「失業給付金」の支給方式が大きく見直される方向だ。現在は自己都合で退職した場合、給付までに原則2か月以上かかるが、それが短縮されることになりそうだ。政府は2023年年6月をめどに、新しい方式をまとめるという。まだ詳細は不明だが、多くの働く人にかかわる制度変更だけに、関心を集めている。転職を促す狙い見直しの意向は2月15日、岸田文雄首相が表明した。日経新聞によると、労働移動の円滑化に向けて「自己都合で離職し