福島県の農業生産法人グリーンサービスは2008年4月にも、配当金の代わりに年1回自社で生産した「新米」を届ける「お米社債」を発行する。発行する社債は1口20万円の私募債券で、期間は3年。出資者は毎秋に、同社が生産した会津産コシヒカリの新米10キロを受け取ることができる。いわばお金に代わる「現物支給」になるが、これにも問題がないわけではない。 利回りはゼロ%、お米は株主優待のようなも