ロシア、中国、北朝鮮を軸とする世界的な地政学リスクが高まっている現在、「一つでも多くの国を自陣に取り込みたい」というのが米国の本音だろう。しかしその思惑とは裏腹に、「米国の支配主義」に対する反感や中国への賛同が一部の新興国・途上国間で広がっているという。■「世界最強の覇権国家」巻き返しに奔走するバイデン大統領長年に渡り「世界最強の覇権国家」の座に君臨してきた米国の衰退が顕著になったのは、トランプ政