新東名高速 伊勢原JCT～伊勢原大山ICが開通。周辺地域の観光振興に期待

NEXCO中日本が新東名 伊勢原JCT～伊勢原大山IC間の延長2kmを開通した

　NEXCO中日本（中日本高速道路）は、新東名高速道路（E1A）伊勢原JCT（ジャンクション）～伊勢原大山IC（インターチェンジ）間の延長約2kmを、3月7日15時に開通した。

　新型コロナウイルス感染拡大を防止する観点から、開通式典は中止されたものの、新区間は予定どおり開通。同社は、開通の瞬間を迎えた伊勢原大山IC料金所の様子を公開した。

開通直前の伊勢原大山ICの様子

開通した伊勢原大山IC

　伊勢原大山ICの開通により大山阿夫利神社、大山ケーブルカーといった大山周辺の観光スポットと、関東各地を結ぶ道路ネットワークが充実し、アクセスの所要時間は開通前と比べて22分短縮すると試算。地域の観光振興に期待されている。

　なお、東名高速道路（E1）と新東名を結ぶ伊勢原JCTはこれまで三叉分岐だったものが、今回の開通で4方向に接続する形態となった。ただし、今回開通区間～東名 名古屋方面、新東名 厚木南IC方面～東名 東京方面の各経路の走行はできないことや、海老名南JCT/厚木南IC方面から東名を利用する場合にはこれまでと異なり左方向への分岐が必要となったので、走行に注意を要する。

開通した新東名 伊勢原JCT～伊勢原大山ICの概要