『踊る大捜査線』シリーズなど、数多くのヒット作の脚本を手がけ、『容疑者 室井慎次』 (05)や『誰も守ってくれない』(09)で監督としてメガホンも取ってきた君塚良一。そんなヒットメーカーが、2011年3月11日に起こった東日本大震災での遺体安置所を描いた映画を撮ると聞いて、正直とても驚いた。その名も『遺体 明日への十日間』(2月23日公開)。君塚監督にインタビューし、話を聞いたら、いかにこのチームが真摯に作品に向き合っ