第3の大惨事は、令和6年能登半島地震(マグニチュード7.6、最大震度7)による地殻変動が引き起こす、関連他地域での「内陸直下型大地震」である。今回の能登半島地震では、能登半島の北部沿岸地域で最大4メートルにも達する地面の隆起が観測された。水平方向の地殻のズレも随所で観測され、例えば石川県輪島市では西方向に約1.2メートル、珠洲市と穴水町でも西方向に約90センチ、七尾市の能登島では北西方向に約70センチの