準決勝、決勝では登板なしも…初回からブルペンで準備していた宇田川優希ポーカーフェースは変わらなかった。だが、1か月前の宮崎キャンプの頃とは明らかに表情が変わり、自信に満ちあふれていた。野球日本代表「侍ジャパン」の宇田川優希投手(オリックス)は世界一の瞬間を左翼後方のブルペンから見つめた。全速力でマウンドへ向かい、喜びを爆発させた。米国で登板する機会はなかったが、侍ジャパンに欠かせない1つのピースだ