「打てなくても、絶対態度に出さない」守れなかった約束捕れたはずの二遊間のゴロを、グラブではじいた。記録は内野安打でも、ミスだと自分が一番わかっていた。中日の京田陽太内野手は、反射的にベンチを見た。溝脇隼人内野手がベンチ裏へ準備に向かっているのが見えた。「ああ、交代か」。5月4日のDeNA戦(横浜)。わずか数時間後に名古屋に向かう新幹線に乗ってるとは思いもしなかった。【小西亮】選手会長として3年目を迎