これまでTPP交渉については、日本が参加する条件として「5項目の農産物を聖域化する」と公約した安倍政権と「例外なき関税撤廃」や大幅な規制緩和を求めるオバマ政権との間に大きな隔たりがあると報じられてきた。 それが合意していない以上、まだまだ交渉は難航しているはず。しかし、なぜか年明けから「3月末の基本合意を目標」といった報道が日本でも目につくようになり、あたかも「早期合意」が既成事実で