華々しく美術館で開催される展覧会。しかし、その舞台裏では、美術業界で権威を持つ美術館の学芸員や職員らによる、作家へのハラスメントが横行しています。ところが、狭い業界であることに加え、フリーランスである作家は泣き寝入りすることが多く、これまで明るみに出ることはほとんどありませんでした。弁護士ドットコムニュース編集部では、1年以上かけて美術業界における性暴力やハラスメントの被害実態を取材してきました。