配偶者や恋人からの暴力(DV)は、決して許されるものではない。一般的にDVというと、男性から女性への暴力を思い浮かべる。しかし、令和2年度の「内閣府男女共同参画局の統計」によると、女性の約4人に1人、男性の約5人に1人は、配偶者から暴力を受けたことがあるとされている。今回は女性から暴力を受けた男性の実例に迫る。国際的に活躍する医療関係者の中村さん(仮名・40代後半)。現在、専業主婦だった妻からのDVと親権