平成の外食産業では「ハンバーガー65円」のようななりふり構わぬ価格競争が起きた。なぜそんなことになったのか。日経ビジネス記者の鷲尾龍一さんは「バブル崩壊でファストフードやファミレスが低価格競争に走った。こうした平成の安売りは日本国民に『外食は安い』というイメージを植え付けてしまった」という――。※本稿は、鷲尾龍一『外食を救うのは誰か』(日経BP)の一部を再編集したものです。写真=iStock.com/Ziga Plahu