東北大学、京都大学、科学技術振興機構などは15日、がんが末期になると、全身に不調が生じる仕組の一端を解明したと発表した。これまでがんが末期なると、全身に不調が生じることは知られていたが、その仕組の理解は、限定的だった。研究グループによれば、今回の研究成果によって、なぜがんが末期になると全身に不調が生じるのか、その仕組について理解が進み、そのような不調を強力に抑える方法の開発につながることが期待でき