以下の内容はhttp://blog.livedoor.jp/crii/archives/cat_747300.htmlより取得しました。


2013年 まとめ マンガ・リプレイ部門

さて2014年も無事にあけたということで、
去年2013年で貸していただいた本の中で、
特に私の心にダメージを与えたり、
特に良かったと思った本を紹介しようと思います。
ランキング形式にしようかと思ったけれど、
順位なんてつけられないってことで。
やる夫スレのほうは前回必死でまとめたまとめの方を御参考に。


友人J部門

 バランスポリシー (感想)

女性出生率が世界的に落ち込んだ結果、友人が女に改造されて帰ってきた物語。
根底にある、えらくしっかりしたSF設定が見所。同作者「へんなねえさん」(感想)も妙。

 空が灰色だから (感想 1 2 3)

SAN値の下がる物語短編集。面白…いと簡単に言えるものじゃないな、これは。
作者は色々な意味で大丈夫かと思わせる作品。

 ガブメント (感想)

人間と獣の交配して生まれた、新人類達の未来社会ファンタジー。
主人公の見ていない部分、汚い世界の描き方が見所。打ち切りらしいが残念。


友人I部門

 ぎんぎつね (感想 1  3 4~6)

神様の見える女子高生の物語。
4~6巻で印象の変わった作品。感想手の平返し。

 ももえサイズ (感想)

主人公が手に持つ鎌でぶった切られたものは、主人公が肩代わりする不条理漫画。
分厚く、ネタは解り難く、勢いだけで突っ走る本だが好き。


友人S部門

 リングにかけろ2 (感想 1~5 6~11 12~16 17~26)
 リングにかけろREAL (感想)

主にリングにかけろREALのせい。この本のせいで、
車田正美という漫画作家の恐ろしい部分が露わになった。詳しくは感想で。


友人Y部門


 イレブンソウル (感想(15))

近未来ロボ対謎生命体戦争モノが完結。
ネタバレせずに感想を搾り出すのに、物凄く苦労した記憶が蘇る。

 ASTEROID Miners (感想 1  2)(2巻は友人Kから)

宇宙空間で人間が生きることにスポットを当てた、オムニバス宇宙開拓年代記。
なんで原子力話を描いて打ち切りなんだよ畜生め!(本には掲載されず)


友人K部門

 ASTEROID Miners 2

よかった…友人K部門が無しになるかと思ったら一作品あった。
ちなみにもう二冊ほどお借りしてます。一冊はまだ感想かけてないけど。


--リプレイ部門--

 ダブルクロスThe3rdEdition リプレイ・デイズ&ナイツ (感想 1と2 3 4 5)

デイズ側は出来は普通だが、ナイツの出来栄えは珠玉。
田中天と若林直美の相性の良さももちろんだが、稲葉義明のプレイングも実に良かった。

 シェローティアの空砦 5 (感想) (4の感想)

22年にわたる連載に終止符をうった、最終回にふさわしい名作。
プレイヤーも豪華、読みごたえ充分、爆笑の渦と完璧なリプレイ。


以上。
2013年も変わらず、本を貸し続けてくれた友人達に感謝を。
ありがとうございました。

やる夫カテゴリまとめ

ブログ開設始めの方に、やる夫スレ感想に
「空白期のやる夫」というタイトルをつけてしまったので、
「どの回にどの感想が書かれているのかわかんねーよ!」という声が
自分の胸の中からありまして、このたび目次的なものをまとめなおします。
このタイトルだと取り上げるのが何回目、はすぐ解るんだけれど、
そんな部分はうちに来てくれる方々は必要としていないよなハハハ…。

突貫工事で作ったので、リンク間違いその他ありましたら
そっと知らせていただければ直します。
続きを読む

感想まとめて 6/13

肩がー、腕がー、手がー!!
三日ほど前に今さら買い求めた「超執刀カドゥケウス」を
全力プレイした結果である。そして当然のようにブログ更新も滞る。
超難度のゲームだと前評判は聞いていたが難しさ、予想以上だった。
感想はそのうちに。

機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー
-カイ・シデンのメモリーより- 2

ことぶきつかさ


友人Sより。
モビルスーツはあまり出ない、戦闘のシーンもほぼないと
ガンダムにしては実に地味な作品の二巻。完結。
派手さは無いが、ファーストガンダムの25年後の宇宙を
軍人からジャーナリストを目指した、カイ・シデンの視点から描く良作。
時折「閃光のハサウェイ」や「F91」のキャラクター・話が作中に現れ、
知っていればより楽しめる内容になっている。
若き日の、ミハルに対する思いを語るエピソード、
ジャーナリストを目指すきっかけとなったカメラの話など、見所多し。


戦国妖狐 10 水上悟志


友人Iより。
え、8年後?…えええ、本当に8年後かよ!?と目を疑った第十巻。
おかしいな、つい最近主人公交代したところだし、
そのすぐ前にも主人公は違ったはずだが…。
歴史が進んでいく裏で、妖怪たちとの戦いが進む姿を描きたいのだろうが、
ちょいと早すぎやしないか子供時代。
もう少し大事に子供エピソードを描いても良かったのでは。
前主人公もいつのまにか老け込んでしまったし、
前々主人公は手のつけられないラスボス化しているしで
どこにこの物語が着地するのか、さっぱりわからなくなってしまった。
完結までに主人公、あと二回ぐらい入れ替わるんじゃなかろうか。
感情移入が難しい作品だなぁ。
打ち切りが怖い。それなりに楽しんで読んでいるので、未完エンドは勘弁。
そして打ち切りを気にするようなことを、著者近影の所に書いちゃあダメだろう…。
読者が心配になるわ。


夏目友人帳 2 緑川ゆき


友人Jより。
妖怪ものの、面白いと思う部分は全て詰め込んである良作第二巻。
どのあたりのことかというと、「妖怪が見えることでのトラウマ持ち主人公」
「妖怪を使役することを職業にする先達」
そして「人間とのつきあいを懐かしみ、短い生を悲しむ妖怪」と
基本は抑えつつ、一期一会の多種な妖怪たちとの出会いを描いている。
さすがの面白さだった。…一冊づつ渡されるのがすごく悲しい。


ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 ~紋章を継ぐ者達へ~ 16
藤原カムイ



友人Sより。
レーザー兵器・バズーカときて核兵器(のようなもの)、戦車と、
魔法が消滅してからの技術革新が凄いことになっているとよくわかる16巻。
Civ4ならそろそろ、次の技術は戦闘機か機械化歩兵か。
そんな人間の科学力も、魔物にはさっくりとやられてしまう悲しさ。
…仕方ないか。戦車<魔物<勇者 てのは昔から普遍だしな。
アーマークラス-10でシャーマン戦車の硬度!って言ってたのも今は昔、
私の知ってる頃でさえ、迷宮クリア装備が-23とかだったような。どんな硬さだよ。
ようやく敵と鏡の世界の謎が、勇者側に伝わりつつあるが、
これはどう見てもバッドエンドフラグ…。ヒロインが救えない未来しか見えないなぁ。
実に楽しみだ。(ニヤリ)
人気ブログランキング←今さらだけどこれ役に立っているんだろうか?

まとめて感想 5/20

昔に購入したゲームを引っ張り出してきて遊ぶ、
かなり非生産的行動をしております。
買ったときも中古で千円台だったのに、なんというコストパフォーマンス。
現在掘り出しているのはこれ↓PROJECT SYLPHEED。



ストーリーはひどい。キャラ造形もありがち。というかガンダムSEED劣化。
幼なじみの男男女が宇宙戦争に巻き込まれて、二つの陣営に分かれて
「なんで僕たちが戦わなきゃいけないんだ!!」で
他の人間は気にせず大量殺戮される話。…あ、いかん、ストーリー説明したらだめだ。
物語は最低であり、ムービーシーンは飛ばしてOK。マイナス評価にしかならないからね。
そのマイナスを跳ね返すほどに、宇宙空間の戦闘が面白い。
ミサイルの多重・マルチロックオンで敵戦闘機編隊を蒸発させるもよし、
敵戦艦のシールドジェネレーターを破壊して、
砲台を破壊し反抗能力を取り上げてから料理するもよし。
美しく戦おうとすれば、どこまでも華麗に出来そうなゲーム。
オススメ度はシナリオ込みでB-。戦闘だけならB+。


ジャイアントロボ バベルの籠城 4 戸田泰成
原作:横山光輝 脚本・演出:今川康宏




裏表紙に壮絶なネタバレ。「あばれ天童、激動のカワラザキ荒野に死す!!」
…いいのか、こんなにでかでかとネタバレして。
まあこのジャイアントロボの話自体、人間の命とかどうでもいい匂いが
ぷんぷんしてるしな。ぎゃあぁとか叫び声を残して、干からびた死体になったキャラが
次のコマでは復活してたり、死んでた人間が霊魂になって普通に戦ってたり、
「実はあの時死んでいなかったのだよ!」が多すぎてもう。
食傷を通り過ぎて諦めにも似た感情しか抱かなくなった。
命に対して描き方が希薄だから、「死闘」とか言われても重厚さの欠片もないんだよ!
と声を大にして言いたい。

今巻の個人的見所は、カワラザキとその息子の若い頃。
「お前などこの家から出て行け!」と息子を家から蹴りだすカワラザキ。
屋敷の扉がばたんと閉まり、屋敷はそのままロケットとなって空高く飛んでいく。
…さすがに笑ってしまったわ。なんで屋敷とぶのん?


キン肉マン 42 ゆでたまご



もう語るところなどほぼないキン肉マンの42巻。
しかし面白さがまだまだ継続している作品。化け物か。
今巻でもブロッケンJrとラーメンマンの過去の話からの因縁や、
ラーメンマンの「闘将!!拉麵男」時代の因縁話など、
昔からの読者の期待に応える素晴らしい出来となっている。
…とはいえもう、キン肉マンを今現在まで追って買っているのは、
その昔からの読者のみだろうし、商売としてもマンガの方向性としても実に正しい。
過去の栄光・積み上げてきたものを食いつぶすリメイク商売が多い中、
これは成功しているいい一例だ。(キン肉マン二世という反面教師が役立っている?)
今回も面白かった。


ゴッドバード 5 長谷川裕一


とりあえず長谷川裕一公式ブログを見た後、この三作品を見てほしい。
ゴッドバード読者なら十分楽しめるだろう。長谷川裕一ファンなら必見だ。



大分前に自分のアンテナには引っかかっていたのだが、
紹介する機会がなくて「次の長谷川作品の時にでも一緒に紹介するか…」と
手抜きしていた結果がこれだよ!
原作者本人に先に紹介されては、ブログで取り上げるタイミングを遅きに失したというもの。
…まあいいか。公式ブログもニコニコ動画も見てないよー、という
ライト層ファンさえ見てくれれば。(このブログにそんな人が迷い込むかどうかはともかく)

さて作品自体の感想。
「平行世界のあなたがパイロットだったから、あなたも巨大ロボに乗るんだ!」という理由で
30男をパイロットに据えるという無茶振りが実に最高。それに備えていたジジイも最高。
30代の煮え切らないカップルというものの距離感も、なかなかよい。珍しいよな。
しかし肉体的には、反応速度とか成長速度とか、ダメージに対する回復速度とか
いろいろ若いパイロットに負けてる部分は多すぎると思うのだが大丈夫か。
初代ファイアーエムブレムのジェイガン(例が古い)を想像してしまう。
そのあたりの弱点、関係あるロボなのかなーこのダルタニアス。
スーパーロボット大戦でも、このダルタニアスについて描かれたことは…
((あったっけ…とググる)DとGCとXOに出演していたらしい。見事に未プレイだ)
…残念ながら知らない。私の作品知識は前に作者本人が描いた、平行世界話のみ。
私と同じくらいの知識の人も多いんじゃないかなぁ。
まあそんな知識でも、物語は十分楽しめる。長谷川作品としてはいつも通り。

見所はゴッドバードひよこ、物語に出現シーン。
パイロットが単身敵基地に突撃して、敵中枢部でロボを召喚して基地を破壊というのは
ダイソードのラストでも使われていたし、少し安易かなーと思ってしまう。
まあそんなに簡単にぶっ潰せる敵なら苦労はしないけれども。
ラストのページはこれからのさらに絶望的な戦いを予感させてくれるものだしな。
(ただしスパロボでは普通であり、よくあるシーンといえばその通りなんだが)
人気ブログランキング

まとめて感想

気がついたら二週間ブログ更新を放置しておりました。
主にこいつのせい↓です。


次の大型バージョンアップがあるので、この一週間だけ課金無料!とか、
今だけ経験値増額!とか、受けるダメージ1/10!とか、
もう絶対に戻らないと思っていたゲームに戻ってしまう魔力がある。
冗談みたいなマゾ仕様のこのゲームにも…。
無料は水曜日までで、それが終わったらきっぱりすっぱりやめるでしょう。
つぎの無料課金まで休止ー。こんな時間限定プレイが私には向いていたり。

琴浦さん 2 えのきづ 友人Iより



精神防壁のないエスパー、琴浦さんの第二巻。
一巻の感想では、どう続きを描くのかと心配していたが、
一歩づつ着実に幸せになっていく主人公と対照的に、
森谷さんがヘヴィな事件に巻き込まれることになる。
元々わかりやすい身近な悪役として描かれていた森谷さんだが、
主人公達の幸せを見せ付けられるわ、ずっと片思いだわ、
宗教家の身内の行状で嫌味を言われるわと、かなりひどい扱いを受けている。
悪役→身内キャラはいじりやすいからね。仕方ないね。(ピッコロとかベジータとか)
琴浦・真鍋ペアが自然と仲間として受け入れているので救いはあるが。
真鍋の「アホか」言いながらティッシュを投げつけるシーンは良い。

超能力に対して理解のない身内、特に母親というのはかなり現実的だが、
男の趣味は悪く・酒にだらしなく・嫌な金持ち目線・娘にトラウマレベルの記憶と
ここまでひどい母親像を描くのも珍しい。
「もっけ」の母親も娘達の超能力を否定する現実主義者だったが、
ここまでひどくはなかった。
祖父のキャラクタを通して能力との付き合い方を学ぶというのは「琴浦さん」も同じだが、
この家族は幸せになるのだろうか、どう着地点を作るのか見ものである。


空が灰色だから 3 阿部共実 友人Jより



作品としては味薄め。1、2巻の衝撃と比べれば、かなりマイルドになった。
視覚的にはなぜか空に飛び回るクリオネの群れなど、異質ではあるが
そこまで凶悪なインパクトではない。
以下、ネタバレになるので「続き」に。
人気ブログランキング続きを読む



以上の内容はhttp://blog.livedoor.jp/crii/archives/cat_747300.htmlより取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14