中国ではいま、「ゼロコロナ」政策へのデモ活動が拡大し、政府に対する憤りの声が各地で噴出している。厳しい言論統制が敷かれている同国で、民衆はいかにして勇気を奮い立たせて行動を起こしたのか。中国で約300万部、そして世界累計で1000万部を突破した、大ベストセラーシリーズ『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』の2冊を手がかりに、国際コラムニスト・加藤嘉一氏がその背景を探る。沈黙を破り、立ち上がった中国の民衆いま