楽天モバイルが楽天回線のエリアマップを1月4時点のデータに更新!

楽天モバイルは14日、同社が移動体通信事業者(MNO)として自社回線(以下、楽天回線)を構築して提供している携帯電話サービス「Rakuten UN-LIMIT VI」( https://network.mobile.rakuten.co.jp/ )において新たに埼玉県飯能市や新潟県妙高市、滋賀県米原市、鹿児島県南九州市、沖縄県石垣市・宮古島市などの32道府県103地域を楽天回線エリアに追加したとお知らせしています。

また合わせて同社の公式Webサイトにて公開している4Gおよび5Gのサービスエリアマップ( https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/ )を更新し、4Gでは新たにサービスエリアマップは2022年1月4日のデータとなっており、これまで「現在」と「2022年2月末」および「2022年4月以降」の対応予定エリアとなっていましたが、これが「現在」と「2022年3月末」および「2022年5月以降」の対応予定エリアとなっています。


楽天モバイルでは楽天回線による正式サービス「Rakuten UN-LIMIT」を2020年4月に開始し、楽天回線エリアにおけるデータ通信は使い放題、専用アプリ「Rakuten Link」での音声通話・SMSも無料で月額3,278円(金額はすべて税込)で使え、さらに2021年4月からは新料金のRakuten UN-LIMIT VIにアップグレードされ、1GB以下なら月額0円(無料)、3GB以下ならげ月額1,078円、20GB以下なら月額2,178円、使い放題で月額3,278円となっています。

さらにRakuten UN-LIMIT VIではRakuten Linkでの音声通話・SMSはカウントフリーとなるため、月1GB以下の月額0円でも音声通話・SMSは使い放題となるとのこと。なお、楽天回線エリア以外ではパートナー(au)回線のローミングサービスにて月5GBまでは追加料金なしで高速データ通信が使え、月5GBを超えても最大1Mbpsで利用できます。

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そんなRakuten UN-LIMIT VIですが、当面の最大の課題は楽天回線エリアの拡大となっており、MNO参入のために総務省に提出した新規開設計画を5年前倒ししてエリア拡大を行い、半導体不足の影響などで若干遅れはしましたが、先日2月4日には実際に約4年前倒しで日本全国の人口カバー率が96%に到達しました。そうした急拡大するエリア展開に合わせて同社では楽天回線のエリアマップをおおよそ1ヶ月ごとに更新しており、今回は前回の12月28日(12月1日時点)から1ヶ月半ぶりでの更新となりました。今回の新たに追加された地域は以下の通り。

・北海道共和町
・北海道月形町
・北海道上川町
・北海道天塩町
・北海道安平町
・北海道様似町
・北海道大樹町
・北海道本別町
・北海道足寄町
・北海道標茶町
・岩手県二戸市
・宮城県蔵王町
・茨城県小美玉市
・埼玉県飯能市
・埼玉県越生町
・埼玉県神川町
・神奈川県松田町
・新潟県妙高市
・新潟県津南町
・富山県舟橋村
・山梨県都留市
・山梨県市川三郷町
・長野県飯山市
・長野県中川村
・長野県山形村
・長野県高山村
・長野県木島平村
・岐阜県北方町
・滋賀県米原市
・滋賀県豊郷町
・滋賀県多賀町
・大阪府太子町
・奈良県河合町
・和歌山県橋本市
・和歌山県岩出市
・鳥取県琴浦町
・島根県江津市
・広島県廿日市市
・徳島県阿南市
・福岡県久山町
・福岡県粕屋町
・福岡県吉富町
・佐賀県唐津市
・熊本県人吉市
・熊本県湯前町
・鹿児島県指宿市
・鹿児島県薩摩川内市
・鹿児島県南九州市
・沖縄県石垣市
・沖縄県宮古島市
・沖縄県久米島町
・沖縄県多良間村

※記載のエリアでも楽天回線エリアに該当しない場合があるとのこと。

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埼玉県飯能市の1月4日時点のRakuten UN-LIMIT VIの4Gエリア


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埼玉県飯能市における1月4日時点の2022年3月末のRakuten UN-LIMIT VIの4Gエリア対応予定


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埼玉県飯能市における1月4日時点の2022年5月以降のRakuten UN-LIMIT VIの4Gエリア対応予定

なお、Rakuten UN-LIMIT VIではローミングによるパートナー(au)回線エリアについては2026年3月31日までは「東京23区、名古屋市、大阪市および局所的なトラヒック混雑エリアを除く全国エリア」および「地下鉄、地下街、トンネル、屋内施設や観光名所等の一部」で使えるものの、都道府県ごとに楽天回線エリアの人口カバー率が70%を上回った時点でKDDIとの協議をもってローミング提供の継続・終了が決定されます。

すでに東京都や大阪府、愛知県、奈良県、宮城県、埼玉県、千葉県、神奈川県、新潟県、静岡県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、広島県、愛媛県、福岡県、北海道、青森県、秋田県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、三重県、鳥取県、岡山県、山口県、徳島県、香川県、佐賀県、熊本県、大分県、宮崎県、沖縄県の一部で順次、KDDIによるローミング提供が終了しています。

また原則として一部地域を除いて東京都は2021年3月末に楽天回線に切り替え済みなほか、千葉県と神奈川県は2022年3月末、埼玉県および茨城県、栃木県、群馬県、富山県、石川県、愛知県、滋賀県、大阪府、兵庫県は2023年3月末にかけて切り替え予定となっています。さらに地下鉄や地下街などについてもauローミングが順次終了しているということです。


追記(2022/02/15 15:03:30)
記事初出で楽天モバイルのプレスリリースで案内されていた都道府県/地域から「24道府県52地域」としていましたが、楽天モバイルから「32道府県103地域」と案内があったので修正しています。

記事執筆:memn0ck


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