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Λ_Λ 読書的な小咄95 論語
(・ω・`)
_φ___⊂)__ 著 不明
/旦/三/ /| 訳注 金谷治
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 岩波文庫(青202-1 1963年、改訂版1999年)
| 001 |/
「論語」の現代語訳自体はいろいろあるのですが、
私のように漢文はあまり得意でない、けど原文の雰囲気を知りたい、
という人向けの本です。金額的にもお手頃です。
白文(句読点付き)、読み下し文、現代語訳がそろっています。
現代語訳といってもちょっと古めかしいですが、初版が1963年ですからね。
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Λ_Λ 前回は白川静「孔子伝」を紹介しましたが、
(・ω・`) 孔子の言行を記したものということで「論語」についても言及してきました。
_φ___⊂)__ なので、ちょっと「論語」についても紹介してみよう、ということで。
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | といっても、それだけだと単なる古典紹介なので、
| 002 |/ 今回も「孔丘」等と絡める形です。
いろいろ脱線しそうですが、ご容赦願います。
今回の紹介の内容は次のとおりです。
1 概要 02
2 弟子達について 03~08
3 篇別紹介(著名な言葉など) 09~15
前回同様、人名等の注釈の※は、最後にまとめています。
機種依存文字の*は、各レス中で示しています。
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Λ_Λ 1 概要
(・ω・`) 「論語」はいわゆる四書五経の四書の一つです。三国魏の何晏(※01)の
_φ___⊂)__ 「集解」が早期の注釈書ですから、それまでに成立していたということになります。
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 四書:「論語」、「大学」、「中庸」、「孟子」
| 003 |/ 五経:「詩経」、「書経」、「易経」、「春秋」、「礼記」
(「楽経」を加えて六経ということもあります)
全部で二十篇あります。ほとんどは、1ページにも満たない短文の集まりです。
_________________ なお、篇名には深い意味はありません(最初の方の字をとった)。
|| || 学而、為政、八イツ(*01)、里仁、公冶長、雍也、述而、
|| || 泰伯、子罕、郷党、先進、顔淵、子路、憲問、衛霊公(※02)、
|| || 季氏、陽貨、微子、子張、尭曰
|| ∧ ∧ 。 || *01 イツ…にんべん+八+月
|| ( ,,゚Д゚)/ ||
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ノ つ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/  ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|____|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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Λ_Λ 2 弟子達について
(・ω・`) 左から、氏名、字、孔子より〇歳下、コメント、
_φ___⊂)__ 「孔丘」での(説明部分ではなく作中での)初登場ページを示します。
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 学而第一 で初出
| 004 |/ 有若(字は子有)有子。43。容貌が孔子に似ていたという。p557。
曾参(字は子輿)(※03)曾子。46。孝子として知られる。
卜商(字は子夏)44。p540。
∧,,∧ ∧,,∧ 陳亢(字は子禽)不明。弟子?孫弟子?
(´・ω・) (´・ω・) 宰予 端木賜(字は子貢)31。史記「貨殖列伝」にも登場。p509。
[(っ⌒/⌒o_ [(っ⌒/⌒o_ ↓
|\⌒''⌒∧,,∧ |\⌒''⌒∧,,∧ ...zzZZ
|| || ̄ (´・ω・) || || ̄ (´-ω-) 為政第二 で初出
|| [(っ⌒/⌒o_ || .[.(っ⌒/⌒o_ 樊須(字は子遅)36。
|\⌒''⌒∧,,∧ |\⌒''⌒∧,,∧ 言偃(字は子游)45。
|| || ̄ (´・ω・). || || ̄ (´・ω・) 顔回(字は子淵)30。酒見賢一「陋巷に在り」の主人公。p368。
|| [(っ⌒/⌒o_ || [(っ⌒/⌒o_ 仲由(字は子路)9。中島敦「弟子」の主人公。p150。
|\⌒''⌒ \ |\⌒''⌒ \ セン(*)孫師(字は子張)48。
|| || ̄ ̄ ̄ ̄|| || || ̄ ̄ ̄ ̄|| * セン…瑞の右側+頁
八イツ第三 で初出
冉求(字は子有)29。「力足らざるなり」と嘆いた弟子。p441。
宰予(字は子我)(※04)不明。昼寝をして叱られている。
.
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Λ_Λ 公冶長第五 で初出
(・ω・`) 公冶長(字は子長)不明。孔子の娘婿。
_φ___⊂)__ 南宮括(字は子容)(※05)不明。仲孫氏の出身。孔子の姪婿。p149。
/旦/三/ /| フク(*)不斉(字は子賤)30。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | *フク…ウ+必
| 005 |/ 冉雍(字は仲弓)不明。
漆雕啓(字は子開)11。p114。
公西赤(字は子華)42。
∧,,∧ ∧,,∧ 申根(不明)不明。
(´・ω・) (´・ω・)
[(っ⌒/⌒o_ [(っ⌒/⌒o_ 雍也第六 で初出
|\⌒''⌒∧,,∧ |\⌒''⌒∧,,∧ 原憲(字は子思)30(異説あり)。清貧の人。p442。
|| || ̄ (´・ω・) || || ̄ (´・ω・) 閔損(字は子騫)15。孝子として知られる。p009。
|| [(っ⌒/⌒o_ || .[.(っ⌒/⌒o_ 冉耕(字は伯牛)8。p269。
|\⌒''⌒∧,,∧ |\⌒''⌒∧,,∧
|| || ̄ (´・ω・). || || ̄ (´・ω・) 述而第七 で初出
|| [(っ⌒/⌒o_ || [(っ⌒/⌒o_ 巫馬施(字は子期)1?
|\⌒''⌒ \ |\⌒''⌒ \
|| || ̄ ̄ ̄ ̄|| || || ̄ ̄ ̄ ̄||
.
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Λ_Λ
(・ω・`) 子罕第九 で初出
_φ___⊂)__ 琴牢(字は子開)不明。
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 先進第十一 で初出
| 006 |/ 顔無ヨウ(*)(字は路)6。顔回の父。p033。
*ヨウ…遙-しんにょう+系
高柴(字は子羔)30。矮躯(孔子九尺に対して五尺弱)。p479。
∧,,∧ ∧,,∧ 曾点(字は皙)6?曾参の父。p017。
(´・ω・) (´・ω・)
[(っ⌒/⌒o_ [(っ⌒/⌒o_ 顔淵第十二 で初出
|\⌒''⌒∧,,∧ |\⌒''⌒∧,,∧ 桓耕(字は子牛)不明。宋の向氏の一員。p535。
|| || ̄ (´・ω・) || || ̄ (´・ω・)
|| [(っ⌒/⌒o_ || .[.(っ⌒/⌒o_ 陽貨第十七 で初出
|\⌒''⌒∧,,∧ |\⌒''⌒∧,,∧ 孺悲(不明)不明。
|| || ̄ (´・ω・). || || ̄ (´・ω・)
|| [(っ⌒/⌒o_ || [(っ⌒/⌒o_
|\⌒''⌒ \ |\⌒''⌒ \
|| || ̄ ̄ ̄ ̄|| || || ̄ ̄ ̄ ̄||
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Λ_Λ 以下の篇での初出はなし。
(・ω・`) 里仁第四・泰伯第八・郷党第十・子路第十三・憲問第十四・
_φ___⊂)__ 衛霊公第十五・季氏第十六・微子第十八・子張第十九・尭曰第二十
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 参考:孔門十哲
| 007 |/ 徳行 顔淵・閔子騫・冉伯牛・仲弓。
「孔子伝」では、顔淵は反俗的な求道者であったとしています。
言語(弁舌) 宰我・子貢。
∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ 子貢は外交でも活躍しています。
∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧ ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧ 政事 冉有・季路。
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` ) ともに季孫氏の宰になっています。
| U ( ´・) (・` ) と ノ | U ( ´・) (・` ) と ノ 文学(学才) 子游・子夏。
u-u (l ∧,,∧ ∧,,∧ u-u (l ) (∧,,∧ ∧,,∧
`u-∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧`u-∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧ 「論語」には出ていないが「孔丘」に出ている弟子
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` ) 秦商(字は子丕)(※06)4。p018。
| U ( ´・) (・` ) と ノ| U ( ´・) (・` ) と ノ 顔刻(不明)。不明。p526。
u-u (l ) ( ノu-u u-u (l ) ( ノu-u この二人は、Wikipediaをみると「孔子家語」に出ているようです。
`u-u'. `u-u' `u-u'. `u-u'
弟子三千人、うち六藝に通じる者七十有二人。
さらにその中の…
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Λ_Λ こうしてみると、一口に孔子の弟子と言っても、
(・ω・`) 年齢などの違いが非常に大きいことが分かります。
_φ___⊂)__
/旦/三/ /| まず、曾点・顔無ヨウ。彼らは最初期の弟子と言えるでしょう
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | (特に顔無ヨウは、孔子の母の名が顔徴在というのが事実であれば、
| 008 |/ 血縁関係があったとも考えられます)。
続いて、仲由・漆雕啓。仲由は「論語」中ではどこか粗忽な感じがありますが、
∧__∧ 武勇のみならず政治的才能も併せ持った傑物で、
(`・ω・) 彼を弟子としたことが孔子の名を高めるきっかけとなりました。
.ノ^ yヽ、
ヽ,,ノ==l ノ 漆雕啓は…「孔丘」での描かれ方がとにかくいいです
/ l | (ここではあえて紹介しません。ぜひお読みください、と宣伝)。
"""~""""""~"""~"""~" 二人とも、幾多の危難に見舞われた孔子を守り抜いた武侠の人です。
漆雕啓です…。
「論語」ではほぼ出番なしですが、
∧__∧
(`・ω・´)
.ノ^ yヽ、
ヽ,,ノ==l ノ
/ l |
"""~""""""~"""~"""~"
「韓非子」によると、わたしの氏を冠した流派があるよ!
「孔丘」では、子路とともに先生を守り抜いたよ!
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Λ_Λ 続いて、端木賜・顔回・冉求・南宮括・閔損。
(・ω・`) 端木賜(大富豪)・南宮括(有力貴族)は、主に経済面で孔子を支えました。
_φ___⊂)__ 恐らく、情報面も。
/旦/三/ /| 顔回・冉求・閔損は、孔子の活躍と挫折とを間近で見てきた存在でもあります
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | (なお、「孔丘」で最初に出てくる弟子は閔損)。
| 009 |/
有若・曾参・卜商・言偃・セン孫師。
彼らは、孔子最晩年の弟子達です。
孔子死後にそれぞれ流派を立てています
(「論語」の構成が必ずしも一貫していないのはこのため)。
「〇子」と呼ばれている箇所もあり、教育者としても優秀だったろうと思われます。
師と過ごした年月が短いので、当然「孔丘」での出番は少ない(ほぼない)です。
∧__∧
(`・ω・)
.ノ^ yヽ、
ヽ,,ノ==l ノ
/ l | 顔回です…。先生に先立って死んだのが残念です…。
"""~""""""~"""~"""~"
∧__∧
(`・ω・)
.ノ^ yヽ、
ヽ,,ノ==l ノ
/ l | 閔損です…。実はわたしもなんです…。
"""~""""""~"""~"""~"
.
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Λ_Λ 3 篇別紹介
(・ω・`) 学而第一 子(孔子)、有子、曾子、子夏、子貢の言葉を収録。
_φ___⊂)__ 有子、曾子と書かれていることから、孔子晩年から死後の言葉と思われます。
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 010 |/ 〇学びて時にこれを習う、また説(よろこ)ばしからずや。
「孔丘」でも、復習の大切さについて言及されています。
__ 為政第二 子(孔子)、子游、子夏、子貢、子張の言葉を収録。
__ / ./) __ 時期的には学而篇と同様と思われます。
/ ./) 三三)/) / ./)
三三)/) ∧,,∧ ∧,,∧ 三三)/) ○吾十有五にして学に志す(志学)。三十にして立つ(而立)。
三三)/ (´;ω;) (;ω;`) 三三)/ 以下、四十(不惑)、五十(知命)、六十(耳順)、七十(不踰矩)。
∧∧ と φ) .( つφノ ∧,,∧ __ 孔子は終生学び続けた人ですから七十の不踰矩というのが最も高い
( ´;ω)/⌒/⌒/ ̄/⌒/⌒/ ̄(ω;` ) / ./) 境地のはずですが、これだけ三文字でおさまりが悪いからか、
/ _∧,,∧口 ∧,,∧ ⌒ □と_ ヽ 三三)/) ほかほど聞かないですね。あるいは「古希」の方が有名でしょうか。
(/( ´;)η口(;` )/⌒/ /_ノ 三三)/) 「孔丘」では、三十歳のときに教場を開いています。
∥ ̄(l ノ  ̄( ノ ̄ ̄ ̄|| 三三)/
__`ー‐' `ー‐' 八イツ第三 子(孔子)、子夏の言葉を収録。三桓の僭越への批判など。
/ ../) __ 衛にいた時の話もあります。
三三)/) / ./)
三三)/) 三三)/) 〇賜や、女(なんじ)は其の羊を愛(おし)む、我は其の礼を愛む。
三三)/ 三三)/ 告朔の礼が羊を供えるという形式だけになっているので
止めてはどうかと子貢が言ったことへの回答。形式主義とされがちな儒教ですが、
失われたものの復活の難しさを知るから、でしょうね。
↑後世の学生達
一生学び続けるのって…きついよね…
やはり孔子は偉大だ…
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Λ_Λ 里仁第四 子(孔子)、子游の言葉を収録。
(・ω・`) 「仁」について多く言及しています。
_φ___⊂)__
/旦/三/ /| 〇朝に道を聞きては、夕べに死すとも可なり。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 人生のはかなさというよりは道を知ることの喜びを強調している言葉ですね。
| 011 |/
公冶長第五 子(孔子)、子貢の言葉を収録(他に「~問うて曰く」という形式もあり)。
:::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::: 子産、晏嬰等、近い時代の有名人の名が出てきます。
::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::: また、弟子達の評価も。
:::::::::::::::::: :::::::::::::::::::
::::::::::::::::: ::::::::::::::::: 〇回や一を聞いて十を知る。賜や一を聞きて以て二を知る。
:::::::::::::::: :::::::::::::::: 子貢の、顔回には及ばないという自嘲とともに自分の器量への自負がよく分かります。
::::::::::::::: ∧,,∧ ::::::::::::::
:::::::::::::: _..( ´・ω・).. :::::::::::::
:::::::::::::.'c(,_U_U `.:::::::::::: 雍也第六 子(孔子)、冉求の言葉を収録。顔回・冉耕との別れ
::::::::::::::::::.... ....:::::::::::::::: 、弟子達の経済的状況(公西赤は裕福、原憲は貧乏)について言及。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
端木賜です…。顔回には及びません…。
〇力足らざる者は中道にして廃す。今女は画(かぎ)れり。
:::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::: 冉求の「力足らざるなり」に対しての言葉。
::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::: 才知に富んだ冉求でも嘆くほどに、学を極めるのは厳しいのです。
:::::::::::::::::: :::::::::::::::::::
::::::::::::::::: :::::::::::::::::
:::::::::::::::: ::::::::::::::::
::::::::::::::: ∧,,∧ ::::::::::::::
:::::::::::::: _..( ´・ω・).. :::::::::::::
:::::::::::::.'c(,_U_U `.::::::::::::
::::::::::::::::::.... ....::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
冉求です…。以下同文…。
.
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Λ_Λ 述而第七 子(孔子)の言葉を収録。孔子のふだんの言動についても言及。
(・ω・`) 「(音楽に感動して)肉の味を知らず」。
_φ___⊂)__
/旦/三/ /| 〇述べて作らず、信じて古を好む。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 自分は創作者ではない、という孔子の意思表示です。
| 012 |/ このあたりについては、「孔子伝」を。
泰伯第八 子(孔子)、曾参の言葉を収録。曾参の晩年の話もあります。
_________________ その弟子達がまとめたのでしょうか。
|| ||
|| || 〇民はこれに由らしむべし。これを知らしむべからず。
|| || 従わせることはできるが理由を知らせることは難しい…一見すると
|| ∧ ∧ 。 || 愚民思想ともとれますが、為政者の孤独を表していると思います。
|| ( ,,゚Д゚)/ ||
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ノ つ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 子罕第九 子(孔子)、顔回、子貢の言葉を収録。
/  ̄ ̄ ̄ /| 孔子が多能であったことが語られています。
| ̄ ̄ ̄ ̄| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|____|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 〇知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず。
人としてかくありたいものですが…難しいものです。
.
12/16
Λ_Λ 郷党第十 子(孔子)の言動について書かれています。
(・ω・`) 孔子の言動を規範化しようとした時期に整理されたようです。
_φ___⊂)__
/旦/三/ /| 〇食は精を厭わず…(中略)…三日を出ずればこれを食らわず。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | …これ、どこまで実行してたんでしょうね。
| 013 |/ 「孔丘」では妻に去られてますが、この通りだと無理もないような。
先進第十一 子(孔子)の言葉を収録。顔回を喪った嘆きの深さがうかがえます。
また、孔門十哲が挙げられるなど、弟子達を評するくだりも多いです。
∧__∧
(´;ω;) 〇過ぎたるは猶及ばざるが如し
.ノ^ yヽ、 儒家の理想は中庸(偏りがなく調和がとれている)。
ヽ,,ノ==l ノ 不足も過剰もよろしくないということです。
/ l |
"""~""""""~"""~"""~" 顔淵第十二 弟子達の問いに子(孔子)が答えるというくだりが多いです。
桓耕の問いは、論理学の初歩(AはB→BはAか)を思わせます。
(顔回の死を聞いて) 弟子同士の会話のくだりもあります。
噫、天予れを喪ぼせり、天予れを喪ぼせり
〇古えより皆な死あり、民は信なくんば立たず。
政治の要諦とは何か、ということですが…。
一方で「恒産なくして恒心なし」(孟子)とも言いますからね…。
.
13/16
Λ_Λ 子路第十三 衛、楚にいた時の話や弟子達が政治について問うくだりが見られます。
(・ω・`)
_φ___⊂)__
/旦/三/ /| 〇其の身正しければ、令せざれども行なわる。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 為政者が身を正すことが政治の基本、ということでしょうか。
| 014 |/ 儒家に批判的な諸派も、そう装うことの重要性は肯定しています。
憲問第十四 子産、管仲等について言及されています
(人格は批判された管仲ですが業績は大いに称賛されています)。
/ )/)
/ ソ 〇直きを以て怨みに報い、徳を以て徳に報ゆ。
⊂ う 「目には目を、歯には歯を」と似たところがありますね。
( ).∧_∧ いたずらに寛容であることが良いとは限りません。
V''`と(*・ω・)
と ,イ ノ,,ノl 衛霊公第十五 子(孔子)の言葉を収録。短文が多いような。
lヽlヽ / ,_ づ ( )
( ) (ノ´ ⊂ く 〇君子固より窮す。小人窮すれば斯に濫る。
と___⌒つう と 、 _ r''′ 「満天の星」での叔孫通の考察が印象に残ります。
君子であることは決してたやすいことではありません。
↑ 窮した小人
.
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Λ_Λ 季氏第十六 この篇では「子曰く」ではなく「孔子曰く」というくだりがみられます。
(・ω・`) また、一文が長くなっています。
_φ___⊂)__ 他篇とは異質な感じがありますね。
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 〇詩を学ばずんば、以て言うこと無し。礼を学ばずんば、以て立つこと無し。
| 015 |/ 孔子が子の鯉に教えたのは、この二つでした。これを聞いた陳亢は
一を聞いて三を得たり(詩、礼、子の扱い)と言いましたが…
_r‐、,、 「孔丘」を読んだ後だと、ちょと微妙な感想が。
,ゞ7-z、ヽ〉
,、 ,、 ヾ三ィ(_`¨、_‐\ 陽貨第十七 陽貨=陽虎。「孔丘」では、この時期はかなり緊迫した情勢となっています。
r〈ヽ〉│ rハ/_/ー〈_ノニj丿 ここでの陽虎の言葉は、教養を感じさせます。
〈ヽニ{ヽl`ヽ、_`´lハハ また、孔子が仕官の誘いにホイホイ乗りかけたくだりも。
ヾニニfゝヽ 、 \\Yハー 、
=ニ二ニヽヾニニYニ\ 、Y`ヾjハハハ〉 〇鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん。(中略)前言はこれに戯れしのみ。
ィニニ、ヾ\ヾニゝ、二\ィハハハハハ/ 言偃が宰を務めていた武城を訪れた際の言葉。孔子ほどの人でも
,r二三ニ{ f\ヾ三ゞ、ー〉ハハハハ/ 戯言を言うことがあった、というわけです。
"ィニ二ー、゙ヽ ヽヾニr> jハハハハ/ (これが帝王だと、子供でも「天子に戯言無し」ですからね)
〈/ ̄二二ゝ〉、|_>-ハハハ/
/,─//`>>{ {ハ/ハ/ 微子第十八 「孔子伝」では、楚狂の一派(荘子含む)によって
∠イ///ノ /`Y |ィl゙ 加えられたのではないか、と考察されています。
ヾニ/ノ/イノlj/ │l ! 孔子や仲由が隠者と会うくだりがあったり逸民の名が列挙されていたりと、
|│l この篇もかなり異質な感じがします。
|│|
l│l 〇鳳や鳳や、何ぞ徳の衰えたる。(中略)今の政に従う者は殆うし。
_,,∠ニニゝ、_ 楚の狂者接輿の孔子への言葉。孔子の進む道がいかに危ういかを指摘しています。
 ̄ / それでもなお孔子は進み続けました。
鳳や鳳や、何ぞ徳の衰えたる。
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Λ_Λ 子張第十九 子張・子夏・子游・曾参・子貢の言葉を収録。
(・ω・`) 子夏の門人も出てきますからだいぶ後の話でしょうね。
_φ___⊂)__ 子貢が孔子以上と言われたりしているのも興味深いです。
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 〇他人の賢者は丘陵なり。(中略)仲尼は日月なり。
| 016 |/ 孔子のことを悪く言った者に対しての、子貢の言葉。
師への深い敬意がうかがえます。
尭曰第二十 最後になりますがずいぶんと短い篇です。
尭や湯王の言葉も収録されています。
〇百姓過ち有らば予れ一人に存らん。
周の武王の言葉。民に過ちがあれば責は自分にある。
帝王としての責任感がひしひしと感じられる言葉です。
以上、各篇について書いてみました。ざっとですが通読した感想は…
「孔子伝でも指摘されていた通り、文章にばらつきがあるな」ということです。
ベースとなっているのは子(孔子)の言葉ですが、亡命生活中の事件や
弟子達の言葉も多く混在しており、一貫性に欠けているのです。
だからといって古典としての価値が毀損されるというわけではないのも事実ですが。
.
16/16
人名等
※01 何晏 三国志の最初の方に出てくる大将軍・何進の孫で、曹操の
娘婿。司馬懿のクーデターにより失脚・処刑。
史書にみる言動をみると儒家というより道家的ですが、
孔子伝を読んだ後だと、やや腑に落ちるような。
※02 衛霊公 (霊という諡が示すように)無道の君主とされますが、
政治的にはそれほど大きな失態はありません。
ただ家庭が…(R18スレではないので詳細は書きません)。
※03 曾参 孫子と並び称される呉子(呉起)の学問の師とされます。
…ちょっとイメージしづらいですが、曾参など孔子最晩年の
弟子達もまた、戦国時代の人ということですね。
※04 宰予 「論語」中ではいいところがないです。
「弟子」では「子路程孔子に叱られる者は無い」とあります
が、彼の方が叱られているような。「孔丘」でも出番なし。
※05 南宮括 「孔丘」では、名は説となっており、父の遺言を受けて
孔子の弟子になりました。孔子の遊学を様々な面で助ける
等、若年ながら目立っています。
※06 秦商 「孔丘」では、その父が孔子の父の戦友という設定。
仲孫氏に仕える。
「論語」の紹介は以上です。ご覧いただき、ありがとうございます。
∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧
(´・ω・) (´・ω・) (´・ω・) (´・ω・) (´・ω・) (´・ω・)
(っ=川o (っ=川o (っ=川o (っ=川o (っ=川o (っ=川o
 ̄ ̄`ー―′ ̄ ̄`ー―  ̄ ̄`ー―′ ̄ ̄`ー―′ ̄ ̄`ー―  ̄ ̄`ー―′ ̄
.
子路がなんとなく好きだな
乙でした
前置きと謝罪
/ .| ゙ :∨゙!>--l|n |::::. | /: i゙::ヾ::::::/ , -‐、 謎の病人X@ガンヘッドカッコイイヤッター です。
/:: :: ' 、 /γ;;;;;;// |::::. | / : \:;へヲ_,/i`(::^^!
/ ;;; 〉〈____:::__/ i;;;:: \ /i丁i __/:;ゞ゙~^;;:i ヽゞ-イ
/:::::,, //::゙‐--ヲ〈 ̄~入_/::;;!:::: ∧ /゙^〆:: ゞ゙イ~/,,,::-::‐゙~´ 个,:: :ヽ/ 「ガンヘッドかっこいいって言って(例のBGM)」
゙::::, /:: ::: /゙!__i._.,_・_・〉_,LL、\~_^_ヽ::y‐γ゙´::/ :( ゞ;;>_・_ゝ-‐_彡‐ ゙~^ ` ̄
;,、 :/::::: y ∠ /:: ::/: へ\;::\゙~:: /;;;;:/゙/;i┤ :::ゞ,.;;;;;,';;/ ::└E= 、l
゙::,/,,,,,,,, i゙ :::. i i 〉;;;イ、\,, :: !::〆^`⌒゙_>‐<;;;;;;;/:::/:::/゙:;:;/ >>7482 間違いなく自分です、すみません。
:::: :::: :::/ ̄/ i /〆‐J:l__ !;;`/::::Y`::::゙~ :: :: i゙~:i:◎・・ii゙!;;::i :: 〉::゙!,,┌‐ニフ⌒:ヽへ.、
::_::_::_:/ ヽ:: : :: ::/::/::L,{::┴ 〈;:::::,!-┐:l :: :゙::‐::-::-::‐:゙:il゙~: i i゛;l¨・・。゙!;;yi゙::`ヽ:\, _
\ _〆/;;::トr‐y゙i゙ _ゞ~゙Y゙i:・:゚:i゙:: ::: :::ゝ_::_::_::‐y゙゙/ :: /゙~~゙/゙:;:;::~゙゙丁i;ヽ!::: :::yゞ;,_゙i _,‐τ゙~_ あの件に関しましては、その、悪意は無くて、
〈 :: ル、::::ゝ〈_:: /ゝ-イ::゙i.; ゙>,/ :: \\゙i;::ゝ:: ::ヽ:/:::,_,,_;;_;;〈 ゙ヽ,:: :ヽ ::゙i i`;;_:::ゞ゛~;
/::/゛;;::ヾ:: X゙_;;゙´ヽ、.:.‐人゙:::;;:〆::i゙::: /:: ::〉,-‐- ,,i゙ /\\::,'、 〉::∧/ /;;i゙;;ヾヾ::゙i
〈 :;: 八,:: 、::/;;゙i゙!、゛ヽYヾイ_;:: :: / :: ∠_;;./゙!_::_::_::i゙Y:: ゙i:: :: ゙i ヾ`~ ,-::‐゙゚::::〈;;_::_,〉:;∠ あのような診断サービスがある、という、
/:/:::゙ヽ;;::;;/:ヾ/: :: /゙゙/;~ヽ、丁ヽ;;,,_,,_;;_ゝ‐゙~;;~/;;::i ::ヾ,゚,;;::,, ,l,,.._ _l、 ,-;;‐゙゙~;;:ヾ;;∧:::,,::,,丿/
/::/ :: :: ::丁゙〈ハ;;_;,、ヽ/::;;:^:: ::∧ ::\::: ::::,' ::‐::‐::-ヾ,_::_::_入_::_::〉=≠‐゙´;; ゙! ,_,-;;‐゙^;;;;;;ヾ;;ヾ:::;;; ;/ ̄ヽ/
ヾi:: ::;;;;;/ ::/:゙:::::: : :`〉j;;;;,′;; ;::∧,_:: ::;ヽ、;_;: ;;/;;::ゞ;;;;:∧:/;;ヽ:::\:;;〈,.∧,.; 〈 〉/:: :: :;; ;; ::,へ :: i, ゝ 紹介投稿のつもりでした。
<√ ⌒ゞ、:: :: ;;/i,;;,;;,;;,, :: /∧:: :: :ゝr;;-;;-/::;/;/::∨;;:_;::゙:: :: \:ゞ;; :: ::ヽ!゙:: :: ;;;; _::_::_/
┌ゞゞ〉: y ::;;_::_入、;; :: / :: ::∧i:: i::i゙;;;; ;;; >,,人_// :: ∧ヾ:: ヾi ;;:::ゞ';, ゙ヽ:: ;;; /
┌ゞ゛;゚;゚::/;;;へ/゙!;;::,,.. ⌒ ヾ、;; ヾ :: :`! :: i゙;;;,,_;;_;:::,i.:::;;;i゙~::: /::: \::ヽ,,\;;:: ∠,,〆ゞ゙ 本当に申し訳ありません。
〉::;;::;; , '` 人>;;_;;_;;-::‐‐::‐::-:: ¬;; :: :゙!、:゙!;;;;゙!:::∨;;;;;<::/人:: ::l;;;ヽ、:゙!、
.
①
/ .| ゙ :∨゙!>--l|n |::::. | /: i゙::ヾ::::::/ , -‐、
/:: :: ' 、 /γ;;;;;;// |::::. | / : \:;へヲ_,/i`(::^^! 体調が優れず休んでおりました。
/ ;;; 〉〈____:::__/ i;;;:: \ /i丁i __/:;ゞ゙~^;;:i ヽゞ-イ
/:::::,, //::゙‐--ヲ〈 ̄~入_/::;;!:::: ∧ /゙^〆:: ゞ゙イ~/,,,::-::‐゙~´ 个,:: :ヽ/
゙::::, /:: ::: /゙!__i._.,_・_・〉_,LL、\~_^_ヽ::y‐γ゙´::/ :( ゞ;;>_・_ゝ-‐_彡‐ ゙~^ ` ̄ 風呂やトイレにも難儀しておりました。
;,、 :/::::: y ∠ /:: ::/: へ\;::\゙~:: /;;;;:/゙/;i┤ :::ゞ,.;;;;;,';;/ ::└E= 、l
゙::,/,,,,,,,, i゙ :::. i i 〉;;;イ、\,, :: !::〆^`⌒゙_>‐<;;;;;;;/:::/:::/゙:;:;/
:::: :::: :::/ ̄/ i /〆‐J:l__ !;;`/::::Y`::::゙~ :: :: i゙~:i:◎・・ii゙!;;::i :: 〉::゙!,,┌‐ニフ⌒:ヽへ.、 まぁ、そういう話は置いといて、
::_::_::_:/ ヽ:: : :: ::/::/::L,{::┴ 〈;:::::,!-┐:l :: :゙::‐::-::-::‐:゙:il゙~: i i゛;l¨・・。゙!;;yi゙::`ヽ:\, _
\ _〆/;;::トr‐y゙i゙ _ゞ~゙Y゙i:・:゚:i゙:: ::: :::ゝ_::_::_::‐y゙゙/ :: /゙~~゙/゙:;:;::~゙゙丁i;ヽ!::: :::yゞ;,_゙i _,‐τ゙~_
〈 :: ル、::::ゝ〈_:: /ゝ-イ::゙i.; ゙>,/ :: \\゙i;::ゝ:: ::ヽ:/:::,_,,_;;_;;〈 ゙ヽ,:: :ヽ ::゙i i`;;_:::ゞ゛~; 初心に帰ってやりたいと思います。
/::/゛;;::ヾ:: X゙_;;゙´ヽ、.:.‐人゙:::;;:〆::i゙::: /:: ::〉,-‐- ,,i゙ /\\::,'、 〉::∧/ /;;i゙;;ヾヾ::゙i
〈 :;: 八,:: 、::/;;゙i゙!、゛ヽYヾイ_;:: :: / :: ∠_;;./゙!_::_::_::i゙Y:: ゙i:: :: ゙i ヾ`~ ,-::‐゙゚::::〈;;_::_,〉:;∠
/:/:::゙ヽ;;::;;/:ヾ/: :: /゙゙/;~ヽ、丁ヽ;;,,_,,_;;_ゝ‐゙~;;~/;;::i ::ヾ,゚,;;::,, ,l,,.._ _l、 ,-;;‐゙゙~;;:ヾ;;∧:::,,::,,丿/ 今回は娯楽的なお話でも・・・。
/::/ :: :: ::丁゙〈ハ;;_;,、ヽ/::;;:^:: ::∧ ::\::: ::::,' ::‐::‐::-ヾ,_::_::_入_::_::〉=≠‐゙´;; ゙! ,_,-;;‐゙^;;;;;;ヾ;;ヾ:::;;; ;/ ̄ヽ/
ヾi:: ::;;;;;/ ::/:゙:::::: : :`〉j;;;;,′;; ;::∧,_:: ::;ヽ、;_;: ;;/;;::ゞ;;;;:∧:/;;ヽ:::\:;;〈,.∧,.; 〈 〉/:: :: :;; ;; ::,へ :: i, ゝ
<√ ⌒ゞ、:: :: ;;/i,;;,;;,;;,, :: /∧:: :: :ゝr;;-;;-/::;/;/::∨;;:_;::゙:: :: \:ゞ;; :: ::ヽ!゙:: :: ;;;; _::_::_/ 読書的な小咄 94
┌ゞゞ〉: y ::;;_::_入、;; :: / :: ::∧i:: i::i゙;;;; ;;; >,,人_// :: ∧ヾ:: ヾi ;;:::ゞ';, ゙ヽ:: ;;; /
┌ゞ゛;゚;゚::/;;;へ/゙!;;::,,.. ⌒ ヾ、;; ヾ :: :`! :: i゙;;;,,_;;_;:::,i.:::;;;i゙~::: /::: \::ヽ,,\;;:: ∠,,〆ゞ゙
〉::;;::;; , '` 人>;;_;;_;;-::‐‐::‐::-:: ¬;; :: :゙!、:゙!;;;;゙!:::∨;;;;;<::/人:: ::l;;;ヽ、:゙!、 「クロックワーク」 全3巻
.
②
\ 厶 _
`Y^Yフ´
莖 _z_ 作者 山本剛
| |, {○}\ 絵 かねこしんや
_r‐‐‐‐r 、 | |i 《‐‐》 |
|」Q}{Q[ `ト、 | |i /¨7 \\ rァ
〕Q¢Q}\| \ 「¨] \\/ \气ヘ 角川スニーカー文庫 ライトノベル
|」Q}{Q[\/\才⌒ヽ _厶爪______ -‐弍 \/ 》^V〉
-‐-、 \竺竺レ゙ \{ {コ }レ====┓ ]コ「 叶》ァァ《气 jト、
/ ̄/ \ \___\_ マ嵒嵒rァ‐≪ ̄ ̄|嵒嵒r‐y7竺竺トvヘiレ゙
rf‐‐ミ  ̄ ̄ | [冂≫≪777く⌒) 》:: |嵒嵒K / ̄ ̄//∨
1 z‐ 、__|_zァァ弋_r‐〕≧vア⌒Y>、z厶=斗‐‘ー‐‐〈 |
| 嵒〉‐》ニニニムム }コ /⌒>‐行7/__/⌒7  ̄ ̄V》___」
|_呈jL」======孑i^≫≪⌒7フ丁丁〉 /__// /| }}
_r==┓ rf´___rzr≦rzrz≦  ̄ ̄`¨´ ̄}`Y´jユz| }} 90年代末期に出版されたSFライトノベルで、
fコココ七》_rrr=======ァ__癶000(0} {0:000}‐‐┐ ,ィ‐z‐v 》、__}}
 ̄《>≫‐ァァ》》〉| |ニ}≫‐‐え(( \)x‐‐‐、 r 、`¨¨¨¨´ ̄ /:::【Oく<\_、 __
弌ニ「厶ィ¨¨”““´ ̄ ̄ミ<《( 汽7 //_/^>弋 \ 弋7‐-、 厶ィ≫‐ュ‐、 /\_、 /V》, 読みやすく軽快な文章と、可愛らしい絵であり、
`¨´ \ア__/ ̄7I斗ァ‐辷Z7厶ムイVヘ( r‐<} |ト、ヽ /´ /<⌒フ
,《ア⌒7ーfア/ \ 丐フ、_i} 〉辷r‐‐┘: レ>K⌒\<≪レ゙
,,≦ r‐‐f / / 《合ト、 >、》レ゙ 厂i咒ト、¨ア>‐< \ 》イ__ 内容も全3巻、1冊が1cmに満たない厚さで、
fir‐┐rf孑ヲy‐ァ^7_ / rf竺i} |i| 厂7{呈彡ィ《マ_ツ7ア´___厶==ミk
|i|◎|孑イ厶ィ/ / ~ ∧ (/竺ト」i| j{ / | | j´|〉ィ´ 厶==ミkjj
|i|[]| fT´ / / / 》'、厶/} V] Vi |_| j、jイ r‐|´ Yイ しかしながらしっかりと纏まっており、
`アアT| `ー'/ / / ,ィ廴込zク | ] j{」 j j j 弘 《〉 〉 乂__乂」
{{ {{ ,ィi㌻ /\ ,ィj `¨¨ー‐ ´ ji」 j{ j j{ 《 / 》、 ’,
__ 》‐へiア 《>、 ,仏イ jハ j{ j{ j{V<7>==ミk ハマ\ ⅰ 不思議な世界観や設定も相まって、
,, ´ >》' `T_V<´ j 》‐‐‐v゙/^V^Y`Y´ ハVマ \|
{ト、 >''´ rzzzz|⊇ル゙ 《__j 同」 { j 廴__ V 」
fニニト77》ッ'´ __/ー''" 乢厂 ̄i トミト、 |◯ト jj厶=ミレ゙ 短編ライトノベルのお手本の様な作品。
`≧=冖K77》ョ ><ij」ル /ーァ‐ァ‐L_トミレ |◯ト=ィ´{ト、 vj
≧==-‐'¨´¨´ 《O // //⌒´》、 `ートj {ト i j
/ / ̄ ̄//O ,ィ》 弌 {ト ル′ 作者の山本剛 氏はコンパイル時代のぷよぷよ、
/ / // /Lj `'''"´
/ /式=式/ / /´
》父トミトミ / / その世界観の土台ともなった魔道物語の作者で、
/`Vア} r公トv'´
/_/^i }/ィ<f´{
}「 `' /ハ_j 同様に角川スニーカー文庫で連載していた。
}′ /′
.
③
,_ii、 この作品は読む人間を選ぶかもしれないが、
i ゚ i
莖
________, | | ,,,jf示 趣味に合うならしっかり楽しめると思う。
{{○l|○|i._ i| | ,升{{◎}}
|○|||○||||,,__,___ ,[¨] __,,,_{{ iil「=}|
||○|○||||| |{~l~ミ¨¨'━]爪==于━'''f'━¨≦''{|| ''「''{′ 物語は、主人公のシャフトとチッタの出会い、
《''''''''''''|,i, | ''''___|ly]辷≦fく __ __'''''' |''''''',j|
\ ̄lll' |,,,,x{∴∴}{__,,゚/¨¨\___}{∴∴}x,,,|_,___]!
,,ィ扞l三llY''||¨~ ̄T'扞,,__\.[]./__,彡「 ̄ ̄l ||,|/,ll|]l]llミx、_ そこから始まるのだが、このシャフト、
f'斗|_____||{==升{――_,,,x云::/_∨::l_ |l''――'l|l{>]]l|____|||くミj
ー''l| :|l''く 'マ'''''''[ l,l,ill|_=|(∵)|=l◎l='' ll''''''','′r'''l| ||''''┘
[| || { ,.,_,,,]少{]|/二二\||l},ll]|,,_,,{ イ l| :|| 貧乏探偵の三十路で中年のおっさんである。
 ̄ ̄,'く抖y三三_ ̄匚ミ匚「三气' ̄三[弐{]l''xx, ̄ ̄
,r,{{ l}||{ '○00¨|| __ __ ||¨00○'i}||{( ,},ii,, ┌‐
,,,,r==xxュ {{ミミxx{}|xi__'''''''''''''¨''''''''''''''''''''''¨'''''''''''''''',,i斗辷''''',{{ il━x圦、 当時ライトノベルの風潮は学生をターゲットに、
,rn{◎{{トxx]lく,__`_=「||,r-干T,lll|___ __ _____|T |l|llミxi{'{''fく,'´_,]}{{辷/l=\
ィ冖',{| ! _,゚ _,|刈|]|ミllxi},┐/ |┴|||※l|' ̄ ̄'|l※||=┴{ 《 il辷荻=三彡 j辷≦''
゙-斗{辷_‐rミ||,,i,,|l|''''゚》} {|,{_ = , ̄_/_¨lll,,l,rr=_,,l-―|〈二 | i }| {| {{ '「「'']|ll\,_,,/ 10代半ば~20代前半の主人公が多く、
`f¨¨l荻}}||, jr''| ||||¨]]|lト ̄::,厂'''ll|◎|ll'' ̄∨,::::,,Ⅵ辷]|||| トxi ,[{{' ̄|_|{,,
゚==|||,,,抖-‐'′ ,{{|{_,{{}' /ヘ 〉  ̄~ ∨人 Ⅵ_ll]|||_ | └--ミミ、〔刈}
,''/´::::::::::::::ij{{|''マ{}| :{〉 { } /} 'マ;¨'l[||||::::::::::::::::::`ヾ'lr'′ 小説入門書でも、そういった案内があった頃、
,//::::::::○::::::: j}}| / / ,} 《 V, ∨ 'l》||:::::::::○::::::::{{
_{.{::::::::::::[]::::::::,,{||=_,/ / ,}′ ‘、∨ ゚,,斗[》:::::::::[]::::::::::::}i,
j{i》゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,仏ll_/_, / }′ {ヽ∨ 'Ⅵl込|,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;厶} あえておっさんをチョイスしているのである。
{|::::::::::::::ィ,i{{{=l]|| / / ,,,'′ \ }\ ||]苧||\::::::::::::::::|}
{|::::::::,,,-‐{,{{}炒ミミ〈_ ,{,} }′}=キ{炒|||ト-,_::::::::::|}
'|,r,≦,,,,,j,'''´ | ,,斗゙,,,′ ヾ {ミミ_ ミ\,,,,fnミx__j| 自称ハードボイルドなどとのたまっているが、
_,,j{{_x ̄,{|_く,ノ゙´ Ⅵ |{ `\_>┘  ̄_廴_
{{_,{ミ''}'彡ミミii ,,,j-‐} 《iiニx irf三[`l|{炒刈{l
,,,,,,升辷彡,'ミ__,,l,,,', }¨'′ `'''{` _l ,x刈kx,,,]=ミx,, 現実は金欠の冴えないおっさんである。
¨¨ `'~¨¨¨''′ `'宀''''''′ '`~''
.
④
_, (o)ニ=|Oi\
.iooi\ |i iニi;\\__ そんなおっさんが、不思議な少女チッタと出会う。
|00|\\ |i . \\i\\_]
\~\/ ̄`/Iヽ' ̄ \\i三} i
。゚。)三三三){:}´ ̄`,-─-、 \,/ 妙な巨大髪飾りを付けた、幼い少女、チッタ。
/ ̄ソ-──'──--イ ̄仁二' ̄
i__,〈{] _ {三三} ;:|___/::::::〉
{ニ`ーiーIーーー'´-':::{二ニ} 多くの謎と秘密を宿したチッタとの出会いは、
,=ニヾi ̄ヾ,==)_} ,=ニヾi´ ̄`ー'─-、
'`=ニノ__,,,/[iii},/、 '`=ニソ_i二i_,--─' ,/i/i
///_/`:::/i^iヽ,:\,,`-'---ゞ´i三《ヾ/、 シャフトの人生と運命を大きく動かし始める。
__,,,,-'-'´ ̄`i/、:/ | | |::::、/ iヘヘヘヽ_,,,,,,--'´ヽ、
.∠____,,---''ヾ 二ソ,_,ノ://二i、 |:::::|__ヽソノノノ__,,,---i(i
,{。。}二]ヽ___,,ノ-ー'、::::::|[O O]__,| ::/_,Yγ`ヾγ'ヾγ''ヾ'.. 「クロックワーク」というタイトルの通りに。
∠i/、ハ/`-'、ゝ_,ノ、ゝ_,ノ .|/ヽノハ/:::: '、_ゝ,_ソ,ゝ,_ソ,ゝ,_ソ
l:l /:●:::∧
____. l:l !ク ミ!:::∧ この部分をどう捉えるかも面白いが、
< ◎ ◎ i、\ _l:l_ V_/:::V∧
◎●◎ ]\\ _ !T:! V-=V:::V∧
<l◎ ◎ :/_/:::\\ [::]\ ,,勹ク __:V日V::::V二ミi この作品はとにかく世界観が良い。
`==:"/,,o::\/:\\三"\=ミ:、/∥ ̄/! ┬┐-o o o┐il::::V::::V:::::!
__二_:l● ●`:!::l二二)::ヽ ̄ ̄ ̄i ̄:i ̄i ̄=-=┘o o o/ヾ:::::::V二:ノ
_/-://:l、●:ノ !::l二=)∥:ノ◎!> : : \/: : ![ ̄]--├─/77>r':: ̄::::::::::i 魔法も科学も謎のアレコレも存在し、
./二二!l\ ̄└──┘:!─[ ̄ ̄ ̄日:.、:A\○  ̄: : :O/ ∥// //:、::::::::::ミ:、!
/-:O //\:\_○二彡∥三l/三彡────-=:、─/ ∥○-:/=┴:、:::::::::::/
! .∥:// ,,i=-ミ=_飛::_l三l三l::l三l_/┌:_=二二ヽ: : i::ミ:Y :/[ i i///::::ク ̄=─" 人間のみならず多様な存在が居て、
[i工i]/ !!0oo] l:::l[]:::::::::::::::::::::::::[]::::l:::l:OO○] !::l:::!::::!三三l ̄ ̄:\"
<`ヾ= ̄::/ミ:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_`ミ_ミ=二二/: i:::::!o o!:::l,/、/
\\" ̄ ̄ロ: : : : : : : : :ロ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`:::::ノo o!::( ○ )ヾヽ 物語と世界がグルグル変化していく。
.
⑤
, ―┐
,,-‐′/ 〉 世界観や設定をちょっと紹介すると、
/ / /
___,,xz≦ミミ\く ,/
/,三二ニ}\う三彡'く ,,,,、 シャフト達が暮らす町や建物は物理法則がおかしい。
〈ニ| ̄|l〉ミ_,l'´ 〈二|¨|,| j l|ト\
{_二{{{{辷リ}¨¨《{ ゚{マ{{、 /,,,从ミミ〕___
_,[___代llミ/ ∨l}∧\ ,,l{|{/___,ll}》》》 少し建物を移動するだけで、上下左右が変わり、
〈》》|=| x| ┌─┐ }:||::::,∧ 《_'(く/,ヘ]__{{′
,ア/ }[|||ミ∧ |_____llⅥ:||::::Y_} ,,/´ `x∧_{|ミ}.
《《{ |/′)|||/|  ̄'| |¨|::::::|l||l| ,,,/イ' 》/ 《》l}ミミ〉 重力がアベコベだったりするので、建物は縦横斜め増築。
`'{| / '≦|/ l _| |/|●|\lャァ//`x,/ /{|i,|| }
└'′ |'=二_ ̄l]:|l| [ll]●●|||]:〈く_ミ' / /||/ |,/
__| l]|]]| |||| \l―|/[||::`Y/(____ |刈 遠い地下、地上は完全な暗黒の世界、ではなく、
___,xll||l|_三|__[_||,| ̄]| ̄| ̄ .|ll辷__{_{{_|廴, Ⅴ
└{¨TT'''||| ||| ||| |==||_l|=―||]]T ||| ||| ||下
〔_.|||,_,|||,_,|||,_,|||,__,| | l| ̄ | | ̄|,_,|||,_,|||,_,||| |、 空気中のある粒子が天空の光を反射して、
.,| ||| ||| ||| ||| | ̄ ̄ ̄ ̄|:||| | ||| ||| ||| | l|
,|_,|||,_,|||,_,|||,_,|||,__,| | | | |||_|__|||,_,|||,_,||| |,|||
,{ノ_|_l|l]|_| ̄l ||| ̄||| ̄ ̄ ̄ ̄l|  ̄||_| ├| | |├|く 減衰はするものの、ある程度の明るさもある、等。
\,ニ| | | | | | |||__|_,|_,| ,|| | //| | |//|┘
} | |__|lz |_| |_|_] ̄ ̄ ̄ ̄ |__||_|//_{ |// /
`''|_| ̄ ̄''|_| `三三三三三/¨' ¨^ー' ̄¨'┴′ 九龍城塞ポップファンタジーな世界なのである。
.
⑥
/ .| ゙ :∨゙!>--l|n |::::. | /: i゙::ヾ::::::/ , -‐、
/:: :: ' 、 /γ;;;;;;// |::::. | / : \:;へヲ_,/i`(::^^! ウィキペディアやあらすじでは、
/ ;;; 〉〈____:::__/ i;;;:: \ /i丁i __/:;ゞ゙~^;;:i ヽゞ-イ
/:::::,, //::゙‐--ヲ〈 ̄~入_/::;;!:::: ∧ /゙^〆:: ゞ゙イ~/,,,::-::‐゙~´ 个,:: :ヽ/
゙::::, /:: ::: /゙!__i._.,_・_・〉_,LL、\~_^_ヽ::y‐γ゙´::/ :( ゞ;;>_・_ゝ-‐_彡‐ ゙~^ ` ̄ 恐らくこの作品の面白さは伝わらない。
;,、 :/::::: y ∠ /:: ::/: へ\;::\゙~:: /;;;;:/゙/;i┤ :::ゞ,.;;;;;,';;/ ::└E= 、l
゙::,/,,,,,,,, i゙ :::. i i 〉;;;イ、\,, :: !::〆^`⌒゙_>‐<;;;;;;;/:::/:::/゙:;:;/
:::: :::: :::/ ̄/ i /〆‐J:l__ !;;`/::::Y`::::゙~ :: :: i゙~:i:◎・・ii゙!;;::i :: 〉::゙!,,┌‐ニフ⌒:ヽへ.、 短編と本編が織り交ぜられていき、
::_::_::_:/ ヽ:: : :: ::/::/::L,{::┴ 〈;:::::,!-┐:l :: :゙::‐::-::-::‐:゙:il゙~: i i゛;l¨・・。゙!;;yi゙::`ヽ:\, _
\ _〆/;;::トr‐y゙i゙ _ゞ~゙Y゙i:・:゚:i゙:: ::: :::ゝ_::_::_::‐y゙゙/ :: /゙~~゙/゙:;:;::~゙゙丁i;ヽ!::: :::yゞ;,_゙i _,‐τ゙~_
〈 :: ル、::::ゝ〈_:: /ゝ-イ::゙i.; ゙>,/ :: \\゙i;::ゝ:: ::ヽ:/:::,_,,_;;_;;〈 ゙ヽ,:: :ヽ ::゙i i`;;_:::ゞ゛~; 主人公達が織りなす群像劇の色々は、
/::/゛;;::ヾ:: X゙_;;゙´ヽ、.:.‐人゙:::;;:〆::i゙::: /:: ::〉,-‐- ,,i゙ /\\::,'、 〉::∧/ /;;i゙;;ヾヾ::゙i
〈 :;: 八,:: 、::/;;゙i゙!、゛ヽYヾイ_;:: :: / :: ∠_;;./゙!_::_::_::i゙Y:: ゙i:: :: ゙i ヾ`~ ,-::‐゙゚::::〈;;_::_,〉:;∠
/:/:::゙ヽ;;::;;/:ヾ/: :: /゙゙/;~ヽ、丁ヽ;;,,_,,_;;_ゝ‐゙~;;~/;;::i ::ヾ,゚,;;::,, ,l,,.._ _l、 ,-;;‐゙゙~;;:ヾ;;∧:::,,::,,丿/ 年を経て色褪せない魅力どころか、
/::/ :: :: ::丁゙〈ハ;;_;,、ヽ/::;;:^:: ::∧ ::\::: ::::,' ::‐::‐::-ヾ,_::_::_入_::_::〉=≠‐゙´;; ゙! ,_,-;;‐゙^;;;;;;ヾ;;ヾ:::;;; ;/ ̄ヽ/
ヾi:: ::;;;;;/ ::/:゙:::::: : :`〉j;;;;,′;; ;::∧,_:: ::;ヽ、;_;: ;;/;;::ゞ;;;;:∧:/;;ヽ:::\:;;〈,.∧,.; 〈 〉/:: :: :;; ;; ::,へ :: i, ゝ
<√ ⌒ゞ、:: :: ;;/i,;;,;;,;;,, :: /∧:: :: :ゝr;;-;;-/::;/;/::∨;;:_;::゙:: :: \:ゞ;; :: ::ヽ!゙:: :: ;;;; _::_::_/ 年齢によって違う魅力に気付く作品。
┌ゞゞ〉: y ::;;_::_入、;; :: / :: ::∧i:: i::i゙;;;; ;;; >,,人_// :: ∧ヾ:: ヾi ;;:::ゞ';, ゙ヽ:: ;;; /
┌ゞ゛;゚;゚::/;;;へ/゙!;;::,,.. ⌒ ヾ、;; ヾ :: :`! :: i゙;;;,,_;;_;:::,i.:::;;;i゙~::: /::: \::ヽ,,\;;:: ∠,,〆ゞ゙
〉::;;::;; , '` 人>;;_;;_;;-::‐‐::‐::-:: ¬;; :: :゙!、:゙!;;;;゙!:::∨;;;;;<::/人:: ::l;;;ヽ、:゙!、 自分の変化によって味わいが変わる。
.
⑦
,_ii、
i ゚ i 世界観や登場人物の設定諸々に関して、
莖
________, | | ,,,jf示
{{○l|○|i._ i| | ,升{{◎}} 説明臭さが無く、しかし物語と共に解明され、
|○|||○||||,,__,___ ,[¨] __,,,_{{ iil「=}|
||○|○||||| |{~l~ミ¨¨'━]爪==于━'''f'━¨≦''{|| ''「''{′
《''''''''''''|,i, | ''''___|ly]辷≦fく __ __'''''' |''''''',j| 意外な設定や伏線が散りばめられていって、
\ ̄lll' |,,,,x{∴∴}{__,,゚/¨¨\___}{∴∴}x,,,|_,___]!
,,ィ扞l三llY''||¨~ ̄T'扞,,__\.[]./__,彡「 ̄ ̄l ||,|/,ll|]l]llミx、_
f'斗|_____||{==升{――_,,,x云::/_∨::l_ |l''――'l|l{>]]l|____|||くミj それらの回収と、キャクターの成長と、
ー''l| :|l''く 'マ'''''''[ l,l,ill|_=|(∵)|=l◎l='' ll''''''','′r'''l| ||''''┘
[| || { ,.,_,,,]少{]|/二二\||l},ll]|,,_,,{ イ l| :||
 ̄ ̄,'く抖y三三_ ̄匚ミ匚「三气' ̄三[弐{]l''xx, ̄ ̄ 成長に伴う関係性の変化等も描かれており、
,r,{{ l}||{ '○00¨|| __ __ ||¨00○'i}||{( ,},ii,, ┌‐
,,,,r==xxュ {{ミミxx{}|xi__'''''''''''''¨''''''''''''''''''''''¨'''''''''''''''',,i斗辷''''',{{ il━x圦、
,rn{◎{{トxx]lく,__`_=「||,r-干T,lll|___ __ _____|T |l|llミxi{'{''fく,'´_,]}{{辷/l=\ その舞台は不思議なことだらけの世界。
ィ冖',{| ! _,゚ _,|刈|]|ミllxi},┐/ |┴|||※l|' ̄ ̄'|l※||=┴{ 《 il辷荻=三彡 j辷≦''
゙-斗{辷_‐rミ||,,i,,|l|''''゚》} {|,{_ = , ̄_/_¨lll,,l,rr=_,,l-―|〈二 | i }| {| {{ '「「'']|ll\,_,,/
`f¨¨l荻}}||, jr''| ||||¨]]|lト ̄::,厂'''ll|◎|ll'' ̄∨,::::,,Ⅵ辷]|||| トxi ,[{{' ̄|_|{,, 作者的には続編の構想もあったようだが、
゚==|||,,,抖-‐'′ ,{{|{_,{{}' /ヘ 〉  ̄~ ∨人 Ⅵ_ll]|||_ | └--ミミ、〔刈}
,''/´::::::::::::::ij{{|''マ{}| :{〉 { } /} 'マ;¨'l[||||::::::::::::::::::`ヾ'lr'′
,//::::::::○::::::: j}}| / / ,} 《 V, ∨ 'l》||:::::::::○::::::::{{ 残念ながら3巻で区切りとなっている為、
_{.{::::::::::::[]::::::::,,{||=_,/ / ,}′ ‘、∨ ゚,,斗[》:::::::::[]::::::::::::}i,
j{i》゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,仏ll_/_, / }′ {ヽ∨ 'Ⅵl込|,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;厶}
{|::::::::::::::ィ,i{{{=l]|| / / ,,,'′ \ }\ ||]苧||\::::::::::::::::|} 多くの謎や伏線が残ったままの世界が、
{|::::::::,,,-‐{,{{}炒ミミ〈_ ,{,} }′}=キ{炒|||ト-,_::::::::::|}
'|,r,≦,,,,,j,'''´ | ,,斗゙,,,′ ヾ {ミミ_ ミ\,,,,fnミx__j|
_,,j{{_x ̄,{|_く,ノ゙´ Ⅵ |{ `\_>┘  ̄_廴_ この作品には残っており、その空想も、
{{_,{ミ''}'彡ミミii ,,,j-‐} 《iiニx irf三[`l|{炒刈{l
,,,,,,升辷彡,'ミ__,,l,,,', }¨'′ `'''{` _l ,x刈kx,,,]=ミx,,
¨¨ `'~¨¨¨''′ `'宀''''''′ '`~'' ある意味では楽しめる要素となっている。
.
⑧
_, (o)ニ=|Oi\
.iooi\ |i iニi;\\__ 内容に関しては相も変わらずネタバレ禁止派なので、
|00|\\ |i . \\i\\_]
\~\/ ̄`/Iヽ' ̄ \\i三} i
。゚。)三三三){:}´ ̄`,-─-、 \,/ もしこの作品を読める幸運に恵まれたのであれば、
/ ̄ソ-──'──--イ ̄仁二' ̄
i__,〈{] _ {三三} ;:|___/::::::〉
{ニ`ーiーIーーー'´-':::{二ニ} 是非この「クロックワーク」の世界を楽しんで欲しい。
,=ニヾi ̄ヾ,==)_} ,=ニヾi´ ̄`ー'─-、
'`=ニノ__,,,/[iii},/、 '`=ニソ_i二i_,--─' ,/i/i
///_/`:::/i^iヽ,:\,,`-'---ゞ´i三《ヾ/、 シリアスもコメディも人情噺も詰め込まれた作品です。
__,,,,-'-'´ ̄`i/、:/ | | |::::、/ iヘヘヘヽ_,,,,,,--'´ヽ、
.∠____,,---''ヾ 二ソ,_,ノ://二i、 |:::::|__ヽソノノノ__,,,---i(i
,{。。}二]ヽ___,,ノ-ー'、::::::|[O O]__,| ::/_,Yγ`ヾγ'ヾγ''ヾ'.. きっとご満足いただけるでしょう。
∠i/、ハ/`-'、ゝ_,ノ、ゝ_,ノ .|/ヽノハ/:::: '、_ゝ,_ソ,ゝ,_ソ,ゝ,_ソ
l:l /:●:::∧
____. l:l !ク ミ!:::∧ 投稿のミスは投稿で注ぐ。
< ◎ ◎ i、\ _l:l_ V_/:::V∧
◎●◎ ]\\ _ !T:! V-=V:::V∧
<l◎ ◎ :/_/:::\\ [::]\ ,,勹ク __:V日V::::V二ミi 体調と相談しつつ、
`==:"/,,o::\/:\\三"\=ミ:、/∥ ̄/! ┬┐-o o o┐il::::V::::V:::::!
__二_:l● ●`:!::l二二)::ヽ ̄ ̄ ̄i ̄:i ̄i ̄=-=┘o o o/ヾ:::::::V二:ノ
_/-://:l、●:ノ !::l二=)∥:ノ◎!> : : \/: : ![ ̄]--├─/77>r':: ̄::::::::::i 今後も面白作品やお話など、
./二二!l\ ̄└──┘:!─[ ̄ ̄ ̄日:.、:A\○  ̄: : :O/ ∥// //:、::::::::::ミ:、!
/-:O //\:\_○二彡∥三l/三彡────-=:、─/ ∥○-:/=┴:、:::::::::::/
! .∥:// ,,i=-ミ=_飛::_l三l三l::l三l_/┌:_=二二ヽ: : i::ミ:Y :/[ i i///::::ク ̄=─" 紹介できれば、と。
[i工i]/ !!0oo] l:::l[]:::::::::::::::::::::::::[]::::l:::l:OO○] !::l:::!::::!三三l ̄ ̄:\"
<`ヾ= ̄::/ミ:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_`ミ_ミ=二二/: i:::::!o o!:::l,/、/
\\" ̄ ̄ロ: : : : : : : : :ロ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`:::::ノo o!::( ○ )ヾヽ ありがとうございました。 おしまい
.
以上になります。
有難う御座いました。
乙でした。
クロックワークは今でも大好きな作品。作者の山本先生とはJGCで会えて嬉しかったなぁ。
投稿乙でしたー
投稿乙です
乙です
乙有難う御座います。
やはりこのスレは凄い。
知ってる人が居るどころか、作者と会った方が居るとは・・・。
雅虎さん羨ましい・・・。
>>8204
山本先生はTRPGの関係者でもありますからねwTRPG関連の作家さん特に近畿のSNE系の人は意外とフットワークが軽いんで合える機会があるんですよ。
私、友野先生や秋田先生、清松先生にベーテ先生とかと何度かTRPG遊んだり飲みに行ったりしたことあります。
乙です
投稿乙でした!
タイトルについ反応してしまいます、探さねば。
Λ_Λ 00/01
(・ω・`) サイト的な小咄24 FanGraphs
_φ___⊂)__
/旦/三/ /| ttps://www.fangraphs.com/
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 001 |/
.
01/01
野球絡みの話題が出てきたので、やっつけですがサイト紹介を。
以前にbaseball referrenceを紹介いたしましたが、さらに詳しく
Λ_Λ (選手の現在の実力や近い将来について)分析しているのが、
(・ω・`) FanGraphsです。
_φ___⊂)__
/旦/三/ /| 英語力がさっぱりな私にはほとんど読み取れないので現時点では
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | これくらいしか言えませんが…興味のある方はぜひご覧ください。
| 002 |/
FanGraphsの紹介は以上です。
ご覧いただき、ありがとうございます。
.
乙ー
今どきのウェブブラウザには日本語翻訳が標準装備してるから大丈夫大丈夫
チュートリアルもあるっぽいし
乙ー
料理的な小咄41 ウマヅラハギ
ト、
|ニ``~、、r 、 __ ∧_ /〕 _、、
. ``~、、 |ニニニニニニ}ニ`ヽ、 、丶``.:.:.:.:.: 〈 〉7 | / /
:.:.:.:.:.:.: ``~ 、、_」ニニニニニ √ニニニ\.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:才〈__j /ヽ/ /
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}ニニニニニ√ニニニニニ〔⌒〕√ ̄ {__ ノ _,//}
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:└7ニニニ√ ニニニニニア^^ ̄ ̄ ̄``ヽ、 /ア"/
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ニニニニニニニニ>'".:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ ゝr'"}
. ──=ニニ二アニニニニト、ニニニ>'".:.:.:.:.:-=彡'.:.:.:.:/:.:.:.:.:/.:.:.:.ヽ 〔/〉
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:../_:_:_:_:_:_:_:_:_>'".:.:.:_、イ~¨て芹心/:.:.:.:.:/.:.:.: /:.:.'/ r′
. / ̄ ̄ ̄_:_:_:_:-=ニニ _ 、- し′ ヒ^ソ レ-=彡'.:.:.//.:.:.:.:.} | .オイッス☆
. _:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_/:_:_:_:_:_:_:_7 √| ```^ -=イ⌒ヽ7:.:.:.:.:.:.レ′ .出遅れもいいところですけれど冬です!
. _:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_/:_:_:_:_:_:_:_:_{iイ^ l 、、 ノ灯リト、/.:./:.:.:.:/ .ウマヅラハギのおいしい季節ですね☆
. _:_:_:_:_:_:_:_:_:_/:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_{i:| ∧ { ヽ、 辷ン ノノ/.:.:.:./
. _:_:_:_:_:_:_:_/:_:_:_:_rー-<_:_:_:{i:|ニL ハ ゝ __ノ `-=彡イ/.:/
. _:_:_:_:_:_/^「 ̄\}ニニニニ>√ ̄ }/少= ァ──‐く.:/´ ̄ ̄
. √ ̄∨.........\ ) ̄ニニニニ)厶イ:_/⌒( :.:.:.:.:.:.:./
. i:i:i:i:/{................`、〈 ニニニニ少\_:_:/.:.:.:. И ̄ ̄
. i:/....∧..................` 、ニ>'"\i:i:i∨.:._、</ そのウマヅラハギですが、
./)∧.......〈 ̄\ ヽノ ヽi:}.:/_:_/ 県のメルマガでちょっと変わったレシピが紹介されていましたので
.../...........\....⌒'√ _〕 ``~、、〉(:/ せっかくなのでご紹介します☆
. ∧.....................>..、、 ̄...................}_:_|
.....\..............(〕.._、ヘ .....................∧_:|
>〔〕-k'"_:_:_:>─‐─く:_:_:リ
.{{....j⌒\_:_:_:_:__〕/ ̄
.
「ウマヅラハギのかぼちゃクリームソース」
/ ̄\
,ィチ' , ', ', ', ' ヽ
,イ;.'{ _,.ィ'":;:;:`ヽ、, ', ', '.ム
,ィ'".::,;;.:`¨":;:;:;:;:;:;;,;;,::,;;,;:.:`ヽ, ', ' },.
,,ィ':;,;;,、.::.;;;;,.::.::.;;.;;.;;.;;.::,;;;;;;;,.::.::.,;;;;ヽ.ソ.ム. _,,..-==、 【材料(4人分)】
,,.ィ'.::.:{{い);.::.::.::.::.::.:;,;;,;;,;;.::.゙''''",,;;;;;,,,::.:,,::ヽ':}} ,ィ'::: -ニニ} ウマヅラハギ ・・・ 1~2尾
r=f"´.:.:.:.:.:.:.:フア゙.:{;;:;;:;;:''.::.::.::.''"゙゙''''ー'.::.::゙''''.::.::.゙''::.ゝ,,..ィ't、`:::::. ‐ニ三} .塩、コショウ ・・・各少々
.).::).:.:.:.:.:.:/,.'.:.:,イ.::';;'';",,,::.::.::.::,;;,;;,;;,;,;,;,;,;.;.;.;.;.;,,,.::.::.::.::.::.::.:} :::::: =ニ三テ .小麦粉、サラダ油 ・・・各適量
`ヾ、.:.:.:.:.:.:::::.:.:.:l/,,'゙ `'',,:,,:,,:,,:,:,'''',;;;;,.:.:.:.,;,;,;.:.:.:.:.:.:;;;_.::.::リ .::::: ニ三ヲ .玉ネギ ・・・1/4 個
ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ',,;;;;;;;;;;;.:.:.:.:.:.:.::.::.:゙'''゙.::.::.゙'".::.:''.::リl ̄`゙''ー=ニ二三ア カボチャ ・・・100g
ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.::.::.::.::.::.::.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;ィ'゙','l ジャガイモ ・・・50g
゙マ_.:.:.:.:.:.:.:.:.::.::.::.::.::.::.::.::.:.:.:.:.:.:.:.:,,.ィ'',',',',',ハ! ベーコン ・・・1枚
`マ::...:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;;,;rt;;,;;.:-‐''゙',',',',',',',ヂ ウマヅラハギのスープ・・・1カップ
`'ー;;:;:;:;:;:;:;:;:;/ ヾ',',',',',',',',',/ 牛乳 ・・・1カップ
`''ーニア’ `'ー' ゙"´ 生クリーム ・・・大さじ4
塩、コショウ ・・・各少々
マッシュルーム ・・・8個
パセリのみじん切り ・・・少々
.
,rく: : :‐:.、 : : :N∠
/: : : : : :,:x_:j-Lr、:i:|^l_、
〉'^:.:>='。-: : : フ∠ヒノ、
.{.:{:f,.r:^: :/`ヾ : : : : : : \
.`メ゚i{.:/ : : : : :;:1: :、: : : : : :\
./: :j:'.: : :/ : :ン } : |、: : :、 : : ヘ
'.:i:/ : : : ' :/'゛ | : | ヾ:.:| : Y: : 1
.|:.∥: :j :l:/ _,.。- lj: :}-‐トjl;:i:.1 : i:1 (1)
{:j'| :i.:j :|゜ _,.x、 .jl:.:j! ,xj/ l:! :}.:i |'l! ウマヅラハギは頭の先に切り込みを入れて皮をむき、
Y:{ :|.:|:.:lィ従fi` └'^ fid}》i} :l j.:} '| .頭を切り落として内臓を取り出して水洗いし、三枚におろして、
.'ヘ={.:lヘ:{ `‐'′ `''´,イ.:i:ノ´ } .腹骨をすき取り、血合いの骨を抜き、身を半分に切ります。
V { :{ヽ ' .i7:7
`Y:h、 r‐:ァ ィj:./
r'^圦:Y1: 、 ´ ,/ /:/ヽ
/ / ヘ:i.} ` | ,シ' }`ヽ
/ ' { .i. ヾ、 ヽ'/ ` .}-、 .(2)
,r ^、 ヘ :L, ,ィ'^_,.。- ´ V } ....ウマヅラハギの中骨でスープを1カップ作ります。
.' \ \! >'¨ ̄ _,ノヽ ....(頭は味噌汁などに使いましょう。)
.゙ l .>n_ヽ/ __ __ ,,..- '^ ヘ
.:l l / ^// }' ^7{ }丁 /.ハヽ! |./ }
j .i / .//\,_jイ.|‐''7/ ヽ! | i .i
|. ∨'、L.{ ,レl、.7/ 入リ '
{ ∥1Yjji} ヒ.ィ∥' //V ,: '
1 | 〉 { }jiij. l j./,/ 7 / .'
.f^. { /n:| .| '( j! / /
.| V/ l 、 :| lヽ\ i/゙ ./
.l 《 l '、 { l \/ /
{ ヾk代 { { :{ ノ
j( _,//^':‐=、:_,ィ'^: : : : : :`'</ ヽ:>'^ ̄: .:ヘ
`>'^:〉 : : : : : : `丶、 : : : : : : : :>=、{`'< ̄:j:/ : j'
/: : : :j: : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : :廴ヽ' i.ノ゚Y'´ : :ノ
/ : : : : : |:. :|: : : : : : : : : : : : :ヽ: : : :/: ::ペ'i-'ヘ: :ソ
/: : : : : ;r:1: .:ト : : : : : : : : : : : : :V/: : : :} i V-'}
/: : : : :/:/ .|:i :1 V、: :1 : : : : : : : :1 : : :/::ヽr┘
': :f1: : :/ 、 N: :l ヾ: :j、 : : : : : : : :1 :ノ : :/j
,.、 .j_ム}=、/,。=、 lト: ;l__,.⊥j' V: :1.:} : : :i:|::/ : :/:j!
.:{ 1 / ノヘl{:スヾヒl5} iヘ.:Y _,乂_ 1:|:! : i.:':|: : .:/:r/
} .レ゙ / j /|:\i ゙Yュ、_,.ニ'_ ト符゙Ni :| :|:i.:}7:j:/: :/
} } / / ノ'|:;lZY'''^r `'《:  ̄`べxj.ィ:j:jノ^Y:: : :/ ..(3)
./ ' _ ヘ_f' / { ヽ、...、。≠''^ } |ンj ノ :/ .(1)の身(お好みで肝にも)に塩、コショウで下味をつけ、
.| 、´ / ノ ヘ, 'ト、 ,j':},.ィ'^‐'′ ...薄く小麦粉をまぶして、サラダ油をなじませたフライパンで両面こんがりと焼きます。
j ヽ ,ィ:| 丶 `’ _,.ィ^.i:7、゙}
ノ _,,ノ’ |:| _。> - r‐ '" ./:イ l}'
./ ´./ ';| ./} _,.} // |.ノヘ
./ / 丶 ∠..{ /_.'_ ,....//‐'^ }
./ / Yイ//,r} / ./!
/ ' ,. '^,ノ'j// / _ノ l (4)
/ .| /,.ィ'>'^ { _,.-‐''' ^¨´ ̄ .1 皮をむいたカボチャとジャガイモ、玉ネギを薄切りにし、
./ レ'7ィ'/´ '^~ | .細切りにしたベーコンと共に(2)のスープで柔らかく煮ます。
∥ |f/ / |
. イ ノi ./ }
. ‘、 /{:| ./ /
_,.。ァ':^⌒':‐:.、
_, /: .:/: : /:.:/'^: :\
,rf゙ (:{: _{_.:_: : /_: : : :,。:i
{:{_,..、_。-:^┴:-く.fN '}-v'^i: :}
,r::`'{ : : : ̄¨^' :-:.、: ::ヾjヘ、:i.:ノ
./: : : : ; : : : : : : : : : : :`:< : ヽj^
:゙ : : : : :r'|: : :l、: : : : : : .:、: :ヽ :ノ:、
/: : : : : :/ !: : :lヽ: : : : :i : :ヽ : :V: :} (5)
/ /: : :i.:/ l: : :| 丶 : : :}: : :!:1 : :V':1 (4)に牛乳を入れてミキサーにかけ、裏ごしを通して鍋に戻し、
j.:/! : : |7,.‐-V: :{ 'T:トj,V:.:|:.:l: :1:!.:} (3)のウマヅラハギを入れて温めます。
|:' |: .:{.:リ. V :1 ゙l:i 1.:j: :1 :|:iY
|{ {:.|.ヘ:| ,r=ミ、ヽ:ヽ .r==k、};/i: :i: :}:メ
.'{ `1:トk.  ̄ `/}:|_.イ:'
|:| i`' ' ,|:l´,ノ
|:l ヘ, 、 _,.. .ィ:|:|´
{:| 丶、 . ^ト.|:j (6)
1l ≧x- '^_,.ィi::::i,リ ウマヅラハギを取り出し器に盛り、煮汁にマッシュルームの薄切り、
'{ 〈:f:::i::'T´::}:: :}::∥ 生クリームを入れて塩、コショウで味をととのえ、ウマヅラハギにかけ、
ヽ _,.ィ!:::!::::}:::::!::::i./ノ::-、,_ パセリのみじん切りをふります。
,..∠:r'^:::.::({:::{::::j:::_j:-ノ:::.:>::'^ヾ:ヽ、
/ /::/:::.:::.:::.::`^::'^´:::.:::.:::/:::::>'^ ̄ `ヾ、
.' /:/:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::/:::.ブ '}
':f:ス:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.::/::::y'’ |
i!ノ{:::l/´1::::_;::、:::.::::.::::i::.::j / j
/-':::.:r'^l:::`^_;、ヘ:::/^:ト-:/ . .゙
ん-ヘ:::`~:::.:::{:;ノ:::.::::r'^l::!:::7 / '
..j:::.:::.::‘ー::'^、:::.:::ノヘ::‘'^::|::リ / /
..{::::.:::.:::.:::.::: ::: ̄:::.::::ヽ.:ィ^N..ノ ,イ
出典:
ttps://www.toyama-sakana.jp/recipe/umazura2/
.
|、
_|\_ | \ ∧
, ´ | .〉`) ( 〈 〉
/ `) ー `¨ .(__.ィ
, - ―‐- . / ./¨´ ., ´  ̄`\.ハ
/ ‐- ′ _ / ./ / \}
.{ ‐- '、/ .イ ハ } } ヽ、
.∧ 、 ____ \/-| /´} }/ } .| ∨:、
./ ∧ `¨¨¨ ヽ¨´} / {.八 .{_ー、-r、 ノ .ィzx、 | /ハハ }、 }:.:.:〉
./:.∧ __ (⌒:/\-=ミ、八 \__)_ゝ{_./〃f心 .}/ / ./}八} |/
.乂:_:/しヘ⌒}7.:.:.:.:.:.:.:.:\ニ\⌒く´\ l| 乂ソ ィ≠/ |く|ノ
./.:.:.:.\:.\:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:ヽニ∧ニニ∨∧ l| ::::::::::::: 、:::{ l|:.:〉
{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}.:.:∨=}ニニl}ニ} l| ; |/ .……どんなものでしょうか。
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.}ニlニニl|ニ| l|. (^ー_ァ 人 .八 .私は牛乳煮込みもカボチャも苦手なんで作りませんが
八.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:|ニ|ニニl|ニ八 八、 /} ./ お口に合うという方はぜひぜひ作ってみてください
\.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:./ニ/ニニリ_/\\ヽ>。. _ イ .} /
./`¨{≧=--:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..〈_./'⌒ く_/`Y >くヽ{ { /
./ 八.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:乂}ノ、{:._:_:}ソ.: ̄:`ヽ
-‐…‐- 、_/|
「`''<_:::::::::::::::ー< :::: ∧
| Zーく|::::::::::::::::: \`゙く_ノ
∧Z_,/ア:::/:::::::::::::∧::::ヽ
rヘ / 人/ /::::::|::::i::::::::::|:::|:::::::::,
トv| /|::::::/ /:::::::: 人人:::::/Lハ:::::::::|
|: :| /:::::|:::: | ,゙:::::: |/ \ ∨ /∧:::: ! 無責任っ!
|: :| | :::人:: | |::::::: | / 、 ̄|:::|:::::|
|: :| |:::/⌒| |::::::: | /^ ー-‐ヘノ/j:::/
|: :| ┌‐―く j人::::: |> .,___/∨ レ゙
|: :| __/⌒> ヽ |\|く_〇_>. \
__ |: :r<_ノ⌒>: 〈_/〉 !ー''⌒/ / /:::|\_人_,,,,..ノ⌒> だいたいあんた好き嫌い多すぎッ!
.〈ー `Y⌒¨¨¨⌒゙''ーァ7´::::::::::/Lノー‐ 彡'゙ /L: i\::>( _ く\_ AAが泣くわッッ!!
.r゙こ \::::::::::::::::::://:::::::::/__/ー………ヘ_人_人_厂7\_|\ノ:::::||\_
./Lー /:::::::::::::::://::::::/⌒V∧i⌒¨¨¨¨i }: : : : //::/ |:::::::::::::::||::::::::\_/こ}
./゙'ー‐く∧ :::::::::: //:::/::::::::::::〈__人:::::::::::::〇 : : 〇/ ∨;::::::::::||::::::::::::∧ r〉
∨::::::::: ///::::::::::::::::::::::\::::::ーァ=ニア¨¨´ V;::::::::||::::::::::::::::|¨´
/|:::::::::://|:::::::::::::::::::::::::::::::rく/ _/ 〈\ノj:::::::::::::::::〉
.ト、./'⌒| \ ./∧
V\ | 〉-〈 〉、./|
∨ `く´ヽ {´ ) / 〈 |、
_ /`ヽ (__ノ  ̄ ゝ_ノ ( \ /
.\ \_ノ .。s≦ ̄ ̄ ≧s。. \ ∨ _
⌒) ./.′ | .} \{.。s≦:..:.:.}
' ./ / | }/ __}、 {:.:.:`\:.:.:.:.|
.| V | / | |ハ l|.:.:.:.:.:.:.\:.:!
.| | {八 .| / }ヽ.八:.:.:.:.:.:.:./く__ さてさて、作ったことのないレシピだけ投げておしまいというのもアレですので
.| | |{ ヽ /} / ィf笊ミx{ヽ_:.:/{\/ヽ} 自前の調理法もちょっとご紹介したいと思います
.| | ト.ィf笊ミ ´ V:ツ〃!:.:.:ヽ:.:.:∨
.| | 《 乂ツ ::::::::}└―个 、_〉
.| .八 .从 :::::: ` / / |
.| }ヽ{_`〈\ .r _:ア / / { | といってもそんな珍しいものは何もない
.|_/∨\`\ヽs。/〉_ イ}/、 l| | ごくごくスタンダードなやつですが
/´ニ/{.ノ}ニハ`Y V .{ / 〉、{_.八
./ニニニ{ノ_ノニ{:.:.} .ゝ .|>く ./:.:.乂⌒ー=ミ、 /
{ニニニ//ニニ__l|:.::| .八_:_}\/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..V
../ニニニ//,く´::.:.:.∧___//.:{::::\ー=ミ、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}{
..\ニ//}///ヽ/乂///ノ_::ノ⌒)_:ヽ \.:.:.:.}/:.:.:.:从
У/:.|/> ´ ∠_`ヽ/ _ _ヽ:.:{:.:.:.:.:{ \ まだウマヅラハギをさばいたことがない方の
,./ /.:./ /^Y⌒Y>vくノ^Y⌒Y⌒Y´〉:.:.:.∨ ./\ .参考にでもなれば幸いです
// // / く_人_> `ヽ:.:.:.:∨ \
....../ / {.:{ { } } .}::.:.:.:}
. / l{ |八 〉、 l{ ′ ′ ′ 从/ ....スーパーでは100gで128~58円程度、
. '´ .八 {/:::\____{ \ ゝ、 / / / / イ:\\ .安いときなら一尾200円台から狙えますので
./ У:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ \ .イ≧s。.// /. イ:.::}_:ノ ヽ ......ためしにやってみてはいかがでしょうか
/ /{\.:.:.:.:.:.:.:.:.イ≧=--=≦ ≧==≦}`7´ |
./ /八 ー‐ァ´////{ O O }/l| / |
/ // ≧=≦ 〉///l| |/リ′ |\
/ / l{ ./{\ /////l| //l{ | }
. ′ ./ 八 {//l_/〈/////l| O O {///}ヽ / /
/ ̄\
,ィチ' , ', ', ', ' ヽ
,イ;.'{ _,.ィ'":;:;:`ヽ、, ', ', '.ム
,ィ'.━━┃ :;:;:;:;:;:;;,;;,::,;;,;:.:`ヽ, ', ' },.
,,ィ':;,;;,、.::.;;;;.┃.:.;;.;;.;;.;;.::,;;;;;;;,.::.::.,;;;;ヽ.ソ.ム. _,,..-==、
,,.ィ'.::.:{{い);.::.::.::┃..:;,;;,;;,;;.::.゙''''",,;;;;;,,,::.:,,::ヽ':}} ,ィ'::: -ニニ}
.....r=.┃..:.:.:.:.:.:.:フア゙.:{;;:;;:;;:''.::.::.::.''"゙゙''''ー'.::.::゙''''.::.::.゙''::.ゝ,,..ィ't、`:::::. ‐ニ三}
......).:.┃..:.:.:.:/,.'.:.:,イ.::';;'';",,,::.::.::.::,;;,;;,;;,;,;,;,;,;.;.;.;.;.;,,,.::.::.::.::.::.::.:} :::::: =ニ三テ ....まず口・角を切り落とし、
.....`. ┃..:.:.:.:.:::::.:.:.:l/,,'゙ `'',,:,,:,,:,,:,:,'''',;;;;,.:.:.:.,;,;,;.:.:.:.:.:.:;;;_.::.::リ .::::: ニ三ヲ .角の付け根の身側で背骨を切るように包丁を入れます
ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ',,;;;;;;;;;;;.:.:.:.:.:.:.::.::.:゙'''゙.::.::.゙'".::.:''.::リl ̄`゙''ー=ニ二三ア 雑に線を入れましたけれど、このあたりを切ってください
ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.::.::.::.::.::.::.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;ィ'゙','l
゙マ_.:.:.:.:.:.:.:.:.::.::.::.::.::.::.::.::.:.:.:.:.:.:.:.:,,.ィ'',',',',',ハ! . (角は、ほんとはもうちょっと上に線を引きたかった)
`マ::...:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;;,;rt;;,;;.:-‐''゙',',',',',',',ヂ
`'ー;;:;:;:;:;:;:;:;:;/ ヾ',',',',',',',',',/
`''ーニア’ `'ー' ゙"´
.
/.>‐
( ( ∧
\|\ _V/_ /|
ト. > ´ ヽ ` < |\
/ ./ } } ` く
/ | } .}/ } '. \-=ミ、
/ / ´{ .ハ .ハ .} } V.:.:.:\
′ { ./|/ .} // .}ハハ ヽ ∨:.:.:.:.\
| .|.ィf芯ミ // ィf芯ミx } ト、}:.:.:.:.:.:.:.}
| | 《.乂ツ Vソ〃| |:.ノ.:.:.:.:/ヽ
| | |. ¨´ ' `¨´ .l |.:.:.:./ヽ:._ノ .初心者向けを謳っておいていきなりなんですけれども、
| | | :::::::::,.、_r.、_r 、::::: 八 |ーく:_:_:_ノ .ここは出刃包丁があったほうがよいです
| | 从.u / : : : : \} / 八 ∨ / 特に角は、洋包丁でやるのはおすすめしかねます
|八八 \ ゝ :_:_:_:_:ノ .イ} ./ V /
| {` ヽ { }> _ < j/ ∨ /
| 乂_}_ \ノ ___」_ / ∨ / 最近はスーパーでも、角だけ切り落としてあることも多いので
|_//ヽ }Y`Y\_/ >-:‐:,‐=ミ、 / V / .もし出刃がなければそういうのを選んでください
_-=ニニ{八_}_.ノ《:._:.ノミ、_./.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:∨ ./ 、
./ニニニニニ}Y_∠:.:.:.:.:.{ \.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨ ./ \
_{ニニニ> '´ ̄`V⌒ \{./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨ / \
.〈_|r-<_r‐、r-、/⌒Y⌒Y`ヽ {:.:/.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨ \
.八 { {`Y´} ⌒}ヽ V.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}_ \
.〈 ! Y´ ' ハV.:.!:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ \
'. .八 .八 / 八V|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.八 \
.八 ヽ \ ./ イ ∧!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ \
./ Y:.>、 .イ> _ < / {.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_:ノ、 \
/ .八.:.:.{≧=-=≦ ̄ ̄ ̄/ ≧s。. .{ 八.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_ノ \ \
/ / >:| { {0 0 / /////ヽ八ゝ、.:._.:.:.:.Y´\ \ \
.
, -‐=ニ ニ=- .、
/ ニ=-‐  ̄ ̄`\\
.// \ヽ ___
// ´}ノ ` 、
// ., ´ \
// / \
.{ { / ヽ / /
.| | ' ∨ / ∨ /
八{ ./ | ∨ / ∨
/ ′ .| ∨ / |
′ .| | .八ノ .ト、 ∨ / .! .|
! /| |// } '. } V | | | ここから余談ですが、余裕があったら出刃包丁は一本持っておいたほうがいいですよ
.| | | /、 ./‐-.} .ハ .} | | | それだけでスーパーのお魚売り場の有用性が数段違ってきます
.{ | { ハ} / .j/ ヽ.| | | | 柳刃はなくてもなんとかなりますけど、出刃はそうもいかないので
\{八 |ィミx/ 乍≧x、 ! !'⌒Y ! |
\ \{ ∨} ∨rハ 》 | / | } } |
ト、 | ソ ゞソ 八/ .|_ノノ .! ∨ / 私のことですが、
| ∧ ∧ | 八 :::::::::::::::/ / .|く´ 八 V / 中学生時代に買った3000円クラスの出刃包丁を未だに愛用していますから、
| ∧ ./ ∧ l| .>、 {./} | \. \___ ∨ コスパとしたら悪い方ではないのではないかと思います
ト、 |/ ̄〉 〈/ヽ〉 ト、 | {ニ\ー .ァ |{ .! 八 .>.:.:´.:.:.:.:.:.:.:`ヽ
_ 〉\ (___.) (__ノ \_∨\!ニニl{ヽ .。<| ./ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨ / はい、余談おしまい
\ノ ________/ ,ヘ. ∨ニ八:.:.¨´{ ./_} ./ ,/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨
}、_.)´ヽ / /´ ̄ ̄ ∨ニY´ ̄ 〈/:.}/\//:..:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}\
 ̄ \〉 V /´ ̄ ̄ }〃⌒ /⌒\ノ{:.:/:.:/.:.:.:/.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| \
 ̄\_) .} /´ ̄ ̄ |{ /.:.:.:.:.:.:.:/ V.:.:/:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.! \
 ̄ ̄`ヽ 〉 ∠/⌒\ V/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{ {:/.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| \
 ̄、 ̄ } ∧. ∨__/⌒\.:.::〉 |.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..! \
ヽ .八 / 八 }⌒Y⌒Y´∨ヽ八:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.} \
.
―ト.、=ミ、 /|
∨\ .ハ / .| /!
|ヽ ∨ 〉、} / .! / .|
∨\ ) (-┴-) /、| ./
._ \ (_/ __r .、_ ゝ.' (>、___
\ \_) ./ \\ ` <∨.:.:.:.\.:.:.:|ヽ
. ̄) ./ \>- ヽ:.:.:/:.::\!:ノ
.〈/ | ト、 ∨:./.:.:.::ヽ
/ | | \ V、:.:.:./}
.′ ト、 |.ィ≠ミx .}:.:∨ヽ.:| r―=ミ、
{ | .ィ≠、. V fし心 .》 !、:_∧}// _{ ./ / ヽ はい、話戻ります
| 〃ハ心 \{ ∨:ソ | ./ | V / (八{ / ./ ∨
| { .《 ∨リ ' ::::::::: }/ 八 、 \ゝ{ { く .}、 ..切れ目を入れて、えいっと頭をむしりますと
..._ 八{ヽ {、::::´: ∠.フヽ /| / \ \ ゝ、`¨¨´ノ \ / ..内臓がきれいに付いたままの頭が取れます
.. ./ 、ヽ ヽ}\ 八 V:⌒:ソ イ!/{乂__>'⌒\\ 〈`¨´ ∨
/ 、 \ Vヽ .| ヽ {>。. イ l| 八 }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ー\ } / ....美味しい肝を傷つけないよう気をつけながら
./ 、 \}ノノ | /´}\ }:`¨「 \ _./V ヽ:.:.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::}、ー|____ ィ 流水で洗いつつ腸管を引っ張り出して取り除きましょう
.{ .}ノイ¨´ _|/:.:.:.! .|:.:.:∧_/{:::_}\_>、 {:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|ハ .′ .|――
..〉、__ノ八 {:.:{:.:.:.:.八 .!:./ ハ:::{:\ ヽ乂.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.八_}/ .!
.. ヽ 八:〉、:.:.:.ハ |/ {:∠}::::::\ \:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.} |
} .У.:.:\_:._}/  ̄ ̄ ∨´ ̄:.:.:.:_:.八 .八
.. 八./⌒く_:.:_У } ∨_{:,< /
. __/ ヽ // ′ 〈V/ハ/≧s。. ./\
八 } .// .′ _}ハ//} `¨´ \ そして頭の皮を剥がし、肝を外し、黒いニガ玉を除きます
\ .イ ′ . :{ l{ }//!-< \...もし肝に血が染みていたら、少し料理酒に漬けておきましょう
.>、 /{ {〈{: : . . . : :'.: : . . . : 八.八/|
/ `¨´ .八八>、: : : : : : : : : : :.〉、: : : : : : : : :./} .///\
. / / ヽ}\ ⌒\._,へ.イ´⌒>-く⌒Y イ//
___./ ノ ≧=---=≦[><]≧=--=≦///!、
/ ____/{ /ニニ≧=---=≦二.| \
. / / / //ニニニニニニニニニl| \
. { { ./ 〈ニニニニニニニニニニ| \
.| | { / \ニニニニニニニニニ!
.
/,ィ  ̄ ̄≧ミx ∧
././ 〈〉 _∨_、
// 〈〉_人人_人人__〈〉、
/ /人 ̄ ̄ ̄ ̄ \フ_〈〉
, ' ̄ ̄ \フ \
, / l〉 .ハ
/ ,イ / (_)、 ,
 ̄´/ -==、 //l. l .| } |;;l;;;\ .}
/ /_', ,イ/=l=-|./ |;;;l;;;;;;;\! 身の方ですね、こちらも厚い皮を手で剥いて、水洗いして、
, 、 〈 l イ.Tcミ、/ 、二l从/ .|;;;;l;;;;;;;;;;l\ 背中から包丁を入れて三枚におろします
| l ル } ヒソ リ .んハ / / .|;;;;l ̄イ;;;;;;;\
| l 从 } ' 弋ソ , ,ィ⌒l |;;;;l;;;;;;;;l;;;;;/、ソ
/⌒ヽ、 , -八 r - , , l { fソ.j .|;;;;l;;;;;;;;l;;;;{ 腹腔に赤い部分と白い膜とが残ってるかと思いますが、
,イ二ヽ-'_/ / 、` ¨ ´ _:| l├≦ l(ニ(ソ⌒イ .これも食べられますのできれいに外せたらあとで骨と一緒に
〈 -、 }、_j. j 从从 ー t - ≦__| l (爻从从从 | .|\ 湯通ししておつゆの具に入れましょう
.V ',_j ./ .| ll///f.〉_| _,,.zイ リハ,〉====x l | .ト、`ミ、
r} イ ..|////{/[__] | // .///////∧..! i! \ ヽ、 .ま、無理してやることはないですけども
トニ[-__]ニ!_i,l_ ,z≦T, レ_///////////∧, | .\ 〉
...// ,..z≦;;;;;;/;;;;;;;;l;;;\\////////{/////.八.| 、 /
...../〆 |\;;;;;/;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;\\/////{ {/////// \ \ \
.....∨ _> ⌒\{/⌒ Y;;;;;;;;;;;_\\///{ {///////\ \ ,\
....i\/爻 / \\/{ {/////////>宀x !ヽ
...../ニ/ 爻爻__/ }i \.{//////////////ヽ,
.../ニ.{ [>o<]爻爻爻爻爻爻爻 \ {{///////////////}
. |ニ.八 ニ三ニ- 〉{{///////////////
. |三ニ.\ ニ三ニ- ィ./ {{///[二二}_}二]//| |
. l三ニニニ>==r===z ィ//| |{{/// /⌒√√√} .| |
...` ̄´ .| O O ii ====イ三三{ | .八/ { .{√´ ∨_,} | |
.
/⌒ 、
/ ⌒ヽ }
∧ }/
∧ / }_/i_
∧ィ〈 〉〈 / /| /i 、
〈 〉_ノ ー' ー (__i .ノ ヽ
/.>''"´  ̄ ̄ ̄`''ミ、( ∨
/´ / ヽ ヽ. (⌒) ∨
/ / .' } } ', ヽ:.:.`:.ー-..__
, i i / / .i ', ',:.:.、:.:.:.:.:.:.:.:.:}
.i i | _| /イ _}_ i ',:.:ヽ:.:.:.\:.:}
| | |´ 从 ト ', ´/\ ` | ',:.:.:ヽ/⌒ソ、
'、{| ィf笊ミ、\_\,ィf=ミ| V⌒:.ヽ:.:.:.:.〉 身の部分は脇腹の骨をそぎ取り、中骨を骨抜きで抜いて
\ ',ハ. 之ソ  ̄ / ハ:.:.:.:.}:.:ソ .あとは下に薄皮を残すようにそぎ切りにしてお刺身にしましょう
', \ , ∠イ /| V⌒ ∨ ....敷きヅマとかは、特に必要ありません
/ヘ .ト=- 、 ノ / /| | ∨
./{ \{ノ > イ/ ./ .| | ', ∨ ......このとき、肝和え用に少し刺身をよけておいてもいいですね
/! |/ハノ }---彡≧≦__./イ .ィ| {_ ',. ∨
イ | |::::{ ' ノ::::::::::::>{:.:.:.:∧-=≦:::::\__< ', 、
r ´ } | | /У)::::::>,.ィ:.´⌒∨ハ::::::::::::::::::::::::::::`ヽ \.難しく思われるかもしれませんが、
{ rf_ノ .}-∠ ̄ ̄./:.:.:.:.:/:.:.:.∨ハ::::::::::::::::/:::::::::::::::V. ......ちょっと身を撫でてみれば中骨の所在はだいたいわかりますし、
マ>''"´ ̄ ̄∠:.:.:.(⌒/:.:.:.:.}:.}`''<::::::::/::::::::::::::::::::i 骨抜きは百均で普通に売ってます
/ `ー’ ー 乙! < ミ、::'::::::::::::::::::ヽ| ...大丈夫大丈夫
' ノ `ヽ Y::::::::::::::::::::::∨
../^Y_/ ,: V::::::::::::::::::::::::::}
ー_/ / ':=ミ:::/::::::::/
\)ュ^^ーュ__ .′ }::::::::ミ元´
..--'、\ `^ー 、__ .{ 从_ノー、{ ',
..) \ ^⌒ー全=-、_,、__ __r-/ ムノ ',
/.≧z。.__,_≧=-.._ `^⌒´ ̄´ .イ / i
./ }_ノー{  ̄ ̄ミx、 ' _ .イ /__ / |
. / / 、 (_) (_≧=--=≦′ .イ/ミ、ヽ<⌒ヽ
. ' / ./ ヽ || / |///} } \ `ー―.残った薄皮ですが、これもおつゆに放り込んで大丈夫です
i / 〃 i ∧ (_) (__) || ハ/// ' 、 ..あるいは脇腹ともども役得とか
| ハ /i | ∧ ||:i //// /
|′', { ', ', }ヽ(_) (__) _| / //
i ', ', ', ヽ/\\ 、_ __.i(.ノ /、-イ `''ー-- _
.\ ', \ / ./ \\ 「 | ー―― '}  ̄
-― 、
/ __ \ /|
/ ∧ / |_ ィ_
/ / ト、 〈 〉"´) γ´ / | ` >/
/ | 〉ノ ー ' 乂_) .j > ´ /\
.j/ .ィ) .>''"´ ̄ ミ、 (_ノ _/ ヽ
厂/ / 、 (__ ',
/イ / i \(⌒):\ i
' / /! / 「:.:.',:.:.\ |
i | / | ハ i |:.:.:.:',:.:.:.:.\
| { 斗-',-、 .斗 -',-、 | |:.:.:.::.i:.:.:',:.:.:\
|ハ. N __\ / / __ヽ | |:::.:.:.:|:.:.:.',:.:.:.:.:\
| \{Y ん、ヽ∧{ィfんハミ、 /:.:.:.:.:}:.:.:.:.',:.:.:.:.:.:.∨ .さて、これでお刺身は完成です!
| ハ ゞ' 乂ソイ ムイ⌒!:.:.:.:.:',:.:.:.:.:.: ∨ 次は残った骨と頭をお味噌汁にしましょう
_ | - ァ i ' / /| /|:.:/:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:∨
."´ `''< { 八 vー┐ / / !/:.:|/:.:.:.:.:./):.:.:.:..:.:.:∨
.__/ ',、 ` ̄ノ、 ー ' / /} |i:.:.:.{:.:.:.:.:/:.:.:.ー:.:.:、.:.:.:.} まず頭ですが、顎に手をかけて上下にめきっ、とやりますと、
./ {{ ', ', i ` ̄ゝ ソ >-- ./イ /ノV |:.:.:.:ーイ:.:.:.:.:.:.:.:./ ̄. きれいに引き裂けます
/ /、 (々} } | (_ソ}入.::ソ´:::/::、::::::| {:..:.:.:.:.:.:.{:.:.:>イ
/ / ` ̄「ゝ人ノ''"´ rー=彡 /::---::::::::::: \| V⌒`ヽ/ | そうするとエラが露出しますので、これを取り除きます
....{ ./ } /´/ _}:.:.:.:.:ィ./´:::::::::::::\::::::::::| i |
....乂/ _ノィ"´ ̄ .ム:イ ./::::::::::::::::::::::::ヽ:::: | i | |
i`ー:::::::i/ { /{/{/::::::::::::::::ヽ::::}.'/| | | i
|::::::::::::::′ ', ./ ∧/::::::::::::::::::::::::::∨/ ! ハ ', i この頭と背骨には塩をちょっと振って少しおいて、
|::::__::::::{ 乂_ / /::イ:::::::::::::::::::::::::::::::V ! ′', ', i 熱湯をかけて湯通しします
...._ソノ \ ′ ^^7 /::/::|::::::::::::::::::::::::::::::::::\ノ|{ ', ', ,
/ _-´ c ゝ.{ | |::::{:::{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} || ', ', ,
../ /( \--.,,,_ ゝ.. __ |_{__::',::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ !! ∧ 、 ∨
.{ { c. ヽ \//〉 } | 「 ''ー―ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::/ / || ./ ∨
..>-r 、./ノ >^ー''  ̄>、_.>.:´:::≧=-----=イ / || / 、 ∨
....\ 〃 /--- {::::::::/::::::::/::::i:::::{ 从 __ !| \
ー{_j / ゝ:´:::::::::::/::::::|::::::\/ ./| ./ 、 \
.\ .{ {:(⌒ミー'乙:::::::}::::::::ノ .' | / \ \
.\ ',>。. 7 ⌒´/__′ト<..__ ''"´ ̄ ̄ ̄ \
./ `ー―イ>。 / _ | ', ハ ー- _
/イ | | ≧=-イ"´ .| ∨ .〉
.
._ - ── - _
/ : / ̄ ̄ - _\
/ : : / ∧ )/
{: : : :{ ,′',
∨: ∧l\ l! il ハ
_,.>ト、\ 〉-) (_ 〈 〉 /l!
.,. : :'": : :_=-' `´-―‐- _∨ 〈
./: : /: : ://: : : : : : : : :i: :i :.`マム
., ' : : : /: : :/: : /: : : : : : : :/ :/: : : : : \
../: : : : /: : : ' : :/: : :/: : : : / :/: : : : : : : : : .
.. ./: : : : :.' : : : : : i~~ ア'' ~ /,ィ: : : : }: : : : : : : 斗r七さ ⌒ヽ
/: : : : : :i : : : : : :|: :/-‐-∨: : : / : ∧: : : : i : : ∨////('//,| まず、お鍋に昆布と水を入れて沸騰させましょう
..,'イ :i: : : :.| : : : : : :|ィf竓竿ミV:.:/: : /‐-V: : :.| : :|:.∨(//// ̄ .このとき、ついでに肝和え用によけておいた肝を
../{: :|: .:.:.:.| : : : : : :|《 _) ハ )/: /;竓ミ V : :| : :|/} 〉////\ .湯通ししておくとリーズナブルですね☆
.. ,':.:.|: .:.:.:.|,: : : : : : \乂ツ _,ハ 》} : /:,i:.:|/////// ̄
...i! : |: .:.:.:.|(:, : : : : : : :ゝ :. 乂ソ //)/.| :!//// ̄ やばいです☆
./| : :|、 : : i::∧: : : : : :( !: : / : /リ|\(
. :| : :|: :ゝ へ: :\: : : : \ ` ' ,.:./: :/ //
.: | : :|: : :ゝ: :へ: :)\: : :( ィ: : : :/ ̄ 沸騰したら、刻んだネギと先程のアラ、人数分に切り分けた肝、
.: | : :| : : : : ゝ: : へ `丶、≧=-<: : : ) /:.\ そしてティースプーン一杯程度の酒粕を入れて、煮立たせます。
: i!: ∧'"´ ̄ ̄`丶: : ̄\ i|: : : : :\: : : : : : :\
:/\: :\-=- _ >、: : :ヽゝ─-─=⌒ヽ : : : : \ 細切りにした大根や水菜等お好みの具を入れてさらに煮て、
.:::_ -= : : ゝ \二ニ=-(.:)ニニニニ\∧ : \: :\____ だいたい出汁が出たと思ったら味噌で味付けをします
. \\ /::\ニ=//\///////-=ニヽ:.:\ : : : : : : : :\
. \\´ ::::::::∧ニ}/|:ト、:\//<:::. ̄ ─  ̄ `丶r‐、─ 、: : :
.: }\\:::::::::∧'⌒ヽ \:\<~"ヽ_,. -r ⌒ '' ̄ \ \ .はい、これで汁物もできました
_,..._ ..ノ丶ノ | : : ヘ:::::::/ ,>\:\ ̄ r‐r‐r┐ ヽ ∨、
. ,..._ - _∨ニ: ヘ'/ _ノ ̄ -< \:\ .l_ノ¨ヽノ i!:.\
>/ニニ=- _ {ニニ: :}-/. .i ' , : : ヘ } i . . i . . i}、\
: /ニiニiニニiニニiニリゝ . .{ . . . , . . .: : ヘ / . . .}. . . .,'. . /ニ}、
:.{ニニiニi二二iニニiニ}-: :. ', . . . . . . } . . .:} : : l . . . /. . .,.' ., :'ニr'
.:∨ニiニiニニiニニ/ニノi . .\ ':, . . . . .,' . . / . : :.l≧s─-‐=ニ}ニr'
.: : \',ニ{!ニ,ノ=//: :\. . . ` .、_ノ. 。o≦ニ}: l=-  ̄ ̄ -{: :.\ あ、酒粕の量はお好みで加減してください
..: : : :}=====/:\: : : `iニニニニ=- i! /: :l (.:) i! .l\_ 多少多めでもそれはそれでけっこういけますよ☆
..\/r-へ/\-∧: : :.\: : \ニニ ./: :/ i! l: : : :
.. ∨::::::::::::::::::{-':.: : : :. \: : ゝニニ .//:/ (.:)i!_ j{\_
. /::ゝ----<∧ \: : : : : `ノニニ/ ./'"i! (.:) _ - '"!/ ∨: : :
.
ト、
|ニ``~、、r 、 __ ∧_ /〕 _、、
``~、、 |ニニニニニニ}ニ`ヽ、 、丶``.:.:.:.:.: 〈 〉7 | / /
. :.:.:.:.:.:.: ``~ 、、_」ニニニニニ √ニニニ\.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:才〈__j /ヽ/ /
. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}ニニニニニ√ニニニニニ〔⌒〕√ ̄ {__ ノ _,//}
. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:└7ニニニ√ ニニニニニア^^ ̄ ̄ ̄``ヽ、 /ア"/
. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ニニニニニニニニ>'".:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ ゝr'"}
──=ニニ二アニニニニト、ニニニ>'".:.:.:.:.:-=彡'.:.:.:.:/:.:.:.:.:/.:.:.:.ヽ 〔/〉
. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:../_:_:_:_:_:_:_:_:_>'".:.:.:_、イ~¨て芹心/:.:.:.:.:/.:.:.: /:.:.'/ r′
/ ̄ ̄ ̄_:_:_:_:-=ニニ _ 、- し′ ヒ^ソ レ-=彡'.:.:.//.:.:.:.:.} |
_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_/:_:_:_:_:_:_:_7 √| ```^ -=イ⌒ヽ7:.:.:.:.:.:.レ′
_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_/:_:_:_:_:_:_:_:_{iイ^ l 、、 ノ灯リト、/.:./:.:.:.:/
_:_:_:_:_:_:_:_:_:_/:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_{i:| ∧ { ヽ、 辷ン ノノ/.:.:.:./
_:_:_:_:_:_:_:_/:_:_:_:_rー-<_:_:_:{i:|ニL ハ ゝ __ノ `-=彡イ/.:/
_:_:_:_:_:_/^「 ̄\}ニニニニ>√ ̄ }/少= ァ──‐く.:/´ ̄ ̄
√ ̄∨.........\ ) ̄ニニニニ)厶イ:_/⌒( :.:.:.:.:.:.:./
i:i:i:i:/{................`、〈 ニニニニ少\_:_:/.:.:.:. И ̄ ̄ さて、お楽しみの肝和えです。
i:/....∧..................` 、ニ>'"\i:i:i∨.:._、</ 味噌で味付けするやり方もあるそうですが
.../)∧.......〈 ̄\ ヽノ ヽi:}.:/_:_/ .私としてはポン酢が好きです
/...........\....⌒'√ _〕 ``~、、〉(:/
∧.....................>..、、 ̄...................}_:_| 湯通ししておいた肝にポン酢を適量加えて溶いて、
\..............(〕.._、ヘ .....................∧_:| よけておいたお刺身を入れます
.>〔〕-k'"_:_:_:>─‐─く:_:_:リ 刻んだ小ねぎや、冷凍柚子の皮のすりおろしを振ってもよいです
.{{....j⌒\_:_:_:_:__〕/ ̄
あとは冷蔵庫で冷やしておけば、今晩のお酒のお供にぴったりです☆
やばいですね☆
.
__
/./⌒
{ {
〈^〉〈^〉〈^〉
_) ゝ' ゝ' (_.ィ
/}/´ ̄ ̄`\}ヽ
/ / / } }/ } ヽ ∨\
′.′/从 从 '. ∨、ハヽ
{ l{ {/.j__}/./jLヽ} .}.:.:V:.ノ
| l| |'´⌒ 、 ⌒` .l .|.:./ヽ
八八 { , 八!く:._:ノ
/ ヽ 込. ` ¨´ イ} / { /
/ _ -=-\{ ≧s。<{ / ∨ /
/ /ニニニニ(_ }_><>ー=.:⌒ヽ∨ /
/ {ニニニニ.八.ノノ、:_八..:.:.:.:.}.:.:.∧∨ .お刺身以外でも、皮を剥いたあとぶつ切りにして、
/ /ニニニ/:./´ /:.:.:.:.:..〉`ヽ|.:./:人 \ .みりんで溶いた味噌を塗って焼いていただくのも乙なものです
/ >、_ニ_ノ:/ `¨⌒,´ \.:.:.:.:Y \
./ /.:.:.:.:.:.:.:V_r‐v‐v‐く^Y⌒Y^Y⌒'7:.:.八 \\ と、こんな感じで今回はここまでといたしましょう
/ 八.:.:.:.:.:.:.:.Y } .八く \\ ...ご清聴ありがとうございました!
./ / .Y⌒ヽ:.八 \ .ノ、 __ノ_ イ⌒`V / \{
./.// { }´ .}≧.=≦⌒´ ̄}//八 ∨ \
. /./ ./ | ` < .|//} } o_ o ////´ .八 \
// ./ ゝ、 ` </´<_{_/ / \ \ ̄`\
. / / ≧=‐- .._ -_-< . イ \ \
. // / { { .>_-‐‐'´./`\___ \ \
. / ./ {/⌒\_/ /| | ゞー ./ \ `>--=ミ、 } /
.{ ./ `ー‐{八 |  ̄ ̄ } / ∨ /
.| ./ /\ ヽ 八_/⌒{ / ∨
.
以上です。
もう2月も終わりますけどまだまだウマヅラハギ売ってますので!
……と、いうことで
乙―
ウマズラハギは普通に肝醤油の刺身で食ってるわ、マジでうまい
投下乙でしたー
レパートリーに洋食ネタがあまりないのでこう言うのはありがたい
骨ごと切る事を考えると丸の魚料理に出刃包丁は必須ですよね
カワハギ系って普通のスーパーだとあんまり売ってないな。港のあたりの魚屋まで出向けばいいんだろうか。
ウマヅラハギ、カワハギ系は肝ホント美味い。
刺身肝醤油でも鍋でも煮付けでも最高よ!
乙
近所のスーパーで売ってるの見たことないな
カワハギ「肝以外も食べて」
>>3896
ソウシハギ「せやせや」
ソウシハギ「そうそう肝までおいしくいただいてくれよな!」
>>3902
毒じゃねえか
①
読者投稿 料理的な小咄40 一人暮らしのための貧乏パスタ
. イ /{
. ト 、 /:i:{ r―. 、/:i:i:i:|
. |:i:i:i:/:i:/:i:i:} {:i:i:i:i:i:{:i:ノ:/
. {:i:i:i:{:i:{:i:/- \:i:ヽ/⌒v
. i\_:_v´ ,  ̄| ∨
. / / /、 /| ∨
/ /{\ | ∧ }、
. / / ∧ 丶 / \ / ヽ
/ / l \ /|∨ /
. 〈 {l 、 ^^i~~^i´ l/ / …よし、ペパロニはいないな
. \_`ー_) / ̄ ̄ ヽ/ /
}__j ////////〈_/ _〉
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|:::::ノ ノ , ノ|ノヽノ- ヽヒ|:::::::| |
|ノ ハ ノ | :::ノ/∠|ハ ::::< |:: ::| ヽ
ノノ( ハ__∨、_( r'ツノ|イ/:::://|:: :::| |
\_(`i / |::::∨ヽr'ツ) ` ̄`∠/イ<|: ::::ノ ヽ
> >\⌒へ、 ノ |:::::::::( (´ v´ ̄| // ν )/|::::/ ヽ という訳でスレ住人の諸君!
イ ヽ ノ | `\ ( \:::ノハ、丶、,ノ //へノ ノ/ )
/| へ―L、/:::: \ \ ((\ \ ´ (( (く´/ ノ コロナの危険が危ない上
// \:::::::..  ̄\__ゝ、 (( ヽ、 ´レノ レν´´::::......:::::::::::/ 山火事も気になる栃木から
´ \、::::::::::::::::::::::::::::(` \:: ) /i:i:i>くi:i:i</:::τノノつ/ ドゥーチェが初投稿だっ!
 ̄ ̄`――-、::( \//,/i:イ /i:i( )ノ´´´つ´
/\(\:::: )´.../i:i:i|....\i:i(::::ノ´...::::::)\
ノi:i:(::::::\)(::::::|i:i:i:i|::::::::::\(ノ´ ∠i:i:i/\
-----、
/ニニニニニニ\
/ニニニニニニニニニノ___
/ニニニニニニニニニ/ `丶
/ニニニニニニニニア \ \
/ニニニニニニニア ヽ
{ニニニニニニア | │ |
'ー┬=ニ7'´ | |_八 __| 八 |
| / l イ八___|\| 八ト、/ |八
|∠ 八 |ィ爪「 |/爪トく| 「\
│八 从 ヒツ ヒツ リ /|ノ カルパッチョです、良いんですか?
│ \[\ \ ' 厶イ
│ l\__'⌒ - | 料理なのにペパロニ無しで
│ l 介ト .イ |
| | ∨| ` T〔 八 |
| │ \く二ニア圦 \ |
| 八. \xく ::::::}\ ∨|
| /⌒\ ∨゙\::ヽハ. } \
| { ,ハ|\ } ' :::\∨ }
.
②
/',
{ヽ ノヽ /// l
{/∧////}___ ////∧__ ノ',
{///\//ノ/\_ ̄ - {_////∧///l
V//⌒ ̄/ ⌒⌒ ̄ \//∧/,/
7 V v
〃 ', v
〃 { i{ ', v
'l{ | { { i{ ', } v 何、今回紹介するのは普段料理しない人向けの簡単なレシピだ
' l{ | { 人 ハ{__l \ v
' l{ 癶¨¨f心\} / ィf笊しア / /\〉 v サッチ氏が居らず、ルルーシュ氏との連絡がつき辛い
/ 八 ', ',Vり 〈/ V_ソ厶ィ 7ィ v
, \ \ 〉 、 //ィ,' } , - 、 v ペパロニは別の料理にかかりっきり
,' {⌒{{、 r ┐ 〈〈(^ } ,' l v
,' { {{个s 乂_ ノ イ_v } ,' | 〉 そして春から大学進学・就職等で一人暮らしを始める人が多い
i{ { {{ ≧=r / }=┐ } ,' l ,′
八 { ^ /{ ノ / ノニ 「≧s。' / ∧ そんな今の時期だからこそ紹介したい節約レシピだ
〈^\ ノ_ -=/ニニ{ 厂⌒{ /ニ=‐\ニ/ /^\/ 〉
∧ 、 r-=ニニ /ニニ={'{____ノ vニニニニニ// / ⌒{ \
、\ i{ニニニニ⌒\//___/ /ニニニ=// イ } \_ ノ
く 、i{ニニノニニ/^/___/ l/ ̄ , ノ , / }{
\ r〃_/= / /___/ { ⌒ ̄ } / / ノ{
}j/_/ニ / ,'____{ {\__ ノ(_ イ__ /、_〉
/=i{= / i{_____{ \ ⌒ ー― ⌒'ニニ=\
,'==i{ニ{ i{_____{ / 、___/ニニニニ= \
-───-
\
./ \ \
/ ' ヽ
.| ハ '
/ . | | .| 乂__',
. イ | l | ./__|__/} 八 ≦ |
./イ .| | 斗- / ノ}イ ㍉イ } |
| .八 . イ | 寸 /}/t元ミ寸} 八. |
| { \ .{ 才メ\{ V乂/.| イ /| 八
| ハ ハ八 Vリ .メイ /イ | ∨ (別にサッチ氏は居ないのではないけど黙っておこう)
.八{ \ \ ' ー匕 | V
\_≧ __ | | | ∨
| | \ / {ニ7| | ∨
| | >ー< イニ| | V
| .八 /イニ| イニニニ | } ∨
| / ./|∧{ /{二二ニ/| 八 ∨
.
③
. |二二\ /二二/.二二二二|
. ____|ニニニニ\ |ニニ/ニニニニニ|
. ⌒\二二二二二\二| / ̄\__|ニニ|二二二二二 |
\二⊂ニ=-二 } / ̄/  ̄\二二二二 |
/\ニニニ厂/ |二二二/
|  ̄ ̄/ ∨  ̄ ̄ \
| / / | \ |
| __/ .| | | | | | \_ |
| \ _|_|_ノ ト―|―| | |⌒ |
|  ̄| \| |人 |xf荻で~刈 | ペパロニは私が料理すると怒るし、
| | | ァ荻でうT \ | V;;;;ヅ,, ノ 八 | イタリア人はイタリア料理に誇りを持ってるからな
| |八 乂,,V;;;ツ \{\乂 ::: _ノ /.| | |
| {. |\ \:: ⌒7/} | | | 今回のレシピは逆鱗に触れかねないものなんで、
| | 乂 ̄ ̄ >'⌒ /___ノ | | | こっそりとやる!
Λ | ∥ ̄人 }} | | \
. / | {{ イ / | | 用意するものは以下の通りだ
/ \| \ | ≧≦ | { | / |
. | \ \ _/ \_ _/\ | / |
. | \ \/ニ| 〔> /^Y^∨〉 |\ |/ /
\ \/二二|\/〈:::::::::〉 \/ニ-\/ /\
/ ̄ ̄\ \二| ∨/ |ニニ/ / |
. | \ |二| |::::| |ニニ| / /〉
┌────────────────────────────┐
用意するもの:
・電子レンジ
・スープ等入れられる深皿
(深い部分が14センチ程度のもの)
・小鉢
・フライパン(テフロン加工品推奨)
・フライパンのふた
・食事用箸・菜箸やフライ返し等、
フライパンの中身をかき混ぜられるもの
・計量カップ
・ジップロック等フリーザーバッグ
・食用油(なくても可)
・モヤシ 100g(一袋の半分)
・パスタ 100g
・鯖水煮缶
・好きなフレーバーのドレッシング
└────────────────────────────┘
-----、
/ニニニニニニ\
/ニニニニニニニニニノ___
/ニニニニニニニニニ/ `丶
/ニニニニニニニニア \ \
/ニニニニニニニア ヽ
{ニニニニニニア | │ |
'ー┬=ニ7'´ | |_八 __| 八 |
| / l イ八___|\| 八ト、/ |八
|∠ 八 |ィ爪「 |/爪トく| 「\ …電子レンジ?そこからですか?
│八 从 ヒツ ヒツ リ /|ノ
│ \[\ \ ' 厶イ その割に包丁がない…
│ l\__'⌒ - |
│ l 介ト .イ |
| | ∨| ` T〔 八 |
| │ \く二ニア圦 \ |
| 八. \xく ::::::}\ ∨|
.
④
/\
〈ニニ\
廴,,,.. --==≠ミニニニ〉 |ニ- _ )\
Vニニニ/ ヽニニ厶-─‐- ミ、ニニ\ /ニニヽ
\ニ7 /⌒ヽiX´ /⌒ '⌒´ ̄\ニlニニニ/
7 , /__/ / ヽ、二ノ、
/ / / 乂_ /、 ∠.イ i、 \
/ / ; ∠ィ 〈/\ / / イ V }
/ / /{ / / マ卞ihく / | l V ノ
___,-/ . / V__l人( _ ヒリ ー=彡--| / ∨i{
/ / / ' /V{ _( ヒ7)>レ j ト ゞ|
/ / / / (_, \、___ 、 ' `/ //レ |
i {: / / / \_j.、  ̄ /}=彡 ノ |i
_,| { / / ____7 . . ≪ノ / ノ
// ', ´, ∧ /´ ̄`寸 \/≧ ´) ̄´ / /
{(__ノ⌒y'´V .' ∧ V} / 'i V::::::7、 \_ー─=彡
ー彡'/ , /| { | i ーー ' / \ | VT:ヽ\-、  ̄ ̄
{,//八乂 { | .:{ \,‐ヘj:::::|、 >|
└ ' ー‐┘ ', 〈 \|  ̄フ
l '. 、 `、>。.| /|〉
| \、丶 `、:::::{i 、 }',
| ∧ `、::∨リ ',
│ / ∧ >‐く--ミ  ̄\-、
| ∧ `ヽ \--、
┌──────────────────────────────────┐
料理しない人向けの自炊講座的なものだからな
包丁もまな板も無し、簡単だぞ!
なお中の人が想定しているキッチンはこんな感じだ
画像:ttps://pbs.twimg.com/media/Esa-NXjUwAAQ6BO?format=jpg&name=small
ツイート元:ttps://twitter.com/m_river_/status/1352977880460914694
一人暮らし向けの物件だとこのタイプが非常に多い
中の人もこのタイプのキッチンは苦労してたな
└──────────────────────────────────┘
解説も交えつつ行くぞ?
l!M´ ^ `Mヘ
ハ!(ノリVリハ)ハ モヤシは安い!一袋50円せずに200g~250gの野菜が取れる!
リ ヽ^ヮ^ノ ハノ
ξ '| <V>/|ξ 工場生産の為天候不順でも価格が高騰する事はなく
〆と━ェ━う
<__./く__.ゝ 元の単価が安いこともありセールの有無に関わらず価格は一定!
。■ 。■
まさに手元不如意のときの戦友だ!
▲◆ ◆▲ が、水分が多いために痛みやすくなっている
l!M´ ^ `Mヘ
ハ!(ノリVリハ)!ハ. これを長持ちさせるために半分ずつに小分けして冷凍しておこう!
リハ ゚ ロ゚ノ ハノう¶
ξ^||KV> γξ ◎ この時にフリーザーバッグが必要になるわけだな
○━ェ━
〆<__./く__.ゝ 小さいサイズのもので十分だ
■ ■
冷凍しておけば一、二週間は持つ。一週間ごとに7袋ずつ買っておけばいいだろう
l!M´ ^ `Mヘ 栄養バランスを考えればセールや見切り品等で
ハ!(ノリVリハ)ハ 安くなった葉物野菜、きのこも入れておきたいが…
リ ヽ^ヮ^ノ ハノ
ξ '| <V>/|ξ 今回のレシピは包丁無しなので脇においておこう
〆と━ェ━う
<__./く__.ゝ この冷凍もやしをフライパンに入れ、油を引いてコンロのスイッチオン
。■ 。■ 野菜は弱火調理が基本だ、しばらくそのまま置いておく
.
⑤
-───-
\
./ \ \
/ ' ヽ
.| ハ '
/ . | | .| 乂__',
. イ | l | ./__|__/} 八 ≦ |
./イ .| | 斗- / ノ}イ ㍉イ } |
| .八 . イ | 寸 /}/t元ミ寸} 八. | 油の量はどのくらいですか?
| { \ .{ 才メ\{ V乂/.| イ /| 八
| ハ ハ八 Vリ .メイ /イ | ∨
.八{ \ \ ' ー匕 | V
\_≧ __ | | | ∨
| | \ / {ニ7| | ∨
| | >ー< イニ| | V
| .八 /イニ| イニニニ | } ∨
| / ./|∧{ /{二二ニ/| 八 ∨
l!M´ ^ `Mヘ
ハ!( ノリVリハ)ハ 親指と人差し指で丸を作ろう
リ 八!・ヮ・ノハノ
ξi;'<∀>ト、ミ フライパンの中でその程度の大きさの円になるように油を注ぐ
<_.ソく__ゞ
足 足 テフロンフライパンの扱いだが、
┌────────────────────────┐
・基本的には使用時に少量の油を入れること
・火を入れる前に調理するものを入れておく
・火加減は中火以上にはしない
・金属製のフライ返しや菜箸等を使わない
・使用後は冷めるまで待ってから水、ないしぬるま湯で
洗剤を使って洗う
・メラミンスポンジや金属たわしの使用厳禁
└────────────────────────┘
l!M´ ^ `Mヘ
ハ!(ノリVリハ)ハ これを徹底すれば長持ちするぞ
リ∩ ^ヮ^ノ ハノ
ξ'| <V>⊂ノξ …とは言っても安物なら3年程度持てば上等だろう
| __■
。■ ゜ 2000円前後なので1年ごとに買い換えた方が満足度は高いかもな?
▲◆ ◆▲
l!M´ ^ `Mヘ さてモヤシを火にかけたら水煮鯖缶の調理と行こう
ハ!(ノリVリハ)!ハ
リハ `ヮ´ノ ハノ 鯖缶はいいぞ!青魚の栄養を余すことなく取れて
ξ^| <V>/|=|ξ 身体によくしかも安い!…と言いたいところだが
○━ェ━○
〆<__./く__.ゝ 昨今のブームもあって国産のものはだいぶ高くなってしまったな
■ ■
l!M´ ^ `Mヘ 仕方がないので外国産のものを使おう
ハ!(ノリVリハ)ハ
リ ヽ´‐`ノ ハノ 日本産原料使用と明記された物が安くておすすめだな
ξ '| <V>/|ξ 店にもよるが100円を切る
〆と━ェ━う
<__./く__.ゝ さて、深皿に缶の汁を全部開けて、小鉢に身を入れる
。■ 。■
身は細かく箸でほぐしてドレッシングを入れるんだ
.
⑥
/ニニニニニニニニニ/ `丶
/ニニニニニニニニア \ \
/ニニニニニニニア ヽ
{ニニニニニニア | │ |
'ー┬=ニ7'´ | |_八 __| 八 |
| / l イ八___|\| 八ト、/ |八
|∠ 八 |ィ爪「 |/爪トく| 「\
│八 从 ヒツ ヒツ リ /|ノ んー、これ缶の中で身をほぐした方が良いのでは?
│ \[\ \ ' 厶イ
│ l\__'⌒ - |
│ l 介ト .イ |
| | ∨| ` T〔 八 |
| │ \く二ニア圦 \ |
▲◆ ◆▲ そう思うだろう?
rM ´ ^ `Mヘ
ノ (ハリVリハ) ノ だがそうすると缶に細かい身が張り付いてしまう
弋 ハ ゚ ヮ゚ノζ
/^||KV>γll ごみとして捨てるまでに悪臭を放ってしまうし
○━ェ━
〆 ◆'◆┘ 捨てる前に缶を軽く濯ぐぐらいはしなくてはならない
そうするとその身が排水溝に流れ込み排水溝周りの掃除が面倒になるぞ
-───-
\
./ \ \
/ ' ヽ
.| ハ '
/ . | | .| 乂__',
. イ | l | ./__|__/} 八 ≦ |
./イ .| | 斗- / ノ}イ ㍉イ } | ドレッシングの量はどのぐらい?
| .八 . イ | 寸 /}/t元ミ寸} 八. |
| { \ .{ 才メ\{ V乂/.| イ /| 八
| ハ ハ八 Vリ .メイ /イ | ∨
.八{ \ \ ' ー匕 | V
\_≧ __ | | | ∨
| | \ / {ニ7| | ∨
| | >ー< イニ| | V
| `Mヘ
|Vリハ)ハ オイル入りのドレッシングならツナマヨっぽくなる程度
|ヮ・ノハノ
|とlト、ミ ノンオイルのものは、ちょっと難しいな
|__ゞ あまり多く入れると塩っぱくなるから少しづつ入れて味を確認しよう
|■
ドレッシングの代わりにマヨネーズでもいいぞ!
この作業をしてる間にモヤシを入れたフライパンから
l!M´ ^ `Mヘ ちりちりと音がしてくるはずだ
ハ!( ノリVリハ)ハ
リ 八!・ヮ・ノハノ 火が通った合図なので一度軽くかき混ぜよう
ξi;'<∀>ト、ミ
<_.ソく__ゞ 以降はモヤシの水分がなくなるまで加熱
足 足
なくなったら火を止める
.
⑦
水分を飛ばすまでの間にスパゲティに取り掛かろう
l!M´ ^ `Mヘ ここがルルーシュ氏をはじめとしたイタリア人に見せたくないところなんだよなぁ
ハ!(ノリVリハ)ハ
リ ゝi Д iノ ハノ スパゲティ他パスタ類は輸入品がおすすめだ
ξ '| <V>/|ξ
〆と━ェ━う 店にも寄るが、500gで100円を切るところも少なくないぞ!
<__./く__.ゝ
ΣillΣ …問題がないわけではない、カルパッチョ、袋を改めてみろ
-─‐-
/
' / \
/ /
/ | | l l_ l
/ ー= | /⌒ノ ′
lハ |ヽ,ィ拆∨ ノl/ ?…あ!袋に穴が開いてます!
/ ト、}、 l ヾvリ ヒ´
' / ゝ__`ー ゝ l 連続して規則的な穴ですね、これは?
// lハ ー ‐, ′
// | l /
/ / | ヽl ./{  ̄
▲◆ ◆▲
l!M´ ^ `Mヘ 輸入の際少しでも量を積む為に袋の中の空気を抜くための穴だ
ハ!(ノリVリハ)!ハ.
リハ ゚ ロ゚ノ ハノう¶ 販売者によれば品質に問題はない、とのことだが…
ξ^||KV> γξ ◎
○━ェ━ 湿気の多い日本では割と致命的だな、
〆<__./く__.ゝ
■ ■ このため保管用の容器が必須となる
/ / ,
′ / ′
i / | i |
| / | ハノ! |ノ
| 厶イ 才⌒' | 人
| 八 | 斧 从/
| i\(\|似! ドゥーチェ、それにこのパスタ小分けになってません
i/ i | { `
/ .i | |ー' / 100g取り分けるのは難しいですよ
/ :| | | '
/ .:| | |r ..,,__/
/ ::| | |{
/ ::| |: 八
そこでライフハック!
▲◆ ◆▲
l!M´ ^ `Mヘ ペットボトルの口を通るパスタの量は約100g前後である
ハ!(ノリVリハ)!ハ /
リハ*^ヮ^ノハノ【】]つ〆 ペットボトルが一本あればパスタを100gずつ取り分ける事は非常に簡単だな
ξ^| <V>/|ξ
と━ェ━i さらに2リットルの物ならパスタの保管にも使えて一石二鳥だ
<__./く__.ゝ
■ ■ まぁ最近は100円グッズのパスタ保管容器にも計量機能付の物がある
どちらを使うかは趣味の問題だな
.
⑧
▲◆ ◆▲
l!M´ ^ `Mヘ さてスパゲッティの調理だ、100g取り分けた分を半分に折る!
ハ!(ノリVリハ)!ハ
リハ `ヮ´ノ ハノ 折ったスパゲッティを缶の汁の入った深皿に入れてさらに水を200ml追加
ξ^| <V>/|=|ξ
○━ェ━○ 缶の汁が無いときは水は240ml~280mlで調整しよう
〆<__./く__.ゝ
■ ■ 水分量はきっちり計るのがポイントだ!
l!M´ ^ `Mヘ
ハ!(ノリVリハ)ハ 計量カップが無いなら以前紹介したペットボトルキャップでちまちま入れるか
リ ヽ^ヮ^ノ ハノ
ξ '| <V>/|ξ お玉があれば一杯分が100mlなので二杯入れるかだな(地味なライフハック要素)
〆と━ェ━う
<__./く__.ゝ 後はそれを電子レンジに入れてスパゲッティの袋に記された調理時間+3分加熱だ!
。■ 。■
/ニニニニニニニニニ/ `丶
/ニニニニニニニニア \ \
/ニニニニニニニア ヽ
{ニニニニニニア | │ |
'ー┬=ニ7'´ | |_八 __| 八 |
| / l イ八___|\| 八ト、/ |八
|∠ 八 |ィ爪「 |/爪トく| 「\ えーと…
│八 从 ヒツ ヒツ リ /|ノ
│ \[\ \ ' 厶イ それがイタリア人に見せたくないスパゲティの調理ですか?
│ l\__'⌒ - |
│ l 介ト .イ |
| | ∨| ` T〔 八 |
| │ \く二ニア圦 \ |
具体的にはこの後の解説も含めてだな
l!M´ ^ `Mヘ
ハ!(ノリVリハ)ハ イタリア人はスパゲッティを折ると怒る、古事記にも書いてある
リ ヽ´‐`ノ ハノ
ξ '| <V>/|ξ さらにスパゲッティ含むパスタをゆでる時には
〆と━ェ━う 大鍋にたっぷりの水と塩!
<__./く__.ゝ これで無いと納得しない、古事記にも書いてある
。■ 。■
これをへし折った上で電子レンジ調理、塩も入れないからな
激怒必須だろう
/ニニニニニニニニニ/ `丶
/ニニニニニニニニア \ \
/ニニニニニニニア ヽ
{ニニニニニニア | │ |
'ー┬=ニ7'´ | |_八 __| 八 |
| / l イ八___|\| 八ト、/ |八 そういえばこのレシピは塩入れないんですね
|∠ 八 |ィ爪「 |/爪トく| 「\
│八 从 ヒツ ヒツ リ /|ノ パスタの電子レンジ調理レシピだと塩と油必須
│ \[\ \ ' 厶イ になってるものが多いですけど
│ l\__'⌒ - |
│ l 介ト .イ |
| | ∨| ` T〔 八 |
| │ \く二ニア圦 \ |
中の人が実践した結果、油は調理後
▲◆ ◆▲ 麺がべたつかなくなるので入れたほうがいいが
l!M´ ^ `Mヘ
ハ!(ノリVリハ)!ハ. 塩は塩味が強くなるだけなので入れなくてもいい
リハ ゚ ロ゚ノ ハノう¶
ξ^||KV> γξ ◎ とのことだ
○━ェ━
〆<__./く__.ゝ 肉体労働等で塩分必須ならともかく、
■ ■ 塩分は控えておくべきだからな
.
⑨
▲◆ ◆▲ さて、スパゲッティの調理中に
l!M´ ^ `Mヘ モヤシの水分は飛びきるはずなので
ハ!(ノリVリハ)!ハ /
リハ*^ヮ^ノハノ【】]つ〆 フライパンの様子はしっかり確認しよう
ξ^| <V>/|ξ
と━ェ━i 弱火なら火を通しすぎてもカリカリになるぐらいで
<__./く__.ゝ よっぽど放置しないと焦げるまでは行かないがな
■ ■
スパゲティが茹で上がったら一度かき混ぜて
▲◆ ◆▲
l!M´ ^ `Mヘ フライパンのモヤシを入れてもう一度かき混ぜ
ハ!(ノリVリハ)!ハ.
リハ ゚ ロ゚ノ ハノう¶ 小鉢のほぐし鯖のドレッシング和えを半分かけて完成だ!
ξ^||KV> γξ ◎
○━ェ━ ボナペティ!
〆<__./く__.ゝ
■ ■ 残った小鉢の分はラップして冷蔵庫に入れておけばいい
もう一度このレシピで使えるからな
/ニニニニニニニニニ/ `丶
/ニニニニニニニニア \ \
/ニニニニニニニア ヽ
{ニニニニニニア | │ |
'ー┬=ニ7'´ | |_八 __| 八 |
| / l イ八___|\| 八ト、/ |八
|∠ 八 |ィ爪「 |/爪トく| 「\
│八 从 ヒツ ヒツ リ /|ノ
│ \[\ \ ' 厶イ これを料理として紹介する勇気…
│ l\__'⌒ - |
│ l 介ト .イ |
| | ∨| ` T〔 八 |
| │ \く二ニア圦 \ |
▲◆ ◆▲ 何を言うか、料理とは理を料ると書くんだぞ!
l!M´ ^ `Mヘ
ハ!(ノリVリハ)!ハ うっかり趣味に、人付き合いに金を突っ込みすぎて素寒貧
リハ `ヮ´ノ ハノ
ξ^| <V>/|=|ξ だが身体は資本、バランスの取れた食事を取るべき
○━ェ━○ という状況と、実行可能な手段の模索の結果がこのレシピだ
〆<__./く__.ゝ
■ ■ 調理時のガス・電気代込みで一食100円を切る!
しかも調理時間は15分程度!
炭水化物・たんぱく質・野菜と
l!M´ ^ `Mヘ (見かけ上)バランスも取れている
ハ!( ノリVリハ)ハ
リ 八!・ヮ・ノハノ 包丁もまな板も無し、自炊未経験者でも簡単に作れる
ξi;'<∀>ト、ミ
<_.ソく__ゞ 悪くない一時しのぎレシピだろう
足 足
まぁ他人に振舞うものではない、というならそうだろうがな
.
⑩
. ,ィニ}
,イニニニ}
ニニニア ___ ____
ニ>''´ `''<ニニニニニア
ア Y`マニニ<
'/. | ハ マニニニ≧-
' V ∧. ハ│ ∨ ̄ ̄
|ムイl /ヘ| ト、
|====、∨ /_} l. ハ わがアンツィオもP40の予備部品調達の為厳しい予算状況だ
ヘ 八  ̄从ハ. ',
. ヘ\_乂 /_イ. | このレシピで節約を…
ゝ ', ⊂ニつ /| |
ヽ ',、 ,イ.│ |
ヽ', >. __.ィ │ |
〉 `ハ 、 /. |
――ミ__./ニニ〕ト、 ヽ |
____)'ヾニく/ニh、/,, ~''~∨
人〉|ニニハニ/〈‐'´ /
-ニニニニニ/ : : : : : : : : : : |i : : : ヽ: : : .、
{ニニニニ/: : : : : : : : : : : : : |i : : : : ‘,: : :.、
入辷=‐''゙ : : : : : : : : : : : : : : :|i : : : : : ‘,: : :\__
_/: : i|: : : :|:.|i : |: : : : : : : :.|i : : :|i : : : : : : ‘,: :`丶、
 ̄ フ.: :i|: : : :|:八: ト、 : |: : : : 八; :-K: : i : : : : |i: : : : : : :` ーァ
-=: ´: : : :i|: : : :|' `込 ヽ|: : //\:| ∨ : : : : |i : : : : : : /
\: : : :i|: : : :|f斧=ミk |/ 斗ャセ斧k l: : : : : :|i:i:i:i:i:i:i:i:<
>: :i|: : : :|ゝヒzり ヒzり ソ/: :八:ト、|i:i:i:i:i:i:「\) あーねーさーん…?
⌒ソト、: :八、、、、 , 、、、、、、 厶イィ_ノ、|i:i:i:i:i:i:i:i:ニ=-
八 Y从{ 人ノi:i:i:i:i:(\厂
|: : \ ー( ィi:(Y)/)/
|: : : :| > _ -< |〉(Υ)
|ハ: :| /‘, / 入ノ、__
jトJ´ ̄ |||| 〉r‐''゙ lll||{从} /丶
ハ ----| /ニ\ /____/ ‘,
_ /|
<:i:i:i:i`ヽ /:i:i:i|
/_\:i:i:/――――〈:i:{,:i:|, ――.、
//:i:i:i:iY^~´/ ヽヘヘ`ヽ{:i:i:i:i:i:i:i:i:>
/ ´ ̄_/ { l \:i:i:i:i:i:/
/ ーl / | 、 ヽゝ ̄ \
./ '/, / l! /zz、 |Vzz\ | }、 ヽ
′ /{ { / ◎\/´◎ }ノ / \ |
l | ( Y´ ̄ l  ̄` / / Y レ、
人 | \u r~ュ /_/ | 人
〈 \_ノ´ ̄「/l >―― <:.、ー―┐ У /┐ げ、ペパロニ!?何故ここに?
〈 \__} : : : : l/: :|、_>-<_/ |: : ∨―‐{_〈_/ ノ_
} / /: : : : <_:| {:i:i:i} /: :_〉: : : /:〉 ー イ_{
// /.: : : :./ < \ |:i:i|/< : : : l: : :_:入
´ ./: : : : イ : : V\_\/ /: : : : |: /: : : :\
./: : : : /{: : : : V// ム': : : : : : ノ\: : : : : :ヽ
/: : : : / \__:\//∧: _/: :/: :ヽ: : : : ∧
./: : : : / {: : ` <.\: : :/ : : : V : : : :∧
/: : : : / /: : : : : : : : :〉´ : : : : : : V : : : :∧
/: : : :Y /: :\ : : : : 〃: : : :/ : : : : V: : : : ∧
/:. : : : : ::|. 〈_: : : : : : : :∥ : : : : : : : : : : : V: : : : ∧
r―/ ̄ハ._ノ }: : :`ヽ: : : ∥: : : : :\ : : :__: V_: : : :∧ _
―| / / l――――――――――――――――‐/ ̄l ̄l´〉>
.
⑪
<ソンナノハドウデモイインスヨ!
<アネサンノショクジハジブンガツクルッテイッタジャナイッスカ
シカシオマエノリョウリデハエンゲルケイスウガナ?>
<エンゲルダカエンジェルダカシラナイッス!
<アネサンノショクジハジブンガツクルッス!
<コレハユズレナイッスヨ!
/ \
/ / ヽ
/ / ,
/ ___彡 / i ′
/ 乂__/ / |: i
/ / ′ ∧ | i |i |
/ ′ /| ア⌒V | | 八 |
/ i| /八/ 八(^| / /
/ 八(\ 乂 ー≠ミ | /)/ | 新生活が始まる皆さん、頑張ってくださいね
/ /|: \(⌒ /≠ミ ) ∧| こんなレシピ使わないに越した事はありませんけど
/ / i|: |i \ ' _/ /
/ / ,八 |l 、 丶 _ ,⌒)_彡′ 一時的にお金に困る場面は結構ありますから
/ __-=ニ⌒\ 八__ \ /⌒〉/
/ /-=ニ ⌒V\ \┐/≧=/  ̄〕 この程度でも料理と割り切って
/ /-=ニ ∨ハ ,ハV___ト.′  ̄〕 自炊にチャレンジしてみましょうね
/ /-=ニ ∨ |i |__〈^/  ̄〕
/ /-=ニ { }/从:. |\,〉 /:| 節約というだけでなく、面白いですよ
. / /-=ニ V // |: : |/{ /. :|
おしまい
以上となります
何でこの時期は忙しなくなるんでしょうね、投稿の時間が作れない…
この春から一人暮らしを始める方がこのレシピに頼る事がないよう祈っております
あなたの新生活が喜びに満ちたものとなりますように
乙でしたー。
具材や調味料を工夫したり、自炊入門や練習としてもベネでは?
投下乙
パスタに塩ってのは要るか要らないか微妙な部分ではある
27 歴史的な小咄 ~長政って、全長政入場!!!!!~
682: 尋常な名無しさん :2021/02/22(月) 08:56:30 ID:6HUJ7SYg
>>680
長政??
浅井だっけ? 山田だっけ?(すっとぼけ
____ /r
/ \ / ヘ
/ ⌒ ⌒\ (⊃ミ)
/ (>) (●)\ / / 長政、調べてみたよー!
| ___`__ |/ /
\ `'ー` / /
/ /
/ ト___ /
\ ) |
|  ̄ |
|  ゙̄i
| /⌒イ /
,.‐‐/ / / ム__
(_´____/ ( ____)
____
/ \
/ ⌒ ⌒\ 戦国初期の梟雄木沢長政!
/ ( ●) (●)ヽ
| _´__ |
\ / 湖北の雄浅井長政!
/⌒ヽ ィ、
/ 、 V
/ / l ', ─ヘ 実は誰か微妙にわかってない木造長政!
/ /l ゝ / ヽ
/ / ヽ ,____ ` ,ヽ ヽ 五奉行筆頭浅野長政!
-─ヽ イ_ ヽ /  ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ Y ゝ‐-、
( _i _i_ト、__) ヽ、___⊥____ノ 「___ノ
____
/ \
/ \
/ \ / \ 本人は優秀なのになんかいちゃもん漬けられる黒田長政!
| (●) (●) |
\ ´ /
/  ̄ ̄ \
____ /r
/ \ / ヘ
/ ⌒ ⌒\ (⊃ミ)
/ (>) (●)\ / / 影の薄い府内城築城者早川長政!
| ___`__ |/ /
\ `'ー` / /
/ / 兄の輝政が濃すぎる池田長政!
/ ト___ /
\ ) | 上杉は上杉でも上条上杉家上杉長政!
|  ̄ |
|  ゙̄i 大名の織田長政と旗本の織田長政もいるぞ!
| /⌒イ /
,.‐‐/ / / ム__
(_´____/ ( ____)
____
/ \
/ \ / \
/ (●) (●) \ シャムまで行った山田長政!
| __´__ |
\ '‐‐一` / そして新見が好きなら覚えておけ関長政!
/ \
____
/ \
/ ⌒ ⌒\
/ (⌒) (⌒) \ 以上、資料室があくまで暇だからさっと作った全長政入場簡易版
| __´___ |
\ `ー'´ ,/
/⌒ヽ ィヽ
/ rー'ゝ 〆ヽ
/,ノヾ ,> ヾ_ノ,|
| ヽ〆 |´ |
おしまい
全長政乙でした
ナチュラルにスルーされる福岡藩初代藩主黒田長政ぇ
おっつおっつ
KRDくんいない子扱いに草
長政と言えば、黒田長政か浅井長政だなー
一番円盤が売れた大河はどれなんだろう?(売り上げ厨並感)
木沢長政とかいう劇毒
おつー
探すとまだいそうだから困る長政w
武田信長とかいうSSレアネーム武将
乙
多いなw
Λ_Λ 01/30
(・ω・`) 「孔丘」「公孫龍 第一巻 青龍篇」出版記念…というわけではありませんが。
_φ___⊂)__
/旦/三/ /| これまで「子産」「沙中の回廊」を紹介してきましたが、宮城谷先生が影響を
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 受けた人物として、二人挙げられます。
| 002 |/
一人は、立原正秋。若い頃に。
文章についてかなり強烈な指摘を受けた(そう感じた)ことがある…
というような話があります(何かのあとがきだったか解説だったか
(あるいはエッセイだったか)で読んだ覚えがあるのですが…)。
宮城谷先生は強い衝撃を受け、郷里に戻って文章を磨き上げました。
立原正秋(Wikipedia)ttps://ja.wikipedia.org/wiki/立原正秋
8845 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:09:42 ID:zf3Cx2x.
Λ_Λ 02/30
(・ω・`) そしてもう一人が、今回紹介する「孔子伝」の著者の白川静。
_φ___⊂)__ 短編「沈黙の王」で描かれた文字のはじまりは、まさに白川説に基づくものです。
/旦/三/ /| (たとえば、「白」という字は頭蓋骨の象形、というように)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 003 |/ 英文学科出身だった宮城谷先生ですが、太古の中国に魅せられ、
冗談抜きで「三年庭を見ず」に近い生活を送られたそうです。
その学んだ結果は膨大な数のノートにまとめられました。
白川静(Wikipedia)ttps://ja.wikipedia.org/wiki/白川静
白川静は明治43(1910)年福井県生まれ(平成18(2006)年没)。
立命館大学において長く教鞭をとっていました。
宮城谷先生との対談(「回思九十年」に収録)もあり、日経の「私の履歴書」も書かれています。
.
8848 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:10:55 ID:zf3Cx2x.
Λ_Λ 04/30
(・ω・`) 第一章 東西南北の人 05~11 孔子の出自とその生涯。
_φ___⊂)__ 第二章 儒の源流 12~17 伝統、儒、巫祝、史、天。
/旦/三/ /| 第三章 孔子の立場 18~22 盗。奴隷制(注1)。亡命の意味。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 第四章 儒教の批判者 23~25 諸子の論。ノモスとイデア。
| 005 |/ 第五章 『論語』について 26~28 文体。孔子死後の諸派。弟子。
注1 奴隷制うんぬんについては、あまり深く考える必要はないと思います。
(本書が書かれた時期は文革の真っただ中であったことに注意)
では、次レスから章ごとに概要の紹介を。
所々で関連する人物や事件、「孔丘」等での記述についても言及しますので、かなり脱線します。
ご了承願います。
(人名等の注釈の※は、最後にまとめています)
(機種依存文字の*は、各レス中で示しています)
お忙しい方、とりあえず結論だけ読まれる方は、第五章の後のまとめまでスキップしてください。
8853 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:18:55 ID:zf3Cx2x.
Λ_Λ 05/30
(・ω・`) 第一章 東西南北の人
_φ___⊂)__ 東西南北の人。検索すると「住所が定まらず、諸方をさまよい歩く人(「礼記」檀弓上)」とあります。
/旦/三/ /| 孔子は、(父母を合葬したときに自身をそう呼んだように)まさしく東西南北の人でした。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 006 |/ ○「孔丘」は、母の遺骸を合葬したところから始まります。
また、呉の季札(※01)が我が子を埋葬する場面を、
幼い孔子が見物したというくだりを描くことで、
葬儀が「学に志」した孔子の原点であったとほのめかしています。
孔子は聖人(聖…白川説では神の声を聞きうる人の意)でした。
それは、荘子や墨子、韓非子のような、孔子の批判者達でさえ全否定できないものでした。
では、孔子はどのように生まれ育ったのでしょうか。
∧,,∧ ∧,,∧
( ´・ω) (,, ) 葬儀ですか
| ⊃|__,>;* ザッザッ ⊂ ヾ
u-u ・;*;'∴ ( ,,) はい、そうです
~~~~´゙`゙゙´´ ~~゙`゙´\ ∧,,∧/`゙゙´´ ~~゙゙´`
8855 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:19:30 ID:zf3Cx2x.
06/30
Λ_Λ 「史記」の「孔子世家(※02)」では、父は叔梁コツ(*01)、母は顔徴在とされています。
(・ω・`) 叔梁コツの名は「春秋左氏伝」の襄公十(紀元前563)年にあり、
_φ___⊂)__ 敵城内に閉じ込められた味方の兵を救うため、
/旦/三/ /| ただ一人で城門を開けたという逸話が記されています。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ○さらに祖先をたどると、宋の君主につながるとされています。
| 007 |/ 宋というのは、暴君伝説を残す殷の紂王の兄で、
賢人として知られる微子啓を初代とする公国です。
○なお、「孔丘」では、父母の名は「史記」に準じて書かれています。
∧_∧_
(・ω・` )  ̄"⌒ヽ *01 コツ(機種依存文字)…糸へんに乞
/ ) ヽ' / 、 `、
γ --‐ ' λ. ;!
f 、 ヾ / )
.! ノヽ、._, '`"/ _,. '"
.|  ̄`ー-`ヽ 〈 < _ ヽ.
∧,,∧ ∧,,∧ !、__,,, l ,\_,ソ ノ ←叔梁コツ
∧ (´・ω・) ( ´・ω) 〈'_,/ / /
( ´・ω) U) ( つと ノ | | イ-、__
| U ( ´・ω) ( ´・) .l.__| }_ l
u-u (l ) ( ノ. _.| .〔 l l
`u-u'. `u-u' 〔___! '--'
↑助けられた兵
8857 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:20:10 ID:zf3Cx2x.
07/30
Λ_Λ 孔子は身長が2m以上あり、六藝(礼、楽、射、御、書、数)に通じていました。
(・ω・`) 射と御に通じていたことから、武勇をもって知られた弟子の
_φ___⊂)__ 子路より強かったのではないかと思われます。
/旦/三/ /| まさしく父譲りの…と言いたいところですが、実際のところはどうだったのでしょうか。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 008 |/ ○なお、遠い先祖?の紂王は、素手で猛獣を倒せるほどの力があったといいます。
弁舌にも秀でており、一個人としての能力は恐ろしいほど高かったそうです。
∧_∧_
(・ω・` )  ̄"⌒ヽ 父母の名については「史記」以前には言及されていません。
/ ) ヽ' / 、 `、 また、野合で生まれたこと・(子を授かるよう)尼山に祈ったということ等から、
γ --‐ ' λ. ;! 本書においては、孔子は巫女の私生児であったのではないか、
f 、 ヾ / ) と推定されています。
.! ノヽ、._, '`"/ _,. '"
.|  ̄`ー-`ヽ 〈 < _ ヽ.
∧,,∧ ∧,,∧ !、__,,, l ,\_,ソ ノ
∧ (´・ω・) ( ´・ω) 〈'_,/ / /
( ´・ω) U) ( つと ノ | | イ-、__ ←孔子
| U ( ´・ω) ( ´・) .l.__| }_ l
u-u (l ) ( ノ. _.| .〔 l l
`u-u'. `u-u' 〔___! '--'
↑弟子達
8860 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:21:37 ID:zf3Cx2x.
08/30
Λ_Λ 孔子の原点は、巫祝(神事をつかさどる人)にありました。
(・ω・`) 葬祭に関わる中で、様々な儀礼を通じて教養を得ていったものと思われます。
_φ___⊂)__
/旦/三/ /| 若い頃を振り返り「われ少きとき賤しかりき。故に鄙事に多能なり」と言っているように、
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 孔子の前半生は、決して明るいものではありませんでした。
| 009 |/
前半生は暗かった。
:::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::: では後半生は明るかったのかといえば、そうとも言えません。
::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::: 孔子は、二度、故国の魯を追われているのです。
:::::::::::::::::: :::::::::::::::::::
::::::::::::::::: ::::::::::::::::: 一度目は、東の斉へ。当時、弟子を持ち教育者として知られつつあった孔子は、
:::::::::::::::: :::::::::::::::: 陰の実力者となっていた陽虎とは相性が悪かったようで、
::::::::::::::: ∧,,∧ :::::::::::::: その専制を嫌っての亡命でした。
:::::::::::::: _..( ´・ω・).. :::::::::::::
:::::::::::::.'c(,_U_U `.::::::::::::
::::::::::::::::::.... ....::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: うわ…私の人生、暗い、暗くない?
8861 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:22:23 ID:zf3Cx2x.
09/30
Λ_Λ 陽虎は、やがて宰相の季孫氏を脅迫して僭主の如き存在になりますが、
(・ω・`) 数年後に失脚して亡命します(最終的には晋の趙簡子に仕えました。
_φ___⊂)__ ここでは主君をよく補佐する名臣となっています)。
/旦/三/ /| 陽虎が去った後、孔子は帰国しました。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | その後、孔子は魯の国政に関わることになります。
| 010 |/
弟子の子路が季孫氏の宰という地位にあることを利用し、
三桓(※03)の勢力を弱めようと画策します。
∧,,∧ ∧,,∧ 結局これは失敗に終わり、再び亡命することになります。
∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧ ○なお、この頃に小正卯なる人物を誅殺したとされていますが、
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` ) これも「史記」以前には言及されておらず、真偽のほどが疑われます。
| U ( ´・) (・` ) と ノ 「孔丘」でも描かれていません。
u-u (l ) ( ノu-u
`u-u'. `u-u'
では孔丘さんの扱いについてですが…
8863 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:23:00 ID:zf3Cx2x.
10/30
Λ_Λ 一度目の亡命は三年程度でしたが、二度目の亡命は十四年にわたる厳しいものとなりました。
(・ω・`) 衛にいる間はなかなかの待遇を受けたのですが、用いられることはありませんでした。
_φ___⊂)__
/旦/三/ /| 一方で、他国を巡ると、一度ならず生命の危機に晒されるという有様
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | (このうち陳・蔡の辺りで難渋したことは「史記」以前の資料にも言及されている)でした。
| 011 |/
結局、七十近くになって(弟子達の活動もあって)帰国が叶い、
魯で静かに晩年を過ごしたのですが、
∧∧ ∧∧ 愛弟子の子路・顔回(それと、子の鯉)に先立たれる等、多少物寂しさを伴うものでした。
/⌒ヽ) /⌒ヽ) ○「夢に周公を見ず(衰えを自覚)」「(顔回の訃報を聞き)天われを喪せり」
i三 ∪ i三 ∪
〇三 | 〇三 |
(/~∪ (/~∪ 周公タン… 顔回タン… 子路タン…
三三 三三
三三 三三
三三三 三三三
8864 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:23:37 ID:zf3Cx2x.
11/30
Λ_Λ その死後、弟子達は、親に対するのと同じように
(・ω・`) 三年の(孔子を経済面で支えた子貢(※04)は、さらに三年の)喪に服したといいます。
_φ___⊂)__ また、時の君主から悼辞を賜っています。
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 本章の終盤において、孔子の生涯を概観して、次のように語られています。
| 012 |/ 「神はみずからを託したものに、深い苦しみと悩みを与えて、それを自覚させようとする。
それを自覚しえたものが、聖者となるのである」。
∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ 孔子は、二つの幻影をみていました。一つは、周公(※05)。
( ´・ω) (,, )(,, ) 孔子が天命を語りえたのは、その声を聴くことができたからでした。
| ⊃|__,>;* ザッザッ ⊂ ヾ ⊂ ヾ そしてもう一つが、陽虎。
u-u ・;*;'∴ ( ,,) ( ,,) 陽虎は政治的才能も教養もあり、弟子もいたようです。
~~~~´゙`゙゙´´ ~~゙`゙´\ ∧,,∧/`゙゙´´ ~~゙゙´``´`´~~ 孔子と陽虎。この二人は、理想の有無を除けば似た者同士でした。
服喪中
(言えない、三年は長いなんて言えない…)
(それを言ったら、私は六年だぞ…)
8865 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:24:15 ID:zf3Cx2x.
12/30
Λ_Λ 第二章 儒の源流
(・ω・`) 儒教は孔子によって組織され、中国における伝統を形成しました。
_φ___⊂)__ では、伝統とは何でしょうか。
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 「古代の思想は、要約すれば、すべて神と人との関係という問題から、生まれている」。
| 013 |/ これは洋の東西を問いませんが、ソクラテスに始まる西洋思想に比べ、
儒教は実践性の強い思想です。
それは巫史による神事や儀礼の実践を通じて形成されたことによります。
∧,,∧ ∧,,∧
(´・ω・) (´・ω・) 孔子は「述べて作らず」と言いました。自身は創作者ではないと
[(っ⌒/⌒o_ [(っ⌒/⌒o_ いうことです。それは巫史の伝統(歴史意識はない)でしたが、
|\⌒''⌒∧,,∧ |\⌒''⌒∧,,∧ ...zzZZ 孔子によって歴史という要素が加えられた、ということです。
|| || ̄ (´・ω・) || || ̄ (´-ω-)
|| [(っ⌒/⌒o_ || .[.(っ⌒/⌒o_
|\⌒''⌒∧,,∧ |\⌒''⌒∧,,∧
|| || ̄ (´・ω・). || || ̄ (´・ω・)
|| [(っ⌒/⌒o_ || [(っ⌒/⌒o_ 子曰く、「……」
|\⌒''⌒ \ |\⌒''⌒ \
|| || ̄ ̄ ̄ ̄|| || || ̄ ̄ ̄ ̄||
8866 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:25:15 ID:zf3Cx2x.
13/30
Λ_Λ 儒教、といいますが、「儒」とは何でしょうか。
(・ω・`) 孔子は「君子の儒」と「小人の儒」と言っていますが、儒に区別があるということでしょうか。
_φ___⊂)__
/旦/三/ /| 白川説によると、儒は需(まげのない巫祝:雨乞いをするもの)。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 孔子の時代の儒は、今でいうところの葬儀屋のような存在でした。
| 014 |/ ○葬儀に関わるということは墓所についても詳しいわけで、
葬儀後に盗掘をする輩もいました。
「荘子」中に盗掘をする儒の話があります。
::::::::::::::::::::::::::_________:::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::/ \:::::::::::::::::: 経典中にも喪礼に関する記述が多いのも、「服喪三年」もその一つ。
::::::::::::::::::/ ∧,,∧ ∧,,∧ ヽ、:::::::::: その論拠です
:::::::::::::::/ ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧ |::::::::: (いわゆるこれは「高宗(※06)諒陰、三年もの言はず」からきているのですが…)。
::::::::::::::i ( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` ) i:::::::::::
::::::::::::::i | U ( ´・) (・` ) と ノ i::::::::::::
::::::::::::::i u-u (l ) ( ノu-u /::::::::::::
:::::::::::::::\ `u-u'. `u-u' /:::::::::::::::
::::::::::::::::::::::\_________/::::::::::::::::::
お宝は…?
8867 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:25:48 ID:zf3Cx2x.
14/30
Λ_Λ 前のレスで言及したように、儒の原点は巫祝でした。
(・ω・`) フレーザーの「金枝篇」にある「殺される王」に似た、雨乞いのために焚き殺される
_φ___⊂)__ 巫祝です(もちろん、王自身が雨乞いを行う事例(※07)もありました)。
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 015 |/ 神事に従うものには、ほかに史があります。
史というと君主の言行などを記録するという印象があるでしょうが、
太古の史は、巫祝と同様、祭祀をつかさどる者でした。
| ̄ ̄|
|∧∧| (( ) ) (( ) ) ((⌒ ) 白川説によると、史は、祝詞の器(「口(サイ ※08)」)を榊につけて手に持つ形、としています。
__(;゚Д゚)___ (( ) ) (( ⌒ ) (( ) ) 祭儀の儀礼執行者であるとともにその由来の伝承者でもありました。
| ⊂l>>000l⊃ .| ノ火.,、 ノ人., 、 ノ人.,、 伝承者から記録者に転化していったというわけです。
 ̄ ̄|.|. .|| ̄ ̄ γノ)::) γノ)::) γノ)::)
|.|=.=.|| ゝ人ノ ゝ火ノ ゝ人ノ それゆえ、彼らは最高の知識階層でもあり、権力に阿諛追従しません。
|∪∪| ||∧,,∧ ||∧,,∧ || ボォオ
| | ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
| | ( ´・ω) U) ( つと ノ (ω・` )
. ~~~~~~~~. | U ( ´・) (・` ) .と ノ
u-u ( ) ( ノ u-u
`u-u'. `u-u'
雨が降るかこんがり焼けたら終了ということで…
8868 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:26:32 ID:zf3Cx2x.
15/30
Λ_Λ 春秋時代においては、臣下が君主を弑逆する事例がいくつかあります。
(・ω・`) 史は、それらを(彼らなりの正統観をもって)記録し、伝えようとしました。
_φ___⊂)__
/旦/三/ /| 襄公二十五(紀元前548)年の「崔杼、その君を弑す(※09)」は、その典型的な例です。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 016 |/ 神に献身する者であった名残が、死を恐れない、矜持ある史を生みました。
孔子もまた、死を恐れずに己の信ずる道を進みました。
___________________
|| 崔 || ここまで、儒・巫祝・史について語られました。
|| 杼 || 彼らは神と人とをつなぐ存在です。
|| 弑 || ですが、殷と周(以降)では、その関係には変化がありました。
|| 其 ||
|| 君 || 殷においては、神とは帝(≒殷王室の祖先神)でした。
|| ∧ ∧ 。 || 白川説によると、帝は神を祀るときの祭卓の形。
|| ( ,,゚Д゚)/ || 太古の神々は、その多くが木や石のような具体的なものを祀った
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ノ つ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (→故にそれを破壊されると再生できない)のに対し、
/  ̄ ̄ ̄ /| 殷の神は抽象的なものであるゆえ、破壊しても再生できる(ゆえに滅びない)ものでした。
| ̄ ̄ ̄ ̄| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|____|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
8869 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:27:18 ID:zf3Cx2x.
Λ_Λ 16/30
(・ω・`) もっとも、紂王の頃には帝と王とが一体化していました。
_φ___⊂)__ それは王権の強化を示すものでしたが、それゆえに、王が倒されると滅びることとなりました。
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 周が殷を滅ぼしたことは「革命」とされています。
| 017 |/ それは単なる政権交代ではなく、神と人との関係性の変化をも含むものでした。
殷が祀った帝とは異なり、周が祀る天は非人格的な存在です。
天にも意思はありますが、直接は表現されず、民意を媒介します
_,..-――-:..、 ^^ (それゆえ、周以降の王朝は絶対的な神聖性を持たないー打倒されうるー存在となります)。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
:::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
::::::::::::::::::::∧.....∧ 殷周革命から数百年。共和(※10)、宣王、幽王と続いて、
::::::::: ( ::;;;;;;;;:) いわゆる周の東遷という事態に至ります。
_.. /⌒:::;;;;;ヽ 王権が揺らぐ中で、有識者達は創業の精神に立ち返るべく訴えかけます。
-― ―'ー'-''―-''/ / ::;;;;;;;;:| |―'''ー'-''― そうした危機意識の中で天の思想が深められ、
,, '''' . ''''' と./ゝ_;_;_ノヽつ 、、, 「詩」や「書」の原型が形成されます(確立するのはもっと後)。
,,, '' ,,, ::;;;;;;;;;::: ,, ''''' ,
天道是か非か…
8871 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:27:55 ID:zf3Cx2x.
Λ_Λ 17/30
(・ω・`) 孔子は「詩」を重んじました。
_φ___⊂)__ 「詩」を理解し、広く知見を求め、「礼(の本質)」を尊んで「仁」に到達する。
/旦/三/ /| 伝統とは、単に「ある」のではなく、「あるべき」ものなのです。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ○孔子は、子の鯉とは今一ついまくいかず、自ら教えることはほとんどありませんでした。
| 018 |/ が、「詩」と「礼」を学ばねばならない、ということは話しています。
○本書では「仁」(という概念)は孔子に始まるとしています。
∧,,∧ ∧,,∧ 一方、「孔丘」では、陽虎が孔子に仕官を促した際に「仁」という未知の
∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧ 概念を使ったことに衝撃を受けた孔子が、「仁」の概念の再構築を行っています。
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U ( ´・) (・` ) と ノ
u-u (l ) ( ノu-u
`u-u'. `u-u'
「仁」とは…
8873 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:28:47 ID:zf3Cx2x.
18/30
Λ_Λ 第三章 孔子の立場
(・ω・`) 「人はみな、所与の世界に生きる。…(中略)…変革者は必ず思想家で
_φ___⊂)__ なくてはならない。…(中略)…思想家は、しばしば反体制者となる」
/旦/三/ /| 孔子もまた、このような存在でした。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 019 |/
孔子は長い亡命生活を送りましたが、春秋時代末期においては、
亡命はそう珍しいものではありませんでした。
, -―-、、 体制は硬直化する一方、社会は流動化。
/:::::::::::::∧_∧ 既存の枠からはみ出る人は多かったのです。
l:::::::::::::<丶`∀´>
ヽ、:::::::::フづとノ
`~人 Y 陽虎が孔子に仕官の誘いをかけたのも、変革者であったがゆえのことと思われます。
し'(_)
お宝を頂戴したニダ 定公八(紀元前502)年に、魯の国宝である宝玉と大弓が盗まれるという
事件が書かれています。折しも陽虎が失脚して魯を去った年。
この二つの事件の関連は…?
8874 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:29:29 ID:zf3Cx2x.
Λ_Λ 19/30
(・ω・`) 実は、盗んだのは陽虎でした。犯人が分かっているのに、なぜ名を出さないのか。
_φ___⊂)__ 「盗」とは何でしょうか。
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 前述したように、傍目には、孔子と陽虎は似た者同士でした(ともに三桓の勢力を弱めようとした)。
| 020 |/ それゆえ、孔子の批判者は、孔子を叛逆者としています
(事実ではないでしょうが白公勝(※11)との話があります)。
【叛乱中】
/ )/)
/ ソ 孔子もまた、亡命中は「盗」でした。
⊂ う 「殺すもの罪なし」とされる「群不逞の徒」です。
( ).∧_∧ 父の仇!! 聖人たる孔子が…と思われるでしょうが、体制からみれば、ということです。
V''`と(*・ω・)
と ,イ ノ,,ノl
lヽlヽ / ,_ づ ( )
( ) (ノ´ ⊂ く
と___⌒つう と 、 _ r''′
↑白公勝(白起の先祖説あり)
8875 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:30:15 ID:zf3Cx2x.
Λ_Λ 20/30
(・ω・`) ここで、鄭の事例が挙げられています。
_φ___⊂)__ 一つは、亡命先の宋で公子子臧が殺害された事件(僖公二十四(紀元前636)年)。
/旦/三/ /| もう一つは、西宮で子駟・子国(子産の父)・子耳が殺害された事件(襄公十(紀元前563)年)です。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 後者は「子産」の中盤の山場ですね。
| 021 |/
___ 子臧の殺害犯については、名は不明です。
∧_∧ こちらは「盗」が何者であるかではなく、殺害理由の考察です。
V.| .|V 華美な服装が…とされていますが、その背後に巫祝集団の存在(軽視できない組織力がある)が。
, -―--.<>()<> --―-.、
////////|| ∧ ||//////∧
|//,v^v.//|∧|i|∧|//,v^v//| 子駟達の殺害犯は名が知られています。
V《〉[]〈》/||)8()8(||/,《〉[]〈》/ 彼らは宋に亡命し、数年後に、(相当の財物と引き換えに)鄭に引き渡されて処刑されました。
┌><二_\il/_二><┐ 鄭が引き渡しを求めなければ、彼らの亡命は、単なる移住でした。
〔》γ⌒))≪〔!_i〕≫((⌒ヽ'《〕
└‐---´======`----┘
華美な服装…鷸冠(いつかん)
AAは王冠だけど、春秋時代な目で見ると鷸冠だよ!
8876 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:30:58 ID:zf3Cx2x.
Λ_Λ 21/30
(・ω・`) 白川説によると、盗(旧字は盜)は、器中に水を注ぎ罵詈を加える形。
_φ___⊂)__ 血盟に水を注いで盟約を破棄する=従来の社会的秩序からの離脱者である、
/旦/三/ /| ということです。いわゆるこそ泥の類ではありません。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 022 |/
春秋時代には、工商の身分の人々が徐々に力をつけてきました。
史上に名を残した商人もいますし、王子朝の乱(※12)においては、
, -―-、、 それらの人々が王子朝を支えました。
/:::::::::::::∧_∧ 工の人々から後の墨家が生じたのではないかと思われます。
l:::::::::::::<丶`∀´>
ヽ、:::::::::フづとノ
`~人 Y 孔子と奴隷制とのかかわり(奴隷解放者か否か)については…
し'(_) そもそも、奴隷の存在とマルキシズムでいう奴隷制とは別物ですし本書においても否定的です。
, -―-、、
/:::::::::::::∧_∧
l:::::::::::::<丶`∀´>
ヽ、:::::::::フづとノ ウ…ウリはこそ泥ではないニダ!
`~人 Y
し'(_) ウリもこそ泥ではないニダ!
8877 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:31:42 ID:zf3Cx2x.
22/30
Λ_Λ 亡命時の孔子と弟子達は「群不逞の徒」でした。
(・ω・`) ただ、亡命前の時点で「群不逞の徒」は入り込んでいました。
_φ___⊂)__ 子路や漆雕開(※13)がそうです。彼らは侠者というべき存在でした。
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 023 |/ 亡命前の弟子達は、礼楽を学んで仕官を…
という者が多かったと思われます(子路が季氏の宰になったように)。
亡命生活にあってはそれは望めなくなりますが、師弟の関係は深まり、思想の純度をも高めました。
∧__∧ 「所与の世界」を脱したことで、思想の自由を得たのです。
(`・ω・)
.ノ^ yヽ、
ヽ,,ノ==l ノ それはやむことのない自己追及。
/ l | 「力足らざるなり」と嘆く若い弟子に「今、汝は画れり」と叱咤する。
"""~""""""~"""~"""~" そうして至った境地が「七十にして己の欲する所に従うて矩を踰えず」。
子路です…先生が不遇です…
子路です…冠のひもはきちんと結ぼうね!
顔回に先立たれ孔子自身も亡くなるとその集団は分裂しますが、
∧__∧ すべてが失われたわけではありません。
(`・ω・´) その思想の系譜は、様々な形で思想史上に大きな影響を与えたのです。
.ノ^ yヽ、
ヽ,,ノ==l ノ
/ l |
"""~""""""~"""~"""~"
漆雕開です…仕官したくないでござる!
漆雕開です…先生とずっと一緒でござる!
8879 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:33:06 ID:zf3Cx2x.
23/30
Λ_Λ 第四章 儒教の批判者
(・ω・`) 「批判とは自他を区別することである」。
_φ___⊂)__ 前章までは孔子の生きた春秋時代(以前)について語られましたが、
/旦/三/ /| 本章・次章は、孔子死後の、戦国時代における諸思想の展開について語られます。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 024 |/
まず、墨子。
__ 「兼愛」「非攻」など、儒とは真っ向から対立しているように見えますが、
__ / ./) __ 成立途上においては儒に近い面もありました。
/ ./) 三三)/) / ./) (儒家は巫祝、墨家は工というように、ともに下層から生じた思想)
三三)/) ∧,,∧ ∧,,∧ 三三)/) 独自の思想を形成していく中で、儒との相違点が明確化します。
三三)/ (´;ω;) (;ω;`) 三三)/
∧∧ と φ) .( つφノ ∧,,∧ 墨家といえば、「墨守」という言葉があるように、
( ´;ω)/⌒/⌒/ ̄/⌒/⌒/ ̄(ω;` ) 「非攻」を実現するための堅い守りが有名ですが、工から生じたのであれば、
/ _∧,,∧口 ∧,,∧ ⌒ □と_ ヽ その高い技術力も腑に落ちるというもの。
(/( ´;)η口(;` )/⌒/ /_ノ また、強い団結と厳しい規律が、その特徴として挙げられます。
∥ ̄(l ノ  ̄( ノ ̄ ̄ ̄|| その思想的展開の中で、墨家は、天下を意識するようになります。
__`ー‐' `ー‐'
/ ../) __
三三)/) / ./)
三三)/) 三三)/)
三三)/ 三三)/ うう…防御兵器の設計の締切が…
8880 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:34:00 ID:zf3Cx2x.
Λ_Λ 24/30
(・ω・`) そして、墨の批判者という性質を持った、孟子が登場します。
_φ___⊂)__
/旦/三/ /| …孟子は「亜聖」と言われるように、儒教においては、孔子以後で最大の存在です。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | しかし、儒家の正統かというと、そうとも言い切れないのです。
| 025 |/ (キリストに対するパウロの如き存在、という感じ)
孟子は仁義を併称しましたが、「義」は、実は墨家が重視した概念です。
∧__∧ つまり、孟子は儒家を批判した墨家の再批判を行っていたのです。
Team(`・ω・) 儒
.ノ^ yヽ、
ヽ,,ノ==l ノ ときは戦国時代。
/ l | 春秋戦国時代(または東周時代)と一括りで語られることも多いですが、
"""~""""""~"""~"""~" 世界観は大きく変質していました(ここで、ノモス(※14)という哲学用語が出てきます)。
孟子は諸国を遊説する際、 儒家は孟子・荀子によってノモス的世界に対応しましたが、
従者数百人を従えていたと 墨家は対応できずに滅んだ、と。
いわれる
8881 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:34:36 ID:zf3Cx2x.
Λ_Λ 25/30
(・ω・`) 秩序を重んじるノモス的世界。そこには個人の自由の存在する余地はありません。
_φ___⊂)__ 自由を得るには、体制から出てひたすらに自己追及するのみ。
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 026 |/ この点において、荘子こそが、孔子の思想を最も正しく継承している…と言えます。
∧_∧ 「荘子」においてしばしば描かれる、孔子を超えてゆく顔回。
( ´・ω・) それは、イデア(※15)を探求する者の姿です。
//\ ̄ ̄旦\
// ※\___\
\\ ※ ※ ※ ヽ 荘子とくると、老子ですね。
\ヽ-___--___ヽ 「老荘思想」と言われるように老子(※16)が先にきますが、
実際の成立時期は、荘子の方が早いようです。
こちらは、ノモス的世界に背を向けた、いわば無の境地です。
回、益せり。 回、仁義を忘れたり。 本書では「敗北の哲学」と表記されています。
回、益せり。 回、礼楽を忘れたり。
なお、本章の最後に、孔子と荘子がともに宋にゆかりのある者ということに言及されています。
回、益せり。 回、坐忘せり。
8882 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:35:15 ID:zf3Cx2x.
26/30
Λ_Λ 第五章 『論語』について
(・ω・`) 「論語」の文章は簡潔です(現代語訳でも1ページを越える節はわずか)。
_φ___⊂)__
/旦/三/ /| その多くは「○○曰く」で始まる対話調ですが、
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 特に孔子のそれは、そのまま格言たり得るものである、といいます。
| 027 |/ 続けて、「孟子」「墨子」「荘子」「老子」等の文章の比較。
本書においては、「荘子」が(思想的文章として)最も高く評価されています。
∧,,∧ ∧,,∧
(´・ω・) (´・ω・)
[(っ⌒/⌒o_ [(っ⌒/⌒o_ 儒家は、孔子の死後、いくつかの流派に分かれました。
|\⌒''⌒∧,,∧ |\⌒''⌒∧,,∧ ...zzZZ 批判者による評価とはいえ「腐れ儒者」と言いたくなる輩も少なからずいたようです。
|| || ̄ (´・ω・) || || ̄ (´-ω-)
|| [(っ⌒/⌒o_ || .[.(っ⌒/⌒o_ さて、「論語」はどのようにして編纂されたのでしょうか。
|\⌒''⌒∧,,∧ |\⌒''⌒∧,,∧
|| || ̄ (´・ω・). || || ̄ (´・ω・)
|| [(っ⌒/⌒o_ || [(っ⌒/⌒o_ 「論語」において、孔子以外で「○子」と呼ばれている(…師とみなされる)のは、
|\⌒''⌒ \ |\⌒''⌒ \ 有子(有若)・曾子(曾参)です。
|| || ̄ ̄ ̄ ̄|| || || ̄ ̄ ̄ ̄|| しかし、彼らは孔子最晩年の弟子であり、
師との接点はさほどではありません。
子曰く、「○○」 子曰く、「△△」
8883 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:35:50 ID:zf3Cx2x.
27/30
Λ_Λ 有力な弟子と言えば、中島敦「弟子」の主人公でもある子路、
(・ω・`) 唯一継承者たり得る存在であった顔回です
_φ___⊂)__ (あと、世俗的なつながりという意味では、子貢も)。
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 028 |/ 「論語」は、次のようにまとめられたのではないかと推定されています。
一 亡命生活を共にした子路・顔回がまとめた記録
__ 二 孔子の死後、喪に服しつつ子貢がまとめた記録
__ / ./) __ 三 最晩年の弟子で初期の有力者であった子游・子夏・子張の派の資料
/ ./) 三三)/) / ./) 四 前出の有子・曾子の派の資料
三三)/) ∧,,∧ ∧,,∧ 三三)/)
三三)/ (´;ω;) (;ω;`) 三三)/ 以降、魯以外の諸国で加えられた説話等も含まれます。
∧∧ と φ) .( つφノ ∧,,∧ __
( ´;ω)/⌒/⌒/ ̄/⌒/⌒/ ̄(ω;` ) / ./)
/ _∧,,∧口 ∧,,∧ ⌒ □と_ ヽ 三三)/) 現在の形の「論語」が成立した時期ははっきりしていません
(/( ´;)η口(;` )/⌒/ /_ノ 三三)/) (孟子や荀子の時代には原型はあったかも知れません)が、
∥ ̄(l ノ  ̄( ノ ̄ ̄ ̄|| 三三)/ 孔子存命中から数百年にわたる思想の変遷が一緒くたにまとめられている、
__`ー‐' `ー‐' ということです。
/ ../) __ (それゆえ整合性が取れない個所もある)
三三)/) / ./)
三三)/) 三三)/)
三三)/ 三三)/
これが顔回の…これが子路の…
これが…これが…
これは…たれのだっけ…
8884 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:36:26 ID:zf3Cx2x.
Λ_Λ 28/30
(・ω・`) 統一に向かう(社会がノモス的なものになってゆく)中で、
_φ___⊂)__ 儒家の思想は政治的に都合の良いものに変質していきました。
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 「石径の果て」の陸賈、「満天の星」の叔孫通、賈誼、董仲舒。
| 029 |/
彼らの志はともかくとして、個々人の精神の自由はどこにあるのでしょう。
∧__∧
(`・ω・) これは、単に古代の話ではありません。現代は、当時と比べてもさらに
.ノ^ yヽ、 巨大なノモス的な社会と化しているわけですから。
ヽ,,ノ==l ノ
/ l |
"""~""""""~"""~"""~" 1972年の元旦に、著者が台北の聖廟を訪れたくだりをもって、
本書はしめくくられています。
陸賈です…高皇帝(劉邦)に「新語」を 太古の日本と中国の精神を探求し続けた著者らしい場面です。
献じました…
∧__∧
(`・ω・´)
.ノ^ yヽ、
ヽ,,ノ==l ノ
/ l |
"""~""""""~"""~"""~"
叔孫通です…いろいろがんばったんよ…
8885 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:36:58 ID:zf3Cx2x.
Λ_Λ 29/30
(・ω・`) まとめ
_φ___⊂)__ ○孔子は、親の名も知れぬ下級の巫祝階級の出身と考えられる。
/旦/三/ /| 葬祭に関わる中で様々な教養を培った。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ○改革者たらんとしたが、挫折して亡命を余儀なくされた。
| 030 |/ 当時、亡命者は「盜」と呼ばれ、体制の外におかれた。
○その挫折と長く苦しい亡命生活が孔子の思想を発展させた。
しかし、顔回の早世もあり、孔子の死後、儒家は諸派に分かれた。
○墨家は儒家の批判者。その再批判者が孟子。
○主に孟子・荀子によって、儒家はノモス的社会に適応していった。
○(本書においては)真の意味で孔子の思想を継承するのは荘子と考えられる。
○「論語」は、孔子の死後数派に分裂した儒家が残した資料をまとめたもの。
8886 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:38:24 ID:zf3Cx2x.
30/30
Λ_Λ 関連する人名・事件等
(・ω・`) 自分の興味で注を付けたのでややアンバランスですが…
_φ___⊂)__
/旦/三/ /| ※01 季札…呉王・寿夢の少子。鄭の子産と並ぶ春秋時代屈指の知識人で、
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 君子の中の君子と評されました。彼が呉王の使者として中原諸国を
| 032 |/ 巡ったとき(紀元前544年)にいくつかの予言をしていますが、
それらはことごとく当たったといいます。
魯…叔孫豹の末路を予言(まともには死ねない→庶子の牛に欺かれ餓死させられた)。
古の舞曲を聴き、そのすべてを言い当て、適切に評した。
斉…晏嬰に、いったん政権から距離を置くよう話す。
(その後内紛が生じ、その収拾後、晏嬰は宰相となる)
鄭…子産とは旧知の如き親しさを示す。
内紛の後、子産が執政(宰相)になると話す。
衛…賢大夫が多く、心配はいらないと話す。
(衛は始皇帝による統一まで存続。
また、他国で活躍したが、戦国時代には呉起、商鞅という異才を輩出)
鐘の音から、孫林父の傲慢さを指摘(以降、孫林父は生涯音楽を楽しまなかった)
晋…政権が(当時は、他に范・中行・知氏も有力であったにもかかわらず)
韓・魏・趙の三氏に帰することを予言。
※02 世家…史記においては、周~前漢の間の諸侯の伝記を指します。
孔子は後に様々な称号を贈られています(諸侯や王にもなっています)。
※03 三桓…春秋時代初期の君主・桓公の子を初代とする三氏(仲孫氏、叔孫氏、季孫氏。
(桓公の次の)荘公の同母弟を初代とする季孫氏が最も栄えた)。
代々魯の大臣の地位を独占していました。
※04 子貢…氏名は端木賜(たんぼくし)。弁舌に優れ、政治家・事業家としても知られています。
○陳舜臣「中国傑物伝」に子貢の項があります。
○富豪として、「史記」の「貨殖列伝」に名が記されています。
○外交官として、一人で国際情勢を動かしています(子貢、一たび使いするや、
勢いをして相破らしむ。十年のうちに、五国各変あり)。
○「孔丘」にも異質の人物、として登場しますが、
終盤、残り100ページを切ったところでの初登場です。
※05 周公…畿内の諸侯の称号ですが、通常、周王朝初期の周公旦(武王の弟。
魯の初代君主・伯禽の父)を指します。太公望(姜姓。斉の初代)・召公
セキ(*02)(キツ(*03)姓。燕の初代)と並ぶ、周王朝建国の功臣の一人です。
殷王朝を滅ぼして間もなく武王が崩じると、摂政として幼少の成王を補佐し、
成長後は大政奉還をしています。
*02 セキ(機種依存文字)…爽の××のところが百
*03 キツ(機種依存文字)…女に吉
8888 : ◆IuH5dBO4yw : 2021/02/20(土) 14:38:59 ID:zf3Cx2x.
※06 高宗…殷の武丁。疾を卜する資料から、言語障害があったとされています。
この王の頃から体系だった文字資料の出土がみられることから、
この時代に文字の原型が作られたと考えられています。
上述の「沈黙の王」の主人公でもあります。
※07 雨乞いを行う王…よく知られるのは、殷の初代の湯王です。
九年にわたって続いた旱魃のとき、自ら犠牲となって雨を祈りました
(このときは無事に雨が降り、湯王は助かりました。さすがは聖人といったところでしょうか)。
「天空の舟」の終盤にこのくだりが描かれています。
※08 口(サイ)…白川説の根幹をなす要素です。
多くの字に「口」が含まれていますが、これらは「口 くち」ではなく、
「口 サイ(ふたの付いた、祝詞をおさめた器)」であると解します。
※09 崔杼、その君を弑す…斉の崔杼が自邸で君主を殺害した事件について、
大史(長男)がこう記録すると、崔杼は大史を殺し(て、その記録を変えようとし)ました。
しかし、大史の弟(次男)も、その弟(三男)も同様に記録しました。
崔杼は二人も殺しましたが、その弟(四男)も同様に記録したため、
ついにその記録は変えられませんでした。
…これには続きがあって、大史の四兄弟がみな死んだと聞いた南史(大史の補佐)は、同様に記録して都に向かい、
四男が生き残っ(て、「崔杼、その君を弑す」と記録され)たことを知ると帰ったそうです。
※10 共和…レイ(*)王の時代、王が言論弾圧等の圧政を敷いたために追放されると、
二人の大臣が「共」に「和」して政務を執った(または「共」伯「和」という大臣が政務を執った)時期を指します。
紀元前841年~紀元前828年。
*04 レイ(機種依存文字)…がんだれに萬
※11 白公勝…楚の平王の孫、太子建の子。
太子建が楚を追われ、亡命先の鄭で殺された後、楚に帰国して白公と称します。
父を殺した鄭への復讐を企て、叛乱を起こし(て、楚の令尹の子西を殺し)ましたが、敗死。
「韓非子」等に、その復讐心の凄まじさが描かれています(伍子胥の影響?)
※12 王子朝の乱…昭公二十二(紀元前520)年に始まる周の後継争い。
王子朝は庶子でしたが器量はかなりのものであったようで、
晋なども巻き込む大乱となりました(残党も含めると終結までに十年以上かかっています)。
「老桃残記」で描かれています。
※13 漆雕開…しっちょうかい。「孔丘」では漆雕啓、字を子開としています。
「論語」などでの登場は少ないですが、初期の弟子なだけに「孔丘」では出番が多いです。
※14 ノモス…古代ギリシアにおいて用いられた社会概念で、法律、礼法、習慣、掟、
伝統文化といった規範を指します(Wikipediaから)。
※15 イデア…もともとは、ものの「姿」や「形」を意味する言葉。
プラトン哲学におけるキーワード的概念。
※16 老子…周を去る時に、関所の役人に乞われて「老子」を書き残したとされています。
若き日の孔子がそのもとを訪れたという話がありますが、いつ頃の人物かもよく分かっていません。
「孔丘」では、孔子が成周に行き老子に学ぶというくだりがあります。
(ただし、「老子」の著者ではない、としています)
なぜ叔梁「コツ」が機種依存文字で漆「雕」開はOKなのか…
あれ? 文庫本一冊の紹介なのに、上下巻の「沙中の回廊」(の紹介)より長くなっている…。
「孔子伝」の紹介は以上です。ご覧いただき、ありがとうございます。
∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧
(´・ω・) (´・ω・) (´・ω・) (´・ω・) (´・ω・) (´・ω・)
(っ=川o (っ=川o (っ=川o (っ=川o (っ=川o (っ=川o
 ̄ ̄`ー―′ ̄ ̄`ー―  ̄ ̄`ー―′ ̄ ̄`ー―′ ̄ ̄`ー―  ̄ ̄`ー―′ ̄
乙でした
適度に挟まれているまとめが
部分的に興味を持った人にもどこを読んだらいいか分かり易い感じになっているとは思います
……やっぱり文字が多い気はするけどw
乙です。
儒教は中国と日本に強い影響を与えた学問だと思いすぐ。
儒教から朱子学、陽明学へ発展した認識だけど
儒教はうさんくさい変な学問ではなくまっとうに
人はどうあるべきかを説いているイメージ
乙。
叔孫通さんはマナー講師として本当に頑張ったよね…。
3/12
,、-‐==ニニニニ = ;、
,ィ,´,r'´, ー二``,ニ三イヾ、 序盤は長期連載になると思っていなかったのか
/ィ彡三 _,,ニニニニ二三ゞ;、ゞ`ヽ
k;r'"´ ̄ ゙iミ、 ヾ゙! 結構首をかしげるような描写も散見されますが、そこはご愛敬
jミ,! _ _ lミゞ, ゙!
lミl ´ ̄ _,, -一 |ヾ 、`| 中盤になると色々と自由になったのか、
ヾ| '´ `'ー- , ´_,,、z=ニゝ、 i!ミゞ !
i| ,イ三ニj i,jrー'゙、_,,,__ ` {ミリ´ヽ オリジナル兵器も出てくる世界になります
i} ,ィェン ゝー'-' `` iミ/イj j
l,j ー'´i ;::. ` ´ /゙イ/,/ 地上●●に対空地雷、無線操縦航空機などなど
ヽ 」 ;::. ,;、 ,' ,レ' ノ
l ´ゝ-ー'´ ,' 「i´ 前二つは実用化されていませんが(*余談参照)、
i , __,,、、-一 ゝ ! ゙i
ヽ ' ´ ー一 ,イ ト、 無線操縦の航空機はドローンと考えると・・・
\ / ,! / lヽ
_」 \ _,_ ,,/ // ,! `i'ー- 「武器の可能性というのはアイデアだ。
_,,.、-‐'"/ ゝ、 ヽ ,.'´ / l
,,.、-‐'" / / \ _ , - '´ / | 性能を満たすのは技術の問題だ。」
, / / /´`\ / |
という作中の台詞が思い出されます
4/12
,ィ / ヽ
/ {! __/, ィ i ヘ
ヽ.__ / {! i このように名言/含蓄のある台詞の多い作品でもあります
ィ≦" / i i ヾ:、.___,ノ , }
〃´ / ,イ ヾ:、 :、 __ `¨フーァ一' __ ;ノi、 個人的に一番好きなのは、出入り商人のマッコイ爺さんの台詞
. { / ィ !:、 `ヾ辷彡' ,彡、 { γィ-ヽ =彡 }
. 廴,.ィ" /ヽ ヾミ=-彡'´,ィ/丶、ヾ;ヽ、{ /ヾ: ト、_,ノ 「金さえ払えば、クレムリン宮殿だって持ってきてやる」
Y´/ イ i´ `ヾ:ミュヽ ;イィ≠モテ ` ヾ / ム `ヽ
弋ヾ. 爪 キ 斗モt イ  ̄´`¨丶 _,イ_ノ / `ヾ } 東西冷戦当時にしか通じないネタでしょうが、
`ー≧={≡:、 `¨'/{ミ ) 、 ゙ ト.ィ:、 N ノ
ヽ. ヽ、ソ {! イ二)ヽ /ヾ; 爪 ノソ 商人としての誇りと自信を一言で表す名言です
`ーァ'ヘ、 ム廴,ノ,ィ´ } イ ソ ノィくノイ
{ イ`丶 i `ゞ-'_ __゙ゝj} ム才i´ \ なお、そんな彼をして「仕入れ不可」と呟かせるものが・・・
ヾ _{廴_ヾ:ミ:、ヾ¨二,, ヾ,イ j ヾ:.、 __
 ̄ ¨7`ヽミ._  ̄ / / / Ⅵ////7…‐-:、
_../ `ーt=彡 ,′ ,′ ,ィ≡≡=ゝ//// / ,.ィ;\
,.ュ≦//ム匕⌒≧ュ、 ヽ i / _ノ |/////////イ ,′ 〃´ ヽ
8623 : ◆osICeyh9rk : 2021/02/20(土) 09:33:07 ID:jLiw/JA.
5/12
,、-‐==ニニニニ = ;、
,ィ,´,r'´, ー二``,ニ三イヾ、
/ィ彡三 _,,ニニニニ二三ゞ;、ゞ`ヽ ちなみに、この無線操縦航空機の強さはどんなものかというと
k;r'"´ ̄ ゙iミ、 ヾ゙!
jミ,! _ _ lミゞ, ゙! エリア88メンバー>(敵)無線操縦航空機>(味方)政府軍ヘリ
lミl ´ ̄ _,, -一 |ヾ 、`|
ヾ| '´ `'ー- , ´_,,、z=ニゝ、 i!ミゞ ! と設定されています(真達はヘリを守るのが任務)
i| ,イ三ニj i,jrー'゙、_,,,__ ` {ミリ´ヽ
i} ,ィェン ゝー'-' `` iミ/イj j 多分、機材だけなら敵側の大赤字なんですが、
l,j ー'´i ;::. ` ´ /゙イ/,/
ヽ 」 ;::. ,;、 ,' ,レ' ノ 味方ヘリのパイロット育成コストを加味すると・・・
l ´ゝ-ー'´ ,' 「i´
i , __,,、、-一 ゝ ! ゙i という割と闇を感じる描写になります
ヽ ' ´ ー一 ,イ ト、
\ / ,! / lヽ (専門スキル持った)人間が一番お高いよ(色々な意味で)、
_」 \ _,_ ,,/ // ,! `i'ー-
_,,.、-‐'"/ ゝ、 ヽ ,.'´ / l というのはこの作品でその後も触れられます
,,.、-‐'" / / \ _ , - '´ / |
, / / /´`\ / |
6/12
,、-‐==ニニニニ = ;、
,ィ,´,r'´, ー二``,ニ三イヾ、
/ィ彡三 _,,ニニニニ二三ゞ;、ゞ`ヽ そして、盤外では主人公の元親友たる神崎が
k;r'"´ ̄ ゙iミ、 ヾ゙!
jミ,! _ _ lミゞ, ゙! 自らの野望のために暗躍を始めます
lミl ´ ̄ _,, -一 |ヾ 、`|
ヾ| '´ `'ー- , ´_,,、z=ニゝ、 i!ミゞ ! 正直、この人の行動力と才能も半端ないと思います
i| ,イ三ニj i,jrー'゙、_,,,__ ` {ミリ´ヽ
i} ,ィェン ゝー'-' `` iミ/イj j 多分、この人視点で書くと
l,j ー'´i ;::. ` ´ /゙イ/,/
ヽ 」 ;::. ,;、 ,' ,レ' ノ いわゆるRTAとかなろう系チート物語になるのでは?とも
l ´ゝ-ー'´ ,' 「i´
i , __,,、、-一 ゝ ! ゙i
ヽ ' ´ ー一 ,イ ト、
\ / ,! / lヽ まあ、それはともかく
_」 \ _,_ ,,/ // ,! `i'ー-
_,,.、-‐'"/ ゝ、 ヽ ,.'´ / l
,,.、-‐'" / / \ _ , - '´ / |
, / / /´`\ / |
8625 : ◆osICeyh9rk : 2021/02/20(土) 09:34:09 ID:jLiw/JA.
7/12
,、-‐==ニニニニ = ;、
,ィ,´,r'´, ー二``,ニ三イヾ、
/ィ彡三 _,,ニニニニ二三ゞ;、ゞ`ヽ 中盤も終わる頃、諸事情があって中東を離れた真は
k;r'"´ ̄ ゙iミ、 ヾ゙!
jミ,! _ _ lミゞ, ゙! アフリカでの出来事に関わっていくことになります
lミl ´ ̄ _,, -一 |ヾ 、`|
ヾ| '´ `'ー- , ´_,,、z=ニゝ、 i!ミゞ ! ちなみにここで知己を得る大統領について
i| ,イ三ニj i,jrー'゙、_,,,__ ` {ミリ´ヽ
i} ,ィェン ゝー'-' `` iミ/イj j 冷静に考えると割とあれな人なのでは? と後で思ったり
l,j ー'´i ;::. ` ´ /゙イ/,/
ヽ 」 ;::. ,;、 ,' ,レ' ノ
l ´ゝ-ー'´ ,' 「i´
i , __,,、、-一 ゝ ! ゙i ここでの真は戦闘機パイロットではなく、
ヽ ' ´ ー一 ,イ ト、
\ / ,! / lヽ 歩兵として描かれます
_」 \ _,_ ,,/ // ,! `i'ー-
_,,.、-‐'"/ ゝ、 ヽ ,.'´ / l
,,.、-‐'" / / \ _ , - '´ / |
, / / /´`\ / |
8/12
_ /` - =、、、、,,_,z、_,,,,,、、、、、-
';,o''; ,,. ii!
、/'; '; ,..../ ̄ ̄~"':,
'; '; (_))_)i;;![  ̄ ""^,ー,-、
. '; ';-、、、、、、、、、、、i,.,.'i ~" ..,,,___ `ー'-、 >、
ヒ_ t=== /;:;:( (;:;:) `ー,‐" ,,;;;: ft ドドドド
~~""""'''''''''ー--、__(_)..,,___) ,";;;;ノ/
 ̄”””"""ー'- >- ─ 、、、 dom
`Y"  ̄ - i 、 , v!, dom
、(;:;:;,;:),:;:;);:);:、
泥臭い密林での歩兵としての描写は、また違った風景を見せてくれます
序盤では(敵無線操縦航空機に狩られる側)守られる対象として描かれた戦闘ヘリ
それが敵に回った場合の脅威もしっかり描かれます
その能力は(対空ミサイルを持たない)歩兵相手なら圧倒的です
*アフガニスタンでスティンガーが活躍し始めるのはちょうどこの頃です
状況が変われば、見方も変わる。その典型例でしょう
9/12
,、-‐==ニニニニ = ;、
,ィ,´,r'´, ー二``,ニ三イヾ、
/ィ彡三 _,,ニニニニ二三ゞ;、ゞ`ヽ そして終盤戦。スケールは更に巨大となり、
k;r'"´ ̄ ゙iミ、 ヾ゙!
jミ,! _ _ lミゞ, ゙! 国家規模の紛争に絡むことになります
lミl ´ ̄ _,, -一 |ヾ 、`|
ヾ| '´ `'ー- , ´_,,、z=ニゝ、 i!ミゞ ! 仕掛け人の神崎さんパネェ
i| ,イ三ニj i,jrー'゙、_,,,__ ` {ミリ´ヽ
i} ,ィェン ゝー'-' `` iミ/イj j とかそういうことへの突っ込みは無粋です
l,j ー'´i ;::. ` ´ /゙イ/,/
ヽ 」 ;::. ,;、 ,' ,レ' ノ 出てくる兵器も、もはや箍の外れたものになります
l ´ゝ-ー'´ ,' 「i´
i , __,,、、-一 ゝ ! ゙i そういうものだと割り切って
ヽ ' ´ ー一 ,イ ト、
\ / ,! / lヽ 思いっきりエンタメ世界を楽しみましょう
_」 \ _,_ ,,/ // ,! `i'ー-
_,,.、-‐'"/ ゝ、 ヽ ,.'´ / l
,,.、-‐'" / / \ _ , - '´ / |
, / / /´`\ / |
10/12
,、-‐==ニニニニ = ;、 なお、幕間では武器を使わない戦場の様子も描かれます
,ィ,´,r'´, ー二``,ニ三イヾ、
/ィ彡三 _,,ニニニニ二三ゞ;、ゞ`ヽ 外資に対する考え方などは、この時代っぽいなあと思います
k;r'"´ ̄ ゙iミ、 ヾ゙!
jミ,! _ _ lミゞ, ゙! バブルを経た今では日本企業も●●をする側になってますが
lミl ´ ̄ _,, -一 |ヾ 、`|
ヾ| '´ `'ー- , ´_,,、z=ニゝ、 i!ミゞ ! つくづく日本もでかくなったものだと
i| ,イ三ニj i,jrー'゙、_,,,__ ` {ミリ´ヽ
i} ,ィェン ゝー'-' `` iミ/イj j
l,j ー'´i ;::. ` ´ /゙イ/,/ こうした細かい描写もこの作品の魅力の一つでしょう
ヽ 」 ;::. ,;、 ,' ,レ' ノ
l ´ゝ-ー'´ ,' 「i´ 冷静に考えると
i , __,,、、-一 ゝ ! ゙i
ヽ ' ´ ー一 ,イ ト、 航空機パイロットとしての戦い
\ / ,! / lヽ
_」 \ _,_ ,,/ // ,! `i'ー- 歩兵としての戦い
_,,.、-‐'"/ ゝ、 ヽ ,.'´ / l
,,.、-‐'" / / \ _ , - '´ / | 経済戦争としての戦い
, / / /´`\ / |
この3つをサラッとこなしている真も割と超人ですよね
8627 : ◆osICeyh9rk : 2021/02/20(土) 09:34:44 ID:jLiw/JA.
11/12
,、-‐==ニニニニ = ;、
,ィ,´,r'´, ー二``,ニ三イヾ、
/ィ彡三 _,,ニニニニ二三ゞ;、ゞ`ヽ
k;r'"´ ̄ ゙iミ、 ヾ゙! そして、クライマックス
jミ,! _ _ lミゞ, ゙!
lミl ´ ̄ _,, -一 |ヾ 、`| 最後の戦いから神崎との決着まで怒濤のごとく流れ込みます
ヾ| '´ `'ー- , ´_,,、z=ニゝ、 i!ミゞ !
i| ,イ三ニj i,jrー'゙、_,,,__ ` {ミリ´ヽ 今までの流れをこう回収するか~というのは流石
i} ,ィェン ゝー'-' `` iミ/イj j
l,j ー'´i ;::. ` ´ /゙イ/,/ 最後まで熱い流れが続きます
ヽ 」 ;::. ,;、 ,' ,レ' ノ
l ´ゝ-ー'´ ,' 「i´ 古典が古典でありえる素晴らしいものです
i , __,,、、-一 ゝ ! ゙i
ヽ ' ´ ー一 ,イ ト、
\ / ,! / lヽ
_」 \ _,_ ,,/ // ,! `i'ー-
_,,.、-‐'"/ ゝ、 ヽ ,.'´ / l
,,.、-‐'" / / \ _ , - '´ / |
, / / /´`\ / |
12/12
,、-‐==ニニニニ = ;、
,ィ,´,r'´, ー二``,ニ三イヾ、
/ィ彡三 _,,ニニニニ二三ゞ;、ゞ`ヽ 数年前のコミケ88ではカタログ表紙を飾ったのが
k;r'"´ ̄ ゙iミ、 ヾ゙!
jミ,! _ _ lミゞ, ゙! 界隈で話題になりました
lミl ´ ̄ _,, -一 |ヾ 、`|
ヾ| '´ `'ー- , ´_,,、z=ニゝ、 i!ミゞ ! 時を経ても色褪せない名作の証明でしょう
i| ,イ三ニj i,jrー'゙、_,,,__ ` {ミリ´ヽ
i} ,ィェン ゝー'-' `` iミ/イj j
l,j ー'´i ;::. ` ´ /゙イ/,/
ヽ 」 ;::. ,;、 ,' ,レ' ノ (ジェット)戦闘機が好きな方は是非手に取ってみては
l ´ゝ-ー'´ ,' 「i´
i , __,,、、-一 ゝ ! ゙i いかがでしょうか
ヽ ' ´ ー一 ,イ ト、
\ / ,! / lヽ
_」 \ _,_ ,,/ // ,! `i'ー- 以上、ご清聴ありがとうございました
_,,.、-‐'"/ ゝ、 ヽ ,.'´ / l
,,.、-‐'" / / \ _ , - '´ / | -おわり-(余談あり)
, / / /´`\ / |
8628 : ◆osICeyh9rk : 2021/02/20(土) 09:35:13 ID:jLiw/JA.
乙です
乙です。
乙でした
エリア88のメンバーも単に敵機撃墜が得意なキャラだけでなく対地攻撃が得意とかの個性があるのが良かった
グレッグのA-10が最新鋭機とか言ってるのに時代を感じるよね
乙!
エリア88懐かしいな、グラマンX29の独特のフォルム、山の中の基地、ミッキーやグレッグの最期・・・何もかも皆、懐かしい。
乙でした。
F-20が数機しか製造されてなかったと知った時の衝撃。
乙でした。
新谷先生この作品の連載中にB1の件で海外の諜報機関からスパイ疑惑受けてるんだよね
乙
エリア88はその後の主人公たちの話が
その国では伝説とか英雄みたいなかんじで噂語られそうだが
マッコイじいさんはどっかの国の工作員説か複数人説かそもそも架空の人物されそう
とかファンに言われてたな
読書的な小咄91 帰ってきたヒトラー
, -──- 、
/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヘ、
ィ 弋i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヘ 『読者がヒトラーを笑うだけでなく、
/ソ ` ¨弋i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}
/i:i|  ̄ \i:i:i:i:| ヒトラーと一緒に笑うことを可能にしている。』
{i:i/ ヽi:i:|
∨ _r' ̄≧i ≦ ̄`ヽ .}:i/
{ j =く総フ ム統ニ= Y⌒}
‘, `¨¨´/ `¨¨´. | 7.7 『読者をヒトラーと同一視させるだけでなく、
| /_ _ト、 i!/./
, - ──- 、/fi:i:IiI刻 ヽ y-´ ヒトラーの重要性を普遍化している。』
/ r'^Y^Y⌒ゝ≠,‐=‐-ヽ /
八 I I 7 7У ̄) 人
/| `ー'ー'ー'ー'´`- ´_ , イ´ノ
/i:i:i:i:ヘ |:::::〉》\__,>´ \ アメリカの新聞紙 The Forward よりDeepL翻訳を経て抜粋
_/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:へ__ノ:>´::::::.\/`ト、 ミヽ、 ttps://forward.com/culture/171112/rebooting-the-fuehrer/?p=all
/i:i:i:Ⅵ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:>´ ‘〈ィミx |\ヘ、
|i:iⅣi:i:Ⅵi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∨\\_ ‘,マム. i! \ニ=‐-_
li:i:iⅣ:i:i:i:Ⅵ.ixixixix.∨ \ / ‘,マム. |. \ ≧z
Ⅶ:i:iⅣxixixixixxixi∨._. \\ ‘,マム| / | `ヽ
|i:iⅦi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∨} \\ ‘,マ 〉  ̄/. | /〈
仁i:i:Ⅶxixixixix// О. \\ .‘,/ / | ./ ∧
∨仁i:i:i:i:i:i:i://  ̄⌒ヽ_ ― 、 \\/ ./\. .|/ ∧
∨i:i:i:i:i:i:/ / | | \. \\ / \ /. ∧
_,,..、、、、、..,,_
、-''".:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.: `丶、
//.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\.:.:.:.:.:`、
.:'.:.:.:.:.:.:.:|..|.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:. /. `、 小説 『』 をご紹介します
/.:.:. |.:.:.:.:.:|.:| | ∨ /:.:.:. __
.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:|./.:.:.:|.:\.:.:.:|.:.:.:∨.:.:.:..〈 / / 現代ドイツに甦ったヒトラーを主人公とした、風刺・コメディ小説です
i______r---  ̄ ̄ ――:|.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:|_/
|.:.:. .:.| __ ________|.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:|_〉
|:.:.:.(.:| |'//| | //| |.:.:.:.:|⌒Y.: |」 著 Timur Vermes(ティムール・ヴェルメシュ)
| .:.:.: j  ̄ `  ̄ /⌒( 八(
 ̄:八 __ --く| (Amazonアドレスが変になってて貼れないのでご容赦)
个 .,_ ヽノ イ.:./:ノ
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厂| | |// ロ'⌒ \ 本国ドイツでは、なんと1400万部以上を売り上げました
/ || |// |.:| | ヽ
ノ .|| /:::::/ L( / | ※参考:日本での書籍歴代トップは800万部
.
/i:i:i:i:i:/i:i:i:,.斗*''”i:i:i:i:i:i:≧x
/i:i:i:i:i:irくi:_:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\
{/i:i:i:i:i\:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iニ=-i:i:i:i:, 甦ったヒトラーは、現代社会の問題に触れていきます
/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〉`⌒”¨“ ''*、i:iく \i:i,
{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/´ \ヽ Ⅵ:,
Ⅵi:i:i:i:i:i:i:{ ヽ .}i:i:} あるときは、誰得なテレビ番組に呆れ返り
{i:i:i:i:i:i:i:/ ‐- };, .ji:i:}
r 、i:i:i:i.′ /., `´}i} }_}丿 あるときは、政治家&クリーンエネルギーに突っ込み
| r ヽi{ .′´ ___,,,..x ヽ .}ノ __ ノ
_}/ } . : :≫=‐=ミvリ ノ ./__ : : { あるときは、ネオナチとやりあい
_,.斗*''“ : : ::{ i:/ ,ゝ=≦迹_XV ∨尨jハ,;
,.斗*''“ : : : : : : : : : :乂_ ´ ̄´ ., 、 ',`" .}
x≦ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ̄} { ハ }____ 社会への小気味良い風刺がたくさん描かれ、
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.: . V} .:;/.ゝr __,,.ィ , : : : :\
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 八 / /{i:乂i:_ji:ハ} , : : : : : : } ドイツ人どころか、日本人としてもすごく同調できます
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ...∧ .′,へニニニ=┐´ / : : : : : : :}
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :..∧ { .{i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ .′.′ : : : : : : \
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \ .; \.-==-イ / :ヽ: : : : : : : : :..} ささいな、しかし誰もがもつ不満に切り込んでいくヒトラーは
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :{:\  ̄ ./ : : :\ : : : :..:... }
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.V⌒ヽ  ̄ ̄ .イ : : : : : : : : : : : :..} 人としての魅力(カリスマ)にあふれています
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.v√{i:≧=-_ イ:i| : : : : : : : : : : : : :}
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :V 〉i:i:i:ハ } : : :| : : : : : : :..} : : : :..}
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:∨i:i:i:i{ 乂_} : : :| r‐==‐ 、.ノ : : : :/ 危険なほどに
_ -=ニニニ=- 、
_ ―,:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\ 映画化もされてる(AmazonPrimeで無料)のですが
`\ /i:i:i:'i:i:i:∧i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ
{i;i;7i:i:/i:i:i:__!-Ⅶi:}_}i:i:i:i:} 、 キモであるヒトラーの心情描写では小説が圧倒的です
乂{i:i7i:i:i:i| _ _, 、|:i:i:i!
/i:i{r 守{'らリ 紗}:i斗 (その映画も、とあるパロディで腹筋を殺しに来ますけど)
 ̄人丶` ' 7'
,}7:ト - イ{、
_/|i:i∧、 > イ/、i:i::ト 「違う、そうじゃない」「お前は何を言ってるんだ」
/' |i:7:∧ 、 ./':::}寸! Y
/ マ! ',:∧ 、.//::::! |! | とヒトラーを笑い、しかしふと気づくと
/ Y:i ',::::::<./:::::, リ .Y
, 、 マ,、',:::::/:::::/ ,}! | ヒトラーと共に現代社会を笑っている
爪.〉'::::::/ 7" !
, 7 | ./:::::::/ .7 |
. 7 |./::::/ . / Y そんな本の紹介でした
, Y::::/ ∧ト |
. / 、 \、 マ 丶 \ |
/ ∧ \ Ⅶ ∨ 、 おしまい
.
以上です
ほんとは「我が闘争」と共産主義との比較とかやってみたかったんです
しかし、ツッコミ所の多いトンデモ本と、ツッコミ所の多い思想を
並べてどうこう比較するなんて心のスタミナ的に無理でした
投稿乙
>>8058
卒論のテーマになりそうな挑戦
投稿乙
ヒトラーはフリー素材
投稿乙でした
ヒトラーと信長は永遠のフリー素材
このノリで「帰ってきたマルクス」とかあれば読んでみたいんですけどね
現代社会をみてカールマルクスは何を思うのか
①
読者投稿 料理的な小咄39 いとこ煮
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/ニニニニニニ\
/ニニニニニニニニニノ___
/ニニニニニニニニニ/ `丶
/ニニニニニニニニア \ \
/ニニニニニニニア ヽ
{ニニニニニニア | │ | 出ちゃいましたねぇ、緊急事態宣言
'ー┬=ニ7'´ | |_八 __| 八 |
| / l イ八___|\| 八ト、/ |八 解除されましたけど
|∠ 八 |ィ爪「 |/爪トく| 「\
│八 从 ヒツ ヒツ リ /|ノ
│ \[\ \ ' 厶イ
│ l\__'⌒ - |
│ l 介ト .イ |
| | ∨| ` T〔 八 |
| │ \く二ニア圦 \ |
ト、 _ _/{
|:i:i:i:i:\ /:i:i:i:i:i:i:}
{:i:i:i:i:i:i:i:} ___ __{:i:i:/⌒ヽ
/ `ヽ/ _ ,, _」:/__ヘ V
. / ̄,:i:} _/ \- 、 /:i:i:i:{:i:i:ヽ} V
/:i:i:i:i:i:i:{/ |:i:i:i:i:i:i:i:i:/ |
<___.:厂 |:i:i:i:i:i:i:/l| |
/ / \:i:i:i:/ | |
. / /, | l | /| \{ >l | 出てしまったなぁ、緊急事態宣言
/  ̄| V \| /レ'l/ |/l | |// l|
/ l レ^V\_{三三、{ 三三 }/レ / 八 解除されたが、
. 〈 | | 〃\ イ / / ヽ
. \ \ { ∥ > 、-=っ//'/ / / 以前から特定警戒レベルなのは変わらないし
. 〈 \ \_ ) {{ /////} ̄_/{ ̄ ̄ /
\ ー{ ((_, |////{/^ー /___ イ 市の緊急事態宣言は21日まで延長中だ
. / \__} |////|〈:i:/{ / }///ハ
〉 / |////|/:i:{ ̄ ̄ ///// |
\_/{ /////,l:i:i:{__/ 〉////|
}__/、 |/////{i:i:i:{___//////|
_)ノ ///// |{:i:i:丶__/、///// 〈
. ,ィニ}
,イニニニ}
ニニニア ___ ____
ニ>''´ `''<ニニニニニア
ア Y`マニニ<
'/. | ハ マニニニ≧-
' V ∧. ハ│ ∨ ̄ ̄ よく言えば緩い、悪く言えばルーズな県民性だからなぁ
|ムイl /ヘ| ト、
|====、∨ /_} l. ハ みなマスクはしてるんだが鼻マスクになってたり
ヘ 八  ̄从ハ. ',
. ヘ\_乂 /_イ. | 買い物などに一家総出で来てたりなぁ…
ゝ ', ⊂ニつ /| |
ヽ ',、 ,イ.│ | 感染状況も県外へ移動し、そこでもらって帰ってきて
ヽ', >. __.ィ │ | 家族や同僚に感染、クラスター化のパターンが多い
〉 `ハ 、 /. |
――ミ__./ニニ〕ト、 ヽ |
____)'ヾニく/ニh、/,, ~''~∨
人〉|ニニハニ/〈‐'´ /
.
②
-----、
/ニニニニニニ\
/ニニニニニニニニニノ___
/ニニニニニニニニニ/ `丶
/ニニニニニニニニア \ \
/ニニニニニニニア ヽ
{ニニニニニニア | │ |
'ー┬=ニ7'´ | |_八 __| 八 | 東北本線一本で東京・新宿に行ける事もあって
| / l イ八___|\| 八ト、/ |八
|∠ 八 |ィ爪「 |/爪トく| 「\ 東京都で働いてる人も多いですからね
│八 从 ヒツ ヒツ リ /|ノ
│ \[\ \ ' 厶イ
│ l\__'⌒ - |
│ l 介ト .イ |
| | ∨| ` T〔 八 |
ト、 _ _/{
|:i:i:i:i:\ /:i:i:i:i:i:i:}
{:i:i:i:i:i:i:i:} ___ __{:i:i:/⌒ヽ
/ `ヽ/ _ ,, _」:/__ヘ V
. / ̄,:i:} _/ \- 、 /:i:i:i:{:i:i:ヽ} V
/:i:i:i:i:i:i:{/ |:i:i:i:i:i:i:i:i:/ |
<___.:厂 |:i:i:i:i:i:i:/l| |
/ / \:i:i:i:/ | |
. / /, | l | /| \{ >l |
/  ̄| V \| /レ'l/ |/l | |// l| 栃木県の潜在的な感染の危険性は非常に高い
/ l レ^V\_{三三、{ 三三 }/レ / 八
. 〈 | | 〃\ イ / / ヽ というのが中の人の見解であり、
. \ \ { ∥ > 、-=っ//'/ / / 我々もそれに賛同するものである
. 〈 \ \_ ) {{ /////} ̄_/{ ̄ ̄ /
\ ー{ ((_, |////{/^ー /___ イ ……思い切ってワクチンが出回るまで
. / \__} |////|〈:i:/{ / }///ハ 投稿内容を県の郷土料理等食べ物ネタ及び小ネタに絞る事にした
〉 / |////|/:i:{ ̄ ̄ ///// |
\_/{ /////,l:i:i:{__/ 〉////| ペスト医師アバターでやっていた県内各所の信仰ネタは当分なしだ
}__/、 |/////{i:i:i:{___//////|
_)ノ ///// |{:i:i:丶__/、///// 〈
 ̄ //// 〈 {:i:i:{ ((_, \ ////\
-----、
/ニニニニニニ\
/ニニニニニニニニニノ___
/ニニニニニニニニニ/ `丶
/ニニニニニニニニア \ \
/ニニニニニニニア ヽ
{ニニニニニニア | │ |
'ー┬=ニ7'´ | |_八 __| 八 |
| / l イ八___|\| 八ト、/ |八 緊急事態宣言は解除されますが
|∠ 八 |ィ爪「 |/爪トく| 「\ コロナウイルスが消えてなくなるわけじゃありませんからね
│八 从 ヒツ ヒツ リ /|ノ
│ \[\ \ ' 厶イ 県内各所の紹介は少々憚られる、という判断となります
│ l\__'⌒ - |
│ l 介ト .イ |
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/、)レ^ヽ
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〈 ' |:i:iУ:i:i:i:ヽ |:i:i:\ ノ{
| |:i:{:i:i:i:i:i:i:i:} _ ノ:i:}:i:i:У:/
| ∨\:i:i/^´ `ー¬{:i:i:/:i:i:i:{
∧ 、i_/ \{:i:i:/:i:ノ
. ∧ `/ /{ { / 、 ゝ ̄ \
. / ∧ { ャ=\ト、/=ミ、 | l \
. / / ∧ \{ ヒ:カ , ヒ:カ 》 /N `ヽ ノ \
. / V / ∧ |(ーi r―┐ /イ,ノ / |
i | { / ∧ |(ヽ_>、、:::_ノ/ { / |
| 丶 ∨,/∧ }///「 、 ̄ァ 、 ) l / }, l という訳でペパロニ!後を頼むぞ!
∨⌒ヽ\!///∧, \_ゝ'<>v)//\ | / /∨
ノ⌒丶 }////l /i:| 「/(三)\ ー{ { / /}
「\\ \_ノ////{ /:i:i:|  ̄i ̄ ̄丶 ー{ // ̄}
. rく ̄\ ヽ 〉////|丶 |:i:i:\ / \ >_ ー { _ノ
. ゝ \ }//////| L:i:i:_/ /i/// Y< }- } レ´ヾ}
{ r`ヽ_jノ //////,〈 \ ーヽ/// {_ `}-ノ 、_ノ
(( ////////// }≧「~~Y^ー~{ ////  ̄ 丶
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///////////:::/:::::l::::::::l:::::::、::::::::\ ////////ヽ
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/ 廴 -=≦二フ
ノ / ー=彡'
-‐  ̄ ̄ `丶 ‐〈 _、<
/ ) / . , ´
、 - ` / / / , ,:´ ,イ 'く}
/´ 、 { : ! { ,〈ハ /
{ _ ヽ _,,,..........--‐{ ,〈 . /
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Y::::::;ハ::::::::::::::::::::ト、:._、:::';::、:\ ,〈 ´
'l::::::l l::ト、::::::::::::;'イヾ ヽ}::::\::.ー ノ /
/::|:::::|  ̄` \}::/ ,z=ミ ル厂´::/ /´ /
_彡:::八::::l ,z=ミ `' {::}:::√ , -' /
>‐=彡ヘ:、 _ . {::}ハ:l,.-{ /
`⌒1::ハ::::|::|\  ̄ /{::}-f ! / / おいっす姐さん!任されて!
l:' l:/|::|-、:≧=- イi }:{::}:ハ l / ,
|::|r: 冖、 ̄∨ / ハj′ . / 不肖ペパロニ、初投稿していくっす!
乂\: : :\r':v / '. /
/ l ` ─{ーf´ Ο ',l という訳で本日は「いとこ煮」っすよ!
,. ┴--| Ο : :|i 、!
」 ..,,_| l: :|:l、 }
/ ,{ l: : l : . : |
/ /∧ l : : : : 〉 Ο /│
┌──────────────────┐
用意するもの:
・かぼちゃ200g
・小豆50g
・砂糖 9g(大匙1)
・塩 2g(小匙三分の一)
あるいは醤油10ml(小匙2)
└──────────────────┘┘
④
-‐  ̄  ̄ `丶、
´ \
/ ヽ
}
〈 ノ
、 r ノ ノ_.ィ彡/
丶 _、x-rーt≠ 、 「 ' ⌒´〔
〕:、.,,_ _,,.、-‐く:::ヽ
/:/::::::::::. ̄::¨¨¨¨¨:: ̄:::::::::::::::::::ヽ:::::、
/:/::::::::::::;:::::::::::::::::::::::.`ヽ:::::::::::::::::::::::::::.\
/.:::::i::::::::::::/ `、::::::::::::::::::::::::}:::::`、:::::::::::}::::::丈`__
⌒´ノ::|:i:::::::√`丶、::::!::::::::::::厶-─:、::::::人::::::::::/ かぼちゃはー、角切りー…3cmぐらいっすかねー
ー=彡:::从::::::lrー=ミ、ヽl:::::::/,z=≠ミ:l::::/:⌒::::<_
<⌒::::::::、::|` 灯ハ ー ´ 灯ハ ´|::ヘ::::::::::::彡' 小豆はー、よく洗ってー、鍋にたっぷりの水と一緒に煮込むっす
≧ーァ{:ヾ 弋zソ 弋zソ 从ノ:i:::厂
i:∧ハ ′ /:):::::ハ:{
' |::::〉、 rー ┐ .イY::::/ }! ぐらぐら煮えたらお湯を捨ててー、水450mlぐらい入れてー
___从:::l-> ` ‐'_.、<(:乂、
´ 、ヾ:乂` ‐- 、 -┴ 7:、 かぼちゃも入れてー、砂糖と塩、あるいは醤油も入れてー
/ ,V´>.、 l l .ィ7: :}ヽ、_
/ , \: : 、丶″ /: ; : : ;ハ 後は柔らかくなるまで煮ていくっすよ!
/ } !\ \: ヽ //: :> '^;
_,厶イ´ ′ l 、_) ーv:宀く‐` ( ヽ ′
} / /' l ヽ:_:_ノ ` ヘ , 煮えたら汁気を飛ばしてー、出来上がりっす!
人 ' / /´ /´__ _ノ_彡
_--=彡:::;ゝ、 ' ' / /
、__>.:::::::::::/.::::::::> _ /
∨::::::::::::::':::::::::::::/|::::::::::≧=- .... ___ .....、-‐ヘ
、::::::::/:::::::::`:< |:::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::ヾ:、
\厶'゙:::::/ \|::ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';::::::::::::\_
/::::|:::::ハ、_,,,__ !{、 `、::::::::::ハ::::/:::::::::::::::::::::ハ:}::::::::::::::::::::::7´
厶べ:、:{::|`⌒ヾ:、 \::厶-‐ベ:l:::::::;::::::::{::ノ::::::::::::::__彡
__γ 7`ゝ z=≠ミ:、|::イ::::::::::;ゝ::::厂_ゝ
_ -{ / ':::八 ′ ル<` ̄:::イ:::ハ
_ -‐ l ! l::::{ : : 、 「 ┐ /f::_ノ ヽ:::::イ::/ ノ
'´ 、 . _ 、{ 乂ハ: : l \乂_ _ノ _.ィ : f::_ノ: : : }:/ レ 本当は冬至に食べるもんすけど、まぁ今も寒いし!
│ 、ヽ ≧、`__/ 、: :l ≧==≦ : : : f::_ノ: :_ イ
│ \フ´ ̄ / 、 >冖<. : : : :_: -f::_ノ ̄ _」 これを食べればむびょーそくさい!
│ | ' (_ノ {: : :/  ̄ ー彡ヘ ´ }
│ │ { ト / _ i ⌒ヾソ l ぼなぺてぃ!
│ | . |: :l ( _) | / '
│ |__ 、^ヽ /| : l ∨ / あ、醤油を使う方が栃木っぽい、ぽくない?
│ < l }ヾ゙ ': |: : l / .イ って中の人が言ってたっす!
r< | / -、i : l: : :l、 (`Y{ / ノ
} _j { 、_ノ| : : : : | `¨¨/ /. イ
おしまい
短いですが本日は以上
最近は地中海に制海権を得る為に遠征したり米作りに励んだりと
ゲーム熱が再燃してました
おかげですっかり投稿から足が遠のいてしまいました
コロナのせいで出歩けないから仕方が無いんです(言い訳)
乙~
かぼちゃと小豆の煮込み?甘くて美味しそう
乙
かぼちゃと小豆
不味いわけがない、むしろ大正義