若者の教育に頭を痛めているのは世界どの国でも同じだろうが、北朝鮮の場合は、切実さが異なる。同じ民族ながらかつて戦火を交え、今でも戦争(休戦)状態にある不倶戴天の敵、韓国が若者の憧れの国になってしまっているからだ。ドラマ、バラエティ、映画、K-POPなど、質の高い韓流コンテンツが、北朝鮮へ次から次へと流れ込み、様々な形で北朝鮮の文化に変容をもたらしている。当局は「反動思想文化排撃法」「青少年教養保障法」