「刑法を学ぶとき外せない相棒」
]:、 ]、 _,,.. -――'f /{-―z_
]:::\] \ノ\ ,.. '" 'フ--/∟___
\__,,,.:::::::::::< 」j L...,,_ -- -く::::::::::::::::::/ こんばんは、なろう小説が40話を超えてから、142ptになった唐揚げです。
\:::::::::::::/ >'~ ~''< 才::::::::::::::/i
了:::/_/ \ '<::::::<_j 「追放」「ざまぁ」「転生」有名ワードを使わずに、
<二 /込, ,f{ _ ヽ Y ̄\
/ ./`''=≧x、 ,rセ佐ア~´ } i i \ 恋愛でここまできたのは自慢ですね(隙あらば)
__,,ノ }_, ==ミ、 ,斗===t' | V i \
ノ 气 ((・),ハ / f(・)) 从 } i V| 「 ̄
 ̄]r‐] `=‐- i/ ノ'=--- 彡 ノ | | | r-┘ 今日は、刑法の相棒を紹介いたしましょう。
/ ノ| ハ 、 / jノ~\ \ ̄\
{__ソ! __ / / / /} } }/⌒ > 刑法の相棒。
/ 从 Y'´___/  ̄| / /__ノ/{ {
/イ / ∧ 寸7⌒`{ | i |_,/i | \[ それは、刑事訴訟法です。
__ j/ / ム `' 二ノi j人八 | |\ト、 [
r― / _,,,>――t二二二二二ニニニュ、 フ _,. /:::::::::| / | | これらは学生時代のノートを読み返したまとめなので、
[二j _j/ _,..'"~}----― ::::::「 ̄ ̄]_\__ ,,...=ニ-- /::::::: : |'7 i | |
i f _,.'゙ /) |::i::::::i::|フ {二二二 | 「 ̄ ̄ ̄j/|:::::::::::| | V 、 間違いがあったら指摘して、どうぞ
| f _,.. ' / j人::::「 ̄j_|:i:i:i:i:i:i:i: | |:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|::::::|V \[
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|\i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i込{V j\/⌒\
_/| | | \i:i:i:__i:i:i:i|/∨ i\
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,fi:i:i | | |r─────────────‐ 、 Y Vi:i:i:i:| |
i:i:i:i:i:, 、 \\ __ \,.. '~ 寸i:i:| |
i:i:i:i:i∧ \ j |\\ ( `'´ ̄ V :| |
i:i:i:i:i: ∧ \j .\\ f´ ̄`ヽ ____ V:| |
:i:i:i:i:i:i:i∧ > / \\____  ̄>-、 / ̄\,へ |
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\/{ ./ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `'::..,,_¨¨¨¨¨ / /:i:i:i:i\ |
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i7 / /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{{:i:i:i: ̄~T''ー / /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i||:i:(__):i:i:i`'ー---、 / /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\
,r=ニv=、
_,,....、、、、、、 ,.ィ ,r⌒.} ̄r=-yァ、
,r'"=⌒ ` `''"ニ三''、 /ニ、,r''" ̄ ̄``' 、
┌─┐ ,/ ,r'"´ _,,>'/ ̄` し'//:.:.:.=-ー-:.:.:ヽ
| | r‐ r、 ー-- ,,,_... -''i" ,/ノ:.:./_ ,,,,__ :.:.:.:,;、:.ヽ
L_n__! > 、二_''_'〃,..=、,l r-、! /:.:/ V''i/ 'r元、ヽ! ̄ l:.:.:.:i
l l ! /i l lr=- /f;;ヽ l l6)ヽァ /;.;l (^う ''ヾ ' .=!:.:.:ノ , -1 刑法と刑事訴訟法は、自転車のタイヤに例えられます。
ri-!l.r, .、、 l l、r'f;; 、 `"/'iーイ、ヽY:.:.:l /:.:、_ ,、 , ーy/_ノ:.ー、_ l l
,'{.ヘ}〈j ヾ、 l lヽ `" ' ,. ヘ /、_ノ_i!_/:.:l//´ ヽ ー'_,,.ノ":.:.ヽ、、:.:.:.:l njー-、 または、剣道と居合道のようなものかもしれません
λ'iJ;,;i、 )ト、、ヽ、 ` ーィ'ノ//;.;.;.;.;.ヽ、/ lニ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、7i ト 、:.:.:.:.:.`ヽ、
(=='ノl ノ' ヾヽ人三〈ー,rヘ;.;.;.;.;.;.;.;.;.;ゝー! ヽY! )⌒!、:.:.:.:.:.:.:ry;';'、、  ̄`ヽ、:.:.、 または、人の右足左足・・・とかく、二つで一つなわけですね。
ヽ、;.;.;.;.! ''´r'く.lj__./ l__,,/,、r代ニ=〈' !〉.〈:.:.、ヽ:.:}7 ' iノヽ:.、 ヽ:.:l
l;.;.;.;.;.! ,,,rヽ -i ' l'' Vヽ-'''`yく、 ヾ、}''''/ト、人:.:.:i _iィヽ,,',.ノ'l、:.:l に三メ' 二人は刑事法!
i;.;.;.;.;.、 ヾ,,`l ゝ-にユノヽ;.;.;.;/ーくヽ、,. -ー'-、! r,='ー'" ヽ ,ァi":.:.i lノ l:!
!;.;.;.;.;ヽ,.、,..-'´ `ゝi'ノ l‐=、 ,--'ィ.r'''==!''"´ ̄ ̄ソl ;' ,.ィ:./// `ー'"
、;.;.;.;.;.;.;i l /´L、__j´ ヽ' ;',,l、 `ヽ;.;.;.r'"ー-=ニア /ノ '"
ヽ、;.;.;.;.j l,.-'" 〉 _,,.i/,.-`ヽ、 `ー、rt='ァヾヽ、
ヽ-'‐' ,i、,'.、.-=ニr7'''´;.;.;.;.;.;.;>-、 l`=イr'、y' `ヽ、
;!l^ ノr'三//=、!_;.;.;.;-'" !l `''ー=くソ,_ノ二〉
,rA='-ヽ{-i '/_)ノイ ,、 ,ー-、、ノrー'"r'"
,.-'";.;.;/,ア`ー`=‐";.;.l_ノ,、ヽ---',/`ー''"o i''"
r=<::::ィ'_ ト‐L、;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;!ー-'o,`二''"r-'`'''ヾ"´
,.-'-ぐ'‐";.;.;..ゝ;(..ヽ;.;.;.;.;.;.;.;.;.{^ー^く `"`''、 \
,. '" ヽ;.;.;.;./;.;.;.;.`じヽ、;;.;.;.;人、 \ \ ヽ
/ i,.-'/''⌒`ヽ、;.ー/t,,r、jノ ,...〉'_ iヽ、 ヽ
./ _,..-'" / .〉' .ノ_ '' V ヽ ヾi、
! ,..ィ" ./ / (/^`L、"/' 〈`ー‐'" ヽ、
ヽ _´ノ人 / / / /ぅ' ) ,_ll _,,r-'ヽ
}`,ニ'、‐';.;.;.;.i、 ./ ./ ,/´ /~ `^ヽ" `i、
`li、 i l;.;.;.;.;.;.;!;'__ ;' / ,, ./ ヽ、 lヽ
`Y";.;.;.;.;.r'-_、、ヽ ! i'" / rノ ヽ、 `ヽ
l;.;.;.;.;.i^'ノノ;.;ヽヾ ,ノ ー'" / L、 ヽ
ヽ;.;.;/=";.;.;.;.;.;i'´ / / ヽ、 ヽ
l;./;.;.;.;.;.;.;.;.;イ / / ヽ ヽ
ソ;.;.;.;.;.;.;.;./ i / /
.
{ |
! |
| _ -‐'''''''""""""'''ー|
|‐'' .|,,,,,,,,,,,,,______ 刑法は例えば「物を盗んだときに、どのように処罰する」と記載されています。
,、L,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,-‐‐‐''''"~´_____,,,,、、-‐'r゛
, -‐' ________,,,,,,,、、、-=;;''''ヽ| ,,、-‐''" これは刑法には「物を盗んだ人は、刑を受ける可能性がある」と記しているにすぎません。
< ―‐'''!'''''''h''T'''廿'i= .r廿´| { r~
 ̄ ̄ |⌒i r ヽ-- ' |i‐‐‐' }| しかし、では、どのように「物を盗んだ」と確認するのでしょうか。
|λ|{ ヽ |
. |ヽi | , r.' |
lV r | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
`、 ! ‐‐''''''''"""' ! < 何かわからんけど、盗まれました!
ヽト "" / \______
|\ ,.!
,,、rl '''''''ー‐_"''''""_´└ 、
// __`-‐''""~ / 丶-、__
=--_-/ /''" ヽ / // ゛''‐--、,,,
/  ̄/ / _ノ\ / //、__ /~'=‐-
/ / /⌒ヽ< / //  ̄"''v /
. __
, ' ´ ` 、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ . _ ヽ | 今はこれが精一杯
/ / ~゛''〈 \
,' ヽ ,.- } \ ________ そこを規定するのが、刑事訴訟法です。
. | i /,1./ |/ ,、,、,、
! ,'ヾヽ l. .リ丶、 ヾζノ 「刑法に規定された犯罪行為を行ったものに対して、
`、 、 ヽ.i } ''~ r .£| 刑罰を科すための具体的な方法を定めたもの」とされています
ヽ、 ノーヽ.j 、. i _,,、-‐χ、
, -‐- 、rヘr'ー '. 丶 ヾ=. / r ´ .〕 .i さらに分けると「事件の捜査、公訴の手続き」「法廷における手続き」
/ \ヽ、 i´ / ""´ ソ} , とに分けることができます。(複雑なのでカッツアイ)
/ ヽi\ / `ヽ、___ノ l ''´/
/ )l >、 l ,、‐'´ さて、刑事手続きにおいては、犯人と疑われる者から始まり、
/ i `i ソ ,、r' _, -'´ 関係者の人権が侵害されることが想定されます。
/ ヽ \ /`ヽ.ヽ/
/ `=ゝ \ / ヽ' そこで、憲法がその人権侵害を防止するための規定を設けています。
/. \ \ / }
/ \ \ _ _ / / 憲法31条から40条までは、刑事訴訟法の規定とみられており、
./ /ヽ、 〃 / 刑事手続きの基本とみられています。
.
_,,,__,、
ノ彡乍}h、
〈从ゞ'´}ミ从
弋ッ ィァ Yリ
'└_ ィノ∨__
ヽイ,イ-=}二二v
>イ}//-=ニノニニY 憲法より抜粋しますと
}-='~.∥-=, 'ニニニノ
}-ノ==i{xf〔-=ニニ/ 31条は「何人も法律の定める手続きによらなければ、
_,,.. -‐彡-=ニニニ,' 生命もしくは自由を奪はれ、その他の刑罰を科せられない」
>''~ ̄:.:.:.:_∨-=ニニ/ニニ'
/:.:.:.:./~~´//ヾ,:}-=ニニ/ニニ' 36条は「公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる」
ノ〕r==='~''<</~} -=ニ/ニニノ
`.ゝトゝイ≠≠``=イ.|-=, 'ニニ\ なんか常識的ですが、
/}、_了}i ∥,イニニニニi
//丿}~~~}i∥ i-=ニニニニ<''< 36条なんていうのは、江戸時代においてあったでしょうか。
// ∨i:.:.ゝ- Ⅵイ〕-=ニニニニ ~''<''<
///// {:.i:.:.:i:.i:.i.从i:.',-=ニニニニ! ~''<'< もちろん、ありませんので、当時で当然、拷問は正しいですね
ィi〔///////,:.i:.:.:!:}:.i:Yリ!: ',-=ニニニリ ~''=┘
。s个//////////,:.!:.:.:.:i:.:!:.:i:.!:.i:∨-=ニニ{
。s≦///////////////.,:i:.:.:.:.i:.:!:.:i:.!:.i: ∨-=ニ 、
-=ニ二//// ̄ ̄~''<////////,i:.:.:.:.i:.:i:.:.!:!:.:!:.:∨-=ニ.Y
`~ヾ、 ~'<////.}i:.:.:.:.!:.:i:.:.i:!:.:i:.:i:∨-=ニ∨
~''< |!:.i:.: !:.:i:.:.i:!:.:i:.:i: ∨-=ニ》
|!:.i:.:.:!:.:',:.:i!:.:.i:.:i:.: ∨-/{
|!:.i:.:.:!:.: Ⅵ:.:.i:.:.!:.', Υ:.:.i
∧:i:.:.:i:.:.:.:}!:.i:.i:.:.!:.:,:、:.:.:.:.!ヽ,
∧!:.:.i:.:.:.:i!:.:!:',:.:.:.:.,:∨:.:.|/ノ 疑わしい人に石を抱かせましょう。(偏見)
,:|:.:.:!:.:.:.i!:.:|:.∨:.:.:,:.∨:.i八
i:.:!:.:.:!:.:.:.|:.:.i:.:.∨:.:.,:. ',:.:.}:.:}
,:. |:.:.:|:.:.:.i:.:.:i:.:.:.',:.:.:.,:.:.',:.:i:.:|
,':.:.:!:.:.:!:.:.:.i:.:.:i:.:.:.:',:.:.:i:.:.:',:.!:.:!
/:.i:.:.!:.:.:!:.:.: !:.:.|:.:.:.:.',:.:.i:.:.:.',i:.:.',
/:.:.:i:.:.!:.:.:!:.:.:.|:.:.}:.:.:.:.:.!:.:.!:.:.:.',:.:.:.,
~''<┴=冖¬=ニ=‐宀ヾ>===ミ
__>''~≧s。》 }ゞ''弋、
ヾ≦~~≧s。,,。イノ /==v≠)h
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゝ=ニニニ≦
/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.,
,':;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ
!:,' ヽ:;:;:;:;|
',lャッァ-イッァ ヽ:/.}
'. j:: .i |,' /
', .`_´ ,''|^ さて、刑法にとってみれば「行為があったとすれば、それは犯罪を構成するか」が一番重要です。
,.,:;:;∧´ ` イ/|ヽ、
/:;:;:;:;:ノ`''''千:;:/ /< 行為があったのか、ありうるのか、どのような証拠があれば証明できるか、という点は、
イ∠:;:;:;:;:;:;/ __/:/ __/ <
./! .':;〈¨ .,':;:;:;/ 、 ノ / ̄ \ 一旦、度外視されます。
/ ! ':;:;| ,':;:;:' ∠ / ∨
/ ∨ ,':;:;:! ,':;:;,' / ./ | これに対して、刑事訴訟法は「証拠で認定できない場合は、存在しなかった事実」として扱います。
/__ ∨ .,':;:;:|,':;:;:,' /‐---- | |
/ ./ヽニヽ ∨ ,:;:;:;,':;:;:;, / ̄ ̄´ | | 誓って殺しをしていないというならば、証拠がなければ殺しは存在していません。
/ .j|/、ヽニヽ__ ,r,ハ:;:;:!:;:;:! ,' | .! |
| /ヽ、ヽ'ゝヽ__ヽマ/ニハ!:;:j__/ .| | |
', ¬、 7 ゝtヽ_ヽヽ∧L__/ | .! !
';:, ヽ!.\ \ \\t ,メ、 ! jニ二ヘ !
':;, \.\,< \ \\{ \ .| / ‐、 | |
ヽ r ´ \\ .\.\ \ γミY / | /
∨ \\\ \\ \シ / イ
└ヽ ≧。ヽ \\|\\/\ / /
\ニニ‐ラ \\ /\ \%\ /!
 ̄ ! / / \ミ7//Y.\%\t./| .|
.| \/ / 7/ / /ハ \∧ ̄! !
.| >‐-┘マメ/ ト\ .\\| |
.| | | `‐‐‐\ \ \\ |
| ',',! //\ \ 〉\ 、
.| ヽ .// \/\ .Y:|
j // マ! \/\
.
/ ̄ ̄ ̄ ̄\ また、刑事訴訟法317条では「事実の認定は証拠による」とされています。
/;;:: ::;ヽ
|;;:: ィ●ァ ィ●ァ::;;| 当然のことかと思うかもしれません。
___ |;;:: ::;;|
rュ,―― 、 r":::::::::::::::ヽ、 |;;:: c{ っ ::;;| しかし、歴史的にみて、自白によって犯罪事実を認定していた時代や、
∥| / f::::::::::::::::::::::ヤ .|;;:: __ ::;;;| 自白がなければ有罪に出来ないとしていた時代がありました。
∥ ヽ__/ !::::::::::::::::::::rイ ヽ;;:: ー ::;;/
∥ ヽ::::::::::::::::/ソ \;;:: ::;;/ むろん、その当時は合理的だったのでしょうが・・・
∥ __ イ二二二ニト、_ / \
|| / /ヽ、 | | | ::| 自白の偏重を否定したこの主義を証拠裁判主義と言います。
|| ./ ! / ハ、| | / .::/
||_ / | 〈_ ハ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ 現代では、自白を補強する証拠が必要だと考えられています。
__/〈 ! /\_ \ /
ヽ/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ Y ヽ__ノ /
―――| | |――──────――
| | |
\ \ / /
\ \. / /
\ \ /ミx-=ニミ、 / / _,...-
/ニニ>竿‐-=ミ、 _,.. -
- _ {ニ/ニニニニニニh、 余談として、民法そして法歴史の分野になりますが、
{/ニニ二二二ニニニヘ ____
__ /ニニア⌒''ー=''´⌒ヾニ}  ̄ ̄ 戦国時代、熱い鉄を持たせ、神棚に持っていけた方が正義とする
{ニニ/ --- }ニ} ____
lニニ{ ャ==ミx /ァ气}ニ}  ̄ ̄ ̄ ̄ 「鉄火起請」というのがありました。真田丸でもやってましたね。
ハニソ .ァゥヽ〉 i{:ァッ>:.}ソ ___
__ 八マ ‐''′ {:.:." :.}!=-_ >―-- 、、、 今の時代では、それはナンセンスですが、
 ̄ __,、-==ミ≦-= 圦 /、,,, ,、〉:.:八-_-≧s。. Y⌒Y ,,、 ‐- 、{:i:ム
____ /:i:i:i:i:心 ̄\.ヽ-マム /ァ===ヵフ/-_-_-_-_-_-_-ヽゝ、 {/ _ . {:i:i:i:l 明日かそれ以降の未来ではまた合理性があるかもしれません。
_,,、/:iO:i:i:i:i:i:ム ―}-_-_マムヽ { ゞrrソ,: /、-_-_-_-_-_-_-_-}トヘ ヽ/ ヾ:i:i:i:l
∧_-|:i:i:i:iO:i:i:i:i:}._}-_-_-マム;;ヾwwwア爻爻爻-_-_-_-_-_/:::::ヘ 乂/  ̄ ヾ:i:iミ
/;;;;;V:iO:i:i:i:iO:i:i/ Y.-_-_-_マム <示>爻爻爻爻-_-_-_-_/_,,、::::::ヘ ゝ__,,、、、}:i:i:i}
〕::::∧:i:iO:i:i:i:i/ー_ノ-_-_-爻爻爻ミ爻爻)爻爻爻-_-_-/::::::::://::\__ノ寸:i:}
. ,イメl{ノノヘ:i:i:i:i:i/_/_-_-_爻爻爻爻彡爻ノソ爻爻爻-_/:::::::::::/:::{:::∧\::::::::::::ノマ
. /:i:i:i:ムノノノノマ/∧-_-_-_爻爻爻爻≧沁ソ爻爻爻爻イ―― 、/:::::{::::::::::「77777!:::::}!
,イ:i:i:i:O:i:i:ムノノノノ::::::ヘ-_-_-_-_从从从: : :.从从从从ハヾ ヽ- 、::ヽ<|/////|::::ノ
. /:i:i:O:i:i:O:i:i:i:i:ムノノ::::/l-_-_-_-从从从: : : :从从从从ハ `<:::::::::>'´
/:i:iO:i:i:O:i:i:O:i:i:i:i://::::::l-_-_-_ノ从从从只ノ从从从从ハ
.
ヽ\__人_人__
) ___ ___ . ̄/ まとめますと
_ r-'´ ̄`i \ ̄ \\// /
,<´ `>、 `| .| ) ヽ ' ( 「実体法」である刑法からみると、
/ ヽ | .| < |_| > 刑法の内容実現を助けてくれる刑事訴訟法がいてくれる
,l ハハ ハ ヽ .ヘ__`Y ヽ | | ̄二二! {
,ィ''"ソ ノリ ノハヽ|ヽ } .ミ ヘ | ll | | '二二! | 「手続き法」である刑事訴訟法からみれば、
∠ ノ、r-ゝ `> < ∨、ィ' i | ll / |_二二! > その刑事手続きにおいて使われる道具としての刑法がいる
ィ、,、,、ノ-ゝ_Y r──、 /{ `\/ .! ) Y´二`ヽ (
/ | >、 __,/ ∨ .| | ゝィ < ゝ`二ヽ' ( ・・・これって、カップリングじゃないですか?
| ヘ | 丿 | ( } ゝ`二"ノ /
| .∨ / | 丿 ( / /`〉 (
| ヽ ∧ / . . |-- ´ Y ./ / / ヽ
ヽ / `──''´ ノヘ /__ /ヽ /
`"| ヘ、__,,>''"´ . 〉、 ) `" (
〉 //>、 `Y´`Y´`\/´`ヽ
ヽ /:::::::::::::>、
〉 >'´__::::::::::::/ `ヽ
\_,,, -''"::::::∠::::::::::::/=、_ ヽ
|::::::::::::::::::::::::| ``ヽ/ / /
|::::::::::::::::::::::::| /ヽ__./
_ ``.T===-''´| / ./
__/ > . | .| . / ./
ヽ-<___``ヽ、__ヘ. | __ ハ__ .(__
,,,,>、,,、/ ! . .丿 `'`ヽ,,,、、、,, ̄)
ヽ‐''"´`''' ``''
さて、刑事訴訟法はとても複雑で長くなるので、こんなところで終えます。
刑事法を学ぶにあたっては、刑法だけではなく、刑事訴訟法を学ぶことも大切という話でした。
誤りがあるかもしれませんので、「ここ間違っとるで!」と言ってくださいますよう、お願いいたします。
法を讃えよ
乙
刑法の本しかもっていないから手続きの方も買うか
投稿乙でした
自白による強要で冤罪が起きた場合、真犯人が野放しになっているという問題が残るんですよね
実際問題、自白のみの証拠とするのはリスクが高すぎな気がします
乙です
無罪である事を証明する加減は難しいですね。
乙
なお世の中には「私があの人を殺したことは間違いありません」「ですが動機については言いたくありません」
とかいうクッソめんどくさい被疑者とかもいますorz
乙です
刑訴は捜査でやっちゃダメな事とか色々書いてあって面白いですよね
むっちゃ読みづらいですが(裁判所がやる捜査規定が先にあって、それを捜査機関の捜査に準用してる法構造)
>>8753
刑訴の本は…本当に読みづらい物ばかりやで…
他法にも増して予備校本→判例本→基本書、の流れが一番良いかと
>>8757
刑訴法は「法にはこうあるけど現実に運用するとしたらどう解釈するの?」
ってのが出てきますからね…
投稿乙です。
この刑訴法があるので覚せい剤反応が出た被告に対してもその捜査方法や手続きなどのミスで無罪判決が出たりするんだ。
この辺りはしかたないと言えばしかたないんだけど、はっきり確実な証拠が出た場合はそのあたりを帳消しにするやり方はないものかなと。
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