NHKの「貯め込み」が加速している。1月23日発売の『週刊東洋経済』の特集「NHKの正体」では、公共放送という衣をまとって「受信料ビジネス」を展開するこの組織を解剖した。受信料収入は減収も…2022年9月末時点のNHKの連結剰余金残高は5135億円。営利を目的としない特殊法人でこの数字というだけでも貯め込みすぎの観があるが、それより注視すべきは8674億円もの金融資産残高だ。剰余金残高の1.7倍近くに上る。受信料収入は2018年