スペインでは2012年キリストのフレスコ画がサルのような顔に修復されてしまったことを始め、過去に何度も美術品の修復失敗がニュースになっています。
今回は北西部の都市パレンシア"Palencia"市にある銀行の女性像が、ジャガイモのような頭に修復されてしまう悲劇が起こりました。
「まるでジャガイモの頭のようだ…」スペインの女性像を素人が修復…悲劇的な結果に
Polemica restauracion de una estatua en el centro de Palencia - YouTube
こちらが修復後の残念な姿。
オリジナルとの違いを比べると一目瞭然というか、悲劇と言うしかありません。
スペインの美術保全協会は「修復したのは素人だった」とコメントしています。
こうした美術品の修復失敗が繰り返し起きているのは、修復の専門家が十分な収入を得られないことで他国に流出したり廃業したりするなど、経済的な事情によるとのことです。
