大石友好氏は1985年春季キャンプ直前に中日へ移籍西武、中日で捕手として活躍した大石友好氏にとって、1985年1月24日は“運命の日”になった。西武・杉本正投手、大石氏と中日・田尾安志外野手の2対1の交換トレードがスポーツ紙のスクープ報道により、明らかになったのだ。「僕も新聞を見て知りました。西武が好きだったし、つらかったです」。その日、大石氏は所沢のブルペンで尊敬する先輩・東尾修投手のボールを泣きながら受