岸田文雄首相自民党は、派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正を巡り、政党から政治家個人に支出し使途公開の義務がない政策活動費について、公開する方向で検討に入った。これまで自民は公開に慎重だったのに対し、公明党が使途公開を唱えていた。岸田文雄首相が6日、法改正に向け、党政治刷新本部の実務者に対し、今週中に公明党と与党案について合意できるよう作業の加速化を指示したことを踏まえた。