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夏だし背筋がゾクッとするコピペはらないか?
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怖い話書いてけ
じわじわとくる怖い話
怖い話しようぜwwwwwwww

今回は読んだら呪われる等の自己責任系のものは無いです。
数レスで続いている話はすべて編集で繋げてあります。


1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 01:59:04.26 ID:4stbUcLL0
幽霊系でも、奇妙な物語系でも、意味が分かると…系でも可





19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 02:59:53.29 ID:scvmWDj90
事件に関する重要な記録をここに公開する。
ICレコーダーによる記録である。
吹き込まれた声は基本的に可美村(かみむら)緋那(ひな)のものだけである。
彼女は警視庁の刑事であると共に、IZUMO社航空機墜落事故の唯一の生存者である
可美村貴代(たかよ)ちゃん(事故当時十三歳)の叔母でもある。
貴代ちゃんは事故の怪我によって、長らく植物人間状態と見なされていたが、
先日、意識をはっきりと回復していることが確認された。会話が出来るほどには回復していないため、
奥歯に電極を取り付け、歯を噛み合わせると電子音が鳴る仕組みでコミュニケーションを可能にした。

イエスの場合は二回、ノーの場合は一回、歯を噛み合わせてもらった。
貴代ちゃんの精神安定のため、部屋には緋那さんと貴代ちゃんの二人だけである。
カメラなども設置していない。

以下が記録である。

「こんにちは」

 無音。

「私のことを覚えていますか」

 二回。

「ええ、緋那おばさんですよ。少しお話をしてもいい?」

 二回。

「今日はお日様が出ていますね。気持ちいいですか?」

 二回。

「お外に出ます?」

 一回。

「ここでいい?」
 二回。
「そう。それじゃあ、ここで」
 無音。
「あのね、おばさん、事故の時の話をしたいんだけど、いい?」
 無音。
「駄目?」
 やや後、二回。
「駄目なの?」
 一回。
「いいの?」
 二回。
「それじゃ、聞きますね。貴代ちゃんは旅行の帰りだったんですね」
 二回。
「空港を出た時は何も異常はありませんでしたか」
 二回。

「他の乗客の人たちは普通でしたか?」
 二回。
「飛んでいる最中に何かが起こったのですね」
 四回、間断なく。
「それはYESということ?」
 三回。
「つらい? この話、やめましょうか?」
 しばし後、一回。

「続けられる?」
 二回。
「じゃあ、もう少し頑張ってくださいね」
 二回。

「事故の前、飛行機は揺れましたか?」
 二回。
「恐かった?」
 やや後、一回。
「その時には、もう落ちると思いましたか?」
 一回。
「大したことはないと思ったんですね」
 二回。

「揺れはだんだん酷くなりましたか?」
 やや後、一回。
「しばらく小さな揺れが続いたんですか?」
 一回。
「それは、つまり……揺れが一度止まった?」
 二回。
「その後、また揺れましたか?」
 二回。

「その後、落ちたのですか?」
 二回。
「辛い事ばかり聞いてごめんね。恐かったでしょう?」
 二回。
「今日はこれぐらいにしておく? 疲れたでしょう?」
 一回。
「まだ話せる?」
 二回。
「それじゃあ、もう少し聞いていい?」
 二回。

「揺れている以外に、何か異常はありましたか?」
 しばし後、二回。
「それじゃあ」
 可美村緋那さんの言葉の途中で、三回。
「どうしたの?」
 三回。
「顎が疲れちゃった?」
 五回。

「震えてるの?」
 四回。
「貴代ちゃん、だいじょうぶ?」
 六回。間を挟んですぐに五回。
「少し落ち着くまで待ちますね」
 三回。
 しばし休憩。その最中にも、数回。
「もう大丈夫?」
 二回。

「さっきの話の続きね。何か揺れ以外の異常があったのですか?」
 二回。
「エンジン音とかが変だったのですか?」
 一回。
「何か爆発音が聞こえたとか?」
 一回。
「窓から何かが見えました?」
 二回。

「それは何か硬そうなものがぶつかったのが見えたということでしょうか」
 一回。
「もしかして、それは墜落の直接の原因じゃないと思いますか?」
 一回。
「窓から見えたものが墜落の原因ですか?」
 一回。
「それは」
 可美村緋那の言葉の最中、何度も続けて。(回数不明)
「貴代ちゃん、だいじょうぶ? 恐いの?」
 連続。

「もう大丈夫だから、怖がらなくてもいいんですよ。ここは病院だから、落ちたりしませんよ」
 七回。
「さあ、落ち着いて」
 五回。
 しばし後、回復。
「貴代ちゃん、だいじょうぶ?」
 二回。
「続けられますか?」
 二回。

「何が見えたんですか?」
 無音。
「ああ、ごめんね。そこから見えたのは、ええと、他の飛行機か何かですか?」
 一回。
「少し質問を変えますね。貴代ちゃんの席は窓際でしたか?」
 二回。

「窓からは飛行機の羽も良く見えたんですか?」
 二回。
「羽に何か異常があったんですか?」
 やや後、二回。
「羽が壊れてた?」
 やや後、二回。
「だから飛行機は落ちたのかしら?」
 しばし待つも、無音。

「羽が壊れて落ちたわけじゃないの?」
 一回。
「羽が壊れて落ちたのね」
 二回。
「なんで壊れたのか、わかりますか?」
 二回。
「何かがぶつかったの?」
 一回。
「勝手に壊れた?」
 一回。

「誰かが壊した?」
 二回。
「誰かが、そこにいたの?」
 二回。
「それで」
 言葉の最中、小刻みに何度も。
 しばし質問の声もなく、音だけが続く。
「いい?」
 一回、一回、一回と、間を挟んで。
 収まるまで待つ。

「その誰かは、羽だけにいたのですか?」
 一回。
「一人じゃなかったんですか」
 二回。
「たくさん?」
 二回。
「いろんな所を壊していた?」
 二回。

「窓は」
 二回。
「それは窓を壊して入ってきたということ?」
 二回。
「その何かは、乗客に酷いことをしたのですか?」
 二回。
「貴代ちゃんの傷も、その何かのせい?」
 何度も。

「傷口から唾液が」
 何度も。
「牙が生えてた?」
 何度も。
「ぬめぬめしてた?」
 何度も。
「目が真っ黒で、葡萄みたいに小さくて、びっしりと」
 何度も。
「子供みたいに小さい」
 何度も。
「手が、ううん、足? たくさん生えてて、這い回るみたいに」
 何度も。

「変な声で、何かを擦ったみたいな声で」
 何度も。
「すごく小さな穴や隙間から、ずりずりって出てきて」
 何度も。
「身体に張り付いてきて」
 何度も。
「登ってきて」
 何度も。
「噛みついて」
 電子音は以降、一切鳴らなくなる。
「食べられ」
「痛い」
「助けて」


以上が記録された二人のやり取りである。
後半、何かをこするような音や、ピタピタと吸盤の張り付くような音、
引きずるような音などが入り乱れたが、詳細は不明である。
可美村緋那の声が後半で震えていたことと何らかの関係があるのかも不明。
この記録は桜美赤十字病院女性二名惨殺事件の重要参考物件として
県警に保管されている。
この事件の真相は未だ謎に包まれたままである。




36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 03:06:38.33 ID:1gq2lasO0

これは怖いな…



39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 03:11:21.83 ID:baJzDcT10
>>34
叔母も何か知っていたということなのか?
よく分からないな



41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 03:11:50.08 ID:VRXa+U+AO
恐すぎワロタwww



42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 03:12:17.94 ID:1gq2lasO0
>>39
最後三行



56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/22(火) 03:21:37.08 ID:j3QBeIQaO
こええぇぇぇぇ!!!



63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 03:24:31.23 ID:1gq2lasO0
俺が小学生の頃の話。

俺が住んでいた町に廃墟があった。
2階建てのアパートみたいな建物で、壁がコンクリートでできていた。
ガラスがほとんど割れていて、壁も汚れてボロボロだったから、
地元の人間でも、あまりこの場所に近づくことはなかったらしい。
ある日俺は、友人と肝試しをすることになって、この廃墟に行くことにした。
まだ昼ぐらいだったから、建物の2階まで上がって建物を探索した。
そしたら並んでいる扉のひとつに、文字が書いてあるものがあった。
友人と近づいて確認してみると、扉の前に
「わたしは このさきの へやに いるよ」
と書いてあった。
俺と友人は扉を開けて中に入り、先に進むことにした。
歩いて行くと分かれ道に突き当たって 、壁に
「わたしは ひだり に いるよ」
と書いてあった。
少し怖くなったけれど、俺と友人はそのまま左に進むことにした。
すると両側に部屋があるところに突き当たって、壁に
「あたまは ひだり からだは みぎ」
と書いてあった。
友人はこれを見た瞬間に、半狂乱になって逃げだした。
でも俺はその場所にとどまって、勇気を出して右の部屋に行くことにした。
部屋に入り進んでいくと、突き当たりの壁に
「わたしの からだは このしたにいるよ」
と書いてあった。下を見ると
「ひだりの へやから わたしの あたまが きてるよ うしろ みないでね」
俺は急いで、その部屋の窓から飛び降りて逃げた。
それからはもう、その場所には近づいていない



66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 03:25:31.52 ID:scvmWDj90

青年が一人暮らしするために家を探してた。
不動産屋で適当に見回った結果、築年数は古いが、最近リフォームしたばかりらしく
きれいな三階建てのアパートの一室にすることにした。家賃も普通で、その青年もラッキーだと思った。
引越しも無事完了、そしてその部屋で手伝ってくれた友人と
お酒を飲み始めた。すると一人の友人が
「なんかコリコリ音がしない?」といった。
しかし何も聞こえず、お酒のせいだと思った。

次の日の夜、寝ようとして布団に入ると、友人が言っていたように
「コリコリ」と聞こえる。音の元を探ってみると北側の壁からだ。
隣に部屋はないしねずみだろう、と思い寝ることにした。
しかしそれは毎晩続き、我慢できなくなった彼は管理人に
ねずみの駆除を頼むことにした。
次の日、管理人のところにいくと申し訳なさそうにこういった。
「ごめんねぇ。あそこ小さなクローゼットがあったんだけど、
 前に住んでた人が見た目が悪いからって自費でただの壁にしちゃったんだ。
 ネズミが住み着いたのかもしれないねぇ」って。


後日その青年も立ち会ってネズミの駆除をすることになった。
業者の人が壁を壊す前に壁紙をはがすと、みんな愕然とした。

そこには何かを隠すように、
何枚もの板が何百何千という釘で打ち付けられていたのだ。
電話でそれを知った管理人も駆けつけてその板を取りはずす作業が始まった・・・。
数時間たち日が沈みかけたときすべての板がはずされ、
スペースきっちりにはめ込まれた薄い板があらわれた。
そしてそれを剥がした。
そこにいた人間はなんとなくは感じていたが、やはりあった。死体だ。

その死体ははすっかり乾いていて異臭すらしなかった。着ている服や、背格好から
小学生ぐらいの女の子だとわかった。なぜかすべての指の先は骨がむき出しだった。

管理人は警察に電話するためかばんから携帯電話を取り出そうとしたが部屋は思いのほか暗かった。
いらだちながら部屋の電気のひもを引いた瞬間

全員が悲鳴をあげた。
その小さなクローゼット一面いっぱいに赤い字でこう書かれてあったからだ

 おとうさん ごめんなさい
  おねがい



 だして。だしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだして
 だしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだして
 だしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだしてだして 



68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 03:27:09.15 ID:1gq2lasO0 

 ある4人家族がとある地方の旅館に宿泊。深夜に娘か母親が
トイレで惨殺されているのが発見された。

 全身を刃物で滅多刺しにされ、顔面は誰だか判別がつかなくなる程
斬り付けられていた。死体には舌がなかった。
トイレには格子のついた幅30・、高さ10・程の窓と小さな通風孔があったが、
とても人の入れる大きさではない。
 カギもかけられていた。誰がどこから侵入してきたのか・・・。

 警察はその旅館を経営している夫婦、その息子、近辺の変質者などを
聴取したが、現場が密室だったこともあり、迷宮入りになるかと
思われたが、ある日、旅館経営者夫婦に付き添われたその息子が署に出頭。
 「近所の目もあり、なかなか正直に話すことができなかったが、
とんでもないことになったので、お話します」

 「息子は盗撮が趣味で再三注意していましたが、事件当夜もビデオカメラで
天井裏から個室を撮影していていたのです。撮影していると格子のはまっている
小窓のガラスが開き、ガラスの破片を持った小さな・・・、いや、
このビデオテープに一部始終がはいっていますので・・・。」


 息子はビデオテープについて訪ねられると、恐怖が蘇ったのか半狂乱に。
精神に異常をきたすほどの何かがこのテープに入っているのかと思い、
捜査員達もテープを再生するのを恐れた。

 そのテープには排尿する女性を俯瞰で撮影した映像が収っていた。
和式便器にしゃがんでいた女性が立ち上がろうとしたその時、
 小窓からガラスの破片らしきものを握った小さな、15~20・程の
老婆が音もなく飛び込んできた。女性は悲鳴をあげる間もなく
咽を掻き斬られ、そして顔中を、体中を斬り付けられ・・・。
 女性が息絶えると、小さな老婆は死体から舌と頭皮の一部を切り取り、天井を見上げ、
「次はおまえだよ」
と言って小窓から出て行った・・・。舌と、髪の毛のついた頭皮とを持って。

 捜査員の中には、嘔吐するもの、泣き出すもの、恐怖の余り失禁する
者もいたという。結局事件は未解決のままだが、警視庁に、件のビデオテープが
今なお保管されていると言う。

 っていうのを小学生のときに聞いたよ。



93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 03:37:14.39 ID:1gq2lasO0
知床羅臼岳登山口からちょっと上のキャンプ場。
夜寝てたら、ざくざくと足音が。なんでこんな夜中に・・
こっちに近づいてる。明らかに一人ではなく数人の足音。
近づくに従って、なんか猛スピードで走っているように聞こえる。
どんどん近づいて、このテントに突撃?と思った瞬間、
テントの前で立ち止まった。

そしてテントをとんとんと叩くような音・・・

「はい」と答えた。

「近くに熊が出たんで逃げてます」だそうだ・・

今度は熊に恐怖の夜が始まった。すでに真夜中、ここから移動もつらいので
ラジオをがんがんつけて寝ることにした・・風の音が熊の足音に聞こえる。

後でひとつ気になったのは、昨日の集団だ。真夜中なのに
ヘッドライトつけてなかったような・・・
どうやって走れたんだろ?月明かり?月でてなかった・・



97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 03:40:46.97 ID:4stbUcLL0
コピペじゃないんだが、俺の友達から聞いた話だ…

とある高校生の少女がいた。
ある日夢の中で真っ白い部屋に立っていて目の前で知らない
叔父さんが苦しそうにのた打ち回りながら「;あいgb;あt;おm;くぇ」
とよく聞き取れない言葉を発している。「何て言っているの?」ときいても。
「;あいgb;あt;おm;くぇ」と繰り返すだけだ。
はっと目を覚ますと母親が忙しそうに何かの支度をしている。
どうしたのか聞くと親戚の葬式があるから準備をしているのだそうだ。
「あなたも良くしてもらったんだから来なさい」と言われ着いていくと
遺影に写っているのは夢に出てきていた叔父さんだった。
母にこの叔父さんと私にどういう繋がりがあるのか聞いてみると、
小さい頃バレエを始めるときにトゥシューズを買ってくれたのが
この叔父さんだという。そして少女は気付いた。
「そうか、叔父さんは踊ってくれって言っていたんだ…」
そしてその日の夜、また同じ夢を見た。
苦しそうなおじさんの前で叔父さんから貰ったシューズを履き、
華麗に踊って見せた。「どう?叔父さん。うまく踊れてる?」
しかし、叔父さんは更に苦しそうにのた打ち回り
「;あいgb;あt;おm;くぇ」としきりに口にしている。
「いったい何て言っているの?」
少女は耳を凝らすと少しづつはっきりとその声が聞こえてきた。
「;あいgb;あt;おm;くぇ」

「:tmtj:tb:ってくれぇ」

「かjrjtb:mtってくれぇ」


「代わってくれぇ」



106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 03:46:23.75 ID:VRXa+U+AO

お前ら…あんま本気ださなくていいんだぞ?



114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 03:49:19.88 ID:1gq2lasO0
この前、バイクで渋滞の車列の横を走っていたら、少し先方に大型2輪が
走っていて、向こうも渋滞の間を走るので原チャの自分と追いつきもしないけど
離れもしないって距離で走っていたけど、その2輪のライダーが左足を斜め横に
突き出して走っているのに気が付いて、最初は「足を怪我して無理に2輪に
乗っているのかな?」と思ったんだけど、何かおかしーなと思ったら
そのライダーが全身黒っぽいジャケットとパンツなのに、その伸ばしている足が
遠目でだけど短パンを穿いているだけの素足で、ライダー自身は間違いなく
かなりでかい男性なのにその足が妙に細い、何か女の人の足っぽく見える。

で、ちょうど信号待ちでそのライダーも停まっていたので、ちょっと無理をして
停車している車の間を縫って2輪に近づいていったら、その突き出した足の向こうに
ちゃんとライダーの左足が見えていて、その謎の足はライダーのダンデムシートから
いきなり突き出した感じに突然ニョキ!って生えていて、どう目を凝らしても
切れ目とか2輪に括りつけている装置とかが無かった(真後ろまで来たから見間違えようがない)
つうか、ライダーはシートのギリギリまで深く座っているのでそもそも
足が入るスペースがない!だけど間違いなく別の誰かの足が見ててる。

もうどう解釈していいのか判らないが、この状態に他の誰も驚いていないのに
余計焦ってしまったよ。

真横に停まっている車の運転手も、横の歩道を歩いている通行人も何人かいた
はずなのに、その足に一瞥もしない。

その時、信号が変わってライダーは走り出したが、ちょっと自分は周りを確かめるのに
目を離していて、もう一度ライダーの方を確認したら、もうその足は消えていた。



115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/22(火) 03:50:54.80 ID:dkLn0PE60
ある日、私は森に迷ってしまった。
夜になりお腹も減ってきた。
そんな中、一軒のお店を見つけた。
「ここはとあるレストラン」
変な名前の店だ。
私は人気メニューの「ナポリタン」を注文する。
数分後、ナポリタンがくる。私は食べる。
・・・なんか変だ。しょっぱい。変にしょっぱい。頭が痛い。
私は苦情を言った。
店長:「すいません作り直します。御代も結構です。」
数分後、ナポリタンがくる。私は食べる。今度は平気みたいだ。
私は店をでる。
しばらくして、私は気づいてしまった・・・
ここはとあるレストラン・・・
人気メニューは・・・ナポリタン・・・   



116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/22(火) 03:51:24.96 ID:dkLn0PE60
>>115
これってどういう意味かな



119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 03:51:55.99 ID:1gq2lasO0
>>116
意味はないってのが通説らしいよ



121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 03:52:13.94 ID:scvmWDj90
>>116
意味はないけど意味があるように見せるテクニック



123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/22(火) 03:53:20.55 ID:PqEzkv1r0
>>116
毎回いってるけど意味ないんだよ
外国語だからつたわるギャグみたいなもの



278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/22(火) 06:11:36.97 ID:iXn1R8FD0
英語だと意味があるんだろ?
ナポリタンはスラングで汚い食事で、実は人肉やらどうたらこうたら



280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 06:12:02.02 ID:4stbUcLL0
>>275
ナポリタンはアメリカでは俗語で駄目な物、事あるいは最低な物、事を表す
まぁ、もともとがアメリカンジョークだからな




122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 03:52:28.83 ID:ykR8Zore0
ふと窓から玄関を見ると








じいちゃんが小学生フルボッコしてた



124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 03:53:40.36 ID:bdzeypvhO

千葉某所の便所なんだが、赤いペンキで人の生首(小学生が描いた『母親の似顔絵』のようなやつ)が描いてあって
そのとなりに同じく赤いペンキで『アナタモクビガネジキレル。ボクモクビガネジキレル。』と書いてあってすごい怖かった‥‥‥
よう足すのも忘れて一目散に家に逃げ帰ったよ。




127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/22(火) 03:54:51.16 ID:dkLn0PE60 

ある日、泣き声がしゃくに障ったので妹を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた

5年後、些細なけんかで友達を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた

10年後、酔った勢いで孕ませてしまった女を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた

15年後、嫌な上司を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた

20年後、介護が必要になった母が邪魔なので殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていなかった
次の日も、次の日も死体はそのままだった



129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 03:57:23.03 ID:1gq2lasO0
娘を連れて、ドライブに行った。
なんてことない山道を進んでいって、途中のドライブインで飯食って。
で、娘を脅かそうと思って舗装されてない脇道に入り込んだ。
娘の制止が逆に面白くって、どんどん進んでいったんだ。
そしたら、急にエンジンが停まってしまった。
山奥だからケータイもつながらないし、車の知識もないから
娘と途方に暮れてしまった。
飯食ったドライブインも歩いたら何時間かかるか。
で、しょうがないからその日は車中泊して
次の日の朝から歩いてドライブイン行くことにしたんだ。
車内で寒さをしのいでるうち、夜になった。
夜の山って何も音がしないのな。
たまに風が吹いて木がザワザワ言うぐらいで。
で、どんどん時間が過ぎてって、娘は助手席で寝てしまった。
俺も寝るか、と思って目を閉じてたら、何か聞こえてきた。
今思い出しても気味悪い、声だか音だかわからん感じで
「テン(ケン?)・・・ソウ・・・メツ・・・」
って何度も繰り返してるんだ。
最初は聞き間違いだと思い込もうとして目を閉じたままにしてたんだけど
音がどんどん近づいてきてる気がして、たまらなくなって目を開けたんだ。


そしたら、白いのっぺりした何かが
めちゃくちゃな動きをしながら車に近づいてくるのが見えた。
形は「ウルトラマン」のジャミラみたいな
頭がないシルエットで足は一本に見えた。
そいつが、例えるなら
「ケンケンしながら両手をめちゃくちゃに振り回して身体全体をぶれさせながら」
向かってくる。
めちゃくちゃ怖くて、叫びそうになったけど
なぜかそのときは「隣で寝てる娘がおきないように」
って変なとこに気が回って、叫ぶことも逃げることも できないでいた。
そいつはどんどん車に近づいてきたんだけど
どうも車の脇を通り過ぎていくようだった。
通り過ぎる間も
「テン・・・ソウ・・・メツ・・・」って音がずっと聞こえてた。
音が遠ざかっていって、後ろを振り返ってもそいつの姿が見えなかったから
ほっとして 娘の方を向き直ったら、そいつが助手席の窓の外にいた。
近くでみたら、頭がないと思ってたのに胸のあたりに顔がついてる。
思い出したくもない恐ろしい顔でニタニタ笑ってる。
俺は怖いを通り越して、娘に近づかれたって怒りが沸いてきて
「この野郎!!」って叫んだんだ。
叫んだとたん、そいつは消えて、娘が跳ね起きた


俺の怒鳴り声にびっくりして起きたのかと思って娘にあやまろうと思ったら
娘が
「はいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれた」
ってぶつぶつ言ってる。
やばいと思って、何とかこの場を離れようとエンジンをダメ元でかけてみた。
そしたら かかった。
急いで来た道を戻っていった。
娘はとなりでまだつぶやいている。
早く人がいるとこに行きたくて、車を飛ばした。
ようやく街の明かりが見えてきて、ちょっと安心したが
娘のつぶやきが
「はいれたはいれた」から
「テン・・ソウ・・メツ・・」にいつの間にか変わってて
顔も娘の顔じゃないみたいになってた。
家に帰るにも娘がこんな状態じゃ、って思って
目についた寺に駆け込んだ。



夜中だったが、寺の隣の住職が住んでるとこ?には明かりがついてて
娘を引きずりながらチャイムを押した。
住職らしき人が出てきて娘を見るなり、俺に向かって
「何をやった!」って言ってきた。
山に入って、変な奴を見たことを言うと、残念そうな顔をして
気休めにしかならないだろうが、 と言いながらお経をあげて
娘の肩と背中をバンバン叩き出した。
住職が泊まってけというので、娘が心配だったこともあって
泊めてもらうことにした。
娘は「ヤマノケ」(住職はそう呼んでた)に憑かれたらしく
49日経ってもこの状態が続くなら一生このまま、正気に戻ることはないらしい。
住職はそうならないように、娘を預かって
何とかヤマノケを追い出す努力はしてみると言ってくれた。
妻にも俺と住職から電話して、なんとか信じてもらった。
住職が言うには、あのまま家に帰っていたら
妻にもヤマノケが憑いてしまっただろうと。
ヤマノケは女に憑くらしく、完全にヤマノケを抜くまでは
妻も 娘に会えないらしい。
一週間たったが、娘はまだ住職のとこにいる。
毎日様子を見に行ってるが、もう娘じゃないみたいだ。
ニタニタ笑って、なんともいえない目つきで俺を見てくる。
早くもとの娘に戻って欲しい。
遊び半分で山には行くな。



141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 04:04:26.33 ID:ykR8Zore0
>>134
解決してねぇ・・・救われねぇ・・・・・・・・・・・・・・おおおおおおおおおおおお



142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 04:05:05.78 ID:baJzDcT10
>>134
宮城だか山形のやつだよな?



155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 04:14:39.23 ID:Po0pQh1l0
>>134
これよく見るけどいまいちよくわかんない
住職が何かしたの?



157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/22(火) 04:16:42.61 ID:GBxq0jPz0
>>155
気休めにしかならないだろうが、 と言いながらお経をあげてって書いてあるじゃない



158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 04:17:13.65 ID:scvmWDj90
>>155
ヤマノケの正体が住職と俺は考える。



150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/22(火) 04:13:09.31 ID:chGJrEX00
ある夏の暑い夜のことだが、オレはいつもどおり一人オナニーにいそしもうと思い、
ネットでおかずさがしを始め、一本の動画にたどり着いた。

それは有名心霊スポットでの撮影らしく、なんでも戦時中避難した女子供が空襲で大勢無くなったといういわくつきの林だった
女優もその土地の自縛霊というAVにありがちなアホな設定。
内容は意外と使える内容でその日の日課を終え、動画内でも別に心霊的な出来事もなかった
一仕事終えたオレは満足してパソコンのディスプレイを切った。

そのときディスプレイの黒い画面、オレの後方に一人の女が立っているのが目に飛び込んできた
「っ・・・!」
と声にならない声を上げて、パニくった
どれくらい固まっていたか覚えていないが、意を決して後ろを振り返ると


母ちゃんがいた。



152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 04:14:06.68 ID:gAXiCEsF0

>>150
こわいよー



153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 04:14:08.09 ID:1gq2lasO0
知り合いの話。

彼の祖父は焼き場守をしていた。
別に志願した訳でなく、単に焼き場が実家の持ち山にあったからなのだと。
祖父が言うには、そこで人以外の物を焼いたことが、一度だけあるのだという。

ある時、中年の夫婦が「焼いてほしい」と、その前年に死んだ一人娘の振り袖を
持ち込んだ。遠くに引っ越すのだがある事情で持っては行けない、かと言って
捨てるというのも気が引ける。この村で焼いて供養したい、そう夫婦は言った。
綺麗な袖を燃してしまうのはちょっと抵抗があったが、断わる理由もないので
引き受けたという。

異変が起こったのは、衣全体に火が回ってからだった。
赤い炎の間から、何本もの蒼白い手が伸び上がって宙を掻き毟りだしたのだ。
祖父は目を剥き慌てたが、夫婦はえらく落ち着いていた。
何か悟ったような、いや諦めたような目をしていたので、とても問い質すことは
出来なかった。

伸び出た手は、あっという間に燃え尽きて灰となり、崩れて消えた。
夫婦は灰を少しばかり壺に詰め、礼を言って村を去ったという。

焼き場で実際に魂消たっていうのは、後にも先にもあれだけだったよ。
そうお祖父さんは話してくれたそうだ。



160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 04:19:07.68 ID:iReo/e3e0
うひゃひゃひゃひゃひゃ
本当のからくり教えてやる うひゃひゃひゃ
 



   お 前 ら 封 筒 の 場 所 に 来 な く て よ か っ た な


うひゃひゃうひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
vひゃひゃひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃvひゃひゃ
ひゃひゃ
ひゃひゃ
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ



163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 04:21:49.38 ID:baJzDcT10
>>160
二年前だったか、もっと昔な気もしてた



164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 04:24:56.99 ID:1gq2lasO0
この前のG.W.に、姉のダンナ(42歳)がこんな話をしてくれました。

おれ、高校入って、山岳部に入ったのね。
入部してすぐ、張り切って高い登山靴を買ったんだよ、セミオーダーのちゃんとした奴。
たしか、5万ぐらい出したんじゃなかったっけな。もう二十五年も昔の話。
だがオレの思惑とはかけ離れて、顧問がけっこう厳しく、毎日々々筋トレやらされるし、
上下関係が異常に厳しい、封建的な「運動部」だったのに嫌気がさし、夏休み前に退部。面目無い。
そのときはもう二度と山登りなんてしないと思ったし、
まあ、小金持のおぼっちゃまだったしなw、良く言えば物惜しみしないたちだったので
新品同様の靴は同級生の、おとなしい真面目な奴に進呈することにした。
幸いサイズはぴったりだった。そいつは凄く喜んでくれて、一生忘れないと言った。
奴は恐縮して、高価なものなので貰うんじゃなく借りるって形にしたいって言ってた気もする。
その辺はよく憶えていない。ただ、おれ自身が
「おれにとってはもう必要の無い靴だからさ。おまえが履いてくれれば靴も喜ぶよ。」
なんて言ったことは良く憶えてる。自分に酔ってたんだなw

彼はその後大学に進学してからも、就職してからもずっと山を続けていた。
律儀な奴で毎年年賀状をくれて、今夏は穂高に行った、この冬は北岳に…とマメに知らせてくれたが、
いつ頃からか、それがこなくなった。
こっちは返事も出しゃしないし、おれも結婚して転居したし、さして気にも留めなかった。
だが、やがて人づてに、彼が死んだと聞いた。癌だったそうだ。38歳の時。
深い付き合いは無かったし、いわば要らない靴を引き取ってもらった事がある、程度の仲だったしな。
若いのに癌なんて気の毒だな、程度の感慨しか浮かばなかった。
賀状が来なくなってたのも、実は亡くなったって話を聞いて初めて気がついた位だし。
で、彼の事はそれきり忘れてた。


ところが去年の暮れ、物置を建て替えるからと言われてさ。
めんどくさいけど実家の荷物の整理をしに帰った。
そしたら、あるんだよ。例の登山靴が。
もう、履き込まれて黒光りしてるのが、おれんちの物置の棚に。
ぎょっとして、慌てておふくろに訊いたら
「ああ、それ。幽霊みたいにやつれたひとが返しに来たよ。ずっと借りててすみませんて。」
って言うんだよ。おれはマジでゾッとした。
「…それ、いつの話?」「えーっと。たしか去年かなぁ。」
バカヤロォ、それじゃあ本物の幽霊じゃねえか!って大騒ぎになった。
いや、たぶん、おふくろの勘違いで、
亡くなる前にわざわざ来てくれたんだろうけどね。

実はホントに、亡くなってから返しに来てくれたのかも知れない。
それは判らないよ。だって今となっては確かめようがないからね…。
でも、生身だろうが幽霊だろうが、どのみちクソ真面目っていうか、トンチンカンな奴だよな。
あんな使い込んだ登山靴、今更返されてもどうすりゃいいんじゃ!って感じだよw
でも、奴は奴で、ずっと「借りている」つもりで恩義を感じて、気にしてたんだろうね。
思うんだが、そんな律儀でクソ真面目な奴には、今の世間ってのはちょっと辛いんじゃないかな。
おれみたいに、適当にチャランポランじゃないと世の中上手く渉っていけないよなw
ある意味、早く神様に召されて幸せだったかも知れない…。まあ、勝手な言い草だよな。
え?その靴?あるよ、まだ実家に。おまえ山歩きするんだったら、やるよ。使えよ。
…ははは、うそうそ。お寺に納めて、供養してもらった。
またあの世で奴が履いてるだろ。



166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 04:31:34.25 ID:+RAxvLC70
自分は製鐵所で働いているんだが、昔あった実話をひとつ。
製鐵所内では溶けた鉄(湯と呼ぶ)を運ぶ専用列車が通っているのだが
何らかの理由で湯が大量にこぼれて、近くにあった工事現場の作業小屋に流れてしまった。
時間がたまたま昼休みだったので作業員は作業小屋で昼食中だったのだが
全員行方不明となってしまった。
彼等の体の一部でも、遺留品の一つでも見つかれば死亡災害となって
遺族には労災金がおりたのに…



168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 04:35:03.57 ID:4stbUcLL0

>>166
リアルに怖いな



169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 04:36:10.12 ID:+RAxvLC70
丸くて白い、照る照る坊主をひっくり返したような手袋つけているよ
表面がシリコン樹脂で出来ている為、表面が滑らかで肌触りがよく弾力性があって感触が気持ちよい
お陰で外出すると常に子供達に群がられるという大人気ぶりだぜ、すぐに子供が両手にぶら下がってくる
こういうのもなかなか悪くないかなと思うときもある、皆手袋を奪い取ろうと無邪気に絡んでくるのが可愛く苦しいほど悲しく
そして、

憎    い

手袋もぎ取った瞬間、火がついたように悲鳴上げて泣き叫ぶガキども
泣きながら瞬時に逃げ出すものもいれば、恐怖のあまりお漏らししながら泣きじゃくり立ちつくすく子もいる
親が血相を変えて飛んでくる、子供を抱きかかえてまるで犯罪者のように俺を睨みつけるその目は憎しみと蔑みで溢れんばかりだ
一体俺が何をしたっていうんだ喜んで寄ってきたのはガキどもの方だろ、そんな目で俺を見るな我慢出来ない、殺したくなる
目の前で、ガキどもの顔面を原型がなくなるまで殴りつけたい衝動に駆られる、一体いつまで理性を保つことが出来るのだろうか・・・
俺はドラえもん、故障寸前だ




173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 04:42:02.05 ID:1gq2lasO0
信じようと、信じまいと―――

自殺の名所としてよく知られる、富士の樹海。毎年多くの人々がそこで命を終わらせる。
静岡県や山梨県の県警、救助隊、自衛隊の人々がそんな人々の遺体を回収するため
毎年何度かきちんとした装備で樹海へ入る。だが彼らは時々信じられないものを発見する。
完全な装備でも入ることが困難な奥地に、ぽつんとそろえられた、まだ新しいハイヒールを。

信じようと、信じまいと―――



178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 04:48:10.98 ID:1gq2lasO0
信じようと、信じまいと――

南洋諸島のある島の子供たちは、幽霊ごっこをして遊ぶ。
ルールの基本は単純な鬼ごっこなのだが、鬼が独特の掛け声をかけつつ走り回る。
それは「グンソウドノ!」「オイテカナイデ」「ミズヲクダサイ」というもの。
もちろん、子供たちはそれが日本語だということを知らない。



189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 04:55:21.98 ID:1gq2lasO0
信じようと信じまいと―

中国の山奥の某村で民俗学の研究していたオットー博士は、住人がたくさんいる川蟹を食べない事を不思議に思っていた
ある日、村人総出で蟹を取った時、ご相伴に預かった博士は蟹をたらふく食べてから住人に聞いた
「こんなに美味しい蟹を、何故普段は取らないのですか?」村人は笑いながら言った「いつもはこんなに美味しくないから」
そのうち博士は気づいた この村の住人が蟹を取るのは、決まって水葬が行われた6日後であることに



228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 05:30:28.11 ID:1gq2lasO0
信じようと、信じまいと―

2006年の11月のある日、新潟県のある中規模都市で起こったこと。
早朝目が覚めたA氏は驚きの声を上げた。不審に思い、新聞を取りにいくついでに
周りの家も確認すると、やはり同じだった。A氏は気味の悪さに慄然としたという。
昨日はそんなものはなかった。窓という窓に、びっしりと小さな子供の手形がついていたのだ。



203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 05:01:19.12 ID:1gq2lasO0
信じようと信じまいと―

1627年、ロンドンで悪魔として捕まった男は腹話術師だったが、あまりの巧みさに魔女狩りで悪魔認定されてしまった
裁判の結果、彼は身の潔白を示す方法として、裁判官にヒモで縛られた上重石をつけて池に放り込まれるよう命じられた
そこで浮かべば悪魔、沈めば人間という訳である
さるぐつわをかまされ簀巻きにされた腹話術師は、池に投げ込まれる直前に「お前達こそ悪魔だ!」と叫び、その後溺れ死んだという



209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 05:06:27.47 ID:+S4R17n1O
>>203
本当は尻話術だったんですね、分かります



210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 05:06:56.13 ID:1gq2lasO0
>>209
新解釈wwwww



174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 04:43:32.33 ID:BtfEJpKV0
あー、やっぱりチラシの裏スレは最高!w
いつも長文日記書いて「チラシの裏池」って言われちゃうんだよね。
ついつい書き込んじゃうんだよねー、ブログ持った方がいいかなorz
はっきり言ってサイト持っても誰も来なさそうだから
私ですら見てるここに書いたほうが「書き上げた感」がある(´д`)ハァー
おいらも2ちゃん依存症ぽ。。。
見てる人なんてチラシの裏スレの住人くらいだと思うけど
張り切って今日も書いてやるヽ(`д´)ノ
ついでに言うとホントの日記何でつまんないですorzマジデスイマセン
ていうか、もうこの板でしか居場所ない(つд`)グスン

今日は学校の文化祭だったぽ(*´д`)
もちろん私のクラスはずっとやりたかったたこ焼き。
後で聞いたら売り上げが一番だったらしい。まじ嬉しいぽ。
ロスは責任持って私らが全部食べました。orzフトルー
でもまぁ結構楽しめたかな~。
見に来たお客さん捕まえて買わせたりとか楽しいねw
てごたえのある文化祭だった。来年も楽しみたいなー
るんるん気分で打ち上げは飲み会に行きました
誰も予約取ってくれてなかったから私が取ったんだけどねorzツカレル
かなり疲れたけど、その分楽しい一日だった(・∀・)イイネ!!
これで終わりだけど、やっぱり来年楽しいといいなぁと思う。
ので、また実行委員またやりたいと思いますwww
文章苦手で長文ウザーだけどせっかく書いたんだし読んでーorz
にしてもチラシの裏スレあって良かった・・・。
気がついたらこのスレの10分の1私だww
づっと高校生でいたいわぁヽ(´▽`)ノ
いつもこんなん書いてたら私のIDNGワード行きかなーorz
てか今日のは気合い入ってるからまじで見てくれ。回線切って(
ry



176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/22(火) 04:45:00.91 ID:dkLn0PE60

>>174







177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 04:46:21.44 ID:4stbUcLL0
>>174
こえぇぇぇ



180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 04:51:47.65 ID:r4wpFuNhO
>>174
分からない…



227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/22(火) 05:30:05.67 ID:iXn1R8FD0
高校3年のときの話
図書館で本を借りたら、本の中に「こんにちわ」と書かれたメモが入っていた。
次の週また別の本を借りたら、「こんにちわ。このまえのよんでくれましたか」
と書かれたメモが入っていた。
それから一週間に一回くらいのペースで私の借りた本の中にメモが入っていた。
そこには「こんにちわ」から始まって、私がやったことが書かれていた。
(「こんにちわ、古文の時間寝ちゃだめだよ」のような感じで)
私の直前に借りた人は毎回違うし、他の人にこのメモが入っていたという話は聞かない。
一応借りる前に、パラパラページをめくってメモがないかチェックしていたが、いつの間にか挟まっている。
同じ学校の人がやっているのかと思ったが、学校以外で学校の人が回りにいない時に起こったことも書かれていた。
三ヶ月くらい経って、いい加減恐くなり友達に相談をした。
友達は、返事を書いてみたらどうかという。
私は「こんにちわ。いつもお手紙ありがとう。でも、私もうすぐ卒業だからもう手紙読めないんだ。ごめんね。さようなら。」
と書いて、本を返却する時に挟んでおいた。
次本を借りた時、またメモが入っていた。
そこには「わかった。ばいばい。」と書かれていた。
それからメモが挟まっていることはなくなった




233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/22(火) 05:33:17.86 ID:iXn1R8FD0

小学校に上がる前だと思う。
ある朝目を覚ますと隣で寝ている兄以外、家に人の気配がなかった。
家中を見て回るが、誰もいない。
不安になって兄を起こそうと声をかけ、肩をゆするが目を覚まさない。
どんなに激しく揺り動かしてもぐにゃり、ぐにゃりとするばかりで死んでいるかのようだ。
私は怖くなって家の外に出た。

雨が降っていて薄暗かった。家の周りを泣きながら歩き回ったが、家の外にもまったく人の気配はなかった。
泣きながらまた家に帰りぐずぐずしていると、ふいと両親が現れた。
「どこにいってたの」と聞いても答えてくれず、
「お父さんはここにいるよ」「お母さんはここにいるよ」と答えるばかりである。
訳が分からなかったが、とにかく両親は戻ってきて私は安心した。

と、そこに兄が現れた。兄の顔を見た私は息を飲んだ。
そこにいた兄は兄ではなかった。背格好は似ている。
しかし昨日までの兄、さっきまで隣で寝ていた兄と顔が全然違う。目つきがきつい。
鼻が細く高い。ほほがこけている。髪がぺたんとしている。
あの不思議な朝のようなことはあれが最初で最後だったが、
兄自体はそれからもずっと兄とは思えない男の子のままだ。



238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/22(火) 05:41:57.01 ID:iXn1R8FD0
ニューギニアのあたりのある戦場でのこと。
大規模な戦闘をした部隊があって、その後、その部隊の前線基地に、
夜な夜な、死んだ兵隊たちが現われるようになったそうです。
彼らはいずれも、足がちゃんとあり、懐かしそうに
「よお!」とか言いながら、現われるのだそうです。
いずれも確かに戦死した連中ばかり。
神主の息子の兵士がまじないをやったり、お経をよめる兵士がお経を詠んだりしても、まったく効き目無し。
そのうち、ズカズカ上がり込んできて、貴重な飯をバクバク食う始末。
しかも、いきなり手がスルスルっと伸びて、木の実を取ったりして、明らかに化け物化している様子。
怖いやら迷惑やらで困っていたのですが、なんとも手の施しようが無い。
見るに見かねた中尉だか大尉だかの隊長さんが、幽霊たちが集まっているところへ、
ツカツカと歩いていって、いきなり大声で、
「全員、整列!」
と言うと、素直に整列したそう。そして、
「貴様らは、全員戦死した兵隊である。よってこの世にいてはならん。
全員あの世へ行って成仏するように。これは命令である!」
隊長が涙を流しながら言うと、幽霊たちは、しばらく呆然とした顔で佇んでいたが、
そのうち全員が泣き始め、やがてボロボロと土人形のように崩れていったそう。
あとにはその土だけが残り、彼らは二度と現われることはなかった。
兵隊たちはその土の大部分は現地に埋め、残りを少しづつ日本に持って帰って、供養したそうです。



566 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 09:02:46.32 ID:kpuKlE2QO
>>238
これ好き



568 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 09:06:48.38 ID:DTZKiuFvO
>>238
怖いというより泣ける話だな



250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 05:51:03.13 ID:npC6+eJG0
三年近く前、泉の広場のところで、ヘンな女がうろついていた。
通勤の帰りによく見かけた。
三十前後で、赤い色のデザイン古そなドレスっぽい服着てて、小柄で、
顔色悪く目がうつろ。髪は背中近くまであって、伸ばしっぱなしに見えた。
目立つ服の色となんか独特の雰囲気があって目がいってしまう。
でも怖い(キ印っぽい)感じして、
何気なく観察はしても目はあわせんようにしてた。
女はいつも広場の中をうろうろしてた。
地下出口出たとこの何本か外れた飲み屋筋に
立ちんぼのねーちゃんの多い場所があって、
そこのねーちゃんかな?と思ってた。
ある日の仕事帰り、広場内の薬局の店頭で
コスメの安売り見てた。私は買い物するの時間かけるほうで、
そん時も多分一時間近く店にいたと思う。
その夜も女は広場をうろついていて、
いつものことなんで特に気にとめてなかった。
でも、店から出た時、視線感じて顔上げると、
広場の真ん中の噴水を隔てて、女がこっち見てた。
なんかヘンな感じがした。私は目が悪くて、眼鏡かけてても
少し離れた場所だと相手の顔とかよく見えないのに、
女は妙にくっきり見えたんよ。3Dみたく。

目があった途端、気持ち悪くなった。
何か本能的に怖くて、びしぃ!とチキン肌立って。
(うわ、ヤバい)(でも何が?)
自分でも思考回路謎のまま、それでも反射的に
店内に戻ろうとしたけど、金縛りかかったみたいに身体が動かん。
助け求めようとして声すら出ないことに気付いた。
いつもふらふら歩いてるはずの女が、すっと素早く近寄ってくる。
明らかに普通じゃない様子で、髪振り乱してドレスの裾ゆらしてこっち来るのに、
誰も気付いてくれない。
もの凄い顔で笑ってて、その表情の怖さにふーっと気が遠くなった。
だって、目のあるとこ、全部黒目にかわってるんやで。
怖い、もうあかんって思ったときに、
いきなり誰かが後ろからぎゅっと腕を掴んできた。

驚いて顔上げる(ここで身体の自由が戻った)と、男の人で、
話しかけようとしたら「静かにして」って小声で注意された。
呆然として顔見上げてると、男の人はますます手をぎゅーっと
握ってきて、怖い顔で前を見てる。吊られて視線戻したら、
女がすぐそばに立ってて、男の人を呪い殺しそうな目つきで睨んでた。
すごい陰惨な顔してて、怖くて横で震えてたけど、
女はもううちのことは眼中にない感じで、
「…………殺す……」
って、つぶやいて、男の人の横をぶつかるみたいに通りすぎて店内に入ってった。


男の人はその後、私をぐいぐい引いて、駅構内までくると、
やっと手を離してくれた。
駅が賑やかで、さっきあったことが信じられんで呆然としてると、
「大丈夫か?」って声かけてきたんで、頷いたけど、
本当はかなりパニクってたと思う。相手の名前聞いたりとか、
助けてもらった?のにお礼言うとか、まともにできなかった。
男の人は改札まで見送ってくれた。
別れ際に、「もうあそこ通ったらあかん」
とか言われて、
「でも仕事あるし」
「命惜しかったらやめとけ」
答えようがなくて黙ってると、
「今日は運よかったんや。あんたの守護さんが俺を呼んで
あんたを守ってくれたんやで」
「………………」
「たまたまやねん。わかるか?
あんたが助かったの、たまたま守護さんがわかるもんが、
たまたまそばにおった、それだけやで。あいつにとり殺されたくなかったら、
もう通らんとき」
(守護さんって何やのん。守護霊のことか?)
霊なんて見たことなかったから、自分の体験したのが何なのか
わからなかった。(正直、今もわからない)
女はどう見ても生身の人間に見えた。
それで返答に困ってると、その人は私に何度も一人で通るなよと繰り返して、
行ってしまった。


未だにアレが何だったのかわからない。
私は二ヶ月後、そこの仕事場辞めたけど、その間夜は泉の広場は一度も通らなかった。
男の人も、女も共に謎。
男の人の名前、聞いて置けばよかった。助けてくれたんなら(今も半信半疑だけど)お礼言いたかった。
反面、かつがれたんかな?と思わなくもない。(でも目的は何さ?)
すっきりしない。
始め、この体験談大阪の心霊スポットスレにカキコしようかと思ったけど、
霊体験かわからないんで(だってあんなリアル幽霊ってありか? どう見ても人間に見えた)、
こっちにしました。かつがれたならそれはそれで不可解な話(藁
ということで。
少しだけ後日談があるけど、これもすっきりしない話なんで、
はしょります。
長くなって、スマヌ。


そんなたいした後日談じゃないんですが…。

怖い目にあった次の日、性凝りもなく泉の広場を通ろうとしたのな。
霊体験の少ない悲しさ(ワラ
で、なんか日が変われば白昼夢(夜だったけど)見た
みたいな感じで、恐怖感が薄れたんさ。
実際昼間通った時は、何ともなかった。
で、帰り道。
さすがに暗くなってると、あの男の人の(とり殺される)って言葉
が浮かんで怖かった。
ただ、梅田界隈って賑やかやから、警戒心は薄れてた。
自分の中に、女が人間かどうか確かめたい気持ちもあった。
でも、甘かった。
泉の広場に続く階段を途中まで降りると、赤服の女がしっかり居たのな。
下から三段目ぐらいの、階段右の隅っこのほうに、
背中こっちに向けて座ってた。
(もしかしてこれは待ち伏せ?)
反射的にそう思った。
私は広場をうろつく姿は見てたけど、
女が階段に座ってるのを見たことはなかった。
妄想かも、と思ったけどぞっとした。
逃げたほうがいいと思った時、女がゆらぁと立ち上がった。
まるで、操り人形の糸を引いたみたいな不自然な立ち方で、
何故かその瞬間、(あっ、こっち向く!!)って判って、
慌てて階段駆け上がって後も見ず逃げた。
その時は体動いたんで、神様ありがとうと結構マジに思った。


それからは、全然泉の広場付近には行ってない。
チキンな私にはもう確かめる根性はなかった。
ただ、仕事辞める少し前、あの道を通る同僚の子三人に、
(怖い体験は伏せて)広場に赤い服着た女の人いるよねって、聞いてみたら、
二人は、そんなん見たことないと言って、
一人は、あー、あの不気味な人ねと返してくれた。
見たことあると言った子は、とにかく怖い感じなんで
視界に入らないようにしてると言ってた。
彼女も幽霊とは思ってないみたいだった。

今でもたまに、あのひとまだあそこにいるのかなって思う。

…しょぼい後日談でごめんね。
でもいまだに確かめる勇気なし。



265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 06:01:55.29 ID:8mcN7U/L0
外で散歩をしていたら、「キャー!」という女性の悲鳴が聞こえた。
私は驚いて行ってみると道路で女性が、縦2m・横2m・暑さ50cm程の鉄板らしき物の前に座りこんでいた。
その女性に話を聞こうとしたが、ビックリしたのか話せない。
すぐに作業服を着た人が来て訳を話してくれた、
どうやらビルの上で工事をしている時に落としてしまったという。
幸い怪我人は出なく、女性は驚いて腰が抜けてしまっただけらしい。
それにしても赤いタイルの上に真っ黒の鉄板とは不気味である。

散歩も飽きて夕陽が暮れ前に、もう一度その場所に寄ってみた。
その鉄板らしき物はまだ残っていた。とても重いので処理ができてないのだろう。
危ないからか、近づけないように警備員のような人がいた。
先ほどの女性もいた。声をかけてみた。
「先ほどは驚かれたことでしょうね」
女性は
「驚きました。悲鳴を聞いたときはビックリしました」
と返してくれた。



269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 06:03:51.82 ID:iReo/e3e0

>>265
uwaaaaaaaaa



270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 06:04:14.85 ID:1gq2lasO0

>>265
なんてこったい/(^o^)\



299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 06:20:46.83 ID:ZAa4QlDE0
でも怪我人いないんだろ?



300 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 06:21:10.65 ID:ykR8Zore0
>>265
>幸い怪我人は出なく、





290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 06:16:38.86 ID:T5mHvGak0
近ごろの警察はなにやってるんだろうね。
血税でで食わせてもらってるくせに、ろくな働きしねぇんだからとんだ穀潰しだ。

先週、職場の近くで殺人事件があったんだよ。
若い女をアイスピックでめった刺し。しかも普通のアイスピックじゃない、業務用の三本歯のやつでだぜ?怖ぇだろ。

小さな町だから、どこいってもその話で持ちきりだよ。
マスコミもかなり大きく取り上げてる。滅多にない大ニュースだから無理もないけど、恐怖を煽るだけ煽って無責任なもんだ。
うちのばあちゃんなんか、可哀相なくらい怯えちゃって、毎日何時間も仏壇の前で手を合わせてる。

なのに警察ときたら、まだ凶器すら判明できないだとよ。まったく馬鹿にしてるとしか思えないね。



295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 06:18:42.86 ID:T5mHvGak0
近鉄電車のお話です。
私は奈良の富雄という所に住んでいて、大阪から帰るときは近鉄電車を利用します。
大学生の頃、神戸の方まで通っていました。
夜、21:30くらいに、近鉄の大阪側の始発駅である難波から電車に乗りました。
富雄駅の手前から生駒、東生駒、富雄と電車は止まります。
生駒を過ぎ、東生駒から女の子を連れた女の人が乗ってきました。
女の人は緑色の三角布を首の下で結んでいて、何重にもスカートをはいていて、床まである長さのものを着ていました。
何だか昔風の、最近の人じゃないみたいな感じでした。
女の子は首の上まで刈り上げたオカッパで、頭のてっぺんで噴水みたいに髪を赤いリボンで結んでいました。
服装は覚えていませんが、女の子も昔風の感じがしました。

そのときの車両は、ちょうどすべての座席に人が座っていて、不思議なことにみんな女の人でした。
私は、車両のなかの一番はしっこに座っていました。
その席は三人がけで、席の端に私が座り、真ん中を空けて別の端に若い女の人が座っていました。
その車両で空いている席はそこしかありませんでした。
東生駒から乗ってきた女の子を連れた女の人は、女の子を私のとなりに座らせて、別の席のほうにいき、その前で吊革を持って立っていました。
どうして女の子の近くにいないんだろうと思ったことを覚えています。
やがて、女の子は眠り始めました。


眠り出すとこっちのほうにコックリコックリと、もたれてきました。
それがイヤだったので、意地悪かったのですが軽く押し返しました。
すると女の子は別の端の若い女の人のほうに、もたれかかりはじめたようでした。
女の子はその女の人にも押し返されたようで、今度はもたれかからないで真ん中でゆらゆらと揺れながら「ママ、ママ…」と言いはじめました。
何度も「ママ、ママ…」と言うので、そのとき、どうして女の子の近くに来ないんだろうと思ったことを覚えています。

何度「ママ、ママ…」というのを聞いたでしょうか。
突然「やっぱりそうなるとおもってたんや」と低い男のダミ声がすぐ耳もとでしたのです。
「えっ!」と驚いて、女の子のほうを見ると、ニヤッと私のほうをじっと見ていました。
ゾオッとして、気がつくと降りる富雄駅だったのです。
飛び降りてからも、ゾオッとした感覚は残っていて、電車の中を見ることができませんでした。
あのダミ声は強烈でした。 終



323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 06:30:14.95 ID:rTnYegzRO
>>295
これが何年も前から解けない

実話なんだよな?確か



328 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 06:33:25.77 ID:T5mHvGak0
>>323
え、実話なの?
未だにわからない。誰か分かる人いるかな~と思って貼っちゃった


310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] :2008/07/22(火) 06:23:34.49 ID:iReo/e3e0
僕はいつも学校に行くためにバスに乗ってるんですけど、
そのバスは右に曲がった
そのいつも乗ってるバスで、ある日おかしな事があったんです。
だって、いつものような、おばあさんもがいるから、
最後まで行ったんです。痛いから。
それで、そこまでは別に良かったんですけど、めちゃくちゃ
大きい紙袋の紙じゃない版みたいなのがあって、
ボールみたいなのもあって、シルクハットをかぶってる人も
いっぱいいたんです。
おかしいですよね?普通の道を通ってるのに。
それでもバスはずうっと普通に進んでたんですけど、
ある道を左に曲がった所で、いきなり急ブレーキをしたんですよ。
それで、本当に急にキー---って止まったんで、
中に乗ってた人が、バランスを崩してこけそうになったんです。
僕は席に座ってたんで大丈夫だったんですけど。

でも、本当におかしい事は、学校に行く直前に起こったんです。
そのバスはいつも、大きな公園の横を通って行くんですけど、
その頃、ちょうどそのいつもの道は工事してたんで、
ちょっと遠回りして、トンネルがある方の道から行ってたんです。
それで、そのトンネルのちょうど真中ぐらいまで通ったところで、
そのバスが”ガチャ”とか言いながら止まったんです。
僕はもちろんおかしいな、と思いました。
で、気づくと、バスは既に学校前のバス停に着いてました。
僕は、あれ?おかしいなぁ?とか思いながらバスを降りて、
その日も普通に学校に行きました。
そのバスに乗ってた人はもうみんな死んだんですけど。



333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 06:35:45.60 ID:1gq2lasO0
>>310の続きというか後日談

503 名前:1/3 ◆zxEvCWYvb6 投稿日:03/12/15 16:24
友人から聞いた話です。
彼は神奈川のある高校にバスで通っていたんですけど、
そのバスによく乗ってくる奇妙なおばあさんがいたそうです。
別に見た目が奇妙とか、気が狂っているとか、そういう奇妙さじゃなくて
なんというか、不気味な気配が漂っているけど何が変なのかはわからない、
そんな感じのおばあさんだったそうです。見た目は良家の未亡人風というか
(「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画の第二部に出てくるジョジョのばあちゃん
みたいな感じだといっていました)
毅然とした感じの寡黙なタイプで、でもこの世の人ではないような、そんな
おばあさんだったそうです。
彼は霊感があるわけでもなく、それまでに怪談めいた体験をしたわけでもない
のですが、このおばあさんがバスに乗ってくると、いつも
「これから何かあるんじゃないか」という言い知れぬ恐怖感に襲われたと
以前からよく言っていました。



504 名前:2/3 ◆zxEvCWYvb6 投稿日:03/12/15 16:26
冬のある日、いつものようにバスで高校に行く途中、おばあさんが乗ってくると
既にバスに乗っていた乗客の一人がおばあさんに話しかけました。
話しかけたのは帽子をかぶってシルバーシートに座った、老紳士といった感じの人で、
その人の連れらしい、同じような恰好の40代くらいの男性が二人
大きな鞄を持ってそばに立っていました。
老紳士とおばあさんが何を話したのかは
友人には聞こえませんでしたが、ふたことみこと会話を交わしていたようです。
そして突然老紳士のほうが「それだけはさせません!!」と
バスの中で大きな声をあげました。見ていた友人だけでなく、周りの人たちも
何があったのかとそっちを一斉に振り向きましたが
そのときには老紳士の連れの人が鞄から何か丸いボールのようなものを
取り出していました。それがなんなのかはわからなかったそうですが
とっさに友人は、自爆テロでバスが爆破されるというようなニュースを思い出し
まさかそういうような恐ろしいことが起きるのかと思いましたが
しばらくは何も起きず、老紳士とおばあさんはにらみ合いをしたまま
黙っていたそうです。
そのまま何分か何秒かはわかりませんが、バスの中で気まずい沈黙が流れていたところ
突然バスが急ブレーキをかけました。
運転手さんがアナウンスで「急ブレーキで大変ご迷惑様です。この先緊急工事ですので
迂回いたします」みたいなことを言って、いつもと違う道に入りました。
しばらく行くと急に外が暗くなって、「あれ、トンネルかな?」と思ったところで
ふと記憶が途切れ、気がつくと病院のベッドだったそうです。


505 名前:3/3 ◆zxEvCWYvb6 投稿日:03/12/15 16:27
実は友人は、道で倒れているのを通行人に通報され、友人は意識のないまま
病院に運ばれたようなのですが、友人が入院したのは小さな病院で
バスに乗っていたほかの客が入院したらしい様子もなく、結局バスは
どうなったのか、僕にも友人にもよくわからないままでした。
翌日の新聞でそれらしい事故が載っていないか探したのですが
とくに見当たらず、それっきりになってしまい、無理に探すのはあきらめました。
というのも、実は意識のもどった友人は脳に障害が残ったのか
ちょっと何を言ってるかわからないような感じになっていて
この事故のエピソードも二日に分けて根気よく聞きだして判ったものを
僕がまとめたもので、本人の口から聞いただけでは何がなんだかわからずじまいでした。
直後にいったんは退院して、あちこちにこの話をして彼なりに詳細を確かめようと
したみたいですが、「インターネットでも相手にされなかった」というようなことを言っていました。
(このとき彼と話をした人、この板にはいないかなぁ。交通関係の掲示板とかかな)
その後また日に日に具合は悪くなり、去年の夏くらいに亡くなりました。

僕が大学で、オカルト好きの別の友人にこの話をしたら
おばあさんが悪霊とかで老紳士のほうは
拝み屋の類だったんじゃないかと言ってましたが
それもまた考えすぎな気もします。



516 名前: ◆zxEvCWYvb6 投稿日:03/12/15 23:25
さっき帰ってきた。
まぁ>>507の言うとおりで、看護婦にきくってのは思いつかなかったが
家族には当時にも状況を聞こうとしたよ。本人があの状態(何言ってるか不明)じゃ。
でもな、兄弟同然に育った幼馴染とか言うならともかく
高校になってから知り合った連れで、親の顔見たのはその病院で初めてだぜ?
それでしかも、今にも消え入りそうなちっこい弱そうなオバチャン(そいつの母親)が
泣きはらした真っ赤な目でオロオロしてるんだぜ?
さすがに根掘り葉掘りは聞けませんでしたよ、悪い気がして。
で、「警察にも連絡してるから、事件や事故だったらあとで何か学校に連絡が行くでしょう」って
話を聞くのが精一杯でしたよ。

学校に刑事が来たりした様子がないところを見ると、警察の出した結論は
「そいつが登校中に昏倒→意識錯乱、というだけで事件性はなし、
言ってることは全部でたらめで混乱してるだけ」ってあたりなんでしょう。
ま、俺が刑事でも普通はそう考えるな。


532 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/12/16 01:30
思い出せない・・・学校にいくバスに乗ってて、おばあさんが出てきて、
落ちがないような怪談・・・絶対見た気がするんだけどデジャブかな・・・

533 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/12/16 02:53
>>532
これか?
「全く意味が分かりません」

>>503の友人が書き込んだのかもな。

534 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/12/16 02:57
>>533
なんか、すげーに似てるな。
話と。

一体何が見えたんだろうね?
少なくとも、そのURLの話はまったく理解不能だが。


535 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/12/16 02:59
>>533
それかも。
うわー、そう考えると>>530の友人自身が書いたってのもありそうだが
それはさすがにできすぎだろ。偶然の一致であってほしい。

536 名前:535 投稿日:03/12/16 03:02
それ2001年だから時間的にはありうるよな、と思って
2001 バス 事故 で検索かけたら

http://www.asahi-net.or.jp/~wh4k-bnb/dosa/2001/20010203.html

これ湘南高校って書いてるけど>>503も神奈川って書いてあるよな・・・。



358 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/22(火) 06:48:28.89 ID:
iXn1R8FD0
子供の頃、道路を渡ろうとしてたら突然後ろから「危ない!」と声が聞こえました。
驚いて立ち止まった瞬間、目の前を車が猛スピードで通過・・・
振り返るがそこには誰もいなかった・・・
30歳になって事故で生死の境を彷徨った時に不思議な夢を見た。
そこは生まれ故郷ですべて当時のまま。
左右確認せず道路を渡ろうとする少年を見つけて
私は思わず「危ない!」と叫んでしまった。
その瞬間、病院のベットで意識が回復した。



396 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/22(火) 06:59:22.38 ID:iXn1R8FD0
そういえばこの前、ねーちゃんの友達がハーゲンダッツ持って線香あげに来た
命日でもないのにと首を傾げていると、その人は笑いながらこんな事を言ったんだ
友人「君のねーちゃんね、一ヶ月前に私の夢に出てきたよーw私の胸を指でつつきながら『ハーゲンダッツー』ってw」
俺「はぁ…」
友人「朝起きてねーちゃんがつついてた所触ったら、ちっちゃいしこりがあってね。病院に行ったら初期の乳癌だったの」
なるほど。ハーゲンダッツはねーちゃんへのお礼ですか…
ねーちゃん友達救うなんてすげぇよ
でも幽霊になっても主語抜かすんだな



413 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 07:08:39.65 ID:1gq2lasO0

知り合いの話。

近場の森林公園に、家族でハイキングに行った時のこと。
その公園の外れには、大きな仏舎利塔があるのだそうだ。
少し離れた斜面にある寺院のものだという。
彼は買ったばかりのホームビデオで、自分の娘さんを撮りまくった。

家に帰って撮影したビデオを編集しているうちに、奇妙なことに気がついた。
仏舎利塔の前で子供を撮った映像にだけ、引っかくような小さい雑音が入っている。
音量を上げて確認してみると、それは女の甲高い笑い声だった。

家族が気がつく前に、その部分の映像と音声は消去したのだという。



452 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 07:19:07.66 ID:1gq2lasO0
田舎育ちの友達が小学生の時の不思議な話を教えてくれた。

夏に山で遊んでるうちに迷った上、すごい雷雨になってしまった。
泣きながら耳ふさいで歩き回ってたら
(動いたほうが雷落ちないと思ってたらしい)少し広い場所に出た。
幾つか切り株があって、切った木をまとめてあったりして、
誰かここで仕事してたのかな、と思ったと同時に光と雷。
近い!と思ってまた耳をふさいで歩き出そうとしたら、
毛が生えたでっかい何かに両腕を掴まれて何mか、どかされた。
その途端に森の中を雷が走った。
自分が居た場所を通って横にビャーッと光が走り抜けてった。
呆然としてると、毛が生えた何かが頭をグシャグシャ撫で回して
「雷怖いな、あと少ししたら帰れ、座って休んでいっていいから」
という意味のことを言った。
ハッとして見上げたら、誰もいなかった。

雨はすぐに弱くなり、友達は切り株で少し休んでから帰った。
感じとしては熊みたいな大きさで、どかされた時はひょい、と宙に浮いたんだと。
高校生になって、となりのトトロを見たときは、アレだ!と思ったそう。
話しかけてくれたのは、日本語だったかどうか、声はどんなだったか、どうしても思い出せないって。



456 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 07:21:13.25 ID:1gq2lasO0
小3の時、夜寝ているとふと夜中に目が覚めてしまった。
外の道路からOL?のハイヒールのコツコツと歩く音がする。夜中にOLが歩いてるな~程度に思ってたら
いきなり『ドカッ、バキッ、グチャメチャ!』などマジ言葉に出来ない変な音がした!
えっ!?ストーカーとかに襲われたのかと思ったら
急にハイヒールじゃありえない速さでコツコツコツコツコツコツってダッシュで走る音がした!
あまりの怖さにその日は親の部屋で寝たがやはり怖くて眠れない。
朝六時前くらいのやっと空が青くなるくらいの時間に外の道路に出たらありえねぇ・・・

外の道路に出たら・・・
朝露はなく道路も濡れてない。はずなのに、
その音がしたあたりに朝露で濡れているような感じでハッキリと裸足の足跡があった。
当時の俺よりも大きい足跡だった。
しかも足跡をたどるとうちの駐車場まで続き途中で消えていた。
マジハッキリと足跡だけ濡れてた!

マジネタでも釣りでもない・・・怖くてしばらく無音で寝れなくなった



463 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 07:24:51.10 ID:1gq2lasO0
昭和の初め頃、夕張のボタ山でのお話。
開拓民として本州から渡って来ていた炭鉱夫、Aさんは、爆発事故に見舞われた。
一命はとりとめたものの、全身ヤケドの重体だった。
昔の事とて、ろくな治療も施されず、全身包帯に包まれて女房の待つ飯場の一部屋に担ぎこまれた。
付き添ってきた医者は、大怪我だが、今夜を乗切れば命は助かるだろう、何かあれば呼びに来なさい。
自宅の場所を教えて引き上げていってしまった。
 その真夜中。ロウソク一本の薄明かりの下、枕元でひとり看病していた女房がふと気が付くと、玄関に誰かの気配がする。
女房が出てみると、大勢の人間が立っている。彼等の云うには、
自分達はAさんと一緒に働いている仲間である。今日は大変な災難に会われて、お気の毒です。
すぐにでも見舞いに来たかったのだが、生憎我々も作業を中断するわけにいかず、こんな非常識な時間になってしまった。どうか我々にもAさんの看病の手伝いをさせて欲しい、との事。

女房はひとりで心細かった処への、この温かい申し出に感動し、部屋に入りきれないほどの仲間達を迎え入れた。
それぞれ、一人ずつAさんに話し掛け、励ましては部屋の中に座って、女房にも優しい言葉を掛けてくれる。
女房はすっかり安心してしまった。
その中の一人が、自分は医術の心得がある、診察してやろう、と申し出た。見ればボタ山で働いているとは思えない立派な紳士だった。誰かの知人なのだろうか。
彼は、これは酷いヤケドだが、私は幸いヤケドの治療法に長じている、今夜のうちに術を施せばAさんはすぐ治る、と言った。
女房に否応が言えるはずもない。やがて紳士による治療が薄暗がりの中で始まった。
治療は荒っぽいものだった。
紳士は、ヤケドには、焼けこげた皮膚を取り除いてやるのが一番の治療法だと説明し、Aさんの身体を包んでいる包帯を取り除けると...。やがてAさんの皮膚を無造作に剥ぎ取り始めた。
炭鉱夫仲間でも屈強な身体付きで知られたAさんもこれは堪らない。


Aさんはあまりの苦痛に絶叫し、いっそ殺してくれと、泣き叫んだ。
女房はおろおろする以外、なにも出来ない。あまりの凄まじさに、自分も耳を塞いで泣き叫び始めた。
紳士は、ここが辛抱じゃ、すぐ楽にしてやる、と、声を掛けながら眉ひとつ動かさず作業を続ける。
どれぐらい時間がたったか。
いつしかAさんの絶叫は治まっており、静寂が戻っている。
紳士は女房に、心配かけたがもう大丈夫、すぐに元気になるよ、と声を掛け、席を立った。
女房は何度も何度も頭をさげながら、表まで紳士を見送った。
遠い空がうっすら明るくなっている。もうすぐ夜明けだ。
部屋に戻ると、さっきまで狭い部屋から溢れ出る程大勢いた見舞客がひとりも居なくなっている。
女房は不思議に思うより、不快に感じた。
帰るのだったら、一言くらい挨拶してくれても良いじゃ無いか。
疲れきった女房はAさんの枕元に腰を下ろし少し休もうと思ったが、Aさんの顔色をみて驚愕した。
夜明けの日差しの中で見るAさんの顔色、それはまるでロウのようだった。


女房はAさんに取りすがって再び号泣するしかなかった。
騒ぎを聞きつけた隣人に連れてこられた医者は、Aさんを見るなり女房を怒鳴りつけた。
誰が患者をいじった!
Aさんを包む包帯の巻き方は、明らかに素人のものだった。
包帯を取り除けた医者は,Aさんの身体から目を背けた。無惨に生皮を剥ぎ取られた遺体がそこにあった。
あまりの奇怪な事件に、警察が呼ばれ、半狂乱の女房から何とか事情を聞き出した。
だが、その夜現れた男達も、例の紳士も、ボタ山はおろか近隣の町村にも該当者はいなかったと云う。
話を聞いたある人が、それはキツネの仕業だろう、と言ったそうだ。
キツネにとって、人間の瘡蓋や火傷瘡は霊薬になるとされ、ある地方では火傷や瘡蓋のある者は山にはいるとキツネにだまされるという言い伝えがあると云う。
女房は目の悪い女で、日頃から泣き腫らしたような瞼の持ち主だったという。
キツネはそれに付け込んだのだろうか。
残念ながら、女房がその後どうなったかまでは、この伝奇の採集者は伝えていない。




489 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/22(火) 07:40:40.82 ID:NwLizrEIO
ある地方の女子大生が東京の大学に進学が決まり、
東京に一人暮らしする事になりました。
とあるマンションで生活を始めているうちに、
ある日部屋に小さな穴があいているのに気づきました。
その穴は隣の部屋に続いていて、何だろうと覗き込みました。
すると、穴の向こうは真っ赤でした。
隣の部屋は赤い壁紙なのかな、と思いつつ次の日も、次の日も
その女子大生は小さな穴をのぞいていました。
いつ見ても赤かったので、隣の部屋が気になった女子大生は
マンションの大家さんに聞いてみることにしました。
「私の隣の部屋にはどういう人が住んでいるんですか?」
すると大家さんは答えました。
「あなたの隣の部屋には病気で目が赤い人が住んでいますよ。」



494 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 07:43:07.95 ID:ZcoxTGFJO
とりあえずクローゼットの中とベッドの下は確認した
他に見落としはないよな…



495 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 07:43:59.30 ID:n23OCMqL0
>>494
天井は



496 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 07:44:09.17 ID:NwLizrEIO
>>494
うしろうしろ



500 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 07:45:23.74 ID:ykmFBF+8O
>>494
止まった換気扇ってたまにいるよね



507 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 07:50:01.39 ID:4stbUcLL0
>>1だけど、賑わったのは嬉しいが
怖くて寝れねぇじゃねーかチクショウ!



508 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 07:50:40.91 ID:lsudWgKD0
>>507
もっとにぎわおうぜ



525 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 08:06:25.07 ID:BtfEJpKV0
35:もしもし私、名無しさん:2007/08/14(火) 10:38:56 ID:oPg8yp03
みんな人形って洗ってやったりしてるの?
最近臭いが気になるんだが

36:もしもし私、名無しさん:2007/08/14(火) 10:59:33 ID:7BmddTpa
>>35
ソフビやガレキは洗わんだろw ラブドなら一緒に風呂入るけどw

37:もしもし私、名無しさん:2007/08/14(火) 11:03:06 ID:oPg8yp03

しかも髪ブラッシングしてやったらゴッソリ抜けた…もう駄目かもわからんね

41もしもし私、名無しさん::2007/08/14(火) 13:48:56 ID:oPg8yp03

目玉が落ちた…大きくて可愛い目だったのに…
でも、もっとコロンって感じかと思ったけど、腐った柿が枝から落ちる様だった

42:もしもし私、名無しさん :2007/08/14(火) 14:29:32 ID:7BmddTpa
>>41 本当に人形なんだろなあ?

48:もしもし私、名無しさん :2007/08/14(火) 14:56:01 ID:oPg8yp03
うるせえ!ああああ臭いとれねえ!!!ちくしょう!ちくしょうちくしょうちくしょうちくしょう



528 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 08:09:58.01 ID:E+vAJvyO0

>>525
> ラブドなら一緒に風呂入るけどw

正直ここが一番怖い



537 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 08:24:33.91 ID:4BluT9S/0
これは結構キたわ

148 :学生さんは名前がない :2007/04/09(月) 14:28:05 ID:ZPvXU8n00

 精神病棟にいる母親から、息子に届いた手紙らしい。(複数縦読み)

  ↓

 大介、イタリアの生活はどうですか。お母さんはフツウ。
 守護神ジス様のおかげで、元気です。お医者をだまして何でも食べちゃう。
 隣人達めケッコウ気さくでいい人ばかり。安心しれ。明日は仕事で、皆
 船が来るて、喜んどる。毎日楽しいです。給料でるし飯も固くない。
 ね、ね!!病棟生活だからって悪いことないわ、わりと私にはいい老後です。じゃね。



539 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 08:25:38.63 ID:4BluT9S/0
ネタバレ書いてないver貼ろうとしたらネタバレの方貼っちゃった・・orz



540 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 08:27:58.79 ID:U+rvOQTpO
>>539
いや、割りと有名なコピペだしねえ・・・



541 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 08:28:00.62 ID:quyXy96W0
どこに縦読みがあるのかわからないのは俺だけ?



543 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 08:31:37.50 ID:U+rvOQTpO
>>541




介 イ タ
護 ジ ス
人 め ケ
が る て
  ! !



544 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 08:31:57.83 ID:quyXy96W0
>>542
うわ、やべえマジ鳥肌たったwww
このコピペ今んとこナンバー1だわ



546 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 08:33:20.96 ID:DTZKiuFvO

まだ4行あるな



605 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 10:06:19.13 ID:oOk8Y3Hr0
昔どっかで読んだ話

彼女と一緒にとある観光地に行き、宿を探したがどこも満室。
宿を探す内に賑やかな街中からはずれ、段々人気の無い地域に来てしまった。
と、一軒の古びた旅館を発見。
彼女は「こんなとこ嫌、もっと綺麗なホテルがいい」とゴネたが、日も暮れかけていたし贅沢は言ってられない。
なんとか彼女をなだめて旅館に入ったが、なんとここも満室だと宿の主人に告げられる。
「他の宿も満室だったんですよ…どうしよう…」
困り果てる俺。
すると主人の奥さんが
「ねえ、なんとかしてあげられないかしら…あの奥の部屋を開ければ…」
と主人に囁く。
「うーん、でもあの部屋はなぁ…」
何か浮かぬ表情の主人。
「あの、どんな部屋でも構いません!贅沢は言わないので、なんとかなるならお願いします!」
俺も必死で頼んでみる。
「…分かりました。では、少々お待ち下さい…」
どうやら、なんとかしてもらえる様だ。


しばらく待たされた後、部屋へ案内されたが、別段変わった部屋でもなかった。
食事と風呂を済ませ、疲れていたので早々に床に就く。
そして、眠りに落ちかけた頃…
「きゃああああああああああ!!」
隣に寝ていた彼女が悲鳴を上げ、飛び起きた。
「どうした!?」
「あっ…ああ…!!」
彼女はガクガクと震えながら、目を見開いて部屋の隅を凝視している。
そこには、髪を振り乱し、恐ろしい形相でこちらを睨む落ち武者の亡霊が居た。
恐怖でパニックを起こしかけたが、なんとか踏み止まり
覚えている限りの念仏を心の中で唱える。
しばらくすると、落ち武者はスゥっと音も無く消えていったが、
俺達は恐怖で眠る事もできず、お互いにしがみつく様にして抱き合いながら一晩を過ごした。

やがて朝になり、俺達は急いで荷物をまとめて部屋を飛び出す。
俺達のただならぬ雰囲気を察したのか、宿の主人は申し訳無さそうな表情でこう言った。

「やはり出ましたか…実は三年前、あの部屋で若いカップルが心中したんですよ…」



608 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 10:11:04.54 ID:RddXNl7y0
わたしの弟から聞いた本当の話です。
弟の友達のA君の実体験だそうです。
A君が、子供の頃A君のお兄さんとお母さんの田舎へ遊びに行きました。
外は、晴れていて田んぼが緑に生い茂っている頃でした。
せっかくの良い天気なのに、なぜか2人は外で遊ぶ気がしなくて、
家の中で遊んでいました。
ふと、お兄さんが立ち上がり窓のところへ行きました。
A君も続いて、窓へ進みました。
お兄さんの視線の方向を追いかけてみると、人が見えました。
真っ白な服を着た人、(男なのか女なのか、
その窓からの距離ではよく分からなかったそうです)
が1人立っています。
(あんな所で何をしているのかな)と思い、
続けて見るとその 白い服の人は、くねくねと動き始めました。
(踊りかな?)そう思ったのもつかの間、
その白い人は不自然な 方向に体を曲げるのです。
とても、人間とは思えない間接の曲げ方をするそうです。
くねくねくねくねと。
A君は、気味が悪くなり、お兄さんに話しかけました。
「ねえ。あれ、何だろ?お兄ちゃん、見える?」
すると、お兄さんも「分からない。」と答えたそうです。
ですが、答えた直後、お兄さんはあの白い人が何なのか、 分かったようです。
「お兄ちゃん、分かったの?教えて?」とA君が、聞いたのですが、
お兄さんは「分かった。でも、分からない方がいい。」と、
答えてくれませんでした。


あれは、一体なんだったのでしょうか?
今でも、A君は、分からないそうです。
「お兄さんに、もう一度聞けばいいじゃない?」と、
私は弟に言ってみました。
これだけでは、私も何だか消化不良ですから。
すると、弟がこう言ったのです。

「A君のお兄さん、今、知的障害になっちゃってるんだよ。」


それは小さい頃、秋田にある祖母の実家に帰省した時の事である。
年に一度のお盆にしか訪れる事のない祖母の家に着いた僕は、
早速大はしゃぎで兄と外に遊びに行った。
都会とは違い、空気が断然うまい。
僕は、爽やかな風を浴びながら、兄と田んぼの周りを駆け回った。

そして、日が登りきり、真昼に差し掛かった頃、ピタリと風か止んだ。
と思ったら、気持ち悪いぐらいの生緩い風が吹いてきた。
僕は、『ただでさえ暑いのに、何でこんな暖かい風が吹いてくるんだよ!』と、
さっきの爽快感を奪われた事で少し機嫌悪そうに言い放った。

すると、兄は、さっきから別な方向を見ている。

その方向には案山子(かかし)がある。
『あの案山子がどうしたの?』と兄に聞くと、
兄は『いや、その向こうだ』と言って、ますます目を凝らして見ている。


何だ…あれは。

遠くからだからよく分からないが、人ぐらいの大きさの白い物体が、くねくねと動いている。

しかも周りには田んぼがあるだけ。
近くに人がいるわけでもない。
僕は一瞬奇妙に感じたが、ひとまずこう解釈した。

『あれ、新種の案山子(かかし)じゃない?きっと!今まで動く案山子なんか無かったから、
農家の人か誰かが考えたんだ!多分さっきから吹いてる風で動いてるんだよ!』

兄は、僕のズバリ的確な解釈に納得した表情だったが、その表情は一瞬で消えた。
風がピタリと止んだのだ。
しかし例の白い物体は相変わらずくねくねと動いている。

兄は『おい…まだ動いてるぞ…あれは一体何なんだ?』と驚いた口調で言い、気になって
しょうがなかったのか、兄は家に戻り、双眼鏡を持って再び現場にきた。

兄は、少々ワクワクした様子で、『最初俺が見てみるから、お前は少し待ってろよー!』と言い、
はりきって双眼鏡を覗いた。
すると、急に兄の顔に変化が生じた。
みるみる真っ青になっていき、冷や汗をだくだく流して、
ついには持ってる双眼鏡を落とした。
僕は、兄の変貌ぶりを恐れながらも、兄に聞いてみた。
『何だったの?』
兄はゆっくり答えた。
『わカらナいホうガいイ……』
すでに兄の声では無かった。


兄はそのままヒタヒタと家に戻っていった。
僕は、すぐさま兄を真っ青にしたあの白い物体を見てやろうと、落ちてる双眼鏡を
取ろうとしたが、兄の言葉を聞いたせいか、見る勇気が無い。

しかし気になる。
遠くから見たら、ただ白い物体が奇妙にくねくねと動いているだけだ。
少し奇妙だが、それ以上の恐怖感は起こらない。
しかし、兄は…。
よし、見るしかない。

どんな物が兄に恐怖を与えたのか、自分の目で確かめてやる!
僕は、落ちてる双眼鏡を取って覗こうとした。
その時、祖父がすごいあせった様子でこっちに走ってきた。
僕が『どうしたの?』と尋ねる前に、
すごい勢いで祖父が、
『あの白い物体を見てはならん!見たのか!お前、その双眼鏡で見たのか!』
と迫ってきた。
僕は『いや…まだ…』と少しキョドった感じで答えたら、祖父は『よかった…』
と言い、安心した様子でその場に泣き崩れた

僕は、わけの分からないまま、家に戻された。
帰ると、みんな泣いている。
僕の事で?いや、違う。

よく見ると、兄だけ狂ったように
笑いながら、まるであの白い物体のようにくねくね、くねくねと乱舞している。
僕は、その兄の姿に、あの白い物体よりもすごい恐怖感を覚えた。


そして家に帰る日、祖母がこう言った。
『兄はここに置いといた方が暮らしやすいだろう。
あっちだと、狭いし、世間の事を考えたら数日も持たん…うちに置いといて、何年か
経ってから、田んぼに放してやるのが一番だ…。』

僕はその言葉を聞き、大声で泣き叫んだ。
以前の兄の姿は、もう、無い。
また来年実家に行った時に会ったとしても、それはもう兄ではない。

何でこんな事に…ついこの前まで仲良く
遊んでたのに、何で…。
僕は、必死に涙を拭い、車に乗って、実家を離れた。

ずっと双眼鏡を覗き続けた。『いつか…元に戻るよね…』そう思って、兄の元の姿を
懐かしみながら、緑が一面に広がる田んぼを見晴らしていた。そして、兄との思い出を
回想しながら、ただ双眼鏡を覗いていた。



616 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 10:16:46.36 ID:4stbUcLL0
くねくね懐かしいな



617 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 10:18:25.24 ID:RddXNl7y0
僕の家の隣に女の子が越してきたのは小四の夏休みだった。
彼女の家庭にはお父さんがいなかった。
お母さんは僕の目から見てもとても若かったのを覚えている。
違うクラスになったけど僕と彼女は仲良くなった。
彼女はあまり明るいほうではなく、女子の友達も少なかった。
本ばかり読んで親しい友人のいなかった僕と彼女はお互いの家に遊びに行くほど仲良くなった。
そのうち彼女は愚痴を言うようになった。
母親がすぐ殴ること。
同じクラスの女子が意地悪をすること。
すきな男の子ができたけどその子はほかの女子にも人気があること。
最初は僕のほうがよくしゃべっていたけれど、この頃からは
一方的に彼女が話し僕が聴くようになっていた。
 
ある日を境に彼女は学校に来なくなった。
好きだった男子の取り巻きたちにいじめられていたのが理由だ。
彼女は僕に会うたびに自分をいじめた女子が憎いといった。
そのいじめを見てみぬ振りしていたクラスの皆も憎いといった。
そして現実味のない復讐やクラスメイトの悪口を延々と話し続けた。
僕はただ黙って相槌を打っていた。


中学に入ってから彼女の素行が荒れ始めた。
夜遅くまで帰ってこないようになり、これ見よがしにタバコをすい始めた。
家庭環境も悪化し、深夜にいきなり親子喧嘩が始まったりもした。
一度は警察が彼女を迎えにやってきた。この頃から近所と折り合いが悪くなり、
中傷ビラや落書きなどの悪質な嫌がらせが彼女の家に行われた。
一度は郵便受けに刻んだ猫が入っていた。
僕も母に彼女と付き合うのをやめるよう言われた。

僕が高校を出たとき、彼女は部屋に引きこもるようになった。
僕も彼女の姿を見ることがめっきり減った。
めっきりふけこんだ彼女のお母さんに話を聞くと
昼は絶対に出てこない。
ご飯は部屋の前においていく。
深夜になるとトイレに行くときだけ出てくる。
そんな生活を送っているようだ。
僕は久しぶりに彼女に会いにいった。

彼女は僕に会うのを拒絶した。
扉越しに帰れと怒鳴った。
何を話しても黙っていた。
一度なんかはドアがあいたと思ったら味噌汁をかけられた。
ちらりと見えた彼女はげっそりと青白くやつれていた。
絞った雑巾のようだった。
僕は毎日彼女に会いに行った。
親とけんかした。
やっとできた友達と疎遠になった。
それでも毎日彼女の部屋まで会いに行った。


そのうち彼女は扉越しに話をするようになった。
悪い仲間と付き合っていたこと
万引きが癖になって警察に捕まったこと
恋人ができたと思ったら避妊に失敗して子供ができたとたんに逃げられたこと
助けてほしくて相談した母親に半狂乱になって殴られたこと
子供をおろしたこと
死のうと思ったこと
手首を切ったこと
昔と同じ様に彼女が一方的にしゃべり続け、僕は相槌を打つ。
意見を求められたときはなるべく無難な意見を言う。

そのうち彼女は部屋を出た。アルバイトも始めた。
だんだん性格も明るくなり始めた。彼女のお母さんから泣きながらお礼を言われた。
ある日、彼女は近所の団地から飛び降りた。
下が植え込みだったこととたいした高さじゃなかったために一命は取り留めたが
脊髄が傷ついたために今後の人生は車椅子のお世話になるそうだ。


ベッドに横になった彼女はなきながら謝った。
親や僕に迷惑をかけていたのがすごく申し訳なかったから飛び降りたんだそうだ。
泣いている彼女を慰めた。寝転んだまま泣いている人を慰めるのは難しいと思った。
慰めながら彼女にプロポーズした。結婚を前提に付き合ってくれるように頼んだ。
彼女は全身の水分を絞りつくすようにして泣きながら「本気?私でいいの?本当にいいの?」
と何度も聞き返した。訊かれる度にうなづき返した。
君のことがずっと好きだった。
顔をゆがめてクラスメイトの悪口を言っていたときも
悪い友達と付き合って荒れていたときも
一方的に愚痴をしゃべり続けていたときも
君が泣きながらお母さんが自分を殴ることを告白したときも
引きこもって別人のようにやせたときも
小学生の頃に君が好きな男子の名前をその取り巻きたちに教えたときも
君の家のポストの入れる猫を刻んでいたときも
足の感覚を失い白いベッドに飲み込まれそうに小さく横たわっている今も
ずっと君が好きだ。
これで完璧に君は僕だけの「彼女」だ。

僕たち今度結婚します。



632 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 10:42:41.09 ID:eM+aNTUD0
ある山奥に数階建ての廃墟ビルがあった。

無論、肝試しに来る若者も少なくはない。

ある夜、四人の若者達が車に乗ってやってきた。

廃墟に辿り着き、霊感のあるAが
「これはやばいって…」

残りの三人の内BとCはAの尋常ならぬビビり方にビビり、
B「もう帰ろうよ…」
C「ああ、これはヤバい。」

Dは普段からヘラヘラしていて、その夜も
D「俺は行くぜ。あの最上階のあの窓から手ェ振ってやんよ!」

AとBとCはDを止めたが、Dは聞きもせず最上階へと昇り
D「な~んもいねぇじゃん」

約束通り窓から身を乗り出して
D「おーい!なんにもいねーって!…」

下からそれを見上げていたAとBとCは愕然としていた。

手を振っていたのはDだけではなく、無数の窓から誰かが手を振っていたから。



652 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 10:58:09.66 ID:t3C34M3TO
そういえば昔小さい時、おばあちゃんの知り合いが作ってくれた人形を階段の下から階段の上になげて転げ落ちるのを楽しんでたら人形の頭から血がでてきて怖かったな

異変を感じた親が来て俺の目を手で被って違う部屋に連れてかれちゃってそのあとはどうなったかわからないけど
それにしても怖かった



663 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 11:27:33.15 ID:AfHFIOyK0
じゃあやろうあんまり怖くないだろうけど

俺、昔よく入退院繰り返す子供だったんだ
そのおかげで看護婦さんとも友達になって仲がよかったし、かわいがってもらってたと思う
入院中は夜中によくナースコール押してトイレに付き合ってもらったり
うちは共働きだったから夜眠れないときに一緒に眠ってもらったりしてた

ある日また1週間ぐらい熱が下がらなくて病院いったら
まぁ、いつものように入院だよ
そして看護婦さんに「また来たの?」とかからかわれたりしてたんだ

そしていつものとおり夜中に目が覚めてトイレに行きたくなった俺は
ナースコールを押したんだよ

またいつものとおり駆け足で看護婦さんが来てくれるんだけど
その日来たのはすげー美人だったんだけどまったく見たことの無い人だったんだ
俺はてっきり知ってる人が来ると思ってたんだけど見たことの無い人で
ちょっとびっくりしたんで質問してみたんだよ
「あのーいつから働いてるんですか?」
するとその人は3ヶ月前からですって答えたんだ
でも三ヶ月前なら俺も入院してたししってるのになぁと思ったんだけど
相手が俺の名前呼ぶしあんまり気に留めてなかった美人だったしな

まぁ簡単に言うとその人に惹かれてたんだな
だからことあるごとにナースコールを押すようになったんだけど
不思議なことにその女の人は夜にしか来てくれないんだ


そして入院してから少したってあまりにも頻繁に熱が出る俺を見かねて
扁桃腺の手術することになったんだよ

子供心ながらに手術って聞いてすげー怖かった
前の日の夜まったく眠れなかったからいつもどおり
ナースコールを押したんだよ

すると来てくれるその看護婦さん
俺はその人に明日手術で怖いって話をしたら
手を握ってくれたんだけどすげー冷たいの
でも熱っぽい俺にはそれが気持ちよくてうれしかったんだ
それで「手術は大丈夫だから、ちゃんと寝なさい」っていって頭をなでてくれたんだよ
俺はそれで眠りについたんだ

んで手術が終わって少したって前の病室に戻された俺は
また夜中にナースコールを押すんだけどその看護婦さんはもう来てくれなかったんだ
次の日も、その次の日も来てくれなくて

とうとう退院の日に思い切って聞いてみたんだよ

「○○って看護婦さんいますよね?」
すると顔見知りの看護婦さんたちはビックリした顔になって
その人は三ヶ月前に亡くなったんだって…

俺を励ましてくれたりしてた人は誰だったんだろうな…



670 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 12:39:04.92 ID:dfHIaueH0

>>669
これ何?
>>669自身の話?それとも作ったの?



671 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/22(火) 12:42:56.84 ID:JBGwva950
>>670
自分の体験談



669 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/22(火) 12:25:32.74 ID:JBGwva950
以前見た夢の話

夢の中でも自分の部屋で寝てて、ベッドのすぐ横の窓がスーっと開き全身真っ黒な影が入ってきた
その影は私の上に馬乗りになり私の中に入り込もうとするみたいに口の中に両腕を細くして捻じ込んできた
抵抗しようにも体がまったく動かず、吐き出そうとしてもものすごい力でねじ込まれて吐き出せない
腕が肘の辺りまでねじ込まれたときに急に部屋のドアを蹴破って兄が入ってきた
兄は影の腕を引っこ抜き蹴り飛ばして私の上からどかすと私の腕をつかんで部屋から引っ張り出し一階への階段を駆け下り始めた
一言も発しない兄に違和感を感じて立ち止まると私の周りの壁や階段が崩れ落ち始めて立ちすくんでいると
兄だと思っていたものがかすれた声で「もう少しだったのに、もう少しで私はお前になれたのに」と言って私の方へと振り向いた
振り向いたときにはすでに兄の姿ではなくあの影と同じ全身真っ黒な姿に変わっていた
足元が崩れて落下していく途中で目が覚めたんだけど鏡を見てみたら
口の中に引っかいたような傷と引っ張られた手首に紫色の痣ができてた・・・

一階に降りて居間に入ると兄がいてDVD見てたから声をかけずに冷蔵庫へ向かったら
通り過ぎる瞬間に小さい声で「もう少しだったのに」と呟いた
それを聴いた瞬間にふっと意識がなくなって気づいたら病院のベッドの上だった
両親に話を聞くと階段の真ん中で意識を失って倒れていたらしい
一階へ降りようとした兄が発見し、意識を取り戻さないしすごい熱だったので救急車を呼んだらしい
そして両親が病室を出てった後にまた「もう少しだったのに・・・」と言う声が聞こえました
いったいどこまでが夢でどこからが現実だったのでしょうか

うん、あんまゾっとはしないな



702 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 13:50:39.49 ID:vt7jxdDK0
初めて出来た彼女が俺の部屋に泊まりに来たときの話だ。

部屋で彼女と夕食を軽く済ませ、俺は風呂に入ることにした。
湯船につかっているとしばらくして扉越しに
「バスタオルここに置いとくね~」と聞こえてきた
俺は「おー」とだけ返事をしてしばらくしてから風呂を出た。
置いてあったバスタオルを見ると、俺の見たことのない柄のバスタオルだった。
彼女が自分の部屋から持ってきたのかな?と思って彼女に聞こうとしたらどうやら
コンビニに出かけたらしくいなかった。
彼女がコンビニから戻ってきて「このバスタオルっておまえの?」と聞いたら
彼女は「知らない。」とのこと。あれ?と思ってどこからこのバスタオルを
出したのか聞いたんだが彼女は俺が風呂に入った直後コンビニに出かけていて
バスタオルなんか準備していないそうだ

 誰 が バ ス タ オ ル を 置 い た ん だ よ ・・・



788 名前:0/593[sage]:2008/07/22(火) 17:44:47.83 ID:8+t4zeHS0
ちょっと長いけど投下してみるぜ



789 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 17:45:32.01 ID:65x0651q0
>>788
オカ板でスレ立てて来い



790 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/22(火) 17:45:34.16 ID:4S4yhOxN0
自分が助かるために人を銃で撃ったり焼いたりして最後にそれはー
ってコピペみたいのう



794 名前:790[]:2008/07/22(火) 17:47:14.80 ID:65x0651q0
今日はエイプリルフールだ。特にすることもなかった僕らは、
いつものように僕の部屋に集まると適当にビールを飲み始めた。

今日はエイプリルフールだったので、退屈な僕らはひとつのゲームを思い付いた。嘘をつきながら喋る。
そしてそれを皆で聞いて酒の肴にする。
くだらないゲームだ。
だけど、そのくだらなさが良かった。

トップバッターは僕で、この夏ナンパした女が妊娠して実は今、一児の父なんだ、という話をした。
初めて知ったのだが、嘘をついてみろ、と言われた場合、人は100%の嘘をつくことはできない。
僕の場合、夏にナンパはしてないけど当時の彼女は妊娠したし、一児の父ではないけれど、
背中に水子は背負っている。
どいつがどんな嘘をついているかは、なかなか見抜けない。見抜けないからこそ、楽しい。
そうやって順繰りに嘘は進み、最後の奴にバトンが回った。
そいつは、ちびり、とビールを舐めると申し訳なさそうにこう言った。

「俺はみんなみたいに器用に嘘はつけないから、ひとつ、作り話をするよ」

「なんだよそれ。趣旨と違うじゃねえか」
「まあいいから聞けよ。退屈はさせないからさ」

そう言って姿勢を正した彼は、では、と呟いて話を始めた。
僕は朝起きて気付くと、何もない白い部屋にいた。
どうしてそこにいるのか、どうやってそこまで来たのかは全く覚えていない。
ただ、目を覚ましてみたら僕はそこにいた。
しばらく呆然としながら状況を把握できないままでいたんだけど、急に天井のあたりから声が響いた。


古いスピーカーだったんだろうね、ノイズがかった変な声だった。
声はこう言った。


『これから進む道は人生の道であり人間の業を歩む道。選択と苦悶と決断のみを与える。
歩く道は多くしてひとつ、決して矛盾を歩むことなく』

って。で、そこで初めて気付いたんだけど僕の背中の側にはドアがあったんだ。横に赤いべったりした文字で

『進め』
って書いてあった。

『3つ与えます。
ひとつ。右手のテレビを壊すこと。
ふたつ。左手の人を殺すこと。
みっつ。あなたが死ぬこと。

ひとつめを選べば、出口に近付きます。
あなたと左手の人は開放され、その代わり彼らは死にます。
ふたつめを選べば、出口に近付きます。
その代わり左手の人の道は終わりです。
みっつめを選べば、左手の人は開放され、おめでとう、
あなたの道は終わりです』


めちゃくちゃだよ。どれを選んでもあまりに救いがないじゃないか。
馬鹿らしい話だよ。でもその状況を馬鹿らしいなんて思うことはできなかった。
それどころか僕は恐怖でガタガタと震えた。
それくらいあそこの雰囲気は異様で、有無を言わせないものがあった。
そして僕は考えた。
どこかの見知らぬ多数の命か、すぐそばの見知らぬ一つの命か、一番近くのよく知る命か。
進まなければ確実に死ぬ。
それは『みっつめ』の選択になるんだろうか。嫌だ。
何も分からないまま死にたくはない。
一つの命か多くの命か?そんなものは、比べるまでもない。
寝袋の脇には、大振りの鉈があった。
僕は静かに鉈を手に取ると、ゆっくり振り上げ
動かない芋虫のような寝袋に向かって鉈を振り下ろした。
ぐちゃ。鈍い音が、感覚が、伝わる。
次のドアが開いた気配はない。もう一度鉈を振るう。
ぐちゃ。顔の見えない匿名性が罪悪感を麻痺させる。
もう一度鉈を振り上げたところで、かちゃり、と音がしてドアが開いた。
右手のテレビの画面からは、色のない瞳をした餓鬼がぎょろりとした眼でこちらを覗き返していた。
次の部屋に入ると、右手には客船の模型、左手には同じように寝袋があった。床にはやはり紙がおちてて、
そこにはこうあった。


『3つ与えます。

ひとつ。右手の客船を壊すこと。

ふたつ。左手の寝袋を燃やすこと。

みっつ。あなたが死ぬこと。

ひとつめを選べば、出口に近付きます。
あなたと左手の人は開放され、その代わり客船の乗客は死にます。

ふたつめを選べば、出口に近付きます。
その代わり左手の人の道は終わりです。

みっつめを選べば、左手の人は開放され、おめでとう、
あなたの道は終わりです』


客船はただの模型だった。
普通に考えれば、これを壊したら人が死ぬなんてあり得ない。
けどその時、その紙に書いてあることは絶対に本当なんだと思った。
理由なんてないよ。ただそう思ったんだ。
僕は、寝袋の脇にあった灯油を空になるまでふりかけて、用意されてあったマッチを擦って灯油へ放った。
ぼっ、という音がして寝袋はたちまち炎に包まれたよ。
僕は客船の前に立ち、模型をぼうっと眺めながら、鍵が開くのをまった。


2分くらい経った時かな、もう時間感覚なんかはなかったけど、人の死ぬ時間だからね 。たぶん2分くらいだろう。

かちゃ、という音がして次のドアが開いた。

左手の方がどうなっているのか、確認はしなかったし、したくなかった。

次の部屋に入ると、今度は右手に地球儀があり、左手にはまた寝袋があった。
僕は足早に紙切れを拾うと、そこにはこうあった。
『3つ与えます。

ひとつ。右手の地球儀を壊すこと。

ふたつ。左手の寝袋を撃ち抜くこと。

みっつ。あなたが死ぬこと。


ひとつめを選べば、出口に近付きます。
あなたと左手の人は開放され、その代わり世界のどこかに核が落ちます。

ふたつめを選べば、出口に近付きます。
その代わり左手の人の道は終わりです。

みっつめを選べば、左手の人は開放され、おめでとう、
あなたの道は終わりです』


思考や感情は、もはや完全に麻痺していた。
僕は半ば機械的に寝袋脇の拳銃を拾い撃鉄を起こすと、すぐさま人差し指に力を込めた。
ぱん、と乾いた音がした。ぱん、ぱん、ぱん、ぱん、ぱん。
リボルバー式の拳銃は6発で空になった。初めて扱った拳銃は、コンビニで買い物をするよりも手軽だったよ。


ドアに向かうと、鍵は既に開いていた。何発目で寝袋が死んだのかは知りたくもなかった。

最後の部屋は何もない部屋だった。
思わず僕はえっ、と声を洩らしたけど、ここは出口なのかもしれないと思うと少し安堵した。
やっと出られる。
そう思ってね。

すると再び頭の上から声が聞こえた『最後の問い。

3人の人間とそれを除いた全世界の人間。そして、君。
殺すとしたら、何を選ぶ』

僕は何も考えることなく、黙って今来た道を指差した。

するとまた、頭の上から声がした。

『おめでとう。
君は矛盾なく道を選ぶことができた。
人生とは選択の連続であり、匿名の幸福の裏には匿名の不幸があり、匿名の生のために匿名の死がある。
ひとつの命は地球よりも重くない。


君はそれを証明した。
しかしそれは決して命の重さを否定することではない。
最後に、ひとつひとつの命がどれだけ重いのかを感じてもらう。
出口は開いた。
おめでとう。

おめでとう。』


僕はぼうっとその声を聞いて、安心したような、虚脱したような感じを受けた。
とにかく全身から一気に力が抜けて、フラフラになりながら最後のドアを開けた。

光の降り注ぐ眩しい部屋、目がくらみながら進むと、足にコツンと何かが当たった。

三つの遺影があった。

父と、母と、弟の遺影が。



これで、おしまい」


彼の話が終わった時、僕らは唾も飲み込めないくらい緊張していた。
こいつのこの話は何なんだろう。
得も言われぬ迫力は何なんだろう。
そこにいる誰もが、ぬらりとした気味の悪い感覚に囚われた。
僕は、ビールをグっと飲み干すと、勢いをつけてこう言った。
「……んな気味の悪い話はやめろよ!楽しく嘘の話をしよーぜ!ほら、お前もやっぱり何か嘘ついてみろよ!」
そういうと彼は、口角を釣り上げただけの不気味な笑みを見せた。
その表情に、体の底から身震いするような恐怖を覚えた。
そして、口を開いた
「もう、ついたよ」
「え?」












「『ひとつ、作り話をするよ』」




806 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/22(火) 17:54:33.39 ID:/3jrA8qF0

これの作者は天才



807 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/22(火) 17:57:02.59 ID:4S4yhOxN0
>>794
ありがとう、これこれ。



809 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 18:04:42.60 ID:1gq2lasO0
>>801
何回読んでもコエーwwww



808 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 18:04:27.21 ID:hTmjQmdr0
この間友人と市外の山奥にある廃旅館にきもだめしに行った。

地元では有名な心霊スポットだからか落書きがひどい。

「よしゆき参上」「けいこはヤリマン」etc…

でもその中にかなり怖いものがあった。

「シシシ死シシシシシ死シシシ死死ししししし
死シシ死し視ししし視しししししししし死ししし
シ死シシシシシ死し視シ死シシ視し死シシ死」

執拗なまでに部屋を埋め尽くす赤い塗料で書かれた文字。

天井にまで「死」。寒気がした。

でも、本当に怖かったのは、


その文字がまだ乾いていなかったことだ。



823 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 18:39:48.99 ID:pDhOG263O

我が家はリビングの上に姉の部屋がある
で、リビングに一人でいると変な音が聞こえるんだ
天井がギシ、ギシ、と一定のテンポで軋むような音が
まるで人が歩いてる感じなんだけど、
歩いてるような音だけしかしなかったんだ
先週の水曜日までは

9時10分俺は大学に行く支度をしていた
父母姉はすでに家を出ていたから家には俺一人
いつも聞こえる、軋んだ音はなぜか聞こえない
もうどこか行ったんだろうな、などと考えつつ
リビングで朝飯を済ませて出ようとした時、
いきなり二階から『重たい何か』が落ちる音がした。
俺はなぜか『人が落ちた音』だと思い、急いで姉の部屋に

しかし、何もなかった
床には教科書が積まれた低い椅子と汚れたテディベア? があるだけ
重たい何かが落ちた形跡はまるで見当たらなかった
隣の父母の寝室、俺の部屋も見たけど落ちた物はなかった
こわい、鼓動が痛いくらいに速い、汗が止まらない
俺は急いで家を出た
結局、音の原因は解らずじまい
こんな事は心霊モノが苦手な姉に話せるわけがなく
未だに家族に話してない



824 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 18:44:38.80 ID:TqruYlka0
>>823
屋鳴りだ
気にするな



825 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 18:45:13.97 ID:9PgRSWSW0
欠陥住宅乙



826 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 18:47:26.24 ID:hTmjQmdr0
漏れにはちょっと変な趣味があった。
その趣味って言うのが、夜中になると家の屋上に出てそこから双眼鏡で自分の住んでいる街を観察すること。
いつもとは違う、静まり返った街を観察するのが楽しい。
遠くに見えるおおきな給水タンクとか、
酔っ払いを乗せて坂道を登っていくタクシーとか、
ぽつんと佇むまぶしい自動販売機なんかを見ていると妙にワクワクしてくる。

漏れの家の西側には長い坂道があって、それがまっすぐ漏れの家の方に向って下ってくる。
だから屋上から西側に目をやれば、その坂道の全体を正面から視界に納めることができるようになってるわけね。
その坂道の脇に設置されてる自動販売機を双眼鏡で見ながら「あ、大きな蛾が飛んでるな~」なんて思っていたら、
坂道の一番上のほうから物凄い勢いで下ってくる奴がいた。
「なんだ?」と思って双眼鏡で見てみたら全裸でガリガリに痩せた子供みたいな奴が、
満面の笑みを浮かべながらこっちに手を振りつつ、猛スピードで走ってくる。
奴はあきらかにこっちの存在に気付いているし、漏れと目も合いっぱなし。
ちょっとの間、あっけに取られて呆然と眺めていたけど、
なんだか凄くヤバイことになりそうな気がして、急いで階段を下りて家の中に逃げ込んだ。

ドアを閉めて、鍵をかけて「うわーどうしようどうしよう、なんだよあれ!!」って怯えていたら、
ズダダダダダダッって屋上への階段を上る音が。明らかに漏れを探してる。
「凄いやばいことになっちゃったよ、どうしよう、まじで、なんだよあれ」って心の中でつぶやきながら、
声を潜めて物音を立てないように、リビングの真中でアイロン(武器)を両手で握って構えてた。
しばらくしたら、今度は階段をズダダダダッって下りる音。
もう、バカになりそうなくらいガタガタ震えていたら、
ドアをダンダンダンダンダンダン!!って叩いて、チャイムをピンポンピンポン!ピポポン!ピポン!!と鳴らしてくる。
「ウッ、ンーッ!ウッ、ンーッ!」って感じで、奴のうめき声も聴こえる。
心臓が一瞬とまって、物凄い勢い脈打ち始めた。
さらにガクガク震えながら息を潜めていると、
数十秒くらいでノックもチャイムもうめき声止んで、元の静かな状態に……。
それでも当然、緊張が解けるわけがなく、日が昇るまでアイロンを構えて硬直していた。
あいつはいったい何者だったんだ。
もう二度と夜中に双眼鏡なんか覗かない。



835 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 19:06:49.02 ID:hTmjQmdr0
一月前くらいまで住んでたアパートであった話

不動産やってる友達の紹介で入ったんだけど自分的には凄い怖い想いをしたから暇つぶし程度に聞いてください
夜9時くらいに仕事から帰ってきたらアパートの前で20代前半っぽい女が携帯(?)を持って立ってた。
後ろ姿だったけど髪の毛が長かったのはよく覚えてる
彼氏待ちなんかな~?
とは思ったけどそんな女は今まで見た事なかったし、第一彼女を作るような若い男はアパートはいなかったんだ
でもその時はなんか自分に彼女がいない事が悔しくなってさっさと家に入ってテレビ見てた

それから2時間してコンビニに行こうと思ってふと外を見たら、その女が俺の部屋の方を見てるわけ
チキンな俺はそれだけで不気味になってきて外に出るのが怖くなってきて出るのを1時間ずらして行くことに決めた
こっそり外見て誰もいない事を確認して、安心しながらドアを開けた瞬間にその女が玄関の前に立ってて、小便ちびりそうになっちゃったよ

目が焦点あってなくて天井を見てる感じ
でもドアの前に立ってた
ヤバい!と本能的に思って、ドアを思いっ切り閉めてカギかけて布団にくるまりながら震えてたんよ
よく分からないけど絶対に人間じゃないってのだけはハッキリ分かったんだよね
そしたらその女が郵便受けを開けたり閉めたりして中を覗いてるみたいなんだ
それから30分くらいは玄関の前にいたみたいだけど、ケータイで呼んでかけつけてくれた友達の車の音が聞こえてからはいなくなったみたい
幽霊(多分)初体験でテンパって証拠みたいなのが残せなくて悔しいのが今の気持ちだけど、なんで俺を狙ったのかが不思議…
別に金もってないんだけどな~



836 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 19:09:30.90 ID:hTmjQmdr0
随分前だけど、自分がまだ小学5年生だった頃に実際見た光景。
実家の目の前に公道が走ってるんだけど、その脇で近所のおばちゃんが立ち話を始めた。で、そのうちの一人が連れていた娘(3歳位)が、フラフラ~っと公道に飛び出したんだ。
あー危ねぇー!と思った瞬間、走ってきたトラックに激突。
仰向けに倒れている女の子。その脇には、膝から下を切断された足が転がってた。
それだけでも失神してしまいそうな光景なんだが、なんとその女の子、ムックリと起き上がって、その切断された自分の足を持ち上げ、
『お母ちゃ~ん、足取れた~』
泣きわめく様子もなく、何とも言えない切ないような表情で、はっきりと言った。
その後すぐにバタンと仰向けに倒れて、身動き一つしなくなった。
すぐに救急車で運ばれて行ったけど、病院に着いた頃には既に亡くなっていたらしい。



838 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 19:24:31.58 ID:hTmjQmdr0
丁度2年くらい前のことです。旅行にいきたいのでバイトを探してた時の事です。
暑い日が続いてて汗をかきながら求人をめくっては電話してました。
ところが、何故かどこもかしこも駄目,駄目駄目。
擦り切れた畳の上に大の字に寝転がり、適当に集めた求人雑誌を
ペラペラと悪態をつきながらめくってたんです。

不景気だな、、、節電の為、夜まで電気は落としています。
暗い部屋に落ちそうでおちない夕日がさしこんでいます。
窓枠に遮られた部分だけがまるで暗い十字架のような影を
畳に落としていました。 、、遠くで電車の音が響きます。
目をつむると違う部屋から夕餉の香りがしてきます。
「カップラーメンあったな、、」私は体をだるそうに起こし
散らかった求人雑誌をかたずけました。ふと、、偶然開いたの
でしょうかページがめくれていました。


そこには某県(ふせておきます)の旅館がバイトを募集しているものでした。
その場所はまさに私が旅行に行ってみたいと思ってた所でした。
条件は夏の期間だけのもので時給はあまり、、というか全然高くありません
でしたが、住みこみで食事つき、というところに強く惹かれました。
ずっとカップメンしか食べてません。まかない料理でも手作りの
ものが食べれて、しかも行きたかった場所。
私はすぐに電話しました。

「、、はい。ありがとうございます!○○旅館です。」
「あ、すみません。求人広告を見た者ですが、まだ募集してますでしょうか?」
「え、少々お待ち下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、
・・い、・・・そう・・・・だ・・・・・・・・」
受けつけは若そうな女性でした。電話の向こう側で低い声の男と(おそらくは
宿の主人?)小声で会話をしていました。私はドキドキしながら
なぜか正座なんかしちゃったりして、、待ってました。やがて受話器をにぎる
気配がしました。
「はい。お電話変わりました。えと、、、バイトですか?」
「はい。××求人でここのことをしりまして、是非お願いしたいのですが」
「あー、、ありがとうございます。こちらこそお願いしたいです。いつから
これますか?」
「いつでも私は構いません」「じゃ、明日からでもお願いします。すみません
お名前は?」「神尾(仮名)です」「神尾君ね。はやくいらっしゃい、、、」


とんとん拍子だった。運が良かった。。私は電話の用件などを
忘れないように録音するようにしている。再度電話を再生しながら
必要事項をメモっていく。住みこみなので持っていくもののなかに
保険証なども必要とのことだったのでそれもメモする。
その宿の求人のページを見ると白黒で宿の写真が写っていた。
こじんまりとしているが自然にかこまれた良さそうな場所だ。

私は急にバイトが決まり、しかも行きたかった場所だということも
あってホっとした。しかし何かおかしい。私は鼻歌を歌いながら
カップメンを作った。何か鼻歌もおかしく感じる。日はいつのまにか
とっぷりと暮れ、あけっぱなしの窓から湿気の多い生温かい風が
入ってくる。私はカップメンをすすりながら、なにがおかしいのか
気付いた。
 条件は良く、お金を稼ぎながら旅行も味わえる。女の子もいるようだ。
旅館なら出会いもあるかもしれない。だが、何かおかしい。
暗闇に窓のガラスが鏡になっている。その暗い窓に私の顔がうつっていた。

なぜか、まったく嬉しくなかった。。理由はわからないが
私は激しく落ちこんでいた。
窓にうつった年をとったかのような生気のない自分の顔を見つめつづけた。


次の日、私は酷い頭痛に目覚めた。激しく嗚咽する。風邪、、か?
私はふらふらしながら歯を磨いた。歯茎から血が滴った。
鏡で顔を見る。ギョッとした。目のしたにはくっきりと墨で書いたような
クマが出来ており、顔色は真っ白。、、、まるで、、、。
バイトやめようか、、とも思ったが、すでに準備は夜のうちに整えている。
しかし、、気がのらない。そのとき電話がなった。
「おはようございます。○○旅館のものですが、神尾さんでしょうか?」
「はい。今準備して出るところです。」
「わかりましたー。体調が悪いのですか?失礼ですが声が、、」
「あ、すみません、寝起きなので」
「無理なさらずに。こちらについたらまずは温泉などつかって頂いて構いませんよ。
初日はゆっくりとしててください。そこまで忙しくはありませんので。」
「あ、、だいじょうぶです。でも、、ありがとうございます。」
電話をきって家を出る。あんなに親切で優しい電話。ありがたかった。
しかし、電話をきってから今度は寒気がしてきた。ドアをあけると眩暈がした。
「と、、とりあえず、旅館までつけば、、、」
私はとおる人が振りかえるほどフラフラと駅へ向かった。

やがて雨が降り出した。
傘をもってきてない私は駅まで傘なしで濡れながらいくことになった。
激しい咳が出る。「、、旅館で休みたい、、、、」
私はびしょぬれで駅に辿りつき、切符を買った。そのとき自分の手を見て驚いた。。
カサカサになっている。濡れているが肌がひび割れている。まるで
老人のように。「やばい病気か、、?旅館まで無事つければいいけど、、」


私は手すりにすがるようにして足を支えて階段を上った。何度も休みながら。
電車が来るまで時間があった。私はベンチに倒れるように座りこみ
苦しい息をした。。ぜー、、、ぜー、、、声が枯れている。
手足が痺れている。波のように頭痛が押し寄せる。ごほごほ!咳をすると
足元に血が散らばった。私はハンカチで口を拭った。血がベットリ。。
私は霞む目でホームを見ていた。
「はやく、、旅館へ、、、」
やがて電車が轟音をたててホームにすべりこんでき、ドアが開いた。
乗り降りする人々を見ながら、私はようやく腰を上げた。腰痛がすごい。
フラフラと乗降口に向かう。体中が痛む。あの電車にのれば、、、、
そして乗降口に手をかけたとき、車中から鬼のような顔をした老婆が
突進してきた。

どしん!私はふっとばされホームに転がった。老婆もよろけたが
再度襲ってきた。私は老婆と取っ組み合いの喧嘩を始めた。
悲しいかな、相手は老婆なのに私の手には力がなかった。
「やめろ!やめてくれ!俺はあの電車にのらないといけないんだ!」
「なぜじゃ!?なぜじゃ!?」
老婆は私にまたがり顔をわしづかみにして地面に抑えつけながら聞いた。
「りょ、、旅館にいけなくなってしまう!」
やがて駅員たちがかけつけ私たちは引き離された。
電車は行ってしまっていた。私は立ち上がることも出来ず、人だかりの
中心で座りこんでいた。やがて引き離された老婆が息をととのえながら言った。
「おぬしは引かれておる。危なかった。」そして老婆は去っていった。


私は駅員と2~3応答をしたがすぐに帰された。
駅を出て仕方なく家に戻る。
すると体の調子が良くなってきた。声も戻ってきた。
鏡を見ると血色がいい。
私は不思議に思いながらも家に帰った。

荷物を下ろし、タバコを吸う。
落ちついてからやはり断わろうと旅館の
電話番号をおした。すると無感情な軽い声が帰ってきた。
「この電話番号は現在使われておりません、、」
押しなおす
「この電話番号は現在使われておりません、、」

私は混乱した。まさにこの番号で今朝電話が掛かってきたのだ。
おかしいおかしいおかしい。。。
私は通話記録をとっていたのを思い出した。
最初まで巻き戻す。

、、、、、、、、、キュルキュルキュル、、、、、     ガチャ

再生
「ザ、、、ザザ、、、、、、、、はい。ありがとうございます。○○旅館です。」
あれ、、?私は悪寒を感じた。若い女性だったはずなのに、声がまるで
低い男性のような声になっている。


「あ、すみません。求人広告を見た者ですが、まだ募集してますでしょうか?」
「え、少々お待ち下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、
・・い、・・・そう・・・・だ・・・・・・・・」
ん??
私はそこで何が話し合われてるのか聞こえた。
巻き戻し、音声を大きくする。
「え、少々お待ち下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、
・・い、・・・そう・・・・だ・・・・・・・・」
巻き戻す。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、
、、むい、、、、こご、そう・・・・だ・・・・・・・・」
巻き戻す。
「さむい、、、こごえそうだ」
子供の声が入っている。さらにその後ろで大勢の人間が
唸っている声が聞こえる。
うわぁ!!私は汗が滴った。。
電話から離れる。すると通話記録がそのまま流れる。

「あー、、ありがとうございます。こちらこそお願いしたいです。いつから
これますか?」
「いつでも私は構いません」、、、

記憶にある会話。しかし、私はおじさんと話をしていたはずだ。
そこから流れる声は地面の下から響くような老人の声だった。
「神尾くんね、、はやくいらっしゃい」


そこで通話が途切れる。私の体中に冷や汗がながれおちる。
外は土砂降りの雨である。金縛りにあったように動けなかったが
私はようやく落ちついてきた。すると、そのまま通話記録が流れた。
今朝、掛かってきた分だ。
しかし、話し声は私のものだけだった。
、、、、、、

「死ね死ね死ね死ね死ね」
「はい。今準備して出るところです。」
「死ね死ね死ね死ね死ね」
「あ、すみません、寝起きなので」
「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね」
「あ、、だいじょうぶです。でも、、ありがとうございます。」

私は電話の電源ごとひきぬいた。
かわいた喉を鳴らす。な、、、、なんだ、、、なんだこれ、、
なんだよ!? どうなってんだ??


私はそのとき手に求人ガイドを握っていた。
震えながらそのページを探す。
すると何かおかしい。      、、ん?
手が震える。。そのページはあった。
綺麗なはずなのにその旅館の1ページだけしわしわでなにか
シミが大きく広がり少しはじが焦げている。どうみてもそこだけが
古い紙質なのです。まるで数十年前の古雑誌のようでした。
そしてそこには全焼して燃え落ちた旅館が写っていました。
そこに記事が書いてありました。
死者30数名。台所から出火したもよう。
旅館の主人と思われる焼死体が台所でみつかったことから
料理の際に炎を出したと思われる。
泊まりに来ていた宿泊客達が逃げ遅れて炎にまかれて焼死。

これ、、なんだ。。求人じゃない。。
私は声もだせずにいた。求人雑誌が風にめくれている。
私は痺れた頭で石のように動けなかった。

そのときふいに雨足が弱くなった。。一瞬の静寂が私を包んだ。

「セイッ!」
ふいに一喝を加えた声が聞こえた。聞き覚えがあった。
Tさんだ。彼が居る。今、ここに。
「燃えさがっても成仏できぬ不浄物どもめ・・・こうしてくれる・・・破ッ!」
彼がそう言うと求人雑誌も電話も吹き飛んだ。不思議と雨もやんでいる。
「危なかったな。老婆にまで変装した甲斐があったぜ。」
そう彼は言うとバイト探せよ、と笑いながら出て行った。
寺生まれってすごい。そう思った。



853 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 20:09:18.42 ID:rjJq3nSR0

てめぇwwwwwwwwwwwwwww



856 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 20:20:30.91 ID:6wHrPraLO

あれ?てめぇwwwwwwwwww



891 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 21:20:59.93 ID:nCwdiEbi0
二週間くらい前、合コンにて。
一人の女の子と仲良くなった。
話もむちゃくちゃ盛り上がって、向こうも好感持ってくれてるっぽかったし、
帰りは二人で帰って家まで送ってあげた。
別れ際、今度は二人で会おうと、ドキドキしながら彼女の電話番号を聞き、
「じゃー俺がワン切りするね」と彼女の番号をコールした瞬間
俺の携帯の発信画面に現れた文字は

「ストーカー?」


実は二年くらい前、数ヶ月に渡って昼夜を問わずに、
ある携帯から無言電話がかかってきていた。
時には女の泣き声がえんえんと聞こえることもあった。
俺は、その番号を「ストーカー?」という名前で登録し、着信拒否にした。
そのうち掛からなくなりわすれていたのだが、
今まさに、目の前の彼女の携帯にかけた番号はその番号だった。
背筋が凍り付いた。

結局彼女は数週間前に携帯を換え新しい番号になったらしく、
その無言電話とは関係ないらしかったが、
なにかひっかかるものを感じ、それ以来彼女とは連絡をとっていない。



895 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/22(火) 21:32:03.24 ID:eM+aNTUD0
これは僕が中3のときに起こった出来事です。
僕は当時、両親と僕と小学校低学年の弟の4人家族でした。
大晦日に紅白を見終えて眠ったのですが、深夜に悪夢で目が覚めました。
どんな夢だったかは覚えていませんが、とても怖かったことだけははっきりしています。

心臓は早鐘のように脈打って、全身にびっしょりと汗をかいていました。
もう一度眠ろうにも眠れず、激しい喉の渇きを覚えてリビングに向かいました。
時間は深夜の2時ごろだったと思いますが、なぜかリビングでは家族全員が
抱き合ってテレビのニュースか何かを見ていました。
テレビの音量はゼロで、部屋の中は凍るように寒かったのを覚えています。
窓が開け放たれていたこと、3人の様子……背筋を冷たいものが走りました。
「何やってんだよ! 頭おかしいんじゃねぇの!?」
不安を吹き消すように、半ばキレたように大声を張り上げました。
すると弟が何か口を動かしましたが、途中で泣き出してよく聞き取れませんでした。
両親はその様子を終始無言のまま見つめ、表情も変えずにテレビを消しました。
そして窓を閉め、弟にも寝るように促して寝室に戻っていきました。
あまりに気味の悪い出来事に、その日は頭から布団をかぶって朝を待ちました。

明朝、昨夜の出来事を両親に尋ねると、2人は顔を見合わせて怪訝そうな表情をします。
そんなことは知らないというので、しばらくパニック状態でした。
結局、寝ぼけて夢と現実を混同してしまったんだろうと考えるようになりました。


そんなことがあってしばらくたったある夜、また僕は悪夢で目を覚ましました。
でも今度の夢は記憶がはっきりとしていました。
両親が僕と弟をバットで何度も何度も殴りつける夢です。
そして目が覚めても、なんだか体中にずきずきと痛みを感じていました。
「家にいちゃだめだ……すぐ外に行かないと……」
ふと、なぜかそんな思いが頭をよぎりました。
僕はすぐにリビングまで走ったのですが、そこまできて急に冷静になりました。
リビングには夕食の残り香か、焦げたような臭いが漂っていました。
僕は急にあの夜のことを思い出して、リビングにいるのが不安になってきました。
そしてその日も、あの夜のように眠れない夜をすごしました。

2月になって、僕の体に異変が起きました。体中、特に背中が痛痒いのです。
初めのうちは乾燥肌だろうと放っておいたのですが、その症状は重くなるばかりです。
改善の兆しを見せないので、僕は皮膚科で塗り薬をもらってきました。
そして風呂上りに塗ろうとしていると、弟が塗らしてほしいとせがんできました。
僕は薬を弟に渡して背中を向けましたが、一向に塗ろうとしません。
振り返って弟を見ると、じっとこっちを見て泣いているんです……声も出さずに。
それで次第に涙を流しながら表情もなくなって、肌も血の気を失っていきました。
なんだかとても気持ち悪くて、両親の顔を見たんです。
そうしたら両親は何か不気味にニヤニヤしながら僕と弟を見ていました。
何がなんだかわからず、僕は気が遠くなっていきました。
なんだか目の前が真っ赤になって、そしてセピア色に薄れて…………


気がつくとそこは見覚えのある風景で、叔父が僕を見下ろしていました。
側には祖父や祖母もいて心配そうに僕を見ています。
そこは僕の住んでいたところからはずっと離れた、関西にある祖父母の家でした。
僕はどうしてここにいるのか、一体何があったのか……全く訳がわかりませんでした。
夢じゃないだろうかとも思いましたが、どうもそうではないらしいのです。
そして、僕は自分の体を見て声を失いました。
体のいたるところに包帯が巻かれ、何よりガリガリに痩せこけています。
「何にも覚えてへんの? 無理して思い出さんでもええからね。」
と祖母が言いましたが、祖父が首を横に振りました。
「何がおきたか位は話しとかなあかん。」
叔父はそう言うと、僕の身に何が起こったかを少しだけ話してくれました。
叔父が言うには、僕の家は火事にあって焼け落ちてしまったそうです。
そして半死半生の状態で僕だけが生き残り、そのまま2ヶ月も昏睡状態だったというのです。
そう、今は3月……そして火事が起こったのは1月1日……
家族をいっぺんに失ったことを、2ヶ月もたってから知ったのです。
僕は人目もはばからず泣きじゃくりました。

あれからもうずいぶんと時間がたちましたが、まだ僕の記憶は曖昧なままです。
今僕はやっとこの事を記録として残せる決心がついて、キーボードを打っています。
TVでは今ニュースが流れています。子供の虐待死のニュースでしょうか……
あぁ、そうだ……虐待だ……
? 僕が? 父と母から虐待を?
弟はどうなって……あああああ動かない! 弟が動かない!!
お父さん、お母さん何か食べるものをください!
逃げなくちゃ ここから逃げなくちゃ 弟を連れて行かなくちゃ
やめて もうぶたないで ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい
ああ この家がなかったら この人達がいなかったらどんなに!
そうだ あの夜僕がガスの栓を……
ああああああ 僕が! 僕が!!!!!!!!



902 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/07/22(火) 21:41:44.38 ID:eM+aNTUD0
小学生の頃、親戚の家に遊びに行ったら痩せてガリガリの子猫が庭にいた。
両親にせがんで家に連れて帰った。思い切り可愛がった。
猫は太って元気になり、小学生の私を途中まで迎えに来てくれるようになった。
いつも一緒に帰っていたけれど、六年生の林間学校に泊りがけで行っているときに
車に轢かれて死んでしまった。もう、猫は飼わないと思った。

年月が過ぎ、私は就職してバス通勤をするようになった。
仕事がうまくいかず、やめようかどうしようか迷っていた。バスを降りると
いつも我慢していた仕事の悩みが噴出して泣きながら暗い夜道を歩いていた。

そんなある日、バスをおりて歩いていると、少し先に白い猫がいた。
その猫は振り返りながら距離をとりながら私の前を歩く。坂を上がり、いくつもの
曲がり道を曲がって行く。私の家に向かって。家の前に出る最後の曲がり角を曲がると
その猫の姿はなかった。数日そうやって猫に先導されるように家に帰る毎日が過ぎた。

ある日、いつものように待っていてくれる猫を見て気が付いた。
しっぽをぱたん、ぱたんとゆっくり上げて下ろす仕草。
小学生の時に飼っていた猫と同じ。思わず猫の名を呼んだ。
振り返った猫は一声鳴いて、また家に向かって歩いた。

涙が出てしかたがなかった。心配して出てきてくれたんだね、ありがとう、ごめんね。
大丈夫だから、もう、安心しているべき所に帰ってね……。
後ろ姿に向かってつぶやいた。最後の曲がり角を曲がる前に猫は振り返った。
近づいて撫でたかったけど、近寄ったら消えてしまいそうで、もう一度つぶやいた。
ありがとうね、大丈夫だからね。 そして、猫は曲がり角をまがった。

なぜかふと、後ろが気になって振り返ると白い小さな塊がふっと消えて行く所だった。
そこは林間学校に行って帰らない私を待ち続けて猫が車に轢かれた場所だった。



913 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 22:02:02.79 ID:1hAFXVWU0
小さい頃に喋る犬みたいのと暮してた。見た目は大人の人が馬の真似した様な感じで質感は獣というより粘土で作った様な感じだった。
さらに暮してたというか常に身近に居てたまに姿を現すって感じだった。
でも俺が小学校に上がり次第にその犬もあまり現れなくなった。週に1回見るか見ないかってくらいに頻度が落ちてしかも目が合っても知らん振りされたり。
俺には弟が居て弟は俺がその犬になかなか会えなくなってる時でも頻繁にその犬と遊んでいる様でよく話しを聞かしてくれた。

そして小学3年生の時、隣の家が火事になった、俺は弟とベランダでその光景を眺めていた。
でもその光景に飽きて部屋に戻って遊んでたら、部屋が物凄く暑くなってきた。なんと俺の家に火が燃え移り部屋が燃えていたのだ。
それで、逃げようとしたんだけど階段の方は燃えてるしで逃げられなくなり、部屋も凄く熱くて弟もワンワン泣いてるし子供心に「これ確実に死ぬ」とか思っていたら
その喋る犬が出てきて悠長な日本語で「またいつもの暮らしに戻ります?」とか言ってきた。俺は意味も理解出来ないまま頷いた。
すると突然周りの風景が変わって弟と一緒に学校に登校してる風景になった。弟も自分と同じ様な状況になったらしく不思議がっていた。
成人した今でも弟とその時の話しをしたりする。俺のだれも信じてくれない本当の話しでした。

ちなみにその火事の後もその犬は居て、最終的に見なくなったのは高校入学直前くらいです。弟も大体それくらいだそうです。




924 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/07/22(火) 22:41:30.30 ID:1hAFXVWU0
855 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/05/07(水) 17:29:09 ID:RbgVBLo0O
ここ3日間全部違う場所で、潰れた猫、ハムスター、足のない猫と続けて見てるんだけど大丈夫だよね?
何にもない偶然だよね?


857 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/05/07(水) 17:42:46 ID:B/jro++50
>>855
お前、猫見たのは今日?昨日?まだ鳥は見てない?
4日目?だったか5日目?に鳥は見てないなら只の偶然
見てないならあんまり言いたくない

858 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/05/07(水) 17:46:51 ID:RbgVBLo0O
>>857
お前そういうのやめろよおおおおおおお!!!

見てないよ!!!!

859 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/05/07(水) 17:57:10 ID:B/jro++50
>>858
じゃぁ只の偶然だよwww気にすんなww
これ以上の雑談はスレちになるから自重するww

860 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/05/07(水) 18:28:59 ID:R3CgGvn40
いやいや

おせーて!
鳥見たらどーなんの!

862 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/05/07(水) 19:03:12 ID:B/jro++50
>>860
見てないって前提で話すからな!!
もし見たらスグに洒落恐にレスしろよ!!
話して俺もとばっちり食らうのはマジ勘弁
簡単に言うと呪われてんだよ
結構最悪なヤツ
正確な時間が判らんからなんとも言えんが一応明日も注意しとけ
まぁ呪いなら注意しなくても勝手にでかい鳥の死体(ハト、カラス以上のサイズ)か
ぱっと見「なんだアレ?」って感じのグロい鳥が飛んでるのが目線の中に入ってくるはず

全部の動物を見た位置を線で繋いでみろ
何かの図形か弓形曲線になるはず
その中に線路か高速道路(とか信号の無い飛ばせる道路等)が有る
その形でどんな呪いかは変わるからどうとも言えんが
もし鳥を見たら、速攻レスしてお払い逝け
行かんならどうなっても知らん


2008.07.23 | コピペ怖い系 |  コメント[74] | PageTop | 



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