国葬の葬儀委員長を務めた岸田首相(中)と喪主の安倍昭恵さん(右)(JMPA代表撮影)さまざまな政治的背景で国論を分断させた9月27日の安倍晋三元首相の「国葬」と前後3日間にわたった「弔問外交」が28日、終わった。迫りくる政権危機の回避に向け、国葬・弔問外交で反転攻勢を狙った岸田文雄首相だが、「結果的に『分断』だけが際立つ空疎な儀式」(自民長老)となったのが実態だ。安倍元首相が7月8日、暴漢の銃撃による非業の死