2022年も学校が冬休みに入り給食が無い年末年始に向け、生乳を大量廃棄する恐れが出てきた。物価高で節約志向が広がる中、牛乳・乳製品は値上げされた。訪日客復活による需要回復への期待は、第8波が懸念されるコロナ再拡大で水を差す可能性がある。全国の酪農団体などでつくるJミルク(東京)は「去年より楽観視できる状況ではない」と警戒感を強める。 Jミルクによると、2022年度の生乳生産量は前年度比0.5%増の768万7千&#1