊃j. │ これは、三島さんのあの手紙!
/⌒ヽ_|::ト ゝ._) j:::/⌒i |
\ /::::|::l;;>,、 __, イァ/_/ │
. 从 l||l ノ|/ {::≧=チ::ルl||l人.∧|
( ⌒ ) ヾ:::::><::://( ⌒ )|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
それは、三島から送られた1通の手紙であった。
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686 :
◆KcxXifcWsc:2011/07/12(火) 19:03:10 ID:lqjFsf4Q
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`丶
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く ノ ヽ
〉 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| l
| | _____| |
|,厶ア{∧ 丶\ \}\ │
│|/f^r芯\ィr芯ヾVヘ 「 ∧
│ l|〉 V::} V:::} } ヽ小、 「愛の渇き」って本なんだよ……
ヽ八 .ィ |´ \ ヽ
_}三ミヽ | |> - -=≦/:厶. \ \ 面白いわ、これ。
|.:.:.:.:. \\|: Ⅳ)/{匸斗-=ニ三三} \}
|.:.:.:.:.:.:.:. \\L[// ̄:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| \〉::\
(_ ).:.:.:.:.:.:.:.:.: ヾーr':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:(⌒ヽ \\:::::〉
ノ∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|<>|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.( __人\}ヽ∨
(__ノヘ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|\ ⌒⌒)
、 _.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|∨`ー冖
__ > 、.:.:.|.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.___|
__{∧/ニ二\_:|.:.:.レ-‐<\ \_
/ ∧/ハ´ ̄\  ̄´ __ \\ ヽ\_
⌒ー=≪}//}_\ {/∧/\ 二二ニニ〉__>、 `丶、
じヘ、 \ xヘ//ハ>、 \ て:イ \ \
 ̄`ー─<__ ∧//}/`ー─'^こ>‐┴'⌒\__>
 ̄`ー'  ̄
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なぜ、寂聴が三島の手紙を有しているのか。
それは事件より20年前……ちょうど金閣寺が焼けた頃にさかのぼる。
三島の書いた小説「愛の渇き」を読んだ寂聴は、そのあまりの面白さに、
ファンレターを送ることにした。
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687 :
◆KcxXifcWsc:2011/07/12(火) 19:03:27 ID:lqjFsf4Q
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,.-''";;;;;;;;;;``'ヽ、
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
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,!;;;!゙`''~^~ァrr-'゙`'´''ラヘ;;;!
|;;;| ノリ ミ;;;|
_ゞ;! r─-- 、 ,rェ--- 、ミ;リ
!ヘl;|. ぐ世!゙`` ,ィ '"世ン 「ヽ
!(,ヘ!  ̄'" |:::.`  ̄ ,ドリ
ヾ、! !; ,レソ このファンレターは暢気で面白いね。
`| ^'='^ ム'′
,rト、 ー- ─-: /|
_../ i| \ === ,イ.:ト、
/ i| ゙、\ ; /リ.:;!:::\、_
゙! ゙、 `ー─''゙:::;:'::::|::::::::::\
゙、 :::/::::::|::::::
`ヽ、 ゙、 ./ .| ,-、、
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三島はファンレターについて、めったに返事を書かない人であった。
しかし寂聴のファンレターは三島曰く、
「あんまりのんきで愉快だから」思わず書いてしまったらしい。
それから、文通が始まった。
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688 :
◆KcxXifcWsc:2011/07/12(火) 19:03:48 ID:lqjFsf4Q
,..-一ー''゙゙ ̄~゙'''ー- ..、
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;. \
.,i";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;;;ヽ
.|丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.!
l丶;;;;;;;/!マダ゙'''!゙'V┐;;;ii―=i,xri-、;;ヽ
|;;;;;;;;;;;,! ゙゙.!;lリ .!;;; !
|;;;;;;;;;│ !′ .!;;.l'
.l;; ∴/.`-ニニ;;;;x, ' wr=ニ`-'.|、!
]/'.l.| " l、.!
,!゙ .川 `”´丶 │.'' ̄´ .l l 瀬戸内君。
ヽ ゝ | !.|l゙ 君の書いた「痛い靴」だけど……
.'Lヽ , l゙/
l'ァ.l .゛.'" .|’ 平凡で、新鮮味がなく、失望したよ。
.リ ヽ .-- -- ,/
/'゙i .ヽ ..y. .ノ|
/゛ .i′ \ / ; |`'、
._..-''ア ll l .\、 ." .,/;;;;;;;;l.l \
` .. l゙ .!| ..l .`゙゙´ ;.,;;;;;;;| ! .゙ぐ- ..,,_
⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶
│ │
└──────┘
┌─┐
│ │
└─┘
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, : '´ ̄ ̄ ̄`¨: ヽ、
□ /: : : : : : : : : : : : : : : : \
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ' ,
/: /: : : : : : : : : : : :.!: : : :!: : : : : : : : :.ヽ
|: :!: : : : : :/: : : : :|: |ハ: : |: ヽ : : : : :ヽ: :!
|: :|/: : i: ハ: : : :/!:.| ト、ハ:.|: ヽ : : : :ミ:ト-
|:./:ハ:.十―i匕/`|/ |/ `TT⌒!: : |: !:.|
__,. イ7从!: |/rそTト rそTト、|/!VV 今だからこそ、あの手紙、ありがたいって言えるけど、
|: :{ |N| 弋zソ 弋zソ !: :|/|
|: :弋|: :!w` ̄ ,  ̄ w.| : !: ! 当時は……
/!: : : | 込. ハ: :|: |
厶r‐<|: : |:::\ (´) , イ::|:i :|:入
/:::::::::::::::|: : |:::::::::::>x<´ ̄ ヽ:::::::|: : |::::::\
|\:::::::::::|: : |:::::/ ̄ ∨ |: : |:::::::::∧
|:::::::>' ⌒ヽ∠ }'⌒ヽ!:::/:::::|
|::::/ ヽ ソ 人// }:::::::::::|
/ ̄\_>く \ |>くノ:::::::::::::|
__,/ /:::::::::::\:::::::::|
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1954年に寂聴は処女作「痛い靴」を発表する。
しかしそれを読んだ三島の反応は、
「平凡で、新鮮味がなく、失望した」であった。
今でこそそれは「親切で、心のこもったありがたい戒め」であるといえたが、
受け取った当時は恥ずかしく、いたたまれない気持ちになったのだ。
そして、封印したのだった。
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689 :
◆KcxXifcWsc:2011/07/12(火) 19:04:05 ID:lqjFsf4Q
/, --――――――ヘ \
ノ/ | ヽ
r' / |
| | _____│ l
| | > :7 「: : :.j、__ヽ: : : :\ |
| {_/ : : : / {: : }八\: :}\}∧j |
l /: : : |-八 \{ ヽィ==ミ\:| |
|厶/: N斗=ミ. {{//ハ Y|、 ヘ
| 八从Y{{//ハ う:ソ |: '. 丶 でもまあ……今となっては、
│ `∧ヾ うり |: :|`:、 \〉 懐かしいものなんだよ。
│ / ∧ ´ ' |: :|: { \ /
| ./ l:小 _ ノ j : !: } ヽ 〈
|/ |l: : ゝ._ ィ/: 厶イ \
/ |: : :|: :{ > .__.., イニ/: :/ │ 丶 ヽ
/ i |: : :|: :'. : : : / //: :/,// i l
/ :l |: : :|: : :\/ / /: :/´ │ │ │
/ | |: : :|i: : : : ∨/_, /: :/ | |
. / l: !: :.八r┬≠¬))': :/ │ |
〈 │ /: :/ 弋匕≠彳 : / | |
| /: :/ / | / : ,' / | |
\ | |: : | /ノ∨ /'|: : l { | │
/\| |: : l | / / |: : | /' | │
/ ノ |: : l |/ │ |: : | , / | |
| / 八 ∧ | | │!.:| ∨ | \
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寂聴は、三島から受け取った手紙を眺め、
懐かしいと思っていた。
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690 :
◆KcxXifcWsc:2011/07/12(火) 19:04:23 ID:lqjFsf4Q
/ ゝ--ァ / -/===、 ∧ \j| | .ィ
/ | / / ス / _ | / V ` ’ー彡’
’ レ'イ / Ⅴ==ミV.、 | _ハ_.::::::`ヽ
| ’ | / | 〃 んハ` レレ' ̄` /: |::::|
| / | | ゞ. O:少 ィ:=、ヾレ’:: |ヽ|
| ’ | | ¨ んj i!∧:::: |
| / /'| | , ゝ' ハ::\! まあ、いろいろと事情があって、
,/ / | | _〈/  ̄ ̄ ¨ ‐- すしの出前取ったんだよ。
/ /:`! | | i ン´/,. ´ `
. / '::::ノ| | ノ(__ / ノ \
/ /:/ | | | | ノ i
i! ’ /'⌒ヽ | ト . ..イ| レ’ ノ` ー──┐ |
i!/ /⌒ヽ. | | /` ┬-‐才::丁:::し! / r'| ト、-- 、
/ /⌒ 、: : :\| |/ヽ:::./:::::/:::/ |:::::::::し'| //| / Y |
/ /==='ア \: : .| |`ー‐Y::::/:::/ !:::::::::::: | //.: ! / / /:|
.’ /〃 \/ ゛. :.:| | 人/_:/ ノ!:::::::::: | /イ|::::| / / /:..:|
. ,’ ∧ニニ) ヽ |:| |イ: | fo>`く._|:::::::: | i:| | ゝ‐‐ ’ / / : : |
/ / | !: | ト|、:| V ヾ 、|:::::::::: | l:|∧ / ,.’: : : |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
さて、そんな三島との手紙のやり取りを懐かしく思いながら、
寂聴は昼食を食べていた。
そして、何の気なくテレビをつけた、そのときであった……
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
691 :
◆KcxXifcWsc:2011/07/12(火) 19:04:47 ID:lqjFsf4Q
,r yー、 _
(.ヽ \ヽ, ,r-、 ,.r=ー -、` 、
i-、\ヽ .` `し' / /__vr=_ニ、 \.ヽ
ヽ `" { irテソ ヾ,'"'` ケ、j_
\ _, l, }r'`- ヘ., ir= )
ヾ、_ノ^ヽノi | .r_iニtッ' t_ソ{
>' ,r | i }rー' / i.ハ| 静聴せいと言ったら分からんのか!
r''  ̄ l ヽー=二ー-'Y_| |
i | _ ,r-ー(  ̄  ̄二__|I | 静聴せい!
l l ,r^ ̄ヽ`ニ、 `ー- _
| |_,、-'- i`- r-i` >、
l r`ヽ ' y{r_i _ `' r' ,ニ{
| i k、 ,r'"j _ <,j i i,
i r' l`-' rっ l l
ヽ_ _,r-t / | ` i /
 ̄  ̄ レ l
| 【三島由紀夫(本人AA)】
| .{_______________ | |
| / : : /: : / : : : : /: : : :/ : : : : ′ | : : |: : : ヽ } |
| ー‐=< .ノ: : /: : / : : ィ /: : / : : /: :/ | : : }: :i : : Ⅵ/
| .> / : : {i : -‐≠‐--‐―==≠ |: : ハ }: :i: : \
| ./|: :〃 i: : レ' ,.斗≦芹ミ、ノ ノ }≧=-ミ: :i} : : ヽ≧=‐
| / |:i:i :i{ |: : | 人{ rテ(__ ヾ x≠ミ、 i∨: : ii: :i
}, {从八{ハ| うし.ノ ィ示ハ }): |: : ハ |
.′ 八i i : i| `¨´ ぅし:.ノ Ⅳ{: / |レ
′ ' | : i : i| `¨´ ハX. |
/ /込| : i : i| , ∧ `ヽ !
/: |: :| : i : i|、 . i: ヽ V こ、これは……三島さん?
. /: :∧ | : i : i| 、 ,..::::::マ} イ.: | , .i
/: :/\ | : i : i| 〈:::::::::ノ ィ:i..| : | , .|
. /: :/ .ハ| : i : i| 丶 `¨´ .ィ : i| i | : | l .|
く :ノ .| : i : i|\ > r‐< / : :i| i | : | l .|
/ ヽ .| : i : i| ー―'――' バ: : : i| i | : | l .|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「テレビでこの目で、三島さんの演説する姿を見ていながら、
私はこれが現実のこととは信じることができず、ショックはこの上もなく大きかった。」
「文士劇か、お道楽の映画の一こまであってくれと願った。」
「それは悲しい漫画だった。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
692 :
◆KcxXifcWsc:2011/07/12(火) 19:05:08 ID:lqjFsf4Q
∧,,∧ ∧,,∧
∧ ∧ ( ) ( ・ω・)
(ω・ ) ( U) ( つ日ノ ∧,,∧
| U u-u u-u ( uω)
u-u (∩∩)
∧,,∧ ∩ ∧_∧ それでも武士かよ……
(・ω・') ⊂⌒( ・ω・) はいはいわろす
⊂∪∪⊃ `ヽ_∩∩
/ / l {
′ { _ _____ _ | ‘,
{ .. : : ´: : :∧: : |: :} ` : : {
| }> ´/: : : :j|_;ノ/ : `トJ;_: : : }: :` <} 、
| _,ノ : : : :厶斗ヒ八.:/ ∨j/∟「以ト、: : : : \ }
ー=ャi : :}/xfヒF弌㍉ ,ィヒF弌㍉ : :|: :r‐一 |
} }| : :|代つ//:リ つ//ノリハ∨}: :| |
′ 八: :{ `‥ ''´ `'' …' '八ノ| }
{ }ハ ' ハ : :| {
} |i小 小 : | ∧ ・ ・ ・ ・ ・ ・
. 〃{ 八ハ v ̄ ̄ヽ ハi| : } / 、
. / /: :| :i人 ー-─' .:' : :リ: :ハ }
, / : :| :|: :个: . .イ: : : / :/∧ ′
{ / : : :| :|: : | : _;≧r ≦L_|,;_: :/ :/∧‘, ヽ
. ノ /.: : : :| :| : .イ{ ┴-------┴ } ∨ / : : Vハ
/ /⌒''¬|: |:/ V\ ノV /:/_;_;ノ¨⌒}
. / /⌒ヽ./|: { ∨ノ廴___ノ⌒}}/ / /⌒\ /} '
/ /\ /} |: | } :〉弌三三少イ { / /\ /〃 , j
/ / / { |: | ∨ `¨¨¨´ ∨ / / { \} }
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「玩具のような楯の会の制服を着て、七生報国の鉢巻をしめて、
秋の中天に輝く陽光に目を射られながら、
必死に叫ぶ三島さんの演説を聞いている自衛隊員の白けきった鈍重な表情を見ると、
いっそう三島さんがピエロめいて、哀れでならなかった。」
「こんな映像がテレビに撮られ、永久に残ることを三島さんは計算していたのだろうか。」
寂聴はあまりのショックに涙も出なかった、という。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
693 :
◆KcxXifcWsc:2011/07/12(火) 19:05:49 ID:lqjFsf4Q
. . . . ...............:.:.:.:.:.:.:.:.:.:............. . . . .................... . . . . . .. . . . . . . . ....:.:.:.... . . . . .
. . . . ...............:.:.:.:.:.:.:.::............. . . . . ............. . . . . ...... . . . . . . . ........:.:.:....
. . . . ...... . . . . . . .... . . . . . . . . . ........... . . . . .
n . . . ....... . . . . ...... . . . . . ....................:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.............
|] p . _ . . . . . . ..........:.:.:.:.:.:::::::.:.:.:.:........ . .
}| {} ,! | . . . . .....:.:.:.:::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:...... .
-‐‐‐‐‐:‐‐‐.:‐‐‐‐‐‐‐‐'ー'‐‐‐‐‐‐┴┴‐‐- 、,,_ . ....:.:.:.::::::.:.:.:.:. __,,.. --- ''"
_ [] .: .: ロ [| __ ロ `゙゙'''''ヾ、,, . ._,,. - ‐‐ ''"´
::| .: .:: [] 卩 |::| ___ `゙'ヾ、___''_´_ _
.: :::. 口 冂 [] |::.|____ ,.---、、 |;:;:::|
.: :::. ____ Π |::::;;| .ji || |;;::.:.;;;|:| |::;:::| ,.-、
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___. |::;:;:;:;:|..| |.:.:.:| |::;;;:| _. | |:::;:;::;;|.| || || |.:.;::.:.:|:| ┌‐‐┐ |::.::|
r‐v'i |:::::;:;:;|.:| 「 ̄ ,. -‐‐‐‐‐‐-,._ ! i'i'i.| |:;:::;:;:;|:| || || |.:.:.:::::|.| [ ̄ ̄ ̄] ┌─┐
|:::::|.l iヽiヽ r; |::::;:::;;|:.| l,. -‐‐‐‐‐‐-v´i !| |.l| |::;:::::;;|.| ┌-----┐ r‐‐‐
|:.:.:| | ! ll !.| !|:.:.:;::::|..| |::::::;::;:;:;:;:;;;;;;;;|::..! ll |:!l |:.:;:::;:;|:| ┌┴‐‐‐─┴┐ |`r‐‐
|....:| | ! i! !.| l|;;;;;;;;;;|..|_ |::::::::;::;:;:;:;:;;;;;;|:...! .!l|:lr';;;;;;;;;;;;ト1 └‐─‐‐‐─‐┘ | :|;;;;;
. ̄.´l ! | i.| ̄ ̄ ̄! l_ |:::::::::;::;:;:;:;:;:;;;|:.:.! ,!,| | ̄ ̄ ̄´!_ | .|;;:;:
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【奥野健男】
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瀬戸内寂聴がテレビを見て呆然としていた頃、
奥野健男は化野念仏寺、西院の河原で、小半時ぐらいだろうか、佇んでいたということは、
以前も書いたことである。
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694 :
◆KcxXifcWsc:2011/07/12(火) 19:06:12 ID:lqjFsf4Q
ノ ∧ /) ∧
彡 ノW \从/V W \ ミ
( ノ | ノ \)
∩V 、、 | >V7
(eLL/ ̄ ̄\/ L/ ̄ ̄\┘/3)
(┗( )⌒( )┛/
~| \__/ | \__/ |~
爻 < | ; 爻 ・ ・ ・ ・ ・ ・
~爻 \_/ _, 爻~
~爻__/⌒ ̄ ̄ ̄~~ヽ_ 爻~
/ ー ̄ ̄\_ ̄\
_一‘ < ̄ ̄\\\J
<\ ー ̄ ̄ヽ_ヽJ  ̄\_
\ _ニニニヽ ) ~\
\ _/⌒|\ ヽ_~~ ~⌒\_
__/~ V \_| ~\_
【川端康成】
⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶
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└──────┘
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□
____
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/ ─ ─\
/ (●) (●) \ 栂ノ尾の紅葉もきれいでしたね。
| ___'__ |
\ `ー ' ,/ 川端先生の「北山杉」も見事でした。
/ ::::i \
/ / ::::|_/
\/ ::|
| ::::| キュム
i \ ::::/ キュム
\ |::/
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\_/
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その後、奥野は、栂ノ尾などをめぐり、また川端康成の小説「古都」で有名な北山の里を見てから、
タクシーで京都駅に向かった。
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695 :
◆KcxXifcWsc:2011/07/12(火) 19:06:35 ID:lqjFsf4Q
号外クレ∧,,∧ ∧,,∧ 俺にも。
∧,,∧ (´・ω・).(・ω・`) ∧,,∧
( ´・ω).(っ□c) (っ□c)(ω・` )
.バリバリ っ□( ´・) (・` ).□と ノクレクレ
.u-u (バリバリ (バリバリ u-u'
`u-u' `u-u
. / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
. /:. \
/: : : \
. / : : : ヽ
| : : : : ,.r-====' ヾ=⌒ l
|: : : ::; ( ○ ) ( ○ ) .;:: | なんでしょう?
|: : : : : ´"''" "''"´ l
,_ ヽ___ ゝ /__ あの人だかり?
/:: r' | r' ̄二ユ --、__ / : :: :: :`:、__
: : : :::| .| | / ) `) /: :.ヘ : :: :: :: :: :: :\__
: : |.ノ. ノ / ⌒ヽ_ _ , ´ |: : : :ヘ: :: :: : : : : : : : .ハ
: :: ::\ `ト、 /: :、 : : \: :: :: : .i i: :/: ::ヘ
: :: :: :l: `ー┬-、 |ii入 /|:: :: :\/: : : : {. レ /: :: : ヘ
: :┐|: :: :: :: :\) 7 ./iiii〈 |: :: :: :: :\: :: :: :V /: :: :: :: :}
: :イ .|__/ ,へ/⌒\ ./iiiiiiii} | : : : : : ::/: :: :: : V: :: :,イ: : :!
イノ: : / /: :: :\_  ̄\iiii} |: :: :: :: :/----: : .| /ノ: :: :|
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タクシーに乗って駅に向かっているとき、おそらく河原町通りとかであろうか、
人だかりができていることに、奥野は気がついた。
何かを配布いることには気がついたが、それが何かはわからなかった。
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696 :
◆KcxXifcWsc:2011/07/12(火) 19:07:15 ID:lqjFsf4Q
___
/ \
/ ⌒ ⌒\
/ ( ⌒) (⌒)\
| ___´___ | さて、東京に帰りましょうかね。
ヽ、 `ー '´ /
_/⌒ヽ ィ
i'⌒゙l | l \
| |. | | ト \
| | ( " ̄⌒ヽ、 |_" ̄ ̄⌒ヽ、
|., -―t‐ - 、|ソ,),) ̄`ヽ ̄⌒ヽ|,),)ソ
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そして、午後3時の新幹線で、東京に向かった。
何も知らずに東京に帰ったことが、良かったのか悪かったのか……作者にもわからない。
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【つづく】
697 :
◆KcxXifcWsc:2011/07/12(火) 19:07:54 ID:lqjFsf4Q
以上でございます。ご清聴ありがとうございました。
次回は土曜日、16日の21時からを予定しております。
698 :
◆KcxXifcWsc:2011/07/12(火) 19:17:05 ID:lqjFsf4Q
ロ
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/ヽ´ア.
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/’,/::::,。oッッ,。、
〈 ’ v'::::,il|eiilllllal|i
ヽ,’ヽ,|i!i ゚∀゚).ゝ アリーヴェデルチ
〃ヽ,’`'|エ,~ト.,
〃:::::::::`!《´`》,i g`i
《:::::::::::::::ヽ゛〃,.l || |:ヾ.、
ヾ.、_::::::〉’,g ! ||.|::::::ヾ.、
 ̄ === /`/===゛ロ
i´_rヽ'
699 :
名無しのやる夫だお:2011/07/12(火) 20:28:05 ID:LfMetAhA
乙でした。11月25日……実に長い一日ですなあ。
そんでもってブチャラティ出てくるんですかw
701 :
名無しのやる夫だお:2011/07/12(火) 20:50:01 ID:k3YPdYkg
乙
寂聴可愛すぎw
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