新フラッグシップスマホ「Sony Xperia 1 IV」に日本のオープン市場向けメーカー版「XQ-CT44」が登場へ!

既報通り、ソニーは11日、同社が展開している「Xperia」ブランドにおける新しいフラッグシップスマートフォン(スマホ)「Xperia 1 IV(エクスペリア ワン マークフォー)」を発表しました。日本を含む国・地域で5月より順次発売され、日本国内ではNTTドコモやKDDIおよび沖縄セルラー電話の携帯電話サービス「au」、ソフトバンクの携帯電話サービス「SoftBank」からそれぞれ2022年6月上旬以降に発売されます。

販路はNTTドコモ版「Xperia 1 IV SO-51C」がドコモショップや量販店などのドコモ取扱店および公式Webストア「ドコモオンラインショップ」など、au版「Xperia 1 IV SOG06」がauショップやau Style、量販店などのau取扱店および公式Webストア「au Online Shop」など、SoftBank版「Xperia 1 IV(型番:A201SO)」が公式Webストア「ソフトバンクオンラインショップ」のみとなっており、SoftBankではソフトバンクオンラインショップにてXperia専用のスマホ差し込み型ビジュアルヘッドセット「Xperia View」とセットにした「Xperia 1 IV View Kit」も数量限定で販売されます。

すでにNTTドコモでは5月12日(木)10時より、auでは5月11日(水)17時より事前予約受付を実施しており、SoftBankでも後日予約受付を実施する予定とのこと。またソニーでも直営店やソニーストア銀座にてNTTドコモ版とau版の取り扱いおよび予約受付を行っており、ソニーストア 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神にてXperia 1 IVの先行展示を実施予定です。

そんなXperia 1 IVですが、ソニーの公式Webページ『BRAVIA CORE for Xperia | Xperia(エクスペリア)公式サイト』において「本プロモーションをご利用いただけるソニーのスマートフォンのモデル名はXQ-BC42, SO-51C, SOG06, A201SO, XQ-CT44です。」と記載されており、日本のオープン市場向けメーカー版(いわゆるSIMフリーモデル)「Xperia 1 IV XQ-CT44」が存在することが示されています。

Xperia 1 IV XQ-CT44の発売時期や価格、仕様などの詳細については不明ですが、少なくとも日本市場向けのNTTドコモ版も含めた各機種ともにnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMが1つのデュアルSIMに対応しており、型番からXperia 1 IV XQ-CT44も同様にnanoSIMカードスロット+eSIMのデュアルSIM対応であることが推測できます。

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Xperia 1 IVはXperiaブランドのフラッグシップモデル「Xperia 1」シリーズの最新機種で、昨年発売された「Xperia 1 III」の後継機種となり、同様に映画のスクリーンのアスペクト比である2.35:1とほぼ同じとなる21:9の約6.5インチ4K HDR(1644x3840ドット)有機ELによるシネマワイドディスプレイを搭載し、新たにチップセット(SoC)がQualcomm製「Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform」となって高性能化しています。

ディスプレイは切り欠きのないXperia 1 IIIと同じく最大120Hzリフレッシュレートおよび最大240Hzタッチサンプリングレートに対応し、さらにMotion Blur Reductionによってリフレッシュレートは240Hz相当で非常に高精細で残像が少ない滑らかな画面表示を実現しているほか、新たに輝度がXperia 1 IIIと比べて約50%向上し、屋外での視認性を高めています。

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主な仕様は12GB内蔵メモリー(RAM)および256GBまたは512GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、USB Type-C端子、急速充電、ワイヤレス充電、3.5mmイヤホンマイク端子や側面指紋センサー、FMラジオ、NFC Type A/B、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、Android 12など。また日本市場向けはおサイフケータイ(FeliCa)にも対応しています。カメラは以下の構成でリアカメラすべてにZEISS(ツァイス)レンズを採用しています。

<リアカメラ>
・1/1.7型の約1220万画素CMOS「Exmor RS for mobile」(1画素1.8µm)+広角レンズ(焦点距離24mm相当/画角82°/F1.7)
・1/3.5型の約1220万画素CMOS「Exmor RS for mobile」+望遠レンズ(焦点距離85mm相当/画角28°/F2.3、焦点距離125mm相当/画角20°/F2.8)
・1/2.5型の約1220万画素CMOS「Exmor RS for mobile」+超広角レンズ(焦点距離16mm相当/画角124°/F2.2)
・3D iToFセンサー

<フロントカメラ>
・1/2.9型の約1220万画素CMOS「Exmor RS for mobile」+広角レンズ(画角83°、F2.0)

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サイズは約165×71×8.2mm(最厚部約9.7mm)、質量は約187g、本体カラーはブラックおよびアイスホワイト、パープルの3色展開。ディスプレイ面および背面ともに強化ガラス「Corning Gorilla Glass Victus」による完全なフラットガラスを採用することで余計なものを排除し、側面はマット処理が施されたメタルフレームを採用しています。防水(IPX5およびIPX8)および防塵(IP6X)に対応。その他の詳細な製品情報は『2022年6月上旬以降に発売され』をご覧ください。

これまで日本国内向けとしてはNTTドコモからXperia 1 IV SO-51C、auからXperia 1 IV SOG06、SoftBankからXperia 1 IV A201SOが発売されることが案内されていましたが、新たにメーカー版であるXperia 1 IV XQ-CT44の存在も明らかになりました。なお、海外向けでは欧州など向け「Xperia 1 IV(型番:XQ-CT54)」やアメリカなど向け「Xperia 1 IV(型番:XQ-CT62)」、中国・ロシアなど向け「Xperia 1 IV(型番:XQ-CT72)」も用意されており、XQ-CT**という型番はXperia 1 IVのメーカー型番となっています。

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記事執筆:memn0ck


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