第二次世界大戦後、米軍の統治下にあった沖縄から多くの若者がアメリカへ留学し、帰郷後、政治や経済、教育などの分野において沖縄社会をリードした。敗戦を経験した留学生はアメリカで何を学び、感じたのか。琉球大学の山里絹子准教授が当事者の証言をまとめた『「米留組」と沖縄米軍統治下のアメリカ留学』(集英社新書)から、一部を紹介する――。写真=iStock.com/Eloi_Omella※写真はイメージです - 写真=iStock.com/El