大野豊氏は出雲市信用組合の3年目、硬球で5回13Kの衝撃投球運命に導かれるようだった。広島OB会長で野球評論家の大野豊氏は、21歳だった1977年2月に広島カープのテストを受けて合格。同年3月にドラフト外で入団となった。軟式の出雲市信用組合出身。当初はプロ野球選手になるなんて考えてもいなかったが、社会人3年目(1976年)の秋頃に突然、流れが変わった。一気に新たな道をこじ開けて、飛び込んだ。そこへ行き着くまでには、