IIJmioのギガプラン(タイプA)にて音声eSIMが10月25日より提供!

インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は28日、同社が移動体通信事業者(MNO)から携帯電話回線を借り入れて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供している携帯電話サービス「IIJmio」( https://www.iijmio.jp )において音声通話機能付き「eSIM」(以下、音声eSIM)を2022年10月25日(火)より提供開始すると発表しています。

まずは料金プラン「ギガプラン」のタイプA(au回線)にて提供されます。合わせてオンライン本人確認「eKYC」を導入し、最短で申込日に即日利用可能になるということです。なお、eKYCはLiquidが提供する「LIQUID eKYC」を採用しているとのこと。またIIJmioを「ビックカメラ」ブランドで提供している「BIC SIM」でも同様に10月25日より音声eSIMが提供開始されます。

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昨今、通信料金の節約や通信障害時のバックアップなど、1台のスマホで複数のSIMを利用したいというニーズが高まるなか、短時間で手軽に契約手続きができるeSIMの有用性に注目が集まっており、IIJではこれまでもデータ通信専用のeSIMを提供してきましたが、予備回線として音声通話利用のニーズも高いことから音声eSIMの提供を開始することにしたということです。

eSIMはスマートフォン(スマホ)などの機器に携帯電話サービスの利用に必要な加入者情報(SIMプロファイル)を遠隔で書き込める組み込み型のSIMで、スマホなどに物理SIMカードを挿入することなく、eSIM対応製品にプロファイルをダウンロードするだけで手軽に携帯電話サービスを開始することが可能です。

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これまでの物理SIMカードではIIJmioのWebサイトから音声通話機能付きSIMを申し込む場合に手元にSIMカードが届いて利用開始できるまでに最短でも3~4日程度の日数を要しますが、音声eSIMでは物理SIMカードの配送が不要になるり、さらにeKYCの導入によって本人確認もオンラインで完結するため、最短で申し込み日に即日利用可能になります。

IIJmioが提供する音声eSIMはギガプランのタイプAとなり、利用料金(金額はすべて税込)は物理SIMのギガプランのタイプAと同じとなります。また初期費用3,300円、SIMプロファイル発行手数料(再発行含む)220円、ユニバーサルサービス料2.2円/月がかるほか、音声通話料11円/30秒やSMS送信料などは別途かかり、IIJmioひかりとセットの契約で660円/月が割り引かれる「mio割」も対象です。

ただし、現時点では既存のギガプランのタイプAを利用している人が物理SIMカードからeSIMへ交換することはできないということです。またeSIMではタイプ変更も行えないとしています。

<音声eSIM(データ通信+音声通話機能)[タイプA]のプランと料金>
プラン/月間高速データ容量2GB4GB8GB15GB20GB
月額基本料850円990円1,500円1,800円2,000円




記事執筆:memn0ck


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