かつては低成長企業の代表格だった三菱重工業が、事業規模5兆円の高収益企業へと脱皮を図っている。2014年4月1日付で社内の大規模な組織改革を完成させたほか、独シーメンスと製鉄機械分野を統合することも発表した。いたずらに規模を追わず、利益を重視する企業が多い中、三菱重工は規模も利益も同時に追い求める。「5兆円規模にならなければ、世界に伍していくことは困難」「5兆円規模にならなければ、継続的に世界に伍していく