『使い勝手のいい軽量紙パック式のスティック』 日立 かるパックスティック PKV-BK3L(V) [ラベンダー] コヤマタカヒロさんのレビュー・評価

かるパック スティック本体をスタンドに立てかけたところ。	専用の紙パックに2ヶ月分のゴミが貯められる。	ボタンは「標準/強」と「自動」「切」の3つのみ。
ヘッドの先には「ゴミくっきりライト」を搭載。	軽量化のために［トポロジー最適化］技術を 採用した延長パイプ。	1.1kgと軽いので指先1本でも持てる。

約1.1kgの軽量サイズを実現したコードレススティック掃除機。軽さとハイパワー3Dファンモーターによる吸引力を両立しています。集じん方式として紙パックを採用しており、たっぷり最大2ヵ月分のゴミがためられるので、ゴミ捨ての手間が減らせるのがポイント。ハンディブラシと2WAYすき間ブラシが付属し、ハンディ掃除機としても使えます。

メーカーから製品をお借りして試した。

最大のポイントはごみの集じんに紙パック方式を採用すること。これまで紙パック方式の掃除機はゴミがたまると空気が抜けにくくなり、吸引力が低下するという欠点があった。そこで導入されたのが「パワー長もち流路」。ゴミがたっぷり溜まっても空気がスムーズに流れる構造により、吸引力が低下しにくい。

そしてもうひとつが非常に軽いこと。本体質量は約1.1kg。アルミ製のファンモーターの採用や強度を維持しながらも。計量化した延長パイプ、軽量ヘッドなどにより、片手でサッと持てる軽さを実現しています。実際に使ってみましたが非常に軽く、片手で持ち上げられます。

また、ヘッドの自走力も強いのでスイスイと掃除できました。ヘッドの先端には緑色LEDによる「ゴミくっきりライト」を搭載。見えにくいゴミが浮かび上がる仕組みなので、掃除した場所とゴミが残っている場所がわかりやすいのもポイントです。

延長パイプとヘッドを取り外してハンディブラシと2WAYすき間ブラシに付け替えることで棚の上なども掃除できます。本体サイズは幅205×奥行き230×高さ1082mmで、コードレススティック掃除機としては平均的なサイズ。

日立の他の掃除機と比べると付録のアタッチメントがやや少ない点と、スタンドに置くだけでは充電ができず、電源ケーブルを差す必要がある点は注意。

軽さと、使い勝手の良さ、そしてサイクロン方式のように細かくゴミ捨てをしなくていい点が魅力です。