┌───────────────────────────────────┐
│・この物語は天運を掴み、発言をコロコロ変えながらも中華圏史上に残る　　　　　　...│
│快挙を成し遂げたやる夫の物語です。彼の評価は文献によりさまざまで、　　　　　......│
│この物語のやる夫の評価が最も正確というわけではありません。　　　　　　　　　　　...│
│・基本的に史実に沿って行きますが、物語を読みやすくさせるために　　　　　　　　　 .│
│いくらかの脚色を行なっています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│・存命人物を主人公とし、現在進行形の台湾問題に触れた繊細なものなので、　　　..│
│あくまで作者の見解に基づく人物評、解釈ということを踏まえてご観覧ください。　　　..│
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ: : : : :/: : : :｀У:ノ､,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Y⌒ ｰ彡: : : : :;'⌒: :;;_;; : : : : : :｀ヽ
　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　ﾉ: : : : : : : : : : (;;:::;人:) ﾞ"}: : : : : : :)-､
　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　 ,,__r'': : ;_;_: : : : : : : :)て_ 　 / (;;:;;:､八:_:_: : i_
　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　 f": : : : :ﾉ:::::ソ:::::::::ﾉr' ､__ ヽ ,二ﾆﾉ:::::::::::::::::): )
　　　　　　　　　　 　　　　　　　 　 __ノ: :_;:::::::::::::::::::::::::::人| 　　 〃｀ｰ‐ ';;:::::::::::::::し:(__　　　以上のことを踏まえて読むがいい。
　　i＾＼　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,/: :_:_/::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　　 ´`　ヽ_　/ﾉ::::::::::::::::::::::)
.　 ∩＼＼　　i＾.　　 　　　　　　i: ﾉ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧　´ﾆ‐､ 　 ｨ:::::::::::::::::::::::::::{__　　承服しなければ宇宙漂流の刑に処す。
　　| ヽ､ ／｀ー〉 ヽ　 　　　　　 __)::::::::::::::::::::::;;／ﾞて::人/ l ' .　　　／ .|￣し;;:::::::::::::::::::::)
　 　'.__ ヽ　__ /　 　' . 　 　 　 r':::::::::::::::::::;;;ノ/　　　|,.イ 　| 　 ￣　　　.|＼_l　ヾ:::::::::::::/
　　　　＼ 　　＼　　/ 　　 　 (::::::::::,．≦＼　|　　 　' , 　 　 ＼　　 /　　 　 | 　 ∨＼::｀ヽ
　　　　　 ＼__,　　l　|　 　 　 ﾉ::::／/////∧ '.　　　　＼──､ 　 /　　 　 /　　/　　|＼::::::､
　　　　　　　　i 　 　 |　 　　(::／////////∧ ＼　　　　＼　　　　"￣￣/　　/　 　 |/∧:::::}
　　　　　　　　|　　　 |　 　　////////////∧　 ＼　　　　＼　 　 　‐=/　　/　 　 ///:∧ﾉ
　　　　　　　　| 　 　 ﾍ　 ／¨＼//////////∧ 　 _≧_､　　　＼　|l　 /　／ 　 　 /////∧
　　　　　　　　,　　　　 ∨　　　　＼//////////Y　 〉 ∧=二＿_∨　/／Y二￣∨///// ∧
　　　 　 　 　 |　　 　 　 |　　　／　∨/////|///:| ∥∥ i　　　　　Yイ　　{ ∥∥ |////////
　　　 　 　 　 |　　　　　/　　ノ　　　∨///_∧// ＼＿ ノ　　 　 　 |　　　 ＼__ﾌノ l///////
.　　　　　 　 八＝　　　　　 　　　　／¨∨///////∧---──.　 ┼＝＿__////////////

┌───────────────────────────┐
│これまでの物語は以下のサイト様達で纏められています。　　　.....│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│【泳ぐやる夫シアター様】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
│http://oyoguyaruo.blog72.fc2.com/blog-category-368.html　　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│【嗚呼！やる夫道様】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....│
│http://gokumonan.blog87.fc2.com/blog-entry-1230.html 　　　　....│
└───────────────────────────┘

┌──────────────────┐
│やる夫が祖国の運命を変えるようです　　....│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .│
│第16話　『"元"共産主義者』　　　　　　　 　 .│
└──────────────────┘

┌─────────────────────────┐
│73年に起案され、翌年からスタートした『十大建設』は、　　　.│
│まさに国家プロジェクトと呼ぶにふさわしいものだった。　　.....│
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／'　　 /::::::::::::::::/:／　 　|::::::::!:::::::::!ヽ::::::::::::::ヽ､::::::::| |::::::::::|＼:::::!:::::::::|､｀
ゝ　　　|::::::::::::::://~‐--､_ ｖ::::::| |::::::::! ＼:::::::::::::! !::::::|~~|::::::/￣ヽ:::|::::::::|＼、／
/~／ ´|::::::::::::::!/　　　　　~Ｙ､::!､.!:::::::! 　 ＼:::::::! !::::/　 |:::/　　|::::|::::::::::|、　ヽ
::::ゝ、_.|:::::::::::::|　　／´~￣`ヽ､!　＼::ヽ　　　＼:|　!/￣~|/ヽ　　|::!:::::::::|ヽ／´ヽヽ
／　／､|::::::::::::| イ､ /〇｡:::::::1＼　　＼ヽ　　　　ｲO｡::::::::::! ＼ .|ｲ:::::::::|〃ヽ
　／:/ ∧::::::::::|　＼ !:::::::::::::::!　　　　　　　　　　 |::::::::::::::::/ |/　| |:::::::::|　ヽ　ヽ
./:::/　/::|＼::::::|　　　　 ヽ:::::'!　　　　　　　　　　　　::::::::::´　!　　|:::::::::|、　 !　　!
::::/　/::::||!::::＼::|　　　ヽ~￣´　　　　 　,　　　　　 ~￣~｀　　　　/!:::::::/ ｝
::/ 　!:::::ヽ|:::::::::＼　　　　　　　,--――――--､　　　　　　　 /!:::::::/／
ヽ 　!:::::::::::::!:::::从、　　　　　　|／´:::::::::::::::::｀＼|　　　　　　　/-/::::/
::::ヽ!::::::::::::::::!､:::::::ヽ　　　　　　|　　　　　　　　｜　　　　　 ノ/::::::/
. |::::!:::::ヽ:::::::::＼::::::::＼　　　　 ヽ　　　　　　　/　　　　　／ /::::/
　|:::ヽ::::::ヽ::::::::::＼::::::::::＼　　　 ＼　　　　　/　　　　／/／/::/
　 |::::＼::::::＼:::::::::::＼::::::::::"''‐　　 　、_　　 　　　-'"

┌──────────────────────────────────┐
│70年時点での名目GDPが2300億元であったのに対し、それに迫る金額の　　　　....│
│2000億元近くを数年かけて投入するという大胆な計画は、　　　　　　　　　　　　　　..│
│財政部長の李國鼎が一切認知しない時点で半ば強引に始まることになった。　　　│
└──────────────────────────────────┘

　　　,.r‐''"~￣￣￣￣~`^ー- ､__
　　 /　　 .、 爻爻爻爻爻爻爻爻｀ヽ
　　 i　　　.i/::爻爻爻爻爻爻爻爻爻i
.　　|　　　 ﾍ i! :爻爻爻爻爻爻爻爻:|
　　|　 　 　 .ヽ:!!: :爻爻爻爻爻爻爻:|
　 ﾉ-、　　,、 .ヽ :{{ :爻爻爻爻爻爻:l　　　
.　i r､i 　 く ＼　.ヽ: : :ii~心爻爻爻 !　　　グレート！
　| .iﾍ.|　 /;ｒ"_..､　 ` {{､: : : : : }}:ノ/
ヽﾍ ヾ !_/ '",rー､ヽ ﾋ-^ﾆ 二,ri‐'　　　　　こんな大規模な財政出動を、
>=∧_)　 ij ヽ♀-` ﾍ! } 彷-,Y/　　　　　　俺にも知らせずに……ッ！
. 《　 !|　　　r―'"u ij　!`￣ij !'

┌──────────────┐
│内容は以下のものだった。　　　....│
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , -―- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　 　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 . -―- ､　　/　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　＼.|i　　　　　　　　/　　　　　　はーい、これテストに出るぞー。暗唱できない奴は国家反逆罪モノだろ。
　　　　　　　　　　　　　　　 /　　＼_　　　|ｌ:､　　　　　　 ./
　　　　　　　　　　　　　 　 (●) （●）　　 | 　　　　　　　/　　　　　　　　①南北高速道路(全長373km)
　　　　　　　　　 , -‐r…ー| (_人__)　　 /|　　　　　　 ／　　　　　　　　 ②西部縦貫鉄道の電化(全長495km)
　 　 　 　 /７ｰく厶　l　　 ハ｀⌒´　　 /_j　　　　 　 / ￣￣｀ヽ　　　　 ③北周り鉄道敷設(全長82km)
　　 _, -‐/ /-―１ |_/￣｀! _｣､＿___／广}　　　　 , //　　　 　 |　　　　 ④新しい国際空港の建設
　 /￣￣ｌ_ﾍ. 〈 〈}_ﾉ｣＿,ノ｜ 〈厂｀Y /　＼＿　　l/′　　　　　＼　　　 ⑤台中港築港(取り扱い能力1200万トン)
　,　　l￣　 _｣_｣_ﾉ_, -r┘ 　｀7介ｰ／_　　 ＿　／　　　　　/／ 　 ヽ　　⑥別の港も築港(取り扱い能力650万トン)
　＼　 ￣｀テ¨´　　　|　　　/_」／　　 l＼　 , /　　　　　　/´　　　　|　　⑦高雄の工業区に鉄鋼メーカー『中国製鋼』創設
　　　￣￣　　　　　　＼　 /　　　＼　l 　 _｣/　　　　 　 /　 　 　 / l　　⑧高雄に造船メーカー『中国造船』創設
　　　　　　　　　　　 　 ∧/　　　　ー―く　|　　　　　　/　 　 　 /　 〉　 ⑨高雄に石油化学プラントの創設
　　　　　　　　　　　　　＼＼　 /　　　　　 l､＼､　　／　　　　 /　　| ※⑩原発3ヶ所を含む発電所建設
　　　　　　　　　　　　　 /厂入l　　　―- /　＼__／　　　　 ／　　/
　　　　　　　　 　 　 　 //　　∧　 〈　　 /　｀! 卜、＼ 　 ／　　／
　　　　　　　　 　 　 ／/､　　l 　 ￣i＼＿_ 丿/ 　｀匸¨´ 、 ／　　　
　　 　 　 　 　 　 ／　　 ＼ /　　　／　　| ￣

※…当初は九項目だったが、後に加えられた。

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│数字だけではピンとこない人は、これより少し前に田中角栄が提唱し、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
│大騒ぎとなった『日本列島改造論』がアレンジされ台湾で実行に移されたことを考えるといいかもしれない。　　....│
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　　　 ,r'　　｀´　,、ﾍ: : : : : : : : : :ヽ--': : :）_r.,　ﾞ--'　　｀ヽ、
_,---'　　,r' ヽ_ﾉ ﾉノ: : : : : ___ｯ─‐、 __: : : : :ヽ＿＿_,-.、　}
　　　　_}: : : : : : : : ,、: : : :..}　 .l　　　　.}: : : : : : : : : : : : : }　｀¨
　　,r ': : : : : : : : :./　i_ .(_´　、.l.　 ,＞‐-.、ﾞi: : : : : : : : : : }
　 .j: : : : : : : : : : ﾊ／,r,ﾆ,丶>i　,'<_r'r-,ヽ ヽﾌ: : : : : : : : :ヽ---
.／: : : : : : : : : :.f　｀¨￣￣´　l, ´　 ￣￣ ´.ヽ_: : : : : : : : : : : :　　　　　知れたこと！『日本列島改造論』によって
ヽ: : : : : : : : : : :.{　__ ／　　 .,、 .,、　 ‐- __　 .j: : : : : : : : : : : : :
　j: : : : : : : : : : :.}　　　　　　 .'　'　　　　　　　i: : : : : : : : : : : : : :　　　　新しい世を始めるのだ！
ノ: : : : : : : : : : : :i .、　＿＿＿＿＿＿_,,　 -.f: : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : ヽ-｀ {　　　ヽ--───-‐.'　　 .jン j: : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : ヽ _ヽ　　　 ., ＝＝＝=　　　　/_／: : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : :l丶　　　　　　　　　　　　/ l: : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : :l　ﾍ　　　　　　　　　　 ./　 l: : : : : : : : : : : : : :
: : : : :____ : : : : : :l　　 ヽ　　 　 　 　 　 ｨ´　　.l: : : : : ＿＿: : : :
-‐ ´　　　｀ﾞ ‐--l　　　 丶　_,,,,,,,,,__ ／　　 　 l‐ '´　　　　　 へ
　　　　　 , r─‐ l　　　　　ヽ　　 イ　　　　　　l　　　 ＞ 、

　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　／　　　　　＼
　　 ／　　─　 　 ─＼
　／ U　 （●）　（●）　＼　　　院長、建設予定の土地が値上がりしてますお。
　|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　このままじゃ資金が……
　＼　　　　 ｀ ⌒´　　 ／　　　　
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
:　 　| 　';　＼_____ ノ.| ヽ　i
　 　 |　　＼/ﾞ（__)＼,| 　i　|
　 　 ＞　　 ヽ. ハ　 | 　 |｜


.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ ,　'"´　 ,. _ ___｀丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　｀　/　 /´-‐ｧｰ-ヽ ＼
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 / ／下7　../／／.:.::/ .:.:ﾄ､ ヽ
　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 / └ｲ_j/　.://;へ、／!.:.::/:.}ヽ　',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,'　 ///!l　.::j.:lｲ仔くヽ/,.イ,.ム:.',　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , 　 '〈/f`| l ::l｀' ゞゾ　'´　ｒャjﾉ::.ｌ:. |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　で？　　　　　　　　 |　 l:l :!:{､| l ::|　　　 　 　 ﾏｿハ: |:: |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 l:ｌ::i个| l ::l! 　 　　＿ ′ } .:}:.ｌ:: l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 lﾊ:l::{::', ::::{､　　 　 　 　 /.:/::.l:: l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　!:|:::',::',::ヽ:::ヽ＼._　 　 ／.:/::::/l::;!
. 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ',::{:{､:::ヽ＼:＼;ゝ ｀「:ﾌ´!::::/;:::/ 〃
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヾﾊj＞''´ ヽ ﾄ､_..上くｲ::::{ {::{／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒ヽ､＼　｀　＼-ｰ￣＼ヾ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ 　 　 ヽ ＼＼　 　 ＼´￣｀ヽ､
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｌ　　　　　',　 ＼＼　　　＼　 __| ＼
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　　　　　　　／　　　u　＼
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　　　　／ 　し （○） 　（○） ＼　　えと……このまま地価が上がったら、道路が
　　　　|　∪　 　 （__人__）　 J |　　　作れなくなっちゃいますお。
　 　　 ＼　　u　　 ｀⌒´　 　／


.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ ,　'"´　 ,. _ ___｀丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　｀　/　 /´-‐ｧｰ-ヽ ＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , 　 '〈/f`| l ::l｀' ゞゾ　'´　ｒャjﾉ::.ｌ:. |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あ、そう。　　　　　　|　 l:l :!:{､| l ::|　　　 　 　 ﾏｿハ: |:: |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 l:ｌ::i个| l ::l! 　 　　＿ ′ } .:}:.ｌ:: l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 lﾊ:l::{::', ::::{､　　 　 　 　 /.:/::.l:: l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　!:|:::',::',::ヽ:::ヽ＼._　 　 ／.:/::::/l::;!
. 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ',::{:{､:::ヽ＼:＼;ゝ ｀「:ﾌ´!::::/;:::/ 〃
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヾﾊj＞''´ ヽ ﾄ､_..上くｲ::::{ {::{／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒ヽ､＼　｀　＼-ｰ￣＼ヾ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ 　 　 ヽ ＼＼　 　 ＼´￣｀ヽ､
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｌ　　　　　',　 ＼＼　　　＼　 __| ＼
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　 　　　　 　ﾉ Ｌ＿＿＿_
　　　　　　　⌒　＼　／ ＼
　　　　　　／　（○）　（○）＼　　　　　あ、そうじゃないですお！　
　　　　 ／　　　 （__人__）　　 ＼　　　　院長は財源が無限にあると思ってるのですかお？
　 　 　 |　 　 　　　|::::::|　　　　　|　　　何も施さなかったら農家がつけあがって働かなくなりますお！
　　　　 ＼ 　 　 　 l;;;;;;l　　 　／l!| !
　　　 　／　　　　　`ｰ'　 　　＼ |i
　　　／　　　　　　　　　　ヽ !l　ヽi
　　 （　　 丶- 、　　　　　　 しＥ　|そ　　
　　　　`ー､＿ﾉ 　 　 　 ∑　l､Ｅ ﾉ　<
　　　　　　　　　　　　　　　ﾚY^Ｖ^ヽｌ


　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／／ ∠-‐''丁￣￣￣:.＼ム:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ｰ/:.:./:.:.:.:.,ｲ:.:.|:.:.:.:.:.!:.:.:.:.ヽヽ ﾊ:.:.:.:.ヽrz_ﾑ
　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /:.:/:.:./:.:.:.:./│::ﾊ:.:.:.:.:|::.:.:.:.:.!:.ｌ　i|:.:.:.:.:.| ｝:.:.＼
　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l:.:.:ｉ:.:.:.{:.:.:.:/　 l:.:! .'.:.:.:.:|ヽ:.:.:.:|│:.i|:.:.:.:.:.| l､:.:.:.:.:>
　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 l:.:.:.!:.:.:.ヾｱ ｀ヽ.Vi　.ヽ:.:l　＞弋!ヽ|:.:.:.:.:.:| | lヽ<|
　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l:.:.:.l:.:.:￣ !ｨ≠kﾄ､　 ヽ X　ｧ示k i|:.:.:.:.:.ﾘj│ l:.|
　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　いいじゃない、つけ上がって。　 l:.:.:.:! j:.:.:.|{i.f:::ﾊ`　　　＼´f_::::ﾊﾞj〉:.:.:.:.ﾑ｢|:.∨:.|
　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .',:.:Ⅳ:.:.:.:.|!_r';_ﾘ　　　　 　 r';;_/ ﾘ:.:.:.:./´}.|:.:.:.:.:l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　 N:.:.:.:.:.:ﾊ　　　　 '　　　　　　 /: : : /_ノ j:.:.,':.jl
　　　 　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 !|:.:.:.:.:.{小　　　 v== ‐ｧ　　 /: : : //:.￣:./:.:.ﾘ
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　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ::::::ｒ'´　/'|:::::::|::::::ﾊ:::::ﾄ､:::::ヽ､:::::::::rく::::::l:::|:::::l::ﾊ
　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ::::::ヽ,ノ,　|:::::::|::‐ト-､:｣_ ヽ､::＼ｰ/:::_ヽ:::Ｎ';::::|::::l
　　　　　　　　 　　　　　　農民は押さえつけないのが一番よ。　 :::::::/ ./7r|::::::::ﾄ:::| 　 ヽ､｀ヽ｀¨ｰ　　,.-‐｀|::|::::|l:::|
　　　　　　　　　　　　　　 金持ち連中を押さえつけたって　　　　 ::::/　/,'｜|:::::::::lヾ　,..-‐-､　　　　、　　　|::l:::;'||::|
　　　　　　　　 　　　　　　連中はある程度我慢できるけれど、　 ::ヽ_/::l　rﾍ::::::::::l　′　　　　　　　　　 　 |::lｲ::||::|
　　　　　　　　 　　　　　　貧乏人はそうは行かないわ。　　　　 :::::|::::::｀‐!　l:::､:::::',　　　　 ､... -‐　￣! 　 ,!::||::| l:|
　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｌ::::|::::::::l:::ヽ｣;:::';:::::'.,　　 　 ヽﾆ　　 ノ　 ,i':::;',:/　′
.　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l::::|､::::::l:::::::::ﾄ:::lヽ:::ヽ　　　　　￣　　,.:'/!:〃
　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝH::::::::';::::::::l:ヽ',_ヽ::ヽ_ｰ-　､...__ ／:::ｌ l/
.　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ':;lヽ::::::ヽ::::::l:::l.＼｀ -＼￣二ニ二ニ＝ュ_
　 　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｀,.ゝ::::::',ヽ::',ヾ＿,...r'＾｀　　　　　　　　　　＾¨ヽ､
　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 r‐'　 /ヽ:::', ｀ヽ､ｒ'　　　　　　　　　　　　　　　　（
　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ､ノ　　 ｀7ー'´　　　　　　　　　　__.........__　　　{
　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ー-‐'¨　　　　　　　　 _,.r-‐'´　　　　　｀ヽ._r

　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 -―――-
　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／ : ／ ／￣￣｀ヽ｀ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 / : :_/. :/´「￣￣、｀ヽ､　ヽ
　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /.:／ !: :/_/ｌ: ! : : ､:ヽ : : :V ∧
　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　中国の歴史を見てもそうでしょ？　　　　　　 i::〈_人!: :l∧＼ヽ: : :i : i : _: ﾄ､: i
.　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　事の始まりは生活を締め付けられた　　　 l:://l/ !:::lf千 ﾐ､ヽ＼!≦´V lく: :l
　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　貧乏人の暴動にあるもの。　　　　　　　　　 lく/〈/´!::ｌ　ゞ-'　　　弋冫j/ｌ ｌ〉 !　　　
　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l ::!:::ヽ､!::l　　　､＿′ 　 /:∧!: :!　　　
　　　　　　　 　 　　　　　政治ってのは如何に金持ちを逃げない程度にいたぶり、 !::l:::::::::∧ﾄ､　　 ー ′／:/.:/ ﾊj
.　　　　　　　　　　　　　　貧乏人に夢見させるか、なのよ。　　　　　　　　　　　　　　 Vヽ、:::::lヽ、丶､_　ィ/.::/.:/j/　　　　
　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（＼＿　　　　　　　＿>､:::!､|ヽ 　 ト､/イ／
　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞　_｀ヽ__　　　/ヽ 　 ヽ! ＼　　＿ヽ￣ ヽ＿
　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　rf壬‐＿´__ノ Ｖヽ　/　∧ 　 　 　 ヽ´＿_｀ヽ 　 ト､ヽ
　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 〈＼　 ﾉ　ト､!//　丶 　　　 　 、＿_｀i 　 l　　}
　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ヽ￣　 ノ　∨　　　 ､　　　　 ｌ　　　! 　 !/　ヽ、
　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 {　　￣　　　 ｌ　　　/　＼　　　 ｌ　　 ｌ　 ∧　 　 ＼


　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　／　　　　　＼　　　　　…………。
　　 ／　　─　 　 ─＼
　／ U　 （●）　（●）　＼　　　(やる夫は見誤っていたお……
　|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　この人は反共政権の太子なんかじゃないお。
　＼　　　　 ｀ ⌒´　　 ／　　　　明らかに下地に共産主義を持っているお)
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
:　 　| 　';　＼_____ ノ.| ヽ　i
　 　 |　　＼/ﾞ（__)＼,| 　i　|
　 　 ＞　　 ヽ. ハ　 | 　 |｜

┌───────────────────────────────────────────┐
│蒋経国の経済政策は明らかに共産主義と資本主義が混合されたものだった。　　　　　　　　　　　　　　　 │
│企業の摘発に対しては無慈悲といえるほど容赦をしない一方で、農民に関しては甘かった。　　　　　　　 │
│土地売買の公示価格に対しては課税をしたが、実際の取引価格は無税だったことが示している。　　　....│
└───────────────────────────────────────────┘

　　　　　ミﾐ ヽヽヽヽﾘﾘﾉﾉノ
　　　　ミu　 ,,､,､,､,､,､,､,､､ 彡
　　　　 l u iiiii 　u　u 　u|||i
　　 　 |　」|||u 　⌒'　'⌒u｜
　　 　,ｒ-/||||||＜･>　< ･>　|
　 　　l　 |||u　u ﾉ( ､_, )ヽ u|　　　そ、そんな！　ちょっと株の情報を交換しただけなのにっ！
　　　　ｰ' 　u ノ､＿_!!＿,.､ |
　　　　∧ 　u　　ヽニﾆｿ　 l　　　
　　　／＼ヽ 　 　u　　u　/
　／ u 　 ヽ.　 ｀ー--一' ノ/ヽ
｜　　　　　　　　　　　　　　　　＼
｜　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
｜　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
｜　　　　　　　＼　　　＼　　　　　　＼
｜　　＼　　　　　　＼:::::　　＼　　　　＼
｜　　　＼　　　　　　　＼:::::　＿ヽ ＿_ ＼ ＿
　　　　　　＼　　　　　ヽ／,　 ／＿ ヽ/、　ヽ＿
　　　　　　　＼　　　 // ／<　 ＿＿） l -,|__) >
　　　　　　　　＼　　 || ｜ <　 ＿＿）_ゝJ_)＿>
　　　　　　　　　＼　||.｜　<　 ＿__）_(＿)_　>
　　　　　　　　　　 ＼|　|　 <_＿__ノ_(＿)＿ )
　　　　　　　　　　　　　ヾヽニニ/ー--'/

┌──────────────────────────────────┐
│その結果各施設の建設予定地に土地を持っていた農家が土地成金となり、　　　...│
│積極的に消費行動をするようになっていった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
└──────────────────────────────────┘

　　　　 ;:;:;.
　　　　　;:;:; 　 　 　 　　　　　　　,､-ー-､　　　　　　　　　　　　　　ど
　　　　　;:;: 　 　　　　　　　　　,r'"´￣｀ヾ､　　　　 　 　 　 　 明　 う
　　　　　;:;:.　　　　　　 　 　　 ﾘ ,,, ﾆ ,,,_ ヾﾄ､　　　 　 　 　 　 る　 だ
　　　　 :;:;:;. 　　　 　 　 　 　 ,ﾊ　^7 ,^　　 !.:.＼　　　 　 　 　 く
　　　　 ;:;:;: 　 　　　　　　　 /.:.:.V,r''''''ゞyｲ.:.:.:.:..ヽ　　　　 　　な
　　　　　;:;:. 　　　　　　　 ノ.:!:.:.:.:｀ゞ-＜7.:〉.:.:.:i.:.:}　　　ろ　　っ
　　　　　从 ＿＿　 _,,,／.:.:/:.:.:.:.:.:| }-{/i.:/.:.:.:.:|.:/ 　 　 う　　た
　 　 　 从从百元}と_」.:／!.:.:.:.:.:.:.! ￣　ﾘ.:.:.:.:.:り　　 　 ？
　　 　　　　 ￣￣ 　 ￣　 |.:.:.:.:.:./_ ：_＿ヽ.:.:.:.:＼
　　　　　　　　　　　 　 　　＼／.:.::..:.:.:.:.:.:..:＼:.::./
　　　　　　　　　　　　　　　　/.:.:.:.:.:.:.「^Y.:.:.:.:.:.:|´
　　　　　　　　　　　　　　 　 {.:.:.:.:.:.:.:.|　,!.:.:.:.:.:.:|
　　　　　　　　　　　　 　 　　 ＼.:.:.:.:.:.V.:.:.:.:.:.:.:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼.:.:.::|.:.:.:.:.:.:.:!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞ 'ゝ─‐ｲ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ー' ｀`''ー‐'

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/: : /: :.| 　 　 ／: : : : : :/: : : : : : : : : : : ＼: : : :＼
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　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｉ: : : : : : : :ｉ　/ : : : : : : ,': :|: : : :|: : :l: :ヽ: : : ヽ : : l : |: :|　 l|
　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |: : : : : : : :∨ : : : : : : :ﾊ: :|: : : :|: : :| : ハ　: :|_＼:l : |: :l　 ||
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　やる夫、ちといいかの？　　ｌ: : : : : : : :l : : : : : : : | ∨ィチてヾ　　　　 ゞ='^ | : : |
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　　　　 　／　─　 　 ─　＼　　　　
　　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼　　　なんだお？　やけに明るい顔だお。
　　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |　　
　　　　 ＼　 　　｀ ⌒´ 　　 ,／　　　
　　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ
　 　　/ 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|
　　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〉`ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　___.7ヽ　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,..-‐''",´　 //ﾍヽ　ヽｰ..,__　　　　　　　　　　　　　　 _,.-,=‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　Σ´"'￢‐''"　　　 '　　 /'-.,_ﾍヽ　`　　``､'-..,_　　　　　　　　　 .（　（
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾍ 7-.,_ .:::　　　　　　　:::::::::::"'　　　　　ヽヽ､　`"'‐..,_　　　　　　 .＼`'-..,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〉`v´:::::::::　　　　　　　　:::::. :::　　　　 .. ､ ヽ　　　 .ヽ､､　　　　　　ヽ　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,'"::::::::::::::::i ﾊ　　　 .ﾊﾊ　i:::::i ::i　　　　i;;;ヽヽヽ.　　　　＼'.,　　　　　　`､　 `､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　-‐'".i:::i:::::ﾊ::::::ﾊ::::　i:　i: .i:::::i::::::::::}::::}.　　　 i;;;;;;i: : ヽ　　　　　`､`､　　　　　 ﾉ　 .ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {:::i::::i:::::i〈:i i:::::::::乂:.ﾉ::i::i;;;;;i;.i:i:::::i　　 :.: i;;;;:;i:::::::::ヽ.　　　　　ヽヽ　　 ._,-" .,..'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　.i:::i:.:.i;i::::ヽ! .i:::::::::::::,f-‐廾::::ﾘﾊ: ;.i　　:::::i;;;;;;λ.:::::::::ヽ､　　　　 };} _,.-'"_,-'"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　.iﾊﾊ:从廾ヽ.ヽ:::vﾉ乂/.iﾙ-t_ﾉ.レ1　 ::::::.i;;;;;i;;;;;ヽ:::::::::::::::::.､,_二; ;´,,.-'"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　.i!.!;;;;;i._rｰ-..,_ ヽ／ '",.-'"´;;;;;`'ヽi;　 ::::::::i;;;;;i;;;;::ヽ､;;,;::::::::::::::.:::::::::.￣´´´
　　　　　　　　　　　　　　　 ふふふ、実はのう……..／　　　　　　　／;;;;;ヽ1´r: ;;;`､　　　´ 弋:::::::::ﾉｿ;;:::;;;;;; ﾘ;;;;.i;;;;;::::::ヽ;ヽ:ヽ､:::::::::::::::::::::::::,,
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　/{　　　　　　.／,1:;;/:;:;;`､ヽ:::_:ﾉ　　　　　:丶ｰ ' "};;;;;;;;;;;ﾘ;;;;;i;;;;;;;ヽ::::::::::ヽ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,...-‐
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　{ヽ､,___,,,..-,'／´/;,,;;;;;;;;;;;.ヽ /// .j ...　　　////　.i;;;;;;;;;;;i;;;;ﾉ-..,,_＿,,...-‐￢――--....=二
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　..`"''ｰ‐'"´　　/;//;;;;;;;;i;;;λ　　　 :::::　　　　　　 i;;;;;;;;;;;i;;;/　> ／-‐＝-..,_;;;;ヽ､::::ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　// .i;;;;;;;;;;i;;;;;i ヽ､　 .,__　　　_,,.-'　/;;;;;;;;;/イ／／'"　 _,,.-‐'" ヽ.;;;ヽ::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　//　 .i;;;;;;/i;;;;.i　　 `ヽ､ ｀￣´　_,.ｲ´i;;;;;;;;/ｲl|_／　　‐'"　　　　　}|;;;;;;;;ヽ::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　.//　　.i;;;;;/ i;;;i.|.　　　{;;;;;;`'‐-‐'､_´|/;;;;;;//.|.|／　 _,　　　　　　　ﾉ.|};;;;;;;;ﾊ:::::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　 .,'/　　　i;;;/ .i;;;;i.|　　　 ヽ ヽ､; `ｰ.,,.ｿ;;;;;//　| |　　//　　　,,.'　　./;;;;.ﾊ;;;;ｿ.ﾉ:.ｿ


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　　　　　　　　／壱 ／ ／万:／|
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　／￣／／|≡≡|__|≡≡|／壱／／万 :／|
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　　　　　　／(（○）) (（○）)＼　　　　　ちょ！　どうしたんだおこんな大金！
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|　/　/　/　　　　 |r┬-|　　　　　|　(⌒)/　/ / /／
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|　　　　　ノ　　 　|　|　 |　　 　＼　　/　　）　　/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　___.7ヽ　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,..-‐''",´　 //ﾍヽ　ヽｰ..,__　　　　　　　　　　　　　　 _,.-,=‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　Σ´"'￢‐''"　　　 '　　 /'-.,_ﾍヽ　`　　``､'-..,_　　　　　　　　　 .（　（
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾍ 7-.,_ .:::　　　　　　　:::::::::::"'　　　　　ヽヽ､　`"'‐..,_　　　　　　 .＼`'-..,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〉`v´:::::::::　　　　　　　　:::::. :::　　　　 .. ､ ヽ　　　 .ヽ､､　　　　　　ヽ　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,'"::::::::::::::::i ﾊ　　　 .ﾊﾊ　i:::::i ::i　　　　i;;;ヽヽヽ.　　　　＼'.,　　　　　　`､　 `､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　-‐'".i:::i:::::ﾊ::::::ﾊ::::　i:　i: .i:::::i::::::::::}::::}.　　　 i;;;;;;i: : ヽ　　　　　`､`､　　　　　 ﾉ　 .ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {:::i::::i:::::i〈:i i:::::::::乂:.ﾉ::i::i;;;;;i;.i:i:::::i　　 :.: i;;;;:;i:::::::::ヽ.　　　　　ヽヽ　　 ._,-" .,..'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　.i:::i:.:.i;i::::ヽ! .i:::::::::::::,f-‐廾::::ﾘﾊ: ;.i　　:::::i;;;;;;λ.:::::::::ヽ､　　　　 };} _,.-'"_,-'"
　　　　　　　　最近わっちの実家が土地を売ったようでのう、　　.iﾊﾊ:从廾ヽ.ヽ:::vﾉ乂/.iﾙ-t_ﾉ.レ1　 ::::::.i;;;;;i;;;;;ヽ:::::::::::::::::.､,_二; ;´,,.-'"
　　　　　　　　なんとこれでも兄弟の分を差し引いたんじゃ。　　　.i!.!;;;;;i._rｰ-..,_ ヽ／ '",.-'"´;;;;;`'ヽi;　 ::::::::i;;;;;i;;;;::ヽ､;;,;::::::::::::::.:::::::::.￣´´´
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　..／　　　　　　　／;;;;;ヽ1´r: ;;;`､　　　´ 弋:::::::::ﾉｿ;;:::;;;;;; ﾘ;;;;.i;;;;;::::::ヽ;ヽ:ヽ､:::::::::::::::::::::::::,,
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　/{　　　　　　.／,1:;;/:;:;;`､ヽ:::_:ﾉ　　　　　:丶ｰ ' "};;;;;;;;;;;ﾘ;;;;;i;;;;;;;ヽ::::::::::ヽ､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,...-‐
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　{ヽ､,___,,,..-,'／´/;,,;;;;;;;;;;;.ヽ /// .j ...　　　////　.i;;;;;;;;;;;i;;;;ﾉ-..,,_＿,,...-‐￢――--....=二
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　..`"''ｰ‐'"´　　/;//;;;;;;;;i;;;λ　　　 :::::　　　　　　 i;;;;;;;;;;;i;;;/　> ／-‐＝-..,_;;;;ヽ､::::ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　// .i;;;;;;;;;;i;;;;;i ヽ､　 .,__　　　_,,.-'　/;;;;;;;;;/イ／／'"　 _,,.-‐'" ヽ.;;;ヽ::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　//　 .i;;;;;;/i;;;;.i　　 `ヽ､ ｀￣´　_,.ｲ´i;;;;;;;;/ｲl|_／　　‐'"　　　　　}|;;;;;;;;ヽ::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　.//　　.i;;;;;/ i;;;i.|.　　　{;;;;;;`'‐-‐'､_´|/;;;;;;//.|.|／　 _,　　　　　　　ﾉ.|};;;;;;;;ﾊ:::::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　 .,'/　　　i;;;/ .i;;;;i.|　　　 ヽ ヽ､; `ｰ.,,.ｿ;;;;;//　| |　　//　　　,,.'　　./;;;;.ﾊ;;;;ｿ.ﾉ:.ｿ

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　 　　　／_ノ　 ヽ、＼
　　　／（ ●） 　（●）.＼　　　　　で、でもそんなにお金持ってどうするんだお。
　 ／　　　（__人__）　　u. ＼　　　
　 |ｎi 7　　 ｀ ⌒´　　　　.　|ｎ
l^l | | ｌ ,/)　　　　　　U 　l^l.| | /）
', U ! ﾚ' /　　　　　　.　.　| U ﾚ'/／)
{　　　 〈　　　　　　　　　ﾉ　　　 ／
..i,　　 　."⊃　　　　ｒニ 　　　 /
　."'""⌒´　　　　　　　`''""''''


　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 イレ'^!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 x＜　　 ;　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _ ,／: : : 〉／;:ﾊ/￣ ｀丶､　＿＿_
　　 　 　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／, :´ : : : ／;:;:;;;':/: : : : : : : : ヽ　: : : : :く二ﾆZ
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／: : : : : : ／'"´: ￣: : : : : : : : : : : :＼;;-‐;;:'"／
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : : : : ／ : : : :／:/: : : : : : : : : : : : : : :ﾏ;;'／
. 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,′: : : : :/: : : : : /:: : l: /: : : : : : : :ヽ: : :丶: :〈
.　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 : : : : : : :/: : : : : /::: :{ |│: :/: : │: : |:: ｌ:: :|:: : :',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i: : : : : :/ : : : /:/:ｌ::::八! |: : {:: : : j:: : :|:: |:: :|:: ｌ: :|
.　　　　　　　　　 ぬしは肝心なところが抜けているのう。　　　　　　　ｌ: : : : .:,':: : : : l: |l::|::::|:::j/|: :,'!:: : /ｌ:: ::,':: j: : |:: j: :|
　　　　　　　　　　子供たちの養育費にも使えるであろう？　　　　 　j: : : : .:ｌ :: : : : l: |ﾚ∨|:‐ト|: ハ:::.:!│:/_;.ｲ:: /::/: ,′
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,' : : /.::,'!::: : : : l: L二._Ⅵ_V｀ヽヽ{ 匕Ⅳ ﾚｲ::/} /
　　　　　　　　　　ま、つまりぬしは純粋に自分のために　　　{￣ ∨: : /.::/::|::: : : : l: |l代ぅ:歹￣`　　弋歹＾ｱ/:ｲ／
　　　　　　　　　　働く環境が出来たというわけじゃ。　　　　　l:::::::├＜.::/:::,'|::: : : : l: | 　 ¨¨＾　　　　　 `¨　,':: : |
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ:::::::∧::::::::｀ヽ:|::: : : : l: |　　　　　　　　 〉　　 :::: : :|
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'::::::::::::}::::::::::::: `ｌ: : : : l: ﾄ､　 　 、　　 _,　　 ｲ::: : : :!
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:::::::::::,' ::::::::::::::: |: : : : ｌ: |　丶、　 ￣ 　 . 个:!::: : : :|
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　::::::: /::::::::::::::::::::|: : : : ｌ: |　　 /ヽ､_, ｨ升=､| :ｌ:::: : :│
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ／::::::::::::::::::::∧: : : :l: |　　ハ/　　 ∨ヽ ｝:ｌ::::.: : :|
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　::::::::::::::::::::::::::::::::∧:: : l: |＞rK ヽ＿／⌒V!.:ｌ::::.: : :|
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:::: ::::::::::::::::::::::::::: ∧:: ｌ: |／∨ 〕　｀＼　 /j :j::::.: : :ｌ

┌─────────────────────────────────────┐
│やる夫一家も例外ではなかった。妻の実家が土地を売ったことにより大金を手にし、　　....│
│平均以上であったやる夫家もまた非常に裕福な家庭となる。　　　　　　　　　　　　　　　　.....│
└─────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 　／　─　 　 ─　＼　　　　
　　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼　　　…………。
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　　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ
　 　　/ 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|
　　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|


　 　 　 　　　　　　　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.へ
　　___ 　　　　　　　 　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　ﾑ　　i
　「 ﾋ_i〉　　　 　 　　　　　　 　 　　　　　　　　　　　　 ゝ　〈
　ﾄ　ノ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　iニ(()
　i 　{ 　 　　　　　　　 　　　＿＿＿_ 　 　　　　　　　　| 　ヽ
　i　　i　　　 　　　　　　　／__,　 , ‐-＼ 　 　 　 　 　　i 　　}
　|　　 i　　　　　　 　　／（●) 　 ( ● )＼　　　　　　 {､　 λ
　ト－┤.　　　　　　／ 　 　（__人__） 　　　＼　　　 ,ノ　￣ ,!
　i　　　ゝ､_ 　　　　|　　　　　´￣` 　 　　　　|　,. '´ﾊ　　　,!
.　ヽ、 　　　｀`　､,__＼ 　　 　 　　　　　 　 ／"　＼ 　ヽ／
　　　＼ノ　ﾉ　　　ﾊ￣r/:::r―?―/::７　　 ﾉ　　　　／
　 　　 　 ヽ.　　　　　　ヽ::〈； . '::. :' |::/　　 /　　　,. "
　　　　　　　 `ｰ ､　　　　＼ヽ::. ;::：|/　　　　　ｒ'"
　　　　　／￣二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ
　　　　　| 答 |　　　　　蒋経国万歳　　　　　　　　　　│|
　　　　　＼＿二二二二二二二二二二二二二二二二ノ

┌────────────────────────────────────┐
│その生活水準は、子供達の最終学歴にも如実に現れている。　　　　　　　　　　　　　　　│
│やる夫一家は当時としては勿論現在でもかなりの教養と財産を持つ一家だった。　　......│
└────────────────────────────────────┘

　 　 　 ,　'"￣￣ﾞヽ　ﾉ　　　　　　　　　　　　　(●) 　(●)　　　　　　　　　 　 　 　 , ‐=ﾆ二ヽ､
.　　　 / 　 ∧∧ ﾍ丶　　　　　　　　　　　　　　,）)＿/（、　　　　　　　　　　 　　　 小/－　ﾊ∧
　　　ｲ / V┳　 ┳ﾄ ゝ　　　　　　 　 　 　 　 /　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　 Ⅵ（● ●ﾘﾉ
　 　 ﾍ(ヽ{ 　 r‐ｭ　jV　　　　　　　　　　　 　 ゝ（_人_） ノ　 　 　 　 　 　 　 　 　　　 ゝ" ｰ' ノ
　　　　^ヘ≧t'ｩ'＜　　　　　　　　　　　　　　/　　　　ヽ　　　 　 　 　 　 　 　　⊂二 　Lv7)つ
　　　 　／:::::::}}:::::i:ヽ.　　　　　　　 　　　 　 （| 　　 　 |）　　　　　　　　　　 　　　 　 〉　|： ||

　文化大学政治学部卒　　　　　　政治大学財政学部卒　　　　　ニューカッスル大学社会学博士号

　　　　　　　　　　　 ／:_/: /: :/:.ﾑ : : : : |: : : : : :.∨: : : : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　 　 ／ ´ / : i: :/:/　|: : : : :ﾄ､: : : : : :∨: : ｉ: :ヽ: : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　 /: : :|:.:ｉ:. 　 |: : : : :|　ヽ : : : : :. : :.|:. :.ﾊ: : : : ｉ: : : : : : : :
　　　 　 　 　 　 　 　 ': : :i |:.:|ﾊヽ ﾄ: : : : |　　 : : :. :. :. :.ﾊ: : : :. : : :ﾊ : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　| : ｲ人:|:.尓 |ﾊ: : 斗 ―ﾍ―:. :.∨ : : : : :. :./ :|: : : : : : /　　　　
　　　　　　　　　　　　|:/ |:.小!: :ﾋﾊ ∧:. :.ィ≦ｭ.ヽ: : : :∨＼:. :.:ｉ:'‐､:!: : : : : :′　　　　今でも台湾は「日焼けは勉強をしていない証拠」
　　　　　　　　　　　　{′|: :ﾊ:. :'　ﾉ　 ﾊ:.八::rｿ　ｱ､:. :.:ｉ:.: :.:ヽ :|r‐ :. : : : : :ｉ ヽ 　　　という偏見が蔓延り、学歴が将来を決めると言ってもよい
　　　　 　 　 　 　 　 　 ハ |　:.ﾚ　　 　 }′ 　 ´　　ヽ: |: : : :∧|ﾋ　} /: :ｉ: :.|　　　　　超学歴社会です。当然親達の願いは台湾大学に進学して
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ヾ　ﾄ､　　　　　 　 　 　 　 ﾊ!: : :/　}'ソｲ/:.:.ハ: |　　　　　良い会社に勤めるか、起業したりすることを願うものです。
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |: :〉　　 　 　 　 　 　 /: : : ｲ　_..ｨ´ｉ: : :/　ﾊ :.　　　　　
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |:/}ﾊ丶　 ＿_ 　 　 ノｲ: :./ﾉｲ.:ﾊ: :{:.:.i |　　　ヽ　　　　現在こそ大学進学率が7割ですが、70年代前半では
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ﾉ′ ∧ ｰ　　　　　　　|:.:/ 　 }'　ヽ{ヽﾄ乂　　　　　　　学生数が人口の1%以下と現在の4分の1の比率であったことから
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿人 ＿_　　　＜乂ｲ　　　イ　/:.＼　　　　　　　　台湾大学は勿論他の名門校に入ることが
　　　　　　　　　　　　　　. : :´:. :. :. :. :.／:.∧ 　 　 　 　 ＜　　 /:. :. :.ヽ　　　　　　　　いかに大変な事だったことが想像できます。
　　　　　　 　 　 　 　 ／:. :. :. :. :. : ／ : :/,小　.　＜　　 　 　 /:. :. :. :./:.､

┌───────────────────────────────────────────┐
│外は国際的孤立、内は白色テロに悩まされながらも、台湾経済は飛躍的な成長を遂げていった。　　　....│
└───────────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .|
　　　　　　　　　　　　　　　　_,,､､､_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|||　　　　　　　　　i
　　　　　　　　 ┬───イ＝＝ ‐ゝ─┬┐　　　　　　　　　　　　　l 　l　　　　　　　/:::ﾊ:;',
　　　　　　　　　｀ゞ三二ﾆr‐-､」＿斤─‐'‐'　　　　　　　　　　　　　 .l |　l　　　　宋　 ￣￣ 　 ／|
　　　　　　　　　　　　　　　　 .|　 　　.|　|　　　　三三　　　　　　　　 l |　l　　　　　　　　　　　/|　.|
　　　　　三　／＼ 　 　 　 　 \　　　 |__|_　　　　　　 　　ミ　　 　　　.l |　l　　　　　　　　 　 ｿ .|　 |
　　⊿　　 ／;;;;;;;;;;;＼　 　　　i .i 　 　.| | .|　　　　 　　　　　 　ミ　　　|:;|　|　　　　　　　　　　|　| 　|
　/__/　／:; ;: :; :; :;: :;＼　　　l　l　　　|　| |　　　　　 　　　　　　　　ミ | |　L　　　　　　　　　 .|　|　 |
　　　　＼:;:;;:;:;:;:;;;:;;;;:;:／　　 ﾉ .ﾊ 　　.|　| |_　　　　　　　　　　　　　　.| |||　|　　　　　　　　　 |　|　 |
　　　　　 ゝ:;:;　　:;:;:/　-=　/,　 .| 　i .| ∥.| .i　|　　　　　 i　　　　　　.| |||　|　　　　　　　　 r-, .|　 |
　　　|　__|＿;;:;:;:;:;:;:;L,,..　　｜ ', ｜ || | ∥| |ミ||　　　,,r-　|　　　　　 .| |||　.|　　 　　　.|＼ |丶| | 丶
　　 .∥ﾊ　　.|昨川只｀'=_　ｿ　.ﾊ 　||.| ∥ |:; 　|　｜ |　　　|　　　　　| |||||　|　　　　　 |　| |　| .|　 |/
　　　|| |彡ミﾐ|　　　 .彡ミ|ﾊ ', 　） /ﾊ| ∥ |;:　 |　｜ |　　　|　　 　　 | |||||||||　　　　　 |　|ﾊ|　| |　 /
,　　.∥|彡ミﾘ｀',　 __|　　|_　|　', |　|　||.∥ |:;　 |　ハ |　 　 |　　　　　| ||∥|||　　　　　 |　| |　|　| ./
..｀', .∥|｀',:;:;:|　|　,'´|ﾐ｀' /　ﾊ　.',i ∧ | ∥ |:;　 | /　 ',|　　 .|　　　ｒ-∥∥　　`ｰ,　　 　|　|m　|　|/
..∧<　>ミ|:;:;:| .| |　| |　|i=・=i ', . '|　 || ∥ .|:;:　| |　　 '／￣.|　　｜ ∥|||||||||∥|　　　 .|　|:;|　|　ﾉ
/　h| .|: : :|; :| :.| |　| |　|:;:;;|==|＿_|　|::::+::::.|:;:　||　　 .|　　　.|　　｜ ∥|||||||||∥|　　 　.|　| |　 |｜
三ﾐ:| .|:;:;:;;:| .|:::| |　| |　|:;:;:;|　ﾊ===|_|:::∥:::|;:;:　|　　　|　____|＼,,,..|　∥|||||||||∥|　　　 .|　| |　　|二三
三,'´　｀',ﾐ|:::| |　|;:;:;;:|　|　 八 ﾊ　　|;;;;|丶=:|:;:　.|　　　|/　　|ﾐミミ/||||∥∥|||∥|　 　　.|　| |　　|二三
:;:;(　　　 )ﾐ;:;|　ｿ｜ .|;;巛|　 ./ ﾊ 　|　|'"´ゝ|:;:　|　　　|　　　L　　,,,r--'':;:;;::;'`ｰ,,＿＿ .|　|/|　　|二三
:;:;:;',　　 ,'　i;:;| |　ゝ　| 　|　 /二 ﾊ |田|三ﾐl＼　| ＿__|　..,,,,..　|＿:;i::;:;i:;:;:i:;:i;;:;l;il:;::;;i:;:ii:;:|　| |　　|二三
ミミ∥∥ミ |;:| | |　|__|＿|　/　　　ﾊ | |　　|_|:;:;| .|/　田|　　｜　　 　＼ :;:i;:i;:;ii:;:ii;:i;:i:;:i;::|　|_|r--|二三
　　∥∥ ／ﾊ　　ｿ´　｀',__|二二二ﾊ |　　| |　|　|　　　|　　｜　　三三=======∧/='-|　__|^,, |二三
へ,,∥∥/　 ﾊ|ミ＝＝ |,'　'r,,:;只,'',,--==二二二二二二二二二二二=　|ーi//　/ | .| .|　|田｀|二三
中　｀-,,/|　| ﾊ∥ |/| /　　|　|／ ｿ´。｀',三三三三三三三三三三三|　｜　| |　|　|--.|　|田　|二三
..|　　　/　|　| |　 ||三| ﾊ------ﾊ== ＼ﾊ-------＿＿--------------------------------r
二二 /　 |　||＿＿_,,＿＿_＿i＿＿＿＿＿＿　／　　　　＼＿,.,.,.:i　　　　　　　　li ＿_ii__,. - ‐-,,
　　|八八|　 ||八八　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　 　 .＼'"--ｰ'"　　ii　 ,. - ‐''´　＿,.,．- ´
---|| | | | | | | | | | |----,,......　　　　　　　／　　　　　　　　　　 ＼　i　　,．-_‐　　　 ／

┌───────────────────────────────────────────┐
│一方で台湾に移転してから二十数年経ち、49年時点で政権の中心にいた者も、　　　　　　　　　　　　　　..│
│共に逃れてきた老年層の外省人第一世代達が徐々に社会からフェードアウトしてゆく時期だった。　　 　│
└───────────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /:::/::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::i::::::::::i
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾌ:/::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::i:::::::::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /:/::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::|
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ∠/::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::j
.　　　　　　　　　　　 　 　 　 /::/::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::::',
　　　　　　　　　　　　　　　 7::::',;;;::::::::::7::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　　 ..7:::／ ｀¨´i~::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::::::i
　　　　　　　 　 　 　 　 ／i::i'　 　 　 .',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i---i"
.　　　　　　　　 　 　 ／::::::::i /', ,　 　 .',::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　　',
　　　　　　　　　　／::::::::::::::iﾉ | .i~i i iﾍ.i::::::::::::::::::::::::::::::/ r'- ､　',
　　　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::| .i::| i |::i.i:::::::::::::::::::::::::::::iﾉ 　 ', -, i
　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::',_i::', /:::~:::::::::::::::::::::::::::|　 　 .ﾍ ﾉ7
.　　　 　 　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　 　 　 　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::／.　 ',:::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　/::::::::::::::::::::::::::::::::::／　　 　 ',:::::::::::::::::::::::::::::::|
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.　　 /::::::::::::::::::::::::::::/　　　　　　　　　　 ﾍ:::::::::::::::::::::::::::::＼
　　〈::::::::::::::::::::::::::::<　　　　　　　　　 　 　 ＼::::::::::::::::::::::::::::＼
　　 ﾍ::::::::::::::::::::::::::::',　　　　　　　　　　　　　 ＼::::::::::::::::::::::::::::＼

┌─────────────────────────────────────────────┐
│交通事故にあって以来、体力の衰えが顕著になった蒋介石は政務をとることは余りなくなってしまった。　　　..│
│その代わり療養に費やす時間や、陳立夫と文学について語ることが多くなった。　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
└─────────────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　 ／:::::l､:{⌒ヾヽ::ﾄ､:ヽ:::::ヽ
　　　　　　　　　　　 //!:::i:ｌ:!::ヾ､::::::ヾ::!｀ヽ:ヽ:::::ヽ
　　　　　　　　　　 〃:!:l::::l!:ﾄ､::::liヽ､:::ﾘ:!::i:::ヽ:ヽ::::i
　　　　　　　　　　 i:!::!i::i::::i::!:i:ヾ!:i::::!:､:::!:::l:i:!:ヽヽ:l:!
　　　　　　　　　　 ｌ!::!:!:iﾄ:::!:i:j/代トﾄ､ｌ:ﾊ::升ﾄ!:l::!:!lj
　　　　　　　　　　 ｌi::l::N{:ヾVﾍ｢￣｀　lﾊ ｿｒ‐ﾃﾊ!:l/　　　……でね……なんだよ。
　　　　　　　　　　　!:l!:ﾄ､ｌ::l{｀　　 　 　 　 !　 j川/　　　　
　　　　　　　　　　　ヾﾄ辷N!　　　　　　‐ノ　　!:l/　　　　
　　　　　　　　　 　 　 Yｌ:ﾄ､　 　 ヾ＝＝r　　ﾉ/
　　　　　　　　　　　　　iN　＼.　　｀ ニ′／}'
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　　 ＿_,､=Ｔ下､｀`ヽ　　/‐''"_, -ヘ｜　　　　　　｜
　 /「￣´　 ヽヽ ＼　ヽ/ 　 ´　 _,,厶ﾍ　　　　 　 ∧=､､
　 |八 ＼　　 　 　＿_/　　　　　 ＿,）ヽ＿＿＿/ 　ヽ ``=､､
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　／ 　 （　　　　 〆　　ミ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　′_ノ　　 ―　　　 ﾑ　 ヾ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イヤ、俺女は吉沢明歩一筋っス。　　 从| （●）　（● ）　 §从　ゝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 | 　（__人__）　　　　§ﾙ′
　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼　｀ー ´　 　 o ﾟ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∽　　　　∽　　　　ヽ
　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　 ∞∞　　/　/　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　陳立夫(旧CＣ団領袖)

　　　　　　　　　　　　　 _,　-‐--....､
　　　　　　　　　　　／..:::::::::::::::::::::::::::.ヽ
　 　 　 　 　 　 　 / .:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ
　　　　　　　　 　/..:.:.:.:.::::/:::;i:::::,|:::::l:::::;::::::.ヽ
　　　　　　　　　 l::::::l::::::/l::/ |::/{::/|::;/l::}:;::;::i
　　　　　　　　　 l/i::l:::N`|ﾒ､_|ﾑ|/.,j／ﾚ|::|::ト!
　　　　　　　　　　f＾i:::ｌ　''ZＴｰ 　 ｨ'Zト.|::|::ﾚ'＾ヽ､
　　　　　,...-',,⌒ゞﾐ､l::|.　　　 　　ｌ　　　l::!Y::::::::::::::.ヽ､　　　　　　　　───って
　　　　/::／..::::::::::::..ヽl_　　　 　　〉 　 /ｖ':::::::::::ﾉ::_;;:::::j,ト､
　　　/:::::::::::::::::::..`ｰ-､:l､ 　f＝==r 　,ﾍ:::::;::::::/￣　ﾞ''ﾍｭ_ﾉ　　　　　　なんだこのいきなりの登場は？！
　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::;;_ヾ;:､L＿,,ﾘ ／:>:l/:::／　　　　　　　　　　　　　前に失脚させられたろこいつ！
　 ./:::i|:::::::::::::::::::::::::::::::..｀''ヾ､ｰ_-イ, 〉<.|／　_ノ⌒ ｰ - ,,,＿＿　　＿
　 }:::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..ﾞヾ!､!;::|:|,r‐ 'ﾞ　　　　　　　　 　 ／/ 　 ヽ
　「::::ヾ|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ヽf　　　　 ヽ　　　 　 　 l /　　　 l
../::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,,-''',ﾆ,-'"　　　　　　＼___　　　　　　 　/
/:::::::::::..ヽ;::i:::::::::::::::::::::::::::::::::/ .／　l　　　　　　　　　 ＼X=-､,,＿_／
:::::::::::::::::..ヽl;:::::::::::::::::::::::::::::::|　|　　ﾉ　　　　 ` ､ 　　　　 ヽ ,ﾍ./
:::::::::::::::::::::..ヽ､:::::::::::::::::::::::::::|　l　i´　　　　　　　` ､　　　 ﾉ ヾ|
:::::::::::::::::::::::::::..｀ヽ;::::::::::::::::::::|　|　|　　　　､　　　　　`'rイ　 ,ノ
::::::::::::::::::::::::::::::::.::..＼∩:::::::::|　l＼ 　　　　 `=､.._＿,ノ　 ￣
:::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::i＼∩:/　 |　ヽ､＿　　　　ﾉ
::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::|　 ＼:!`ｰ､ 　,,=''::::｀､'‐-'ﾞ
:::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::l　 ｌ　ヽ_;;ｧ'~ヽ;::::::::::.ヽ

　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r－＜_::::::::::::::::::::丶､
　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , -―/:::::::::::::::｀::::::::::::::::::::::::::`丶､._
　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::,､!:::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／/:::::::/::｀!:::i:::::!:::::ヽ:::::::::ヽ:::::::ヽ::::::::::::::::::!
　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／::/::/::: /::::,､,!:::!::::ヽ:::::ヽ:::::::::::ヽ:::::ヽ::::::::::::::::|
　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／,.イ::::/::::!::::/　.!::ﾄ､:::::ﾄ､::::ヽ::::::::::ヽ:::::ヽ:::i::::::::::｀､
　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::,ｲ::::!:::/__　 !::!ヾ､::!_,>-‐ト､,_::::ヽ:::::!::::!::::::::ﾄ､ゝ
　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !::::ハ:::!ｲ´　｀ .k !　ヾ:! 　＼! ヾ｀::::lヽ::!::::!::::::::!
　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　亡命後も蒋介石に請われて、　　　 !::/　!:::::::! -‐- ヾ､　 ヾ-―-　ヽ:::::!::ヾ!:ﾊ::::::::!
　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　数年前に帰国しています。　　　　 ヾ!　 !:::::::!　 　 ﾉ　　　　　　　　 〉､!::::/ヽ|:::/ﾘ
　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 !::::::! 　 く 　 　 　 　 　 　!::::::::/‐,ソ:/
　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 !:::∧　　｀　　　　　　 　 !::::,.ｲ‐'/!/
　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !,/　ヽ　ー―--　　　　,.!::/ ﾄ､ﾘ
　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　￣　　　 , -'´!/　,ハ
　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 >┬―''"´　　　／　 ヽ
　　　　


　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　 　 　 　 　 　 　 　 ／:::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::i::::i:::::::::::::::ヽ
　　　　　　　 　 　 　 /::::::::::/:::::::::/::::::::,:::::,ｲ:::::|:::::!:::::i:::ヽ:::::ヽ
　　　　　　　　　　　/::::::::::/:::::::,.ｲ:::::::,ｨ:::,ｲ:::::: /!:::::|::::::!:::::!:::::::ヽ
　　　　　　　　　　 ,'::::::/::::!:::／,ｲ::／ .!/ .|::::/ |:::::ﾊ:::::!::::::!::::::::::i
　　　　　　　 　 　 !::::::l::::::ﾚ',! ー-､　　　 !/　 !::/　!::ハ:,ｲ:::::::::::|
　　　　 　 　 　 　 !::::_」:::::::::!　..,,＿`ヽ､_,.　　 ,ﾘ 　´ _,..,_ !::::::::ﾊj
　　　　　　　　　　!/f r.|::::::::!　 弋ｴﾉ｀　　　　｀'ｨﾆ二_　/:::::::::!
　　 　 　 　 　 　 　 k.ﾔ!:::::::!　　　　　　　　　　 ゞｚｿ,. /::::∧::|　　　そんな記述物語中にあったか？
　　　　　　　　　　　|∧`Y::ﾘ 　 　 　 　 　 i　　　　　 //|/　 ヾ　　　
　　　　　　　　　　 　　 !Tヾ　　u.　　　　　j 　 　 　 //ノ
　　　　　　　　　　　　　ﾔ. ヽ.　　 　, ‐-､,__　　　 ,.ｲ:/
　　　 　 　 　 　 　 r＜´|.　　＼　 弋,＿_,/　　／ |/
　　　　　　 　 　 　 !　 ｀丶､.　　＼　 ｰ　　 ／
　　　　　　 　 　 _/　　　　　`'-､.　`'ｰ-r<´
　　　　　　　, -'" ｀ヽ､　　　　　 ｀ヽ､　f｀, ＼
　　　　 , -'´　　　　ヽ ｀ヽ､　　　　　 >く_Lｒ'´｀ト､

　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r－＜_::::::::::::::::::::丶､
　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , -―/:::::::::::::::｀::::::::::::::::::::::::::`丶､._
　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::,､!:::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／/:::::::/::｀!:::i:::::!:::::ヽ:::::::::ヽ:::::::ヽ::::::::::::::::::!
　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／::/::/::: /::::,､,!:::!::::ヽ:::::ヽ:::::::::::ヽ:::::ヽ::::::::::::::::|
　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／,.イ::::/::::!::::/　.!::ﾄ､:::::ﾄ､::::ヽ::::::::::ヽ:::::ヽ:::i::::::::::｀､
　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::,ｲ::::!:::/__　 !::!ヾ､::!_,>-‐ト､,_::::ヽ:::::!::::!::::::::ﾄ､ゝ
　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !::::ハ:::!ｲ´　｀ .k !　ヾ:! 　＼! ヾ｀::::lヽ::!::::!::::::::!
　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　ないです。作者の怠慢ですね。　　　!::/　!:::::::! -‐- ヾ､　 ヾ-―-　ヽ:::::!::ヾ!:ﾊ::::::::!
　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヾ!　 !:::::::!　 　 ﾉ　　　　　　　　 〉､!::::/ヽ|:::/ﾘ
　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 !::::::! 　 く 　 　 　 　 　 　!::::::::/‐,ソ:/
　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 !:::∧　　｀　　　　　　 　 !::::,.ｲ‐'/!/
　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !,/　ヽ　ー―--　　　　,.!::/ ﾄ､ﾘ
　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　￣　　　 , -'´!/　,ハ
　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 >┬―''"´　　　／　 ヽ
　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,..-‐'´!　ヽ､　　　　／　　　 ,ｲ｀`丶､_



　　　 　 　 　 /　　　　　 .: .: :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. ヽ､ヽ,
　　　　　 　 / .:　.:　:. :. :. :. :. :. :. :. :. : i:. :. :. :. :. :. :ヽヽ
　　　　　　 ,' .:　,:　.:. :. :. :. ;. :. :./l:. :. /l:. ;. :. :. :. :. :. l
　　　　　　 l .i :.l.:　:. :.,.i:.., 'l:. :./　l:. /　l:..lヽ;.. ;、:. :. :l
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　　 　 　 　 ﾚl:.r.i :. :. l. ￣｀'ｰ_ ､ ,　　 ,._ ' ´＾　!:. :./
　　　　　　 　 !l.'´!:. : l 　''!ﾆﾌﾞ 　　　　 '!ﾆﾌ`　!:.,i/
　　　　　　　　ヽｰl:. :l'　　　　　 　 　 　 　 　 ,':./'　　　　おい……。
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　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　l:ｉ:.:l:.:',:!:.:.l￣｀＼:',＼:.:.: ','　｀ー'　 ヽヽ:.:!:.:.:.:,ヽ:.:ｉ:.:.:.:l｀ ー ‐
　　　 　 　 　　　　それはあとで読者のお叱りを待つとして、　　l!:.:':.:.:ヽ从 ィ弋メ＼ ＼:.', 　 　 　 　 l:.:!:.:.:./, }:.:.!:.:.ｉ:l
　　　 　 　 　　　　政治的影響力を失った陳立夫の帰国は　　　l:.ﾊ:.:.:..:.:.:.:ヽ　　 丿 ＼　ヽ　 　 　 　 l/:.:.://./:.:.l:.:.l:!
　　　 　 　 　　　　蒋介石、ひいては国民党の老化を象徴する /:'　l:.:.:.ｉ:.:..ｉ:.:.ｉ　 〈　　　　　　　　　　 /l:.:.:/ｰ:':.:.:.:l:.:ﾊ
　　　 　 　 　　　　印象的な出来事だったと言えます。　　　　／´　 ヽ:.:l､:.:.:!从　　　　　　　　　　　 /　!:/:l:ｉ:.:.:.:.:!:/
　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヾl　:.:.:.:.:.ヽ　　ィ　　 フ　　　 　 /!'.:/l:l:.:.:.:!/
　　　　　　　　　　呼び戻した理由は利用価値があるからではなく　　　}　ヽ:.:.:.lヾﾄ､　｀ ´　　　　　 ／//'　lﾊ:.:.!ﾊ
　　　 　 　 　　　　蒋介石の話し相手を任された、というものでした。　　　 ＼.:! }　 ヽ　　　　　 イ　　　　/　Ⅵ
　　　 　 　 　　　　彼が帰国したのは蒋介石が事故に会う前でしたが、　　　 ＼　 　 ヽ　 ＜　　　　　　_ .-‐ヽｰ. -. .､_
　　　　 　 　 　　　その頃から既に体力の衰えは始まっていて、　　　　　　　　　　　　　　ヽ　 　 　 . : ´: : : : : : : : : : : : :.ヽ
　　　　　 　 　 　　ほとんど総統職は名誉職化していました。　　　　　　　　　　　 　 　 ＿__ ｉ　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : : 〉
　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_＿_ ノ:.:.:.:／} ／: : : : : : :　　´ ￣￣　｀　メ._
　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/:.,: : : :./:.:.／　／: : : : : : ／　　　　　　　　　　　｀ヽ､
　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_. 人:.ヽ: :.ｲ ´　 ／: : : : : : ／　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ

　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ､:.:.:.:.:.｀ヽ:.:.:＼:.!ヾ!:.:.､:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼､:.:.:.:.:.＼:.､ヽ:.:.:ヽ:.',ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._ヽ. ＿
　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 l:. ',:.:.ヽ:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:＼:.:.､:.:.:.ヽ:.ヾ､:.:.:ヽ!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ￣
　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.:.:',:.:.:ヾ ､:.:.:.:＼＞:.:＼:.｀:.:.ﾐ:､:.'r‐､:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ﾄ:!
　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l:.ｉ:.:.',､:.:.ヽ ヽ／:.＼:.:､:.:ヾ:.:､:.:.ヽヽヽヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l }
　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ':.,l:.:.:.',ヽ:.:.:V　｀.ィ ､ヽ､:.ヾ:.､:｀ｉ:.:.ﾐヽ} }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l
　そんな中70才を迎えようとしていた陳立夫を迎えた時点で、　　　　　　':/ l:.ヽ:.＼ヽ:.:ヾｆy　　ヾ､ｰ､:.ヽ:l:.:.ｉ >メ:ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: l
　当時の蒋介石がどういう状態だったのかは容易に想像がつきます。'/　 !:.:.lヽ:.:.ヽ:.:.ｉヽ　　 　 ヽ ｉヽ:.ｉ:├ ':.:.l:.:.:.:.ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l
　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ'　　 :.:.:l　 ヽ _:/　　 　 　 　 !:.:!':.:l　　!:ｉ:.:.:.:.l:.:.:.ｉ:.:.:.:.:.:.:!
　もしも呉国楨のように騒ぎを起こした人物なら話は違いますが、　　　　　　ヽ:!　　 ノ 　 　 　 　 　 !:.:.:.:!　　l:!ヽ:.:.:!､:.:!､:.:ｉ:.:.:.ヽ
　陳立夫は静かに失脚した人物です。加えて優れた人格者であったので、　　 ＼ 　 ｀ .┐,　ﾌ 　 　 !:.:.:!　　 ! 　 ＼ ＼ヾヾ:.:.!｀ヽ
　明らかに蒋介石個人の目的で帰国を要請したといえます。　　　　 　　　　　 　 　 　　　 　 t _　　 　 !:.:!　　　　. .　＜　 ∧ ｀ヽ _
　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ　　.ィ∧ . . ´／　　　　_　.>._
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ´ ｉ:.ｉ／ : ／　　　才´　　　 ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／l ｉヽ／　　 ／　　　　匕´　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_..イ ζo:ハ　　 / 　 ／　　　　　　　 ＼

┌────────────────────────────────────────────────────────┐
│そしてこの時期は、外省人でも大陸で生まれ、幼少の頃に台湾へ渡った世代が着実に政界に進出し始めていった時期でもある。　　　　│
└────────────────────────────────────────────────────────┘

　　 　 　 　 　 |￣l＼　　　　　.|￣l＼
　　 　　　|￣l｀|　 | |￣￣￣￣|　 | 　＼
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　　 　｀l　[]l[]. |　 | | 日日日　| 　|　|　田田　田田　田田　田田　田田　田田　田田　| 　 　 |二二二]＼
　　 　[二二二| 　| |　 　 　 　 | 　| [二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二]　　　| 田田　| 　|
　　 　｀l　[]l[] .| 　| | 日日日　| 　|　|　田田　田田　田田　田田　田田　田田　田田　| 　 　 l二二二]　 |
　　 　[二二二| 　| |　 　 　 　 | 　| [二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二]　　　| 田田　| 　|
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　　 　 　 　 　 　 　 |　 | 　|　　　　　　 　 　 | 　|　｜国立政治大学　|
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　 　 　 　 　 　 　 　 水// 　 i /l　 　 　,/ _/＿/l /　ヽ‐z‐'- ､_　　　　　/:./
　 　　　　　　　　　／ /ｲ l 　 lﾍﾊ,_　 ／l／ﾚ'ｲ__ﾚ,i　 　ﾄｲ　 　 　 　 　 /:.:,'　/　, -‐
、　 　 　 　 　 　 　 　l　! l　 lj　'´ゝ 'ﾞ　 　 ―…' /　 ,　ｌi ＼　　　　　,.':.:.:.i /:.'´:.:.:.:.:
:.:.:. 、　 　　ﾄ、　 　 　 　Vﾍ　! __,. -'　 ,　 　 　 ∠. イ　 l '、　 　 　 ,.':.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.　　　なに～ぃ？
:.:.:.:.:.:.:.':..､ト丶:.:､　　　　　| ヽﾄ,　　　　 _, - ｧ　 　 　l　 　l 丶　 　,/:.:.:.:.:.:.:.:.:. : : : : : :
:.:.:.: : : : :.:.:.:.:丶:.:.:.ヽ 　 ／ヽ 　ﾄ､ 　 　 ￣‐　 　 　/|　 　l　 ヽ　/:.:.:.: : : .: : : : : : : : :　　　　こんな簡単な質問にも答えられないのぉ？
: : : : : : : : : : :.:.:.:.:.:.:.:／　 　 ＼l　ゝ 、　　　　　.／ ,l　 　l　 　 /:.:.:. : : : : : : : : : : : : :　　　　つくづくジャンクねぇ。
: : : : : : : : : : : : :.:.:.:/　 　,　／　 　/　＞‐-ｚ::ﾆｼﾍ./　 //　 　;:-‐'´:. :ヽ: : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : //　 / /:＼　 / l　〈二f:.ハ:. :. / , ／　 ／:. :. :. :. :. :. :.＼: : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : lｲ　 l /, -‐-ｽ、,'　／:. :/　 ',:./'´>xｬ‐:.':. :. :. :. :. :. :. :. : . :.>､:＿: :
:.:.:.:.:. : : : : : : : : :　|:l　 l/:. :. :. :. :. :.ﾔく:. :./-　‐|:.／´〈l:. :. :. :. :. :. :. :. :, -:. ´:. :. :. :./:
:. : : : : : :.:.:.:. : _, -‐'ヽ　!:. :. :. :. :. :.kj 　 ´__　＿ 　 　/ﾄ､:. :. :. :. :. :.／:. :. :. :. :. :. :/:.:.:
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'　 l | !_／ｲl |, 　 l ',　　| ﾍ. 　 l　 　　　/ |　 ;ｉ　 ,　　　 | l
　 ,l/,r‐'´!.| ',|ヽ　| ヽ　 ｌ　ヽ　｜ 　 　 l　l　/ｌ　 l, 　 　 ｌ｜
　/ /　 　',| 十' 寸 二ﾏＴ´　ヽ.|!　 　 / ┼/-l､_,|　 　 /! !
,/ /ｌ　　　 |　丶　＼ ＿＼　 　'|l 　／ ‐ﾅ'´　|/lj 　／ /'ﾞ
. / |'、　 　 ', ‐､―r┬ｬ､` 　 　 i／　 ‐/_‐__/ /-‐'i　/　　　　　　　　
/　 ! ヽ.　 　ﾍ　≧=一' ´　 　 　 　 　 ゝ'-彡ﾏ´　/　 　 　 /'ヽ　　　　……もういいわぁ、おばかさん。
　 　! l　＼ 　 ヽ　 　 　 　 　 　 　　　　　　〃　 /!　　　　/　 |　　　　
　 l　| l　 　＼　 ＼　 　 　　　　/　 　 　 ／　／i｜　 　 /　 /　　　　　今年の単位はナシね。
　ｌ　 l｜ 　 |　ト￣´　　　、＿, ＿,　 - '´-‐イ 　 ｌ|.　 　/　 /　　　　　
ー ､ l l　 　| /＼＼ 　 　　´ 二´　 　／　　｜ 　 ｌ　　/ 　/＿＿, --　ツンデレが至高であることに疑問を抱くジャンクが、
:::::::::::| l　 　|::::::　＼ ﾞ　 、　　 _　ィ ´｜　 　 l　 　, -:/　, ｨ;::::::::::::::::::::　我が政治大学の講義で単位を取ろうなんておごまがしいわぁ。
::::::::::::l｜ 　 !::::　::::::::－＿天 　 　! 　 |　　　l／´::::::/　/´ﾄ-､------
:::::::::::::', l　 　|:　::::::::/´:|:::/「l＼ 　 ! 　 !　 　l＿＿::/／　/　　＼::::::::::
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.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あらぁ学長、ご機嫌麗しゅう。　　 :.ィミY:ｲｨx　 |!__j　　 ハ:. 　 i! !　j　}i　:.　 Vヽ.　　　　　　　 ／三/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　 くく⌒〉{:( }:}　 |!　i「Тiト:|　　/大:ﾌｲ/　} 　 }ﾆi:!　　 /ヽ　 ／三ﾆ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　 ∧:}ノｲi:ｙ:ｲ　.:ﾄ､,ﾊ_ﾊ ﾄ､!　,ｲ,ｨ,.ｲﾚｧ'　/;ｲ,ﾊ!ｺ:ﾉ、／三}イ,ィ三／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　 　 　 　 /　ﾌ/ ﾉ;ィi　ヽ.:代:::':ﾂ`ｊハﾉﾚ'ﾋ:'::ｿ/ ,ｲ 〃1}jXヽ _三=彡三三三≧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　≧x 　 _ .．才ﾆ彡' // 八　　 ト｀ ￣　　　、｀ ￣'イ彡!　 ヾ:､ ｀ ¨三 ｀ヾ!三三三二ﾆ=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　三=＜.ィ ´＞ｘ.　　{:i /　 ヽ　 ヽ 　 　 ､ _ ，　 ノ!: |: 　{_,､イ三三三三三三三三三三≧
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　　　　　_;.-‐- ._ :.:....　　ヽ　 〉　　　　 ヽ　 ｀￣　{
.....:.:.___;.r‐:.:./,´こヽ:ｰ-:.ｒ''´　′_　　　　 　 ヽ　r' ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{｛ ｒ‐ﾍ. ',:.:ｦ　　　　　｀ヽヽ､　 　 { ′.ノ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ぃ.{　〈　ヽ'　　　　-_ <´こﾊ｀ﾓ.ノ ,tﾃ'′
｀ｰヽ:.:.:.:.:.､__:ヽ ｀ｰ'　　　　 　 　 ´　￣／ ′　Yヽ　　(やれやれ……)
　　 ｀ヽ._:.:.:.:￣,へ　　 ヽ　 　 　 　 　 　 ,r　　　V
　　　　 ,r冫rヾ　/　　　 ヽ　　　　　　　 ヽ-､　　}　　　君、後で応接室にきなさい。
__, -‐／ｒ ヽ 　 l〈　　　　　l 　 　 ／　　　　　｀「
::::::／:::::ヽ　ヽ　l ヽ　　　　 l 　 /　　　　 _＿_/
::::〈:::::::::::::ヽ　ヽ l　 ヽ　　　 l　｛　　'´￣___,,.ﾉ
:::::::ヽ::::::::::::ヽ　 ＼　　｀丶 .　　｀　 '´￣__Y
´￣::ヽ::::::::::::丶　　＼　ヽ　 ＼_,.-'´￣ 　 ﾄ､
:::::::::::::ヽ::::::::::::::＼　　 ＼ ､　　rﾍ:.:..:. . .:,ノヽ:＼
:::::::ヽ:::::ヽ:::::::::::::::::＼　　 ＼　 }　l´^'ﾍ'´:::::::::::|:::ヽ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　|>┬<　 　 |　 |　　|　| l |　　　　｜/|　 l|　 l|　 | 　 ＼>┬<|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　 //|:||:ﾄヽ 　 |　 |l　/|　| 八　　　 /|/｜/ |　/|　 |　　 //|:||:ﾄ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　 |:|_|:||:|_ﾉ:|　 |　斗 {┼ ト廴ヽ　／/　」厶 }/ｰ|､/|　　 |:Ｌｌ:||:|_ﾉﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　 　 7TTトイ 　 l＼|　≫云ミ　　　　　 ≫云ミｋ ﾚ'亅　　｀7TTT´
　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　 |::| |:|　|ヽ　 l 　 《　 ﾋﾘ　　　　　　　　ﾋﾘ　 》　/ 　 / | |:| |:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　？　　 　 　　　 　 |::| |:|　|　＼ ＼　 ー=　 　 　 　 　 　 =一　 /　　/ ｜|:| |:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　＼　 Ｌ| |」　ｌ　　 ＼ ＼　　　　　 ｉ　　　 　 　 　 /　／ 　 |〈::| |::〉　　 　 ｒ≦
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　三≧く　　　 l　　　 |ト-ヽ　　　　　　　　　　　∠ イ 　 　 l　　　|　 ｒ≦三三
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　三二ア 二二ｌ　　　|:＼　　　　r=====、　　 　 ／| 　 　 ｌニー＜三三三三
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　三=/ /.::.::.::.::.::l　　 |::.::.|}>､　　`ー―‐' 　 　 イ 〈{|　　　l::.::.::.::.＼＼三三三
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　三/ /.::.:::.:::.:::.:::ｌ　　|::.::.|}〉　 ト　　　　 　 ＜|　　〈{|　　 l::.:::.:::.:::.::.:.＼＼三三
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　=7 /.::.:::.:::.:::.:::.:::.l　 |::.::.|}〉　 |::.:/＞＜ｌ::.::.::./　　〈{|　　ｌ::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.ヽ Ⅵ三
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　/ └-　＿ :::.:::.:::.ｌ　|::.::.|}〉　 ＼|:|　　|:|::.／　 　 〈{|　 ｌ::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::. 〉 ∨
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　　　　　||∩・∀・).||　　　.从从w!|　||==========||
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　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ:/ i:ｨ::ヽ　　 |　l　i　! |　　ｉ 　 i　ｉ　! l　､　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　l:l_/!:レ'::〉 / | .li　l　! |　　| 　 l　|　! |　 |　 ﾊ
.　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　/:/ｉ ﾄｒ‐i´　.!‐トl､! l　! |　　|　 /　|　! |　 |　 | |
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　::/ .ｌ |:|　!　 .l≡＞≧l＼ 　 ｌ .//　ﾚ//　./　.ﾊ.!
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　| |:|　ヽ　|ﾔ''{ fﾝ}ヾﾐ　∨/ム一〈/　/　/　l|
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　国民党が私に？　　　| |:|　　|ヾ､　`'~　 　 　 　 ィtfｿ7／,}／　 " ,ｨ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　| ヾ 　 |　　　　　　　 　 　 `~ / ／ｨ|　　 ／/
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　.!　 　 i＼　　　　 　 __ ´　　<"ｲ　 l」 ／.:::/.
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　 !　　 .ﾄ､.,へ　　　'‐ ´　 イ　i ／/／.::.::./,─ｧ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 .l　　 l::::::::二_＞ -､.＜ 　,|　 !: : : : -- ―<＿
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　ニﾆiハ　 |::／／７只ﾄ､＼ ／:l　 .ﾄ､: : : : : : : : :‐-
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　:::::::::ヾ∧ |::＼｀´,ｲ　|:L/厶ー:|　 .!:::＼ : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　:::::::::::::＼ﾍ/　 ¨ i:!　 ￣ .}:::::::::|　 .!:::::::::ヽ : : : : : :

　　　　　_;.-‐- ._ :.:....　　ヽ　 〉　　　　 ヽ　 ｀￣　{
.....:.:.___;.r‐:.:./,´こヽ:ｰ-:.ｒ''´　′_　　　　 　 ヽ　r' ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{｛ ｒ‐ﾍ. ',:.:ｦ　　　　　｀ヽヽ､　 　 { ′.ノ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ぃ.{　〈　ヽ'　　　　-_ <´こﾊ｀ﾓ.ノ ,tﾃ'′
｀ｰヽ:.:.:.:.:.､__:ヽ ｀ｰ'　　　　 　 　 ´　￣／ ′　Yヽ　　　そうだ。恐らくお前のアメリカ留学経験を買われてのことだろう。
　　 ｀ヽ._:.:.:.:￣,へ　　 ヽ　 　 　 　 　 　 ,r　　　V
　　　　 ,r冫rヾ　/　　　 ヽ　　　　　　　 ヽ-､　　}　　　この対外情勢の厳しい中、優秀な若者をどんどん取り込もうと
__, -‐／ｒ ヽ 　 l〈　　　　　l 　 　 ／　　　　　｀「　　　　政府は必死のようだ。かつて制限していた本省人の幹部職就任も相次いでいる。
::::::／:::::ヽ　ヽ　l ヽ　　　　 l 　 /　　　　 _＿_/
::::〈:::::::::::::ヽ　ヽ l　 ヽ　　　 l　｛　　'´￣___,,.ﾉ
:::::::ヽ::::::::::::ヽ　 ＼　　｀丶 .　　｀　 '´￣__Y
´￣::ヽ::::::::::::丶　　＼　ヽ　 ＼_,.-'´￣ 　 ﾄ､
:::::::::::::ヽ::::::::::::::＼　　 ＼ ､　　rﾍ:.:..:. . .:,ノヽ:＼
:::::::ヽ:::::ヽ:::::::::::::::::＼　　 ＼　 }　l´^'ﾍ'´:::::::::::|:::ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ:/ i:ｨ::ヽ　　 |　l　i　! |　　ｉ 　 i　ｉ　! l　､　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　l:l_/!:レ'::〉 / | .li　l　! |　　| 　 l　|　! |　 |　 ﾊ
.　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　/:/ｉ ﾄｒ‐i´　.!‐トl､! l　! |　　|　 /　|　! |　 |　 | |
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　::/ .ｌ |:|　!　 .l≡＞≧l＼ 　 ｌ .//　ﾚ//　./　.ﾊ.!
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　| |:|　ヽ　|ﾔ''{ fﾝ}ヾﾐ　∨/ム一〈/　/　/　l|
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　…………。　　　| |:|　　|ヾ､　`'~　 　 　 　 ィtfｿ7／,}／　 " ,ｨ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　| ヾ 　 |　　　　　　　 　 　 `~ / ／ｨ|　　 ／/
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　.!　 　 i＼　　　　 　 __ ´　　<"ｲ　 l」 ／.:::/.
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　 !　　 .ﾄ､.,へ　　　'‐ ´　 イ　i ／/／.::.::./,─ｧ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 .l　　 l::::::::二_＞ -､.＜ 　,|　 !: : : : -- ―<＿
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　ニﾆiハ　 |::／／７只ﾄ､＼ ／:l　 .ﾄ､: : : : : : : : :‐-
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　:::::::::ヾ∧ |::＼｀´,ｲ　|:L/厶ー:|　 .!:::＼ : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　:::::::::::::＼ﾍ/　 ¨ i:!　 ￣ .}:::::::::|　 .!:::::::::ヽ : : : : : :


　　　　　_;.-‐- ._ :.:....　　ヽ　 〉　　　　 ヽ　 ｀￣　{
.....:.:.___;.r‐:.:./,´こヽ:ｰ-:.ｒ''´　′_　　　　 　 ヽ　r' ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{｛ ｒ‐ﾍ. ',:.:ｦ　　　　　｀ヽヽ､　 　 { ′.ノ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ぃ.{　〈　ヽ'　　　　-_ <´こﾊ｀ﾓ.ノ ,tﾃ'′
｀ｰヽ:.:.:.:.:.､__:ヽ ｀ｰ'　　　　 　 　 ´　￣／ ′　Yヽ　　お前はどうする気だ？
　　 ｀ヽ._:.:.:.:￣,へ　　 ヽ　 　 　 　 　 　 ,r　　　V
　　　　 ,r冫rヾ　/　　　 ヽ　　　　　　　 ヽ-､　　}　　　
__, -‐／ｒ ヽ 　 l〈　　　　　l 　 　 ／　　　　　｀「
::::::／:::::ヽ　ヽ　l ヽ　　　　 l 　 /　　　　 _＿_/
::::〈:::::::::::::ヽ　ヽ l　 ヽ　　　 l　｛　　'´￣___,,.ﾉ
:::::::ヽ::::::::::::ヽ　 ＼　　｀丶 .　　｀　 '´￣__Y
´￣::ヽ::::::::::::丶　　＼　ヽ　 ＼_,.-'´￣ 　 ﾄ､
:::::::::::::ヽ::::::::::::::＼　　 ＼ ､　　rﾍ:.:..:. . .:,ノヽ:＼
:::::::ヽ:::::ヽ:::::::::::::::::＼　　 ＼　 }　l´^'ﾍ'´:::::::::::|:::ヽ

　　　　　　　　　　　　　　 　 　　_＿＿＿＿_
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,∠,ｨｧｯy,､_,､_,､_,辷z,_
　　　　　　 　 　 　 　 　 ,∠r=《_亥ｿ======‐-ﾐ､. ＼
　　　　　　　　　　　　 ∠,r辷二二二二二辷辷ﾐ ＼ ﾍ,　__
　　　　　　　 　　__　 /／,_,rﾍr'＾'‐'＾'‐'＾'‐'＾'‐ﾍ,-､＼＼V》 〉
　　　　 　 　 　 〈 《V rf￣　l　 　 　 |　　　　 　 'v＼≫=≪
　　　　　　　　　≫ﾄ|　:ｌ 　　|　 　 　 !　　　 　 　 l:| 〈《仆,》.〉
.　　　　　　 　 〈《//|　:| 　　|　　 ｌ　 l　 　 ｌ　　 ,ｲ:|　 Ⅵｿ|:|ﾍ
　 　 　 　 　 　 `ｰ'l:|　:| 　　'.　 　ヽ, ＼　人　 /ﾞﾘ|　　 ﾄ､|:|. ﾍ,　　　　　そんなのお断りだわぁ。
　　　　 　 　 　 　 从　)､ 　,》＼　　》､人, 孑ヤT丁 　 ﾄ､|:ﾄ､. ﾍ
. 　 　 　 　 　 　 /　人　 )､jト--＼《 　　 .,ｨﾔ_気チ　 《　|｣　＼.),
　 　 　 　 　 　 /　/:ｌ人 八 ﾁﾔ_気　　 　 ` '宀'ﾞ7　 / |!　　＼ 　ﾍ、　　 ﾊ
　　　　　　　　〈 .〃 |　 |ｈ､》,` 宀'´　､ 　　 　 ∠_,.ｲ　.ﾄ､　　　＼ 　),._,ノ ﾘ
.＼　　　　　　 《/　/| 　| 「ｈ､ス　　__,x-､イ 　 ／〔ﾘ　 ｌ　＼　　　＞'ﾞ　／ 　 　 　 　 ﾊ
＼.｀ﾐ=､＿＿_,/　/ j| 　| : l从　|`'ﾉ x,ヽヽ.ﾄイ　￣］ 　人 　,＞'´::: : :∠＿ 　 　 ＿,ノ　}
＿,＞　　　　　￣￣从人 　气┴个7　　 .,r仍.　/　/￣￣＼:::::: : : : 　 　 ￣￣ 　_彡ﾞ
＿,二ﾆ＝-　　: ::::::::::::／ ＼__ ＞-/　　 / ｢》 〉/　/: : : : : : : ＼::::: : : : :　　　-=二. ＿
＿　 　 ,.　-‐　: ::::::／: : : : : : : /⌒ﾞV⌒ﾞ〉｣《//　/: : : : : : : : : : ＼::::::: : : : :　　 　 　 　 ,二ﾆ=-
＿,.＞　　 : : : ::::::)': : : : : : : : :厶　 　 　 |┐_/ イ: : : : : : : : : : : : : :),::::::: : : : : ‐=ﾆ二￣

　　　　　_;.-‐- ._ :.:....　　ヽ　 〉　　　　 ヽ　 ｀￣　{
.....:.:.___;.r‐:.:./,´こヽ:ｰ-:.ｒ''´　′_　　　　 　 ヽ　r' ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　．．．　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-_,.ニ　-――- 　 ::.::.::..＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／／　　　　　　　　　　＼:.::.::.:.ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /／　　　　　　　　　　　　　 ヽ::.::.::.::.l＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　　　　　　　　　ヽ 　 ヽ　'.　 ﾍ::.::.::.::|　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　| 　 |　　　|ｌ　　|　｜　 ヽ::.::.:｣__　',
.　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　 |　ｉ |　　|l　|　 |,lイ丁　|　 　 ７::/::.::ヽ　,
　　　考えてみなさぁい、確かに今は国難だけれど所詮　　　 　 '　! 　 　|　| |'. 　| ! |／| ,,ィ二寸　 |　|_｣::.::.::.::|　 、
　　　この時期にヘッドハンティングする奴なんて、　　　　　　　 　｜ l 　 |　|　| | ヽ | ｌ |ヽ〃（ 勺刈　 |　|_｣::.::.::.::|　　＼
　　　北極に食料を置いていく探検家と同じよ。　　　　　　　　　　 |　| 　 |　l　仁≧＼l ｌ　　　＞'´｜,/|　|_｣::.::.::.::|　丶　 ＼
　　　どの道登用されてもそいつの恩を延々と引きずるのよぉ？｜ |　l∥ |　ト"（で)ヽ　 　 　 　 ﾉ´/|　|::.:ｌ:.::.::.∧　　＼ 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　 　 、ｌ　lハ |ヽ|ハ `'´'　　　　ィ　　 //|　 `ｰｧ‐く　ヽ　 　 ＼　　＼
　 　　そんな安っちい算段に乗るほど私は甘くは無くてよ？　　 　 ＼　 |∥ ヽ|∧　　 ＜__／　　　 ｲ　　 厶…-､ ＼　 、　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 l |!　　|　ト　.,　　　　　 ／ / 　 /.:.::.::.::.::..＼ ＼ ＼ 　 ＼
　　 　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |!ﾍ　|　| 　 ｉ｀ 　 ー _>ｲ/ 　 /.:.::.::.::.::.::.::.:..＼ ＼ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧|　| 　 ｌ 　 ,.｢:::Y{:::/ 　 /|::.::.::.::.::.::.::.::.::.l::ヽ　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　〉　| 　 ｌ /´厶ｲ｢V　　/.::|::.::.::.::.::.::.::.::.::..＼l　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ _厶ィ:|　 ィ′　　　/ 　 /.::.:|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:｀ ｰ- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ' /.::.::.::.::jｲ｀～i⌒Y＾7 　 /.::.::.|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.ヽ

　　　　　_;.-‐- ._ :.:....　　ヽ　 〉　　　　 ヽ　 ｀￣　{
.....:.:.___;.r‐:.:./,´こヽ:ｰ-:.ｒ''´　′_　　　　 　 ヽ　r' ヽ
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:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ぃ.{　〈　ヽ'　　　　-_ <´こﾊ｀ﾓ.ノ ,tﾃ'′
｀ｰヽ:.:.:.:.:.､__:ヽ ｀ｰ'　　　　 　 　 ´　￣／ ′　Yヽ　　　では、その安っちい算段を持ちかけてきたのが、
　　 ｀ヽ._:.:.:.:￣,へ　　 ヽ　 　 　 　 　 　 ,r　　　V　　　蒋経国だったらどうする？
　　　　 ,r冫rヾ　/　　　 ヽ　　　　　　　 ヽ-､　　}　　　
__, -‐／ｒ ヽ 　 l〈　　　　　l 　 　 ／　　　　　｀「
::::::／:::::ヽ　ヽ　l ヽ　　　　 l 　 /　　　　 _＿_/
::::〈:::::::::::::ヽ　ヽ l　 ヽ　　　 l　｛　　'´￣___,,.ﾉ
:::::::ヽ::::::::::::ヽ　 ＼　　｀丶 .　　｀　 '´￣__Y
´￣::ヽ::::::::::::丶　　＼　ヽ　 ＼_,.-'´￣ 　 ﾄ､
:::::::::::::ヽ::::::::::::::＼　　 ＼ ､　　rﾍ:.:..:. . .:,ノヽ:＼
:::::::ヽ:::::ヽ:::::::::::::::::＼　　 ＼　 }　l´^'ﾍ'´:::::::::::|:::ヽ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　//ｌ::| |::＼　l|　|　｜　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　 　 　 | 　 | ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　/: |::| |::ﾄ､∨|　|　｜|　|　｜　 |　　　　l　　 |　l| |　　 j　l　　| |::ﾄ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　:/ |::| |::| |::|∥｜　|人 |＿j_| 斗　　　 卜　⊥」|_| 　 /　′　| |::| ヾ:l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 |::| |::| |::|八　、 |￣ヽ＿｜　l　　 　 |　 厶八 厂/　/　　 | |::|__ｊ::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　ニィ　トごﾉ　 ＼ヽ|〆 二、ヽ　|　　　/ｌ ｲ 二 ｀ヾｲ／　　　 | トr―'
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　|::|　|::| ヽ　 　 |ヾ　　　　 　 　 ヽ/　　　　　　　ﾘ//　　 /｜|::|
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　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　 　 /.:::::／　　　　　　　 　 　 　 　 ＼:::::::::.ヽ　　ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　|　 | |ｌ l|　|ｌ　| | ｌ |ｌ　|　l|　>イ | l　| || | ヾ､ｲハ､_ﾉl　|!
　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　 |　｜ｌ| |l　|ﾍT ト ハ ヽ ﾍ´ ,,斗=ﾆ、寸| l /7⌒ｌT´l　|l
　　　　　　　　　　　　　　　　 どどどどどどどどど、　　　　　　　　　　|　｜|ｌ l|ヽ|,,ゝ ;=ﾐ　 ＼＼〃 | r、 }〝ﾘ //.:::::::| |l｜　|
　　　　　　　　　　　　　　　　 どーして蒋経国院長なのよぉ？！　 　　、ﾄヾ ヽﾍ〈　{ tﾍ　　　　　 ､ヽﾞノｨ　//〈::::::::::ハ|｜　|l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼l＼ヽ＼　ヾ彡　　　　　　￣　 , ∧::ヽ／ｰ┴ｯ　　ｌ|
　　　　　　　　　　　　　　　　どうして私のような一教員に！！？　　　 　 |　 ＼ ヽ　　　 '　　　_,,.　u／/ / 厂::::::::fア　＞'⌒ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 　 ｀　＞、　 ヽニ´'´　　 ｲ　' /.:::::::::::fｱ　/.::::::::::::::::::l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧　　　〈 |｜|＞,、　__　 ＜__l　l ｌ::::::::::::fｱ　/.:::::::::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 〔￣ヽ　　　ヽl| l:::::|{ﾑ::::::::仁ヽ_|　|:l|:::::::::fｱ　/.::::::::::::::::::::::::ﾄ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿〕ｰｔ__,、　ｲl　|:::::| {ﾑ:::::::}_ ィﾄ|　|:l|::::::fｱ　/.::::::::::::::::::::::::::::い、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　八__ﾄ､　　 ￣ヽ|ｌ |:::::| ｀{ﾑ::::::/::|∥ |::|:::fｱ　/.::::::::::::::::::::::::::::::::.＼ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　廴__人} 　 ∥(|ｌ:::ﾄ、 ｀ヾｲ::::|∥ |:::fｱ　r'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉
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　　　　　_;.-‐- ._ :.:....　　ヽ　 〉　　　　 ヽ　 ｀￣　{
.....:.:.___;.r‐:.:./,´こヽ:ｰ-:.ｒ''´　′_　　　　 　 ヽ　r' ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{｛ ｒ‐ﾍ. ',:.:ｦ　　　　　｀ヽヽ､　 　 { ′.ノ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ぃ.{　〈　ヽ'　　　　-_ <´こﾊ｀ﾓ.ノ ,tﾃ'′
｀ｰヽ:.:.:.:.:.､__:ヽ ｀ｰ'　　　　 　 　 ´　￣／ ′　Yヽ　　　(まったく、分かりやすい奴め)
　　 ｀ヽ._:.:.:.:￣,へ　　 ヽ　 　 　 　 　 　 ,r　　　V　　　
　　　　 ,r冫rヾ　/　　　 ヽ　　　　　　　 ヽ-､　　}　　　理由は知らん。英文が出来て、国際政治に詳しい人間を
__, -‐／ｒ ヽ 　 l〈　　　　　l 　 　 ／　　　　　｀「　　　　是非迎えたいんだろう。やれやれ、本当にいい耳と目を持った男だ。
::::::／:::::ヽ　ヽ　l ヽ　　　　 l 　 /　　　　 _＿_/
::::〈:::::::::::::ヽ　ヽ l　 ヽ　　　 l　｛　　'´￣___,,.ﾉ
:::::::ヽ::::::::::::ヽ　 ＼　　｀丶 .　　｀　 '´￣__Y
´￣::ヽ::::::::::::丶　　＼　ヽ　 ＼_,.-'´￣ 　 ﾄ､
:::::::::::::ヽ::::::::::::::＼　　 ＼ ､　　rﾍ:.:..:. . .:,ノヽ:＼
:::::::ヽ:::::ヽ:::::::::::::::::＼　　 ＼　 }　l´^'ﾍ'´:::::::::::|:::ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 _　-‐::::::::￣::::::::￢―　、　｀　、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　／.:::::::}>{包}く]:::::::::::::::::::::::::.＼　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／.:::::　　-宀冖冖宀ー-　:::::::::::::.＼　　＼
　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　 　 /.:::::／　　　　　　　 　 　 　 　 ＼:::::::::.ヽ　　ヽ
.　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::／　　　　　　　　　　　　 、　　　＼::::::::'　　　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　 　 /／　 　 　 '　　 /　　　 　 　 |　　l　|　 ヽ::::|　 　 |l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　〈/　 　 　 |　| ｉ　｜ 　 |　　|　l∥｜|　| l＿|::::|＿　l｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　 ′|　'｜ ||　| |　l||　!　| '.　l　j｣Ｌ⊥!| l {{⌒氷⌒ヾ|｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　|　 | |ｌ l|　|ｌ　| | ｌ |ｌ　|　l|　>イ | l　| || | ヾ､ｲハ､_ﾉl　|!
　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　 |　｜ｌ| |l　|ﾍT ト ハ ヽ ﾍ´ ,,斗=ﾆ、寸| l /7⌒ｌT´l　|l
　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　｜|ｌ l|ヽ|,,ゝ ;=ﾐ　 ＼＼〃 | r、 }〝ﾘ //.:::::::| |l｜　|
　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　…………。　　 　　、ﾄヾ ヽﾍ〈　{ tﾍ　　　　　 ､ヽﾞノｨ　//〈::::::::::ハ|｜　|l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼l＼ヽ＼　ヾ彡　　　　　　￣　 , ∧::ヽ／ｰ┴ｯ　　ｌ|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |　 ＼ ヽ　　　 '　　　_,,.　u／/ / 厂::::::::fア　＞'⌒ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 　 ｀　＞、　 ヽニ´'´　　 ｲ　' /.:::::::::::fｱ　/.::::::::::::::::::l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧　　　〈 |｜|＞,、　__　 ＜__l　l ｌ::::::::::::fｱ　/.:::::::::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 〔￣ヽ　　　ヽl| l:::::|{ﾑ::::::::仁ヽ_|　|:l|:::::::::fｱ　/.::::::::::::::::::::::::ﾄ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿〕ｰｔ__,、　ｲl　|:::::| {ﾑ:::::::}_ ィﾄ|　|:l|::::::fｱ　/.::::::::::::::::::::::::::::い、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　八__ﾄ､　　 ￣ヽ|ｌ |:::::| ｀{ﾑ::::::/::|∥ |::|:::fｱ　/.::::::::::::::::::::::::::::::::.＼ヽ


　　　　　_;.-‐- ._ :.:....　　ヽ　 〉　　　　 ヽ　 ｀￣　{
.....:.:.___;.r‐:.:./,´こヽ:ｰ-:.ｒ''´　′_　　　　 　 ヽ　r' ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{｛ ｒ‐ﾍ. ',:.:ｦ　　　　　｀ヽヽ､　 　 { ′.ノ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ぃ.{　〈　ヽ'　　　　-_ <´こﾊ｀ﾓ.ノ ,tﾃ'′
｀ｰヽ:.:.:.:.:.､__:ヽ ｀ｰ'　　　　 　 　 ´　￣／ ′　Yヽ　　　二度は言わんぞ。受けるのか？　受けないのか？
　　 ｀ヽ._:.:.:.:￣,へ　　 ヽ　 　 　 　 　 　 ,r　　　V
　　　　 ,r冫rヾ　/　　　 ヽ　　　　　　　 ヽ-､　　}　　　
__, -‐／ｒ ヽ 　 l〈　　　　　l 　 　 ／　　　　　｀「
::::::／:::::ヽ　ヽ　l ヽ　　　　 l 　 /　　　　 _＿_/
::::〈:::::::::::::ヽ　ヽ l　 ヽ　　　 l　｛　　'´￣___,,.ﾉ
:::::::ヽ::::::::::::ヽ　 ＼　　｀丶 .　　｀　 '´￣__Y
´￣::ヽ::::::::::::丶　　＼　ヽ　 ＼_,.-'´￣ 　 ﾄ､
:::::::::::::ヽ::::::::::::::＼　　 ＼ ､　　rﾍ:.:..:. . .:,ノヽ:＼
:::::::ヽ:::::ヽ:::::::::::::::::＼　　 ＼　 }　l´^'ﾍ'´:::::::::::|:::ヽ

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　；　 /､ル'ヽ'´ヽ'´レ､;::::::::ﾏヽ
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　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　 　/　　　|　　　｜　|　イ厂|,ハ !　 |　ﾞ, ￣＼＼ ヽ.ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　 ′ |　ｉ |ヽ 　 ｜／/ /,.斗:‐刋　｜　|　　　￣ 　ﾚ′
　　　　　　　　　……乗ってやるわぁ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　|　|｜_＼　|!　/ 〃ヽソ ' /　/　　| 　　　　＼
　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　|｜　ゝ ＼　-＼∨ 　 　 　　/　ｲ　　 ﾄ 　 　　＼ ＼
　　　　　　　　　でも勘違いしちゃ駄目よ？　別に相手が　　　　　　　　　　| ﾄ　　＼ｨﾍ ソ　　　　　　　／　| 　 　| ＼ 　 　　＼ ゛ー
　　　　　　　　　蒋経国だから受けたんじゃないの。　　　　　　　　　＼___　､ ＼＼ヽ￣´　　ヽ　__,. 　 　　　| 　 　|＼ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　＿＿ ＼＼|＼ ＼ ￣二　　　'´´　　　　　 | 　 　|　 ＼　＞-...　　　 ＿
　　　　　　　　　蒋経国ほどの大物自ら登用に乗り出す程の　　::::::::::::::::::＼,　――‐∠ヽ＿ 　 　 　 　 ／ |　　 ∧__＞'´::.::.::.::.::`＜::::::::::::
　　　　　　　　　国難を憂いての事よぉ。　　　　　　　　　　　　　　::::::::::::::_／　　　―ｯ厂　 　､＼ｰ- 　＜::.::/ 　 /.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.＼:::::::
:　　　　　　　　　そこをちゃんと認識していただきたいわぁ。　　　::::::∧/　　 ／ 　/ 　　ｌ　ｌ　ﾄ　）//「＼::V　　/::.:,′::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::＼:
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　::::::′冫 ／ 　　 | _｣ 　|　|　|∠〈〈仆:::::ﾏ　／.::./::.::.::.::.::.::.::.::.::＿＿＿::.::.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　:::::|　ハ _　　,―┴ぐ_ノ-ｲ‐'::.::/ﾌ┘|::|/ /´::.::./::.::.::　　-―――-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　:::/　　 7 Ｙ´　　　 |__ 　了::.::.//z_r‐ﾚ'／.::.:::./ ﾚ'´::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　〈| 　　/ 　＼　-―{_　￣|_::.::ﾚ燈}彡ｲ::.::.::.::./ /::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:

　　／　　 /　/:::::::::|　　　　　　 /　 　/::::::::::::　　/　__厶/-=＝― ／:::::::::::::::|::::::
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　 /　/:::::_ -‐ / 　 　 ／:::/_ 厶x≦≡‐　''　"￣　　　　　　￣`'￢ﾐ刎仞厂|::::::/
／,ー＜　-‐ /　　 ／,,イ/／''ﾞﾞﾞ　　／二二＼　　　　　　　　　　　 刈ｱ'′,:::::/
／.::　　　　 /　 ／ ,;;／　 　 　 　 / 〃⌒ヽ　ﾍ　　　　　　 　 　 ／'´　　 /::::/
　.:　　　　 / ／　 7/　 　 　 　 　 | ∥ ゞ'　ﾉ ｜　　　　　　　　　　　　　/::::/
　　　　　 ／　　　　＼＿＿_ 　 　 ＼ヾ二´ ／　　　　　　_,.∠　　　　 /::::/　　　　　　
　　　　　　　　,,.. -―-ミ::::::::｀"''ー- ..,,_￣＿_　　　 ,,,..、＜⌒,,. -　　/::::/　 .:　　　　　(そぉよぉ……国難から救うためよぉ。
　　　_,,..　 ＜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ二三三三ジ　"´　　　 /::::/　 .::　　　　　　
　　　｀"''ー- ..,,_　　 ~"'' 　::;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;:　　 　 　 　 　 /::／　.::::　　 .:　　　　そして私はこの国の……)
　　　　　　　　　｀　　　　　　 ｀"''　::;;;;;;;;;;;;::　-‐''´　　　　　　　 ／　／,.::::::　　.:::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　／／:::::　　.:::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／イ:::::::::　 .:::::
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::　　　 ／
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　　　　　　　　　　　　 ア　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／::::::|:::::::::l！
＿＿＿＿＿,.-一'' ／　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::/::::::://
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　　　 _,.､-‐'　 ＿　　-－…￢二 　 |::::::|::|:::::::::::::/::::::://　　　　　　/
－＜=＝ニ二三三三三三三三｢　 |:::::::|::|:::::::::/::::::://　　　　　　/

　　　　　_;.-‐- ._ :.:....　　ヽ　 〉　　　　 ヽ　 ｀￣　{
.....:.:.___;.r‐:.:./,´こヽ:ｰ-:.ｒ''´　′_　　　　 　 ヽ　r' ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{｛ ｒ‐ﾍ. ',:.:ｦ　　　　　｀ヽヽ､　 　 { ′.ノ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ぃ.{　〈　ヽ'　　　　-_ <´こﾊ｀ﾓ.ノ ,tﾃ'′
｀ｰヽ:.:.:.:.:.､__:ヽ ｀ｰ'　　　　 　 　 ´　￣／ ′　Yヽ　　　フン！　素直に出世したいと……
　　 ｀ヽ._:.:.:.:￣,へ　　 ヽ　 　 　 　 　 　 ,r　　　V
　　　　 ,r冫rヾ　/　　　 ヽ　　　　　　　 ヽ-､　　}　　　
__, -‐／ｒ ヽ 　 l〈　　　　　l 　 　 ／　　　　　｀「
::::::／:::::ヽ　ヽ　l ヽ　　　　 l 　 /　　　　 _＿_/
::::〈:::::::::::::ヽ　ヽ l　 ヽ　　　 l　｛　　'´￣___,,.ﾉ
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´￣::ヽ::::::::::::丶　　＼　ヽ　 ＼_,.-'´￣ 　 ﾄ､
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:::::::ヽ:::::ヽ:::::::::::::::::＼　　 ＼　 }　l´^'ﾍ'´:::::::::::|:::ヽ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　＿　　　　　{　　　　　　　　　　　--＿-_,,._、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　,　´　　｀　　.　 丶 .,,__＿,,.　 -‐´ 　 -―〔{〈匀jト ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　 ｀　ー－― ／ ／...::.::.::.::.::.:＞ニく:::.:..＼ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　 _　　 -‐ ／　//.::.::.::.:: 　 -― ―‐ ‐-､:..＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　ト 、　　 　 ´　　 　 　 イ //.::.::.:／/　　　 ヽ　ヽ　　 ＼::.ト、　　　　／⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　|三ﾄ､／　　 ／　 ／＿ｊ ｌ/.::.:::/　　　 |　　　 ',　　　 　 ヽ|ハ　　 ／　　⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　ﾍ三ﾑ　　／　 ／ //ヽ∨ﾆ Ｖ　　　 ハ　､ 　 ｌ　| ﾄ　｜l　l　}ｰ '´　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　__}三込、　 ／ / ヽニ ｲ｛___〉〉 | l ﾄ|､∧　＼ |　| | |　| ﾊ | ⊥、　 /
　　　 　 勘違いするなと言ったはずよぉ、このエテ公が！　 三三三≧く.__/　　　ノﾉト-ｒ１　!弋ﾖ卦ﾐXぃ､＼j厶!イ/ }ﾉ厶〈　 /　, ⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　二三三三三二＞－＜乂｜|　|　圦　｡ﾐﾒ㏍W仏ィﾃ/イ{{丁ヽ〉,′/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　三三三三二ﾆ7.::.::.::.::.:..＼ ｌ｜ |l　ヾ三"＾｀ﾆ ^=ﾟ=ｲﾊ　い〉 　 ヘ ′ 　 __
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　ﾆ二三三二ﾆ7.::.::.::.::.::.::.:::..＼l　l|　　　　 　 ｉ　　｀ /} }　|ー|‐/　｜　 ／　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　三三三二ニ7.::.::.::.::.::.::.::.::.:::.. ＼|ｌ　 {{⌒二ｱ　 ／/ /　ｊ　 |/ 　 ﾉ ／　　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　二三三二ニ|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::. ヽ＼ゞ‐一' イ　 / / 　'　 ,′ /／ 　 ／　　　　　´ }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　三三三三ニ|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.: 〉::.:＞ く___lノ＾ヽ／＿ /　 /'　　　´　-‐ ''´　　 ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　二三/}三/´f ,二二ﾆヽ::.::.::.::.::.::.::..＼ﾉ.::.::.::.::.::.::.: ﾉ/´ 　 ヽ_/､_／ｰｒ'　　　　-‐ '´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　三／厶イ　 ﾄに二ﾆ才「::.::.::.:_::.::.::＞ｆ⌒ー-､厂∨ ｰﾍ 　 |^ー'＾ 　 ー／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　／　　　 　 〈::.::.::.::.//}「ヽ_::.::ﾉ｢｀（　ノ^ｰ┐　'⌒/ゝ ニ ＼｣ ,　‐　 ､／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　 　 　 　 |::.::.／ｲ.::ﾘ::.::|:::.ヽ| ﾉl ｀)'⌒Ｖくこｰ/　　、＿_／　 　 厶　 -―- 、

┌──────────────────────────────────────────────┐
│74年に弱冠32歳にして、蒋経国自らの勧誘で英文秘書となった大学教員の名前は宋楚瑜といった。　　　　　　 .│
│自身が大陸にいた頃の記憶が薄い、あるいは台湾生まれである一方、大陸への強い郷愁を抱く親を持つ　　　 │
│第二世代外省人の複雑な事情を象徴する人物である。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
└──────────────────────────────────────────────┘

　　　　　　 　 ,､　 　 　 　 　 　 　　　　_　　 ,,＿ r＝ミ､＿
　　　　　　　/:::::＼　　　　　　_　 , ィ"ー}ｪr┴─ミ}＞ミYｭ;ミ､_
　　 　 　 　 i:::::::∧:＼　　r="ｰY{＿,,z / }!ィ＝ﾍ /ﾊ'^ｰミﾐュY斗,,
.　　　　 　 /:::: /　`ー::>,ﾉ≠{ユ人 _ __ ノ ヽｪ- ''へﾐﾒ､_　Y{ィイｰ ､
　 ,....-─=＝＝三ニフ¨.／ ￣　 〃￣　　　／　　 `ー"ﾄﾐﾒ}＞､ ハ
　ヽ::::r''￣|::::::i!___／　,　　　　 , '　　　　　〃　　　 　 　 :|　゛ｰ>､ V千ト､
.　　ヽ!　　 ￣,,．　　,.'　　 　 ./　　　　 ／　　　　　　 　 :|　　 　 {{ゞ､く ﾌﾐ､
　　　}!　 ,／:,.'　　./　　　　 /　　　　//　　　 　 　 　 　 |　　　 l ゞ＝ﾄﾊ　{!　　_.....-=-...
　　　ﾒ{ｲ:::::/　　 /　　　　 /　　 　 .//　　　　　　　　　 ,'　　 　 |　　 :ﾄﾐﾒハ}}´:::::::_:xー=ﾐﾒ.､
　／:::::V: /　　 .,'　　　　　i!　　　 .// /　　　　　　　　 ,'　　　　 |　　　　j>Ⅳ＜￣　　　　　 `＼ｰ､
/＞::／ .,'　 　 :i　　　　/ ﾊ!　　 .// /　　　　　　　　 /　　　 　 l　 　 　 |{ハ:::::::＼　　　　 ,..ィ:::::::/
::::／イ:::i l　 　 ﾊ　　　,'./.`| ､　.,' {./!　　　　　 　　 .//　　　　 ,'　　　　 l ヾ !＞=､:＼ｪィ:´:::,．='´
./::::::／::iﾊ　　,'　!　　 i/　 j　 ＼ ji ,'　　　　　　　 .//　　　　 /　　 　 　l　　|::::::＼＞::::::＞'
＞イ::::::／',　 i ハ 　 .|≠=ix i/_　ヽ!　　 　 　 　 .//　　　　 /　　　　　,'　　.|＼:::::::V::／
/:::::::／　,ィi! .|　　＼ .!ゝ/Y:rj:;ﾒﾐ､ iﾊ　　 ,ｨ　 ／.,'＿_　,　,.'　　　　　 ,'　　 ,'　 }＞/:/.､
::::::/:＼/　　', !　 ゝ､ ヽ　¨`''ｰxッ　　| ／/.／　/　　／￣/ ヽ 　 　 /　　 ,'ヽ::ﾊ:::::>ー:::>
:: /三三ヽ　∧　　　＼　　　　　　　　　　　　／z-／,_　 //　　 　 ./　　 .,':::::i::ヽ!::::|￣
ﾊ!三三三 ﾒ　 ヽ　　　 ゞ､　　　　　　　　　　 ゝ {Yr:j: ﾃｧ/_　　〃,.'　 　 /!:::: |:::::|:: :|
三三三三}!　　　＼　 ＼　　　　　 ,;　　　　　　 ¨'' x:/_,,ィ　／,／　 /i.:/ .|::::::|:::::ﾚ"三ｦ,,．-=＝＝＝＝ 壬く､ｪｪｪ=-
三三三三!　　　　　.>､ _ ゝ　　　　　　　　　　　　　￣/,イ .／　 ／　/三.|:::::ﾊ::::ヽ三三三三三三三三三三ヲ-''´
≧≦三ニ|　　　　　八>　　　　ー ､　　　　　　　 ｨ '´　 　　 , ｨ'　　 /三.八:::::::ヽ::::|三三三三三三三三三ミ≧ ､
:::::::::::::::::::::|　　　　 /ィ:::∧　　　 ｰ　`　　　　_ ,ィ´_＿ ． ＜　　　　/三三ﾆヽ::::::::V三三三三三三三三三三三三ﾐﾒ､
:::::::::::::::::::::|　　　 ./!./::::::::::ヽ　　　　　　　 　 _ ,,．イ　　　　　,ｨ　,,．::'':::::＼三 ー"三三三三三三三三三三三三三三＼
:::::::::::::::::::::|　　　 / {::::::::::／}:＞‐─==＝::￣:／　　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::::ヽ三三三三三三三三三三三三三ミ＞､ ￣
:::::::::::::::::::::|　　　/　i:: ／／/r:j ト..＼:::::::::::〃　　 　 　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ三三三三三三三三三三三三三三ハ
:::::::::::::::::::::|　　　!xィ:/ /　// / |!:: ＼＼ /　　　　　.／i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼三三三三三三三三三三三三三ﾆﾊ
:::::::::::::::::::::| 　　　| . / /　// /ﾊ..|:::::::::}／　　　　 ／::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ー -......_＿三三三三三三三三三三ヽ､_
:::::::::::::::::::::ﾄ､　　|!　ヾヽ// /　 |八:／ / 　 　 ／ｲ!::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i 三三三三三三三三三三三≧ﾒ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　宋楚瑜

┌──────────────────────────────────────────────┐
│外省人といえば「支配階層」で、圧倒的優位であったというイメージばかりが目立つが、そうではない。　　　　　....│
│大陸から逃れた多くの外省人は低所得層であり、また雇用のパイも極めて限定された状態にあった。　　　　　　│
│少数派でもある彼らは、文化の違いと二二八事件を発端とした『省籍矛盾』から本省人から白眼視される　　　　│
│日々を送り、楽な生活を送っているわけではなかった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 │
└──────────────────────────────────────────────┘

　　　 ＿
　,＞ｾ乙ト＜、
三三三三三三≧ﾍ丶、
-冖-冖ｰ￢＜三三Y> ＼
　　　　　　　 └ﾍ三三Ｚ　ヽ
　　　　　　 　 　 └ﾍ三|｝　∨
　　　　　　　　　　　└r介=、i
　 /　　　　 　 　 　 ／/l ﾄ､_〉〉
//　 　 　 　 　 　 〈 く__川ヽ,'
/　　　　　　　　　　 ＼_/|l|　〉l
　　　　　　　　　　　　 |l| |l|//
　 　 　 　 　 　 l 　 　 |ｌ| |l|/
　　　　　　　 　 |　　　| | |lﾄ、
　　　　　　　　　l　　　| | |_〉ヽ
　　　 　 　 　 　 ',　　 ﾚ′ ､　ヽ
　　　　　 　 　 　 ',　　　 　 |l 　 ＼
　　　　　　　 　 　 ',　　　 　ﾄ､　 　 ヽ
　　　　　　　　　 　 ',　　　　|::.ヽ　　　＼
　　　　　　　　　　　 ',　　　｜::.::＼　 　 ヽ

┌────────────────────────────────────┐
│その上第二世代外省人は本籍が大陸にありながら生まれ育ちが台湾であり、　　　　　 │
│思春期を台湾で過ごす彼らにとっては『生まれ』は大変不安定な要素となりえた。　　　...│
│自分は台湾で生まれ育ちながらも、親は大陸に強い帰属意識を持つ。　　　　　　　　 　 │
│アイデンティティの形勢にはあまり適さない環境で彼らは育っていったのだった。　　　.....│
└────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　 .∧__,,∧
　　　　　　　　（´・ω・`）　僕は台北生まれで台北育ち。両親は大陸生まれで、
　　　　　　　　 (つ　と)　　とても大陸に帰りたがっているんだ。
　　　　　　　　 ｀ｕ―ｕ´　　でも僕とって大陸は……


　　　　　　　　 .∧__,,∧
　　　　　　　　（´・ω・`）　遠いよ……大陸生まれの兄貴だって同じさ。
　　　　　　　　 (つ　と)　　
　　　　　　　　 ｀ｕ―ｕ´

┌──────────────────────────────────────────────────┐
│無論中には、周囲と親の影響下で強力な漢民族意識をもつ者もいた。しかし、大陸で生活基盤を持った経験の無い　　　.│
│彼らの台頭は台湾社会における本省人との関係に僅かずつであるが変化を与えていくことになる。　　　　　　　　　　　　　.│
└──────────────────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞′´　　　　＼::::::::＞､＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　／ 　 　　　l ヽ　　　￣ //小 ＼Ｙ/
　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　 　 　 . '　/ 　　　　 |　｜ﾄ　 |　 ＼'｣ﾄ ＼＼＿_
　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　 　 /　　ｌ　　　　 　|　∥| } _|　　　ｌ ＼＿ヽ_ ＼＼
　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　 　/　　　|　　　｜　|　イ厂|,ハ !　 |　ﾞ, ￣＼＼ ヽ.ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　 ′ |　ｉ |ヽ 　 ｜／/ /,.斗:‐刋　｜　|　　　￣ 　ﾚ′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　|　|｜_＼　|!　/ 〃ヽソ ' /　/　　| 　　　　＼
　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　|｜　ゝ ＼　-＼∨ 　 　 　　/　ｲ　　 ﾄ 　 　　＼ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| ﾄ　　＼ｨﾍ ソ　　　　　　　／　| 　 　| ＼ 　 　　＼ ゛ー
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼___　､ ＼＼ヽ￣´　　ヽ　__,. 　 　　　| 　 　|＼ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　＿＿ ＼＼|＼ ＼ ￣二　　　'´´　　　　　 | 　 　|　 ＼　＞-...　　　 ＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　::::::::::::::::::＼,　――‐∠ヽ＿ 　 　 　 　 ／ |　　 ∧__＞'´::.::.::.::.::`＜::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　::::::::::::::_／　　　―ｯ厂　 　､＼ｰ- 　＜::.::/ 　 /.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.＼:::::::
:　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　::::::∧/　　 ／ 　/ 　　ｌ　ｌ　ﾄ　）//「＼::V　　/::.:,′::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::＼:
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　::::::′冫 ／ 　　 | _｣ 　|　|　|∠〈〈仆:::::ﾏ　／.::./::.::.::.::.::.::.::.::.::＿＿＿::.::.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　:::::|　ハ _　　,―┴ぐ_ノ-ｲ‐'::.::/ﾌ┘|::|/ /´::.::./::.::.::　　-―――-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　:::/　　 7 Ｙ´　　　 |__ 　了::.::.//z_r‐ﾚ'／.::.:::./ ﾚ'´::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　〈| 　　/ 　＼　-―{_　￣|_::.::ﾚ燈}彡ｲ::.::.::.::./ /::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:


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　　　　　　　　　　 〃:!:l::::l!:ﾄ､::::liヽ､:::ﾘ:!::i:::ヽ:ヽ::::i
　　　　　　　　　　 i:!::!i::i::::i::!:i:ヾ!:i::::!:､:::!:::l:i:!:ヽヽ:l:!
　　　　　　　　　　 ｌ!::!:!:iﾄ:::!:i:j/代トﾄ､ｌ:ﾊ::升ﾄ!:l::!:!lj
　　　　　　　　　　 ｌi::l::N{:ヾVﾍ｢￣｀　lﾊ ｿｒ‐ﾃﾊ!:l/　　　ああ、大分良くなったよ。
　　　　　　　　　　　!:l!:ﾄ､ｌ::l{｀　　 　 　 　 !　 j川/　　　　心臓の痛みも、指の腫れもひいてきた。
　　　　　　　　　　　ヾﾄ辷N!　　　　　　‐ノ　　!:l/　　　　これも王医師のおかげだな。
　　　　　　　　　 　 　 Yｌ:ﾄ､　 　 ヾ＝＝r　　ﾉ/
　　　　　　　　　　　　　iN　＼.　　｀ ニ′／}'
　　　　　　　　　　　 　 丨　　 丶、　　／
　　　　　　　　　　 ノ￣´"''‐ 、 　 ｀¨´￤
　　　　　　　 ＿rく　　　　/癶V⌒!=|￣￣￣￣￣|
　　 ＿_,､=Ｔ下､｀`ヽ　　/‐''"_, -ヘ｜　　　　　　｜
　 /「￣´　 ヽヽ ＼　ヽ/ 　 ´　 _,,厶ﾍ　　　　 　 ∧=､､
　 |八 ＼　　 　 　＿_/　　　　　 ＿,）ヽ＿＿＿/ 　ヽ ``=､､
　∥　＼ !　Ｖ´￣:::::/　　　　　　_,ノk>､｀Ｔ!::::::":::＼＿　　 ∥

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　l |　　ﾐヽ､　　　　　／:::::彡
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　 {ゝヽ :/　 .＼,,,-‐'''´　　ヽ彡
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　：＼/　 y ゝ､　　　　　ﾉ_::::ﾐ　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　 　,,---┴＝ｲ ､ヽ｀ー----､_}:::::::三　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　 /／￣〒ﾃ｡ﾗ　　ヽへ三三￣ ヽ三ﾐ　　　
　 　　　　　　　　　　　　　ヒヒヒ……ワタシの薬だけではないね。　　|　　,,: .ﾉ 冫､　　 ─､ﾟ__,ｲ 　　　三_
　　　　　　　　　　　　　 　総統の生まれもった体の強さの賜物よ。　! .{　 |/ヽ＼__　　　　　　　 |/ _ヽ:::
　　　　　　　　　　　　　　ワタシはその力を取り戻させただけね。　　　　　|　ﾝ=,,､_,＝'､:ヽ　 　　彡　 ｲ））|::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　_,,|| { |､__,､_ヽ|::|　　l　　　 /ﾆ_/:::::
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |::.:/| |::.:..|:廾ト､ ヽ　＼:| ,.斗l-:l:.,1:!
　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　…………。　 　 l.::.L|{1::.:.l:.ﾄ十::ﾃ ｰ '　イｫ:卞l/ｲ |:|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/|: ｢lﾄ::.:|.ヽ:!　 ｀　ｰｧ ´}: : j/ : |｢ト.
　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ハl: l:::l ヽ!: : :ト_- ― ＜|: :/: : : !!|　l
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│73年1月から昏睡状態から覚めた蒋介石の周囲には、各方面の権威が集まり、コストを一切無視した　　....│
│特別医療チームが結成され、つねに万全の医療体制が整えられていた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 │
└────────────────────────────────────────────┘

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/:::/::::/::::/,ｲ':::ｉ:l:::::::/!|:::|::ｌ ｌ::|:::､:::＼::＼:::ヽ::ヽ: 丶
:::/::::/ｉ::://::l::::l:!:::::/::ハ:|::!:|::ﾄ､:::＼:::',::､:丶::丶::､: ヽ
/::: /::l:::'/:ｉ::|:::l::::::;':::ｉ:::::l:|::::|::|小ﾄ､::ヾﾄ､:ヽ: ',:::ｉ､::ｉ::::ｉ
:::::/::::l::ｉ::::;斗､!::::,ｉ:::l::::::; |::::|:l/:::|､ ｀ ､!:::ｉ:: ｉ:ﾊ l::ｉ |ヽ!
::::'::::::l::l::::' r ､!: /:|::l::::/:l:|::::!!: /|!=≧､ヾl::::ｌ':::!|:::!:|:::|
:::::::::::|:|:ｉ::ｉ {　!:/:/l:l: /: ﾊ!:: Ⅵ:八 {{ }!ヾ!::/ｉ::: |:::: !: !
:::::::: ｉ|:|:|::l　y/:/:/l| ' / ｉ∧::l {′ ヾ　　}ﾊ. |::::|: /}:/
　::::::!|:!:|::|V/l/ '.　|::/ /'　ヾ!.　　 　 　 '　 ､::::!/::::'　　　もう二十数年になるか……。
　 ::::::!:::|::ｌ::ｉ: '　 　 !'　　　　　 　 　 　 　 　 V,'／
　　 :::::::l:ｉｌ:l:' ｉ　　　　　　　 　 　 　 　 ,　　 ノ´　　　　　僕も既に八十半ばを過ぎてしまったな。
　　　:::::|| |!.　､　　　　　　　 　 　 　 　 r ´　　　　　　　あの頃僕につき従ってきた兵も老いて家庭を持ち、
　　 　 ::ll {.　　＼　 　 　 　 　 - ― ､‐'　　　　　　　　　屋台で故郷の料理を作っていると聞く……。
　　　　 :!.　　　　 ヽ　　　　　 　 　 _ﾉ
　　　　　　　　　　　　､　 　 　 　 /
　 　 　 　 　 ､.　　 , -‐丶　　 _　′
　　　　　　 　 ＼イ ＼　　 ￣
　　　　　　　　　 ＼.　 ヽ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／／ ∠-‐''丁￣￣￣:.＼ム:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ｰ/:.:./:.:.:.:.,ｲ:.:.|:.:.:.:.:.!:.:.:.:.ヽヽ ﾊ:.:.:.:.ヽrz_ﾑ
　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:.:/:.:./:.:.:.:./│::ﾊ:.:.:.:.:|::.:.:.:.:.!:.ｌ　i|:.:.:.:.:.| ｝:.:.＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l:.:.:ｉ:.:.:.{:.:.:.:/　 l:.:! .'.:.:.:.:|ヽ:.:.:.:|│:.i|:.:.:.:.:.| l､:.:.:.:.:>
　　　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l:.:.:.!:.:.:.ヾｱ ｀ヽ.Vi　.ヽ:.:l　＞弋!ヽ|:.:.:.:.:.:| | lヽ<|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l:.:.:.l:.:.:￣ !ｨ≠kﾄ､　 ヽ X　ｧ示k i|:.:.:.:.:.ﾘj│ l:.|
　　　　　　　　　　　　　でも、まだまだ元気じゃない。　　　　　　　　　　　　 l:.:.:.:! j:.:.:.|{i.f:::ﾊ`　　　＼´f_::::ﾊﾞj〉:.:.:.:.ﾑ｢|:.∨:.|
　　　　　　　　　　　　　医者だってもっと長生きするって言ってるわよ。　　 .',:.:Ⅳ:.:.:.:.|!_r';_ﾘ　　　　 　 r';;_/ ﾘ:.:.:.:./´}.|:.:.:.:.:l
　　　　　　　　　　　　　大陸が混乱の極みにある中、好機は……　　　　　　 N:.:.:.:.:.:ﾊ　　　　 '　　　　　　 /: : : /_ノ j:.:.,':.jl
　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !|:.:.:.:.:.{小　　　 v== ‐ｧ　　 /: : : //:.￣:./:.:.ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 八:.:.:.:.:.:.|　＼ 　 ｀ー'´　　 /:.:.:.:.//:.:.:.:.:./:.ｲ/
　 　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ:.:.:.:.:|ヽ　 ＞､ __ ,　＜/:.:.:.:.//:.:.:.:.://〃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼:.:.!_ ゝ‐＜ _|　 ／/:.:.:./7:.:.:.:／'/〃
　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,r ''7´＼　　 /＜ _　 /:.／〃∠≧＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::/ //　　 ,/＝=　＼／　／ノ´:::::::￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　./:::::::::/ //　 　 f/"⌒ヾ∨　 // /::::::::::::::::::::::ヽ

この主治医、毒殺計画立てていそうなんだがwww

. /:::/::::::'::::///:ｉ:ｉ:::': !|ｉ:::ｉ:::ｉ:ｉ::ｉ::＼:｀::､::＼:＼::::::､
/:::/::::/::::/,ｲ':::ｉ:l:::::::/!|:::|::ｌ ｌ::|:::､:::＼::＼:::ヽ::ヽ: 丶
:::/::::/ｉ::://::l::::l:!:::::/::ハ:|::!:|::ﾄ､:::＼:::',::､:丶::丶::､: ヽ
/::: /::l:::'/:ｉ::|:::l::::::;':::ｉ:::::l:|::::|::|小ﾄ､::ヾﾄ､:ヽ: ',:::ｉ､::ｉ::::ｉ
:::::/::::l::ｉ::::;斗､!::::,ｉ:::l::::::; |::::|:l/:::|､ ｀ ､!:::ｉ:: ｉ:ﾊ l::ｉ |ヽ!
::::'::::::l::l::::' r ､!: /:|::l::::/:l:|::::!!: /|!=≧､ヾl::::ｌ':::!|:::!:|:::|
:::::::::::|:|:ｉ::ｉ {　!:/:/l:l: /: ﾊ!:: Ⅵ:八 {{ }!ヾ!::/ｉ::: |:::: !: !
:::::::: ｉ|:|:|::l　y/:/:/l| ' / ｉ∧::l {′ ヾ　　}ﾊ. |::::|: /}:/
　::::::!|:!:|::|V/l/ '.　|::/ /'　ヾ!.　　 　 　 '　 ､::::!/::::'　　　気休めはいらない。
　 ::::::!:::|::ｌ::ｉ: '　 　 !'　　　　　 　 　 　 　 　 V,'／　　　　この年で血尿をする人間に先があるというのか？
　　 :::::::l:ｉｌ:l:' ｉ　　　　　　　 　 　 　 　 ,　　 ノ´　　　　　
　　　:::::|| |!.　､　　　　　　　 　 　 　 　 r ´　　　　　　　
　　 　 ::ll {.　　＼　 　 　 　 　 - ― ､‐'
　　　　 :!.　　　　 ヽ　　　　　 　 　 _ﾉ
　　　　　　　　　　　　､　 　 　 　 /
　 　 　 　 　 ､.　　 , -‐丶　　 _　′
　　　　　　 　 ＼イ ＼　　 ￣
　　　　　　　　　 ＼.　 ヽ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／.: : ／二二二二_　ヽ| : : : |: : : : : ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /.: : : : :/.: : : : : : : : : : :＼| : : : | : : : : : :∧
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /.: : : : : { : : : : : : : : : : : : : :| : : : |⌒ヽ: : : ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/./': : : : ∧: :!、 : : :| : :l : : : :| : : : | ＼　〉 : : :.!
　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i:,' l : : : : i斗::| ＼ : :|ヽ｣ｘ' : : | : : : | 　 〉'.: : : : |
　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l|　! : : : : |,rfﾄl､ 　 ｘ|' ,ｨﾁえ、| : : : L. ｲ.| : : : : |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l : :|: : '. ﾄィl　 　 　 {.ノ::ﾘ'^| : : : :|｀i | | : : : : |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　う……。　　　　　　　　 ﾄ､: |: :ﾊ ｰ'　　　　　ｰ‐'　 .| : : : ,'_ﾉ l.｣ : : : : l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | :Ｎ :| :'.　　'　 　　　　'J　j : : :/. :レ : : : : :,′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | :l | :| : ＼　ｰ ､　　　　 /. : : /.: : : : : : : : /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | :| ヽ| : :l : ｀　 . __.. 　 ´'. : : /.: | : : : : : :./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｌ :|　｜ :|∨ : : :r‐}　　/' } :./ﾍ | : : : /.::/
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　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ′　　　/　 , ′　　　　　　／　　　　　|

　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,'　　 /　/　 ,ｿi |. i i ! l i　/:ｌlンｉ:::::::::
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,'f　,' ,'　　i　i i! ! ｉ l　 i ｉl　i 　 i l.l! iヽ::::::::
　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　li'}　 ﾊ:　,'i i､! ', ' ヾi　 i i 　ｉ ｌ　l l ! i:::::::r^
　 　 　 　 　 　 　　　　　　　　　　i!.i　ｿ il　ir !ﾐ、､ i　 !､ ', !　',l　 ｉ ', ',',::::i
　 　 　 　 　 　 　　　　　　　　　　l i　,' ﾊ i !! 廴ﾂ､ヾ　 ':､　i　i　 i !ヽゝ::::l
　 　 　 　 　　　 　 　　　　　　　　!.li!.l|!| リ　` ｪ､..ヾ ヾ､ ヽ:､ i ! ﾊ､!ｌ ヾ､::l　　　　　　長くないに違いない……3年か？　5年か？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ! !从 　 　 　"""ヽﾞ:､ヽﾞ: ､弌itｰマ､:ヽi　　　　　　もしかしたら1年かもな。
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　′ i　　 　 　　　　　 .::　ヽ　ｰ`=.公､`:i　　　　　　
､､＿　　　　 　 　 　 　　　 　　　　 _,r:::i　　　　　rｰ-‐　'''' ー　‐ --:: ､:ヽ::i　　　　　だが僕は反攻の希望を持っているんだ……
　　　`''''"'''ｰ- ､､、､､､､､､ -‐ー''''''' /:::'.　　　　　｀`¨':':‐:::::::-::::::::､_　　ヽ:;::l　　　　　アカに汚された我が国土に、
　　　 　 　　　　　　　　 '" 　 　 　 ./"　ﾞ:,　 ﾞ､ 　 ヽ､,..:::::::::::::::／ ,　` ､　　`　　　　　再び(※)青天白日満地紅旗が翻る日を。
　　　　　　　　　　　　　　　　__, 　 　　　',::､ 　 ﾞヽ ､:_:::::::::::r ;´ '　ヽ､　　` -､
　　　　　　　　 `;;=--‐‐''''"" 　 　 　 　　',:::､　 `'':::::::::::::;: ' 　 i　 　　ヽ､,　　　　　　　
　　　　　　　　i´　　　　　　　　 　, 　 　　 ',::ヽ 　　 ::::;::i　 _ -t^ヽ､_　　　ﾞ`
　 　 　 　 　 　l　　　　　　　　　 i 　 　 　　ヽ::`:ー ':::::i　.ﾉ:i　ﾉ:::::::: 〉
　　　　　　　　 ' 　 　　　　　　　il　　　　　　,.ゞ＝ｰ'"ﾒ /::::ﾚ:::::::::::/
　 　 　　 　　　 i　 　 　 　 　 　il　　 _ ,ｨﾆ´ ﾆヽ 　　 ｰヽ:::::::::::::::/
　　　　　　　　　i 　 　 　 　 　 ill　,イ:::::iニニニｿ､ 　 　 ヽ::::::::::/
　 　 　 　 　　　 i　　　　　　　illl ´ 　 　lﾆニﾆ/　ヽ. 　　　',::::::::i
　 　 　 　 　 　　 i 　 　 　　　illl 　 　／ﾆヽﾝ 　 　 ヽ 　　/::::::::!

※…中華民国の国旗

流石に反攻は無理…

　　　　　, -r"　　　　 ｰ
　　　／/　　　　　　　　　＼
　　/　　 ､ lヽ　 　　＼　　　ヽ
　　/　| | l＼ l＼　　　丶　　　i　　　　　　
　 /l　 l､| l　　ヽヽ､　　　　　　l　　　　　　
　　|l　kj,l　l L､＼rtゝ l |　　 .|　　　　　　その時は僕は世にいないかもしれない。だからその時は、お前達に託そう。
　　lj､jl'弋lヽ.Y'´kぅl j| lW／　|　　　　　　そして僕の亡骸は故郷に転葬するように。いいな？
　　　　l　　,　　　　　|//ｨ '|　|　　　　　　
　　　　ヽ　'-　　　　　/　l､Ml7
　　　　　＼￣゛　 ／＿＿ ／ヾ
　　　　　　　 ｰ '　　　　　　　／　 ｰ 　､
　 　　 　　 ／=＝￣￣￣￣　　　　　　　ヽ
　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼__
　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
.　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｌ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／.: : ／二二二二_　ヽ| : : : |: : : : : ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /.: : : : :/.: : : : : : : : : : :＼| : : : | : : : : : :∧
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /.: : : : : { : : : : : : : : : : : : : :| : : : |⌒ヽ: : : ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/./': : : : ∧: :!、 : : :| : :l : : : :| : : : | ＼　〉 : : :.!
　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i:,' l : : : : i斗::| ＼ : :|ヽ｣ｘ' : : | : : : | 　 〉'.: : : : |
　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l|　! : : : : |,rfﾄl､ 　 ｘ|' ,ｨﾁえ、| : : : L. ｲ.| : : : : |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l : :|: : '. ﾄィl　 　 　 {.ノ::ﾘ'^| : : : :|｀i | | : : : : |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　…………。　　　　　　 ﾄ､: |: :ﾊ ｰ'　　　　　ｰ‐'　 .| : : : ,'_ﾉ l.｣ : : : : l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | :Ｎ :| :'.　　'　 　　　　'J　j : : :/. :レ : : : : :,′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | :l | :| : ＼　ｰ ､　　　　 /. : : /.: : : : : : : : /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | :| ヽ| : :l : ｀　 . __.. 　 ´'. : : /.: | : : : : : :./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｌ :|　｜ :|∨ : : :r‐}　　/' } :./ﾍ | : : : /.::/
.　　　　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ!　 ∨:L.ゝ‐'´／ 　 ／,::/　 .ｿ.: ／.::/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ /　　　/¨ヽﾝ　　　　　　 　 _.　 '´　 '.
　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ′　　　/　 , ′　　　　　　／　　　　　|

　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /__/　 /　 /　 '　　l 　 　 , 　 ',＼ヽ　ヽ ヽ
　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／´_/　 / .／!　 !　　 ! 　 　 ',.　 l .:.l`|　 .:ト､',
　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ ／ ,'　 /.:./　 |　 !',　　',　　　 l　 :|..:.|.:|　 .:ﾄ、＼
　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∨／|　 :!.:/￣｀ト､:! ',　.:.:',　 , 斗‐┼┼|　 .:|､＼　〉
　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/＼_｣　.:ｌ:,'　 　 ! .:.|ヽ',　.:.l∨　.:| :l.:|.:.:|.:|　 .:| ＼У
　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'　 / ,| .:.:!{　　　 ヽ:{.　 ヽ、', ＼.:|:ﾉ/／l |　 .:|＿_〉|
　　　　　　　お任せください総統閣下。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　 / ,ハ .:.',　_,,.___,,二　 　 ｀｀二,,＿.,,_ノ.:|　 .:|　|､ヾ
　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　!: / // ,l＼ヽ ´¨¨´　　 ' 　 　 　 ｀¨¨｀ノ:,' .:.:.,'!　!:＼＼
　　　　　　　私の魂魄に賭けて、必ずや共匿から大陸同胞を解放し、|:.ｌ　ｌ l { !.:.:.＼、　 　 l二二二'､　　　　 / .:.:./:|　|.:l.:|ｌ　}
　　　　　　　大陸に、いや世界正義の光復を実現して見せます。　　 ｜ﾄ､j｜`!.:.:.:Λ｀　　　',　　 　 /　　　　 ' .:.:./.: |　|.:l.:|| /
　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.|　Ｎ.:ｌ:|:.:.:.ｌ:|.:＼　 　 ヽ.__／ 　 　 ,. / .:.:/ .:. レ': l.:|｀
　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　',:!　|.:l.:l:|:.:.:.ｌ:|:.:.l:个 ､　　 　 　 ,.ィ'´:/ .:.:/.:.:.: /.:.　j.:|
　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヾ　',.',.!:', .:.l:|.:.:{: ｌ／|｀ ー‐ '´　卜/, .:./.:.:.:, '.:.:　/}.:!
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　 　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /___.,ィ´　　　　ヽ､._ ヽ　　 　　 　　　 ./ /′　　　 　 ｢ヽ
　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ァ‐／ /　　　　　　　　 ＼_ノ!　　　 　　 　 ｌ / 　　　 　 　 |　 ',
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　　　　　　　　　　　　 ／:::::l､:{⌒ヾヽ::ﾄ､:ヽ:::::ヽ
　　　　　　　　　　　 //!:::i:ｌ:!::ヾ､::::::ヾ::!｀ヽ:ヽ:::::ヽ
　　　　　　　　　　 〃:!:l::::l!:ﾄ､::::liヽ､:::ﾘ:!::i:::ヽ:ヽ::::i
　　　　　　　　　　 i:!::!i::i::::i::!:i:ヾ!:i::::!:､:::!:::l:i:!:ヽヽ:l:!
　　　　　　　　　　 ｌ!::!:!:iﾄ:::!:i:j/代トﾄ､ｌ:ﾊ::升ﾄ!:l::!:!lj
　　　　　　　　　　 ｌi::l::N{:ヾVﾍ｢￣｀　lﾊ ｿｒ‐ﾃﾊ!:l/
　　　　　　　　　　　!:l!:ﾄ､ｌ::l{｀　　 　 　 　 !　 j川/　　　……そうか。
　　　　　　　　　　　ヾﾄ辷N!　　　　　　‐ノ　　!:l/　　　
　　　　　　　　　 　 　 Yｌ:ﾄ､　 　 ヾ＝＝r　　ﾉ/　　　　少しは気が晴れたかな。
　　　　　　　　　　　　　iN　＼.　　｀ ニ′／}'
　　　　　　　　　　　 　 丨　　 丶、　　／
　　　　　　　　　　 ノ￣´"''‐ 、 　 ｀¨´￤
　　　　　　　 ＿rく　　　　/癶V⌒!=|￣￣￣￣￣|
　　 ＿_,､=Ｔ下､｀`ヽ　　/‐''"_, -ヘ｜　　　　　　｜
　 /「￣´　 ヽヽ ＼　ヽ/ 　 ´　 _,,厶ﾍ　　　　 　 ∧=､､
　 |八 ＼　　 　 　＿_/　　　　　 ＿,）ヽ＿＿＿/ 　ヽ ``=､､
　∥　＼ !　Ｖ´￣:::::/　　　　　　_,ノk>､｀Ｔ!::::::":::＼＿　　 ∥

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　l |　　ﾐヽ､　　　　　／:::::彡
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　 {ゝヽ :/　 .＼,,,-‐'''´　　ヽ彡
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　　　：＼/　 y ゝ､　　　　　ﾉ_::::ﾐ　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　 　,,---┴＝ｲ ､ヽ｀ー----､_}:::::::三　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　 /／￣〒ﾃ｡ﾗ　　ヽへ三三￣ ヽ三ﾐ　　　
　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　,,: .ﾉ 冫､　　 ─､ﾟ__,ｲ 　　　三_
　　　　　　　　　　　　　 　総統、検診の時間ね。　　　　　　　　　　　　　　　! .{　 |/ヽ＼__　　　　　　　 |/ _ヽ:::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　ﾝ=,,､_,＝'､:ヽ　 　　彡　 ｲ））|::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　　_,,|| { |､__,､_ヽ|::|　　l　　　 /ﾆ_/:::::
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　　　　　　　　　　 〃:!:l::::l!:ﾄ､::::liヽ､:::ﾘ:!::i:::ヽ:ヽ::::i
　　　　　　　　　　 i:!::!i::i::::i::!:i:ヾ!:i::::!:､:::!:::l:i:!:ヽヽ:l:!
　　　　　　　　　　 ｌ!::!:!:iﾄ:::!:i:j/代トﾄ､ｌ:ﾊ::升ﾄ!:l::!:!lj
　　　　　　　　　　 ｌi::l::N{:ヾVﾍ｢￣｀　lﾊ ｿｒ‐ﾃﾊ!:l/
　　　　　　　　　　　!:l!:ﾄ､ｌ::l{｀　　 　 　 　 !　 j川/　　　ああ。
　　　　　　　　　　　ヾﾄ辷N!　　　　　　‐ノ　　!:l/　　　
　　　　　　　　　 　 　 Yｌ:ﾄ､　 　 ヾ＝＝r　　ﾉ/　　　　
　　　　　　　　　　　　　iN　＼.　　｀ ニ′／}'
　　　　　　　　　　　 　 丨　　 丶、　　／
　　　　　　　　　　 ノ￣´"''‐ 、 　 ｀¨´￤
　　　　　　　 ＿rく　　　　/癶V⌒!=|￣￣￣￣￣|
　　 ＿_,､=Ｔ下､｀`ヽ　　/‐''"_, -ヘ｜　　　　　　｜
　 /「￣´　 ヽヽ ＼　ヽ/ 　 ´　 _,,厶ﾍ　　　　 　 ∧=､､
　 |八 ＼　　 　 　＿_/　　　　　 ＿,）ヽ＿＿＿/ 　ヽ ``=､､
　∥　＼ !　Ｖ´￣:::::/　　　　　　_,ノk>､｀Ｔ!::::::":::＼＿　　 ∥

<ｷｮｳﾊｺﾉｲｼｶﾒﾝｦﾂｶｯﾃﾐﾙﾈ。ｺｲﾂﾃﾞﾂﾎﾞｦｼｹﾞｷｽﾙﾈ。
<ﾎｵ､ﾃﾞ､ﾂｶｲｶﾀﾊ？
<ｺﾚｶﾗｶﾝｶﾞｴﾙﾈ。
　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /__/　 /　 /　 '　　l 　 　 , 　 ',＼ヽ　ヽ ヽ
　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／´_/　 / .／!　 !　　 ! 　 　 ',.　 l .:.l`|　 .:ト､',
　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ ／ ,'　 /.:./　 |　 !',　　',　　　 l　 :|..:.|.:|　 .:ﾄ、＼
　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∨／|　 :!.:/￣｀ト､:! ',　.:.:',　 , 斗‐┼┼|　 .:|､＼　〉
　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/＼_｣　.:ｌ:,'　 　 ! .:.|ヽ',　.:.l∨　.:| :l.:|.:.:|.:|　 .:| ＼У
　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'　 / ,| .:.:!{　　　 ヽ:{.　 ヽ、', ＼.:|:ﾉ/／l |　 .:|＿_〉|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　 / ,ハ .:.',　_,,.___,,二　 　 ｀｀二,,＿.,,_ノ.:|　 .:|　|､ヾ
　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　…………。　　　!: / // ,l＼ヽ ´¨¨´　　 ' 　 　 　 ｀¨¨｀ノ:,' .:.:.,'!　!:＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.ｌ　ｌ l { !.:.:.＼、　 　 l二二二'､　　　　 / .:.:./:|　|.:l.:|ｌ　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｜ﾄ､j｜`!.:.:.:Λ｀　　　',　　 　 /　　　　 ' .:.:./.: |　|.:l.:|| /
　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.|　Ｎ.:ｌ:|:.:.:.ｌ:|.:＼　 　 ヽ.__／ 　 　 ,. / .:.:/ .:. レ': l.:|｀
　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　',:!　|.:l.:l:|:.:.:.ｌ:|:.:.l:个 ､　　 　 　 ,.ィ'´:/ .:.:/.:.:.: /.:.　j.:|
　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヾ　',.',.!:', .:.l:|.:.:{: ｌ／|｀ ー‐ '´　卜/, .:./.:.:.:, '.:.:　/}.:!
　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　＼ヽヽ.＼:{＞'´ /ﾉ　 　 　 　_／/／.:.／.:.:.　/ 〃
　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, ｰ厂￣´＼｀ヽ.　,' 　 　 　　　__／´/／＼:. ／／
　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ 　 |_,. -‐ ￣`ヽ rァｒ--`‐──'‐‐-r ,　 　｀￢ｰ ､
　 　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /___.,ィ´　　　　ヽ､._ ヽ　　 　　 　　　 ./ /′　　　 　 ｢ヽ
　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ァ‐／ /　　　　　　　　 ＼_ノ!　　　 　　 　 ｌ / 　　　 　 　 |　 ',
　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ 　 {　　　　　　　 `ヽ､ .}!ヽ!　　　　 　 /V 　 　 　 　 　 !　　',、

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　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨:ﾄ、
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　 　 　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨::::',
.　 　 　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 く ;'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::lヽヾ、
.　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l 　 〉 〉
　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　(無理よ……そんな約束……　　　　　　　ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::l::i: イく
　 　 　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　く_l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::l::l .l; ヽ
　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　兵士の殆どが台湾出身なのに、　　　　 l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::l::::::::::::l::::::::::::::: l::l .l;､ ヽ
.　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　連中にそんな意思があると思って？) 　 l:::i::::::::::::::::l:::::::::::::::::l:::::::::::::::l::::::::::::l::::::::::::::::l::L ハ__j
　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 l:::l:::::::::::::::::l::::::::::::::::l:::::::::::::::::l::::::::::::l::::::::::l::::l::: ﾘ
　 　 　 　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 l:::|:::::::::::::::::l:::::::::::::::l::::::::::::::::: l::::::::::::l:::::::::l::::l::ﾉ
　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l;:i!::::: |:::::::::l::::::::::::::l:::::::::::::::::::l::::::::j::j:::::::ﾉ:::ﾉﾘ
　　　　　　 　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 iﾊ::::::l::::::::::i;::::::::::::|::|:::::::::::::::j::::::/:/::／ノﾉ
　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　!　ゞ:ヽ:::::::l:∨:::::::l::l:::::::::::::ｲ:::::ｲ/::/ノ:く
　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,イ:::|:.＼ヾ;:::!: ∨::::从:::::／:/:／∧/:::::/ :｀ゝ
　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　,ｲ: :l:::::l: : : : : ヾ: : ）ノ: : ∨: :／: :/: :./:::/.: :/　｀ヽ
.　 　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 / i: : |:::::!: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :,'::::,': : :l　　 　 ヽ

　　　　　/ .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ト.､_
　　　　./　 .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::|:::::::::ﾞ ''ｰ､
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　　　 .l::/:::::::::l::::/........./....　 ／..............／........./........　 ﾊ:::::|::::::　:|
　　　 l::i::::::::::::|:::|:::::::/.:::::／:::::::::::::::／.:::::::／:::::::: /::::/ .|i ...|　､: .|
　　 ./::l::::::::::::::l::|:::::/.::::/::::::::::::::;／..::::;／ /::::::::/,::::/　i.l:::::|:::::|::::|
　　/,:'|:::i:::::::／i|:::::l:::::/:::::::::::;≠‐-:Z._　 /.::::／/:::/　,!::|:::::|:::::|:: l
　ノ 　 |::l::::/.斤l::::|::;ｲ:::::::／＿.|／ -､｀ﾒ::／　/::/-''7::::|::::|:::::|ﾍ:l
　　　　|::ﾄ::ヽ,弋l:::|/:|::::;ｲ　攵;:cﾘ￣`/／　　/,ィ-ｧ/:::::|::::|:::::|　|:!　　　蒋介石は良く言えば誇り高く意志強固、悪く言えば
　　　　.i:| l:::l.:＼,l::::::|::/:|　　　￣　　　　　　/'ﾞｰﾞｲ;':::::::l|:::l|::::| 　ヾ　　面子ばかり気にして、間違いすら改めようとしないという性格の持ち主でした。
　　　　 ｌ|.ﾉ::|::::l:::|i::::|/:::|　　　　　　　 　 ／､　　/:::::::/.|::l.|:: l
　　　　,ｨ''〈 |::::j:::l !:::::::::|　　　　　　 　　　 　ヽ./:::::::/　ｊﾉ.l::/　　　　　この性向は厳格な日本軍の士官学校に影響したのが大きいでしょう。
　　　/,.;:;:;:;/／ｊﾒ　ヽ:::::|　　　　　　　　　 -‐.T:::::／　 　 j/　　　　　 彼の人間性を示す多くのエピソードは、剛健実質、質素を尊ぶ
　 ／{,.;.;.;.;.;.;ﾞヽ,　＼.ヽ;::ﾄ､　　　｀ｰ-- -‐ ,:ｲ l::::/　　　　　　　　　　　ガチガチの軍人そのもののようです。
／,.;:;:;l,.;.;.;.;.;.;.;.;ヽ,　 ＼N.　`　､　　ー　／|/ .|::/　　　　　　　　　　　
;:;:;:;:;:;:;:l,.;.;.;.;.;.;.;.;.;.ヽ.　　ヾ､ ／､ﾞ ー '　　　　 |/

やっぱり無理か、戦力違うし台湾出身者にとっちゃ危険を冒して大陸攻め込む理由ないし

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿　＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　,.　－'´::/::::｀ヽ:::::｀丶、
　　　　　　　　　　　　　　　 ／:::::::_::::::/::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　,.'::::::::／::::ヽ:!:::::::::::::ヽ::::::::::::::::::＼
.　　　　　　　　　　　　　/::::::::/::::::: /::_::::::::::::::::::::',:::::::::＼:::::::｀::....．._
　　　　　　　　　　　　, ':::::::::/:::::::::::::ハ厶:::::!::::::::'.::::::::::::ヽ::::ヽ￣
　　　　　　　　　　 ∠イ::::::/:::::::::|::::厂　　',::ﾄ､::::::ﾄ､::::::::::::',:::::ﾊ
　　　　　　　　　　　　 |::::/:::/:::::_L::l._　　　';l　';::::l　ヽ:::i::::::',:::::::.　　　彼の性格からなる政治手腕は帝国主義的思想がまだ残る
　　　　　　　　　　 　 厶'-:';.r|::::::|∨　｀丶　'　 '斗-‐';┼:::::|::|:::|　　　30～50年代こそは通じました。
　　　　 　 　 　 　 　 ￣|::::{　|::::::|　'Ｔﾂト　　 　 ';}ゥＴ'';|.::::::|∧:|　　　しかし、冷戦体制が緩んでいくと緊張を利用した彼のやり方は
　　　　 　 　 　 　 　 　 l∧ヽ|::::::|　 ｀¨´　　　i　　￣　ハ::::|　 :|　　　時代に合わなくなり、国連脱退という最大の失策を犯してしまいました。
　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ:',::Ｎ　　 　 　 　 }　　　　|:::ﾊ: !
　　　　　　　　　　　　　　 _,.ｲヽ!ﾍ 　 　 　 　 ′　　 /l/　l;′　　　　そして蒋経国の『十大建設』発動以後、大陸反攻という声はすっかり形骸化し、
　　　　　 　 　 　 _,.．-　´　 !　|　',＼　　──‐　 , 'ヽ､　　　　　　　台湾化が進む中で蒋介石の存在は重石になっていたのです。
　　　　　　　,.　'´　　　　　　|.　|　 ヽ ＼　　　　／　|　 ｀　　._
　　　　　 ／　　　　　　　　｜　!　　 ＼ ｀　-イ　.|.　|　　　　　｀ヽ.
.　　　　 /　　　　　　　　 　 l.　 |　　　　＼ ／ 　 |　｜　　　　　　ﾍ

┌───────────────────────────────────────────┐
│旧日本軍人まる夫(李光輝)、日本名中村輝夫、本名スニヨンが30年近くの時を経て台湾に帰国。　　 　 .│
└───────────────────────────────────────────┘

74年12月

　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼ ∥￣￣￣∥丶
　　　　　　　　　　　　　　　大戦中行方不明だったまる夫氏が、……　　　　 ―　∥ｫﾟΠへ∥ |
　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ ∥二二二∥_|
　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|￣￣￣￣| ｜
　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|＿＿＿＿|／


　　　　　　　　　　　　　　　 r-.、
　　　　　　　　　　　 　 　 　 〉ﾍヽ
　　　 　 　 　_j￣｀ヽ、 ＿＿}＿ヽ＼
.　　　　 　 　 l!＼, . ' ´ : : : :､: : ｀ヾ､＞､
　　　 　 　 　 }／ :, : : i : : :i: :ヽ、: : : : : .＼
　　　 　 　 ／ :/:/.: : .:| : :/i: : ハ: : : : ヽ: : ヽ　　　　こんなことがあるんじゃのう……
　　　　 　 ′.:/:八 : : :|.:/ '⌒｀ヽ、.: : : :i: : : ﾊ
　　　　　 | i : i '⌒ヽ,､ﾊハ/,ｨfﾃﾄ.i: : : : :|: : ﾉ: i
　　　　　 | l : l: :,x==.、　　,'ｆ:rぅﾘﾊ : : : :|: : : : |
　　 　 　 j人:ハ爪ｾﾘ　　 　 ｀¨´ |: .: : .:|: : : : |
　　　　　　　Ⅵ.:}" ¨´ '　 ＿_　　 |: .: : .:|: : : : |
　　　　　　　　|八　　 ﾏ´　｀´）　 |: .: : .:|: : : : |
.　 　 　 　 　 / : :丶､　 ￣￣ 　 ﾉ: : : :人:. : : |
.　　　 　 　 ,ｲ : : : :∧＞､＿ .イ/: : :∠:_:ヽ: :八
. 　 　 　 ／ .| : : .:/　ヽ .::_ノ,,,,/ : :／:::::::｀ﾞ'';,,: : ＼　　　　　　　　　　　　　 ____
　 　 　 　 　 | : ::ハ　　〉´::::::/ :／::::::::::::::::::::::ﾞ'';,: : ヽ　　　　　　　, -―‐=彡'´
　 　 　 　 　 | : :i　ﾘ ξ::::::::/ :/::::::::::::,γ"""ﾞ'',:ﾞ';,:. : ＼　　　　／　　　 ／

面子の根っこは大陸のそれだと思うけど

┌─────────────────────────────────────────────┐
│この時日本人が彼に充てたカンパは同時期発見された横井庄一、小野田寛郎の半分の額で、　　　　　　　　 │
│日本政府から支給された金額は合計7万円弱(後に批判を受けて200万円)であった。　　　　　　　　　　　　　　..│
│日本人の横井らが最終的に得た金銭が2000万円以上であることを考えれば、かなり小額ではあった。　　　　│
└─────────────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　／ _ノ　　　　.＼　　 　 　 _,,
　　　　　　　　　　　　　　　|　（ ●）　（●） |.　 　 　 ｌ;ｌ
　　　　　　　　　　　　　　.　|　　 （__人__）　 |　　＿,_,|,|_,
　　　　　　　　　　　　　　　 |u　　｀ ⌒´　　|,　ト-=y 　丶　　　　しかしこいつ、お前と一文字違いじゃないか。
　　　　　　　　　　　　　　.　 |　　　　　　 　 }　 ヽ `ｉ,￣‐^ｌ　　　　親戚か生き別れの兄弟なんじゃないか？
　　　　　　　　　　　　　　.　 ヽ　　　　　 　 }　　　ヾ~　`　 ｉ,
　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　　　　　ノ　_　　　ヽ、　　 ;ｉ,
　　　　　　　　　　　　　　　 ,,＿,ｉ　　　　　y,ｿﾄ,,__　　ヽ、　　 ;ｉ,
　　　　　　　　　　　　　　 ,/r-'"j　　／ ／　ｉｉ,　`ヽ､-x,,゜r　　;ｉ
　　　　　　　　　　　 ,,／'/__.L、　　　　／ヾ、"ｉ　　　`ヽ　`;ｉ　　ｉ,
　　　　　　　　　　,／　 /_ｉｰﾍ,ヽ､ , ／ｉ"　ヽ、 ｉ　　　　 `、'ｉ　　 ｉヽ、
　　　　　　　　　_,） ヽ　"　　　ﾈﾒ、_ｉｉ"~　　　　　　　　＿Yrｉ　　　ｌ, ヽ、
　　　　　　　 _,,,>t 、ヾ、　　　　ゞ;;/　　　　　　　　　／　 ,￢　　　 V⌒ｌ
　　　　　　 ,y`;,,__　　 ,ｉ　　　　 /ｉｉ'　　　　　　　　　／　r-／|　　　　ｌ　ｌ


　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／ノ　　＼. ＼
　　　　　　　　　　　　 　　　　　ち、違うお……。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　／（●) 　（●）　＼
　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　第一こいつ、高砂族じゃないかお。　 　 　 (⌒(⌒(⌒ヽ　　　　 ／ ∪（__人__）　　 　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼ ヽ ヽ　 (⌒)　　|　　　　｀⌒ (⌒(⌒(⌒ヽ|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ:::::::::::　 　 |.　 ＼　　　　 　 ヽ　ヽ ヽ 　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　　 （　 ヽ　／ 　 　 　 (⌒):::::::::::　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　 V 　　　 　 　　! 　　　　　|

　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　／　　 _ノ　　＼
　　　　　　|　　　 （ ●）（●）　　　　　/
.　　　　　　|　　　　 （__人__）　　　　　|　　　r―
　　　　　　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　　　 r'　　_ノ　　　　　しかし、こんな事件があるってのは、まだ戦争が
.　　　 　 　 |　　　　　　 　 } 　 　 　 | 　 l　　　　　　　終わっていない証拠だろ。
.　　　　　　 ヽ　　　　　 　 }　　　　　）　ﾉ
　　　　 ／ノﾍヽ　　　　　ノミヽ　　丿 （　　　　　　　　俺達台湾人兵の補償は何もないし、お前の兄貴も帰っちゃいない。
　　　　片､ i　|　ヽ/ヽrフ |´ l/.|　/ ＿ノ　　　　　　　 ひいては内部で……おっと。
　　　　｝:　｀l　　 ﾄ^ｰ┘ﾊj .丿 |,ｯ´
.　　 　ハ 　 　　 ヽ 　 〉　 r-//
　　　/.:　ヽ iミヽ　　　ﾊ　　{二. ヽ
　　 人-､　∧::.　　　　 |. 　 ト- /iｧ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.-、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿_　 　 　 　 ( ﾉﾞ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ 　　　　 ＼ 　　　i′ ヽ_ ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ ― 　　―　　＼ 　 .〉　 ,.く
　　　　　　　　　　　　　　確かに日本から保証がないのはおかしいと思うけれど、　　　　　　 ／　（●）　（●）　　　＼/ 　 ハ ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |　　　（__人__） 　　　　　| 　 /　　ヾ
　　　　　　　　　　　　　　やる夫は五体満足で帰れただけラッキーだと思ってるお。　　　　　 ＼　　　 ヽﾉ　　　　　 ／ ／　　！ ｉ
　　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼_ 　 　　　　　　　＜、　　 〃ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　,.-､ 　 _, -｀ く '"
　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 / 　　|　　 　 　 (`　 ￣ 　　　　〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 !　　<|　　 　 　 ヽ､__,.― --―'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼_　ヽ''＾ヽ　　　　　　｜

　　　　　　　　　　　　　　　　 　._ _ _　ｺﾝ☆
　　　　　　　　　　　　　　 　 (ヽl_l_ll_l,l
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／／￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　／／　 ノ 　 ⌒ 　 ＼
　　　　　　　　　　　 ／／　　（＞）　（●）　　＼　　　　無事に生き残れたからこそ文恵と結婚できて、
　　　　　 　 　 　 　 |　.l　 　 //（__人__）//　 　 ｌ
　　　　　　　　　　　 ＼＼　　 　 ｀ U ´　　 　 ／　　　こーんな幸せな生活が……
　　　　　　　　　　　 　 ヽ ヽ　　　　　　　　　　＼


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 .〉／: : : : : : l: : : : : : :　＼: : : : : : : : : : : : : :＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//: : : /:.:./: :|: : :|: : : : : : : ヽ: : : : : : : : : : : : : :.ヽ
　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 //: : :.∧:./: : :|: : :|: : : : : :|: : :.l : : : : : : : : : : : : : :∧
　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,'/|: : : {: : :|: : : |: : :|: : : : : :|: : :.l: : : : : : : : : : : : : : : ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,','　.!.: :..|: : :|: : : |: : :|:＼: : : l: : : |: : : : : : : : :.:.|: : : : : : :|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|!　 |: : ::|: : :L: : :ｌ:: : |: : :ヽ..:.!: : : }: : : :.l: : : :|: :|: : : : : : :|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|!　 |: : ::|ｘ'´lﾍ: : |:ﾍ:: `ｰ|＝:|=-/|: : : :.| : : :.|: :|: : : : : : :|
　　　　　　　　 　　　　　　　　や、やめぬか！　人様の前でそんなはしたない話を……！　 　|!　 |: : :.从ｌ」　＼!小从ｌ」小L__l/l : : :.:|: : : :|: :|: : : : : : :|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|!　 ∨::ﾊイ示ﾐ!　 　 　ｨ才乍ﾐぅxl.: : : | : : ::|: :|: : : : : : :|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ll　　 〉＼ 圦ﾄｨ}　　　　　{、ﾄryﾒ.l:|: : : | : : :.|::∧..:.: : : : |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　.∧: ::ハゝﾝ　　 　 　 弋こｿ .!:!:: :.:.| : :/:|:..:.:|.:.: : : : :|
　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /: : / : :| ゝ　　 　　 / / / / .l:|: : :/ :/:./:.:.:.:|: : : : : :|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/: : /: :/人　　 _　　　　 　　　/:l: :./ /::.∧.:.:.:.l: : : : : :|
　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /: : /:.://: : :＼._ヽ)_＿＿__,.　/　l::/: : ::/:::ﾊ.:.:. l.:..: : : :.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /: : /: ://: ／￣⌒￣ ＿_∠,イ: : :l/: : :/⌒｀ヽ､:.|.:: : : : :|
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　　　　　　　　 　 ／⌒　　⌒＼
　　　　　／⌒ ／／･＼ ／⌒　　⌒＼
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　　　|　 　　 | 　　 |　　　　 ＼／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
　　　　　　　　　　　　 　　ｷ　 | 　 　 　 ﾄｪｪｪｲ 　　　　|　キ　　いやすまんお、やらない夫！
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　`ー'´　　　 ／
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　　　　　　　　:　　／ﾉ(iiiiii_ノiii　＼ :
　　　　　　　　　:　|　⌒　(●)iiii(●）
　　　　　　　　　:　|　　　　 （__人__）::　　　　お前が俺にどうしてほしいのかよぉぉーーーくわかっただろ。
　 　 　 　 　　　:　 |　　　　　⌒⌒ﾉ
　 　 　 　 　 　　:　|　　ﾉ( 　　 　 } :　　　　　独り身ディスってんじゃねーぞ？　お？
　 　 　 　 　　　 ::　ヽ　⌒　　 　 }
　　　　　　　　　::　 ヽ､.,＿＿ __ノ :
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　　　　　　　　　　　　 　　ｷ　 | 　 　 　 ﾄｪｪｪｲ 　　　　|　キ　
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　　　　　　　　　　　　　　　_,,..-‐ ､._　_,,.-|　ノ　ヽ､_　　ト､__,,..-‐- ､.,,..__　__
　　　　　　　　　　　 ,. '"´｀　　　ゝ'"´　　|（●） （●）　|＼ﾊ　　　 　 Ｙ´´,　｀`丶-､._
　　　　　　　　　 __,/　　　　‐‐∨　　　 ノ{ （_人__）　　 | ハλ　　　　ヽ.ﾌ /＝､、　　＼
　　　　　　　,. '´ '´,'／　　　 ,､Y,ﾉ _,／　 ﾊ `⌒´　　　八　}八＼　　　　', し､　　 　 、ヽ｀r‐ ､　　　　　　少し夜風に当たりに行くだろ、やる夫。
　　　　　 ／, '´　`7´　　　　∩､.ミﾐ三彡 ∧　　　　 /＼Χ へ、ヽ-Ｓ＞- ）´ ヽ､　　'、 ヽ　　 ＼
　　　 　 / /　　　′　　　　　 ｀,'　)ｰ,ﾆ-‐-､〉　 　_ハ　）´-‐'￣￣｀`ｰ', <{　,　　 ｀　　｀､_〉ゝ-ｰ　ヽ、
　　　 　 |ｲ: ,　,､_ｉ　　　　　, 　 /　' λ　　}　｀`ｰ'´ ノ´ノ´⌒ヽ､、 ｰ<7´　ヽ　',　　　　　 ∨{　　　　 λ
　　　　ノ/ Y´⌒ ﾄ、　 ,　/ ／´/ ／/　 ﾉ　　ヽ　　　〈　　｀　　｀､　 ヽ　　　　､＼　　　　 ',ﾊ　　　　､} ｉ
　 　 {´, ' .　',　 / 》ミﾆ彡ﾃ彡彡彡彡´　　-‐‐ｰ　　ナ`､._　　　　ヽ、 ヾﾐ､､._　＼ﾐヽ､._ 　 八　,　,､ ', ﾍ.
　　 /´ヽ　＼､. }《　,'´　　 ｀▽´ﾞﾐﾐ=ｰ　　　　　　　〃　　 ｀`ｰ-　　　｀`ｰ-ミ三ニ＝三ミｿイ,｀`´,,｀｀ヽ.ヽ、
　　{'､,..　､　 ∨N､.　　　　 /ﾉ　　＼ ＼　　　　　　八　　　　　　　　　　_,,.-'´,'7／　 ￣｀　λ ／　＿,.} ,,}ヽ
　　Ａﾊ､._ ､ 　 }ｰ､ミ､＿,,／　　　　　｀ヽ､ミﾐ` 'フ´　}λ_　　ー-‐‐''"´彡／´　{、、　　　ノ}´/　 /´. ,､(｀´〈
　　{　〉⌒ヽ　 ﾊ　 Ｗｉ　　　　　　　　 　 ,{ ヽﾐ`亡　´ __､｀￣二ら彡７／ｨ}　　　 ＼､__,／ﾌ ｉ 　 /´　',　', ､ }
　　|　{　　　｀.ｊ　', ! }　}　　　　　___ ,-´￣＼　＼｀￣´＿,,,,....,,_ 彡彡'´ ﾉ/　　　　　　 　 / /! 　 ' 　 ∧,ｉ ',.|
　　',∧ ',　　＿　|ﾊ.} ,}　　　／´ ／´｀ﾊλヽﾐ､　 _ノ´　　_　　 ｀`ヽ<≦´｀'、 　 　 　 　 {　,'　　　　 /　》　}
　　 ヽ〉,''"´{ ,-.｀`ヽy ,..-イ　　,'　　　' ﾘ　',ヽ､ソ´{.ｰ, ''´　　 　 　 　 ヽ▽ﾐヾ､　　　　　 !∨,......,_　ノ　ﾊ /.!
　　　　{　ﾟ_,..-‐- ､. ﾚ　　/　　/　 ,'　 /　!　y'´'　 /´　　　　　　 ﾉ゛　 ｀ !　}:} !　　　　 　 {´〉　　｀ヽv' /,'./
　　　　 Ｖ　`o　_o｀∨ ノ　　/　 / 　 /　 ∨ 　 ､_{､_　　,,.. -‐<て　､　　} /ﾉ/　　　　　 /7´｀｀ヽ、　∨./


　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／⌒三 ⌒＼
　　　／（ ○）三（○）＼
　 ／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
　 |　　　　　|r┬-|　　 　　|
　 ＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／

┌─────────────────────────────────┐
│彼、スニヨンのその後の運命は過酷なものだった。　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│無事帰国し妻と再会できたものの、夫が死んだと思った妻は　　　　　　　　　　　..│
│既に再婚し、それを聞いた途端スニヨンは自分の手を硬く握り締めていた　　　 .│
│妻の手を乱暴に振り払い、乗っていたバスから下車させて怒りをあらわにした。.│
└─────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　 　 -‐ '´￣￣｀ヽ､
　　　　　　　　　　／: :,／/; : :ﾄ､: ヽ: : ＼
　　　　　　　　　 /: : :/l/ }:l:/l,:} ＼__＼ : ヽ　°
　　　　　　　　ﾟ　{/ /ゝ､ﾉｲ ﾉlｿヽ､_|×`＼i|
　　　　　　　　　 |l:/|,ﾟ（⌒）　（⌒）゜￣i,￣i|　 ゜　　ごめんなさい、実は……。
　　　　　　　　　 |/:l:l'ﾟ~　 ､_,､_,　~o°!ｿ │　　　　
　　　　　　　　　 ,!ｉVﾍ、　|/⌒| 　 |: : | ; : ﾄ､
　　　　　　　　／ ;ﾊレ!＞,､ __,　 イ: : :!;ﾊ人:｀ヽ、
　　　　　　　/: : ;'. _r‐' {￣rj　　　{!ﾊl;ハ　　ヽ: :ヽ
　　　　　　　: : ,' /　＼　　|ヽ.　 ／ }　 /　}､　ｉ: : l
　　　　　　　: : l/　　i　＼ | ＿＿　ﾉ／　/　ﾍl: : ｊ
　　　　　　　'; :/　　 l　　 ＼:::::::／´ 　 　ﾊ　 ﾍ /
　　　　　　　. /　 　 |　　　　 Y 　 　 　 　 |　　ﾍ


　　　 　_ ＿ _ _
　　　 「 ＿　　　 ￣￣￣｀ヽ
　　　 |　| |　￣￣￣.:.:.::::::1|
　　　 | _i |　_ _＿.:.:.:.:::::::::::ﾘ
. 　＿,「. .:. :.:.:.:.:.:::::::::::::.:.:::::L---､
　〈　こL_ ＿＿ ＿__ ＿ ノ.::::.:.:.:/
　　＼　　 　　　　　 .:.:. :.:::::::.:.:_/
　　　/.7`::ー　── ─ .:.:　:"::.ヽ
　　　|/:|::| ノ（ ●━━●　 |ｲ::ﾚ′　てめーあのときの契りはどうしたゴラァ！！
　　　　||/. ⌒　（__人__）ノ（ |/|
　　 　　＼　　　.｀ ⌒´　⌒,／
　　　　　ノ　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　スニヨン

30年たてばな…

┌─────────────────────────────────────┐
│その後何とか部族内での話し合いにより妻との再婚が叶ったが、　　　　　　　　　　　　　　..│
│再婚相手の家族とは感情的な対立を生み出してしまった。　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　...│
│また、彼の出身部族であるアミ族は数ある原住民の中でも勇猛果敢であり、　　　　　　　　│
│かつて日本軍に対し激しく抵抗し、その後は日本人として高砂義勇兵の中核を成す　　　...│
│尚武の民だった。彼らの戦の美学は逃亡を善しとしない苛烈なもので、　　　　　　　　　　....│
└─────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　 ヽ,
　　　強　だ　こ　お　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,,(ゝ'"""~~~ ~ ヽ-､,　　　　　　　 |　　　　そ　　　　t
.　　　く.　れ　の. れ　|　　　　　　　　　　　　　　　　　,r'""''rriii､iiri ii､､ ji t "'-､　　　　　 |.　　　　　　　　　 i
　　　 ：.　よ　世　は ,ゝ　　　　　　　　　　　　　　　 Ｊ r,,",､,,,,i(|t,,､､-､i,､::::､-､~'z　　　　　i　　　　う　　　　 |
　　　 ：.　り.　で.　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　,ﾐゝir:ﾘrzｯ) ､'-≠手t:::::ﾂﾘ'　|,,,､,,　　　 t　　　　　　　　 ﾘ
　　　　　 も.　　 ／ ,､-''"~~ ''ｰｰ-､　　　　　　　　 j(( i|〉:|　 'iヽ,　　　 ::::j_riﾂ'}::: ""'')） ,,､　 ヽ　　　　　　　/
ヽ､＿＿＿＿_／ ,r'~:'"::/"::" ii:::::ｰ､ ~''ｰ- ､　　 ,r'"ｰ((ﾐii|　'=;;;=-　::::::::{,ツXﾉ､_:::::　~~)ﾘ　　　~'-､　 ＿／
　　　　　　　 ,,､-"/~　::'"ｰ､ ノ:::　　 ~''' ､　　~ ''''ｰ"､('ii）i|i:　,,,,,　　　:::/Kﾘ|了/､):::::iiii　｀=ﾏ))　　ﾉ／
　　　　 ,,､-'" ,,､z'__ ji,,, r､ 十､:: ::::　　　　　　,,　　　,,,,~' ､ヽ":::::~'''ｰ''"::４"(iヱｲ~|ヽ::::jjj　　 ''''t＿
　　　　'--ｰ''ﾌ ,/　 ﾙｰ/j|. /　 ~'' ､ :::　　　　　:::::　 ::::　ヽヽ｀:::::::::'"ﾉ:: {itiijjj}||≧z､､}ヽY''Y''Yヽr､ミ-）
　　　　　　 /　ﾙ-/ j　j （,/　　　　 '､　::　::　　　　:::　::::　ヽ~'~､~~'''ｰ ､ ,／::::::::::::::::::~'' -)~)Z入(~ヽ､）ヽ
　　　　　　'ｰ ' | ,ﾉ　|,ノ　　　､- ''''' ｰヽ ::　 ::　　　　:: :::::::　　　 ~''ｰ―､~' ､:::::::::::::　　　~''::ヽ"マｰ芒iｰ､）
.　　　　　　　　 ~　　　　,､ '"　 ::::::"　 ヽ ::､　 :::　　　 '':::::::'"":::　　.....　　　　　　 ::....:::::　　::::ヽ､iiii　ら⌒）､
　　　　　　　　　　　　／　 ,,,::::'''"　　　 ~'-､' ､,,　;;;;::::''";;;;　''''''::::::::::::::::::::　　　　　"'':::::::::::'''" |ijjj||　（~'i⌒)）
.　　　　　　　　　　　i' ::　 ,,　　　　　　　　:::r~'''ｰ-- ､'''"　:::::...........　　::::::　　　　　 ｀'::......::::::ﾘr'"i､''　））'i⌒)）
　　　　　　　　　　　i| :::::::|i,,,,,,,､､-''"""~~:::i|　　　　　~'ｰ､　　''':::::::::::::::''"　　　　...........''''""　ﾘ　ﾂﾂﾘ ﾘ　ゝｰ'､
　　　　　　　　　　　 j ::::::ti"~~　　　　　　:::|　　　　　　　 ~' ､､､;;; ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /　 ツ /ﾉ　（　　::ヽ,
　　　　　　　　　 ,,､-' :::''"ヽ;:::::::::.................:::t::::::::::::::::::::::::::::::::::~''ｰ ､;;;;;;;;;;;;;､､-ｰ''''";;;;;;::::::::: i'　 （((ii （　　 ヽ　　 :i
　　　　　　　　 r"::::":'"　　 ヽ､;::::::::::::;;､- '" ~'ｰ---::､､､､;;;;;;;::::::::::::::;､-'"::::::::::::::::::"::"　'" j　　（((ii シ　　 ﾘﾉ　:ﾘ
　　　　　　　　/::" ::"　　　　:::ﾉ~'''''''"　　:::"　　""'''''::::　　　 ~~~~~　　　:::::::::::::::"::"　:::::ノｼ　　　　　:）　　/:::／
　　　　　　　　　　　　　　　↑皆が憧れるカリスマ溢るるアミ族の戦士(イメージ)

┌──────────────────────────┐
│ジャングルで行方不明となり長年生活していたスニヨンは　　.....│
│完全にこの美学に反していた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　....│
└──────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　,,,,　,,,､､､ ,,,, ,,,,　 ,,,,,, ＿,,,,,,,_
　　　　　　　ﾂﾂ､,,,（((rﾚ"ｲ彡-''""rr'',､-ｰ//ｰ-､~'''-,r''"￣￣￣~ヽ
　　　　　　　≧从从((､､,""（((ア;;;;;;;（（彡　　　 彡 /　　美　そ
　　　　　,､'"~ヾヾミ三⌒;;;;;;;;ミ（;;;;((､r"ヽ（;;;;;;;; 彡"|　　　し.　し
　　　,､'""(''"(（（(( r''"~~フ;;;;;;;;r'ヽr"iii""､､二ｰ､ｼ |.　　 い　て
　　r"／ノ"（(",､（;;;;r''",､-'"r'"tit（;;iii:::::..."":::~'-､) |.　　 ! !
　 ﾂ"r'"ヽソi'",､-'"" （（yi（((::::入::::ii;;;; iii　　:::::::､､,ヽ､.
　"　{､√" ,,(((ｰi:::::ii:::::);;rrrﾘ),',)）iiiiﾘ||,,,::::::: ヽ::::ii|人|i,｀''――― '''"
　　ﾉﾐ ﾘ　（（ii"ii"　j　（;;;|iii,/　 ﾉ（､ i,,Y(ﾘｿｻヽ､､;;;;;;　t;;;;"ミ ≡"""
　 （､::::　 （~'ﾌY iii彡;;/rYiii(ヽ,ﾘti（　iitt))))りii（'|ii､彡ii |ﾐt､ｱｰ''三""
　　　）j,　 てjj　ﾉ " iit(((Y"ﾉ,,ﾚ ::::（,,r'"tt i'i､ j))tii 彡ii |（:: "１__シﾐ
　　(""　 ら((Lii　ﾐツ､〈〈ﾘ( り:::::::::j（　 Y）人）iﾘ ゝ彡r､ﾐii)(､､､,,,
　,､ゝiii:　　（~ i~~'r)"''-,((,,yﾘ::::::::::ﾐ ｿ:::ttﾘ(（ii,,,,,t...t:/::::|､ii|''ヽ;;;t三
'"　（,､-'ii　 ゝ:::r､Y'tこ'''=ﾘ､,,, ::::､:ﾐ:;;;;;;;;;､='''"""｀:::/､::ﾘ ~''､ ﾘ;;;;ミミ
）)ﾉ　(((ﾘ|y（:::'~it､'t ヽ;ﾓtｯﾁﾐ,ヽ　ｼ;､-tｯﾁヲ'''" :::/:ﾉ:,':::＿_Yヽミ ミ
ノ　　 ::::::::iit　 ﾘ"ヽ,t:: "｀"""":|　 '''"""'''''"　　:::ﾘ,,,,/;;t::::　 ヽ|ｼ彡ﾐ
,､-'",､ '"（ ｀''i､,､､'"i::t　　　　:::i　　............　　 :::::/:/":/;;ﾘ'''ｰ-､ ）'' ｀'
,､ ''"彡""t　 |'" ﾉ(ii|::ヽ　:::::'"､i　､　)-､:::'''　:::"ﾘ::||　jjjj 'ゝ､,, i､''ヽミ
　シツ"",r'''''Y⌒）: i|::::ヽ　 ､・ヽ､;;'"__ ,,r　　　:/:: ヽ（ ii/|t､;::::~'ヽﾉ､;;
　iii:::::　,（:: ヽ",,ノiﾘi,,i:::::::ヽ,　｀ﾐ'ｰｰ'''" 　　 ､ ':::　　ｻﾂ, ﾂ::t:''' ｰ-､ﾊ
:::::::　 （:: ヽ ﾉ,ﾉ""iiﾘﾘi"'':::::ヽ,　｀""~　　 ／:::　　　 ::'(（iii:::::::ゝ､,,,,　i ）
　　（:''ヽノ":::）:::::シ（((t　 ::::::ヽ, ::::::　,､ ':::　　　 ::: ::'" ヽ;;::::/ii（:::: ヽ|ヽ
. ,r⌒人ノ'ｰ"ii彡'" ))''ﾘ　 ::::::::::￣￣:::'"　　　　:::""　　（((~'''ｰ-~''ヽr
"ヽノ　 ）:::ﾘﾘ;;､-'''~iijj（　　｀'' ､:::　:::::::　　　　 ﾘ":::　　　　　:::::::::: ~'-､
　 ﾉ'ｰ",､- ''":::::　　　　　　　　 ヽ:::::　　　　／:::　　　　　:::::　　 ::::::::::
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　　　　　↑皆が憧れるカリスマ溢るるアミ族の戦士(イメージ)

┌─────────────────────────────────────┐
│その上、元台湾人兵が一銭たりとも日本政府から恩給を貰っていない中で　　　　　　　 　 │
│与えられたスニヨンに対する同胞の目は非常に冷淡で、「臆病者」として遇していた。　　....│
└─────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　,. -,ー―,―.- .､
　　　　　　　　　 ／. /: : ;: /:; : : : : : .｀ヽ
　　　　　　　　 ,(:ゞ'｀ﾞ'´　´　　｀ﾞヾ彡＝ミ:､
.　　　　　　　 / /　　 ,＞＝ミ:.､　ﾐ＝ー: : '.
　　　　　　　/ .,ﾞ彡､　'´＞r心z｀　ヾ＝=ミ: '.　　　　日本人や漢人はあいつに同情してるけどよぅ、
　　　　　　　ゝ {rt::ｳ　 '´￣｀　´　　}:Y⌒} : :ヽ　　　　あいつは死ぬのが怖くて森に引っ込んだへその下の弱ぇヤツさ。
　　　　　　　　　|´/-､　　　　　　　 ﾐ;ノ /. : : : :'.
　　　　　　　　　i　〉,｀ヾﾐzzz､ 　　　.}　 j : : : : : :'.　　　その上まんまと恩給を貰って金持ちになってやがるもんだから
　　　　　＞ー､へ'ﾞｒ＜三二ﾉ　　　/ ゝ'; : : : : : : :＼　　おいら達の周りじゃあ誰もあいつをまともに相手にしてねぇよ。
　　　 ／　ﾉ　/　∧｀ー＝´　　　, '　　/: : : : : : : : : :｀ヽ
　　 /　／　ノ　/　ﾑ　,从　,.　＜.　　/{: : : : : : : : : :ヾミ
＞-{　 ゝ ´ゝ＜._ノハﾞ:i ::|!/　　　　 ,　∨: : : : : : : : :｀ヾ
:::::::ﾉ　　　　rー'´　 ∧.!:i:〃　　　　　　,.∨＞ー-＜ヾﾐ
／ヽ　　 ／　　　_彡/ハﾘ|　　　 ,. ＜i:i:i／,////// . .｀ー
　　　　　　　,.＜/////ﾉ'/ 　 ,.イ.i:i:i:i:i:///////〃. . . . . . .
　　　　　,.＜///// ／i/　／.i:i:i:i:i:i:i / ///////. . . . . . . . .

戦前の日本人の価値観（建前サイド）と近いものがある

┌────────────────────────────┐
│極めつけは言葉の問題だった。日本人としての教育を受け、　　 　 .│
│30年近く日本軍人として戦ったスニヨンの理解できる言葉は　　　　 .│
│アミ語と日本語、少々の福建語くらいのもので、既に　　　　　　　　　.│
│優勢言語であった北京語は全く理解できなかった。　　　　　　　　　 .│
└────────────────────────────┘

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　　　 「 ＿　　　 ￣￣￣｀ヽ
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　　　/.7`::ー　── ─ .:.:　:"::.ヽ
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　　　　　ノ　　　　ー‐　　　＼


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　　　　 　 ﾄ､　ﾞﾞﾞﾞ　........_;;:::-‐'::: 　 >|　　　|
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　 /7./　.＞'' ´　|　　　/ ＼　　 　 |　`''‐＜

┌────────────────────────────────┐
│意思の疎通に大変な苦労をするため中々良い仕事が出来ず、　　　　　　　......│
│段々とタバコを吸い、檳榔という発癌性の高い興奮作用のある嗜好品を　 　 .│
│一日中齧り酒を浴びるように飲む生活を続けた。　　　　　　　　　　　　　　　　...│
└────────────────────────────────┘

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戦争の犠牲者か…

┌──────────────────────────────────────┐
│その後、興行師の薦めにより文化村で日本人観光客向けのショーに参加したり、　　　　　　..│
│家を離れて各地を巡業するなどジャングルと部族社会から逃れるような生活を続けた。　 　 │
└──────────────────────────────────────┘

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　　　　　　| 　 ＼＿,,＿_ﾉ ミ三三三三三三ゞヽゝ三三三三三三三≒≒≒|〕
　　　　　　|　　〆幵:::::::::: 　　　　　 ）￣￣＼___ノ ￣￣￣￣￣￣｀ヾﾉ⌒ゝノ
　　　　　　 ',　ﾟ。ﾟ:::::::::::::　,─､_＿／
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┌──────────────────────────────────────────┐
│発見され帰国してから4年後の1979年6月15日、荒んだ生活が祟り肺癌と診断され、死去した。　　　　.│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　....│
│死期を悟り日本を訪れようとしていた最中だった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
└──────────────────────────────────────────┘

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　　　　　　　　　　　` ―─―─´　　　ヽ＿__）

┌──────────────────────────────────────┐
│彼は軍人の時に戦争から逃れ、戦後暫くは部族の掟を穢した自責心で密林に逃れ、　　　　.│
│帰国した後の激変した社会と冷たい同胞から目を背けて死んだ。　　　　　　　　　　　　　　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│日本に行こうとしたのも、あらゆる物から逃げた彼にとっての　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
│最後の心の拠り所だったからなのかもしれない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 │
└──────────────────────────────────────┘

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　　　　　/.7`::ー ── ─ .:.::"::.ヽ
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　　　　　　||/　　.（__人__） 　　.|/|
　　　　　　＼　 　 ｀ ⌒´　　　,／
　　　　　　／　 　　ー‐　　　　＼

┌──────────────────────────────────────┐
│1975年3月末日、蒋介石の健康状態が思わしくないことが始めて公に公表された。　　　　　 .│
│勘のいい国民は71年以来公に姿を見せない総統の先が長くないことを感じていたが、　　......│
│あまりにも突然危篤と発表されたため台湾社会には不穏な空気が流れ始めていた。　　　　 │
└──────────────────────────────────────┘

　　　　　 ヽ i､ヽ:ﾄ{､ヾ￣"´ l!＼　　　｀"￣"´　 |::!:l::! j:ll:!
.　　　　 　 　 !::､::::i　　　 　 ｌ 　 　 　 　 　 　 u |:::/lj/l:!ﾘ
　　　　　　　　ヾﾄ､:!u 　 　 　 　 　　　　　　　　ｊ!/ j|:::ﾘ
　　　　　　　　　　ヾ! 　　　ヽ　 ‐　　 　 　 ｕ　/ｲ´ｌﾊ/
　　　　　　　　　 　 }ﾄ.、　 -､ｰ-- ､__　 　 　 /'　!:://
　　　　　　 　 　 　 ﾘl::l゛､　　｀二¨´　　　 ／　　|/:/
　　　　　　　　 ｒｰ''"´ﾄ!::i{＼　　　　 　 ／　　/　!:/
　　　　　　　　/ ^ヽ　　ヾ!　 ヽ ＿,,、'´　 　 /　 ｊ/

29日、国民へ向けた遺訓が発表される。

┌────────────────────────────────────────────────────┐
│余は青年時代が始まるとすぐに国父革命に身を投じ、イエスキリストと国父の信者となった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....│
│来る日も来る日も、三民主義の障害を取り除き、民主的な政治をする国作りに明け暮れ、刻苦奮闘した。　　　　　　　　　　　.....│
│この２０年余りで、自由主義の基地としての台湾は日増しに強大になった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　...│
│大陸の邪悪な共産主義に対し、絶えず政治作戦を展開している。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .│
│共産主義に反対し国土を回復するという大事業はとどまることがない。全国の軍・人民・国民党員同志諸君、　　　　　　　　　.....│
│憂いを抱き志を失うことを決してしてはならない。真心から一致団結し、国民党と政府指導者を心に留めて忘れず、　　　　　　..│
│孫文主義を信奉し、国土回復を皆の目標とする。また余の精神は同志・同胞が必要で、姿に左右される。　　　　　　　　　　　　.│
│三民主義を実践し、大陸の国土を回復し、民族の文化を復興し、民主主義の陣形を守る。余の生涯の志をもって、　　　　　......│
│国内外の軍・人民・同胞が一致して革命を一生の仕事とし、戦いを決意するのだ。ただ願うは、成功を信じて耐え忍び、　　　....│
│自ら強くなろうと奮起し、未だ成らぬ国民革命の責任が達成するまで、絶対に止めてはいけない。　　　　　　　　　　　　　　　 　 .│
│勤勉で勇敢にあることを誓い、怠けることなくなおざりにすることなく務めよ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .│
└────────────────────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ___
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /│￣￣￣|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│.|　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　|　　　　　|
　　　　　　ミﾐ皿皿皿皿皿皿皿皿皿|　　　　　|皿皿l￣￣￣l皿皿皿_
　　　　ミﾐ彡ミﾐミ　田　田　田　田　.|　　　／|　　　　　　　　　　　　　|
　　　　ミミﾐミ彡彡ミ　　　　　　　　　.|　 ／　 |　　　　　　　　　　　　　|皿皿皿皿皿
　　　　ミ彡ﾐミﾐ彡ﾐﾐﾐ　田　田　田　.|／　　　|　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　|
　　　　ミミミﾐ巛彡ミミ　　　　　　　　　　　|　 .|　　　　　　　　　　　　　|田　田　田│
　　　　ミ彡彡ﾐﾐミミミミ　　≡　　/ |￣￣￣￣|　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　 │
　　　　ﾐミミﾐﾐミ彡ﾐミ二　三三　|　|　　　---∥　 |￣￣|　 |￣￣|　　|　　三　　三|
　　　　|　　::;;:;;;　　三三　三三　|　|　　 ┌─∥　 |┐　,|　 | 　　.|　　|＿三二 三二
　　　　|　;;:;::;;;;;;;;;;:　 | |　　　| |　 ヽ |＿＿|　　∥　 |│＿|　,|＿___|　　|　　. ||　　 ||;;;;;;;
　　　　|二二二二二二二二二|　　　　　　￣∥＿|;;;;;;;;;;;|＿|;;;;;;;;;;|＿_|:::


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:!''ゞ､,,,,,.... ゞ-''´　　　 　 　 　 　 ', 　 　 !::::::,':::::::::::!!　　　　　
'　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ',　　 ,'::,:':::::::::::::::l!　　 　 　 今生きていることが奇蹟、と言っておきましょう。
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　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,. --ヽ,'::::::::::::::::::::/　　　　　　もしかしたら再び目覚めるかもしれませんが、
　　　　　　　　　　　　　　　　　__　　　）::::::::::::::,:'　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　 ' ､rﾞ'ｰr'::::::::::::／　　　 　 　 　 その後は長くないことを覚えておいていただきたい。
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　　　　　　　　　　　　 ,. -''"｀ｰ'/　,'　　　　　　　　　 　 　 　
　　　　　　　　　　,. ;'´=''ニイ-! 　,'､
　　　　　　　　 r'´r‐--―'''´,,..!､ ,'　＼､　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　 ｀ ー― ―''"__ノ/ヽ　　 ヾ丶､
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　丶、　　　　 　 　 　 　 　 　 ,'　　　 ',　　 　 ヽ　 ｀丶､

　　　　　　　　　　　　 __　 ＿
　　　　　　　＞- ､ｒ≦　 ミ､ 三ヽー 、
　　 　 　 ／ ///´}}ﾆ　三＝＝彡ﾐヽ ヽ
　　　　 / //!　　 /¨ i iｌ ｌ!　l|ﾍ ｌﾍ ﾄ! ゛、＼
　　　　,' //｜ !|ｌ ｌ|{| | !V　 ｌ|　ｌ ｌ l |ｌ! ﾄヽ iﾄ､
　　 　 | |∥ ｌ ﾊ|! ﾘｌ| | V　 /| 　! ! ｌ|ｌ　　 i∥
　　　 /｜|　/ ｜∧! ｌV 　　　　　! l| N ! l| |　　そんな…………。
　　　j∧| | /||ｌ ! ﾊ ｌﾊ/　 /!ｌ　l i 　∥lﾍl |ﾍ!
　　　 　 ﾄ|/Ｙヾl/⌒Ｙ/　/^!l　!ヾ､! ｌ|ﾘ⌒!ヽ
　 　 　 　 !丨 ::.、 .:::///:::::::乂:::::::ヽ{:::::::::::::l
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　　　　　　∥ :: ::::! ::::::ヾ≒⊆ﾟ::〕 〔:::ヒ儿ｼl:|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／: :.::.:: : .:/イ´: :／´.. -―￣｀:.＝ミ:_..
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　 　 /:.: .::.::.::..:／: :.: : /　ノ: : : : : : : : : ｀: .､‐ ｀ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　 i: .::.::.::.::.:/ .: .::.: :/ .ｲ:: :. : : : : : : :＞.､　 ＼-‐ヘ.
　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　 　 |.::.::.::.::.:/:: :l.::.: : |/::.::.::..:..: : ヽ:イ＿ . :＼´: ヽ:.ヽ:ヽ
　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　 !::!::.!::.::ハ::.|::.|: :.|::.::|::.:斗-‐´: : ::.::.::.. : : :ヽ::斗: :.l: :!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　j::.|::.}::.::|::.:斗v:: :.!::.イ::.::.ﾄ､::.:ﾄ､: :ヽ:_::.::.:..／ﾄ :l:: : ﾄ:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　ノ‐ |:/::.:／ イ｜:. |::.::ﾊ::.::.l　＼:､＼: ＼７'ァミl::.|:: :l }}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　 　 　 l::l::.:ヽﾑ/　|::.::.::.::.::.ﾄ:斗---｀孑｀　ーｲｫ::小::./l/′
　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　…………。 　　　　　 　 |::{::.::.::V７7!::.::.::l:: ´l ｀,≧zzミ　　　　 |ｭﾘ }:./::.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　 l:ハ:.}:.l/:.| |::.::.::.:ト､:.V/ﾄ-':...}　　　　　´　ｲ::.: :|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　 　 |　｀j小:.| ﾄ::.::.:..:ヽ-ﾐ｀ Vﾕﾂ　　 　 ヽ　　ﾊ::j:ﾘ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　 _ノ.. ..:..|:ト､::.::.:､＼｀ ｰ-､ 　 ´ '／:.|:/ﾌ:>､
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　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　 　 !　　　　　 ＼＼:ヽ..:.Vーﾉ-- ､＼7:..: : : :|::/: :/ 　 　 !
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　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　 　 |.::.::.::.::.:/:: :l.::.: : |/::.::.::..:..: : ヽ:イ＿ . :＼´: ヽ:.ヽ:ヽ
　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　 !::!::.!::.::ハ::.|::.|: :.|::.::|::.:斗-‐´: : ::.::.::.. : : :ヽ::斗: :.l: :!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　j::.|::.}::.::|::.:斗v:: :.!::.イ::.::.ﾄ､::.:ﾄ､: :ヽ:_::.::.:..／ﾄ :l:: : ﾄ:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　ノ‐ |:/::.:／ イ｜:. |::.::ﾊ::.::.l　＼:､＼: ＼７'ァミl::.|:: :l }}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　 　 　 l::l::.:ヽﾑ/　|::.::.::.::.::.ﾄ:斗---｀孑｀　ーｲｫ::小::./l/′
　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　翁元、総統は後継者については？ 　 　 |::{::.::.::V７7!::.::.::l:: ´l ｀,≧zzミ　　　　 |ｭﾘ }:./::.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　 l:ハ:.}:.l/:.| |::.::.::.:ト､:.V/ﾄ-':...}　　　　　´　ｲ::.: :|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　 　 |　｀j小:.| ﾄ::.::.:..:ヽ-ﾐ｀ Vﾕﾂ　　 　 ヽ　　ﾊ::j:ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　ヽ / |! ﾘ_ﾄﾍ:l::.:...:.ヽ｢ {　　　　　　 _, 　.ｲ::.ｲ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　 _ノ.. ..:..|:ト､::.::.:､＼｀ ｰ-､ 　 ´ '／:.|:/ﾌ:>､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　 r‐＜::｀丶:..:ﾊﾄ､_＼::.:ヽ￣｀　 }┬‐.:: : :〃::/: : /､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　 /´￣｀　ミヽ:＼ヽ:..:.｢ ＞:}-- ､ ﾉ｜:... : : l:::./: :./　 ヽ
　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　 　 !　　　　　 ＼＼:ヽ..:.Vーﾉ-- ､＼7:..: : : :|::/: :/ 　 　 !
.　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　 |　 　 　 　 　 ヽ:ヽ:〉ム二ﾆ､‐- ７|:..:. : :/::l: ://　　　 |


　　　 　 / 二ム　　＼二ニ＝=　　 ｀ヽ、 丶 ｀ヽ. 　 　
　　　 　 {　{ ｛　 ヽ＼　＼ー-=ニミ　　　＼　＼　　　　
　　　　 ハ ∨ 、　 ｀　 　 ＼　　　｀丶　　 ハ　ハヽ 　
.　　　　 /∧ Ｖ{`ト=ﾆ二　　　　　　　　＼ 　 ∨　トミ.　
　　　　 ' '　 ＼ヽ　　　　 　 ￣二ニ＝=ミヽ　 }　｜　｀ヽ
.　　 　 !∧　 V `ト　.　　　 ｀ヽ.＿＿__　__二ヽ 　 ﾄ､
　　　　ｉ　iﾊ　 Ｖ　　＼｀ヽ　 　 ＼ィ::「｀ヽjﾘ　｀ヽ　}　ヽ　　　　いえ、私の知る限りでは何も残されていません。
.　　 　 !　iハ　、 　 　 ＼　 ､＿___ゞ′ 〃　　 ハハ　}　　　　公の場での口述でも、書面もです。
.　　 　 ｉ　i 八　＼　　　　ヽ　＼　 ヽ／　　　 　 ﾉ　 Vハ　　　
　　 　 ∧ﾊ　 ＼　ヽ　二ﾆ=‐＜⌒　　　　　　　　　　　　　　　このままでは、憲法の既定どおりに副総統となりますね。
　 　 　 八 ヽ 　 ＼ Ｖ{:::厂｀V
　 　 　 　 ヽ　｝ﾄ､　＼ゞ　ノ〈
　　　　　　　Ｖ人 ヽ　 ＼´　 ヽ　｀　　　　　　　 　 　 ／
.　　　 　 　 イ＼ﾊ ｊヽ丁｀ヽ　　 　 　 ＿_　　　　　／
　　　　　　 丿　 ヽ八八人　　 　　く__／　　 　 , '
　　　　　　　　　　 }ハハヽ＼　　　＿＿_　　　/
　　　　　　　　　　ﾉ　ﾉ　j　＞'"´　　　　丿　 /

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│　　　　　　　巛彡彡ミミミミミ彡彡　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　....│
│　　　　　　 巛巛巛巛巛巛巛彡彡　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　...│
│　　　r､r.r ､|:::::　　　　　 　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .│
│　　r |_,|_,|_,||::::::　　　　 ⌒　　　⌒|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│　　|_,|_,|_,|/⌒　　　　 -="- 　(-="　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　....│
│　　|_,|_,|_人そ(^i　　　 '"" ) ･ ･)""ヽ　　　　ほ～れ、ワシの肩書きを言うてみいや。　　　　│
│　　|　)　　 ヽﾉ　|.　　┃｀ー-ﾆ-ｲ｀┃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
│　　|　　`".｀´ 　ﾉ　　 ┃　　⌒ 　┃|　　　　もうそろそろ三文字から二文字になるで。　　....│
│　 人　　入＿ノ´　　　┃　　　　┃ﾉ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
│／　　＼＿／＼＼　　 ┗━━┛/ ＼＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│　　　　　 ／　　 ＼　ト ───ｲ/　　 ヽヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
│　　　　 /　　　　　 ｀　─┬─ イ　　　　 i i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
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　 　 　 　 　 /::.::.::.::./ ´　＿＿＿ ｀ヽ: :ヽ
　　　 　 　 /::.::.:/::./ イ´: :: : : : : : ｀ヽ|:ヽ: !
　　　　　 /::.::ｨ/､:_!: :/:./: |::＿::＿-‐_ﾍノ:l:l
　　 　 　 !::./ ,ト..十:T:ハ: |: : : l::..:.. l: : :|: :ﾄ〉
　　　　 ｜::｀ﾒ|::.::.|:..,|:|　 l lヽ: : ト､:: |: :｜:ﾚ|
　　　 　 |::.:/| |::.:..|:廾ト､ ヽ　＼:| ,.斗l-:l:.,1:!
　　　 　 l.::.L|{1::.:.l:.ﾄ十::ﾃ ｰ '　イｫ:卞l/ｲ |:|　　　(よりによってあいつ？　ま、あいつは野心なんてないし、
　　　　　|:.|:l:Lﾄ!:.:.ﾄ{　￣　　　 ,　 ￣｀|:.|:Lj:l
　　 　 　 !:|:l::.::.:l::..ト、　　　 , -､　　 ｲ::l:..:ｲ:!　　　　言われたことだけホイホイやる奴だからいいけど……)
　　　　　 lﾑ|:.|::.:ﾄ:..l |＼ 　 ´￣｀ ／7:/､/ﾉ′
　　　　　/|: ｢lﾄ::.:|.ヽ:!　 ｀　ｰｧ ´}: : j/ : |｢ト.
　 　 　 ハl: l:::l ヽ!: : :ト_- ― ＜|: :/: : : !!|　l
　　　　i 　ヽ:.l:::l : : : : l　_, ----l: : : : : :l:||　 |
　　 　 |　　 ﾄ:ヾヽ : : : l_ノ ￣ ｀| : : : : :l:l:l 　 !


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　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,､-ｰ''´:._,､-:ｰ｀､-､,
　　　　　　　　　　　　　　　　／:.:.:,､-'´:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ:.:.:＞'"｀:.､
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　　　　　　　　　　　　　{:.:.:.:|:|:.:|:.:.:|:.i:.:.!i:.:.ﾊ/j　　　　i≦了7./:.:.i:.:!
　　　　　　　　　　　　　lﾍ／ヘﾊ､:|≦斤乍　　　　 /廴ﾚﾘﾉ//:ﾊリ
　　　　　　　　　　　　 ,'i:.ﾍ（|:.:.:.:.:.:| `弋少　　　　 升仆ﾍ/:/.:ﾉ
　　　　　　　　　　　　,':i:.:.:.:ｌ|:|:.:.:.:.:|　　　　　　　　 ゞ少 /ソノ
　　　　　　　　　　　 ,':.:|:.:.:.:l!:l:.:.:.:.:.ｌ　　　　　 　 ′　　/:.ｌ::|　　　　　…………。
　　　　　　　　 　 　/:.:.:!:.:.:.:.!:l!:.:.:.:!:!､ 　 　　´　`　　 /:.:.|ｌ:l
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　　　　　　　　＜￣｀ヾﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ　 　 　 ﾄ､ヽ∨|:.//:.:!.:|
　　　　　　 /´　　ヽ : : ∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ､_,､-"¨'ｰﾍ_i:.|/':.:.:.:.':|_
　 　 　 　 /　　　 　i、: : ::ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼_,､-"ﾞｰ､,∨:.:.:.:.:.:.:.!i｀ﾄ、
　　　　　ｲ　　　 　　 ! ',: : :::ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ: : : : : : :i:.:.:.:.:.:.:.:.:|: i ﾍ
　 　　 / i　　　　　　 i　',: : ::::ヘ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ: : : : : :|::.:.:.:.:.:.:.:.|:.i　ヽ
　　　　　　　　　　　　　蒋緯国(蒋経国の異父母兄弟)

　　ＮVVVVVVV＼
　　＼　　　　　　　　＼
　　＜　　　　　　　　　｀ヽ､
　　＜／　／"" ＼ .ノヽ.　＼
　　　//, '〆　　　　 ）　　＼ ヽ
　　〃 {_{　　　ノ　 　 ─ │i|
　　ﾚ!小§ （○） 　（○）　 | ｲ　　　(な、なんなんスかこの空気は……
　　　ﾚ §　u （__人__）　　 |ﾉ
　　　 /⌒゜。　　ー‐ 　。゜ｨヽ　　　　　みんな総統のことよりも別の事を……)
　　　/ rｰ'ゝ∞　　　∞　〆ヽ
　　 /,ﾉヾ　,>　∞∞　　ヾ_ノ,|
　　 |　ヽ〆　　　　　　　　|∞|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
────────────────────────────────────────
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　　ＮVVVVVVV＼
　　＼　　　　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾋﾟｰｰｰｰｰｰｰ>
　　＜　　　　　　　　　｀ヽ､
　　＜／　／"" ＼ .ノヽ.　＼
　　　//, '〆　　　　 ）　　＼ ヽ
　　〃 {_{　　　ノ　 　 ─ │i|
　　ﾚ!小§ （○） 　（○）　 | ｲ　　　！？
　　　ﾚ §　u （__人__）　　 |ﾉ
　　　 /⌒゜。　　ー‐ 　。゜ｨヽ　　　　　
　　　/ rｰ'ゝ∞　　　∞　〆ヽ
　　 /,ﾉヾ　,>　∞∞　　ヾ_ノ,|
　　 |　ヽ〆　　　　　　　　|∞|


　　　　　　　　　　　_,. - ―― - . .､
　　　　　　　　 ／´..... : : :＿＿＿ : :＼
　 　 　 　 　 /::.::.::.::./ ´　＿＿＿ ｀ヽ: :ヽ
　　　 　 　 /::.::.:/::./ イ´: :: : : : : : ｀ヽ|:ヽ: !
　　　　　 /::.::ｨ/､:_!: :/:./: |::＿::＿-‐_ﾍノ:l:l
　　 　 　 !::./ ,ト..十:T:ハ: |: : : l::..:.. l: : :|: :ﾄ〉
　　　　 ｜::｀ﾒ|::.::.|:..,|:|　 l lヽ: : ト､:: |: :｜:ﾚ|
　　　 　 |::.:/| |::.:..|:廾ト､ ヽ　＼:| ,.斗l-:l:.,1:!
　　　 　 l.::.L|{1::.:.l:.ﾄ十::ﾃ ｰ '　イｫ:卞l/ｲ |:|　　　　！？
　　　　　|:.|:l:Lﾄ!:.:.ﾄ{　￣　　　 ,　 ￣｀|:.|:Lj:l
　　 　 　 !:|:l::.::.:l::..ト、　　　 , -､　　 ｲ::l:..:ｲ:!　　　　
　　　　　 lﾑ|:.|::.:ﾄ:..l |＼ 　 ´￣｀ ／7:/､/ﾉ′
　　　　　/|: ｢lﾄ::.:|.ヽ:!　 ｀　ｰｧ ´}: : j/ : |｢ト.
　 　 　 ハl: l:::l ヽ!: : :ト_- ― ＜|: :/: : : !!|　l
　　　　i 　ヽ:.l:::l : : : : l　_, ----l: : : : : :l:||　 |
　　 　 |　　 ﾄ:ヾヽ : : : l_ノ ￣ ｀| : : : : :l:l:l 　 !

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　　　　　　　＞- ､ｒ≦　 ミ､ 三ヽー 、
　　 　 　 ／ ///´}}ﾆ　三＝＝彡ﾐヽ ヽ
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　　　　,' //｜ !|ｌ ｌ|{| | !V　 ｌ|　ｌ ｌ l |ｌ! ﾄヽ iﾄ､
　　 　 | |∥ ｌ ﾊ|! ﾘｌ| | V　 /| 　! ! ｌ|ｌ　　 i∥
　　　 /｜|　/ ｜∧! ｌV 　　　　　! l| N ! l| |　　え……
　　　j∧| | /||ｌ ! ﾊ ｌﾊ/　 /!ｌ　l i 　∥lﾍl |ﾍ!
　　　 　 ﾄ|/Ｙヾl/⌒Ｙ/　/^!l　!ヾ､! ｌ|ﾘ⌒!ヽ
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　　　　　　　　　　　　　 　ま、マズいね！　心の臓が……！　　　　　　　　! .{　 |/ヽ＼__　　　　　　　 |/ _ヽ:::
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　　　　　　ミﾐ皿皿皿皿皿皿皿皿皿|　　　　　|皿皿l￣￣￣l皿皿皿_　　　　　ﾒｦ､ﾒｦｻﾏｼﾃｰ！>
　　　　ミﾐ彡ミﾐミ　田　田　田　田　.|　　　／|　　　　　　　　　　　　　|
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　　　　ミ彡ﾐミﾐ彡ﾐﾐﾐ　田　田　田　.|／　　　|　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　|
　　　　ミミミﾐ巛彡ミミ　　　　　　　　　　　|　 .|　　　　　　　　　　　　　|田　田　田│
　　　　ミ彡彡ﾐﾐミミミミ　　≡　　/ |￣￣￣￣|　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　 │
　　　　ﾐミミﾐﾐミ彡ﾐミ二　三三　|　|　　　---∥　 |￣￣|　 |￣￣|　　|　　三　　三|
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ついに・・・

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　 ゝ　　　　　 ⌒ヽ,,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,.(　　　　　）、,,(
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ {　　ヽ、 ii　 l/＼ヽ　＼! ､　l　　ヽ＼　 !　　l
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　l l K::l　i / /ｦ　 !　　|　,:＼,,_ ﾞ　ヽ::.. ﾘ l '　 ! 　 i　l,　`i.　　 　 　
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ﾘ l |!l　ﾉ / ,个､　　l　,'::"　_二≧､`ｰ､ i l　ﾄ､ 　l　!　　;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　1i/! l | //　l |! ヽ　　/／九:ノ　 》ヽ　l^l ! |　ヽ､ ＼l　:::.. 　 　 　　　　う……どこだここは……？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　l 〉.|l　.ﾘi　ﾄﾞ::;;　,ﾍ,　i ./:　_,,ｪイ",〃~＼!Yi ﾄ,liヽヽ　ヽ　;.　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾘ/》　lヽ |､　i　!::ヽ|　ﾊ''"　　　　　　　l !l l:::::| ヽ＼ ヽ ;
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　　　　 　　　　　　　　　　　　　 i　 |>"　　　　　　　　　　　　　　　　　　l /　　 i l　 l　 :::ﾘl /　/ ﾋ/　{:::::r
　　　　　　　　　　　　　　　　　 !　 《　　　 ＿　　　　　　　　　　　　　　 ﾚ　　　i/　　　　::／／l　|!　 ヾ::ｨ
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　　　　　　　　　　　　　　　　何を言うとるんや？　大陸やで！　　 | (6　　　　⌒ ) ･ ･)(　^ヽ　　　
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／＼＼ヽ　　┃　　 ﾝ<　┃ ﾉ　　　　
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ､　　|_,|_,|_,h(￣.ﾉヽ　　ﾋﾞｼｯ　　ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　l l K::l　i / /ｦ　 !　　|　,:＼,,_ ﾞ　ヽ::.. ﾘ l '　 ! 　 i　l,　`i.　　 　 　
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ﾘ l |!l　ﾉ / ,个､　　l　,'::"　_二≧､`ｰ､ i l　ﾄ､ 　l　!　　;
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　l 〉.|l　.ﾘi　ﾄﾞ::;;　,ﾍ,　i ./:　_,,ｪイ",〃~＼!Yi ﾄ,liヽヽ　ヽ　;.　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾘ/》　lヽ |､　i　!::ヽ|　ﾊ''"　　　　　　　l !l l:::::| ヽ＼ ヽ ;
　　　　　　　　 　　　　　　　　　　|ﾍ､ﾘ i ﾍ／　ヽ.l　 ﾘ　　　　　　　　　　|i　l ::::l　ｸ、l＼i t..
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　　　　 　　　　　　　　　　　　　 i　 |>"　　　　　　　　　　　　　　　　　　l /　　 i l　 l　 :::ﾘl /　/ ﾋ/　{:::::r
　　　　　　　　　　　　　　　　　 !　 《　　　 ＿　　　　　　　　　　　　　　 ﾚ　　　i/　　　　::／／l　|!　 ヾ::ｨ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ、　 `^￣ヽ　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 ノ-"^ﾉヾl l　　　ti
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　＿／:::::

　　 ﾐミシ,ｒ二｀` -､　　　/-‐''"二 、ヾｼ
　　 ヾﾐﾞ:|'´_ﾆ=ミ､`ヽ　　}´ .ｨ-==､､`ヾ彡
　　　ﾐ{.:::::::!､__○`i :ゝ　ﾉ: （_○ _ノ::::::彡　　　ああ～ぁそうさ。『十大建設』が成功してアメリカが再接近しきてな、
　　 r､{::.　　　￣　　::i　}::. 　 ￣　　 .::|'ヽ　　　武器を大量に無償でくれたんだ。
　　｛ｒ:i.l::.　　　　　,.:::.} .{:::､　　　　　.:::|l）}
　　 ゝ､.i::.　　　　 ゝ.（__）-'　　　　 :::::ｌﾉﾉ　　　おまけにアカどもは文革の最中毛沢東どもがおっ死んで
　　　入,|::　　､＿_＿､.ｨ,...,＿_,,..- .::::/ｨ　　　　カオス状態ってわけwwwwwww
　　　|;;;;;ゝ::.　　｀`ヽ ＿__,,ノ´　　.::::/｀.:{　　　で、その隙に乗じて反攻するって立案したの、アンタじゃねぇか。
　　　|:::::..ﾞ＼､..　　　　　　　　　.::／´:::::;|
　　/{:::::::::..　ヾヽ　　　　　　　／´　 :::::::ﾄ,　　昏睡してもわざわざ船に乗せてやったんだぜ？
　 ∧ﾍ:::::::::　　｀i:＼＿＿_,／/;´　　.:::::ﾉ.::!,


　　　　　　　　　, ,. .＿＿
　　　　　　　__//〃'´::::￣::¨::''‐､
　　　　　／:::;:L!{l;;;ﾊ::::､::::::::::::::::::::ヽ
　　　　 〃::/_- ､ !　|ﾊ｢ヽド､::::::::::::::i
.　　　　 l::∠=ヽ_{∠_,ノ;三ゝ.j三ミ､::|　　　
　　　　　l〈.､＝<, `ｰr'＝=;　}三ミﾐ :|　
.　 　 　 ｆ7ヽﾆﾟｲ　 ﾞヾﾟニ´　 }::}ﾆヾ::|　　　さあ、命令を！
.　　　　 l｣ 　 / ''''　 ､　　 　 }::7´ |::|
　 　 　 〃 r'＾ー‐--'^ｰ ､　ﾉ::{ r'/:::|　　　兵どもが待っておるぞ！
　 　 　 ﾞ{　! 」二二二フ　} ヾﾐT´::::::|
　　　 　 ヽ、　ｰ-　 　 　 ' ,　 ｉ.|､:::::ﾘ
.　　　　　 _r'ｆ ｰ:----‐ ''´　　! ﾄ;ヾ'、
　　-‐ '7´| l |　 `ー'　　　　 .／/.+ l ` ｰ-
　　 +./.+ |+ヽ、　　　　　 ／／+ +/+ + +

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.!二二二二二ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ''';;';'';';''';;'';;;,.
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　 vymyvwymyvymyvy、
　　　　　　　　　　　　　 　　　ｍVvvMvyvｍVvvｍvyvｍVvv、
　 　　　　　rっ━ 　　／⌒ヽ(ﾟvﾟ)／⌒ヽ (ﾟvﾟ)／⌒ヽ(ﾟvﾟ) ／^ヽ
　　　　 　 ｜|　　　 （ﾟщﾟ::: )／⌒ヽﾟщﾟ )　　( ﾟщﾟ　)　　(　ﾟщﾟ)
　　 　　　 ｜／⌒ヽ |　__＿（ ﾟщﾟ ）／⌒ヽ　　＿＿　　　／⌒ヽ
　　　　　　 （ ﾟщﾟ:::）／-三-＼　　（::: ﾟщﾟ::）／-三-＼　（:::ﾟщﾟ :）
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　　　　／:::::::::::::::::＼:: ﾄｪｪｪｲ :::／:::::::::::::::::＼::::ﾄｪｪｲ::::／::::::::::::::::＼
　　 ／─三三─::::::＼`ー'´／:::─三三─:::＼`ー' ／:::::─三三─＼
　／:::（○）三（○）::::::::＼／:::::::（○）三（○）:::::＼／:::::::（○）三（○）:::＼
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　　 ヽ::::::::::::::∪:::::::::イ　　 　 ＼::::::::::∪:::::::::／　　　ヽ::::::::::∪:::::::::::::イ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 'ヽ,　|': :（○）: :| 'ヽ:::;三三三三三三三三.::'.'／ |: :（○）: :|　ﾞ''-,,,,,:
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(ｺﾞﾒｲﾚｲｦ､ｿｳﾄｳｶｯｶ……)

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　 　 ／| | ／　／　　//　 _,.-7 / ∧ﾙ' ／,/　川　l.|　　　 　 　 　
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　　／ ｌ |／!,//'　/' !｀¨７　./ /ｒ7／|　/彡/ ,/ｲ/　　　　　　　　
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　　　　　　　全軍、僕に続け。　　　　　　 /!i| i:|〃 /::::// /:::!　j !:: |//.::::::::://:;::::}i::::i/ / !:::::::: i{
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　　r |_,|_,|_,||::::::　　　　 ⌒　　　⌒|
　　|_,|_,|_,|/⌒　　　　 -="- 　(-="
　　|_,|_,|_人そ(^i　　　 '"" ) ･ ･)""ヽ　　　　総統！　天津を解放したで！
　　|　)　　 ヽﾉ　|.　　┃｀ー-ﾆ-ｲ｀┃
　　|　　`".｀´ 　ﾉ　　 ┃　　⌒ 　┃|　　　　
　 人　　入＿ノ´　　　┃　　　　┃ﾉ＼
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　　　　　 ／　　 ＼　ト ───ｲ/　　 ヽヽ
　　　　 /　　　　　 ｀　─┬─ イ　　　　 i i
　　　　/　　　　　　　　　 | 　　　　　Y　　| |
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ ／:::;イ::''´-=ニ二　　　　　 }::i |:::::::::::::::.ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃:/i//!|./:/　/イ:/:/ / 〃i::::::::://:/ｲ::::::;〃|i:| l:|}:::ﾄ､::::: !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　′,ｲ/: |:!{:/／／/ /::ｲ　| /::/ //:::::::::/7::::::::l」 }:i| |:ヽ!:::::′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /!i| i:|〃 /::::// /:::!　j !:: |//.::::::::://:;::::}i::::i/ / !:::::::: i{
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /ｲ/ {/ ィ::::::// /:::::| ﾊ |:://:::::::::::／ィ::::::|::/ ///:::::::/{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i／ｨ/:::::::::/ /弋ぅ､::i ﾚｲ:::::::::::::,戈ぅ ７i/./ｲ:/::::::/ |｀　　(くっくっく……北京は目の前か……)
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 彳i::|{::::::::::ﾚ:/｀ーァｨ::::::ｲ//:::::ゝ-‐.:::´/ /::::/ｲ::::{ i:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ|::!/{:::::::::lヽ. ／　7:/ /ｨ::::::::::ヽフ::::::::::/7':::::::::::ゞ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞::::::::::.　　　　 ´ 　 |:::::::::::::::::::::::::://::::::「i:::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　-ｦ´::::::/｀i::::::::.　　　　 ､__|:::::::::::::::::::::::::l/:::::::::ﾚ::::::::
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 .　　 ´　 /::::::::::/　 |:::::::::ヽ　ヾ､ ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　.　 ´ 　 　 ,ｲ//l:::::::/　　|:::::::::::::.＼ 　 ー}:::::::::::::::::::::::::_:::::::::::::::::::::
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　　　　　　　　　　　　 <　　　　　　　 {::::/ /.::::/　　　　}:::::::::::::', ヽ:｀ー:::::::::::::::::::://:::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　 /:::::ヽ　　　　　　|:/ /:::::/　　　　　',:::::::::::/ヽ　 ｀ー:::::::::::::::::´::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　 　 　 　 /.:::::::::::.'.　　　　　|' /:::::/　　　　 ,へ}:::::::/　　＼　　|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　 }::::::::::::::::::ヽ:::ｲ　　 /.:::::/ 　 　 ／.::/}:::::::::＼　 ヽ｀:::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　 　 　 　 　 　 r 7::::::::::::|',::::::::',:::ヽ　/::::::/ 　 ...::´:::::://::::::::::::::::｀ヽ　〉:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　 　 　 　 　 　 | {::::::::::::::| ヽ::::::ヽ:::} {:::::::::￣´::;イ::／/::::::::::::::::::::::::ゝ{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　/＼＿＿_／ヽ
　　 ／''''''　　　'''''':::::::＼
　 . |（●）,　　　､（●）､.:|　
　　|　　 ,,ﾉ(､_, )ヽ､,,　.::::|　　ああ、総統ありがとうございます！
. 　 |　　 ｀-=ﾆ=- '　.:::::::|　　国民党軍だったというだけで連中から
　　 ＼　　｀ﾆﾆ´　 .:::::／　　虐げられてきた私を解放してくださって……！
,,.....イ.ヽヽ、ﾆ__ ーーノﾞ-､.
:　 　| 　';　＼_____ ノ.| ヽ　i
　 　 |　　＼/ﾞ（__)＼,| 　i　|
　 　 ＞　　 ヽ. ハ　 | 　 |｜


　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＿
　　　　　　 　 　 　 　 　 γ´ﾉ ヽ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　, -　´￣｀　-､
　　　　　　　　 　 　 ／ ／/"/ 　i＼ヽ＼
　　　　　　　　　 　//, '/／ヽ´/ノﾚハ｀､ヽ
　　　　　　　　 　 i l i{_{ﾙノ　　 　ヽ､ } } il i
　　　　　　　　　　| il从/（●) 　 (●） 从 ﾘ　　やっと、やっと
　　　　　 　 　 　 ヽﾘﾊ 　 　､_,､_, 　 　ﾙﾘi　　　この国の本物の美術品を
　　　　　　　　　.　　ヽﾍ､　　 　　 　ノﾚノ　　　北京で見れる日が来たのね！
　　 　 　 　 　 　 　 　 ｀-ゝ､,､ __,イ-´
　　　　　 　 　 　 　 　 ／　|＼／|　ヽ､
　　　　　　　 　 　 　 /,'　<ヽ ∽ />　ﾊ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ ／:::;イ::''´-=ニ二　　　　　 }::i |:::::::::::::::.ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,彳／.:　´　　／.:　´ 　　 , イ:/　 |::i |:::::::::::::::::ハ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /,イ:::ｲ/　 ,＞´＜／ 　 ／:::／/ ,ｲ://::::::::::::::::::::::::.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 //::::/ / ／イ／／　,ィ::::::::／ :/::::::://::::::::::::::::::::::::::::.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｲ/::::/ /,ｲ/:/'´::/, '／:::;ィ／.:::::::/i:::://::::「!::|',::::::::::::::::::',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／イ:::::/／//:/ / /´/＜ ／ /::::::://::://:::::::}}:::! }:iY::::::::::: i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃:/i//!|./:/　/イ:/:/ / 〃i::::::::://:/ｲ::::::;〃|i:| l:|}:::ﾄ､::::: !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　′,ｲ/: |:!{:/／／/ /::ｲ　| /::/ //:::::::::/7::::::::l」 }:i| |:ヽ!:::::′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /!i| i:|〃 /::::// /:::!　j !:: |//.::::::::://:;::::}i::::i/ / !:::::::: i{
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /ｲ/ {/ ィ::::::// /:::::| ﾊ |:://:::::::::::／ィ::::::|::/ ///:::::::/{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i／ｨ/:::::::::/ /弋ぅ､::i ﾚｲ:::::::::::::,戈ぅ ７i/./ｲ:/::::::/ |｀　　
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 彳i::|{::::::::::ﾚ:/｀ーァｨ::::::ｲ//:::::ゝ-‐.:::´/ /::::/ｲ::::{ i:|　　(僕の勝ちだ、毛沢東……)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ|::!/{:::::::::lヽ. ／　7:/ /ｨ::::::::::ヽフ::::::::::/7':::::::::::ゞ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞::::::::::.　　　　 ´ 　 |:::::::::::::::::::::::::://::::::「i:::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　-ｦ´::::::/｀i::::::::.　　　　 ､__|:::::::::::::::::::::::::l/:::::::::ﾚ::::::::
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 .　　 ´　 /::::::::::/　 |:::::::::ヽ　ヾ､ ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　.　 ´ 　 　 ,ｲ//l:::::::/　　|:::::::::::::.＼ 　 ー}:::::::::::::::::::::::::_:::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　 　 　 　 .　´　　　　　/:::::/ 」::::/　 　 ',:::::::::::::f､:::..　'´ i::::::::::::::::::::://:::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　 <　　　　　　　 {::::/ /.::::/　　　　}:::::::::::::', ヽ:｀ー:::::::::::::::::::://:::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　 /:::::ヽ　　　　　　|:/ /:::::/　　　　　',:::::::::::/ヽ　 ｀ー:::::::::::::::::´::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　 　 　 　 /.:::::::::::.'.　　　　　|' /:::::/　　　　 ,へ}:::::::/　　＼　　|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　 }::::::::::::::::::ヽ:::ｲ　　 /.:::::/ 　 　 ／.::/}:::::::::＼　 ヽ｀:::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　 　 　 　 　 　 r 7::::::::::::|',::::::::',:::ヽ　/::::::/ 　 ...::´:::::://::::::::::::::::｀ヽ　〉:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　　　　　, ,. .＿＿
　　　　　　　__//〃'´::::￣::¨::''‐､
　　　　　／:::;:L!{l;;;ﾊ::::､::::::::::::::::::::ヽ
　　　　 〃::/_- ､ !　|ﾊ｢ヽド､::::::::::::::i
.　　　　 l::∠=ヽ_{∠_,ノ;三ゝ.j三ミ､::|　　　
　　　　　l〈.､＝<, `ｰr'＝=;　}三ミﾐ :|　
.　 　 　 ｆ7ヽﾆﾟｲ　 ﾞヾﾟニ´　 }::}ﾆヾ::|　　　
.　　　　 l｣ 　 / ''''　 ､　　 　 }::7´ |::|　　　総統、紫禁城は近いぞ！
　 　 　 〃 r'＾ー‐--'^ｰ ､　ﾉ::{ r'/:::|　　　行くがよい！
　 　 　 ﾞ{　! 」二二二フ　} ヾﾐT´::::::|
　　　 　 ヽ、　ｰ-　 　 　 ' ,　 ｉ.|､:::::ﾘ
.　　　　　 _r'ｆ ｰ:----‐ ''´　　! ﾄ;ヾ'、
　　-‐ '7´| l |　 `ー'　　　　 .／/.+ l ` ｰ-
　　 +./.+ |+ヽ、　　　　　 ／／+ +/+ + +


　　.‐::::二´::イ:ｉﾄ､‐=-｀::.､_
／:::／／::::,:ｲ::ｉ:ｌ:ｉ::::､:::::｀:､::｀:.､
:::／／/:／/:ｉ: |:!:|:ｉ::::丶:::: ヽ丶＼
/:::/:::/´::〃ハ:ｌ::::!:!ｉ:::: ｉ丶｀:!ヽ:ヽ::ヽ
: /:: /::::/:ｉ::::: ﾊⅣ:;､!:::: ｌ::::ヽ!:::ｉ:::::::::::.
/ｉ: /:: /ｉ::ｌ::: /ｉ::ｌヽｌ::丶:::ｌ::::::ﾊ:ｉ|::ｉ: ｉ:､::ｉ
!:|ｉ:ｉ::: ｉ:ｉ:ｌｌ:::/∧:!:::ｌ｀ ､:ヽ!:ｉ/:::ｉ:ハ!::ｌ::ｉ ｌ
::|l::|::::|:|::ｌ: '/　ヽ: l 　 ｉ::::!:!ﾄ､:!::::ｉ:ヽ! ! |
::!:|:|::::!:!: !/ィ示ヽ:!　 !ﾊ /ヽ !ヽ:ｌｉ:ｉ:N:::!
::: |:|::::ヾ:::!｀ヽ::ﾉ_ '　/'　|!　.ィ､ ｌ:!::|:!:: '
､ｉ:|:Ⅳ:::ｉヽ!　　　　　　　!く:::ｿ ! !::::!' /　　
: ﾄ､!:! ヽ!　　　　　　　　 , ｀ ´ /|::,':/　　ああ……
: !ｉ:N　　｀　　　　　　　ノ　　 /ｉ:!:'/
:､:!|ﾊ　　　　　_　　　　　　　/::!:/′
小:!. ヽ　　　　　 ￣ ｀　　　'Ⅵ'
::::ﾘ. 　 ＼　　　 ｀　　　／
Ⅵ.　　 　 ヽ､　　　　 ´
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　　　　　　　　　　　　　　 l::i::|l::卞ﾑヽ:;ヾY.ｪYl::ﾄ::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 |::l::ﾄ;:::Kさ'く:::f ,｀　 ﾘヽヾ',　　　だ、誰だお前達は！　手をはな……
　　　　　　　　　　　　　 　 ';:';ヾﾄヽu　`r'- ､　　u|::ﾄ`､
　　　　　　　　　　　　　　　 ヾヽﾍu　　|';二::!　　入',
　　　　　　　　　　　　　　　　 `トｋ 　　ヽ､ｚｿ　./::| ヾ
　　　　　　　　　　 ＿__._,r､　　 Y:j｀ ‐ ､　ｰ´／ ﾄｊ
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　　　　　　r'´, イ ヽ､ ｀,__,ｨ､__)|　l　 ヾヽ∧'〃ﾉﾞヽl　 ヽ　 ヽj｀ヽ
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┌──────────────────────────────────┐
│1975年4月5日午後11時50分、大陸で選出された最後の総統蒋介石、死去。　　　 │
└──────────────────────────────────┘

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　　　　　　　　　　 ｀ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i　　 i::..　::.. ...:::　　　.....:::::::::::::::::::::::::ヽ ::　　 　　 　i:::::::::::::::::::
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=＝ニﾆ＝=ー‐-､　　　　　　　　　　　　　　i:l:l:ﾚl:::/ ／i::　　::::.　::　　　　　　￣　　　　　 　　::: i:i::i:l::l:i:l
´,　　　｀､´　　　 ＼　　　　　　　　　　　　　 i:::l::l:::| ﾚヽ::::　　｝:::.　　　　　　　　　:::..　　　　　､ :i:::i::::l:i:l:::::/
　 ::　　　 丶　　　　　＼　　　　　　　　　　 ヽ i::l::i:::i:... i:ヽ:　、:;:;:;..　　　　 ,　(　　　.　:;:;::::::.......ヽ:i:i::i::i::l:l::V:i
　 :...　　　　丶　　　　::::.＼　　　　 　 　 　 　i:il::l:＼:::::::i::::i:　　⌒　　　　 丶 ｀´　　:::;:;､:;:;:;:;:　ヽi:l::l:::l､:l:/::l
　 ::　　､ ／⌒ｉ　　....::.　:::..ヽ　　　　　　　　　i::i::l::ii::＼ヽi::::丶i　　 i　i　　　　、　、　:;:;:;_,ヽ.-‐ ｧ::i|::l::i:i:i:::::::l:／
　 ヽ 、/　｀ /　 r⌒i:::::　　 ヽ　　　　　　　ヽi::i::l:::i::::::ヽヽ::::::｛廴_ l_.|_.......|;::,-ヽ　ヽ　｀ヽ､l○ノ:::::i:::i:iﾉ::i:i::::i
　 ::::::::/:::::..../:::::i　 ｰi..::::::....,　 ＼　　　　　　ヽ＼ヽ:::::::l:::ヽ::ヽ:i:::i:<| l:l ○ i/　/iヽヽ.ヽ＼:::|¨i´/::::i:::i/:::i::i:::i:::::/
　／/　:::::/　 /　　 l::::::::::::::i　:::::|　　　　　　｀i:::::ヽ::::ヽ::::::ヽ::::＼::i l下､¨´i,;::´| l:i:::ヽ:i:::::ヽi:::i//:::/::/::::::::i:i:::／
|　　　　 /　 /　　　i::::::::::::::｛　　l　　　　　　　 ヽ:i:::ヽ:::::::＼丶:::::ヽ:::::::ヽ::卞､:i:::i:::::iヽi:::::i::::ﾚ:/:::::/:::::/:::／::/
ヽ、　.／,　 ｛　　::::i:::　 ／⌒i、 i　　　　　　　ヽヽヽ:::ヽ::::::::＼ヽ:::::i::::::::::ヽi:::＼ヽ::::i:::i::::i::i:::/:::::/:::::/／:::::/
　　｀‐-ヽ､/:::　　/　　/　 ｰ/‐‐く　　　　　　　　＼ヽ丶:ヽ::::::::＼::::ヽ:::::::::::::i::i:::ヽヽ::i::i::::i::i/::／::::::/::/::::/
　　　　　丶、..../、::::　　　/ 　 ノ　　　　　　　　　　＼::::::､＼::::::::ヽ丶:::::::::::i:::iヽ::i::::ヽl::::l:::レ:::::::ノ／:::/
　　　　　　　　　　｀ ‐-‐´｀ｰ´　　　　　　　　　　　　　 ヽ､::::::丶、::::ヽ::::＼::i:::i:::ヽi:::::::V::::iレ:::::::::::::／
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なんか、エーベルトが死んだときにやる夫の顔を思い浮かべたシーンを思い出した

>>378
少なくとも「治めていた国を死後別物にされてしまう」点は共通してるか

┌──────────────────────────────────────┐
│蒋介石の死は、大陸時代強大な力を持っていた指導層が完全に絶えた事を意味した。　 　 │
│狭い土地に追いやられ、いつか祖国への機帰還強く願うような人間が　　　　　　　　　　　　.....│
│国家の指導者となる機会と余地は永遠に失われた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
└──────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 _＿
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,:＜::::::::::＞､
　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::＼
.　　　　　　　　　　　　　　 7:::::::::::､ー,:::::::, ---- ､
.　　　　　　　　　　　　　　 |:::::::::::::ヽ、 ./:::::::::::::＼:＼　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　 　 　 　 i::::::ヽﾊ` 　 i:::::::::::::::::::ﾍ::::ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　',:::ヽ:::､ , |ヽ:::::::::::::::::::::::',:::::',　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　ヾ:::::::ﾘ￣',::::::::::::::::::::::::i::::::',
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　i:',:::::::::::::::::::i::i::::::::',
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 i∧::::::::::::::::|:::',::::::::',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　7:::i::::::::::::::::!::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 i:::::!::::::::::::::::|::::::::::::::::i:::',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i:::::i:::::::::::::::::|::::::::::::::::|:::::',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 7:::/::::::::::::::::/:::::::::::::::::|:::;;;;',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 7:::7:::::::::::::::/::::::::::::::::::::|:::::::::i

┌────────────────────────────────┐
│蒋介石が生涯願った『大陸光復』と『国民党主導の党統一』の実現は、　　　....│
└────────────────────────────────┘

　　　　　　 ＞＿_..　-‐＜＿: : -‐ ´ :／. : : : : : ｀ヽ　ヽ: :ヽ: ヽ
.　　　　 ／ : : ＼＿_／/. :＞ｰ-.: :／ . .　 　 /. : :/ ヽ　!: : !: : !
　　　∠　__-‐/ : : : : /. :￣/-＼´＿..　-‐／ 　イ :〃∨. : ｌ : :l
.　　　 /´ヽ　/ /. : :/ : : : /斤¨ヾヽ　ｰ≦-‐ ´ /／′/l : : ｌ : :l
　　／　　 i　ｌ/{ : :/ : : : /　 { 〈_∧ ∨　　 　 ／ /_／:/　 ∧:/
／　　　　 l　　 ∨. : : : / 　 ゞ く　 　 　 　 -‐__´イ : /　 ∧ }
　　　　 　 l　　 /. : .ｲ:∧　　　　　　　　　 ´斤ﾊ∨ :/ :／ /く
　　　　　　ｌ　 / ／　!/ ｌヽ　 　 ヘ、　′　く´_ソﾉ／∠__∧　ヽ
、　　　　　l　 {/　　 l′ト､ヽ、 ､＿ﾉ＞　　　 ∠ ／／//　 ＼/
个ー ′　 !　 ヽ、　 　 ﾄ､ 　 ヽ、＿ 　 -‐　´／ ／ く./
　ヽ、　　 _ｌ　　　　　　∧ ＼＿_ /　／／.:∠ イ　／ヽ（ Yヽ
　　 ＞／ _｀つ　　　 ∧ ヽ ＿_/　/／￣ ／　／＼ 　 ヽ!（ヽ
　/　/　 （_,ヽ　　 　 /　 ー‐／　／ 　 ／　／　　　 >　　ヽ（ヽ、
/　/ 　 ／　ﾉヽ 　 /　　 ／　　　　 ∠ ＿く＼　　／　　　／ヽﾉ
､　!　 　 ／　 ∧_/‐≦´-､――ｧ ´￣ヽ　（ ヽ ／　 　 ／⌒ヽ >
. ￣＼　　 ／ ノ!∧＼┬く`ｰ匕j 　 　 　 ＼ ￣＼　／ 弋ー'ﾉ＼

┌───────────────────────────────┐
│彼の死後、最も忌み嫌った『"元"共産主義者』達により葬り去られた。　 　 │
└───────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　 　　／: ￣￣￣￣￣￣　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 ／: : : :　　　　　　　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : :　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　 ／: : : : : : : :.. 　　　　　　　　 　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　.l : : : : : : : : ＿ ノ゛,, ;、､､ '⌒ゝ､　　　　　 l
　　　　　　　　　　　　　| : : : : : ::;;（　● ）::::ﾉヽ::::::（ ●　）;;:::　　 　|
　　　　　　　　　　　　　.l : : : : : : : ´"''",　　　 　 　"''"´　 　　　 　l
　　　　　　　　　　　　　 ＼: : : : : : . . （　　　 j　　　 ）　　　 　 　／
　　　　　　　　　　　　　　　＼: : : : : : :.｀ｰ-‐'´｀ｰ-‐'′　　　 ／
　　　　　　　　　　　　 　 _ノ＞'´小、　　　 `ー―'´,),.　/＼イ
　　　　 　 ＿,.二ﾆ-‐フ´ ／　／!|　＼　｀ ｰ --‐　, ｲl､ 丶、ト､__
　　,ｒ‐＜´　　　　 ／　　'　 /´　|ｊ　 　 ヽ、　　 __／　' ﾊl、 　 ヽ 　｀丶、　　 ／⌒〉
　ノﾊ 　 ＼ 　 ／　　　　／　　 jl|　 ,'　　ｊゝｨ厂　　 ′/ｌ∧　　　＼　 　 ＼/　　 /
∧丶ヽ　　 V　　 　 　 /　　　 /ﾘ　;　　 /⌒ｌ|　　　;　/ /　ﾍ　　　　ヽ　　 /　　 /、
l　l､ 、 } 　　ヽ　　 　 /　　 　 ﾊﾉノ　 ／　　∧　　,' / /　　 ﾊ　　　　 ＼丿　　 厂＼
、_}／ﾉレｰ‐-､＼　 / 、　 　 |/'´ ／ ﾝ=c'､{ヽl　 ' / /　　　　}、　　　　 レ- '⌒ヽ__　ヽ
´　／´{　　　　｀ヽV___､＞－-､ く　 /７个i/　ﾍ.0/ /　 　 　 ハ 　 　 ／　　 _,. イへ＼ ＼
　∧0 ﾉヽr─-､___）一´- ､／　） ∨ / / jｌ　　 ∨/=-、　　(⌒＞‐イ　　_∠´　/ｌ　/!　＼ ＼
　{. ﾊ |　 {、_　　 　 ＿_＿_) ／ ／　　　/ |　 　 /　 　 ＼ (⌒( 　 __｀二´-‐┬' ７/ｌ | 　 ハ　ヽ

　　　r ､　　r ､　　　　　　　　r､_,.ﾍ　　　〉 /
　　 _/　〉　 | レヽ　　　　　　 l rﾆ´　 　/ /
　　(　 〈 }ヽl　r､ /　　　　 　ノ　 _ﾉ　　/ /
　 　 ＼ ｀ ﾉへ´/　　　　 _<,ｨ つ_r-､ / /
　　　　 〉_〈　 / ＼　　 　l l＜　=､ l ｌ l　l
　　　　/ 　 }/ /ヽ. ＼ 　l l　_＞<　l l l　l
　　　/´ ／7_/r-､ヽノ　.l l <_ <ﾊ ヽ/.l　l
　　 l_／　「l　 ヽﾉ　　　 l l /〃｀<　　 l　l
　　 _　/〉 ﾚ　＿　　　　ﾚ　´〃　､ヽ　 l　ヽ
　 // し'　　 ヽノ　　　　　　 <ｨ　lヽ}　_ゝ　l
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┃｜　　次回　　やる夫が祖国の運命を変えるようです　　　 　 　 　 　 　 ｜┃
┃｜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｜┃
┃｜　　第17話　　『綿の中に針有り』　　　.　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｜┃
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　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　　　　　
　 　　　（　´_>｀）　 　　　　 　　　　　　　指摘された人もいますが、ラストは
　　　　／　　　＼　　　　　　　　　　　　やる夫フューラーのオマージュです。
　　 　/　　 １/￣￣￣￣/　　　　　　　　
　 ＿_(__ﾆつ/　 FMV　 /＿　　　　　　　やっと禿が死んだぜヒャッハーー！
　 　　　 ＼/＿＿＿＿/

やっぱりか！
乙！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞ｾ乞ｱト ニ　_
　　　　　　　　　　　　　　　／..::.:.ヾごソ.::.::.::.::.::.｀:..､
　　　　　　　　　　　　　／　^⌒＾⌒＾⌒⌒^丶､:::.::..＼
　　　　　　　　 　 　　 /／　 　 /　　　　　 　 　 ＼::.::.:.ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 /　/　　　′　　 〃　l　　　　|＼::.::.l_
　　　　　　　　　　　/ 　 　 |　 |　　　〃|　 |　 |　　　　／ｨ[}ぃ
　　 　　　　　　　　 ′　　ｌ |　｜　／　 |　 |　 |　/　 〈:{_ﾉ八ﾉﾉ
　　　 　　　　　　　|　　　 | |ヽ |　￤　　|　 |/_」/|　　 ヾｲ|:トrく l　　　　　　　　　　　　　【宋楚瑜】
　　　　 　　　　　　| | |ｌ　 |⊥ミﾒ､ |　 /ﾉィ厶斗┤ 　 / | |:|　ヾ:､　
　　　　　　　　　　 |lﾉ八　lヾﾍ リ ＼/　 ﾍ リ丿.′　'　 | |:|　　}::〉　　　　　　　　　　　　魔王様、キルヒアイスなどいろいろ試しましたが
　　　　　　　　　 　 |:ﾄﾍ ｀ {　￣　 　 　 　 ￣ /　／　　| |:|　く/ |　　　　　　　　　　　　銀様が一番しっくりきたので。
　　　　　　　　　 　 ﾚ　 |＼ヽ_ 　 ヽ　 　 　 ∠／|　 　 || ﾚ 　 　 |
　　　　 　 　 　 　 　 　 |　　ト　　__　　　　　　／|　 　 |l　　　 　 | 　 　 ／　　　　　　　本来は陳水扁にでもしようと思ったのですが
　　　 　 ､＿　　＼__ 　 | 　 |　／／ )､_　　＜＿j　　　ﾘ＼　　　｜　／厶イ{ノ廴_＿,,　彼はやる夫と対比して描きたかったので変更しました。
　　　　　_ーｚ三≧三≧| 　 |_{　　 '´ / 〉介ト-､.′　 ∧＿＞―＜三三三三三三ご＿
　　　 　 ご三三三三三| 　 |::|　　　　/_ﾉ:| |:|｀/　　 / /.::厶-―　､＼三三三三二ニ
　　 ﾆ二三三三三三／| 　r‐ﾍ　　　jーｒﾞ| |:|/　　 / /.::.:|::.::.::.::.::.::..＼＼三三三三≧===ｧ
　　 ｰ=ニ二三三三/.::.::| ノ　　| 　 Г|ノ厶l/ 　 ,　 /.::.:: |::.::.::.::.::.::.::.::.＞｀ヾ三三三三{￣
　　　 　 ￣え三三∧::.:〈￣ト‐┴√|　ﾄ､__/　 ／｢`7.::.:::/Ｌ.　-―　__　――〉三三三三二
　　　　＝彡ベ彡ｲ⌒ヽ「＼l　　 /　　ﾉ.::|/ ／} 　 /.::.::.〈ー―::.::￣::.::.::.:.::／三三三≧一

乙でした。

なるほど共産くずれ、ってこの2人の共通点だな。

乙
まあ心情はともかく平穏な死だよね、死後のことも知る術はないのだし

乙！

まさか、銀様が赤ジャンに野球帽の人とは予想外だったｗ

>>389
それが元で命の危険を招いたのも似てますね。
この二人できすぎやろ。

>>390
大陸に戻るのはもはや願望でしかなかったと思います。
台湾で暮らしているときの写真はそこそこに人生を謳歌しているようにも見えますし。

>>392
そんなこと言ったらハルヒは糖尿ブタで月はハゲ、
周恩来にいたってはtanasinn....

　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　　　　
　 　　　（　´_>｀）　 　　　　 　　　　　　　　一応何もなければ土曜日午後に発つ予定です。
　　　　／　　　＼　　　　　　　　　　　
　　 　/　　 １/￣￣￣￣/　　　　　　　　ネットが繋げたらちょこちょこここに書き込みたいとは考えてますが……。
　 ＿_(__ﾆつ/　 FMV　 /＿　　　　　　　
　 　　　 ＼/＿＿＿＿/

酉無しで感想書き込んでごめんなさい

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1333572115/
上記スレのスレ主です

私は影響されがちな性格でして
このスレに影響されてしまい、来週台湾ネタを上記スレに投下します
やる夫が偉くなった後のお話になってしまうので、ネタバレになってしまうかもしれないですが
衝動的に台湾ネタを書いてみたかったので、勢いで作ってしまいましたｗ
今日は投下開始からずっと見ていましたが、すごく面白かったです　またよろしくおねがいいたします

乙
医者www蒋介石の死去はキッシンジャーの刺客のせいだったのかwww（違

走海原雄山（張群）は長命なんだっけ
クイズの解答はこないだの選挙の候補者だったのか
正直馬英九と蔡英文しか知らんかった

乙です
世界中で華僑コミュニティーを作って周りと同化しようとしない漢民族が
同じ民族とはいえたった一世代で同化し始めるとはなにか意外

乙！
宋楚瑜だとは微塵も思わんかったｗｗｗ

>>394
わざわざ酉有りのレスありがとうございます！
台湾海峡のネタをされるとのコトですが、スレをご拝見させていただいた限りでは
1999年が物語の始まりであるとのことで、このスレは1996年に実質的に終了する
予定ですからそこまでネタバレにはならないと思います。
こっちとしてはやる夫の配役が気になりますね～。シャルル大帝とか？ww

>>395
ネタに気づいてくれた人が！　圧倒的感謝！！
まあ宋楚瑜は出された回答の人間と比べても地位も知名度も低いですし、
総統選挙では惨敗を繰り返してますからね。
でも敵対してるとされるやる夫とまたやらかすなどいまだに台湾政界の大物です。

>>396
今では外省人どうこうが影響するのは選挙くらいといわれるほどですからねぇ。
しかも第二世代にとって大陸は馴染みがない上に帰りようのない場所ですから、
現地になじむ人間が増えるのも自然の流れだと思います。

>>397
大物はいい過ぎでしたかねww

　　　　　　　　　　┌-─ ´￣ ｰ--　､
　　　　　　　　 /｀ｰヽ　　ヽ　　　　ヽ　ヽ､
　　　 　 　 　 /　,　ﾚヽl､　ヽ ､　　　 ＼　ヽ
　 　 　 　 　 / 　l l __ ヽヽ､　く￣ヽ､　 ヽ　ヽ
　　 　 　 　 l l　 l f´　ヽヽ　ヽヽヽ ヽ　　lヾ､」 ,､
　　　　　　 l　l　l│　　　ヽ､　>ヒz七､　 ﾄ､Y┤r┐　　　はいはーい！　今日もクイズ出すで！
　　　 　 　 リ l　N､,,三ミ　`　 '´´〃ヾ,､　V│ l ├､
　　　　　　 l|｀l|　 N､　　　'_ , -,､　　　l∧､|││ |│
　　 　 　 　 l　ヽ　M.　　　{　　　l　　 ﾚ┤ l　｀ '　l､ l
　　　　 　 　 　 ヽ l ﾘｰ ､_ ｀ｰ- ' , イ |　l　 ヽ　　　　l
　　 　 　 　 　 　 ヽl l|／　 ＞､´　　ﾚlヽﾍ　　｀　　　l
　　　　　　 　 　 　 ｀ {　,／ ├　　 / ' ├'｀┐　､　 lト ､
　　　　　　　　　　, -_ニ''ﾌ　 |　　/　　　l　 ∧　　／〉　l
　　　　　　　　　 /　l　　/／１　/ ＼､_　l　/ メ' ´／　　l
　　　 　 　 　 　 l 　 l / ｲ,/　l　l　　 ヽ」､l l∧ ／　　　　lヽ
　　　　　　　　 ,┘　 Y　 <　 lv'　　／,　　 l／　 　 　 　 Ｎ
　　　　　　　　 l 　 　l　　　＼ ヽ／, ´　　　＼○　　　　 l ヽ

　　　　　　　　　　 　　 　,､　 　,へ､
　　　　　　　　 　 　 　／　ヽ-/　　 ＼￣｀ﾞ丶､
　　　　　　　　　　　 /　　　x　∧ﾍ,　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　 /　　　l !;;∨斗, k　 ﾍ　　　 ヽ ﾞ ,
　　　　　 　 　 　 /　 ;　 ∥　 　 |ﾍ:iヽ 　k　　　 ﾍ.　l
.　 　　 　 　 　　/　　i　‐Tt-　　 | l | ﾍ￣iT-:.　　li　l
　　　　　　 　　 j l　.:|　 ,ﾊ|. 　 　 | ∥ ﾍ　iﾍ :::. l, ∥ |
　 　 　 　 　 　 l/| |::|　 ! ＿_ .　　|　|　_,,i⊥k,;:::. | .ﾄ,j
.　　　　 　 　　 |! .!.l::l　.,ﾍ.ﾄ'￣i　　　　 ﾄ'￣i./::::..li |::{　　　今まではAAを出して実在人物を出す
.　 　 　 　 　 　|　.',.!::l　|､.ﾏ-ｯ|　　　　 |ﾄ=}j　}:::::ﾊ,lｼ　　　　形やったけど、今回は少し趣を変えて
　　　　　　　　　　 ヾ:::} |ﾊ. ゞ'' 　 ,　 　 ﾞ ''" .i'i;:::!ｯ!|　　　　実在人物から配役されるキャラを当ててもらおうと思ってるんや。
　　　　　　　　　　　 '!::N|ﾞi､ 'ﾞﾞ 　 r-､　 　ﾞﾞ　ﾘi;∧
　 　 　 　　　　　　　 ﾍ!∥ ＞. _　　　 _　x≦|::´:.. ＼　　　次回登場する予定の人物はみんなお待ちかね
　　　　　　 　 　 　 　 　 | ヽ;: : >ミT ´r‐''ﾞ.　|､: 　 　 >　　鄧小平や。配役されるキャラのヒントは
　　　　　　　　　　　　　　!　 >/／X!／人　 |´ゝ､,,／
　　　　　　　　　　　　　 x ´　" 　|'´::>‐'ﾞ ∨　　　 ｀ヽ,,　　　①歴史を題材にした漫画（アニメにもなってる）に登場。
　　　 　 　 　 　 　　　/､　 　 　　!;;;/　　　　　　　　　 'l　　 ②圧倒的存在感とインパクト大の台詞の数々。
　　　　 　 　 　 　 　 j　∨ 　 　 /::::|　　　 　 i 　 　 　　|　　③登場している2、3巻の間主人公を食いまくる。
　　　　　　　 　　 　 j　 /-一‐ /::::├‐一ー┤　 / 　 　.| 　 ④幕臣に対する罰の与え方がいちいち怖い。
.　 　､ー-　.,,_ .　,､_/. ,.!、~￣|.i:::::::::|_　-‐､.　|　/ 　 　　.i　　
　　　ﾍ;::::::::::::::::/　'^'^l .|,. -一ﾞ'' ~´::::::::::::::ヽ､|./　　　　　|

　　　　　　　 　 　 　 ／´＼-‐／｀＼-‐‐- ､__
　　　　　　　　　　 ／ /　　ﾍ　　　　 ヽ、.　､　｀ヽ、
　　　　　　　 　 ／　 /　/　/ヽ,ｨ'ヽヽ､ ﾍ　　＼ｉ　ﾊ　　　 _＿＿＿＿＿＿__
　　　　　　　　/　　 /　/　/｀゛`´"| |-‐- ｉ::　　 ＼.:} 　 /　　　　　　　　　 ///
　　　　　　　 /　　 /　 |,ｨ'＾ヽ　　　| | ∨ ｉ::　　 ﾊ｀＼　|　　　　　　 　 　 ///
　　　　　　　ｊ　/　/　　| /　　　　　ﾘ__ ∨::　　　∧:::::} |　　　　　　　　　 {ｉ|ｉ|　　　　漫画自体が有名やから
　　　　　　　| /|　|　　 |ﾘ __　　　　ｨ弐ﾐ､∨､　　　ﾍ::ｊ |　　　　　　　　 ⊂￣ヽ､　　すぐにわかると思うで。
　　　　　　　|/ |　|　　ﾊ ｨ弍　　　　　〟　 |:|＼ 　 ｀ヽ|　　　　　　　 　,ｨ'´二　 〉
　 　 　 　 　 　 |　|　/::ﾊ　　　´,-─ｖ　　　|:|_ノ｀＼　 |　　　　 　 　 　 ゝ‐-､　ﾉ　　正解の特典も前と同じや！
　　　　 　 　 　 |　∨:::::::ｊ､　　 ヽ　　,ﾉ　 ,ｨ|:|:::＼　　　|　　　　　　 　　 ⊂ﾆ_,ｲ
　　　　　　　　　ヽ､|｀ヽ､|:|｀＞‐-二´- '´:::|:|:::::::::＼　 |　　　　　　　　　|ｉl|　　|　　　締め切りは>>430までで、
　　　　　　　　　　　　　 |:|/:_::_:_:/ 〉 　 /　|:|´~￣/::/ |＿＿＿＿＿＿_|ilｉ| V ｊ　　　正解者先着一名に特典付与、
　　　　　　　　　　　　　/|:|:ｉ: : ∧ 　　 ﾉ＼|ﾘ: : : : ::|　　　,　　　 〈　 　 ゝ＿,,/　　　多重投稿は1人3つまで！
　　　　　　　　　 　 　 /　ﾘｊ: : :|/＼／,／: : : : : : :ｉ:|　 ／_＿　 / ヽ __,/'´
　　　　　　　　　　 　 〈　 /: : : : :＼／: : : : : : : : : :λ'"＼　 ｀‐-─'´　　　　　　　　奮って参加してなー！
　　　　　　　　　　 　 ﾉ'"/: : : : : : : : : : : : : : : : : : :/::::::::　＼､
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　　　　　　　　/　　ヽ‐;′　 　 ヾﾆ= 　.
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　 　 　 /,　　.ｌ: ｜,＼　　|　　 V　V, イ 　 　 ∨,l
. 　 　 / l　　.:ｌ:　| :l　 ＞.j　　　!匕∨| ∨　　:. ﾏ
　 　 / /| 　 ::|:. ﾊ.j ＿　　　　　　　__j._ ∨ 　:: ∧　　あーそうそう、
.　　 ﾚ'　l　　::| /彳'¨¨`ヾ　　 　 ｲ '¨¨`ヾ∨　::ﾄ.∧　　答えるときには出して欲しいやつも一緒にな。
　　 　　 ∨ :::|ハ　　 　 　 　 , 　 　 　 　 ∧　 |: ﾍ.',
　　　　　ゞv::::! λ　 　 　 ＿_,. -v ､　 　,ﾊ Ⅳ:|､:ハ}　　頼んだで！
.　　　　〃: V::! |.;.ゝ.,_　　{ 　 　 　 ﾉ　 .ｲ: | | Ⅵﾊ
　　　　, : : ; :ヾ!|': : : : :f≧‐ .ニ ´≦l: : : : :リ／ X⌒i
　　　　!l: : :'; : :ｌj : : : : ﾄ ､｀　 　 　 ,.|: : : :': :y' ヽ.　', l
　　 　 ｌl : : :',: :j- ．: : :|＼｀　 　 ' ィj: : : :γヽ　 '　 λ
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　　　　　ゞv::::! λ　 　 　 ＿_,. -v ､　 　,ﾊ Ⅳ:|､:ハ}　　頼んだで！
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>>398
ありがとうございます。
それに関して、作者様にご質問があったのですが、自己解決しましたので、しませんでした。
2002年の放送なのに「台湾が初の自由選挙(first free elections)を実施する」という台詞があったりしたので、疑問に思い
アメリカのサイトを見たりして調べましたら、どうやら1996年のあれを2002年に起きた事にしたようです。
なので、1996年のネタバレになってしまいそうですｗ　残念ながら、台湾人は一人も出てこないです・・・ごめんなさい

ネットで調べたら、馬がクリントンに対して「あの時はありがとう」って言ったそうですね。

>>401
頑張っても志々雄真実しか思い浮かびませんでしたｗ

ＡＡ量の割にはあまり見ない寅丸星を希望してみます

幕臣ってことは日本人か・・・・おれもシシオしか思い浮かばんわｗ

先着ルールで同じ解答するのもなんだし、銀魂の土方十四郎にしとくか
希望キャラは妖狐×僕SSのりりちよ様で

>>403
ああ、でもいいんじゃないでしょうかねえ、ドラクエや戦国も総統被ってる面ありますし。
私がやる分には気にしますが、物語の必要上は仕方ないと思います。
それを行ったら私もやる夫蒋介石をネタバレしちゃってますしね。

>>404
う～ん、難しいですか。ハゲと言ったらわかりますかねww

>>405
論じるというより、スニヨンの帰還を境に日本政府からの恩給が無いと
いうことが問題視されたという世相を描いたつもりだったのですが。
やはり彼が貰えたというのに他の人間が貰えないとなると
不公平感が生じるのは自然なことですからねぇ。

>>406
あああ、すんません臣下でした！　申し訳ない！

>>407
まあ多重可能なのでお気にせず。

>>409.>>410
まさにサカサポ道はシグルイよのう・・・・！