少子化に拍車がかかる中、子どもを産んで育てる母親にとって切れ目のない支援が不可欠となっている。それを支える仕組みが「産前産後ケア」だ。3月に川崎・武蔵小杉で産前産後ケア施設を含む複合施設「コスギアイハグ」が開業。その監修に携わったのが、長年、子育て支援の政策に携わってきた東邦大学看護学部元教授の福島富士子氏だ。「日本は台湾や韓国などと比べて施設・設備面でも文化的な面でも後れをとる」と指摘し、日本の