新スタンダードスマホ「FCNT arrows We2」を写真でチェック! |
既報通り、FCNTが展開している「arrows」ブランドの新商品として5G対応スタンダードスマートフォン(スマホ)「arrows We2」を発表しました。合わせてarrows We2を取り扱う移動体通信事業者(MNO)からも発表があり、NTTドコモから「arrows We2 F-52E」、KDDIおよび沖縄セルラー電話の携帯電話サービス「au」および「UQ mobile」から「arrows We2(型番:FCG02)」が2024年8月中旬以降に発売されるとのこと。
また発売に先立ってNTTドコモおよびau、UQ mobileともに5月16日(木)11時から事前予約受付を実施しています。販路はNTTドコモではドコモショップや量販店などのドコモ取扱店および公式Webストア「ドコモオンラインショップ」や「ahamoサイト」など、auおよびUQ mobileではauショップやau Style、UQスポット、量販店などのau取扱店およびUQ mobile取扱店、公式Webストア「au Online Shop」や「UQ mobile オンラインショップ」などとなっています。
さらにNTTドコモではすでに紹介しているようにarrows We2 F-52Eを2024年8月16日(金)に発売するとお知らせし、ドコモオンラインショップでは2024年8月13日(火)10時に事前購入受付を開始します。価格(金額はすべて税込)はドコモオンラインショップなどの直営店では22,000円(分割では615円+611円/月×35回)で、残価設定方式の販売施策「いつでもカエドキプログラム」は対象機種となっていません。なお、auおよびUQ mobileでは現時点では発売日や価格は案内されていません。本記事ではarrows We2の外観や特徴などを写真を交えて紹介します。
前機種の「arrows We」はarrowsブランドにおいて「“すべての人が使いやすく、すべての人が手に取りやすい” 5Gスマートフォン」というコンセプトで幅広い人に訴求する新しいシリーズとしてNTTドコモやau、UQ mobileに加え、ソフトバンクの携帯電話サービス「SoftBank」といったMNOの主要3者から発売され、タイミング的に他メーカーに先駆けてQualcommのエントリー向けチップセット(SoC)「Snapragon 480 5G Mobile Platform」を搭載した製品として登場したことに加え、後継機種がすぐに投入されなかったこともあって販売台数が伸び、最終的にはAndroid搭載製品では日本歴代出荷台数1位となる総出荷台数280万台超となりました。
arrows We2はそんなarrows Weの後継機種としてメーカーの倒産・民事再生手続、買収による事業継承などを経てようやく登場した製品となっており、大幅にスペックを向上させたほか、arrowsブランド最高品質の操作性や快適さを提供するカメラ機能などのさまざまなアップデートによってスマホのある日常に楽しさやワクワクする体験を実現しており、これまで培ってきた「防水・防塵」や「耐久性」、「環境配慮」といった独自の強みは受け継ぎながらより多くの人に満足してもらえるようにコストと機能のバランスを取った快適なスマホだということです。
性能としては新たにチップセット(SoC)にはMediaTek製のミッドレンジ向け「Dimensity 7025」(オクタコアCPU「2.5GHz Arm Cortex-A78コア×2+2.0GHz Arm Cortex-A55コア×6」、オクタコアGPU「950MHz IMG BXM-8-256」)を採用し、arrows Weで採用していたSnapragon 480 5G Mobile Platformに比べ、Dimensity 7025はSnapdragon 6シリーズクラスの性能となっているため、かなり性能が上がっているほか、内蔵メモリー(RAM)も4GBと変わらないものの、内蔵ストレージの一部を処理用RAMとして活用することで4GBが追加可能になり、合計8GBとして使えるようになっています。
また標準搭載アプリ「メモリクリーナー」と組み合わせることによってアプリ起動時間を短縮してマルチタスク切替もストレスなく行え、RAM不足によるアプリの突発的な強制終了を防ぎ、永く使い込んでも快適な使い心地を維持できるようになっているとのこと。内蔵ストレージは64GBで、外部ストレージとしてmicroSDXCカードスロット(最大1TB)も搭載しています。一方、電池は4500mAhバッテリーを搭載し、Qnovoと共同開発した独自技術によって電池の劣化を抑え、4年後でも初期容量の80%を維持して購入した時の電池持ちが永く続くようになっています。
画面は上部中央にU字型ノッチ(切り欠き)が配置されたアスペクト比9:19.5の縦長な約6.1インチHD+(720×1560ドット)液晶ディスプレイ(約1677万色表示)を搭載し、ノッチ部分には約800万画素CMOS/広角レンズ(F2.0)のフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応しているほか、生体認証としては本体右側面にある電源キーに指紋センサーが搭載されており、電源キーはさらに復活を希望する声を受けてなぞったりして操作できる「Exlider」を搭載しています。これにより、画面に触れることなくズームやスクロールができ、拡大操作ができないWebページもアプリも自由にズームすることができます。
またディスプレイにはブルーライトを低減するEyecare機能を採用して目の健康に配慮しながら長時間の動画視聴やゲームが楽しめるようになっています。外観はarrows Weに続いてシンプルなデザインを採用しており、さらにarrowsブランドで継続して行う環境配慮への取り組みとしてarrows We2では電気電子部品を除いた本体重量の約65%に環境配慮材を使用しています。サイズは約155×73×8.9mm、質量は約179g、本体色はNTTドコモ版およびau版、UQ mobile版ともにライトブルーおよびネイビーグリーン、ライトオレンジの3色展開。
また環境に配慮しながらもまる洗いやアルコール除菌ができる防水(IPX5・IPX8)や防塵(IP6X)に対応したほか、従来からのarrowsの強みとして米国国防総省のMIL規格23項目に準拠した性能に加え、1.5mの高さから26方向でコンクリートに落下させる独自試験をクリアした画面割れに強い堅牢性によって利用時の安心安全を提供します。さらにメーカー独自試験によって温度45℃・湿度99%に対応しており、お風呂でも安心して使えるため、インターネットラジオとFMラジオが聴ける「ラジスマ」に対応しているからバスタイムをゆったり楽しいひとときに。
リアカメラは以下のデュアル構成で、引き続いてシャッターを切るだけで写真が美しく仕上げる「Photoshop Express」モードを搭載しているほか、メインセンサーは4つの画素を1つにまとめて暗いシーンでも明るく美しい撮影が可能なクアッドピクセル技術に対応しておい、Super Night Shotなら細部にいたるまで鮮やかに表現ができ、新たに楽しい思い出の写真も動画も無料・無制限で簡単に共有・整理ができる「家族アルバム みてね」アプリもプリインストールしており、家族アルバム みてねではさらに写真プリントが毎月8枚無料でもらえます。
・約5010万画素CMOS(4in1)/広角レンズ(F1.8)
・約190万画素CMOS/マクロレンズ(F2.4)
OSはAndroid 14をプリインストールしており、子供のスマホデビューにもぴったりの使用可能なアプリや使用時間帯、1日の使用可能時間まで細かく設定できる機能や文字もアイコンも見やすい「シンプルモード」を搭載しているほか、セキュリティー機能も充実しており、誰でも安心して使えるさまざな機能が詰め込まれ、例えば、自動生成されたパスワードで使いまわしを防止してIDとパスワードを端末本体で一括管理することで情報漏洩のリスクを最小化できる「arrows passport」などを搭載しています。
また電話帳未登録の番号から電話がかかってきたときに発信者側にけん制メッセージを自動で伝える迷惑電話対策機能を搭載していたり、電話帳未登録の番号に電話をかけると、音声認識技術により会話の中から還付金詐欺に関する特定のキーワードを抽出して危ないシーンを自動で察知した端末が犯人へのけん制メッセージを発信する還付金詐欺対策機能によって詐欺を未然に防ぐことができるので安心です。他にも「スライドインランチャー」や「FASTフィンガーランチャー」、「FASTメモ」、「プライバシーモード」、「ダイレクト給電」も引き続いて搭載しています。
その他の仕様ではUSB Type-C端子および3.5mmイヤホンマイク端子、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、Wi-Fi 5に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)、Bluetooth 5.2、位置情報取得(A-GNSS)、緊急速報メール、ハイレゾ音源、防犯ブザーなど。ワンセグやフルセグ、赤外線通信、ワイヤレス充電には非対応。携帯電話ネットワークの対応周波数帯はNTTドコモ版は以下の通りで、SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)となっています。
5G NR: n1, n28, n78, n79
4G LTE: Band 1, 3, 5, 8, 12, 18, 19, 28, 39, 41, 42
3G W-CDMA: Band I, V
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
製品名(読み方) | arrows We2(アローズ ウィー ツー) |
型番 | F-52E |
サイズ | 約155×73×8.9mm |
質量 | 約179g |
本体色 | ライトブルー、ネイビーグリーン、ライトオレンジ |
ディスプレイ | 約6.1インチHD+(720×1560ドット) TFT液晶 |
HDR表示 | ー |
チップセット(SoC) | MediaTek Dimensity 7025 |
CPU | オクタコア(2.5GHz Arm Cortex-A78コア×2+2.0GHz Arm Cortex-A55コア×6) |
GPU | オクタコア(950MHz IMG BXM-8-256) |
内蔵メモリー(RAM) | 4GB(LPDDR4X) |
内蔵ストレージ | 64GB(UFS 2.1) |
外部ストレージ | microSD/microSDHC/microSDXC(最大1TB) |
リアカメラ | 約5010万画素CMOS/広角レンズ(F1.8)、約190万画素CMOS/マクロレンズ(F2.4) |
フロントカメラ | 約800万画素CMOS/広角レンズ(F2.0) |
バッテリー容量 | 4500mAh/17.07Wh(取外不可) |
接続端子 | USB Type-C(USB 2.0) |
ワイヤレス充電 | ー |
連続待受時間(静止時)[4G(LTE)] | 約440時間 |
連続通話時間(静止時)[VoLTE/VoLTE(HD+)/VoLTEビデオコール] | 約1470分/約1380分/ー |
充電時間 | 約140分(ACアダプタ 08使用時) |
急速充電 | ⚪︎(PD3.0) |
生体認証 | 指紋、顔 |
防水/防塵/耐衝撃 | ○/○/○ |
おサイフケータイ(FeliCa/NFC) | ○/○ |
ワンセグ/フルセグ | ー/ー |
FMラジオ/ワイドFM/ハイブリッドラジオ | ○/○/○ |
ハイレゾ音源 | ー |
テザリング同時接続数[Wi-Fi/USB/Bluetooth] | 10台/1台/4台 |
無線LAN(Wi-Fi) | IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠 |
Bluetooth | Version 5.2 |
最大通信速度(5G)[受信時/送信時] | 2.1Gbps/218Mbps |
VoLTE/VoLTE(HD+) | ○/○ |
SIM | nanoSIMカード×1+eSIM(デュアルSIM) |
OS | Android 14 |
メーカー | FCNT |
記事執筆:S-MAX編集部
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