ANAホールディングス(HD)と日本航空(JAL)が2023年2月2日、23年3月期第3四半期(22年4〜12月期)の連結決算をそれぞれ発表した。ANA HDの最終損益は626億円の黒字、JALは163億円の黒字だった。前年同期はそれぞれ1028億円の赤字、1283億円の赤字で、ともに4〜12月期としては3年ぶりの黒字となった。水際対策の緩和など、人の往来が活発になったことが両社の業績回復を後押しした。対照的だったのは両社の会見スタイルだ。ANAは