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 秋田県大館市教育委員会が、子どものゲーム・インターネットを規制する条例案の提出を検討していることが2月27日に報道されました(関連記事)。

 香川県議会で検討中の「ネット・ゲーム依存症対策条例案」が物議を醸すなか、「平日のゲームは原則1日1時間」を掲げた狙いは? 大館市教委に取材しました。



 “ネット・ゲーム依存症”の防止を目的に検討されている大館市教委の条例案。香川県議会が独自に定義した症名をそのまま使用し、ゲーム利用を「平日原則60分」と定めるなど、「(香川県)ネット・ゲーム依存症対策条例案」との類似が指摘されています。

 一方で、ゲーム以外を目的としたスマートフォンの利用および休日の活動については、「子どもと話し合って家庭のルールを決め、順守するよう努める」としており、より柔軟な姿勢を示しています。

 大館市教委は取材に対し以下のようにコメントしています。


 前提として、今回の条例案は「ゲームによって直接的に学力が下がる」といった考え方に基づくものではありません。また、ゲームを悪者にしようという意図もありません。

 24時間という限られた1日の中で、健康的な食事や睡眠、学業の時間を捻出するためには、各ご家庭でゲームの利用時間にルールを定める必要があると考えます。以前から市として各ご家庭にお願いしていますが、実態調査ではゲームの平均利用時間が年々増えており、保護者からは具体的な数値を示してほしいという声も上がっています。

 そのため便宜上「平日は原則1時間」としましたが、各ご家庭が問題ないと判断されれば、それ以上利用していただいて差し支えないと考えています。

 なお1時間という数字については香川県の「ネット・ゲーム依存症対策条例」に追従する意図はなく、昔から市で呼びかけていた数値をそのまま使用しました。

 上から押さえつけるような規則にならぬよう、保護者やお子さんの話も聞きながら検討していきたいと考えています。


 大館市教委は「ゲームによって直接的に学力が下がるといった考え方に基づくものではない」とし、各家庭での取り組みを尊重する考えを述べました。提出時期については「6月の定例議会を目指しているが、検討中」としています。


「ネット・ゲーム依存症」という用語については、香川県と同じ考えか、独自の定義を用いるのか、疑問が残ります

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